JPH0629266Y2 - 小型バキュームカー - Google Patents

小型バキュームカー

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JPH0629266Y2
JPH0629266Y2 JP1986113441U JP11344186U JPH0629266Y2 JP H0629266 Y2 JPH0629266 Y2 JP H0629266Y2 JP 1986113441 U JP1986113441 U JP 1986113441U JP 11344186 U JP11344186 U JP 11344186U JP H0629266 Y2 JPH0629266 Y2 JP H0629266Y2
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JP
Japan
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tank
valve
vehicle
vacuum pump
vacuum
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JP1986113441U
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晋平 国行
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Ebara Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、糞尿、汚泥、廃棄物液体等を吸引して積み込
み、移送し、そして排出することのできるバキュームカ
ーに関し、特に山間僻地のような道幅の狭い道路も走行
できる小型バキュームカーに関する。
[従来の技術] 従来から、各種バキュームカーが開発され、そしてそれ
ぞれの規模に応じて大型バキュームカー或いは小型バキ
ュームカーが実用に供されている。
ところで、上記したような従来のバキュームカーは、専
用車であって、一般に高価であり、更には小型車といえ
ども山間僻地の狭い道路は走行できず、これら離島や辺
地では昔ながらの人力によって処理されているのが実情
である。しかしながら、この人力による処理は主として
肥桶担ぎであるため重労働を伴い、近年の労働事情特に
山村僻地の労働力の変化に伴い社会問題となりつつあ
る。
そこで、現在開発され実用化されているバキュームカー
を、山村僻地にも適用することも考えられるが、上述し
たように山間地は道路の幅員は狭く、また急坂、急勾配
あるいは未舗装の道路等のため安全走行はできず、更に
は山村、僻地は家は一般に疎に点在し、戸数も少ないの
で、高価なバキュームカーではコスト的に成り立たない
といった問題もある。
一般に小型バキュームカーは公知であり、実公昭43−
11238号公報に開示されている。しかしながら、か
かる公知技術ではトラクタで牽引する型式のため山村地
では急坂のため馬力が不足したり或いは曲り道の運転が
安全ではない。
また、実公昭36−24006号公報には糞尿タンクを
備えた車両が開示されている。しかしながら、かかる公
知技術では前記の公知例と同様に一本のホースで給排作
業を行っているので能率的でない。
さらに特公昭36−2512号公報にはバキュームカー
のタンク内の圧力変化による各機器の自動調整装置が開
示されているが、山村僻地に適するものではない。
[解決する課題] したがって本考案の目的は、山村僻地、離島等のような
汲み取るべき戸数は少なく、しかも道路は狭く急坂、急
カーブの多い道路でも走行でき、かつ操作や給排作業が
容易な小型バキュームカーを提供するにある。
[課題を解決する手段] 本考案の小型バキュームカーによれば、前後輪の車幅が
共に1.2m以下、タイヤサイズが直径500mm以下
で、乗用運転と共に歩行前引き運転もできる4輪駆動型
式の自動車と、該自動車のフレームの後部にボルト・ナ
ットによって取付けられ胴径が0.5ないし1.2mの
比較的小さいタンクと、前記自動車の中央より前方位置
に配列される付属装置とから成り、前記タンクの後方部
位には吸引弁と排出弁をそれぞれ備えた吸引管と排出管
とが設けられ、前記タンクの上方部位には下方位置で開
になり満液になった上方位置で閉止するフロート弁が設
けられており、前記付属装置は、前記自動車の駆動エン
ジンで駆動される真空ポンプと、該真空ポンプと前記タ
ンクとを結ぶ配管系に設けられ、切換え作動によって前
記タンクを減圧し、また加圧する吸排切換弁と、前記配
管系に設けられてミストを空気から分離するセパレータ
とを備えている。
[考案の作用効果] 本考案は上記のように構成されているので、今4輪自動
車を運転して汲み取るべき家へ行く。そして、自動車の
エンジンを利用して真空ポンプを起動する。吸排切換弁
を操作して、タンク内を減圧する。減圧しながら吸込み
等に連設されたホースを汚物槽へ挿入する。すると、汚
泥液タンク内へ吸い込まれる。この作動中の吸気中のミ
ストはセパレータで分離され、真空ポンプ中へは至らな
い。
吸い込み作業が終ったら、次の汲み取るべき家へ移動さ
せ、同様に汲み取り作業を実施する。タンクが満量にな
ったらフロート弁が閉止するので、それによって満量を
知ることができる。
満量になったら自動車を運転して行って、しかるべき槽
へ排出する。例えば離島で適用される場合は、後述する
操作によって貯留船へ排出する。貯留船には何回分かの
糞尿が溜められ、そして処理場のある大きな島の港へ曳
航する。その島では従来の大型のバキュームカーに積み
変え、そして処理場へ運搬する。また山村僻地では各戸
を巡って集めた糞尿を一旦貯留槽に溜め、そして大型バ
キュームカーで処理場へと運ぶ。また漁村のように平地
が少なく住宅が密集している所では、貯留槽を建設する
土地が得がたいので、本考案のバキュームカーから直接
大型バキュームカーへ転送し、そして大型バキュームカ
ーで処理場へと運ぶことができる。
本考案のタンクから汚物液を排出するには、4輪自動車
のエンジンによって真空ポンプを駆動する。そして吸排
切換弁を操作してタンク内を加圧する。排出管を貯留槽
に挿入して排出弁を開にする。そうすると、タンク内の
糞尿は圧力によって貯留槽に効果的に排出される。貯留
槽が一段と低い場所に設けられていると自然排出も可能
である。
以上のように、本考案によると、農業用の運搬車から転
用された4輪自動車であるから、前後輪の車幅が共に比
較的に狭く、例えば1.2m以下であるので、せまい山
間僻地も、すみずみまで走行できる。特に狭い路地では
歩行前引き運転もできるので、安全を確認しつつ運転で
きる。しかも4輪自動車であるから、3輪車或いはテイ
ラー等に比較して安定した走行ができ、急勾配、急カー
ブの道路にも安全である。
本考案によると、またタンクは、4輪自動車にボルト・
ナットにより取付けられているので、必要に応じて取り
外し、そして運搬車として利用できる。タンクの上方部
位にはフロート弁が設けられているので、吸い込み過ぎ
て糞尿が真空ポンプまで達することがなく安全である。
また付属装置が、真空ポンプ、吸排切換弁、セパレータ
等の小数の装置から成っているので、バキュームカー全
体が安価であるという利点も有する。またタンクも胴径
が比較的に小さく0.5〜1.2m程度であるが、戸数
が少ないので問題がない。
さらに、本考案では、4輪駆動の自動車であるから、軟
弱地盤或いは未舗装の不整地でも支障なく走行できる。
また、タイヤサイズが直径500mm以下の小輪を用いる
ので、比較的小型のエンジンでも急坂を走行でき、また
車高が低くなり安定する。
そして本考案によれば、農業機械で行なわれているよう
に前方に倒して運転者が前方から自動車を押して移動す
る歩行前引き運転ができるので、狭い路地裏でも侵入で
き、極めて便利である。
[実施例] 以下添付図面によって本考案の実施例を説明する。
さて、第1図、第2図および第3図を参照すると、本実
施例に係る小型バキュームカーCは、4輪自動車30
と、自動車30に搭載された金属製タンク1と、自動車
の中央より前方位置に配置された付属装置50とから成
っている。
4輪自動車30には農業用運搬車が適用され、4輪3
1、32がそれぞれ駆動されるようになっている。そし
て車輪31、32の幅は前後輪とも1.2m以下になっ
ている。自動車の前方よりには、運転席33が設けられ
ており、更にその先方にはハンドル34が設けられてい
る。ハンドル34の近くには正確には図示されていない
が、アクセルレバー、クラッチレバー、ブレーキレバー
35、デフロックレバー、変速レバー36等が配置され
ている。またハンドル角度の調節に使用されるハンドル
ロックレバーも設けられており、運転席から乗用運転が
できると共に、歩行しながらも運転できるようになって
いる。したがって狭くて急カーブの道路でも安全で運転
できる。すなわち、歩行前引き運転するときはハンドル
34を第1図、第2図で右方に倒せばよい。
金属製タンク1には、胴径が0.5〜1.2mの小容量
のタンクが適用され、フレーム37上のブラケット3
8、38にボルト・ナットにより取付けられている。タ
ンク1の上方部位には安全弁2と共に、フロート弁10
が設けられている。フロート弁10は、フロートの上下
動により開閉する形式の弁でタンク1内に液体が所定量
吸い込まれると、閉止する。フロート弁10の上方に
は、該弁の上下動に連動して上下動するインジケータ棒
から成る液面計20が設けられている。インジケータ棒
は図示はされていないが、大気と遮断した透明筒内で上
下動するものである。金属製タンク1の後方部位には、
吸引弁3を備えた吸引管5と、排出弁4を有する排出管
6が設けられている。吸引管の位置は格別問題にはなら
ないが、排出管6はタンクの底壁近くに設けられてい
る。なおタンク1の側部及び後部には鉤形のホース掛7
が取付けられている。
付属装置50の1つである真空ポンプ51は、自動車の
エンジン52から出ている出力軸53によりベルト54
伝動により駆動されるようになっている。真空ポンプ5
1とタンクのフロート弁10との間は配管55で結ばれ
ていて、その途中にセパレータ56と吸排切換弁57が
介装されている。またこの吸排切換弁57の分岐管には
サイレンサ兼脱臭器58が設けられ、真空ポンプ51と
吸排切換弁57とを結ぶ配管61、62中にはセパレー
タ59とオイルタンク60が設けられている。
上記実施例の作用を第4図および第5図によって説明す
ると、小型バキュームカーCを運転して行って、汲み取
るべき槽B内へ吸引ホース70を入れ、吸引弁3をオー
プンにする。それと同時に真空ポンプ51をレバー72
を操作して起動する。吸排切換弁57は、第4図に示す
ように切換わっているので、タンク1は、フロート弁1
0、配管55を介して減圧され、槽B内の汚泥水はタン
ク内へと吸い込まれる。タンク1内を減圧するとき、空
気中に浮遊するミストはセパレータ56で分離され、ド
レンは弁71から適宜排出される。
真空ポンプ51は、ロータリ式であり潤滑油が注入され
るが、ポンプ内を通過する空気と共に潤滑油が配管61
を通ってオイルセパレータ59に至る。そして、このセ
パレータでオイルは空気から分離され、セパレータ59
の下方に溜まる。次段のオイルタンク60でも分離さ
れ、オイルセパレータ59で分離されたオイルと共に管
路63により真空ポンプに再度供給される。オイルタン
ク60から吐出される空気は、吸排切換弁57を通って
サイレンサ兼脱臭器58に至り、吐出口74から排出さ
れる。
槽B内の汚泥水の汲み取りが終ったら、次の汲み取るべ
き家へ4輪自動車を運転して行き、前述したような操作
によって汲み取る。以下同様にして各戸を巡回するが、
タンク1が満量になると、フロート弁10が上昇して閉
弁するので、それ以上の汲み取りはできず、吸引弁3を
閉にし、レバー72を切の方へ操作して真空ポンプ51
を止める。このとき、吸排切換弁57は中立位置にす
る。次に4輪自動車を例えば貯留槽の施設のある所まで
運転して行って、タンク内の汚水を貯留槽へ排出する。
排出作業は、吸排切換弁57を第5図に示す位置へ切換
え、そして真空ポンプ51を起動する。タンクを加圧す
べき空気は、サイレンサ兼脱臭器58の吸気口76から
吸引され、真空ポンプ51により昇圧され、オイルセパ
レータ59を通ってタンク1に供給される。排出ホース
75を貯留槽Eへセットし、そして排出弁4を開にす
る。そうすると、タンク内の汚水は空気圧により貯留槽
Eへ排出される。
排出が終了したら、真空ポンプ51を停止すると共に、
排出弁4を閉止し、更に吸排切換弁57を中立位置へ操
作するなどの適当な処理をして作業を完了する。
[考案の効果] 以上の如く本考案によれば、下記のすぐれた効果を奏す
る。
(i)小型の4輪駆動の自動車であるため、山村僻地、
悪路、急坂等の多い場所で安定した走行ができる。
(ii)歩行前引き運転も可能であるので、狭い路地裏へ
も侵入でき、漁村のような家が立て込んだ所でも効果的
に使用できる。
(iii)吸入管と排出管とを設けたので、給排作業が容
易である。
(iv)付属装置とタンクとの配置が合理的で小型化がで
きる。
(V)タイヤが小さいため、エンジンが小さくても馬力
があり、車高が低く安定している。
(VI)付属装置も真空ポンプ、セパレータ、吸排切換弁
と小数で、しかも市販品をそのまま適用できるので、バ
キュームカーを安価に提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ本考案の実施例を示す図
であって、第1図はその正面図、第2図はその平面図、
第3図はその側面図、第4図は本実施例の作用を説明す
るための模式図、第5図は吸排切換弁を排出側へ切換え
た状態を示す断面図である。 1……金属製タンク、3……吸引弁、4……排出弁、5
……吸引管、6……排出管、10……フロート弁、30
……4輪自動車、31、32……前後輪、34……ハン
ドル、50……付属装置、51……真空ポンプ、55…
…配管、56……セパレータ、57……吸排切換弁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後輪の車幅が1.2m以下、タイヤサイ
    ズが直径500mm以下で、乗用運転と共に歩行前引き運
    転もできる4輪駆動型式の自動車と、該自動車のフレー
    ムの後部にボルト・ナットによって取付けられ胴径が
    0.5ないし1.2mの比較的小さいタンクと、前記自
    動車の中央より前方位置に配列される付属装置とから成
    り、前記タンクの後方部位には吸引弁と排出弁をそれぞ
    れ備えた吸引管と排出管とが設けられ、前記タンクの上
    方部位には下方位置で開になり満液になった上方位置で
    閉止するフロート弁が設けられており、前記付属装置
    は、前記自動車の駆動エンジンで駆動される真空ポンプ
    と、該真空ポンプと前記タンクとを結ぶ配管系に設けら
    れ、切換え作動によって前記タンクを減圧し、また加圧
    する吸排切換弁と、前記配管系に設けられてミストを空
    気から分離するセパレータとを備えることを特徴とする
    小型バキュームカー。
JP1986113441U 1986-07-25 1986-07-25 小型バキュームカー Expired - Lifetime JPH0629266Y2 (ja)

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JP1986113441U JPH0629266Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25 小型バキュームカー

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Publication Number Publication Date
JPS6323388U JPS6323388U (ja) 1988-02-16
JPH0629266Y2 true JPH0629266Y2 (ja) 1994-08-10

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ID=30995251

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986113441U Expired - Lifetime JPH0629266Y2 (ja) 1986-07-25 1986-07-25 小型バキュームカー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4311283Y1 (ja) * 1964-02-12 1968-05-16

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JPS6323388U (ja) 1988-02-16

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