JPH06292455A - 吹付機械搬送用客土材 - Google Patents

吹付機械搬送用客土材

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Publication number
JPH06292455A
JPH06292455A JP5102001A JP10200193A JPH06292455A JP H06292455 A JPH06292455 A JP H06292455A JP 5102001 A JP5102001 A JP 5102001A JP 10200193 A JP10200193 A JP 10200193A JP H06292455 A JPH06292455 A JP H06292455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
soil
black soil
spraying machine
sand
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5102001A
Other languages
English (en)
Inventor
Daiki Washiro
大器 和城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujita Corp
Original Assignee
Fujita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujita Corp filed Critical Fujita Corp
Priority to JP5102001A priority Critical patent/JPH06292455A/ja
Publication of JPH06292455A publication Critical patent/JPH06292455A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 吹付機の機械搬送に適した低含水率の黒土に
よる客土材を提供する。 【構成】 黒土に少なくとも保水性を有する吸水材と、
非保水性の粘性低減材とを混合した。黒土40〜50%
に対して、保水性を有する吸水材としてヤシガラチップ
を10〜20%、非保水性の粘性低減材として砂を40
〜50%の体積比の割合で混合した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は岩盤緑化等に際して吹付
機械により搬送される植栽用の客土材に関し、特に黒土
を使用できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、岩盤緑化を行う場合は、芝による
植生が一般的であった。その場合は、岩盤表面に施す緑
化植生用の基盤材として、ピートモスやバーク堆肥が主
体に使用されていた。これらは粘性がなく軽量であるた
め、吹付機による機械搬送が容易であった。しかし、近
年、環境復元のための修景緑化が叫ばれ、樹木による岩
盤緑化の必要性が増してきた。樹木の植生の場合には、
発芽率の点から播種より苗木による植栽が主体となるた
め、多量の客土が必要となる。このような客土としては
黒土が適しているが、その土質の性状から機械搬送は不
可能で、専らその搬送はクレーンや人の労力に頼らなけ
ればならなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
人力やクレーンを使用して黒土を搬送していたのでは、
コストが高くなり、実用上黒土を客土材として使用する
のが難しかった。そこで、黒土を機械搬送できるよう本
願出願人は研究を行った。その結果、黒土の機械搬送に
おける問題点は、黒土が機械搬送に際して混煉されて粘
性が増加するためであることが分かった。
【0004】つまり、黒土の粘性が増加するため、搬送
機械の吹付機のミキサーの羽根や軸に黒土が付着して吹
き付けができなかった。さらに、黒土が団子状の塊をつ
くり、吹付機のホース内で閉塞現象を起こした。そのた
め、本来樹木等の植栽用に適した黒土は、他の客土材に
比べて吹付機械による搬送効率が悪いとの理由で、機械
搬送を主体とする岩盤緑化には不向きであるとされてい
た。一方、通常の黒土は90%以上の高い含水率を有し
ており、本願出願人はこの黒土の高含水率が上記機械搬
送上の問題を惹起する粘性の主因と考えた。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、吹付
機による機械搬送に適した低含水率の黒土による客土材
を提供することを目的とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、岩盤緑化等の目的で岩盤表面に吹付機械により搬送
される植栽用基盤材の吹付機械搬送用客土材において、
黒土に少なくとも保水性を有する吸水材と、非保水性の
粘性低減材とを混合した。また、上記保水性を有する吸
水材にヤシガラチップを、非保水性の粘性低減材に砂を
使用した。さらに、少なくとも上記ヤシガラチップを1
0〜20%、砂を40〜50%、黒土を40〜50%の
体積比で混合した。
【0007】本発明において、保水性を有する吸水材を
混合したのは、吸水性により黒土の高い含水率を低減さ
せて黒土の粘性を低くするとともに、保水性により植物
の育成基盤材としての水分の確保を目的とするためであ
る。また、非保水性の粘性低減材を混合したのは、混合
物中に余分な水分を保持させずに、高い粘性を有する黒
土の粘性を低減させて吹付機による機械搬送を可能にす
るためである。
【0008】さらに、保水性を有する吸水材としてヤシ
ガラチップを使用したのは、ヤシガラチップが極めて高
い吸水性(自己体積の200%以上)を有し、黒土の含
水率を低減させるのに最適であるとともに、保水性が高
いためである。さらに、ヤシガラチップは有機質である
ため、経年変化により植物の育成に必要な有機肥料とな
るためである。また、保水性を有する吸水材としては、
ヤシガラチップ以外に樹木の乾燥チップ等を使用するこ
ともできる。
【0009】また、粘性低減材として砂を使用したの
は、砂は岩盤緑化の工事現場等で発生したり、又は容易
に現地購入したりすることができ、その調達コストが安
価であるとともに、増量材として使用することができる
ためである。さらに、砂自体がさらさらとしているため
含水率の高い黒土の粘性を効果的に低減させ、また、混
合物中に余分な水分を保持させないためである。さら
に、粘性低減材として砂以外にもマサ土等を使用するこ
ともできる。砂としては、洗い砂、川砂及び山砂等を使
用することができる。
【0010】ヤシガラチップの体積混合比を10〜20
%としたのは、10%未満では黒土の含水率を低減させ
るのに不十分であり、20%より大きいと黒土の含水率
が低下し過ぎるためである。砂の体積混合比を40〜5
0%としたのは、40%未満では黒土の粘性の低減を十
分に図ることができず、50%より大きいと混合物全体
における黒土の量が少な過ぎて植物の育成基盤材として
不十分なためである。
【0011】黒土の混合比を40%〜50%としたの
は、40%未満では黒土の混合量が少な過ぎて植物の育
成基盤材として不十分であり、50%より大きいと混合
物の粘性が高く吹付機による機械搬送に適さないためで
ある。より好ましくは、ヤシガラチップ20%、砂40
%、黒土40%の体積比で混合されたものである。
【0012】
【実施例】本実施例では、ヤシガラチップとして三菱マ
テリアル社製のマイティハスク(商品名)を使用し、砂
としては洗い砂を用いた。尚、ヤシガラチップ以外には
樹木の乾燥チップを、洗い砂以外には川砂、山砂又はマ
サ土を使用することもできる。上記ヤシガラチップを1
0〜20%、砂を40〜50%、黒土を40〜50%の
体積混合比の範囲内で、表1に示すように混合比の異な
る3種の本発明に係る吹付機械搬送用客土材をつくり、
吹付機により実際に機械搬送を行って搬送状況を実験し
た。吹付機は中間にミキサーを使用したもので、吹付用
ホースは口径が45mm、長さ60mのゴム製で、吹付
時には約20mの高所に上記構成の混合物を搬送して吹
付を行った。
【0013】
【表1】 尚、表中の成分混合比は、混合物の体積%を示してい
る。
【0014】表1の No.1に示す比率で混合された黒土
混合の客土材では、吹付機による機械搬送が円滑に行わ
れた。 No.2の混合比では、黒土の含水率が90%以下
のとき、特に良好な吹付機による機械搬送性をを示すこ
とが分かった。また、 No.3の混合比では、時々ホース
内の閉塞現象が見られるものの、その他の搬送性は問題
がなかった。従って、本発明により、従来全く機械搬送
に適さなかった黒土を、ヤシガラチップと砂との混合物
とすることにより、十分に吹付機による機械搬送に耐え
得る客土材として使用することができることが分かっ
た。
【0015】尚、ヤシガラチップの黒土への混入は、黒
土の含水率が高いときは、事前に例えば1〜2日前に混
合しておくことが好ましい。さらに、黒土の含水率が8
0〜90%である場合は、吹付搬送時にヤシガラチップ
を黒土に混合しながら搬送させても構わない。
【0016】
【発明の効果】本発明により、黒土を吹付機による機械
搬送用の客土材として利用することができるため、従来
よりも低コストで黒土を岩盤緑化に使用することができ
る。また、本発明は樹木の植栽に適した黒土を低コスト
で岩盤緑化に使用することができるため、樹木の植栽が
特に必要とされる山岳土木における切り取り法面の緑化
に最適であり、近年の高まりつつある環境復元のための
修景緑化の要望に十分に応じることができる。さらに、
低コストで効率よく植栽に適した黒土を提供することが
できるため、法面緑化における植栽用植物の選択を従来
よりも広げることができ、個々の環境に最適な緑化を行
うことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 岩盤緑化等の目的で岩盤表面に吹付機械
    により搬送される植栽用基盤材の吹付機械搬送用客土材
    において、黒土に少なくとも保水性を有する吸水材と、
    非保水性の粘性低減材とを混合したことを特徴とする吹
    付機械搬送用客土材。
  2. 【請求項2】 保水性を有する吸水材がヤシガラチップ
    で、非保水性の粘性低減材が砂であることを特徴とする
    請求項1に記載の吹付機械搬送用客土材。
  3. 【請求項3】 少なくともヤシガラチップが10〜20
    %、砂が40〜50%、黒土が40〜50%の体積比で
    あることを特徴とする請求項2に記載の吹付機械搬送用
    客土材。
JP5102001A 1993-04-05 1993-04-05 吹付機械搬送用客土材 Pending JPH06292455A (ja)

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JP5102001A JPH06292455A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 吹付機械搬送用客土材

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JPH06292455A true JPH06292455A (ja) 1994-10-21

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JP5102001A Pending JPH06292455A (ja) 1993-04-05 1993-04-05 吹付機械搬送用客土材

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1056821A (ja) * 1996-08-22 1998-03-03 Koichi Naito 緑化用基盤材
JPH10191779A (ja) * 1996-12-27 1998-07-28 Raito Kogyo Co Ltd 植生基盤
JP2006336386A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Nippon Glass Kogyo Kk 法面吹付用組成物及び法面構造体及びその施行方法
KR100749075B1 (ko) * 2006-12-28 2007-08-13 김인중 친환경 소재의 충진재 및 이를 이용한 인조잔디

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