JPH06292380A - 速度制御装置 - Google Patents
速度制御装置Info
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- JPH06292380A JPH06292380A JP5075482A JP7548293A JPH06292380A JP H06292380 A JPH06292380 A JP H06292380A JP 5075482 A JP5075482 A JP 5075482A JP 7548293 A JP7548293 A JP 7548293A JP H06292380 A JPH06292380 A JP H06292380A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 負荷トルク変動による速度変動を大幅に低減
した速度制御装置を提供する。 【構成】 所定の速度にて制御されるモータ11と、モ
ータ11の速度を検出する速度検出器12と、速度検出
器12の出力信号に応動した制御信号を出力する制御器
13と、前記制御信号に応動してモータ11への供給電
力を変化させる駆動器14を有して構成されている。さ
らに、制御器13は、速度検出器12の出力信号に応動
した補償信号を作り出す補償器21と、前記補償信号を
実質的に積分する積分器22と、積分器22の出力信号
と速度検出器12の出力信号を所定の比率にて合成した
第1の合成信号を得る第1の比例合成器23と、前記補
償信号と前記第1の合成信号を所定の比率にて合成した
第2の合成信号を得る第2の比例合成器24を有し、前
記第2の合成信号に応動した制御信号を出力するように
構成されている。
した速度制御装置を提供する。 【構成】 所定の速度にて制御されるモータ11と、モ
ータ11の速度を検出する速度検出器12と、速度検出
器12の出力信号に応動した制御信号を出力する制御器
13と、前記制御信号に応動してモータ11への供給電
力を変化させる駆動器14を有して構成されている。さ
らに、制御器13は、速度検出器12の出力信号に応動
した補償信号を作り出す補償器21と、前記補償信号を
実質的に積分する積分器22と、積分器22の出力信号
と速度検出器12の出力信号を所定の比率にて合成した
第1の合成信号を得る第1の比例合成器23と、前記補
償信号と前記第1の合成信号を所定の比率にて合成した
第2の合成信号を得る第2の比例合成器24を有し、前
記第2の合成信号に応動した制御信号を出力するように
構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータの速度を所定の
値に制御する速度制御装置に関するものである。
値に制御する速度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の速度制御装置の構成を図4に示
す。まず、モータ111の回転速度が速度検出器112
によって検出される。この速度検出器112の検出信号
に基づき、制御器113は速度誤差に比例した制御信号
を駆動器114に供給する。駆動器114は、上記制御
信号に応動してモータ111への供給電力を変化させ
る。その結果、モータ111の速度に関してフィードバ
ックループが構成され、その回転速度を所定の値に安定
化させている。
す。まず、モータ111の回転速度が速度検出器112
によって検出される。この速度検出器112の検出信号
に基づき、制御器113は速度誤差に比例した制御信号
を駆動器114に供給する。駆動器114は、上記制御
信号に応動してモータ111への供給電力を変化させ
る。その結果、モータ111の速度に関してフィードバ
ックループが構成され、その回転速度を所定の値に安定
化させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の速度
制御装置において、モータ111に変動成分を含んだ負
荷トルクが加わると、その負荷トルク変動によりモータ
111の回転速度が変動してしまう。負荷トルク変動に
よる速度変動を小さくするためには、制御器113の利
得を大きくする事が有効である。しかしながら、制御器
113の利得を大きくすると、それに比例して制御帯域
が大きくなり、速度制御系のゲイン余裕や位相余裕が劣
化し、制御系が不安定になる。その結果、制御器113
の利得に限界があり、速度変動の低減に限界があった。
制御装置において、モータ111に変動成分を含んだ負
荷トルクが加わると、その負荷トルク変動によりモータ
111の回転速度が変動してしまう。負荷トルク変動に
よる速度変動を小さくするためには、制御器113の利
得を大きくする事が有効である。しかしながら、制御器
113の利得を大きくすると、それに比例して制御帯域
が大きくなり、速度制御系のゲイン余裕や位相余裕が劣
化し、制御系が不安定になる。その結果、制御器113
の利得に限界があり、速度変動の低減に限界があった。
【0004】本発明は、このような従来の欠点を解消
し、制御器113の利得をあげることなく、負荷トルク
変動に対する速度変動を低減する高性能な速度制御装置
を提供することを目的とするものである。
し、制御器113の利得をあげることなく、負荷トルク
変動に対する速度変動を低減する高性能な速度制御装置
を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の速度制御装置は、所定の速度にて制御される
モータと、前記モータの速度を検出する速度検出手段
と、前記速度検出手段の出力信号に応動した制御信号を
出力する制御手段と、前記制御信号に応動して前記モー
タへの供給電力を変化させる駆動手段とを具備し、前記
制御手段は、前記速度検出手段の出力信号に応動した補
償信号を作り出す補償手段と、前記補償信号を実質的に
積分する積分手段と、前記積分手段の出力信号と前記速
度検出手段の出力信号とを所定の比率にて合成した第1
の合成信号を得る第1の比例合成手段と、前記補償信号
と前記第1の合成信号とを所定の比率にて合成した第2
の合成信号を得る第2の比例合成手段を有し、前記第2
の合成信号に応動した制御信号を出力するようにしたも
のである。
に本発明の速度制御装置は、所定の速度にて制御される
モータと、前記モータの速度を検出する速度検出手段
と、前記速度検出手段の出力信号に応動した制御信号を
出力する制御手段と、前記制御信号に応動して前記モー
タへの供給電力を変化させる駆動手段とを具備し、前記
制御手段は、前記速度検出手段の出力信号に応動した補
償信号を作り出す補償手段と、前記補償信号を実質的に
積分する積分手段と、前記積分手段の出力信号と前記速
度検出手段の出力信号とを所定の比率にて合成した第1
の合成信号を得る第1の比例合成手段と、前記補償信号
と前記第1の合成信号とを所定の比率にて合成した第2
の合成信号を得る第2の比例合成手段を有し、前記第2
の合成信号に応動した制御信号を出力するようにしたも
のである。
【0006】
【作用】本発明では、制御手段の中に設けた積分手段と
第1の比例合成手段と第2の比例合成手段により、低周
波領域において、モータに加わる負荷トルク変動による
速度変動を低減する効果を大幅に向上させている。その
結果、速度変動の著しく小さい高性能な速度制御装置を
得る事ができる。
第1の比例合成手段と第2の比例合成手段により、低周
波領域において、モータに加わる負荷トルク変動による
速度変動を低減する効果を大幅に向上させている。その
結果、速度変動の著しく小さい高性能な速度制御装置を
得る事ができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例における速度制御装
置について、図面を参照しながら説明する。
置について、図面を参照しながら説明する。
【0008】図1は本発明の速度制御装置のブロック構
成図である。モータ11は、例えば直流モータやブラシ
レス直流モータによって構成され、駆動信号f(例えば
駆動電流)に応動したトルクを発生する。モータ11の
回転速度は、速度検出器12によって検出される。速度
検出器12は、例えばモータ11に取りつけられたエン
コーダに生じる交流信号の周期もしくは周波数を検出
し、その周期もしくは周波数に応動したディジタル値の
速度検出信号aを出力する。
成図である。モータ11は、例えば直流モータやブラシ
レス直流モータによって構成され、駆動信号f(例えば
駆動電流)に応動したトルクを発生する。モータ11の
回転速度は、速度検出器12によって検出される。速度
検出器12は、例えばモータ11に取りつけられたエン
コーダに生じる交流信号の周期もしくは周波数を検出
し、その周期もしくは周波数に応動したディジタル値の
速度検出信号aを出力する。
【0009】速度検出器12の出力信号aは制御器13
(図示の破線部分)に入力され、所定の加工処理を施さ
れて制御信号eとして出力される。制御信号eは駆動器
14に入力され、駆動器14は制御信号eに応動(例え
ば比例)した駆動信号f(例えば駆動電流)を発生し、
モータ11に供給する。その結果、モータ11と速度検
出器12と制御器13と駆動器14によってフィードバ
ックループが構成され、モータ11の回転速度に応じて
モータ11への供給電力を変化させ、モータ11の回転
速度を所定の値に制御している。
(図示の破線部分)に入力され、所定の加工処理を施さ
れて制御信号eとして出力される。制御信号eは駆動器
14に入力され、駆動器14は制御信号eに応動(例え
ば比例)した駆動信号f(例えば駆動電流)を発生し、
モータ11に供給する。その結果、モータ11と速度検
出器12と制御器13と駆動器14によってフィードバ
ックループが構成され、モータ11の回転速度に応じて
モータ11への供給電力を変化させ、モータ11の回転
速度を所定の値に制御している。
【0010】制御器13は、図1に示すように、補償器
21と積分器22と第1の比例合成器23と第2の比例
合成器24を有している。速度検出器12の出力信号a
は補償器21に入力される。補償器21は所定の制御補
償処理(例えば、比例動作,積分動作,微分動作および
/もしくは繰返し制御動作の組み合わせ処理)を行な
い、補償信号bを出力する。補償信号bは積分器22に
入力される。積分器22は補償信号bをディジタル的に
積分し(少なくとも所要の低周波領域において、積分動
作を行なう)、必要に応じて所定の利得を乗算し、積分
信号cを出力する。第1の比例合成器23は、積分信号
cと速度検出器12の出力信号aを所定の比率(負の比
率も含む)にて加算合成し、積分信号cと速度検出器1
2の出力信号aの両者に応動した第1の合成信号dを出
力する。第2の比例合成器24は、補償信号bと第1の
合成信号dを所定の比率(負の比率も含む)にて加算合
成し、補償信号bと第1の合成信号dの両者に応動した
第2の合成信号を出力する。ここでは、第2の合成信号
が制御器13の制御信号eとして出力される(第2の合
成信号に所定の利得を乗算して制御信号にしても良
い)。なお、第2の比例合成器24はD/A変換器を含
んで構成されており、制御信号eはアナログ信号に変換
されて制御器13から出力される。
21と積分器22と第1の比例合成器23と第2の比例
合成器24を有している。速度検出器12の出力信号a
は補償器21に入力される。補償器21は所定の制御補
償処理(例えば、比例動作,積分動作,微分動作および
/もしくは繰返し制御動作の組み合わせ処理)を行な
い、補償信号bを出力する。補償信号bは積分器22に
入力される。積分器22は補償信号bをディジタル的に
積分し(少なくとも所要の低周波領域において、積分動
作を行なう)、必要に応じて所定の利得を乗算し、積分
信号cを出力する。第1の比例合成器23は、積分信号
cと速度検出器12の出力信号aを所定の比率(負の比
率も含む)にて加算合成し、積分信号cと速度検出器1
2の出力信号aの両者に応動した第1の合成信号dを出
力する。第2の比例合成器24は、補償信号bと第1の
合成信号dを所定の比率(負の比率も含む)にて加算合
成し、補償信号bと第1の合成信号dの両者に応動した
第2の合成信号を出力する。ここでは、第2の合成信号
が制御器13の制御信号eとして出力される(第2の合
成信号に所定の利得を乗算して制御信号にしても良
い)。なお、第2の比例合成器24はD/A変換器を含
んで構成されており、制御信号eはアナログ信号に変換
されて制御器13から出力される。
【0011】実際には、制御器13の内容はマイクロコ
ンピュータのソフトウェアによってディジタル的に実現
されているが、以下では、説明の都合上アナログ的な近
似を行なって説明する。
ンピュータのソフトウェアによってディジタル的に実現
されているが、以下では、説明の都合上アナログ的な近
似を行なって説明する。
【0012】図1に示した速度制御装置の詳細動作およ
び効果について、図2を参照して説明する。図2は、図
1の速度制御装置の制御ブロック図である(制御の安定
点近傍において線形近似したブロック図である)。モー
タ11の発生トルクnから負荷トルクwを減算した実質
トルク(加算点55の出力)がモータ11の実質的な駆
動トルクになり、モータ11の慣性ブロック51の伝達
関数(1/As)を介して回転速度pになる。ここで、
Aはモータ11の慣性モーメントに対応した所定値であ
り、sはラプラス演算子である。回転速度pは、速度検
出器12に対応した速度検出ブロック52の伝達関数
(−B)を介して速度検出信号aになる。ここで、Bは
速度検出利得(B≠0)であり、−符号は負帰還を強調
するためにこのブロックに明示した(必ずしも、このブ
ロックにある必要はない)。
び効果について、図2を参照して説明する。図2は、図
1の速度制御装置の制御ブロック図である(制御の安定
点近傍において線形近似したブロック図である)。モー
タ11の発生トルクnから負荷トルクwを減算した実質
トルク(加算点55の出力)がモータ11の実質的な駆
動トルクになり、モータ11の慣性ブロック51の伝達
関数(1/As)を介して回転速度pになる。ここで、
Aはモータ11の慣性モーメントに対応した所定値であ
り、sはラプラス演算子である。回転速度pは、速度検
出器12に対応した速度検出ブロック52の伝達関数
(−B)を介して速度検出信号aになる。ここで、Bは
速度検出利得(B≠0)であり、−符号は負帰還を強調
するためにこのブロックに明示した(必ずしも、このブ
ロックにある必要はない)。
【0013】制御器13に対応した制御ブロック53
は、図2の破線部分である。補償器21に対応した補償
ブロック61の伝達関数をC(s)とする。C(s)は補償器
21の制御補償処理に対応した伝達関数であり、制御的
には速度検出信号aをC(s)倍した補償信号bを出力す
る。積分器22に対応した積分ブロック62は、伝達関
数D/sになる。ここで、1/sはアナログ近似した積
分動作を表し、Dは積分ブロック62の利得(D≠0)
である。積分ブロック62は、補償信号bを積分した積
分信号cを出力する。
は、図2の破線部分である。補償器21に対応した補償
ブロック61の伝達関数をC(s)とする。C(s)は補償器
21の制御補償処理に対応した伝達関数であり、制御的
には速度検出信号aをC(s)倍した補償信号bを出力す
る。積分器22に対応した積分ブロック62は、伝達関
数D/sになる。ここで、1/sはアナログ近似した積
分動作を表し、Dは積分ブロック62の利得(D≠0)
である。積分ブロック62は、補償信号bを積分した積
分信号cを出力する。
【0014】第1の比例合成器23に対応した第1の比
例合成ブロック63は、第1の利得ブロック71と加算
点72を含んでいる。第1の比例合成ブロック63は、
積分信号cと速度検出信号aを所定の比率(1:E)に
て合成し、第1の合成信号dを得ている。第1の利得ブ
ロック71の第1の比率利得Eは、第1の合成信号dに
含まれる積分信号cに対する速度検出信号aの比率を表
し、正または負の所定の値(E≠0)である。
例合成ブロック63は、第1の利得ブロック71と加算
点72を含んでいる。第1の比例合成ブロック63は、
積分信号cと速度検出信号aを所定の比率(1:E)に
て合成し、第1の合成信号dを得ている。第1の利得ブ
ロック71の第1の比率利得Eは、第1の合成信号dに
含まれる積分信号cに対する速度検出信号aの比率を表
し、正または負の所定の値(E≠0)である。
【0015】第2の比例合成器24に対応した第2の比
例合成ブロック64は、第2の利得ブロック75と加算
点76を含んでいる。第2の比例合成ブロック64は、
補償信号bと第1の合成信号dを所定の比率(1:F)
にて合成し、第2の合成信号を得ている。第2の利得ブ
ロック75の第2の比率利得Fは、第2の合成信号に含
まれる補償信号bに対する第1の合成信号dの比率を表
し、正または負の所定の値(F≠0)である。第2の合
成信号が制御ブロック53の制御信号eとして出力され
る。なお、ここではD・F>0,E・F>0とする。
例合成ブロック64は、第2の利得ブロック75と加算
点76を含んでいる。第2の比例合成ブロック64は、
補償信号bと第1の合成信号dを所定の比率(1:F)
にて合成し、第2の合成信号を得ている。第2の利得ブ
ロック75の第2の比率利得Fは、第2の合成信号に含
まれる補償信号bに対する第1の合成信号dの比率を表
し、正または負の所定の値(F≠0)である。第2の合
成信号が制御ブロック53の制御信号eとして出力され
る。なお、ここではD・F>0,E・F>0とする。
【0016】駆動器54とモータ11のトルク発生部と
を合成した駆動ブロック54の伝達関数をGとする。こ
こで、Gはトルク変換利得(G≠0)である。駆動ブロ
ック54は、制御信号eに比例した発生トルクnを発生
する。
を合成した駆動ブロック54の伝達関数をGとする。こ
こで、Gはトルク変換利得(G≠0)である。駆動ブロ
ック54は、制御信号eに比例した発生トルクnを発生
する。
【0017】図2の制御伝達ブロックにおいて、負荷ト
ルクwによる回転速度pへの影響は、wからpへの伝達
関数によって評価できる。図3の伝達ブロック90に、
負荷トルクwから回転速度pへの伝達関数を示す。伝達
関数は、(数19)で与えられる。
ルクwによる回転速度pへの影響は、wからpへの伝達
関数によって評価できる。図3の伝達ブロック90に、
負荷トルクwから回転速度pへの伝達関数を示す。伝達
関数は、(数19)で与えられる。
【0018】
【数1】
【0019】本発明の効果を明確にするために、従来の
速度制御装置の負荷トルクから回転速度への伝達関数を
求める。これは、図2においてD=0,E=0,F=0
の場合に相当する。従って、従来の伝達関数は(数2)
となる。
速度制御装置の負荷トルクから回転速度への伝達関数を
求める。これは、図2においてD=0,E=0,F=0
の場合に相当する。従って、従来の伝達関数は(数2)
となる。
【0020】
【数2】
【0021】(数1)と(数2)を比較すると、(数
1)の分母にD・F/sやE・Fの項が増えている事が
わかる。従って、特に、D・F/sの働きにより、本発
明による(数1)の伝達関数の絶対値は、従来の伝達関
数(数2)に比較して、低周波領域において小さくなる
ことを意味する。その結果、本発明の速度制御装置で
は、負荷トルクwの変動が生じても回転速度pの変動は
小さいと言える。
1)の分母にD・F/sやE・Fの項が増えている事が
わかる。従って、特に、D・F/sの働きにより、本発
明による(数1)の伝達関数の絶対値は、従来の伝達関
数(数2)に比較して、低周波領域において小さくなる
ことを意味する。その結果、本発明の速度制御装置で
は、負荷トルクwの変動が生じても回転速度pの変動は
小さいと言える。
【0022】次に、本発明の速度制御装置において、積
分ブロック利得Dと第1の比率利得Eの比を次式の関係
にした場合を考える。
分ブロック利得Dと第1の比率利得Eの比を次式の関係
にした場合を考える。
【0023】
【数3】
【0024】このような関係は、積分器22に対応する
積分ブロック62の利得Dと、第1の比例合成器23に
対応する第1の比例合成ブロック63の第1の比率利得
Eについて、その比D/Eの選定を、積分器22の経路
を除いた補償器21の出力側から第1の比例合成器23
の入力側への伝達路の合成伝達関数のs倍の直流利得に
等しく(もしくは略等しく)した場合に相当する(符号
を除く)。このとき、負荷トルクwから回転速度pへの
伝達関数は、(数4)となる。
積分ブロック62の利得Dと、第1の比例合成器23に
対応する第1の比例合成ブロック63の第1の比率利得
Eについて、その比D/Eの選定を、積分器22の経路
を除いた補償器21の出力側から第1の比例合成器23
の入力側への伝達路の合成伝達関数のs倍の直流利得に
等しく(もしくは略等しく)した場合に相当する(符号
を除く)。このとき、負荷トルクwから回転速度pへの
伝達関数は、(数4)となる。
【0025】
【数4】
【0026】(数4)と(数2)を比較すると、(数
4)では1/(1+D・F/s)の項が増えている事が
わかる。従って、本発明による(数4)の伝達関数の絶
対値は、従来の伝達関数(数2)に比較して、低周波領
域において1/(1+D・F/s)の効果の分だけ小さ
くなっている。その結果、本発明の速度制御装置では、
負荷トルクwの変動が生じても回転速度pの変動は低周
波領域において大幅に小さいと言える。
4)では1/(1+D・F/s)の項が増えている事が
わかる。従って、本発明による(数4)の伝達関数の絶
対値は、従来の伝達関数(数2)に比較して、低周波領
域において1/(1+D・F/s)の効果の分だけ小さ
くなっている。その結果、本発明の速度制御装置では、
負荷トルクwの変動が生じても回転速度pの変動は低周
波領域において大幅に小さいと言える。
【0027】このような効果は、特に、低周波領域にお
ける速度変動の小さい事を要求されるテープ記録再生装
置のキャプスタンモータ用速度制御装置やディスク記録
再生装置のスピンドルモータ用速度制御装置において非
常に好ましい特性である。
ける速度変動の小さい事を要求されるテープ記録再生装
置のキャプスタンモータ用速度制御装置やディスク記録
再生装置のスピンドルモータ用速度制御装置において非
常に好ましい特性である。
【0028】また、本発明の速度制御装置は、補償器2
1の制御補償処理内容に無関係に、積分器22と第1の
比例合成器23と第2の比例合成器24の作用によっ
て、速度変動を大幅に低減している。従って、本発明の
速度制御装置は、従来の速度制御装置よりも格段に高性
能化を実現していると言える。
1の制御補償処理内容に無関係に、積分器22と第1の
比例合成器23と第2の比例合成器24の作用によっ
て、速度変動を大幅に低減している。従って、本発明の
速度制御装置は、従来の速度制御装置よりも格段に高性
能化を実現していると言える。
【0029】前述の実施例では、第1の比率利得Eと第
2の比率利得Fの2つの定数を設定するようにしたが、
EまたはFの内の一方を1にする事も可能であり、この
ような場合には乗算回数が減り、制御器13における演
算が容易になる利点もある。
2の比率利得Fの2つの定数を設定するようにしたが、
EまたはFの内の一方を1にする事も可能であり、この
ような場合には乗算回数が減り、制御器13における演
算が容易になる利点もある。
【0030】また、速度基準値の設定や速度誤差演算
は、速度検出器12もしくは制御器13内の所要のブロ
ックで行えばよく、特に限定するものではない。
は、速度検出器12もしくは制御器13内の所要のブロ
ックで行えばよく、特に限定するものではない。
【0031】さらに、モータ11の回転に連動した位相
情報も同時に検出し、速度検出情報と共に位相検出情報
を制御器13の補償器21に入力し、速度と位相の同時
制御をするようにしても良く、本発明に含まれる事は言
うまでもない。
情報も同時に検出し、速度検出情報と共に位相検出情報
を制御器13の補償器21に入力し、速度と位相の同時
制御をするようにしても良く、本発明に含まれる事は言
うまでもない。
【0032】また、前述の実施例では、モータ11の回
転速度を検出制御するようにしたが、本発明はそのよう
な場合に限定されるものではなく、例えば、並進運動を
行なう直進形のモータの並進速度を検出制御するように
しても良い。
転速度を検出制御するようにしたが、本発明はそのよう
な場合に限定されるものではなく、例えば、並進運動を
行なう直進形のモータの並進速度を検出制御するように
しても良い。
【0033】その他、本発明の主旨を変えずして種々の
変形が可能である。
変形が可能である。
【0034】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
の速度制御装置は、制御器の中に設けた積分器と第1の
比例合成器と第2の比例合成器により、低周波領域にお
いて、モータに加わる負荷トルク変動による速度変動を
低減する効果を大幅に向上させている。その結果、速度
変動の著しく小さい高性能な速度制御装置を得る事がで
きる。
の速度制御装置は、制御器の中に設けた積分器と第1の
比例合成器と第2の比例合成器により、低周波領域にお
いて、モータに加わる負荷トルク変動による速度変動を
低減する効果を大幅に向上させている。その結果、速度
変動の著しく小さい高性能な速度制御装置を得る事がで
きる。
【図1】本発明の速度制御装置の一実施例を表すブロッ
ク構成図
ク構成図
【図2】本発明の速度制御装置の制御ブロックを説明す
るための図
るための図
【図3】本発明の制御伝達関数を説明するための図
【図4】従来の速度制御装置の構成図
11 モータ 12 速度検出器 13 制御器 14 駆動器 21 補償器 22 積分器 23 第1の比例合成器 24 第2の比例合成器 51 慣性ブロック 52 速度検出ブロック 53 制御ブロック 54 駆動ブロック 55 加算点 61 補償ブロック 62 積分ブロック 63 第1の比例合成ブロック 64 第2の比例合成ブロック 71 第1の利得ブロック 72 加算点 75 第2の利得ブロック 76 加算点
Claims (2)
- 【請求項1】所定の速度にて制御されるモータと、前記
モータの速度を検出する速度検出手段と、前記速度検出
手段の出力信号に応動した制御信号を出力する制御手段
と、前記制御信号に応動して前記モータへの供給電力を
変化させる駆動手段とを具備し、前記制御手段は、前記
速度検出手段の出力信号に応動した補償信号を作り出す
補償手段と、前記補償信号を実質的に積分する積分手段
と、前記積分手段の出力信号と前記速度検出手段の出力
信号とを所定の比率にて合成した第1の合成信号を得る
第1の比例合成手段と、前記補償信号と前記第1の合成
信号とを所定の比率にて合成した第2の合成信号を得る
第2の比例合成手段を有し、前記第2の合成信号に応動
した制御信号を出力することを特徴とする速度制御装
置。 - 【請求項2】積分手段の利得をD、第1の比例合成手段
の第1の合成信号に含まれる前記積分手段の出力信号に
対する速度検出手段の出力信号の比率利得をEとすると
き、D/Eの絶対値を、前記積分手段の経路を除いた補
償手段の出力側から前記第1の比例合成手段の入力側へ
の伝達路の合成伝達関数のs倍の直流利得の絶対値に等
しく、もしくは略等しくしたことを特徴とする請求項1
記載の速度制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5075482A JPH06292380A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 速度制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5075482A JPH06292380A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 速度制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06292380A true JPH06292380A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13577560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5075482A Pending JPH06292380A (ja) | 1993-04-01 | 1993-04-01 | 速度制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06292380A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115924425A (zh) * | 2023-01-31 | 2023-04-07 | 广西美斯达重工有限公司 | 一种液压给料激振器转速补偿控制系统及装置 |
-
1993
- 1993-04-01 JP JP5075482A patent/JPH06292380A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115924425A (zh) * | 2023-01-31 | 2023-04-07 | 广西美斯达重工有限公司 | 一种液压给料激振器转速补偿控制系统及装置 |
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