JPH06291009A - 露光方法及び露光装置 - Google Patents
露光方法及び露光装置Info
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- JPH06291009A JPH06291009A JP5236031A JP23603193A JPH06291009A JP H06291009 A JPH06291009 A JP H06291009A JP 5236031 A JP5236031 A JP 5236031A JP 23603193 A JP23603193 A JP 23603193A JP H06291009 A JPH06291009 A JP H06291009A
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
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Abstract
に、投影光学系の解像限界を超える高解像のパターンを
形成する。 【構成】被投影原版のパターンを投影光学系によって所
定の感光素材上に投影する投影露光方法において、前記
感光素材として潜像反応濃度が入射光強度に対して非線
型な感度特性を持つものを用い、感光素材上での光強度
分布が異なる複数の露光を行う。具体的には、被投影原
版として複数のパターンを用い、例えば第1パターンを
有する第1被投影原版と第2パターンを有する第2被投
影原版とを用い、感光素材に対して第1被投影原版によ
る第1露光後に第2被投影原版による第2露光を行うこ
とにより、感光素材上に第1パターン及び第2パターン
よりも微細なパターンの潜像濃度分布を形成する。
Description
製造に用いられる露光装置特に投影型露光装置及び投影
露光方法に関する。
望のパターンは全て同一レチクル上に配置され、一度の
露光によって基板に焼き付るようになっていた。その
際、基板上に塗布されているレジストには露光強度Iに
応じた潜像反応濃度ξが発生する。例えば、現在一般に
使われているポジ型レジストでは、 ξ=exp(−CD), D=I・t (1) と表す事が出来る。より一般的には、以下の様な式に表
現することが出来る。
まる定数である。mは感光素材の線型性を表す指数であ
り、m=1のとき線型であるといい、m≠1のとき非線
型であるという。上式に示すように、分り易くする為、
Im をJで置き換え、Jを潜像濃度と呼ぶことにする。
像を形成する為の露光強度分布I(x)のスペクトルi
は、簡単のため完全にインコヒーレントな結像を仮定す
れば、物体スペクトルをi0 ,光学系のOTF(Optica
l Transfer Function)をfとして、 i(ν)=i0 (ν)・f(ν) (3) ν:空間周波数 で与えられる。さて、プロセス的にOTFすなわちfが
有意でなくなる限界の空間周波数ν0 は、露光波長を
λ、投影光学系の感光素材側の開口数をNAとすると
き、 ν0 = 0.5NA/(K1 ・λ) K1 :プロセス定数 (4) で与えられる。また、光学系の解像限界は開口数NAに
よって原理的に決まり、その場合はK1 = 0.25 であ
り、光学系のカットオフ周波数νcは、 νc =2NA/λ (5) となる。それ故、高解像とするためには短波長化する
か、開口数NAを大きくせざるを得なかった。
光方法では、高解像とするためには開口数NAを大きく
するか、波長λを小さくせざるを得ない。しかしなが
ら、投影光学系の焦点深度Fd は次式に示すように、波
長λに比例し、NAの2乗に反比例し、 Fd =K2 ・λ/NA2 (6) K2 :プロセス定数 となるため、いずれの場合にも焦点深度が浅くなる。ま
た、光学系が大型化・特殊化し、実用的でなくなる。ま
た、感光素材上での最終的解像限界は投影光学系により
決定される解像限界を超えることができなかった。
たもので、従来の露光波長及び光学系をほとんど変える
こと無しに、投影光学系の解像限界を超える高解像のパ
ターンを形成することのできる露光方法及び露光装置を
提供することを目的とする。
は、被投影原版(レチクル)のパターンを投影光学系に
よって所定の感光素材上に投影する投影露光方法におい
て、感光素材として潜像反応濃度が入射光強度に対して
非線型な感度特性を持つものを用い、感光素材上での光
強度分布の異なる複数回の露光により、投影光学系の解
像限界を超える高解像のパターンを形成することを可能
としたものである。
応濃度が入射光強度のm乗(m>1)に対応して強調さ
れるように形成される非線型感度特性を持つ場合のみな
らず、潜像反応濃度が入射光強度のm乗(m<1)に対
応して緩和されるように形成される非線型感度特性を持
つ場合も可能である。そして本発明による露光装置は、
被投影原版(レチクル)のパターンを投影光学系によっ
て所定の感光素材上に投影する投影露光装置において、
感光素材はその潜像反応濃度が入射光強度に対して非線
型な感度特性を有し、被投影原版は所定のパターンを有
し、各露光毎に前記感光素材と前記被投影原版とを相対
的に所定量だけ移動して複数回の露光を繰り返し、前記
所定のパターンよりも微細なパターンの潜像濃度分布を
形成することを特徴とする投影露光装置である。
投影原版(第1レチクル)と第2パターンを有する第2
被投影原版(第2レチクル)とを用い、感光素材に対し
て第1被投影原版(第1レチクル)による第1露光後に
第2被投影原版(第2レチクル)による第2露光を行う
ことにより、感光素材上に第1パターン及び第2パター
ンよりも微細なパターンの潜像濃度分布を形成するもの
である。
と前記第2被投影原版(第2レチクル)とは異なるパタ
ーンを有し、前記第1露光の後に第1被投影原版(第1
レチクル)を第2被投影原版(第2レチクル)に交換し
て第2露光を行うことが可能である。また、第1被投影
原版と第2被投影原版とを交換することなく、同一の被
投影原版(レチクル)を投影光学系の光軸に垂直方向に
所定量だけ移動させて複数回の露光を行うことも可能で
ある。また、この場合には同一の被投影原版(レチク
ル)の複数回露光毎に、感光素材の塗布された感光基板
(ウエハ)を所定量ずつ移動させて複数回の露光により
潜像を形成することも可能である。
学的素子を用いて1つの被投影原版内のパターン透過部
を電気的に変更して複数回露光することも可能である。
光のm乗(m>1)に対応して強調される様に形成され
る非線型感度特性を持つ感光素材を用いた場合、投影光
学系の解像限界を超えるパターンの形成が可能であるこ
との原理を以下に説明する。
明において全系を通った後の結像面上の光強度分布I
(x)は、物体の光強度分布をI0 (x)、光学系の点
像強度分布をF(x)として、 I(x)=I0 (x)*F(x) (7) で与えられる。ここでxは感光素材上での位置座標であ
り、*はコンボリューションを意味する。これより、像
面上の光強度のスペクトルiは、フーリエ変換のコンボ
リューションの定理より、 i(ν)=i0 (ν)・f(ν) (8) となる。ここで、νは空間周波数であり、i0 は物体の
光強度のスペクトルであり、fが所謂光学系のOTFに
対応し、潜像濃度のスペクトルとしては光学系のカット
オフ周波数(2NA/λ)を超えるものは形成されな
い。
感度特性を有する感光素材である所謂2光子吸収レジス
トを用いることが提案されている。2光子吸収レジスト
とは2つの光子を吸収すると1つの潜像核を形成するレ
ジストのことであり、これについてはProceedings of
SPIE第1674巻(1992 年) 776 頁〜778 頁などに
示されている。この場合、潜像濃度分布J(x)は露光
強度分布I(x)の自乗に応じて形成される。即ち、イ
ンコヒーレント照明において、物体の光強度分布をI0
(x)、光学系の点像強度分布をF(x)として、 J(x)=I(x)2 ={I0 (x)*F(x)}2 (9) となる。これより、潜像濃度分布のスペクトルjは、同
様にフーリエ変換のコンボリューションの定理より、 j(ν)={i0 (ν)・f(ν)}*{i0 (ν)・f(ν)} (10) となる。2光子吸収レジストの場合は(9) 式に応じて潜
像濃度分布が与えられるため、従来の場合の(7) 式に比
べて潜像濃度分布がより急峻になる。このことを露光強
度分布が正弦波状の場合について具体的に図9Aと図9
Bに例示する。
分布であり、露光強度分布と同じく正弦波状になってい
る。図9Bは、2光子吸収レジストにおける潜像濃度分
布を表す。図9Aと図9Bとを比較すれば、潜像のコン
トラストが高くなっているが、形成されたパターンのピ
ッチは図9Aと図9Bとで同じであり、2光子吸収レジ
ストを用いただけでは形成される潜像濃度分布のピッチ
は光学系によって作られる像のピッチより微細とはなら
ず、光学系の解像限界を超えることができない。(10)式
より、潜像濃度分布中には光学系の解像限界を超える周
波数の成分が存在するが、形成されたパターンのピッチ
としては飽くまで光学系の解像限界を超えていないので
ある。
を用いるだけでは、光学系により決まる解像限界以上に
微細なパターンを形成することは不可能である。しかし
ながら、本発明では非線型感度特性を持つ感光素材を用
い、さらに露光を複数回に分けて行うことにより、光学
系による解像限界を超える微細パターンの形成を可能と
している。
に、上記と同様に2光子吸収レジストを用いた場合にお
ける光学系による点像の結像を考える。この場合には2
光子吸収レジストにより点像の潜像濃度分布が急峻にな
る。この場合、照明状態にかかわらず光学系による点像
強度分布F(x)を考えればよく、所望の物体光強度分
布I0 (x)を点像の重ね合わせによって形成されるも
のとし、これにより潜像濃度分布J(x)を形成するな
らば、その各々の点像の結像によって作られた光強度の
重ね合わせとなるので、 J(x)=I0 (x)*{F(x)}2 (11) と基本的に表される。点像の潜像濃度分布は{F
(x)}2 で表されるため、光学系による点像強度分布
F(x)より鋭い分布となり、高解像になる。(11)式を
フーリエ変換することにより、 j(ν)=i0 (ν)・{f(ν)*f(ν)} (12) となる。よって、f*fがこの方法において潜像濃度分
布を得る上での光学系のOTFと解釈される。これは
(8) 式で示される従来のOTFすなわちfのカットオフ
周波数(2NA/λ)に対してカットオフ周波数(4N
A/λ)となり、2倍の解像力が得られることになる。
Aは従来の方法におけるOTFを表し、図10Bは孤立
パターンを2光子吸収レジスト上に感光させた場合のO
TFを表している。これより、2光子吸収レジストを用
い、孤立パターンを基に複数回露光し、潜像を形成すれ
ば光学系の解像限界を超えた微細なパターンの形成がで
きる。このように孤立パターンによる複数回露光と非線
型感度特性を持つ感光素材とを組み合わせることによ
り、光学系の解像限界を超えたパターンの形成が可能と
なる。
考えられるパターンを用いて複数回露光する場合にも、
孤立パターンの場合と同様に光学系の解像限界を超えた
パターンの形成が可能である。この場合、潜像濃度分布
のスペクトルjは、 j(ν)=Σi0j(ν)・{f(ν)*f(ν)} =i’(ν)・{f(ν)*f(ν)} (13) i’(ν)=Σi0j(ν) となる。ここで、i0jは互いに概略孤立したパターンの
物体スペクトルであり、i’は、孤立的パターンの重ね
合わせにより構成される仮想的なパターンの物体スペク
トルと考えられる。従来の潜像濃度分布のスペクトルは
(8) 式で示されるようにfのカットオフ周波数(2NA
/λ)を超えることはないが、本発明よれば(13)式で示
されるように、{f(ν)*f(ν)}のカットオフ周
波数(4NA/λ)までのスペクトルが潜像濃度分布と
して形成される。
性を有する感光素材を用いただけでは、形成されるパタ
ーンのピッチとしては光学系の解像限界を超えることは
なかったのに対し、本発明において、さらに感光素材上
での光強度分布が異なる複数回の露光を繰り返すことに
よって、i’を適切に与えれば、光学系の解像限界を超
えるピッチのパターンの潜像濃度分布を形成することが
できる。
乗に比例して形成される、即ち、潜像反応濃度ξが露光
強度Iの自乗に応じて形成される所謂2光子吸収レジス
トを用いて説明したが、本発明においてはこれに限られ
るものではなく、潜像反応濃度ξが露光強度Iのm乗
(m>1)に応じて形成される非線型感度特性を持つ感
光素材であれば良い。この場合、潜像濃度分布が点像の
光強度分布F(x)のm乗で表され、点像の光強度分布
F(x)より鋭い分布となり、上記(11)式は次式のよう
に表わされる。
ず、斜光照明や種々の変形照明でも同様に極めて微細な
パターンの形成が可能である。勿論、自己発光物体でも
可能である。(14)式をフーリエ変換すると、フーリエ変
換のコンボリューションの定理より、光学系のカットオ
フ周波数のm倍の周波数のパターン(潜像濃度分布)ま
でが形成されることが分かる。尚、各露光において完全
に孤立していないパターンを複数回露光することによっ
て、さらに微細なパターンを形成できる可能性がある。
て乗数mが1より大きい(m>1)場合、即ち潜像濃度
Jが光強度Iよりも強調される場合について説明した
が、乗数mが1より小さい(m<1)場合においても、
シュミレーションの結果、実質的に投影光学系の解像限
界を超えた微細パターンの形成が可能であることが分か
った。そして、感度特性として(14)式中の乗数mが一定
ではなく光強度Iに依存する場合においても有効であ
る。
マスクを用いたり変形照明法を用いることにより高解像
かつ高コントラストなパターンを形成するならば、光学
系の解像限界を超えた潜像濃度分布をさらに高コントラ
ストで形成することができる。以上の様に、潜像濃度、
言い換えれば、潜像反応濃度が入射光強度に対して非線
型な感度特性を持つ感光素材を用い、該感光素材上で光
強度分布が異なる複数回の露光を行う事により、投影光
学系の解像限界を超える高解像のパターンを有する半導
体素子を得ることが出来る。
る。図1に本発明による被投影原版としてのレチクルパ
ターンの断面図を示す。図1Aに示すパターンにより第
1露光を行い、図1Bのパターンにより第2露光を行
う。図1Aの第1パターンでは、基板1a上に設けられ
た遮光膜2aが開口部4aを形成している。そして、隣
接する開口部4aの一方には位相膜3aが設けられてお
り、所謂位相シフトマスクが構成されている。図1Bの
第2パターンは同様に基板1b上に遮光膜2bと位相膜
3bとが設けられており、同じく位相シフトマスクが構
成されている。第1パターンの開口部4aは第2パター
ンの遮光膜1bの位置に重なり、第2パターンの開口部
4bは第1パターンの遮光膜1aの位置に重なるように
配置されて、1つの感光素材上にそれぞれ別々に露光さ
れる。
より得られる感光素材上での光量分布を、図2A、Bに
示す。ここで、本実施例ではコヒーレントな照明により
±1次回折光のみによって、図2A、図2Bに示すよう
に、正弦波状の光強度Ia、Ibが各露光において作ら
れる。これら2回の露光において、感光素材上での光強
度分布のピーク位置が位相で半周期ずれている。
て光学系の解像限界の周波数を持つ光強度分布が作られ
るとする。すなわち、±1次回折光が光学系の開口の周
縁部を通過するように開口数を十分有効に使うとし、各
露光において作られるピッチは、解像限界λ/2NAで
あり、その光強度分布は、 Ia(x)=1+ cos(2π・2NA・x/λ) (15) Ib(x)=1+ cos(2π・2NA・x/λ+π) (16) と表される。レジストが2光子吸収レジストであると、
レジスト中の潜像濃度は光強度の2乗で与えられるた
め、それぞれの潜像濃度分布は、図3A、Bに示される
とおり、 Ja(x)=Ia(x)2 =3/2+2 cos(2π・2NA・x/λ) + cos(4π・2NA・x/λ)/2 (17) Jb(x)=Ib(x)2 =3/2+2 cos(2π・2NA・x/λ+π) + cos(4π・2NA・x/λ)/2 (18) となる。複数回露光により最終的に得られる潜像濃度分
布は(17)と(18)との和であり、 J(x) =Ja(x)+Jb(x)=3+ cos(4π・2NA・x/λ) (19) となる。(19)式より、本実施例における潜像濃度分布J
(x)はピッチ(λ/4NA)の周期構造を持ち、これ
は光学系の限界解像力(λ/2NA)の倍の細かさであ
る。この潜像濃度分布J(x)を図4に示した。この複
数回(ここでは2回)の露光の後に現像を行うことによ
り、微細なレジストパターンが形成される。
全な孤立パターン(点物体)の重ね合わせで潜像を形成
すれば、ピッチ(λ/4NA)の潜像が形成される。た
だ、この場合コントラストはあまり高くないので、上記
実施例では位相シフトマスクをコヒーレント照明するこ
とにより、高コントラストな潜像濃度分布を形成してい
る。
には、上記(15)と(16)式の単純和、すなわち図2Aと図
2Bとの単純和で感光されるため、パターンは全く形成
されない。上記の実施例は2光子吸収レジストを用い
て、光強度の2乗(m=2)によって潜像濃度が得られ
る場合であったが、光強度の3乗、4乗あるいはそれ以
上(m=3,4,・・・)の非線型性で潜像濃度が得ら
れる場合には更に高解像が期待できる。例えば図5に示
す潜像濃度分布は、潜像濃度分布が光強度分布の3乗
(m=3)で得られる場合で、図1Aに示した被投影原
版のパターンを(1/3)ピッチすなわち(λ/6N
A)ずつずらして3回露光して得られたものである。こ
こでは、図示のとおり、ピッチ(λ/6NA)の周期構
造となり光学系の解像限界(λ/2NA)の3倍の細か
さとなっている。
よって潜像濃度が得られる感光素材を用いることも可能
である。図6はm=1.5として図1A、図1Bに示し
たレチクルを同様にそれぞれ別個に露光して得られた潜
像濃度分布であり、光学系の解像限界の倍の細かさの潜
像濃度分布が得られている。この場合にも、位相シフト
マスクをコヒーレント照明することにより、コントラス
トを高めることができている。
して所謂2光子吸収レジストを使用したが、これに限ら
れるものではない。本発明においてはその他の手法、例
えばCEL法(B.F.Griffing, P.R.West著IEEE,EDL 第
4巻(1983)14頁参照)等のコントラストを強調し得る感
光素材を用いることも可能である。さらに、所謂多層レ
ジスト法の上層レジストとして非線型性な感度特性を持
つレジストを用いることによっても可能である。
説明する。図1に示した上記の実施例では所謂位相シフ
ト法を用いてコヒーレント結像によって光強度分布を形
成したが、この実施例は通常のレチクルを用い、部分コ
ヒーレント結像を行うものである。光学系の条件は使用
波長λ=0.365μm、開口数NA=0.5、コヒー
レンス度σ=0.6とした。図8Aは2光子吸収レジス
トを使い、0.25μm幅の孤立線を3回ずらして露光
し、0.25μmの孤立線3本を形成した時の潜像濃度
分布である。図8Bは2光子吸収レジストを用い、0.
25μm幅の3本線を一括露光した場合の潜像濃度分布
である。図8Cは従来の方法による0.25μm幅の3
本線の潜像濃度分布である。
より、本発明の方法により得られた潜像濃度分布図8A
が他の方法と比較して格段に優れた微細パターンの形成
に有効であることが明らかである。一般には、潜像反応
濃度にほぼ比例して現像後のレジストパターンが作られ
るが、さらに現像プロセスにおいて強調すればさらに高
コントラストのレジストパターンを形成することができ
る。
合の実施例について説明する。例としてm=0.5であ
る感光素材を用いた場合について説明する。m=0.5
の感材を用いた場合の潜像濃度は光強度の0.5乗に応
じて作られる。即ち、 J(x)=I(x)0.5 (20) で与えられる。ここでxは座標である。コヒーレント照
明のもとで前記図1に示す位相シフタ付きレチクルを用
いて、ライン・アンド・スペースを焼き付ける場合を示
す。このレチクルの周期は投影光学系の解像限界λ/2
NAになっている。図11は像面上に出来る光強度分布
の図である。光強度分布I(x)はこの様に正弦波状に
分布している。即ち、 I(x)=1+COS(2π・2NA・x/λ) (21) である。一方、図12Aは(21)式から得られる潜像濃度
分布J(x)を示す。
(x)は光強度分布I(x)に比べて明部付近について
はよりなだらかであるが、暗部においては急激に暗くな
りその幅は極めて細くなるという特徴を持つ。しかしな
がら、明らかに潜像濃度分布J(x)は光強度分布I
(x)と同じ周期で形成されるので、この状態では投影
光学系の限界解像を越えたパターンを形成できない。
ーンによる潜像濃度分布J(x)(図12B)を重ね合
わせれば、図12Cで示されるようにより微細な構造を
像面上に形成する事が出来るため、このパターンは限界
解像の2倍の周期構造を持つ事になる。これに対し、m
=1の感材を用いた場合には、潜像濃度分布J(x)は
図11の光強度分布I(x)に完全に一致するので、こ
れを図11Dの場合と同様に重ね合わせたとしても、 J(x)=1+COS(2π・2NA・x/λ) +1−COS(2π・2NA・x/λ)=2 (23) という様に、得られるJ(x)はフラットになり、まっ
たく用をなさない(図13)。
合にも、投影光学系の限界解像以上に微細な潜像を形成
する事が出来る。本発明に於いては、レジストがポジ型
或いはネガ型のいずれも使用出来ることは言うまでもな
い。しかし、特に、m<1の場合はポジ型に有利である
と考えられ、図12に示す例では極めて細い残し線を形
成することが出来る。
度分布が異なる複数の露光を行うための露光装置の概略
構成を示す。光源11からの照明光束は楕円鏡12によ
り集光され、ミラー13によりコリメータレンズ14に導
かれ、ほぼ平行光束となってフライアイインテグレータ
15に入射する。フライアイインテグレータ15を射出
した光束はミラー16によりメインコンデンサー17に
導かれ、被投影原版としてのレチクル18aを均一に照
明する。被投影原版18a上の所定のパターンが投影光
学系19によって感光素材の塗布されたウエハ20上に
投影露光される。ここで、レチクル18aは露光の後
に、レチクルローダー21によって異なるパターンを有
するレチクル18bと交換され、第2の露光がなされ
る。
ーンを交換する変わりに、レチクル18aによる第1の
露光の後に、レチクル18aを投影光学系19の光軸Ax
に対して垂直方向に所定量だけ移動させて第2の露光を
行うこととしても良い。この所定量とは、例えば前述し
た図1Aのパターンを用いた場合に、感光素材の潜像濃
度が光強度のに2乗に比例する様な場合は、ウエハ上の
座標に換算して(λ/4NA)である。また、感光素材
の潜像濃度が光強度の3乗に比例する様な場合は、ウエ
ハ上の座標に換算して(λ/6NA)とすることが有効
である。
する場合には、レチクルを移動する代わりに、複数の露
光毎にウエハ自体を移動する構成とすることも可能であ
ることは言うまでもない。複数回露光間でのアライメン
トは、潜像を観察してアライメントする所謂潜像アライ
メントが有効である。
ターンの場合の実施例を示す。図14に於いて、Aが最
終的に形成される所望のパターンであり、Bが第1の露
光用レチクルのパターン図、Cが第2の露光用レチクル
のパターン図である。51,52,53及び54は光を
透過する部分を表し、52及び54の光透過部には位相
シフター52s,54sが施されている。.図14のA
に示したパターンの51,52,53及び54のそれぞ
れの間隔は最も狭い所が投影光学系の解像限界であり、
位相シフト等の方法を用いることによって一括露光にお
いて十分なコントラストの像を形成することが可能であ
る。ここで、図14Aの様な2次元パターンの場合には
0°,180°の位相シフトをどのように配置しても解
像出来ない部分が生じてしまう。しかしながら、本発明
に基づいて2光子吸収レジストを用い、図14Bのパタ
ーンにより第1露光を行った後図14Cのパターンによ
り第2露光を行うと、図14Aに示す如き従来までは解
像し得なかった極めて微細なパターンを有する半導体素
子を得ることが出来る。
夫々別のレチクルに形成する事としたが、レチクルに液
晶板等の電気光学的素子を用いることにより、1つの液
晶板において、パターン透過部を電気的に変更して、図
14のB及びCのパターンを形成し、実質的に複数の各
被投影原版を得ることが可能である。ところで、本発明
においては、図1に示した実施例のように、高解像パタ
ーンを形成するために位相シフトパターンを用いること
が有効である。また、特開昭61−91662号公報に
おいて提案されている輪帯照明や、特開平4−2253
58号公報等において提案されている所謂SHRINC照明を
用いることも有効である。
感光特性を示す感光素材を用いて異なるパターンを複数
回露光することにより、投影光学系の解像限界を超えた
微細パターンの形成が可能となる。しかも、従来の露光
波長及び光学系をほとんど変えることなしに高解像のパ
ターンを形成することができる。
従来の投影型露光装置では実現し得なかった極めて微細
な回路パターンを有する半導体素子の製造が可能とな
り、集積回路の集積度を格段に高めることができるとい
う大きな効果を奏するものである。
原版のパターンを示す断面図。
図。
布図。
ターン及び該パターン用の被投影原版の説明図。
Claims (9)
- 【請求項1】被投影原版のパターンを投影光学系によっ
て所定の感光素材上に投影する投影露光方法において、
前記感光素材として潜像反応濃度が入射光強度に対して
非線型な感度特性を持つものを用い、感光素材上での光
強度分布が異なる複数回の露光を行うことにより、投影
光学系の解像限界を超える高解像のパターンの形成を可
能とすることを特徴とする露光方法。 - 【請求項2】前記感光素材として潜像反応濃度が入射光
強度のm乗(m≠1)に対応して形成されるような非線
型感度特性を持つものを用いることを特徴とする請求項
1記載の露光方法。 - 【請求項3】前記感光素材として潜像反応濃度が入射光
強度のm乗に対応して形成され、m>1の非線型感度特
性を持つものを用いることを特徴とする請求項2記載の
露光方法。 - 【請求項4】前記感光素材として潜像反応濃度が入射光
強度のm乗に対応して形成され、m<1の非線型感度特
性を持つものを用いることを特徴とする請求項2記載の
露光方法。 - 【請求項5】被投影原版の所定パターンを投影光学系に
よって所定の感光素材上に投影する投影露光装置におい
て、前記感光素材はその潜像反応濃度が入射光強度に対
して非線型な感度特性を有し、各露光毎に前記感光素材
と前記被投影原版とを相対的に所定量だけ移動して複数
回の露光を繰り返し、前記所定のパターンよりも微細な
パターンの潜像濃度分布を形成することを特徴とする投
影露光装置。 - 【請求項6】被投影原版のパターンを投影光学系によっ
て所定の感光素材上に投影する投影露光装置において、
前記感光素材は非線型な感度特性を有し、前記被投影原
版として第1パターンを有する第1被投影原版と第2パ
ターンを有する第2被投影原版とを有し、前記感光素材
に対して前記第1被投影原版による第1露光後に前記第
2被投影原版による第2露光を行うことにより、前記感
光素材上に前記第1パターン及び第2パターンよりも微
細なパターンの潜像濃度分布を形成することを特徴とす
る投影露光装置。 - 【請求項7】前記第1被投影原版と前記第2被投影原版
とは異なるパターンを有し、前記第1露光の後に前記第
1被投影原版を前記第2被投影原版に交換して第2露光
を行うことを特徴とする請求項5記載の露光装置。 - 【請求項8】前記第1被投影原版と前記第2被投影原版
とは同一であり、前記第1露光の後に前記第1被投影原
版を前記投影光学系の光軸に垂直方向に所定量だけ移動
させて第2露光を行うことを特徴とする請求項5記載の
露光装置。 - 【請求項9】前記第1被投影原版と前記第2被投影原版
とは同一であり、前記第1露光の後に前記感光素材を前
記投影光学系の光軸に垂直方向に所定量だけ移動させて
第2露光を行うことを特徴とする請求項5記載の露光装
置。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP23603193A JP3644041B2 (ja) | 1993-02-03 | 1993-09-22 | 露光方法及び露光装置 |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-16267 | 1993-02-03 | ||
| JP1626793 | 1993-02-03 | ||
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Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2006156424A (ja) * | 2004-10-25 | 2006-06-15 | Sharp Corp | 露光方法および露光装置 |
| JP2008172249A (ja) * | 2008-01-15 | 2008-07-24 | Renesas Technology Corp | 半導体集積回路装置の製造方法 |
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1993
- 1993-09-22 JP JP23603193A patent/JP3644041B2/ja not_active Expired - Lifetime
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1994
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|---|---|---|---|---|
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