JPH06291110A - 透明導電膜のエッチング方法 - Google Patents
透明導電膜のエッチング方法Info
- Publication number
- JPH06291110A JPH06291110A JP5095585A JP9558593A JPH06291110A JP H06291110 A JPH06291110 A JP H06291110A JP 5095585 A JP5095585 A JP 5095585A JP 9558593 A JP9558593 A JP 9558593A JP H06291110 A JPH06291110 A JP H06291110A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- substrate
- conductive film
- transparent conductive
- substrates
- etchant
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 表面に透明導電膜が形成された基板を搬送し
ながらエッチングする際、該基板の前縁部分において、
噴霧されるエッチャントによって亜鉛粉末が飛散した
り、該前縁部からエッチャントの一部が流れ落ちたりす
ることのない透明導電膜のエッチング方法の提供。 【構成】 基板1の表面上に設けられた透明導電膜2を
均一に亜鉛粉末3で覆った後、隣接する基板の端面を当
接させて直列に配置し、連続供給される基板のうち、先
頭基板端面に、前記基板と板厚の等しいダミ−基板6を
当接して複数の基板を進行させながら、上方よりスプレ
−5によりエッチャント4を噴霧してエッチングするこ
とを特徴とする。
ながらエッチングする際、該基板の前縁部分において、
噴霧されるエッチャントによって亜鉛粉末が飛散した
り、該前縁部からエッチャントの一部が流れ落ちたりす
ることのない透明導電膜のエッチング方法の提供。 【構成】 基板1の表面上に設けられた透明導電膜2を
均一に亜鉛粉末3で覆った後、隣接する基板の端面を当
接させて直列に配置し、連続供給される基板のうち、先
頭基板端面に、前記基板と板厚の等しいダミ−基板6を
当接して複数の基板を進行させながら、上方よりスプレ
−5によりエッチャント4を噴霧してエッチングするこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、透明導電膜のエッチン
グ方法に関する。
グ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ガラス基板上に酸化錫導電膜をCVD法
やスプレー法で成膜した後、レジストを使用して所望の
パタ−ニングをエッチング加工した透明導電性基板は太
陽電池、各種表示素子あるいはセンサ類等の機器に広く
用いられている。
やスプレー法で成膜した後、レジストを使用して所望の
パタ−ニングをエッチング加工した透明導電性基板は太
陽電池、各種表示素子あるいはセンサ類等の機器に広く
用いられている。
【0003】従来より、透明導電膜のエッチング方法と
しては、塩酸水溶液や塩化第二鉄水溶液をエッチング液
(エッチャント)とする湿式エッチングが広く用いられ
てきた。しかし酸化錫透明導電膜などのように化学的に
安定な膜をエッチングする場合、上記のような単なる湿
式エッチングではうまくエッチングすることができない
ため、例えば次のような方法が用いられていた。
しては、塩酸水溶液や塩化第二鉄水溶液をエッチング液
(エッチャント)とする湿式エッチングが広く用いられ
てきた。しかし酸化錫透明導電膜などのように化学的に
安定な膜をエッチングする場合、上記のような単なる湿
式エッチングではうまくエッチングすることができない
ため、例えば次のような方法が用いられていた。
【0004】すなわち、ガラス基板上に成膜された酸化
錫透明導電膜の被エッチング部分表面に亜鉛粉末が敷き
詰められた基板を、間隔をおいて連続的に搬送し、その
上方からスプレ−などによってエッチャントを噴霧し、
亜鉛と塩酸とを反応させて高い活性度を持つ水素を発生
させ、この水素によって酸化錫透明導電膜を還元するこ
とによりエッチングを行っていた。
錫透明導電膜の被エッチング部分表面に亜鉛粉末が敷き
詰められた基板を、間隔をおいて連続的に搬送し、その
上方からスプレ−などによってエッチャントを噴霧し、
亜鉛と塩酸とを反応させて高い活性度を持つ水素を発生
させ、この水素によって酸化錫透明導電膜を還元するこ
とによりエッチングを行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、間隔を
おいて基板を搬送路に連続供給して上記エッチングを行
う場合、以下のような理由で、基板の前縁部分のエッチ
ングが不十分なため、エッチング残りが生じて、製品の
歩留まり低下を招くという課題があった。 (1)霧化されて基板上に降下したエッチャントは基板
表面に沿って流れ広がるので、周りの亜鉛粉末を湿ら
せ、新たなエッチャントが降下しても、亜鉛粉末を飛散
させない役目を果している。ところが、図2の模式断面
図に示すように、透明導電膜2を形成した基板1上の前
縁部分(矢印が示す搬送方向側の縁部分)では、スプレ
−5からのエッチャント4が直接降下するので、亜鉛粉
末3の飛散が生じて、この部分では亜鉛との反応が十分
進行しないまま、エッチャントが基板の前縁部とは反対
側に流出してしまう。 (2)また、図3の模式断面図に示すように、基板1上
の前縁部分では、エッチャント4の一部が端面から流れ
落ちてエッチングに関与できない。
おいて基板を搬送路に連続供給して上記エッチングを行
う場合、以下のような理由で、基板の前縁部分のエッチ
ングが不十分なため、エッチング残りが生じて、製品の
歩留まり低下を招くという課題があった。 (1)霧化されて基板上に降下したエッチャントは基板
表面に沿って流れ広がるので、周りの亜鉛粉末を湿ら
せ、新たなエッチャントが降下しても、亜鉛粉末を飛散
させない役目を果している。ところが、図2の模式断面
図に示すように、透明導電膜2を形成した基板1上の前
縁部分(矢印が示す搬送方向側の縁部分)では、スプレ
−5からのエッチャント4が直接降下するので、亜鉛粉
末3の飛散が生じて、この部分では亜鉛との反応が十分
進行しないまま、エッチャントが基板の前縁部とは反対
側に流出してしまう。 (2)また、図3の模式断面図に示すように、基板1上
の前縁部分では、エッチャント4の一部が端面から流れ
落ちてエッチングに関与できない。
【0006】そこで、本発明の目的は、表面に透明導電
膜が形成された基板を搬送しながらエッチングする際、
該基板の前縁部分において、噴霧されるエッチャントに
よって亜鉛粉末が飛散したり、該前縁部からエッチャン
トの一部が流れ落ちたりすることのない透明導電膜のエ
ッチング方法を提供することにある。
膜が形成された基板を搬送しながらエッチングする際、
該基板の前縁部分において、噴霧されるエッチャントに
よって亜鉛粉末が飛散したり、該前縁部からエッチャン
トの一部が流れ落ちたりすることのない透明導電膜のエ
ッチング方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者達は、上記目的
を達成すべく研究の結果、透明導電膜表面に亜鉛粉末が
敷き詰められた基板を、間隔をおかずに互いに密着させ
るとともに搬送基板の先頭にダミ−基板を配置して連続
的に搬送し、その上方からスプレ−などにより塩素系の
エッチャントを噴霧するようにすれば、前記課題が解決
できることを見いだし本発明に到達した。
を達成すべく研究の結果、透明導電膜表面に亜鉛粉末が
敷き詰められた基板を、間隔をおかずに互いに密着させ
るとともに搬送基板の先頭にダミ−基板を配置して連続
的に搬送し、その上方からスプレ−などにより塩素系の
エッチャントを噴霧するようにすれば、前記課題が解決
できることを見いだし本発明に到達した。
【0008】したがって本発明は、第一に、基板の絶縁
表面上に設けられた透明導電膜を均一に亜鉛粉末で覆う
工程と、前記基板を搬送路上に連続供給する工程と、搬
送路上を進行する基板に霧化したエッチャントを投入す
る工程とからなる透明導電膜のエッチング方法であっ
て、隣接する基板の端面同士を当接させ直列に配置して
複数の基板を進行させることを特徴とする透明導電膜の
エッチング方法、第二に、前記連続供給される基板のう
ち、先頭の基板端面に、前記基板と板厚が等しいダミー
基板を当接して複数の基板を進行させることを特徴とす
る上記第一の方法を提供するものである。
表面上に設けられた透明導電膜を均一に亜鉛粉末で覆う
工程と、前記基板を搬送路上に連続供給する工程と、搬
送路上を進行する基板に霧化したエッチャントを投入す
る工程とからなる透明導電膜のエッチング方法であっ
て、隣接する基板の端面同士を当接させ直列に配置して
複数の基板を進行させることを特徴とする透明導電膜の
エッチング方法、第二に、前記連続供給される基板のう
ち、先頭の基板端面に、前記基板と板厚が等しいダミー
基板を当接して複数の基板を進行させることを特徴とす
る上記第一の方法を提供するものである。
【0009】
【作用】上記本発明の方法では、各基板同士が当接され
ながら搬送され、基板の間の継き目を通ってエッチャン
トがある基板の表面から次の基板の表面に流れ込むの
で、前述のように噴霧されるエッチャントによって基板
前縁部分の亜鉛粉末が飛散する事態は起らず、また板厚
の等しいダミ−基板を先頭の基板に当接して搬送路に供
給するので先頭基板からエッチャントが流れ落ちること
もないので、透明導電膜表面における活性な水素分布が
ほぼ均一に保たれ、適正なエッチングが行われるように
なる。
ながら搬送され、基板の間の継き目を通ってエッチャン
トがある基板の表面から次の基板の表面に流れ込むの
で、前述のように噴霧されるエッチャントによって基板
前縁部分の亜鉛粉末が飛散する事態は起らず、また板厚
の等しいダミ−基板を先頭の基板に当接して搬送路に供
給するので先頭基板からエッチャントが流れ落ちること
もないので、透明導電膜表面における活性な水素分布が
ほぼ均一に保たれ、適正なエッチングが行われるように
なる。
【0010】
【実施例】図1は本実施例において隣接する基板の端面
を当接させかつ、先頭にダミ−基板を当接して連続供給
される複数の基板を示す模式断面図であって、この図を
参照して以下説明する。 (1)所望の寸法にスクライブした後、洗浄したガラス
基板を用意し、この基板に絶縁処理を施した後、500
℃に加熱されたホットプレ−ト上に設置し、予め用意し
た酸化錫透明導電膜作成用原料液をスプレ−して膜厚5
00nmの酸化錫膜を成膜した。 (2)該基板にフォトレジストを均一に塗布し、120
℃30分間プレベ−クした後、所定のマスクに合わせて
紫外線を照射し、未照射のレジストを溶解除去して酸化
錫を露出させた。 (3)続いて該基板を150℃30分間プレベ−クし、
基板上に亜鉛粉末を均一に散布した。 (4)酸化錫透明導電膜2が形成され、その上に亜鉛粉
末3が敷き詰められた基板1を連続搬送するに際し、該
基板と厚さの等しいダミ−基板6を先頭に配置し、基板
同士の端面を当接させて連続的に搬送し、上方からエッ
チャント4として10%塩酸水溶液をスプレ−5により
噴霧し、エッチングを行った。 (5)エッチング後、得られた透明導電膜付き基板の表
面を観察したところ、基板の搬送方向前縁部分にもエッ
チング残りは生じていなかった。
を当接させかつ、先頭にダミ−基板を当接して連続供給
される複数の基板を示す模式断面図であって、この図を
参照して以下説明する。 (1)所望の寸法にスクライブした後、洗浄したガラス
基板を用意し、この基板に絶縁処理を施した後、500
℃に加熱されたホットプレ−ト上に設置し、予め用意し
た酸化錫透明導電膜作成用原料液をスプレ−して膜厚5
00nmの酸化錫膜を成膜した。 (2)該基板にフォトレジストを均一に塗布し、120
℃30分間プレベ−クした後、所定のマスクに合わせて
紫外線を照射し、未照射のレジストを溶解除去して酸化
錫を露出させた。 (3)続いて該基板を150℃30分間プレベ−クし、
基板上に亜鉛粉末を均一に散布した。 (4)酸化錫透明導電膜2が形成され、その上に亜鉛粉
末3が敷き詰められた基板1を連続搬送するに際し、該
基板と厚さの等しいダミ−基板6を先頭に配置し、基板
同士の端面を当接させて連続的に搬送し、上方からエッ
チャント4として10%塩酸水溶液をスプレ−5により
噴霧し、エッチングを行った。 (5)エッチング後、得られた透明導電膜付き基板の表
面を観察したところ、基板の搬送方向前縁部分にもエッ
チング残りは生じていなかった。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
れば、各基板が当接されながら搬送され、また板厚の等
しいダミ−基板を先頭の基板の端面に当接して搬送路に
供給されるので、各基板の前縁部に生じるエッチングの
不均一を防止することができる。
れば、各基板が当接されながら搬送され、また板厚の等
しいダミ−基板を先頭の基板の端面に当接して搬送路に
供給されるので、各基板の前縁部に生じるエッチングの
不均一を防止することができる。
【図1】本発明の1実施例において、隣接する基板の端
面を当接させ、かつ先頭にダミ−基板を当接して連続供
給される複数の基板を示す模式断面図である。
面を当接させ、かつ先頭にダミ−基板を当接して連続供
給される複数の基板を示す模式断面図である。
【図2】従来の透明導電膜のエッチング方法において、
基板前縁部分の亜鉛粉末が飛散した基板を示す模式断面
図である。
基板前縁部分の亜鉛粉末が飛散した基板を示す模式断面
図である。
【図3】従来の透明導電膜のエッチング方法において、
基板前縁部からエッチャントの一部が流れ落ちた基板を
示す模式断面図である。
基板前縁部からエッチャントの一部が流れ落ちた基板を
示す模式断面図である。
1 基板 2 透明導電膜 3 亜鉛粉末 4 エッチャント 5 スプレ− 6 ダミ−基板
Claims (2)
- 【請求項1】 基板の絶縁表面上に設けられた透明導電
膜を均一に亜鉛粉末で覆う工程と、前記基板を搬送路上
に連続供給する工程と、搬送路上を進行する基板に霧化
したエッチャントを投入する工程とからなる透明導電膜
のエッチング方法であって、隣接する基板の端面同士を
当接させ直列に配置して複数の基板を進行させることを
特徴とする透明導電膜のエッチング方法。 - 【請求項2】 前記連続供給される基板のうち、先頭の
基板端面に、前記基板と板厚が等しいダミー基板を当接
して複数の基板を進行させることを特徴とする請求項1
記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5095585A JPH06291110A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 透明導電膜のエッチング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5095585A JPH06291110A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 透明導電膜のエッチング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06291110A true JPH06291110A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=14141665
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5095585A Withdrawn JPH06291110A (ja) | 1993-03-30 | 1993-03-30 | 透明導電膜のエッチング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06291110A (ja) |
-
1993
- 1993-03-30 JP JP5095585A patent/JPH06291110A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |