JPH06292103A - テレビジョン放送の音声信号受信装置 - Google Patents

テレビジョン放送の音声信号受信装置

Info

Publication number
JPH06292103A
JPH06292103A JP5072386A JP7238693A JPH06292103A JP H06292103 A JPH06292103 A JP H06292103A JP 5072386 A JP5072386 A JP 5072386A JP 7238693 A JP7238693 A JP 7238693A JP H06292103 A JPH06292103 A JP H06292103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
noise
audio signal
output
detection circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5072386A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2828556B2 (ja
Inventor
Toshihiko Kondo
俊彦 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Ten Ltd filed Critical Denso Ten Ltd
Priority to JP5072386A priority Critical patent/JP2828556B2/ja
Publication of JPH06292103A publication Critical patent/JPH06292103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2828556B2 publication Critical patent/JP2828556B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Receiver Circuits (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 テレビジョン放送の音声信号のノイズ除去を
行うにあたって、原信号を高い忠実度で復元する。 【構成】 同調・検波回路33からのテレビジョン放送
の音声信号の受信信号は、LPF34で下側波帯成分が
濾波された後、復調回路35に入力される。この復調回
路35で、左右各チャネルのステレオ音声信号などに復
調された後、ノイズに応答して導通/遮断動作が行われ
るスイッチ46L,46Rをそれぞれ介して出力され、
音響化される。前記スイッチ46L,46Rに関連し
て、ホールド回路47L,47Rが設けられている。し
たがって、テレビジョン放送の音声信号を完全に復調し
た後に、スイッチ46L,46Rによるノイズ除去が行
われるので、同調・検波回路33におけるFM検波後に
おいてもさらにFM変調されている副音声信号成分に影
響が生じることなく、忠実に原信号を再現することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン放送の音
声信号を受信するための装置に関し、さらに詳しくは、
音声多重信号を受信するために好適に実施され、ノイズ
を除去することができる受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン放送の音声信号の送信帯域
は、VHFローチャネル帯域が振幅変調(略称FM)放
送の周波数帯域に連なり、両者の搬送波は共に変調波に
よってFM変調されている。
【0003】図7は典型的な従来技術のFM放送の受信
機1の電気的構成を示すブロック図であり、図8はFM
放送の周波数スペクトラムを示す図である。アンテナ1
0で受信されたFM放送の受信信号は、同調・検波回路
2で所望とする放送局の受信信号が選択され、かつFM
検波される。前記同調・検波回路2からの受信信号は、
ローパスフィルタ(略称LPF)3で下側波帯成分のみ
が濾波された後、バッファ4からスイッチ5を介して復
調回路6に与えられる。
【0004】また、前記同調・検波回路2からの受信信
号は、ノイズ検出回路7に与えられている。このノイズ
検出回路7は、ノイズ成分を濾波するハイパスフィルタ
(略称HPF)とワンショットマルチバイブレータとな
どで実現され、受信信号に重畳されたノイズ成分を検出
し、前記スイッチ5を導通/遮断制御する。すなわち、
たとえばこの受信機1が車載用であるときには、内燃機
関の点火ノイズなどに対応して、該ノイズが検出された
ときには前記スイッチ5を遮断し、ノイズが検出されな
い期間中は前記スイッチ5を導通しておく。これによっ
て、前記ノイズが復調回路6に入力されることを防止し
ている。
【0005】さらにまた、前記スイッチ5に関連してR
C時定数回路などで実現されるホールド回路8が設けら
れており、このホールド回路8の時定数は前記ノイズに
よるスイッチ5の遮断期間よりも長く設定される。した
がって、前記ノイズが検出されない期間はFM放送の受
信信号が復調回路6に入力され、ノイズが検出される
と、検出される直前のレベルが復調回路6に入力され
る。
【0006】復調回路6に入力された前記受信信号は、
バッファ11を介して、LPF12からディエンファシ
ス回路13に入力される。前記LPF12では、図8に
おいて参照符α1で示されるFM放送の主音声信号成分
(L+Rチャネルのモノラル音声信号成分)が濾波され
る。前記ディエンファシス回路13は、伝送効率を向上
するために送信側において予め周波数が高くなるほど増
強されている音声信号の特性を、平坦に復元するために
設けられており、たとえばRC積分回路などで実現さ
れ、その時定数は50μsecである。こうしてディエ
ンファシス回路13からは主音声信号が復調されてマト
リクス回路14に入力される。
【0007】また、前記バッファ11からの受信信号
は、サブキャリア作成回路15およびバンドパスフィル
タ(略称BPF)16に入力されている。BPF16
は、前記受信信号から、参照符α2で示されるように3
8kHzを中心周波数として振幅変調(略称AM)され
ている副音声信号成分(L−Rチャネルの音声信号成
分)を濾波して、AM検波回路17へ出力する。前記サ
ブキャリア作成回路15は、参照符α3で示される19
kHzのパイロット信号に基づいて、前記副音声信号成
分を復調するための38kHzのサブキャリアを作成
し、前記AM検波回路17へ出力する。
【0008】AM検波回路17は、前記サブキャリアに
基づいて、AM変調されている副音声信号成分を復調
し、前記ディエンファシス回路13と同様に構成されて
いるディエンファシス回路18を介してマトリクス回路
14に入力する。マトリクス回路14は、前記主音声信
号と、副音声信号とを演算し、左右各チャネル(L,
R)の音声信号に復元し、これらの音声信号は、電力増
幅回路19Lおよびスピーカ20Lならびに電力増幅回
路19Rおよびスピーカ20Rをそれぞれ介して音響化
される。
【0009】したがって、上述のようにノイズが検出さ
れるとスイッチ5を遮断することによって、復調された
音声信号へのノイズの混入を防止することができる。
【0010】図9は上述の受信機1を応用した本発明の
基礎となるテレビジョン放送の音声信号のための受信機
21の電気的構成を示すブロック図であり、前述の受信
機1に対応する部分には同一の参照符を付す。また図1
0は、テレビジョン放送の音声信号の周波数スペクトラ
ムを示す図である。この受信機21は車載用として用い
られ、したがって良好な受信画像を得るために、いわゆ
るダイバシティ受信が行われており、このためノイズ検
出回路7とスイッチ5との間にはORゲート23が設け
られている。このORゲート23にはまた、外部ゲート
端子24が接続されている。
【0011】前記ダイバシティ受信にあたって、受信さ
れたテレビジョン放送の受信信号には、画像に影響の生
じない垂直同期期間において、アンテナの切換タイミン
グを指定するために、数十〜数百μsecの切込みパル
スが重畳される。したがって、この切込みパルスが音声
信号に混入してノイズとして再生されることを防止する
ために、前記外部ゲート端子24にはこの切込みパルス
が入力され、該切込みパルスの発生時にも前記スイッチ
5が遮断される。
【0012】さらにこの受信機21では、前記ホールド
回路8に加えて、LC共振回路などで実現されるタンク
回路25が設けられている。このタンク回路25の共振
周波数は、水平走査周波数である15.75kHzの2
倍の周波数である31.5kHzに設定されており、後
述するように副音声信号成分(L−Rチャネルの音声信
号成分、あるいは外国語の音声信号成分)を復調するた
めのサブキャリアが前記スイッチ5の遮断によって遮断
されたときにこれを補償する。
【0013】また復調回路6aにおいては、図10にお
いて参照符α12で示され、BPF16から出力される
副音声信号成分は、FM検波回路26において、参照符
α13で示される前記31.5kHzのサブキャリアに
基づいて音声信号に復調される。このFM検波回路26
からの副音声信号成分、および参照符α11で示され、
LPF12で濾波された主音声信号成分(L+Rチャネ
ルのモノラル音声信号成分、あるいは日本語の音声信号
成分)は、それぞれディエンファシス回路18,13に
おいて、75μsecの積分時定数でその特性が平坦に
復元された後、マトリクス回路14aに入力される。
【0014】またこの復調回路6a内には、音声多重放
送の種別を検出するために、BPF27と、制御信号検
出回路28とが設けられている。BPF27は、前記バ
ッファ11の出力から、参照符α14で示され、音声多
重放送のための制御信号が含まれている55kHz付近
の帯域を濾波し、制御信号検出回路28へ出力する。制
御信号検出回路28は、相互に異なる2種類の周波数で
変調された正弦波信号から、モノラル放送であるか、ス
テレオ放送であるか、あるいは2ケ国語放送であるかの
音声多重放送の種別を識別し、その識別結果をマトリク
ス回路14aへ出力する。
【0015】マトリクス回路14aは、前記識別結果に
対応して、たとえばモノラル放送であるときには、前記
電力増幅回路19L,19Rへ、それぞれ主音声信号か
ら成るモノラル音声信号を出力する。また前記種別がス
テレオ放送であるときには、左右各チャネル(L,R)
の音声信号が出力され、さらにまた2ケ国語放送である
ときには、図示しない選択手段によって選択された日本
語音声などの主音声または外国語音声などの副音声のい
ずれかが選択的に出力される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述のように構成され
た受信機21では、同調・検波回路2によって検波され
た受信信号のうち、変調が加えられていない主音声信号
成分(L+R)に関しては、スイッチ5の遮断による影
響はホールド回路8によって補償されて、原信号にほぼ
復元することができる。しかしながら同調・検波回路2
による検波後であっても、さらにFM変調されている副
音声信号成分(L−R)に対しては、スイッチ5の遮断
時の信号レベルをホールド回路8でホールドしても、信
号の連続性が失われてしまい、原信号に忠実に復元する
ことができなくなってしまう。
【0017】本発明の目的は、テレビジョン放送の音声
信号からノイズを除去するにあたって、忠実度を向上す
ることができるテレビジョン放送の音声信号受信装置を
提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン
放送の受信信号から音声信号成分を抽出する音声抽出回
路と、前記音声信号成分を音声信号に復調する復調回路
と、前記音声信号成分に重畳されたノイズを検出するノ
イズ検出回路と、前記ノイズ検出回路の出力に応答し、
ノイズが検出されないときには前記復調回路の出力を導
出し、ノイズが検出されたときには前記復調回路の出力
を遮断するスイッチング手段と、スイッチング手段の出
力をホールドするホールド回路と、ホールド回路の出力
を音響化する音響化手段とを含むことを特徴とするテレ
ビジョン放送の音声信号受信装置である。
【0019】また本発明は、テレビジョン放送の受信信
号から音声信号成分を抽出する音声抽出回路と、前記音
声信号成分に重畳されたノイズを検出するノイズ検出回
路と、前記ノイズ検出回路の出力に応答し、ノイズが検
出されないときには前記音声抽出回路からの音声信号成
分を導出し、ノイズが検出されたときには前記音声信号
成分の出力を遮断する第1スイッチング手段と、前記第
1スイッチング手段の出力をホールドする第1ホールド
回路と、第1ホールド回路の出力から主音声信号を抽出
する主音声抽出回路と、第1ホールド回路の出力から副
音声信号成分を抽出して検波する検波回路と、前記ノイ
ズ検出回路の出力に応答し、ノイズが検出されないとき
には前記検波回路からの副音声信号を導出し、ノイズが
検出されたときには前記副音声信号の出力を遮断する第
2スイッチング手段と、第2スイッチング手段の出力を
ホールドする第2ホールド回路と、前記主音声抽出回路
および第2ホールド回路の出力から音声信号を復元する
復元回路と、復元回路の出力を音響化する音響化手段と
を含むことを特徴とするテレビジョン放送の音声信号受
信装置である。
【0020】
【作用】本発明に従えば、同調・FM検波回路などを含
んで構成される音声抽出回路によって抽出されたテレビ
ジョン放送の音声信号成分は、復調回路において主音声
信号成分と副音声信号成分とが演算されて、モノラル放
送、ステレオ放送または2ケ国語放送の種別に対応した
音声信号に復調される。こうして復調された音声信号
は、スイッチング手段を介して、電力増幅器およびスピ
ーカなどを含んで構成される音響化手段に入力されて音
響化される。
【0021】一方、前記音声抽出回路によって抽出され
た音声信号成分はまた、ノイズ検出回路に入力されてお
り、このノイズ検出回路は、前記音声信号成分に重畳さ
れたノイズを検出すると前記スイッチング手段を遮断
し、ノイズが検出されない期間中は前記スイッチング手
段を導通する。また、前記スイッチング手段に関連し
て、該スイッチング手段の出力をホールドすることがで
きるホールド回路が設けられている。
【0022】したがって、たとえばステレオ放送である
ときには、復調された左右各チャネルの音声信号に対し
て、ノイズが生じたときには、その音響化手段への出力
が遮断され、代わってホールド回路にホールドされてい
る信号レベルが出力される。このように音声信号に完全
に復調された後にノイズを遮断するスイッチング手段を
通過させるので、音声抽出回路によってFM検波されて
抽出された音声信号成分のうち、さらにFM変調されて
いる副音声信号成分からもノイズ除去を行うことがで
き、原信号に忠実に音声信号を復調することができる。
【0023】また本発明に従えば、音声抽出回路によっ
て抽出されたテレビジョン放送の音声信号成分は、第1
スイッチング手段を介して第1ホールド回路に入力され
る。前記第1スイッチング手段は、ノイズ検出回路によ
って前記音声信号成分にノイズが重畳されていることが
検出されないときには導通され、ノイズが検出されると
遮断される。したがって、第1ホールド回路からは、ノ
イズが検出されないときには前記音声信号成分が出力さ
れ、ノイズが検出されると該第1ホールド回路でホール
ドされた信号レベルが出力される。
【0024】前記第1ホールド回路の出力は、主音声抽
出回路と検波回路とに入力されており、ローパスフィル
タなどによって実現される主音声抽出回路は主音声信号
を抽出し、FM変調されている副音声信号は前記検波回
路で抽出される。前記主音声抽出回路の復調出力は復元
回路に入力され、また検波回路の復調出力は第2スイッ
チング手段から第2ホールド回路を介して前記復元回路
に入力される。第2スイッチング手段は、前記第1スイ
ッチング手段と同様に、ノイズ検出回路によって導通/
遮断制御され、ノイズが検出されたときには遮断し、ノ
イズが検出されないときには導通している。また、第2
ホールド回路は第1ホールド回路と同様に、前記第2ス
イッチング手段の遮断期間中に前記検波回路の出力をホ
ールドする。
【0025】復元回路は、前記主音声信号と副音声信号
とのマトリクス演算などを行い、たとえばステレオ音声
信号や2ケ国語の音声信号に復元して音響化手段に与え
る。したがって、第1スイッチング手段の導通/遮断動
作による影響の比較的少ない主音声信号は、直接、復元
回路に入力され、前記導通/遮断動作の影響の比較的大
きいFM変調されている副音声信号は、復調後に、さら
に第2スイッチング手段および第2ホールド回路によっ
て、前記第1スイッチング手段の導通/遮断動作による
影響を低減するように構成されているので、復調音声信
号の忠実度を向上することができる。
【0026】
【実施例】図1は本発明の一実施例のテレビジョン放送
の音声信号のための受信機31の電気的構成を示すブロ
ック図であり、図2はモノラル放送時における前記受信
機31の動作を説明するための波形図であり、図3はス
テレオまたは2ケ国語放送時における受信機31の動作
を説明するための波形図である。アンテナ32で受信さ
れたパルスノイズP1の重畳されているテレビジョン放
送の受信信号は、同調・検波回路33で所望とする放送
局の受信信号が選択され、かつ音声信号がFM検波され
る。前記同調・検波回路33からの受信信号は、図2
(1)および図3(1)で示され、LPF34で下側波
帯成分のみが濾波された後、復調回路35に入力され
る。
【0027】復調回路35に入力された前記受信信号
は、バッファ36を介してLPF37からディエンファ
シス回路38に入力される。前記LPF37では、前述
の図10において参照符α11で示される主音声信号成
分(L+Rチャネルのモノラル音声信号成分、あるいは
日本語の音声信号成分)が濾波される。前記ディエンフ
ァシス回路38は、送信側において予め周波数が高くな
る程増強されている音声信号の特性を平坦に復元するた
めに設けられており、たとえばRC積分回路などで実現
され、その時定数は75μsecである。こうしてディ
エンファシス回路38からは、主音声信号が復調されて
マトリクス回路39に入力される。
【0028】また、前記バッファ36からの受信信号
は、BPF40に入力されている。BPF40は、前記
受信信号から、前述の図10において参照符α13で示
される31.5kHzのサブキャリアによって、参照符
α12で示されるようにFM変調されている副音声信号
成分(L−Rチャネルの音声信号成分、あるいは外国語
の音声信号成分)を濾波して、FM検波回路41へ出力
する。FM検波回路41は、前記サブキャリアに基づい
て、FM変調されている副音声信号成分を復調し、前記
ディエンファシス回路38と同様に構成されているディ
エンファシス回路42を介して、前記マトリクス回路3
9に入力する。
【0029】さらにまた、前記バッファ36からの受信
信号は、BPF43を介して制御信号検出回路44に入
力されている。BPF43は、前記バッファ36の出力
から、前記図10において参照符α14で示され、音声
多重放送のための制御信号が含まれている55kHz付
近の帯域を濾波し、制御信号検出回路44へ出力する。
制御信号検出回路44は、相互に異なる2種類の周波数
で変調された正弦波信号から、モノラル放送であるか、
ステレオ放送であるか、あるいは2ケ国語放送であるか
の音声多重放送の種別を識別し、その識別結果をマトリ
クス回路39へ出力する。
【0030】マトリクス回路39は、前記識別結果に対
応して、たとえばモノラル放送であるときには、左右各
チャネルの音声信号ライン45L,45Rに、それぞれ
主音声信号から成るモノラル音声信号を出力する。また
前記種別がステレオ放送であるときには、左右各チャネ
ル(L,R)の音声信号がそれぞれ出力され、さらにま
た2ケ国語放送であるときには、図示しない選択手段に
よって選択された日本語音声などの主音声、または外国
語音声などの副音声のいずれかが選択されて共通に出力
される。
【0031】ここで、音声信号成分が復調回路35を通
過すると、時間W1だけ遅延し、かつパルスノイズのス
ペクトラムが参照符W3からW4で示されるように拡が
ってしまい、音声信号ライン45L,45Rに出力され
る音声信号は、図2(2)および図3(2)で示される
ようになってしまう。このため、前記音声信号ライン4
5Lへの音声信号は、スイッチ46Lからホールド回路
47Lを介して、電力増幅回路48Lに入力されて増幅
された後、スピーカ49Lによって音響化される。同様
に、音声信号ライン45Rへの音声信号は、スイッチ4
6Rおよびホールド回路47Rを介して、電力増幅回路
48Rに入力されて増幅された後、スピーカ49Rによ
って音響化される。
【0032】ホールド回路47L,47Rは、RC時定
数回路などで実現され、その時定数は後述するノイズに
よるスイッチ46L,46Rの遮断期間W2よりも長く
設定される。したがって、図2(3)および図3(3)
で示されるように、前記ノイズが検出されない期間は、
受信されたテレビジョン放送の音声信号が電力増幅回路
48L,48Rに入力され、ノイズが検出されると、検
出される直前のレベルが遮断期間W2に亘って電力増幅
回路48L,48Rに入力される。
【0033】一方、前記同調・検波回路33からの受信
信号はまた、ノイズ検出回路51に与えられている。こ
のノイズ検出回路51は、ノイズ成分を濾波するHPF
と、ワンショットマルチバイブレータとなどで実現さ
れ、受信信号に重畳されたノイズ成分を検出し、ORゲ
ート52から遅延回路54を介して、前記スイッチ46
L,46Rを導通/遮断制御する。この受信機31は車
載用として用いられ、したがって内燃機関の点火ノイズ
などに対応して、該ノイズが検出されたときには、前記
スイッチ46L,46Rを遮断し、ノイズが検出されな
い期間中は、前記スイッチ46L,46Rを遮断してお
く。これによって、前記ノイズの重畳された音声信号
が、電力増幅回路48L,48Rへ入力されることを防
止している。
【0034】前記遅延回路54は、前記ディエンファシ
ス回路38,42などにおける前記時間W1で示される
ノイズ成分の遅れに、前記ノイズ検出回路51からの出
力、および後述する外部ゲート端子53からの切込パル
スを同期させるとともに、前述のようなパルスノイズの
拡がりに対応した充分な遮断期間W2を設定するために
設けられている。
【0035】またこの受信機31は前述のように車載用
であり、したがって良好な受信画像を得るために、ダイ
バシティ受信が行われている。このため、アンテナ32
は複数設けられて、受信状態の最も良好なアンテナが、
図示しない構成によって選択的に同調・検波回路33に
接続される。
【0036】また、前記ノイズ検出回路51からの出力
とともに、前記スイッチ46L,46Rには、ORゲー
ト52を介して、外部ゲート端子53への入力が与えら
れる。前記ダイバシティ受信にあたって、受信されたテ
レビジョン放送の受信信号には、画像に影響の生じない
垂直同期期間において、アンテナの切換タイミングを指
定するために、数十〜数百μsecの切込パルスが重畳
される。したがって、この切込パルスが音声信号に混入
してノイズとして再生されることを防止するために、前
記外部ゲート端子53にはこの切込パルスが入力され、
該切込パルスの発生時にも、前記スイッチ46L,46
Rが遮断され、電力増幅回路48L,48Rへの入力は
前記図2(3)および図3(3)で示されるようにな
る。
【0037】上述のように構成された受信機31では、
受信信号は完全に復調後に、前記ノイズを遮断するスイ
ッチ46L,46Rを通過するので、同調・検波回路3
3によってFM検波された後であってもさらにFM変調
されている副音声信号成分に影響を与えることなく、原
信号をほぼ忠実に復元することができる。
【0038】図4は本発明の他の実施例の受信機61の
電気的構成を示すブロック図であり、図5はモノラル放
送時における前記受信機61の動作を説明するための波
形図であり、図6はステレオまたは2ケ国語放送時にお
ける受信機61の動作を説明するための波形図である。
この実施例は前述の実施例に類似し、対応する部分には
同一の参照符を付す。この実施例では、図5(1)およ
び図6(1)で示すようにパルスノイズP1の重畳され
た同調・検波回路33からの受信信号は、LPF34で
下側波帯成分が濾波され、さらに帯域除去フィルタ(略
称BEF)62で、前記55kHz付近の制御信号成分
が除去された後、バッファ63からスイッチ64を介し
て、図5(2)および図6(2)で示されるようにパル
スノイズが除去されて復調回路65に入力される。
【0039】また、前記スイッチ64に関連して、ホー
ルド回路66と、タンク回路67とが設けられている。
タンク回路67は、LC共振回路などで実現され、スイ
ッチ64によって受信信号が遮断されたときに、前記図
10において参照符α13で示されるサブキャリアが図
6(2)において参照符Paで示されるように欠落する
ことを補償するために設けられている。
【0040】さらにまた、復調回路65内においては、
FM検波回路41からの出力は、スイッチ68からホー
ルド回路69を介して、図5(3)および図6(3)で
示されるようになって前記ディエンファシス回路42に
入力されている。このスイッチ68は、遅延回路70に
よって、制御信号検出回路44での識別結果に対応し
て、モノラル放送時にはノイズ期間W3だけ、また音声
多重放送時にはBPF40などによる遅延時間W5を加
算した時間W6だけ、ORゲート52からのノイズ検出
出力に応答して遮断される。したがって、スイッチ64
の遮断によって副音声信号成分に連続性が失われても、
そのFM検波出力がホールド回路69でホールドされて
いるので、前記スイッチ64の導通/遮断動作による影
響を低減することができ、音声信号ライン45L,45
Rには図5(4)および図6(4)で示される出力が導
出される。
【0041】したがって本実施例では、少なくとも主音
声信号成分は、ディエンファシス回路38より前段でス
イッチ64によってノイズ除去が行われるので、該ディ
エンファシス回路38およびLPF37によってノイズ
成分のスペクトラムが拡がることによる音質の劣化を抑
えることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、たとえば
ステレオ放送であるときには、復調された左右各チャネ
ルの音声信号に対して、ノイズが生じたときには、その
音響化手段への出力が遮断され、代わってホールド回路
にホールドされている信号レベルが出力される。したが
って、このように音声信号に完全に復調された後にノイ
ズを遮断するスイッチング手段を通過させるので、音声
抽出回路によってFM検波されて抽出された音声信号成
分のうち、さらにFM変調されている副音声信号成分か
らもノイズ除去を行うことができ、原信号に忠実に音声
信号を復調することができる。
【0043】また本発明によれば、第1スイッチング手
段の導通/遮断動作による影響の比較的少ない主音声信
号は、直接、復調回路に入力され、前記導通/遮断動作
の影響の比較的大きいFM変調されている副音声信号
は、復調後に、さらに第2スイッチング手段および第2
ホールド回路によって、前記第1スイッチング手段の導
通/遮断動作による影響を低減するように構成されてい
るので、復調音声信号の忠実度を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のテレビジョン放送の音声信
号のための受信機31の電気的構成を示すブロック図で
ある。
【図2】モノラル放送時における受信機31の動作を説
明するための波形図である。
【図3】ステレオまたは2ケ国語放送時における受信機
31の動作を説明するための波形図である。
【図4】本発明の他の実施例の受信機61の電気的構成
を示すブロック図である。
【図5】モノラル放送時における受信機61の動作を説
明するための波形図である。
【図6】ステレオまたは2ケ国語放送時における受信機
61の動作を説明するための波形図である。
【図7】典型的な従来技術のFM放送の受信機1の電気
的構成を示すブロック図である。
【図8】FM放送の周波数スペクトラムを示す図であ
る。
【図9】本発明の基礎となるテレビジョン放送の音声信
号の受信機21の電気的構成を示すブロック図である。
【図10】テレビジョン放送の音声信号の周波数スペク
トラムを示す図である。
【符号の説明】 31,61 受信機 33 同調・検波回路 35,65 復調回路 38,42 ディエンファシス回路 39 マトリクス回路 41 FM検波回路 44 制御信号検出回路 46L,46R;64,68 スイッチ 47L,47R;66,69 ホールド回路 51 ノイズ検出回路 67 タンク回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送の受信信号から音声信
    号成分を抽出する音声抽出回路と、 前記音声信号成分を音声信号に復調する復調回路と、 前記音声信号成分に重畳されたノイズを検出するノイズ
    検出回路と、 前記ノイズ検出回路の出力に応答し、ノイズが検出され
    ないときには前記復調回路の出力を導出し、ノイズが検
    出されたときには前記復調回路の出力を遮断するスイッ
    チング手段と、 スイッチング手段の出力をホールドするホールド回路
    と、 ホールド回路の出力を音響化する音響化手段とを含むこ
    とを特徴とするテレビジョン放送の音声信号受信装置。
  2. 【請求項2】 テレビジョン放送の受信信号から音声信
    号成分を抽出する音声抽出回路と、 前記音声信号成分に重畳されたノイズを検出するノイズ
    検出回路と、 前記ノイズ検出回路の出力に応答し、ノイズが検出され
    ないときには前記音声抽出回路からの音声信号成分を導
    出し、ノイズが検出されたときには前記音声信号成分の
    出力を遮断する第1スイッチング手段と、 前記第1スイッチング手段の出力をホールドする第1ホ
    ールド回路と、 第1ホールド回路の出力から主音声信号を抽出する主音
    声抽出回路と、 第1ホールド回路の出力から副音声信号成分を抽出して
    検波する検波回路と、 前記ノイズ検出回路の出力に応答し、ノイズが検出され
    ないときには前記検波回路からの副音声信号を導出し、
    ノイズが検出されたときには前記副音声信号の出力を遮
    断する第2スイッチング手段と、 第2スイッチング手段の出力をホールドする第2ホール
    ド回路と、 前記主音声抽出回路および第2ホールド回路の出力から
    音声信号を復元する復元回路と、 復元回路の出力を音響化する音響化手段とを含むことを
    特徴とするテレビジョン放送の音声信号受信装置。
JP5072386A 1993-03-30 1993-03-30 テレビジョン放送の音声信号受信装置 Expired - Fee Related JP2828556B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5072386A JP2828556B2 (ja) 1993-03-30 1993-03-30 テレビジョン放送の音声信号受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5072386A JP2828556B2 (ja) 1993-03-30 1993-03-30 テレビジョン放送の音声信号受信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06292103A true JPH06292103A (ja) 1994-10-18
JP2828556B2 JP2828556B2 (ja) 1998-11-25

Family

ID=13487798

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5072386A Expired - Fee Related JP2828556B2 (ja) 1993-03-30 1993-03-30 テレビジョン放送の音声信号受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2828556B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324747B1 (ko) * 1999-05-19 2002-02-20 구자홍 음성 잡음신호 제거회로
JP2007310356A (ja) * 2006-04-18 2007-11-29 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008067215A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Sanyo Electric Co Ltd 音声信号処理回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100324747B1 (ko) * 1999-05-19 2002-02-20 구자홍 음성 잡음신호 제거회로
JP2007310356A (ja) * 2006-04-18 2007-11-29 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2008067215A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Sanyo Electric Co Ltd 音声信号処理回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2828556B2 (ja) 1998-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FR2496375A1 (fr) Appareil d'enregistrement/reproduction de signaux de television avec des signaux autio multiplexes
JP2828556B2 (ja) テレビジョン放送の音声信号受信装置
JPS6317270B2 (ja)
JPH04227382A (ja) 信号処理装置
JPH084782Y2 (ja) 音声多重放送の共用受信装置
US4513323A (en) Buzz reduction for intercarrier type television sound detection
KR960003036B1 (ko) 텔레비젼 음성 다중신호를 위한 복조회로
CA1266121A (en) Receiver for sound multiplex broadcast
JP2517704B2 (ja) 音声信号受信装置
JPH0114752B2 (ja)
JPS6022684Y2 (ja) Fmステレオ受信機
JPH0380688A (ja) Catv用端末装置
JP2890411B2 (ja) テレビジョン音声多重信号の復調装置
JPH0718193Y2 (ja) 雑音除去装置
JP2793206B2 (ja) テレビジョン多重信号受信回路
CA1145032A (en) Receiver for stereophonic television sound transmission
JP2705579B2 (ja) テレビジョン放送信号受信装置
KR960009150B1 (ko) 텔레비젼; 신호변환장치
JPH0418263Y2 (ja)
JP2983840B2 (ja) 受信装置
JPH0352063Y2 (ja)
JP2000299824A (ja) 音声多重復調器
JPH0626379U (ja) 音声多重信号処理回路
JPS61198929A (ja) 車載用ダイバ−シテイtv音声多重放送受信機
JPS5838084A (ja) 音声多重復調回路装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980901

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080918

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090918

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090918

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100918

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110918

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees