JPH06292900A - 限外濾過膜を用いた排水処理装置 - Google Patents
限外濾過膜を用いた排水処理装置Info
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- JPH06292900A JPH06292900A JP5097252A JP9725293A JPH06292900A JP H06292900 A JPH06292900 A JP H06292900A JP 5097252 A JP5097252 A JP 5097252A JP 9725293 A JP9725293 A JP 9725293A JP H06292900 A JPH06292900 A JP H06292900A
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- C02F3/1236—Particular type of activated sludge installations
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- C02F2003/001—Biological treatment of water, waste water, or sewage using granular carriers or supports for the microorganisms
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- C02F2301/04—Flow arrangements
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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Abstract
(57)【要約】
【目的】排水性状の変動や難分解性物質の蓄積等によっ
ても、反応槽内での微生物活性を回復させることによっ
て反応槽内の反応系を常に一定方向になるようにして、
結果として膜洗浄の回数が自然と減少し、かつ膜そのも
のの寿命も結果として増加する限外濾過膜を用いた排水
処理装置を提供すること、第2の目的は、下水や屎尿等
を処理する際に、反応槽の前工程からの臭気の問題を解
決できる限外濾過膜を用いた排水処理装置の提供。 【構成】反応槽と、循環槽と、限外濾過膜とを有し、該
限外濾過膜において分離された濃縮液を前記循環槽に返
送する循環回路と、該濃縮液の一部を前記反応槽内に返
送する返送回路と、濃縮液の一部を導いて該濃縮液内の
微生物を実質的に培養槽において再活性化させた後前記
反応槽内に返送する培養回路とを有することによって第
1の目的を達成し、また返送汚泥を反応槽の前工程に返
送することによって上記第2の目的を達成する。
ても、反応槽内での微生物活性を回復させることによっ
て反応槽内の反応系を常に一定方向になるようにして、
結果として膜洗浄の回数が自然と減少し、かつ膜そのも
のの寿命も結果として増加する限外濾過膜を用いた排水
処理装置を提供すること、第2の目的は、下水や屎尿等
を処理する際に、反応槽の前工程からの臭気の問題を解
決できる限外濾過膜を用いた排水処理装置の提供。 【構成】反応槽と、循環槽と、限外濾過膜とを有し、該
限外濾過膜において分離された濃縮液を前記循環槽に返
送する循環回路と、該濃縮液の一部を前記反応槽内に返
送する返送回路と、濃縮液の一部を導いて該濃縮液内の
微生物を実質的に培養槽において再活性化させた後前記
反応槽内に返送する培養回路とを有することによって第
1の目的を達成し、また返送汚泥を反応槽の前工程に返
送することによって上記第2の目的を達成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は限外濾過膜を用いた排水
処理装置に関し、詳しくは反応槽内の微生物処理反応を
安定させて膜による固液分離性能を効果的に発揮させる
ことができる限外濾過膜を用いた排水処理装置に関す
る。
処理装置に関し、詳しくは反応槽内の微生物処理反応を
安定させて膜による固液分離性能を効果的に発揮させる
ことができる限外濾過膜を用いた排水処理装置に関す
る。
【0002】
【発明の背景】一般に、排水の生物処理を行なう場合、
固液分離手段として重力沈降式の沈澱池が採用されてい
る。生物処理では酸化等を行なう菌体の存在が必須であ
るが、この菌体は処理条件(例えば排水の濃度、温度、
pH等)によって敏感に影響を受け、一定の活性状態、沈
降性を示さず、沈澱池から汚泥が流出し、生物反応槽に
おける菌体濃度を維持できなくなる問題があった。
固液分離手段として重力沈降式の沈澱池が採用されてい
る。生物処理では酸化等を行なう菌体の存在が必須であ
るが、この菌体は処理条件(例えば排水の濃度、温度、
pH等)によって敏感に影響を受け、一定の活性状態、沈
降性を示さず、沈澱池から汚泥が流出し、生物反応槽に
おける菌体濃度を維持できなくなる問題があった。
【0003】このため重力沈降式の沈澱池に代えて圧力
を駆動力とする限外濾過膜が導入された(例えば特開昭
61−146397号公報参照)。かかる膜処理の従来
のプロセスは、排水を反応槽に受け入れ、反応後の懸濁
液を圧力を駆動力として限外濾過膜で膜透過水と濃縮液
に分離すると共に、該限外濾過膜において分離された濃
縮液の一部を前記反応槽内に返送するプロセスである。
を駆動力とする限外濾過膜が導入された(例えば特開昭
61−146397号公報参照)。かかる膜処理の従来
のプロセスは、排水を反応槽に受け入れ、反応後の懸濁
液を圧力を駆動力として限外濾過膜で膜透過水と濃縮液
に分離すると共に、該限外濾過膜において分離された濃
縮液の一部を前記反応槽内に返送するプロセスである。
【0004】しかるに、膜の濾過性能は、濾過流路の
閉塞、膜濾過表面の閉塞、膜細孔内への詰まりの影
響を受ける。従って、単純濾過と異なって種々な面から
膜処理性能の劣化を防止する対策をとらなければその優
れた性能を引き出すことができない。
閉塞、膜濾過表面の閉塞、膜細孔内への詰まりの影
響を受ける。従って、単純濾過と異なって種々な面から
膜処理性能の劣化を防止する対策をとらなければその優
れた性能を引き出すことができない。
【0005】の濾過流路の閉塞の原因は物理的に排水
中のし渣を除去することによって解決できるが、の膜
濾過表面の閉塞やの膜細孔内への詰まりの原因につい
ては適当な解決手段がなく種々の問題がある。
中のし渣を除去することによって解決できるが、の膜
濾過表面の閉塞やの膜細孔内への詰まりの原因につい
ては適当な解決手段がなく種々の問題がある。
【0006】即ち、従来の膜処理プロセスのように反応
槽に限外濾過膜において分離された濃縮液の一部を返送
するシステムでは、濃縮液内の固形汚泥が膜によって完
全に阻止されるので、その阻止された固形汚泥がどんど
ん濃縮されていく。濃度バランスだけを考えれば一定量
ずつ反応槽内固形汚泥を引き抜けばよいが、引き抜く量
は通常は、増殖汚泥分(有機物が微生物汚泥に変換した
分)と、BOD(生物学的酸素要求量)やCOD(化学
的酸素消費量)成分以外の無機固形成分を考慮した量で
ある。
槽に限外濾過膜において分離された濃縮液の一部を返送
するシステムでは、濃縮液内の固形汚泥が膜によって完
全に阻止されるので、その阻止された固形汚泥がどんど
ん濃縮されていく。濃度バランスだけを考えれば一定量
ずつ反応槽内固形汚泥を引き抜けばよいが、引き抜く量
は通常は、増殖汚泥分(有機物が微生物汚泥に変換した
分)と、BOD(生物学的酸素要求量)やCOD(化学
的酸素消費量)成分以外の無機固形成分を考慮した量で
ある。
【0007】しかし、排水の成分にはBODやCOD成
分となり微生物によって分解が困難な難分解性物質も含
まれる。このような難分解性物質は微生物汚泥に変換し
ないので反応槽内固形汚泥として引き抜くことはできな
いため、膜によって阻止されて膜系内に残存してしまう
ことになる。
分となり微生物によって分解が困難な難分解性物質も含
まれる。このような難分解性物質は微生物汚泥に変換し
ないので反応槽内固形汚泥として引き抜くことはできな
いため、膜によって阻止されて膜系内に残存してしまう
ことになる。
【0008】また排水は常に一定の性状を有しているわ
けではないので、通常は排水調整槽を設けて性状変動を
バッファしているが、実際にはコストダウンを考慮して
排水調整槽を設けられなかったり、あるいは排水調整槽
の容量を小さくしなければならなかったりすることがあ
る。かかる場合には性状の変化した排水も反応槽に受け
入れねばならない。
けではないので、通常は排水調整槽を設けて性状変動を
バッファしているが、実際にはコストダウンを考慮して
排水調整槽を設けられなかったり、あるいは排水調整槽
の容量を小さくしなければならなかったりすることがあ
る。かかる場合には性状の変化した排水も反応槽に受け
入れねばならない。
【0009】かかる排水性状の変動や前記の難分解性物
質の蓄積等によって、反応槽内の汚泥がゾルゲル状とな
って反応槽内の微生物の活性が失われ、上記の膜濾過
表面の閉塞やの膜細孔内への詰まりの原因となった
り、反応槽から発泡流出の原因となるなど、従来の膜処
理プロセスでは全く対応できない問題があった。
質の蓄積等によって、反応槽内の汚泥がゾルゲル状とな
って反応槽内の微生物の活性が失われ、上記の膜濾過
表面の閉塞やの膜細孔内への詰まりの原因となった
り、反応槽から発泡流出の原因となるなど、従来の膜処
理プロセスでは全く対応できない問題があった。
【0010】本発明者はかかる問題を解決すべく、研究
を進めた結果、従来の膜処理プロセスの基本的認識に問
題があることがわかった。
を進めた結果、従来の膜処理プロセスの基本的認識に問
題があることがわかった。
【0011】即ち、従来、沈澱槽代替手段として採用さ
れた膜は、反応槽内の微生物活性や沈降性が悪い場合に
用いたときに沈澱槽からの汚泥の流出がないので効果的
であるとの認識を持っていた。即ち、膜を使えば生物処
理は格別考えなくてよいという認識を持っていたのであ
る。
れた膜は、反応槽内の微生物活性や沈降性が悪い場合に
用いたときに沈澱槽からの汚泥の流出がないので効果的
であるとの認識を持っていた。即ち、膜を使えば生物処
理は格別考えなくてよいという認識を持っていたのであ
る。
【0012】しかし、沈澱槽からの汚泥の流出はなくな
ったが、前述のように反応槽からの発泡流出という新た
な問題が起きてきたのである。
ったが、前述のように反応槽からの発泡流出という新た
な問題が起きてきたのである。
【0013】また従来、膜の閉塞に対しては、膜を如何
に洗浄するかという観点或は洗浄効果がなくなった場合
には新品と交換するといった観点でしか解決策を考えて
いなかったのが現実である。更に最近では膜の種類(平
膜、管状膜、スパイラル膜等)によって洗浄頻度が高い
か低いかの論争に終止していた。
に洗浄するかという観点或は洗浄効果がなくなった場合
には新品と交換するといった観点でしか解決策を考えて
いなかったのが現実である。更に最近では膜の種類(平
膜、管状膜、スパイラル膜等)によって洗浄頻度が高い
か低いかの論争に終止していた。
【0014】本発明者はかかる従来の認識では膜処理プ
ロセスは到底完成されないと考え、従来の認識とは全く
発想を代えて、即ち生物処理の改善こそが膜を効果的に
機能させるのではないかと考え、更に研究を重ねた結
果、排水性状の変動や前記の難分解性物質の蓄積等によ
っても、反応槽内での微生物活性を回復させることによ
って反応槽内の反応系を常に一定方向になるようにする
と、結果として膜洗浄の回数が自然と減少し、かつ膜そ
のものの寿命も結果として増加することを見出し、本発
明に至ったものである。
ロセスは到底完成されないと考え、従来の認識とは全く
発想を代えて、即ち生物処理の改善こそが膜を効果的に
機能させるのではないかと考え、更に研究を重ねた結
果、排水性状の変動や前記の難分解性物質の蓄積等によ
っても、反応槽内での微生物活性を回復させることによ
って反応槽内の反応系を常に一定方向になるようにする
と、結果として膜洗浄の回数が自然と減少し、かつ膜そ
のものの寿命も結果として増加することを見出し、本発
明に至ったものである。
【0015】一方、膜処理によって、下水や屎尿等を処
理する際には、反応槽の前工程、即ち排水の排出源、排
水を貯留する原水槽又は排水の性状変化を緩衝するため
の調整槽からの臭気の問題があり、その解決が望まれて
いる。
理する際には、反応槽の前工程、即ち排水の排出源、排
水を貯留する原水槽又は排水の性状変化を緩衝するため
の調整槽からの臭気の問題があり、その解決が望まれて
いる。
【0016】即ち、本発明の第1の目的は、排水性状の
変動や難分解性物質の蓄積等によっても、反応槽内での
微生物活性を回復させることによって反応槽内の反応系
を常に一定方向になるようにして、結果として膜洗浄の
回数が自然と減少し、かつ膜そのものの寿命も結果とし
て増加する限外濾過膜を用いた排水処理装置を提供する
ことにある。
変動や難分解性物質の蓄積等によっても、反応槽内での
微生物活性を回復させることによって反応槽内の反応系
を常に一定方向になるようにして、結果として膜洗浄の
回数が自然と減少し、かつ膜そのものの寿命も結果とし
て増加する限外濾過膜を用いた排水処理装置を提供する
ことにある。
【0017】また、本発明の第2の目的は、下水や屎尿
等を処理する際に、反応槽の前工程からの臭気の問題を
解決できる限外濾過膜を用いた排水処理装置を提供する
ことにある。
等を処理する際に、反応槽の前工程からの臭気の問題を
解決できる限外濾過膜を用いた排水処理装置を提供する
ことにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】即ち、上記第1の目的を
達成する本発明に係る限外濾過膜を用いた排水処理装置
は、排水を微生物処理する反応槽と、該反応槽と一体又
は別体に形成された循環槽と、反応後の懸濁液を圧力を
駆動力として膜透過水と濃縮液に分離する限外濾過膜と
を有し、該限外濾過膜において分離された濃縮液を前記
循環槽に返送する循環回路と、該濃縮液の一部を前記循
環回路を介し又は介さずに前記反応槽内に返送する返送
回路と、前記限外濾過膜において分離された濃縮液の一
部を導いて該濃縮液内の微生物を実質的に培養槽におい
て再活性化させた後前記反応槽内に返送する培養回路と
を有することを特徴とする。
達成する本発明に係る限外濾過膜を用いた排水処理装置
は、排水を微生物処理する反応槽と、該反応槽と一体又
は別体に形成された循環槽と、反応後の懸濁液を圧力を
駆動力として膜透過水と濃縮液に分離する限外濾過膜と
を有し、該限外濾過膜において分離された濃縮液を前記
循環槽に返送する循環回路と、該濃縮液の一部を前記循
環回路を介し又は介さずに前記反応槽内に返送する返送
回路と、前記限外濾過膜において分離された濃縮液の一
部を導いて該濃縮液内の微生物を実質的に培養槽におい
て再活性化させた後前記反応槽内に返送する培養回路と
を有することを特徴とする。
【0019】また上記第1の目的を達成する本発明に係
る限外濾過膜を用いた排水処理装置は、排水を微生物処
理する反応槽と、該反応槽と一体又は別体に形成された
循環槽と、反応後の懸濁液を圧力を駆動力として膜透過
水と濃縮液に分離する限外濾過膜とを有し、該限外濾過
膜において分離された濃縮液を前記循環槽に返送する循
環回路と、該限外濾過膜において分離された濃縮液の一
部を前記循環回路を介し又は介さずに前記反応槽及び該
反応槽の前工程に返送する返送回路と、前記限外濾過膜
において分離された濃縮液の一部を導いて該濃縮液内の
微生物を実質的に培養槽において再活性化させた後前記
反応槽内に返送する培養回路とを有することを特徴とす
る。
る限外濾過膜を用いた排水処理装置は、排水を微生物処
理する反応槽と、該反応槽と一体又は別体に形成された
循環槽と、反応後の懸濁液を圧力を駆動力として膜透過
水と濃縮液に分離する限外濾過膜とを有し、該限外濾過
膜において分離された濃縮液を前記循環槽に返送する循
環回路と、該限外濾過膜において分離された濃縮液の一
部を前記循環回路を介し又は介さずに前記反応槽及び該
反応槽の前工程に返送する返送回路と、前記限外濾過膜
において分離された濃縮液の一部を導いて該濃縮液内の
微生物を実質的に培養槽において再活性化させた後前記
反応槽内に返送する培養回路とを有することを特徴とす
る。
【0020】更に上記第1及び第2の目的を達成する本
発明に係る限外濾過膜を用いた排水処理装置は、排水を
微生物処理する反応槽と、該反応槽と一体又は別体に形
成された循環槽と、反応後の懸濁液を圧力を駆動力とし
て膜透過水と濃縮液に分離する限外濾過膜とを有し、該
限外濾過膜において分離された濃縮液を前記循環槽に返
送する循環回路と、該限外濾過膜において分離された濃
縮液の一部を前記循環回路を介し又は介さずに前記反応
槽内に返送する返送回路と、該限外濾過膜において分離
された濃縮液の一部を無薬注脱水して得られるケーキ又
は該ケーキを低温又は天日乾燥して得られる乾燥汚泥を
前記反応槽の前工程に返送する返送回路と、前記濃縮液
の一部を導いて該濃縮液内の微生物を実質的に培養槽に
おいて再活性化させた後前記反応槽内に返送する培養回
路とを有することを特徴とする。
発明に係る限外濾過膜を用いた排水処理装置は、排水を
微生物処理する反応槽と、該反応槽と一体又は別体に形
成された循環槽と、反応後の懸濁液を圧力を駆動力とし
て膜透過水と濃縮液に分離する限外濾過膜とを有し、該
限外濾過膜において分離された濃縮液を前記循環槽に返
送する循環回路と、該限外濾過膜において分離された濃
縮液の一部を前記循環回路を介し又は介さずに前記反応
槽内に返送する返送回路と、該限外濾過膜において分離
された濃縮液の一部を無薬注脱水して得られるケーキ又
は該ケーキを低温又は天日乾燥して得られる乾燥汚泥を
前記反応槽の前工程に返送する返送回路と、前記濃縮液
の一部を導いて該濃縮液内の微生物を実質的に培養槽に
おいて再活性化させた後前記反応槽内に返送する培養回
路とを有することを特徴とする。
【0021】また本発明の好ましい態様としては、 (1) 上記において、限外濾過膜において分離された濃縮
液を返送する反応槽の前工程が、少なくとも排水の排出
源、排水を貯留する原水槽又は排水の性状変化を緩衝す
るための調整槽のいずれか1つであること、 (2) 培養槽とは別にリアクタータンクを設け、該リアク
タータンク内に、腐植物と、活性化状態または不安定状
態にある安山岩又は流紋岩質の組成を有する物質とを少
なくとも含む混合物からなる粒状体を充填してなリ、該
リアクタータンクに培養槽から導いた濃縮液内の微生物
を該リアクタータンク内で再活性化させた後培養槽に戻
す補助培養回路を有すること、 (3) 培養槽内にリアクタータンクを設け、該リアクター
タンク内に、腐植物と、活性化状態または不安定状態に
ある安山岩又は流紋岩質の組成を有する物質とを少なく
とも含む混合物からなる粒状体を充填してなリ、該リア
クタータンクに培養槽から導いた濃縮液内の微生物を該
リアクタータンク内で再活性化させた後培養槽に戻す補
助培養回路を有すること (4) 培養槽がリアクタータンクであり、該リアクタータ
ンク内に、腐植物と、活性化状態または不安定状態にあ
る安山岩又は流紋岩質の組成を有する物質とを少なくと
も含む混合物からなる粒状体を充填してなリ、該リアク
タータンクに限外濾過膜において分離された濃縮液の一
部を導き該濃縮液内の微生物を該リアクタータンク内で
再活性化させること、 (5) 上記において、リアクタータンクが、上部に限外濾
過膜において分離された濃縮液を受け入れる流入口を有
し且つ中間位置に再活性化させた細菌群を含む濃縮汚泥
を取り出す流出口を有する本体と、該本体内に腐植物
と、活性化状態または不安定状態にある安山岩又は流紋
岩質の組成を有する物質とを少なくとも含む混合物から
なる粒状体を充填した充填部と、該充填部の下方に該充
填部に空気を供給可能な散気管を有することである。
液を返送する反応槽の前工程が、少なくとも排水の排出
源、排水を貯留する原水槽又は排水の性状変化を緩衝す
るための調整槽のいずれか1つであること、 (2) 培養槽とは別にリアクタータンクを設け、該リアク
タータンク内に、腐植物と、活性化状態または不安定状
態にある安山岩又は流紋岩質の組成を有する物質とを少
なくとも含む混合物からなる粒状体を充填してなリ、該
リアクタータンクに培養槽から導いた濃縮液内の微生物
を該リアクタータンク内で再活性化させた後培養槽に戻
す補助培養回路を有すること、 (3) 培養槽内にリアクタータンクを設け、該リアクター
タンク内に、腐植物と、活性化状態または不安定状態に
ある安山岩又は流紋岩質の組成を有する物質とを少なく
とも含む混合物からなる粒状体を充填してなリ、該リア
クタータンクに培養槽から導いた濃縮液内の微生物を該
リアクタータンク内で再活性化させた後培養槽に戻す補
助培養回路を有すること (4) 培養槽がリアクタータンクであり、該リアクタータ
ンク内に、腐植物と、活性化状態または不安定状態にあ
る安山岩又は流紋岩質の組成を有する物質とを少なくと
も含む混合物からなる粒状体を充填してなリ、該リアク
タータンクに限外濾過膜において分離された濃縮液の一
部を導き該濃縮液内の微生物を該リアクタータンク内で
再活性化させること、 (5) 上記において、リアクタータンクが、上部に限外濾
過膜において分離された濃縮液を受け入れる流入口を有
し且つ中間位置に再活性化させた細菌群を含む濃縮汚泥
を取り出す流出口を有する本体と、該本体内に腐植物
と、活性化状態または不安定状態にある安山岩又は流紋
岩質の組成を有する物質とを少なくとも含む混合物から
なる粒状体を充填した充填部と、該充填部の下方に該充
填部に空気を供給可能な散気管を有することである。
【0022】
【実施例】本発明に係る限外濾過膜を用いた排水処理装
置の実施例を図面に基づき説明する。
置の実施例を図面に基づき説明する。
【0023】実施例1 図1は本発明に係る排水処理装置の一実施例を示すブロ
ックフローシートである。
ックフローシートである。
【0024】図1において、1は排水を微生物処理する
反応槽である。該反応槽1は活性微生物を生息させた槽
であり、好ましくは土壌性通性嫌気性細菌群、あるいは
土壌性通性嫌気性細菌と土壌性好気性細菌とが共存する
細菌群(以下、これらを「土壌性細菌群」と称する。)
を生息させた槽であることである。
反応槽である。該反応槽1は活性微生物を生息させた槽
であり、好ましくは土壌性通性嫌気性細菌群、あるいは
土壌性通性嫌気性細菌と土壌性好気性細菌とが共存する
細菌群(以下、これらを「土壌性細菌群」と称する。)
を生息させた槽であることである。
【0025】土壌性細菌群は処理を開始する当初から存
在している必要はなく、当初反応槽内に土壌性細菌群以
外の微生物を含有している状態から土壌性細菌群が優先
種を占めるように馴致していくこともできる。また土壌
性細菌群の種汚泥を用いて馴致していってもよい。土壌
性細菌群の種汚泥の製造方法については、後述するリク
ターを用いて製造できる。
在している必要はなく、当初反応槽内に土壌性細菌群以
外の微生物を含有している状態から土壌性細菌群が優先
種を占めるように馴致していくこともできる。また土壌
性細菌群の種汚泥を用いて馴致していってもよい。土壌
性細菌群の種汚泥の製造方法については、後述するリク
ターを用いて製造できる。
【0026】反応槽にはエアーを供給できる散気手段が
設けられており、反応槽内の微生物に酸素を供給できる
構成になっている。また散気手段によって反応槽内にお
いて排水中の汚濁物質と微生物が混合・撹拌され、微生
物反応を良好に進ませる環境設定を行う。
設けられており、反応槽内の微生物に酸素を供給できる
構成になっている。また散気手段によって反応槽内にお
いて排水中の汚濁物質と微生物が混合・撹拌され、微生
物反応を良好に進ませる環境設定を行う。
【0027】反応機構は微生物の種類によって同一に論
じることはできない。通常の好気性細菌群を主体とする
活性微生物による処理の場合は排水中の可溶性物質の化
学反応による酸化分解が主たる反応であり、例えばズー
グレア主体の微細汚泥の場合は活性状態を維持できれば
それ自体の凝集性によりフロック形成性を示す。
じることはできない。通常の好気性細菌群を主体とする
活性微生物による処理の場合は排水中の可溶性物質の化
学反応による酸化分解が主たる反応であり、例えばズー
グレア主体の微細汚泥の場合は活性状態を維持できれば
それ自体の凝集性によりフロック形成性を示す。
【0028】また土壌性細菌群の場合は酸化分解を主た
る反応とするものでなく、土壌性細菌群の代謝産物と排
水中の可溶性物質の化学反応による結合、粒子化、凝
集、縮合、重合等を急速に進行させると共に、微細汚泥
の巨大化を急速に進行させ、この汚泥状物質による可溶
性成分の吸着、吸蔵吸着を進展させる、即ち急速な可溶
性成分の取り込み汚泥化の進行によって排水を浄化する
反応機構である(特開昭59−166293号公報等参
照)。
る反応とするものでなく、土壌性細菌群の代謝産物と排
水中の可溶性物質の化学反応による結合、粒子化、凝
集、縮合、重合等を急速に進行させると共に、微細汚泥
の巨大化を急速に進行させ、この汚泥状物質による可溶
性成分の吸着、吸蔵吸着を進展させる、即ち急速な可溶
性成分の取り込み汚泥化の進行によって排水を浄化する
反応機構である(特開昭59−166293号公報等参
照)。
【0029】このような土壌性細菌群の代謝産物を利用
した処理によれば、溶解性の難分解物質も取り込んで汚
泥化を進行させることができ、従ってこれが原因で膜の
閉塞を生じることがなくなる。
した処理によれば、溶解性の難分解物質も取り込んで汚
泥化を進行させることができ、従ってこれが原因で膜の
閉塞を生じることがなくなる。
【0030】本発明において、処理対象は特に限定され
ないが、下水、屎尿、豚舎排水、各種工場排水、生活排
水等があげられる。
ないが、下水、屎尿、豚舎排水、各種工場排水、生活排
水等があげられる。
【0031】次に図1において、2は循環槽である。該
循環槽2は前記反応槽1と一体に形成さてもよいし、別
体に形成されてもよい。また該循環槽2は第2反応槽を
兼ねていてもよい。更に本発明においては、反応後の固
液分離手段はあくまでも限外濾過膜を用いることが必須
であるが、循環槽に不完全な固液分離手段を有していて
もよい。ここにいう不完全な固液分離手段は、例えば容
量の小さい沈澱槽であり、後述の限外濾過膜を高次(3
次)処理として機能させることまで意図するものではな
い。即ち、反応槽から循環槽に送られてくる汚泥が極め
て沈降性良好な場合に該汚泥を限外濾過膜による固液分
離の前に粗取りをしてもよいことを意味している。
循環槽2は前記反応槽1と一体に形成さてもよいし、別
体に形成されてもよい。また該循環槽2は第2反応槽を
兼ねていてもよい。更に本発明においては、反応後の固
液分離手段はあくまでも限外濾過膜を用いることが必須
であるが、循環槽に不完全な固液分離手段を有していて
もよい。ここにいう不完全な固液分離手段は、例えば容
量の小さい沈澱槽であり、後述の限外濾過膜を高次(3
次)処理として機能させることまで意図するものではな
い。即ち、反応槽から循環槽に送られてくる汚泥が極め
て沈降性良好な場合に該汚泥を限外濾過膜による固液分
離の前に粗取りをしてもよいことを意味している。
【0032】3は反応後の懸濁液を圧力を駆動力として
膜透過水と濃縮液に分離する限外濾過膜である。限外濾
過膜というのは、分画分子量によって固液分離するもの
で、一般に10オングストローム〜5μ程度の物質を対
象としている。膜の種類には膜構造等の違いから平膜、
管型、中空糸、スパイラル型のいずれであってもよい
が、好ましくは膜取扱いの便宜性や洗浄の容易性等から
平膜が好ましい。
膜透過水と濃縮液に分離する限外濾過膜である。限外濾
過膜というのは、分画分子量によって固液分離するもの
で、一般に10オングストローム〜5μ程度の物質を対
象としている。膜の種類には膜構造等の違いから平膜、
管型、中空糸、スパイラル型のいずれであってもよい
が、好ましくは膜取扱いの便宜性や洗浄の容易性等から
平膜が好ましい。
【0033】4は循環回路であり、循環槽2から限外濾
過膜3に反応後の懸濁液を送液すると共に膜分離後の濃
縮液を循環槽2に戻す機能を果たす。
過膜3に反応後の懸濁液を送液すると共に膜分離後の濃
縮液を循環槽2に戻す機能を果たす。
【0034】5は膜分離後の濃縮液を反応槽1に返送す
るための返送回路である。該返送回路1における返送量
は排水量に対して100〜200vol%の範囲が好ま
しい。なお前記循環回路4の循環液の一部を該返送回路
5に導入してもよい。
るための返送回路である。該返送回路1における返送量
は排水量に対して100〜200vol%の範囲が好ま
しい。なお前記循環回路4の循環液の一部を該返送回路
5に導入してもよい。
【0035】6は前記限外濾過膜において分離された濃
縮液の一部を導いて該濃縮液内の微生物を再活性化させ
る培養槽、7は該培養槽6において再活性化させた後前
記反応槽1内に返送する培養回路である。8はリアクタ
ータンク、9は該リアクタータンク8内で再活性化させ
た後培養槽6に戻す補助培養回路である。
縮液の一部を導いて該濃縮液内の微生物を再活性化させ
る培養槽、7は該培養槽6において再活性化させた後前
記反応槽1内に返送する培養回路である。8はリアクタ
ータンク、9は該リアクタータンク8内で再活性化させ
た後培養槽6に戻す補助培養回路である。
【0036】本発明において「実質的に培養槽において
再活性化させる」というのは、培養槽6がリアクタータ
ンク8を兼ねる場合においてリアクタータンク8で再活
性化させてもよいし、あるいは培養槽6とは別に、又は
培養槽6内にリアクタータンク8を設ける場合におい
て、該リアクタータンク8で再活性化させてもよいこと
を意味する。
再活性化させる」というのは、培養槽6がリアクタータ
ンク8を兼ねる場合においてリアクタータンク8で再活
性化させてもよいし、あるいは培養槽6とは別に、又は
培養槽6内にリアクタータンク8を設ける場合におい
て、該リアクタータンク8で再活性化させてもよいこと
を意味する。
【0037】培養槽6とは別に、又は培養槽6内にリア
クタータンク8を設ける場合、該培養槽6ではリアクタ
ータンク8で再活性化させた後更に培養効果を上げる
(活性化を更に高める)役割を果たす。
クタータンク8を設ける場合、該培養槽6ではリアクタ
ータンク8で再活性化させた後更に培養効果を上げる
(活性化を更に高める)役割を果たす。
【0038】培養槽6は反応槽1または循環槽2の近傍
に設置することが好ましい。またリアクタータンク8は
反応槽1内及び/又は循環槽2内等に設置することもで
きる。
に設置することが好ましい。またリアクタータンク8は
反応槽1内及び/又は循環槽2内等に設置することもで
きる。
【0039】培養回路7の反応槽への送液量は、排水量
に対して10〜50vol%の範囲が好ましい。
に対して10〜50vol%の範囲が好ましい。
【0040】尚本実施例において培養液を反応槽の前工
程の各槽(例えば調整槽等)にも送液することも好まし
いことである。
程の各槽(例えば調整槽等)にも送液することも好まし
いことである。
【0041】リアクタータンク8内には、腐植物と、活
性化状態または不安定状態にある安山岩又は流紋岩質の
組成を有する物質とを少なくとも含む混合物からなる粒
状体を充填してなることが好ましい。
性化状態または不安定状態にある安山岩又は流紋岩質の
組成を有する物質とを少なくとも含む混合物からなる粒
状体を充填してなることが好ましい。
【0042】本明細書において、腐植物とは腐植と腐植
前駆物質の混合物であり、腐植前駆物質とは有機物が腐
植に変化する過程の中間物質の総称である。
前駆物質の混合物であり、腐植前駆物質とは有機物が腐
植に変化する過程の中間物質の総称である。
【0043】このような物質を充填してなる培養槽内で
培養された微生物あるいはそれらの微生物の代謝産物を
含む培養液が培養回路7を介して反応槽に送液される
と、反応槽内の微生物が活性化され、これにより排水の
性状変動によっても定常的な処理が可能となり、また難
分解性物質の吸着、吸蔵吸着あるいは分解が可能とな
り、さらには反応槽内の汚泥発泡を防止できる。さらに
は該培養回路は土壌細菌群の種汚泥供給源となる。
培養された微生物あるいはそれらの微生物の代謝産物を
含む培養液が培養回路7を介して反応槽に送液される
と、反応槽内の微生物が活性化され、これにより排水の
性状変動によっても定常的な処理が可能となり、また難
分解性物質の吸着、吸蔵吸着あるいは分解が可能とな
り、さらには反応槽内の汚泥発泡を防止できる。さらに
は該培養回路は土壌細菌群の種汚泥供給源となる。
【0044】リアクタータンク8としては、例えば図4
に示す構成のものが挙げられる。図4は本発明に用いら
れるリアクターの一実施例を示す概略断面図である。
に示す構成のものが挙げられる。図4は本発明に用いら
れるリアクターの一実施例を示す概略断面図である。
【0045】図4において、81はリアクタータンク本
体であり、上部に限外濾過膜3において分離された濃縮
液を受け入れる流入口82を有し且つ中間位置に再活性
化させた細菌群を含む濃縮汚泥を取り出す流出口83を
有する。83Aは流出口バルブである。
体であり、上部に限外濾過膜3において分離された濃縮
液を受け入れる流入口82を有し且つ中間位置に再活性
化させた細菌群を含む濃縮汚泥を取り出す流出口83を
有する。83Aは流出口バルブである。
【0046】84は前述の腐植物と、活性化状態または
不安定状態にある安山岩又は流紋岩質の組成を有する物
質とを少なくとも含む混合物からなる粒状の充填剤(ペ
レット)を充填した充填部である。
不安定状態にある安山岩又は流紋岩質の組成を有する物
質とを少なくとも含む混合物からなる粒状の充填剤(ペ
レット)を充填した充填部である。
【0047】85は本体81内に取り付けられる内筒で
あり、上部及び下部に多孔板85A、85Bが取り付け
られている。
あり、上部及び下部に多孔板85A、85Bが取り付け
られている。
【0048】前記充填部84は該内筒85内に形成され
る。本実施例では多段に形成されているが格別限定され
ない。86は本体81と内筒85の間に形成される間隙
であり、本体内に培養液が循環できる程度あれば良い。
87は内筒84を本体81に固定するための固定部であ
る。
る。本実施例では多段に形成されているが格別限定され
ない。86は本体81と内筒85の間に形成される間隙
であり、本体内に培養液が循環できる程度あれば良い。
87は内筒84を本体81に固定するための固定部であ
る。
【0049】88は該充填部84の下方に該充填部84
にブロア89から空気を供給可能な散気管である。該空
気を供給するのは濃縮液と充填剤との接触を向上させる
ことを主目的とするものである。
にブロア89から空気を供給可能な散気管である。該空
気を供給するのは濃縮液と充填剤との接触を向上させる
ことを主目的とするものである。
【0050】89はスラッジ引抜きバルブ、90は最大
液面レベル(HWL)、充填剤浸漬レベル(ML)、最
低液面レベル(LWL)等を検知する液面センサーであ
る。
液面レベル(HWL)、充填剤浸漬レベル(ML)、最
低液面レベル(LWL)等を検知する液面センサーであ
る。
【0051】本体81に限外濾過膜3において分離され
た濃縮液を流入口82より受け入れ最大液面レベル(H
WL)になったら送液を停止する。次いで散気管88よ
り充填部84に空気を供給し、内筒85内に上昇液流を
形成し、濃縮液と充填剤とを接触させる。内筒85上部
液は間隙86を通って下降する。このようにして濃縮液
は本体81内で循環する。
た濃縮液を流入口82より受け入れ最大液面レベル(H
WL)になったら送液を停止する。次いで散気管88よ
り充填部84に空気を供給し、内筒85内に上昇液流を
形成し、濃縮液と充填剤とを接触させる。内筒85上部
液は間隙86を通って下降する。このようにして濃縮液
は本体81内で循環する。
【0052】濃縮液は充填剤と接触し、該濃縮液中に含
まれる土壌性細菌群のフェノール代謝機能が活性化し
て、その化合物を生成するように活性化される。
まれる土壌性細菌群のフェノール代謝機能が活性化し
て、その化合物を生成するように活性化される。
【0053】この活性化期間は24〜48時間の範囲が
好ましく、かかる活性化された培養液は流出口83から
排出される。本体下部に沈積した汚泥はスラッジ引抜き
バルブ90より引き抜かれる。
好ましく、かかる活性化された培養液は流出口83から
排出される。本体下部に沈積した汚泥はスラッジ引抜き
バルブ90より引き抜かれる。
【0054】実施例2 本実施例は反応槽の前工程における臭気発生を防止する
装置例であり、図2に示す例が挙げられる。
装置例であり、図2に示す例が挙げられる。
【0055】図2は本発明に係る排水処理装置の他の実
施例を示すブロックフローシートである。図2におい
て、10は排水の排出源、11は排水を貯留する原水槽
(沈砂池等も含む)、12は排水の性状変化を緩衝する
ための調整槽である。また13は排水の排出源10に限
外濾過膜において分離された濃縮液の一部を循環回路4
を介し又は介さずに返送する返送回路、14は原水槽1
1に返送する返送回路、15は調整槽12に返送する返
送回路である。該返送回路13、14、15は反応槽1
への返送回路5を介してもよい。
施例を示すブロックフローシートである。図2におい
て、10は排水の排出源、11は排水を貯留する原水槽
(沈砂池等も含む)、12は排水の性状変化を緩衝する
ための調整槽である。また13は排水の排出源10に限
外濾過膜において分離された濃縮液の一部を循環回路4
を介し又は介さずに返送する返送回路、14は原水槽1
1に返送する返送回路、15は調整槽12に返送する返
送回路である。該返送回路13、14、15は反応槽1
への返送回路5を介してもよい。
【0056】本実施例においては、該返送回路13、1
4、15のいずれか1つの返送回路を利用して排水の排
出源10、原水槽11、調整槽12のいずれかに返送す
ればよいが、好ましくは排水の排出源10に返送するこ
とであり、より好ましくは全てに返送することである。
4、15のいずれか1つの返送回路を利用して排水の排
出源10、原水槽11、調整槽12のいずれかに返送す
ればよいが、好ましくは排水の排出源10に返送するこ
とであり、より好ましくは全てに返送することである。
【0057】排水の排出源10、原水槽11、調整槽1
2への返送量は排水量に対し全量が10〜200vol
%となるようにすることが好ましい。
2への返送量は排水量に対し全量が10〜200vol
%となるようにすることが好ましい。
【0058】これらの返送によって、排水の排出源1
0、原水槽11、調整槽12から発生する臭気成分が汚
泥に吸着、吸蔵吸着され、臭気の発生が防止される。
0、原水槽11、調整槽12から発生する臭気成分が汚
泥に吸着、吸蔵吸着され、臭気の発生が防止される。
【0059】排水の排出源10への返送方法は、公共下
水道の場合には埋設下水管内の上部空間に返送パイプを
設置し、それを利用して返送することができる。屎尿の
場合は各家のトイレ、集合槽、ローリー内に返送するこ
とができる。また工場排水の場合は各工場の排出源又は
排出ルートに返送することができる。
水道の場合には埋設下水管内の上部空間に返送パイプを
設置し、それを利用して返送することができる。屎尿の
場合は各家のトイレ、集合槽、ローリー内に返送するこ
とができる。また工場排水の場合は各工場の排出源又は
排出ルートに返送することができる。
【0060】又原水槽11や調整槽12への返送は、下
水処理や屎尿処理等では構造基準として原水槽や調整槽
を有するので、そこへ返送することができる。
水処理や屎尿処理等では構造基準として原水槽や調整槽
を有するので、そこへ返送することができる。
【0061】上記何れの返送の場合も併せて空気を供給
できる設備を付加すると更に好ましい。反応槽的役割を
果たすことができるからである。
できる設備を付加すると更に好ましい。反応槽的役割を
果たすことができるからである。
【0062】図2において、図1と同一符合の部位は、
同一の構成であるので、その説明を省略する。
同一の構成であるので、その説明を省略する。
【0063】本実施例において、前記原水槽や調整槽に
培養液を返送することも好ましいことである。反応槽内
の汚泥活性化を助長できるからである。
培養液を返送することも好ましいことである。反応槽内
の汚泥活性化を助長できるからである。
【0064】実施例3 本実施例は実施例2と同様に反応槽の前工程における臭
気発生を防止する装置例であるが、実施例2と臭気発生
を防止する手段を異にする例であり、図3に示す例が挙
げられる。
気発生を防止する装置例であるが、実施例2と臭気発生
を防止する手段を異にする例であり、図3に示す例が挙
げられる。
【0065】図3は本発明に係る排水処理装置の他の実
施例を示すブロックフローシートである。図3におい
て、20は限外濾過膜において分離された濃縮液を循環
槽2から引き抜いて更に濃縮するためのシックナーであ
る。該シックナー20の濃縮性を更に改善するために前
記リアクタータンク8を付加することもできる。
施例を示すブロックフローシートである。図3におい
て、20は限外濾過膜において分離された濃縮液を循環
槽2から引き抜いて更に濃縮するためのシックナーであ
る。該シックナー20の濃縮性を更に改善するために前
記リアクタータンク8を付加することもできる。
【0066】21はシックナー20で濃縮された汚泥を
無薬注脱水するための脱水機である。また脱水後に低温
乾燥又は天日乾燥してもよい。
無薬注脱水するための脱水機である。また脱水後に低温
乾燥又は天日乾燥してもよい。
【0067】22は排水の排出源10に無薬注脱水ケー
キ又は該ケーキを乾燥して得られる乾燥汚泥を返送する
返送回路、23は原水槽11に返送する返送回路、24
は調整槽12に返送する返送回路である。
キ又は該ケーキを乾燥して得られる乾燥汚泥を返送する
返送回路、23は原水槽11に返送する返送回路、24
は調整槽12に返送する返送回路である。
【0068】本実施例においては、該返送回路22、2
3、24のいずれか1つの返送回路を利用して排水の排
出源10、原水槽11、調整槽12のいずれかに返送す
ればよいが、好ましくは排水の排出源10に返送するこ
とであり、より好ましくは全てに返送することである。
3、24のいずれか1つの返送回路を利用して排水の排
出源10、原水槽11、調整槽12のいずれかに返送す
ればよいが、好ましくは排水の排出源10に返送するこ
とであり、より好ましくは全てに返送することである。
【0069】これらの返送によって、排水の排出源1
0、原水槽11、調整槽12から発生する臭気成分が汚
泥に吸着、吸蔵吸着され、臭気の発生が防止される。
0、原水槽11、調整槽12から発生する臭気成分が汚
泥に吸着、吸蔵吸着され、臭気の発生が防止される。
【0070】図3において、図1と同一符合の部位は、
同一の構成であるので、その説明を省略する。
同一の構成であるので、その説明を省略する。
【0071】本実施例によれば、固形汚泥を返送するた
め、図2に示す実施例2のように液状汚泥を返送するの
に比べ、系内の処理水量の低減が可能となり、かつ各槽
の容量を小さくできるため、装置全体の低コスト化、敷
地面積の低減が可能となる効果がある。
め、図2に示す実施例2のように液状汚泥を返送するの
に比べ、系内の処理水量の低減が可能となり、かつ各槽
の容量を小さくできるため、装置全体の低コスト化、敷
地面積の低減が可能となる効果がある。
【0072】また、本実施例においては、脱水ケーキを
焼却するのと比べれば、経費節減になるだけでなく、汚
泥の有効利用が可能となる効果がある。
焼却するのと比べれば、経費節減になるだけでなく、汚
泥の有効利用が可能となる効果がある。
【0073】更に本実施例においては、土壌性細菌群の
利用によって、汚泥が巨大化、塊状化して固液分離性が
良好になるため、無薬注脱水が可能となる。
利用によって、汚泥が巨大化、塊状化して固液分離性が
良好になるため、無薬注脱水が可能となる。
【0074】従って、原水槽等に脱水ケーキ等を返送し
ても、無薬注であるから種々の弊害(例えば反応槽内の
微生物活性を阻害したり、無機成分の過剰蓄積により系
内スラッジの増加等)がない効果がある。従来は、脱水
において高分子凝集剤や無機凝集剤を必ず用いていた
が、高分子凝集剤を用いると反応槽内の微生物活性を阻
害したりする弊害があり、また無機凝集剤を用いると無
機成分の過剰蓄積により系内スラッジが増加する弊害が
ある。
ても、無薬注であるから種々の弊害(例えば反応槽内の
微生物活性を阻害したり、無機成分の過剰蓄積により系
内スラッジの増加等)がない効果がある。従来は、脱水
において高分子凝集剤や無機凝集剤を必ず用いていた
が、高分子凝集剤を用いると反応槽内の微生物活性を阻
害したりする弊害があり、また無機凝集剤を用いると無
機成分の過剰蓄積により系内スラッジが増加する弊害が
ある。
【0075】また無薬注脱水が可能となることによって
汚泥の肥料化が可能となる効果もある。従来のように脱
水のために薬品を使用すると汚泥の肥料化ができないこ
とと比べると本実施例の効果は顕著である。
汚泥の肥料化が可能となる効果もある。従来のように脱
水のために薬品を使用すると汚泥の肥料化ができないこ
とと比べると本実施例の効果は顕著である。
【0076】
【実験例】以下、本発明の実験例によって本発明を更に
詳述する。
詳述する。
【0077】実験例1 (実験に用いた装置)図1に示す装置を改造して実験に
用いた。
用いた。
【0078】即ち、反応槽の前工程に受入沈砂槽(1
2.21m3 )、原水貯留槽(80m3 )を設けた。
2.21m3 )、原水貯留槽(80m3 )を設けた。
【0079】反応槽1は、第1反応槽(55.5m
3 )、曝気槽(31.8m3 ×3槽)、第2反応槽(1
6m3 )に分割した。循環槽2は14m3 とした。
3 )、曝気槽(31.8m3 ×3槽)、第2反応槽(1
6m3 )に分割した。循環槽2は14m3 とした。
【0080】限外濾過膜は平膜UFP型を用い、全膜面
積は25.2m2 とした。
積は25.2m2 とした。
【0081】(運転条件)運転条件は下記のように設定
した。
した。
【0082】(1)原水:混合屎尿 屎尿 17m3 /D+浄化槽汚泥3m3 /
D 混合屎尿BOD 12500ppm 混合屎尿pH 7〜8 (2)膜運転条件 入口圧力 2.6〜3.0kg/cm2 出口圧力 0.2〜0.5kg/cm2 温度 25℃ 循環水量 80m3 /Hr 運転期間 36ケ月 (3)比較運転と本発明運転 比較運転から11ケ月経過時点で、本発明の培養槽及び
培養回路を設けて、本発明の効果が確認されるか否かの
長期の実験を行った。
D 混合屎尿BOD 12500ppm 混合屎尿pH 7〜8 (2)膜運転条件 入口圧力 2.6〜3.0kg/cm2 出口圧力 0.2〜0.5kg/cm2 温度 25℃ 循環水量 80m3 /Hr 運転期間 36ケ月 (3)比較運転と本発明運転 比較運転から11ケ月経過時点で、本発明の培養槽及び
培養回路を設けて、本発明の効果が確認されるか否かの
長期の実験を行った。
【0083】かかる長期の実験を行ったのは、短期では
本発明が産業上利用できるまで完成されたか否かの確認
ができないと判断したためである。
本発明が産業上利用できるまで完成されたか否かの確認
ができないと判断したためである。
【0084】(4)培養槽及び培養回路の仕様 培養槽は地上型のリアクタータンクを用い、該リアクタ
ータンクとしては1m3 タンクを用いた。
ータンクとしては1m3 タンクを用いた。
【0085】リアクタータンクは図4に示すものを用
い、濃縮液の培養時間は500リットル/24Hrとし
た。
い、濃縮液の培養時間は500リットル/24Hrとし
た。
【0086】具体的には培養液500リットル/Dを第
1反応槽に返送し、未培養の濃縮液を循環槽から500
リットル/Dを導入して培養するようにして、500リ
ットルずつ培養液と未培養液を入れ換えるようにした。
1反応槽に返送し、未培養の濃縮液を循環槽から500
リットル/Dを導入して培養するようにして、500リ
ットルずつ培養液と未培養液を入れ換えるようにした。
【0087】(運転結果)膜透過水のBOD、pHは処
理水条件(BOD10ppm以下、pH5.8〜8.
6)を満足していたが、膜透過水量(フラックス)が変
化した。
理水条件(BOD10ppm以下、pH5.8〜8.
6)を満足していたが、膜透過水量(フラックス)が変
化した。
【0088】膜処理ではこの膜透過水量(フラックス)
が性能を評価する指標となるので、この水量の増減を調
べた。
が性能を評価する指標となるので、この水量の増減を調
べた。
【0089】また定期的に膜の薬液洗浄を行うと共に、
膜透過水量が大幅に低下した時には、膜を分解して洗浄
する開枠洗浄を行った。
膜透過水量が大幅に低下した時には、膜を分解して洗浄
する開枠洗浄を行った。
【0090】開枠洗浄は作業上煩雑であるため平膜の実
装置への適用上少ない方が好ましく、性能評価上も重要
な指標となることから、前記の透過水量(フラックス)
と共に開枠洗浄回数も併せて調べた。
装置への適用上少ない方が好ましく、性能評価上も重要
な指標となることから、前記の透過水量(フラックス)
と共に開枠洗浄回数も併せて調べた。
【0091】その結果を図5に示す。
【0092】(評価)図5を見ると、培養回路から培養
液を第1反応槽に返送を開始した時期から、次第に膜フ
ラックスが上昇し、特に培養液返送開始8ケ月目から著
しく上昇する傾向を示して用いることが判った。
液を第1反応槽に返送を開始した時期から、次第に膜フ
ラックスが上昇し、特に培養液返送開始8ケ月目から著
しく上昇する傾向を示して用いることが判った。
【0093】また開枠洗浄回数は培養液返送開始からす
ぐに減少し、返送開始後、20ケ月後から開枠洗浄回数
が0となり、驚くべき効果を示していることが判った。
ぐに減少し、返送開始後、20ケ月後から開枠洗浄回数
が0となり、驚くべき効果を示していることが判った。
【0094】更に膜寿命が本発明によって2倍以上伸び
ることがわかった。
ることがわかった。
【0095】更にまた循環汚泥を受入沈砂槽や原水貯留
槽に返送する実験も併せて実験したところ、培養液の返
送を行った後では、屎尿臭が大幅に低下することが判っ
た。
槽に返送する実験も併せて実験したところ、培養液の返
送を行った後では、屎尿臭が大幅に低下することが判っ
た。
【0096】実験例2 本実験例はS病院の雑排水を処理して中水を造水する装
置に本発明を適用した例である。
置に本発明を適用した例である。
【0097】(実験に使用した装置)図1に示す装置に
おいて反応槽1の前工程に原水槽(8.5m3 )、調整
曝気槽(50.9m3 )を設けた。
おいて反応槽1の前工程に原水槽(8.5m3 )、調整
曝気槽(50.9m3 )を設けた。
【0098】反応槽の容量は10m3 、循環槽の容量は
6.9m3 とした。
6.9m3 とした。
【0099】限外濾過膜は平膜UFP型を用い、全膜面
積は37.8m2 とした。
積は37.8m2 とした。
【0100】(運転条件)運転条件は下記のように設定
した。
した。
【0101】(1)原水:雑排水 雑排水 85m3 /D BOD 100ppm (2)膜運転条件 入口圧力 4.0kg/cm2 出口圧力 0.5kg/cm2 温度 常温 循環水量 75m3 /Hr 運転期間 10ケ月 (3)比較運転と本発明運転 比較運転から3ケ月経過後に本発明の培養槽及び培養回
路を設けて、本発明の効果を確認した。長期に実験した
趣旨は実験例1と同じである。
路を設けて、本発明の効果を確認した。長期に実験した
趣旨は実験例1と同じである。
【0102】(4)培養槽及び培養回路の仕様 培養槽は5m3 (既設の汚泥貯留槽を転用)とし、内部
に図4に示すリアクターを浸漬設置した。
に図4に示すリアクターを浸漬設置した。
【0103】調整曝気槽への培養液の返送量は対排水量
に対して約30%(25m3 /D)となるようにした。
に対して約30%(25m3 /D)となるようにした。
【0104】(運転結果)膜透過水のBODは1ppm
以下で、pHは7.2〜7.4の範囲であった。膜透過
水量及び開枠洗浄回数は図6に示す通りである。
以下で、pHは7.2〜7.4の範囲であった。膜透過
水量及び開枠洗浄回数は図6に示す通りである。
【0105】(評価)図6に示すように培養回路を設け
る前の比較実験では膜透過水量が平均39m3 /Dと低
い値で、かつ開枠洗浄も月1回程度必要であった。
る前の比較実験では膜透過水量が平均39m3 /Dと低
い値で、かつ開枠洗浄も月1回程度必要であった。
【0106】これに対し、本発明によれば膜透過水量は
平均47.6m3 /Dと上昇した。また開枠洗浄回数も
2〜3ケ月に一回と大幅に減少した。
平均47.6m3 /Dと上昇した。また開枠洗浄回数も
2〜3ケ月に一回と大幅に減少した。
【0107】更に膜寿命が本発明によって2倍以上伸び
ることがわかった。
ることがわかった。
【0108】実験例3 実験例1において、循環槽から濃縮汚泥を引き抜いてシ
ックナーで濃縮後、無薬注脱水した。
ックナーで濃縮後、無薬注脱水した。
【0109】脱水ケーキを受入沈砂池及び原水貯留槽に
返送したところ、受入沈砂池及び原水貯留槽からの屎尿
臭が大幅に減少した。
返送したところ、受入沈砂池及び原水貯留槽からの屎尿
臭が大幅に減少した。
【0110】また上記の脱水ケーキを天日乾燥して同様
に返送しても同様の効果が得られた。
に返送しても同様の効果が得られた。
【0111】
【発明の効果】本発明によれば、排水性状の変動や難分
解性物質の蓄積等によっても、反応槽内での微生物活性
を回復させることによって反応槽内の反応系を常に一定
方向になるようにして、結果として膜洗浄の回数が自然
と減少し、かつ膜そのものの寿命も結果として増加する
限外濾過膜を用いた排水処理装置を提供することができ
る。
解性物質の蓄積等によっても、反応槽内での微生物活性
を回復させることによって反応槽内の反応系を常に一定
方向になるようにして、結果として膜洗浄の回数が自然
と減少し、かつ膜そのものの寿命も結果として増加する
限外濾過膜を用いた排水処理装置を提供することができ
る。
【0112】また、本発明によれば、下水や屎尿等を処
理する際に、反応槽の前工程からの臭気の問題を解決で
きる限外濾過膜を用いた排水処理装置を提供することが
できる。
理する際に、反応槽の前工程からの臭気の問題を解決で
きる限外濾過膜を用いた排水処理装置を提供することが
できる。
【0113】なお本発明の装置は新設はもちろん、既設
処理施設の改良にも適用できる。
処理施設の改良にも適用できる。
【図1】本発明に係る排水処理装置の一実施例を示すブ
ロックフローシート
ロックフローシート
【図2】本発明に係る排水処理装置の他の実施例を示す
ブロックフローシート
ブロックフローシート
【図3】本発明に係る排水処理装置の他の実施例を示す
ブロックフローシート
ブロックフローシート
【図4】本発明に用いられるリアクターの一実施例を示
す概略断面図
す概略断面図
【図5】実験例1の結果を示すグラフ
【図6】実験例2の結果を示すグラフ
1:反応槽 2:循環槽 3:限外濾過膜 4:循環回路 5、13、14、15:返送回路 6:培養槽 7:培養回路 8:リアクタータンク 9:補助培養回路 10:排出源 11:原水槽 12:調整槽 20:シックナー 21:脱水機 22、23、24:返送回路
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】前記充填部84は該内筒85内に形成され
る。本実施例では多段に形成されているが格別限定され
ない。86は本体81と内筒85の間に形成される間隙
であり、本体内に培養液が循環できる程度あれば良い。
87は内筒85を本体81に固定するための固定部であ
る。
る。本実施例では多段に形成されているが格別限定され
ない。86は本体81と内筒85の間に形成される間隙
であり、本体内に培養液が循環できる程度あれば良い。
87は内筒85を本体81に固定するための固定部であ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】88は該充填部84の下方に設けられた該
充填部84にブロア89から空気を供給可能な散気管で
ある。該空気を供給するのは濃縮液と充填剤との接触を
向上させることを主目的とするものである。
充填部84にブロア89から空気を供給可能な散気管で
ある。該空気を供給するのは濃縮液と充填剤との接触を
向上させることを主目的とするものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】90はスラッジ引抜きバルブ、91は最大
液面レベル(HWL)、充填剤浸漬レベル(ML)、最
低液面レベル(LWL)等を検知する液面センサーであ
る。
液面レベル(HWL)、充填剤浸漬レベル(ML)、最
低液面レベル(LWL)等を検知する液面センサーであ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0092
【補正方法】変更
【補正内容】
【0092】(評価)図5を見ると、培養回路から培養
液を第1反応槽に返送を開始した時期から、次第に膜フ
ラックスが上昇し、特に培養液返送開始8ケ月目から著
しく上昇する傾向を示していることが判った。
液を第1反応槽に返送を開始した時期から、次第に膜フ
ラックスが上昇し、特に培養液返送開始8ケ月目から著
しく上昇する傾向を示していることが判った。
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 時下 彰 東京都中央区築地5−6−4 三井造船エ ンジニアリング株式会社内
Claims (8)
- 【請求項1】排水を微生物処理する反応槽と、該反応槽
と一体又は別体に形成された循環槽と、反応後の懸濁液
を圧力を駆動力として膜透過水と濃縮液に分離する限外
濾過膜とを有し、該限外濾過膜において分離された濃縮
液を前記循環槽に返送する循環回路と、該濃縮液の一部
を前記循環回路を介し又は介さずに前記反応槽内に返送
する返送回路と、前記限外濾過膜において分離された濃
縮液の一部を導いて該濃縮液内の微生物を実質的に培養
槽において再活性化させた後前記反応槽内に返送する培
養回路とを有することを特徴とする限外濾過膜を用いた
排水処理装置。 - 【請求項2】排水を微生物処理する反応槽と、該反応槽
と一体又は別体に形成された循環槽と、反応後の懸濁液
を圧力を駆動力として膜透過水と濃縮液に分離する限外
濾過膜とを有し、該限外濾過膜において分離された濃縮
液を前記循環槽に返送する循環回路と、該限外濾過膜に
おいて分離された濃縮液の一部を前記循環回路を介し又
は介さずに前記反応槽及び該反応槽の前工程に返送する
返送回路と、前記限外濾過膜において分離された濃縮液
の一部を導いて該濃縮液内の微生物を実質的に培養槽に
おいて再活性化させた後前記反応槽内に返送する培養回
路とを有することを特徴とする限外濾過膜を用いた排水
処理装置。 - 【請求項3】排水を微生物処理する反応槽と、該反応槽
と一体又は別体に形成された循環槽と、反応後の懸濁液
を圧力を駆動力として膜透過水と濃縮液に分離する限外
濾過膜とを有し、該限外濾過膜において分離された濃縮
液を前記循環槽に返送する循環回路と、該限外濾過膜に
おいて分離された濃縮液の一部を前記循環回路を介し又
は介さずに前記反応槽内に返送する返送回路と、該限外
濾過膜において分離された濃縮液の一部を無薬注脱水し
て得られるケーキ又は該ケーキを低温又は天日乾燥して
得られる乾燥汚泥を前記反応槽の前工程に返送する返送
回路と、前記濃縮液の一部を導いて該濃縮液内の微生物
を実質的に培養槽において再活性化させた後前記反応槽
内に返送する培養回路とを有することを特徴とする限外
濾過膜を用いた排水処理装置。 - 【請求項4】限外濾過膜において分離された濃縮液を返
送する反応槽の前工程が、少なくとも排水の排出源、排
水を貯留する原水槽又は排水の性状変化を緩衝するため
の調整槽のいずれか1つであることを特徴とする請求項
2又は3記載の限外濾過膜を用いた排水処理装置。 - 【請求項5】培養槽とは別にリアクタータンクを設け、
該リアクタータンク内に、腐植物と、活性化状態または
不安定状態にある安山岩又は流紋岩質の組成を有する物
質とを少なくとも含む混合物からなる粒状体を充填して
なリ、該リアクタータンクに培養槽から導いた濃縮液内
の微生物を該リアクタータンク内で再活性化させた後培
養槽に戻す補助培養回路を有することを特徴とする請求
項1、2、3又は4記載の限外濾過膜を用いた排水処理
装置。 - 【請求項6】培養槽内にリアクタータンクを設け、該リ
アクタータンク内に、腐植物と、活性化状態または不安
定状態にある安山岩又は流紋岩質の組成を有する物質と
を少なくとも含む混合物からなる粒状体を充填してな
リ、該リアクタータンクに培養槽から導いた濃縮液内の
微生物を該リアクタータンク内で再活性化させた後培養
槽に戻す補助培養回路を有することを特徴とする請求項
1、2、3又は4記載の限外濾過膜を用いた排水処理装
置。 - 【請求項7】培養槽がリアクタータンクであり、該リア
クタータンク内に、腐植物と、活性化状態または不安定
状態にある安山岩又は流紋岩質の組成を有する物質とを
少なくとも含む混合物からなる粒状体を充填してなリ、
該リアクタータンクに限外濾過膜において分離された濃
縮液の一部を導き該濃縮液内の微生物を該リアクタータ
ンク内で再活性化させることを特徴とする請求項1、
2、3又は4記載の限外濾過膜を用いた排水処理装置。 - 【請求項8】リアクタータンクが、上部に限外濾過膜に
おいて分離された濃縮液を受け入れる流入口を有し且つ
中間位置に再活性化させた細菌群を含む濃縮汚泥を取り
出す流出口を有する本体と、該本体内に腐植物と、活性
化状態または不安定状態にある安山岩又は流紋岩質の組
成を有する物質とを少なくとも含む混合物からなる粒状
体を充填した充填部と、該充填部の下方に該充填部に空
気を供給可能な散気管を有することを特徴とする請求項
5、6又は7記載の限外濾過膜を用いた排水処理装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5097252A JPH07102356B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 限外濾過膜を用いた排水処理装置 |
| KR1019940006700A KR970006465B1 (ko) | 1993-03-31 | 1994-03-31 | 한외여과막을 이용한 폐수 또는 오수처리장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5097252A JPH07102356B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 限外濾過膜を用いた排水処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06292900A true JPH06292900A (ja) | 1994-10-21 |
| JPH07102356B2 JPH07102356B2 (ja) | 1995-11-08 |
Family
ID=14187381
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5097252A Expired - Fee Related JPH07102356B2 (ja) | 1993-03-31 | 1993-03-31 | 限外濾過膜を用いた排水処理装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07102356B2 (ja) |
| KR (1) | KR970006465B1 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003076340A3 (de) * | 2002-03-11 | 2003-12-11 | Herbert Koerner | Verfahren und anlage zur reinstwassererzeugung |
| JP2005246309A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Ngk Insulators Ltd | 膜分離活性汚泥法 |
| JP2008006351A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Komatsu Denki Sangyo Kk | 汚水処理方法及び処理施設 |
| JP2014000495A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Universal Engineering Co Ltd | 汚水処理装置及びこれを用いた汚水処理方法 |
| WO2014046205A1 (ja) * | 2012-09-21 | 2014-03-27 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 微細藻類の培養方法及び微細藻類の培養設備 |
| JP2016117064A (ja) * | 2016-02-19 | 2016-06-30 | ヒューマスアクア株式会社 | 汚水処理装置及びこれを用いた汚水処理方法 |
| JP2018065081A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | オルガノ株式会社 | 排水処理方法及び排水処理装置 |
| CN113336322A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-09-03 | 同济大学 | 一种循环生态厕所的应急启动系统 |
-
1993
- 1993-03-31 JP JP5097252A patent/JPH07102356B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-03-31 KR KR1019940006700A patent/KR970006465B1/ko not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003076340A3 (de) * | 2002-03-11 | 2003-12-11 | Herbert Koerner | Verfahren und anlage zur reinstwassererzeugung |
| JP2005246309A (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Ngk Insulators Ltd | 膜分離活性汚泥法 |
| JP2008006351A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Komatsu Denki Sangyo Kk | 汚水処理方法及び処理施設 |
| JP2014000495A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Universal Engineering Co Ltd | 汚水処理装置及びこれを用いた汚水処理方法 |
| WO2014046205A1 (ja) * | 2012-09-21 | 2014-03-27 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 微細藻類の培養方法及び微細藻類の培養設備 |
| JP2016117064A (ja) * | 2016-02-19 | 2016-06-30 | ヒューマスアクア株式会社 | 汚水処理装置及びこれを用いた汚水処理方法 |
| JP2018065081A (ja) * | 2016-10-18 | 2018-04-26 | オルガノ株式会社 | 排水処理方法及び排水処理装置 |
| CN113336322A (zh) * | 2021-05-17 | 2021-09-03 | 同济大学 | 一种循环生态厕所的应急启动系统 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR940021430A (ko) | 1994-10-17 |
| KR970006465B1 (ko) | 1997-04-28 |
| JPH07102356B2 (ja) | 1995-11-08 |
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