JPH06292763A - カード式パチンコ遊技機の制御装置 - Google Patents

カード式パチンコ遊技機の制御装置

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JPH06292763A
JPH06292763A JP35438493A JP35438493A JPH06292763A JP H06292763 A JPH06292763 A JP H06292763A JP 35438493 A JP35438493 A JP 35438493A JP 35438493 A JP35438493 A JP 35438493A JP H06292763 A JPH06292763 A JP H06292763A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カード式パチンコ遊技機において,ピアノ線
等を使用した不正操作により,利益情報を得ることを防
止できる様にする。 【構成】 カード保持装置17にカード20が挿入さ
れ,RAM43内の遊技可能状態記憶手段がセットされ
ることを条件に封入玉を使用した遊技が可能となる。遊
技過程でセーフ球センサ33やファール球センサ36が
発生する利益情報や発射球センサ35が発生する不利益
情報によってインターバルタイマ90の割込タイミング
でRAM43内の持ち玉情報の更新演算がなされるが,
この持ち玉情報の更新演算はRAM43内の遊技可能状
態記憶手段がセットされていることを条件とするので,
不正操作により持ち玉数を得ることは不可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカード式パチンコ遊技機
の制御装置に関し,特にピアノ線等を使用した不正操作
によって持ち玉情報等の価値情報を意図的に操作したり
することが困難な様にしたカード式パチンコ遊技機の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子カードその他の携帯式の記憶媒体を
使用したカード式のパチンコ遊技機は,景品交換カウン
タの付近に配置されたカード発行機によって持ち玉数等
が記録されたカードを購入し,各パチンコ遊技機毎に設
けられたカード保持装置にカードを挿入すると,カード
内から上記の持ち玉数を読みとってパチンコ遊技を行
い,パチンコ遊技の過程で持ち玉数は増減する。遊技終
了時に残存する持ち玉数は再度カードに記録され,この
カードからカード精算機が持ち玉数を読み取り,読みと
った持ち玉数に対応したレシートを発行し,このレシー
トを所望の景品と交換する。この種のカード式パチンコ
遊技機の場合,例えばパチンコ球は一台毎のパチンコ遊
技機内等に封入されて内部を循環しており,実際のパチ
ンコ球数は遊技過程を通じて増減する事はありえない。
従って,この種のパチンコ遊技機では遊技客の持ち玉
は,コンピュータによる演算処理が可能なデータとして
認識され,例えば入賞球検出に基づく利益情報や発射球
検出に基づく不利益情報等に基づいて演算処理によって
数値データとして増減する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち,封入玉弾発方式
のカード式パチンコ遊技機においては,遊技客が遊技し
ているか否かに関わりなく,パチンコ球は物理的には常
時弾発可能な状態でパチンコ遊技機側に存在しているこ
とになる。このため,例えばピアノ線等による不正操作
によって入賞球検出に基づく利益情報を人為的に発生さ
せた場合には,本来遊技可能条件が満足していないにも
係わらず,パチンコ遊技を行うことが可能になってしま
うという問題がある。又,封入玉弾発方式のカード式パ
チンコ遊技機の場合,上述の様にパチンコ遊技機側のパ
チンコ球の絶対数は全く増減しないので,遊技客が自ら
の利益状態を直接的に視認しづらいという問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこの様な問題点
に鑑みてなされたものであり,ピアノ線等を使用した不
正操作によって利益玉情報を発生させることができない
カード式パチンコ遊技機の制御装置を提供することを第
1の目的とし,更に,パチンコ球の絶対数が物理的に増
減しないカード式パチンコ遊技機において,遊技客の利
益状態を直接的に視認可能とするカード式パチンコ遊技
機の制御装置を提供することを目的とする。要約すれ
ば,本発明のカード式パチンコ遊技機の制御装置は:カ
ード状記憶媒体をカード保持装置に装着することに基づ
いて,内部を循環するパチンコ球を弾発して遊技を行う
様にしたカード式遊技の制御装置を前提として:遊技客
の保有する持ち玉情報が記憶される持ち玉情報記憶手段
と:前記パチンコ遊技機側の所定部分に設けられ,前記
持ち玉情報記憶手段の持ち玉情報を可視表示する持ち玉
情報表示手段と:遊技可能条件が成立したことを記憶す
る遊技可能状態記憶手段と:遊技可能条件が成立したこ
とに基づいて前記遊技可能状態記憶手段をセットする遊
技可能条件判別手段と:前記遊技可能状態記憶手段がセ
ット状態にあることを条件に,遊技過程において遊技客
にとって利益となる利益情報及び遊技客にとって不利益
となる不利益情報を各々発生する遊技情報発生手段と:
割込信号を前記遊技情報発生手段が発生する利益情報や
不利益情報の発生周期よりも十分に短い周期で発生する
割込信号発生手段と:前記割込信号発生手段が発生する
割込信号に応答して,前記遊技情報発生手段から送出さ
れた利益情報及び不利益情報の各々と予め定められてい
る演算式に基づいて前記持ち玉情報記憶手段の記憶内容
を更新する演算手段とを具備することにより,上記目的
を達成するものである。
【0005】
【作用】即ち,本発明のカード式パチンコ遊技機の制御
装置によれば,遊技可能条件が成立したことに基づい
て,遊技可能状態記憶手段がセットされることを条件と
して内部を循環するパチンコ球を弾発して行うパチンコ
遊技が可能となる。この遊技の過程において,遊技情報
発生手段が利益情報や不利益情報を発生し,割込信号発
生手段の発生した割込信号に応答して,持ち玉情報記憶
手段内の持ち玉情報は増減するが,この時の持ち玉情報
の増減は遊技可能状態記憶手段がセットされていること
を条件としているので,利益玉情報発生手段に対してピ
アノ線等を使用した不正操作によって持ち玉数を増加さ
せることが不可能となる。又,持ち玉情報は割込信号の
発生タイミングでリアルタイムで増減し,この増減した
持ち玉情報は持ち玉情報表示手段に表示されるので,遊
技客に利益状態を直接的に視認させることが可能とな
る。
【0006】
【実施例】以下図面を参照して本発明の1実施例を詳細
に説明する。尚,以下に述べる実施例は記憶媒体の一例
として不揮発性半導体メモリを有する電子カードを使用
した例を示すが,持ち玉数を示す情報が記憶された記憶
媒体を使用するカード式パチンコ遊技機であれば本発明
を適用することができる。先ず,第1図は本発明の実施
例において使用する電子カード式のパチンコ遊技機1の
正面図,第2図は前記パチンコ遊技機1の前面硝子を外
した正面図であり,2はガイドレール,3はガイドレー
ル2に囲まれた遊技盤面,4aは打球ハンドル,4bは
打球杆を各々示し,遊技盤面3には電動役物5・チュー
リップ6・入賞具7・風車8等が適宜配設されることは
周知の通りである。電子カード式パチンコ遊技機におい
ては,パチンコ球は単一のパチンコ遊技機1内でのみ循
環し,パチンコ遊技機1の外部との間でパチンコ球が流
通しない。そこで,パチンコ遊技機1はパチンコ遊技の
臨場感を昂揚するために,以下の様な構成を有する。
【0007】先ず,9は封入球樋であり,封入球樋9は
通常のパチンコ遊技機における受皿に相当する箇所に設
けられ,封入球樋9には打球杆4bにより打発されたパ
チンコ球の内の入賞球及びアウト球を回収する回収口9
aが臨み,封入球樋9の先端部分は打球杆4bに至る。
そして,封入球樋9内のパチンコ球は透視窓9bから目
視することができる。又,10は打球動作がなされたこ
とを表示する状態表示器であり,図示する実施例では状
態表示器10は16連のランプにより構成されている。
そして,状態表示器10は弾発動作がなされていない時
は消灯するが,弾発動作だなされたことにより各ランプ
が図面上で右から左に向かって点灯する様になされてい
る。又,11はパチンコ球が何れかの入賞領域に入賞し
た時に点灯するセーフランプ,12は電動役物5が遊技
客に対して利益をもたらす特定の態様になったときに点
灯する特定態様ランプを示す。又,13は遊技客の持ち
玉数を数値で表示する持ち玉情報表示手段の一例である
4桁の数値表示器,14は例えば9連のランプで構成さ
れて遊技客の持ち玉数を棒グラフ状に表示するアナログ
表示器,15は打ち止めによって遊技が終了した場合に
点灯する完了ランプ,16は効果音を発生するためのス
ピーカを各々示す。更に,17は電子カードを挿入する
カード保持装置,18は食事等によって遊技を中断する
場合に押す中断スイッチ,37は遊技客が自発的に遊技
を終了する時に押す終了スイッチを各々示す。又,19
は本実施例の特徴となる追加購入表示灯であり,追加購
入表示灯19は遊技客の持ち玉数が零になった時に点灯
して,遊技客に持ち玉の追加購入を促すためのものであ
る。
【0008】又,第3図は電子カード式パチンコ遊技機
の背面図であり,入賞球及びアウト球の循環経路を中心
に示している。第3図において,30は全ての入賞領域
に入賞したパチンコ球を回収する入賞球集合樋,31は
アウト孔32(第2図参照)に入賞したパチンコ球を回
収するアウト球回収樋を各々示し,入賞球集合樋30に
回収されたパチンコ球は入賞球センサ33によって利益
情報の一例として検出され,アウト球回収樋31に回収
されたパチンコ球はアウト球センサ34によって不利益
情報の一例として検出される。そして,入賞球集合樋3
0に回収されたパチンコ球及びアウト球回収樋31に回
収されたパチンコ球は第1図に示した封入球樋9に回収
される。
【0009】第4図はこの封入球樋9の背面図であり,
2及び9aは第1図や第2図に示したガイドレール2及
び回収孔9aを各々示し,回収孔9aには第3図に示し
た入賞球集合樋30に回収されたパチンコ球及びアウト
球回収樋31に回収されたパチンコ球が流入する様にな
されている。封入球樋9の末端は打球位置に至ってお
り,封入球樋9内のパチンコ球は打球杆4bに連動する
連動レバー4cによって1個宛打球杆4bの直前に送ら
れ,ガイドレール2bに沿って打ち出される。又,35
は打ち出されたパチンコ球を検出する発射球センサ,3
6は打ち出されはしたが遊技盤面3に流入せずにガイド
レール2を逆流して封入球樋9内に戻ったパチンコ球を
検出するファール球センサを各々示す。尚,発射球セン
サの出力は不利益情報の一例として作用し,ファール球
センサの出力は利益情報の一例として作用することはい
うまでもない。
【0010】次に,第5図は本発明の実施例に係る玉数
加算情報発生手段の一例である追加購入装置の斜視図で
ある。追加購入装置100はその前面パネル101に,
コインを投入するコイン投入口102と,紙幣を挿入す
る紙幣挿入口103と,投入された金額を表示する金額
表示器104と,購入する持ち玉数に対応した金額を選
択する金額選択スイッチ105と,釣銭を排出する釣銭
排出口106が配設されるとともに,更に所望により電
子カードを発行するカード発行口107,追加購入モー
ドを選択する追加購入スイッチ108a,カードの新規
購入モードを選択する新規購入スイッチ108b,運転
中であることを示すパイロットランプ109が配設され
る。又,コイン投入口102の裏側にはコイン選別器1
10が,紙幣挿入口103の裏側には紙幣識別器111
が,釣銭排出口106の裏側には釣銭排出装置112
が,カード発行口107の裏側にはカード発行装置11
3が各々配置される。
【0011】次に,第6図は追加購入装置100とカー
ド式パチンコ遊技機1とカード状記憶媒体の一例である
電子カード20を接続して得られるシステムのブロック
図である。追加購入装置100はマイクロコンピュータ
を内蔵する制御装置114を有し,制御装置114に
は,金額表示器104,金額選択スイッチ105,追加
購入スイッチ108a,新規購入スイッチ108b,パ
イロットランプ109,コイン選別器110,紙幣識別
器111,釣銭排出装置112,カード発行装置113
が各々接続される。この追加購入装置100は島設備に
おいて連設されている各パチンコ遊技機1の間隙に配置
される。
【0012】又,第6図において,40はパチンコ遊技
機全体を制御する制御装置を示し,41は持ち玉数の演
算処理やパチンコ遊技に付随する各種制御を実行する演
算部,42はプログラムが格納されたROM,43は演
算結果や各種データを記憶するRAM,44は電子カー
ド20との間でデータの送受信をする伝送制御装置,4
5はパチンコ遊技機の各種情報発生源が発生した入力信
号を記憶する入力ラッチレジスタ,46はパチンコ遊技
機の各種制御対象に対して送出する出力信号を記憶する
出力ラッチレジスタを示す。
【0013】又,50は各種情報の発生源が発生した信
号を制御装置40に適合したレベルに変換して入力ラッ
チレジスタ45に与えるレベルシフタ,60は出力ラッ
チレジスタ46から与えられた各種の制御信号を増幅し
て各種の制御対象を駆動するドライバを各々示す。尚,
レベルシフタ50には,遊技終了スイッチ37,カード
保持装置17内に設けられて電子カード20が接続され
たことを検出するカードセンサ22の他に,遊技情報と
しての持ち玉数更新信号の発生源であるセーフ球センサ
33・アウト球センサ34・発射球センサ35・ファー
ル球センサ37や,価値情報としての持ち玉数更新信号
の発生源となる追加購入装置100が接続される。そし
て,演算部41はこれら各種の持ち玉数更新信号の発生
源の出力に起因して持ち玉数の更新演算を行う。
【0014】又,70は各種の効果音を発生する音声合
成用IC,80は電子カード20のための電源回路であ
る。本実施例に使用する電子カード20はマイクロプロ
ッセサを有するカード制御部20a,不揮発性ICメモ
リを有する記憶部20bを有しており,カード制御部2
0aの電源は外部から与えられる。そして,本実施例で
は,コンタクタ17dと接続される電子カード20側の
外部接続端子20cの一部が電源接続用に使用され,外
部接続端子20c中の電源ラインとして使用されない部
分を使用して,パチンコ遊技機1側の伝送制御装置44
との杆で持ち玉数を含むデータの送受信が行われる。
尚,コンタクタ17dはカード保持装置17内に設けら
れた接続用の接点を有する。又,90は持ち玉数の更新
演算を行うタイミングを周期的に発生する割込信号発生
手段の一例であるインターバルタイマ,91は電子カー
ド20の正誤判別及び帰零判別のための所要時間を設定
するタイマである。
【0015】さて本実施例では,追加購入装置100が
電子カード20の新規発行機構をも有する例を示すが,
追加購入装置100は基本的には持ち玉数の追加購入を
行うためのものであり,追加購入された持ち玉数はパチ
ンコ遊技機1に伝達され,当該パチンコ遊技機1に接続
されている電子カード20の記憶部20bに書き込まれ
る。追加購入された持ち玉数をパチンコ遊技機1に伝達
するための手法は種々考えられるが,本実施例のパチン
コ遊技機は各種のセンサから加えられる持ち玉数更新信
号に応答して電子カード20内の記憶部20bに記憶さ
れた持ち玉数を更新する様になされているので,本実施
例では追加購入された持ち玉数も持ち玉数更新信号とし
てパチンコ遊技機1側に伝達する。追加購入装置100
側の制御装置114の動作の詳細に関してはフローチャ
ートを参照して後述するが,制御装置114は追加購入
金額が指定されると,追加購入金額に対応した数値をシ
フトレジスタ115に設定し,シフトレジスタ115は
設定値に対応した数のパルスをレベルシフタ50に送出
する様になされている。
【0016】次に,上記事項及び第7図,第8図及び第
9図のフローチャートを参照して本実施例の動作を説明
しよう。尚,本実施例においては,遊技状態の変遷や追
加購入装置100の作動に伴って増減する持ち玉数は,
インターバルタイマ90が割込信号を発生する毎にパチ
ンコ遊技機側の演算部41が算出し,更新された持ち玉
数を電子カード20側に送出する様になされている。そ
して,第7図はパチンコ遊技機の基本フローチャート,
第8図は割込処理用のフローチャート,第9図は追加購
入装置のフローチャートを各々示している。
【0017】先ず,電源が投入されると,演算部41は
RAM43内に用意された遊技可能状態記憶手段の一例
である遊技中フラッグをクリアし,遊技中フラッグが0
の場合は演算部41はカードセンサ22の出力を監視す
る。又,何れかの遊技客が当該パチンコ遊技機を選択す
る以前には数値表示器13には持ち玉数として0が表示
され,又,状態表示器10は例えば周期的に点灯して当
該パチンコ遊技機が客待ち状態であることを表示する。
【0018】さて,遊技客がカード保持装置17に電子
カード20を挿入すると,カードセンサ22がオンし,
レベルシフタ50を介して入力ラッチレジスタ45の対
応箇所をオンにする。そして,演算部41はタイマ91
を起動してカードセンサ22のオン時間を計時する。こ
のオン時間が有効と見倣される時間を経過するとその電
子カード20を取り敢えず有効なものと見倣して出力ラ
ッチレジスタ46のカード保持装置17に対応した箇所
をセットして当該電子カード20を保持する。尚,電子
カード20の保持は例えば電磁駆動されるシャッタ機構
等によって行われる。尚,この時点において電子カード
20の外部接続端子20cはパチンコ遊技機1側のコン
タクタ17dと電気的に導通し,電子カード20には電
源回路80−コンタクタ17d−外部接続端子20cを
介して制御用の電源が与えられる。
【0019】さて,この様にして電子カード20を保持
すると,演算部41は伝送制御装置44−コンタクタ1
7d−外部接続端子20cを介して所定の一連の識別信
号をカード制御部20aに与える。一方,電子カード2
0は電源投入時より作動を開始し,記憶部20b内の初
期プログラムを実行している。この初期プログラムは記
憶部20b内の所定領域に用意されたアクセス可能フラ
ッグをセットするための条件を監視するためのものであ
り,所定の一連の識別符号が外部より入力されると,上
記アクセス可能フラッグをセットする様になされてい
る。そして,このアクセス可能フラッグがセットされて
いることが記憶部20b内のデータ領域をアクセスする
ための必要条件とされている。
【0020】さて,カード制御装置20aはパチンコ遊
技機側から送られた所定の一連の識別符号が満足できる
ものであると,アクセス可能フラッグをセットし,記憶
部20bのデータ領域内に容易された識別信号を読み出
し,これを外部接続端子20c−コンタクタ17d−伝
送制御装置44を介して演算部41に与える。そして,
演算部41は電子カード20から送られた識別符号が予
め定められた配列であるとRAM43内の遊技中フラッ
グに1をセットする。逆に,この識別信号が予め定めら
れた配列でない場合には,演算部41は出力ラッチレジ
スタ46のカード保持装置17に割り当てられた箇所を
クリアし,カード保持装置17は当該電子カード20を
排出して客待ち状態に復帰する。従って,演算部41は
遊技可能条件判別手段としても作用する。
【0021】さて,遊技中フラッグに1がセットされる
と,演算部41は電子カード20内の記憶部20bのデ
ータ領域に記入されている持ち玉数を読み出して,RA
M43内に書き込むとともに,出力ラッチレジスタ46
の発射装置4に割り当てられた箇所をセットする。そし
て,ドライバ60が発射装置4を駆動し,以後打球ハン
ドル4aを操作することにより打球杆4bによる打球動
作が可能になる。又,演算部41は出力ラッチレジスタ
46の数値表示器13・アナログ表示器14に割り当て
られた箇所に遊技客の持ち玉数をセットし,ドライバ6
0は数値表示器13に持ち玉数を表示するとともに,ア
ナログ表示器14に持ち玉数に応じた棒グラフを表示す
る。そして,遊技中フラッグに1がセットされている間
は遊技終了条件を満足するまで,上記動作を繰り返すの
で,遊技客の持ち玉数は数値表示器13に表示されると
ともに,その持ち玉数を対応した長さの棒グラフがアナ
ログ表示器14に表示される。
【0022】さて,インターバルタイマ90は電源投入
によって定期的に割込信号を発生しており,演算部41
は,遊技中フラッグに1がセットされている間は,この
割込信号を受け付ける毎に遊技過程において変化する遊
技客の持ち玉数を算出し,算出した持ち玉数を電子カー
ド20側の記憶部20b及び自己のRAM43内に書き
込む。具体的には持ち玉数は,セーフ球センサ33・ア
ウト球センサ34・発射球センサ35・ファール球セン
サ36・追加購入装置100の出力に応答して更新され
る。
【0023】演算部41はインターバルタイマ90から
割込信号が加えられると,入力ラッチレジスタ45のセ
ーフ球センサ33・発射球センサ35・ファール球セン
サ36・追加購入装置100に割り当てられたエリアの
状態を調べ,セーフ球センサ33・発射球センサ35・
ファール球センサ36・追加購入装置100の何れかが
オンしていると,RAM43内の持ち玉数を読み出し,
以下に述べる持ち玉数の更新演算を行った後に入力ラッ
チレジスタ45の対応エリアをクリアする。先ず,打球
杆4bによって弾発動作がなされると,パチンコ球が打
ち出され,遊技客の持ち玉数が1減少する。そこで,演
算部41は入力ラッチレジスタ45中の発射球センサ3
5に割り当てられたエリアがセットされている場合はR
AM43内の持ち玉数から1を減じて新たな持ち玉数を
算出する。又,この時演算部41は出力ラッチレジスタ
46の状態表示器10に対応したエリアをセットする。
そして,ドライバ60は状態表示器10を駆動して弾発
動作がなされたことを表示する。
【0024】又,弾発されたパチンコ球が遊技盤面3に
流入せずにガイドレール2を逆流して封入球樋9に回収
された場合は,そのパチンコ球に対する弾発動作は無効
であるのでこの弾発動作を相殺する必要がある。そこ
で,演算部41は入力ラッチレジスタ45内のファール
球センサ36に割り当てられたエリアがセットされてい
る場合はRAM43内の持ち玉数に1を加えて新たな持
ち玉数を算出する。又,弾発されたパチンコ球が遊技盤
面3に流入して何れかの入賞領域に流入した場合は,一
定の賞品球数が支払われるので,持ち玉数はその賞品球
数だけ増加する。そこで,演算部41は入力ラッチレジ
スタ45中のセーフ球センサ33に割り当てられたエリ
アがセットされている場合はRAM43内の持ち玉数に
所定の賞品球数(例えば13)を加えて新たな持ち玉数
を算出する。
【0025】更に,遊技客が当該パチンコ遊技機に接続
された追加購入装置によって持ち玉数の追加購入をした
時にも遊技客の持ち玉数は増加する。そこで,演算部4
1は入力ラッチレジスタ45中の追加購入装置100に
割り当てられたエリアがセットされている場合はRAM
43内の持ち玉数に1遊技度数当たりの玉数(例えば2
5)を加えて新たな持ち玉数を算出する。そして,この
様にして算出された新たな持ち玉数はRAM43内に書
き込まれるとともに,伝送制御装置44−コンタクタ1
7d−外部接続端子20cを介して電子カード20に与
えられ,記憶部20bのデータ領域に記憶される。そし
て,遊技中フラッグに1が立てられている間は,以下に
述べる遊技終了条件を満足する迄は上記の動作が繰り返
され,増減した持ち玉数に対応した数値が出力ラッチレ
ジスタ46の数値表示器13及びアナログ表示器14に
対応した箇所にセットされる。そして,ドライバ60が
数値表示器13・及びアナログ表示14を駆動するの
で,持ち玉数は更新される毎に数値表示器13及びアナ
ログ表示器14に表示される。
【0026】遊技終了条件としては,遊技客がパチンコ
遊技機1の前面にある遊技終了スイッチ37を押した場
合,打ち止め予定数に達した場合,持ち玉数が0になっ
た場合等がある。先ず,遊技客がパチンコ遊技機前面に
ある遊技終了スイッチ37を押すと,入力ラッチレジス
タ45の遊技終了スイッチ37に割り当てられた箇所が
セットされ,演算部41はこれに応答してRAM43内
の遊技中フラッグをクリアするとともに,出力ラッチレ
ジスタ46のカード保持装置17及び発射装置4に対応
する箇所をリセットする。従って,発射装置4は弾発動
作を終了し,又,カード保持装置17は電子カード20
を排出して客待ち状態になる。又,遊技過程において遊
技客の持ち玉数が増加して,RAM43や電子カード2
0の記憶部20bに書き込む持ち玉数が打ち止め予定数
に達すると,演算部41は出力ラッチレジスタ46の完
了ランプ15に対応する箇所をセットし,ドライバ60
は完了ランプ15を点灯する。その後演算部41は,上
記と同様にして,RAM43内の遊技中フラッグをクリ
アし,カード保持装置17及び発射装置4の停止をな
す。尚,打ち止め予定数を各パチンコ遊技機毎に設定す
る場合には持ち玉数の演算と同様の演算を各パチンコ遊
技機毎に通算して行い,RAM43内に記憶しておけば
よい。
【0027】更に,遊技客の持ち玉数が0になった場合
にも遊技終了条件を満足する。ところで,遊技客の持ち
玉数が1の時に弾発動作がなされると,発射球センサ3
5の出力に応答して持ち玉数が0になるが,この時点で
はこの最後に弾発されたパチンコ球の最終的な運命は不
明であり,何れかの入賞領域に入賞したり,又は,ファ
ール球として還元される可能性がある。更に,持ち玉数
が0になっても直ちに遊技客が追加購入操作をした場合
にはこの追加購入操作によって持ち玉数が増加する。従
って,持ち玉数が0になったことをもって遊技を続行す
る権利がなくなったと即断することはできない。そこ
で,本実施例では以下の様にして最終的な帰零判断を行
う。即ち,演算部41は遊技客の持ち玉数が0になる
と,RAM43内の帰零中フラッグに1をセットし,タ
イマ91を起動した後に発射装置4を停止させる。従っ
て,この時点では弾発動作ができなくなるが,遊技中フ
ラッグは1にセットされたままであるので,パチンコ遊
技機1側の演算部41はインターバルタイマ90から割
込が加えられる毎に持ち玉数の更新演算を行う。又,こ
の様にして帰零中フラッグがセットされると,タイマ9
1がタイムアップするまでは演算部41は出力ラッチレ
ジスタ46の追加購入表示灯19に対応した箇所をセッ
トし,追加購入表示灯19を点灯して,追加購入するこ
とを遊技客に促す。
【0028】ここで追加購入装置100の動作を,第9
図のフローチャートを参照してより詳細に説明する。追
加購入装置100において,制御装置114は,電源投
入時より常時そのコイン選別器110及び紙幣識別器1
11の出力を監視している。そして,遊技客が追加購入
表示灯19の点灯に促されて,又は,遊技中の任意のタ
イミングで,コイン投入口102にコインを投入してコ
イン選別器110が金額情報を発生し,又は紙幣挿入口
103に紙幣を挿入して紙幣識別器111が金額情報を
発生すると,この投入された金額を金額表示器104に
表示して,金額選択スイッチ105が押されるのを待
つ。遊技客が金額選択スイッチ105を押して購入金額
を指定すると,金額選択スイッチ105は金額情報を制
御装置114に加える。そして,制御装置114はコイ
ン選別器110又は紙幣識別器111から加えられた金
額情報から金額選択スイッチ105から加えられた金額
情報を減じて釣銭金額を算出し,釣銭排出装置112を
作動させて釣銭を排出する。本実施例の追加購入装置1
00はカード発行機能を兼用しているので,制御装置1
14は追加購入スイッチ108a又は新規購入スイッチ
108bの何れかが押されることを待ち,新規購入スイ
ッチ108bが押されると,カード発行装置113を作
動させて,カード発行口107から電子カード20を発
行する。尚,この時に発行された電子カード20には金
額選択スイッチ105によって選択された金額に対応す
る持ち玉数が書き込まれることはいうまでもない。
【0029】又,追加購入スイッチ108aが押される
と,制御装置114は,例えば100円を1遊技度数と
して,金額選択スイッチ105によって選択された金額
に対応する遊技度数をシフトレジスタ115に設定す
る。そして,シフトレジスタ115は設定された数値に
対応した数のパルスを発生し,このパルスがレベルシフ
タ50を介して入力ラッチレジスタ45に加えられる。
この様にしてシフトレジスタ115からレベルシフタ5
0の対応箇所にパルスが加えられた後は既に説明したパ
チンコ遊技機側の制御動作になり,パチンコ遊技機側の
演算部41はシフトレジスタ115からパルスが加えら
れる毎に持ち玉数を25個加算する。この様にしてタイ
マ91がタイムアップ以前に追加購入操作がなされる
と,遊技客の持ち玉数が増加するので,発射装置4は作
動を再開し,遊技を継続することができる。尚,タイマ
91がタイムアップする以前に最後に弾発されたパチン
コ球がファール球になるか,又は何れかの入賞領域に入
賞することにより遊技客の持ち玉数が1以上になった場
合も,そのままパチンコ遊技を続行することができるこ
とはいうまでもない。
【0030】又,遊技客の持ち玉数が1以上にならない
ままタイマ91がタイムアップした場合には,演算部4
1はRAM43内の遊技中フラッグをクリアしてカード
保持装置17を停止し,客待ち状態になる。尚,上記の
タイマ91は最後に弾発されたパチンコ球が遊技盤面2
を通過して何れかの入賞領域に入賞したり,又は,ファ
ール球やアウト球として還元されるのに必要且つ十分な
時間であり,且つ遊技客が追加購入操作をするのに十分
な時間であることはいうまでもない。又,電子カード2
0内の持ち玉数が遊技開始当初より0の場合にも,追加
購入表示灯19が点灯し,タイマ91がタイムアップす
る以前に追加購入操作をすれば,遊技を行うことができ
る。
【0031】尚,上記では半導体不揮発性メモリを有す
る電子カードを使用して,持ち玉数に関するデータをパ
チンコ遊技機からカード側にリアルタイムで伝送する様
にした電子カード式のパチンコ遊技機に本発明を適用す
る例を示したが,記憶媒体から持ち玉数を読み取り,少
なくとも遊技終了時に残存する持ち玉数を記憶媒体に書
き込む方式のカード式パチンコ遊技機であれば,本発明
を等しく適用することができる。又,上記では追加購入
装置を島設備内に連設されたパチンコ遊技機の間隙に配
列する様にした例を示したが,カードを新規発行する手
段を有さない場合であれば,例えば第10図に示す様
に,パチンコ遊技機1の外枠を一部切り欠いて追加購入
装置100を嵌め込むことも可能である。又,上記では
遊技客の持ち玉数が0になった時に追加購入表示灯19
を点灯する様にした例を示したが,遊技客の持ち玉数が
一定の数値以下になった時点で追加購入表示灯を点灯す
る様にしてもよい。更に,上記では各パチンコ遊技機毎
に追加購入装置を配置する様にした例を示したが,パチ
ンコ遊技機2台に付き1台の追加購入装置を設け,スイ
ッチによって何れかのパチンコ遊技機を選択する様にし
てもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば即ち,
本発明のカード式パチンコ遊技機の制御装置によれば,
内部を循環する封入玉を使用したパチンコ遊技の過程に
おいて,遊技情報発生手段からの利益情報や不利益情報
が発生すると,割込信号発生手段が発生した割込信号の
タイミングで,持ち玉情報の更新演算が行われるが,こ
の時の持ち玉情報の更新演算は遊技可能状態記憶手段が
セットされていることを条件としているので,利益情報
発生手段に対してピアノ線等を使用した不正操作によっ
て持ち玉数を増加させることが不可能となる。又,持ち
玉情報は割込信号の発生タイミングでリアルタイムで増
減し,この増減した持ち玉情報は持ち玉情報表示手段に
表示されるので,遊技客に利益状態を直接的に視認させ
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するパチンコ遊技機の一例を示す
正面図。
【図2】上記パチンコ遊技機の前面硝子を取り除いた正
面図。
【図3】上記パチンコ遊技機の背面図。
【図4】封入玉樋の背面図。
【図5】本発明の実施例に係る追加購入装置の斜視図。
【図6】本発明の実施例に係る追加購入装置とこの追加
購入装置を接続するパチンコ遊技機と電子カードとを接
続して得られる全体システムのブロック図。
【図7】本発明の実施例に係る制御動作例を示すフロー
チャート。
【図8】本発明の実施例に係る制御動作例を示すフロー
チャート。
【図9】本発明の実施例に係る制御動作例を示すフロー
チャート。
【図10】追加購入装置の他の配置例を示す図。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機 13 数値表示器 17 カード保持装置 20 電子カード 33 セーフ球センサ 34 アウト球センサ 35 発射球センサ 41 演算部 90 インターバルタイマ 100 追加購入装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】電子カードその他の携帯式の記憶媒体を
使用したカード式のパチンコ遊技機は,景品交換カウン
タの付近に配置されたカード発行機によって持ち玉数等
が記録されたカードを購入し,各パチンコ遊技機毎に設
けられたカード保持装置にカードを挿入すると,カード
内から上記の持ち玉数を読みとってパチンコ遊技を行
い,パチンコ遊技の過程で持ち玉数は増減する。遊技終
了時に残存する持ち玉数は再度カードに記録され,この
カードからカード精算機が持ち玉数を読み取り,読みと
った持ち玉数に対応したレシートを発行し,このレシー
トを所望の景品と交換する。その好適な一例として本願
出願人が提案している例えば特開昭61−238271
号公報に示される如き,この種のカード式パチンコ遊技
機の場合,例えばパチンコ球は一台毎のパチンコ遊技機
内等に封入されて内部を循環しており,実際のパチンコ
球数は遊技過程を通じて増減する事はありえない。従っ
て,この種のパチンコ遊技機では遊技客の持ち玉は,コ
ンピュータによる演算処理が可能なデータとして認識さ
れ,例えば入賞球検出に基づく利益情報や発射球検出に
基づく不利益情報等に基づいて演算処理によって数値デ
ータとして増減する。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】
【発明が解決しようとする課題】即ち,封入玉弾発方式
のカード式パチンコ遊技機においては,遊技客が遊技し
ているか否かにわりなく,パチンコ球は物理的には常
時弾発可能な状態でパチンコ遊技機側に存在しているこ
とになる。このため,例えばピアノ線等による不正操作
によって入賞球検出に基づく利益情報を人為的に発生さ
せた場合には,本来遊技可能条件が満足していないにも
わらず,パチンコ遊技を行うことが可能になってしま
うという問題がある。又,封入玉弾発方式のパチンコ遊
技機にあっても,発射球,ファール球,セーフ球,アウ
ト球が遊技中には随時に発生することにより,遊技客は
これらの全てを視覚的に把握することは困難であること
から,一層のこと遊技客に対しては,持ち玉情報を正確
且つ迅速に可視表示しなければ持ち玉情報表示手段に対
して不信感を与えてしまうという問題がある。更に,
入玉弾発方式のカード式パチンコ遊技機の場合,上述の
様にパチンコ遊技機側のパチンコ球の絶対数は全く増減
しないので,遊技客が自らの利益状態を直接的に視認し
づらいという問題もある。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこの様な問題点
に鑑みてなされたものであり,ピアノ線等を使用した不
正操作によって利益玉情報を発生させることができない
カード式パチンコ遊技機の制御装置を提供することを第
1の目的とし,更に,パチンコ球の絶対数が物理的に増
減しないカード式パチンコ遊技機において,遊技客の利
益状態を直接的に正確且つ迅速に視認可能とするカード
式パチンコ遊技機の制御装置を提供することを他の目的
とする。要約すれば,本発明のカード式パチンコ遊技機
の制御装置は:カード状記憶媒体をカード保持装置に装
着することに基づいて,内部を循環するパチンコ球を弾
発して遊技を行う様にしたカード式パチンコ遊技機の制
御装置を前提として:遊技客の保有する持ち玉情報が記
憶される持ち玉情報記憶手段と:前記パチンコ遊技機側
の所定部分に設けられ,前記持ち玉情報記憶手段の持ち
玉情報を可視表示する持ち玉情報表示手段と:遊技可能
条件が成立したことを記憶する遊技可能状態記憶手段
と:遊技可能条件が成立したことに基づいて前記遊技可
能状態記憶手段をセットする遊技可能条件判別手段と:
前記遊技可能状態記憶手段がセット状態にあることを条
件に,遊技過程において遊技客にとって利益となる利益
情報及び遊技客にとって不利益となる不利益情報を各々
発生する遊技情報発生手段と:前記遊技情報発生手段が
発生する利益情報や不利益情報を取り込み可能な所定周
期で割込信号を発生する割込信号発生手段と:前記割込
信号発生手段が発生する割込信号に応答して,前記遊技
情報発生手段から送出された利益情報及び不利益情報の
各々と予め定められている演算式に基づいて前記持ち玉
情報記憶手段の記憶内容を更新する演算手段とを具備す
ることにより,上記目的を達成するものである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【作用】即ち,本発明のカード式パチンコ遊技機の制御
装置によれば,遊技可能条件が成立したことに基づい
て,遊技可能状態記憶手段がセットされることを条件と
して内部を循環するパチンコ球を弾発して行うパチンコ
遊技開始が可能となる。この遊技の過程において,遊技
情報発生手段が利益情報や不利益情報を発生し,割込信
号発生手段の発生した割込信号に応答して,持ち玉情報
記憶手段内の持ち玉情報は増減するが,この時の持ち玉
情報の増減は遊技可能状態記憶手段がセットされている
ことを条件としているので,利益玉情報発生手段に対し
てピアノ線等を使用した不正操作によって持ち玉数を増
加させることが不可能となる。又,持ち玉情報は利益情
報や不利益情報を取り込み可能な所定周期の割込信号の
発生タイミングでリアルタイムで増減し,この増減した
持ち玉情報は持ち玉情報表示手段にそのまま表示される
ので,遊技客にランダムに変化する利益状態を直接的に
視認させることが可能となり,不信感を与えることがな
くなる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】第4図はこの封入球樋9の背面図であり,
2及び9aは第1図や第2図に示したガイドレール2及
び回収孔9aを各々示し,回収孔9aには第3図に示し
た入賞球集合樋30に回収されたパチンコ球及びアウト
球回収樋31に回収されたパチンコ球が流入する様にな
されている。封入球樋9の末端は打球位置に至ってお
り,封入球樋9内のパチンコ球は打球杆4bに連動する
連動レバー4cによって1個宛打球杆4bの直前に送ら
れ,ガイドレール2bに沿って打ち出される。又,35
は打ち出されたパチンコ球を検出する発射球センサ,3
6は打ち出されはしたが遊技盤面3に流入せずにガイド
レール2を逆流して封入球樋9内に戻ったパチンコ球を
検出するファール球センサを各々示す。尚,発射球セン
サの出力は不利益情報の一例として用し,ファール球
センサの出力は利益情報の一例として用することはい
うまでもない。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】又,70は各種の効果音を発生する音声合
成用IC,80は電子カード20のための電源回路であ
る。本実施例に使用する電子カード20はマイクロプロ
ッセサを有するカード制御部20a,不揮発性ICメモ
リを有する記憶部20bを有しており,カード制御部2
0aの電源は外部から与えられる。そして,本実施例で
は,コンタクタ17dと接続される電子カード20側の
外部接続端子20cの一部が電源接続用に使用され,外
部接続端子20c中の電源ラインとして使用されない部
分を使用して,パチンコ遊技機1側の伝送制御装置44
とので持ち玉数を含むデータの送受信が行われる。
尚,コンタクタ17dはカード保持装置17内に設けら
れた接続用の接点を有する。又,90は持ち玉数の更新
演算を行うタイミングを周期的に発生する割込信号発生
手段の一例であるインターバルタイマ,91は電子カー
ド20の正誤判別及び帰零判別のための所要時間を設定
するタイマである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】さて,インターバルタイマ90は電源投入
によって期的に割込信号を発生しており,演算部41
は,遊技中フラッグに1がセットされている間は,この
割込信号を受け付ける毎に遊技過程において変化する遊
技客の持ち玉数を算出し,算出した持ち玉数を電子カー
ド20側の記憶部20b及び自己のRAM43内に書き
込む。具体的には持ち玉数は,セーフ球センサ33・ア
ウト球センサ34・発射球センサ35・ファール球セン
サ36・追加購入装置100の出力に応答して更新され
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】又,弾発されたパチンコ球が遊技盤面3に
流入せずにガイドレール2を逆流して封入球樋9に回収
された場合は,そのパチンコ球に対する弾発動作は無効
であるのでこの弾発動作を相殺する必要がある。そこ
で,演算部41は入力ラッチレジスタ45内のファール
球センサ36に割り当てられたエリアがセットされてい
る場合はRAM43内の持ち玉数に1を加えて新たな持
ち玉数を算出する。又,弾発されたパチンコ球が遊技盤
面3に流入して何れかの入賞領域に流入した場合は,一
定の賞品球数が支払われるので,持ち玉数はその賞品球
数だけ増加する。そこで,演算部41は入力ラッチレジ
スタ45中のセーフ球センサ33に割り当てられたエリ
アがセットされている場合はRAM43内の持ち玉数に
所定の賞品球数(例えば13)を加えて新たな持ち玉数
を算出する。即ち,この持ち玉数の更新は予め定められ
ている演算式に基づいて行われる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】ここで玉数加算情報発生手段の一例として
示す追加購入装置100の動作を,第9図のフローチャ
ートを参照してより詳細に説明する。追加購入装置10
0において,制御装置114は,電源投入時より常時そ
のコイン選別器110及び紙幣識別器111の出力を監
視している。そして,遊技客が追加購入表示灯19の点
灯に促されて,又は,遊技中の任意のタイミングで,コ
イン投入口102にコインを投入してコイン選別器11
0が金額情報を発生し,又は紙幣挿入口103に紙幣を
挿入して紙幣識別器111が金額情報を発生すると,こ
の投入された金額を金額表示器104に表示して,金額
選択スイッチ105が押されるのを待つ。遊技客が金額
選択スイッチ105を押して購入金額を指定すると,金
額選択スイッチ105は金額情報を制御装置114に加
える。そして,制御装置114はコイン選別器110又
は紙幣識別器111から加えられた金額情報から金額選
択スイッチ105から加えられた金額情報を減じて釣銭
金額を算出し,釣銭排出装置112を作動させて釣銭を
排出する。本実施例の追加購入装置100はカード発行
機能を兼用しているので,制御装置114は追加購入ス
イッチ108a又は新規購入スイッチ108bの何れか
が押されることを待ち,新規購入スイッチ108bが押
されると,カード発行装置113を作動させて,カード
発行口107から電子カード20を発行する。尚,この
時に発行された電子カード20には金額選択スイッチ1
05によって選択された金額に対応する持ち玉数が書き
込まれることはいうまでもない。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】尚,上記ではカード状記憶媒体として半導
体不揮発性メモリを有する電子カードを使用して,持ち
玉数に関するデータをパチンコ遊技機からカード側にリ
アルタイムで伝送する様にした電子カード式のパチンコ
遊技機に本発明を適用する例を示したが,記憶媒体から
少なくとも持ち玉数を読み取り,少なくとも遊技終了時
に残存する持ち玉数を記憶媒体に書き込む方式のカード
式パチンコ遊技機であれば,本発明を等しく適用するこ
とができる。又,上記では玉数加算情報発生手段の一例
である追加購入装置を島設備内に連設されたパチンコ遊
技機の間隙に配列する様にした例を示したが,カードを
新規発行する手段を有さない場合であれば,例えば第1
0図に示す様に,パチンコ遊技機1の外枠を一部切り欠
いて追加購入装置100を嵌め込むことも可能であり,
この場合にはカード状記憶媒体側に遊技者が保有する金
額情報を記憶させておくプリペイド方式を採用すること
も可能である。又,上記では遊技客の持ち玉数が0にな
った時に追加購入表示灯19を点灯する様にした例を示
したが,遊技客の持ち玉数が一定の数値以下になった時
点で追加購入表示灯を点灯する様にしてもよい。更に,
上記では各パチンコ遊技機毎に追加購入装置を配置する
様にした例を示したが,パチンコ遊技機2台に付き1台
の追加購入装置を設け,スイッチによって何れかのパチ
ンコ遊技機を選択する様にしてもよい。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【発明の効果】以上説明した様に本発明のカード式パチ
ンコ遊技機の制御装置によれば,内部を循環する封入玉
を使用したパチンコ遊技の過程において,遊技情報発生
手段からの利益情報や不利益情報が発生すると,割込信
号発生手段が発生した割込信号のタイミングで,持ち玉
情報の更新演算が行われるが,この時の持ち玉情報の更
新演算は遊技可能状態記憶手段がセットされていること
を条件としているので,利益情報発生手段に対してピア
ノ線等を使用した不正操作によって持ち玉数を増加させ
ることが不可能となる。又,持ち玉情報は割込信号の発
生タイミングでリアルタイムで増減し,この増減した持
ち玉情報は持ち玉情報表示手段にそのまま表示されるの
で,このランダムに変化する利益状態を遊技客に直接的
に視認させることが可能となり不信感を与えることがな
くなる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カード状記憶媒体をカード保持装置に装
    着することに基づいて,内部を循環するパチンコ球を弾
    発して遊技を行う様にしたカード式遊技機の制御装置に
    おいて,遊技客の保有する持ち玉情報が記憶される持ち
    玉情報記憶手段と,前記パチンコ遊技機側の所定部分に
    設けられ,前記持ち玉情報記憶手段の持ち玉情報を可視
    表示する持ち玉情報表示手段と,遊技可能条件が成立し
    たことを記憶する遊技可能状態記憶手段と,遊技可能条
    件が成立したことに基づいて前記遊技可能状態記憶手段
    をセットする遊技可能条件判別手段と,前記遊技可能状
    態記憶手段がセット状態にあることを条件に,遊技過程
    において遊技客にとって利益となる利益情報及び遊技客
    にとって不利益となる不利益情報を各々発生する遊技情
    報発生手段と,割込信号を前記遊技情報発生手段が発生
    する利益情報や不利益情報の発生周期よりも十分に短い
    周期で発生する割込信号発生手段と,前記割込信号発生
    手段が発生する割込信号に応答して,前記遊技情報発生
    手段から送出された利益情報及び不利益情報の各々と予
    め定められている演算式に基づいて前記持ち玉情報記憶
    手段の記憶内容を更新する演算手段と,を具備すること
    を特徴とするカード式パチンコ遊技機の制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカード式パチンコ遊技機
    の制御装置において,前記遊技可能状態記憶手段がセッ
    ト状態にあることを条件に,遊技客の所定操作に基づく
    持ち玉加算情報を発生する持ち玉加算情報発生手段を備
    え,前記演算手段は,前記割込信号発生手段が発生する
    割込信号に応答して,前記持ち玉加算情報発生手段から
    の持ち玉加算情報に対応して,前記持ち玉情報記憶手段
    の記憶内容を更新する様にしたことを特徴とするカード
    式パチンコ遊技機の制御装置。
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JP2014217645A (ja) * 2013-05-10 2014-11-20 株式会社高尾 封入式遊技機

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JPS539647A (en) * 1976-07-14 1978-01-28 Universal Kk Digital pachinko game machine
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