JPH06293272A - 油圧式ラックアンドピニオン型パワーステアリング装置 - Google Patents

油圧式ラックアンドピニオン型パワーステアリング装置

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JPH06293272A
JPH06293272A JP10347493A JP10347493A JPH06293272A JP H06293272 A JPH06293272 A JP H06293272A JP 10347493 A JP10347493 A JP 10347493A JP 10347493 A JP10347493 A JP 10347493A JP H06293272 A JPH06293272 A JP H06293272A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rack
valve housing
valve
type power
power steering
Prior art date
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Pending
Application number
JP10347493A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Hirayama
弘 平山
Shinichi Hagihira
慎一 萩平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYB Corp
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kayaba Industry Co Ltd filed Critical Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧式ラックアンドピニオン型パワーステア
リング装置において、バルブハウジング3から、ラック
7の外周に設けられたピストン9を被うボディー5内へ
圧油を送るために設けられる通路を内蔵し、ボディーを
よりコンパクトにする。 【構成】 油圧を送る通路の一方46は、バルブハウジ
ング3の内側を経て、ピニオンギヤ25を支えるベアリ
ング33を通り、ボディー5の内側へ通じる。通路の他
方47、49は、バルブハウジング3及びボディー5の
肉厚部に設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の油圧式ラック
アンドピニオン型パワーステアリング装置に関し、特に
油圧を送る通路を内蔵する構造に係る。
【0002】
【従来の技術】従来の油圧式ラックアンドピニオン型パ
ワーステアリング装置の一般的な構造を図5〜図7に示
す。図5〜図7は1つの装置を3つに分割して示したも
のである。入力軸1からのトルクの大きさによって弁開
度が変化するバルブを内蔵したバルブハウジング3を経
て、自動車エンジンからの圧油が送られる。この圧油
は、ボディー5に収納されたラック7の外周に設けられ
たピストン9に対し図中左右どちらかへ送られること
で、操舵力を倍力する。さらに詳しく述べれば、入力軸
1からのトルクは、トーションバーを介してピニオンギ
ヤに伝えられる。ピニオンギヤが噛み合うラックギヤを
有するラック7が、ボディー5内を移動して操舵を行
う。そして、前記ピニオンギヤに一体的に設けられたス
リーブと、前記入力軸1とがトルクの大きさによって、
相対的な回動角度を変化させる。したがって入力軸1と
スリーブとの間に溝や凹部等を形成することで、前記角
度の変化を利用したバルブを作り、トルクが大きい時に
はバルブの弁開度を大きくすることができる。これによ
り、トルクが大きい時には大きな弁開度によって大量の
圧油が送られ、操舵力を補助し、言わば倍力できる。し
かしバルブハウジング3から圧油を送るためのパイプ1
1が2本配管され、他の部品等と接触しないように3次
元的に曲げられているため、全体として取り付けスペー
スが大きくなり、部品点数も増加してしまうものであっ
た。そこで、図8に示すように圧油を送る通路を内蔵し
たものも提案されている(実公平2−21343号)。
即ちボディー5の内部を多重円筒状とし、その間を通路
として使用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の通路を内蔵する構造においては、ラック7を収納す
るボディー5の内部が多重円筒状となっており、この多
重構造部分へバルブから圧油を送るためには、2本の接
続通路13をバルブハウジング3肉厚部に形成しなけれ
ばならなかった。結果として、装置全体の径が太くな
り、コンパクト化が余り図れないと共に、多重円筒状の
ボディーの成型作業が大変であった。本発明は、以上の
問題点を解決するために成されたものであり、装置をよ
りコンパクトにでき、ボディーの成型作業もより簡単に
できる油圧式ラックアンドピニオン型パワーステアリン
グ装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、本発明は、入力軸からのトルクをトーションバー
を介してピニオンギヤに伝え、ピニオンギヤが噛み合う
ラックギヤを有するラックが移動して操舵を行い、前記
ピニオンギヤに一体的に設けられたスリーブと前記入力
軸とがトルクの大きさによって相対的な回動角度を変化
させることを利用したバルブによって、圧油を、ボディ
ーに収納された前記ラックの外周に設けたピストンによ
り画成された油室の一方へ送ることで操舵力を倍力する
油圧式ラックアンドピニオン型パワーステアリング装置
において、油圧を送る通路の一方が、前記バルブのバル
ブハウジングの内側を経て、バルブハウジングに対して
前記ピニオンギヤを回転自在に支えるベアリングを通
し、バルブハウジングと接続する前記ボディーの内側へ
通じて設けられ、通路の他方が、バルブハウジング及び
ボディーの肉厚部に設けられていることを特徴とする。
また、通路の他方が、バルブハウジング及びボディーの
肉厚部に設けられている代わりに、ボディーの内面に隙
間を介して配置されたチューブの該隙間によって設けら
れていることとすることができる。
【0005】
【作用】バルブハウジングとピストンの間で往復する圧
油の一方の流れは、バルブハウジングの内側を経て、ベ
アリングを通り、ボディーの内側へ通じる。他方の流れ
は、バルブハウジング及びボディーの肉厚部に設けられ
た通路を通る。あるいは、この肉厚部に設けられた通路
の代わりに、ボディーとチューブの隙間を通る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を元に
説明する。図1〜図3は本実施例に係る油圧式ラックア
ンドピニオン型パワーステアリング装置の断面図を3分
割にして示したものである。トルクが入力される入力軸
1は略円筒状をしており、バルブハウジング3内部に収
納されている。バルブハウジング3内面と入力軸1との
間にはオイルシール15が設けられて内部のオイルを封
じ込めている。また、入力軸1に固定されたカバー17
が、バルブハウジング3の上端を覆っている。入力軸1
の内部にはトーションバー19が同軸に配置され、上端
が入力軸1に固定されている。入力軸1の外周には、ベ
アリング21を介してスリーブ23が設けられており、
スリーブ23にはピニオンギヤ25が一体的に成形され
ている。また、スリーブ23の内側には、トーションバ
ー19の下端が回転方向に固定されている。ピニオンギ
ヤ25と噛み合うラックギヤ27がラック7に形成され
ている。このラック7はボディー5に収納され、軸方向
に移動可能となっている。ボディー5の両端には軸受2
9が設けられラック7を半径方向に支えている。この軸
受29の内周面にはシール31が設けられ、ボディー5
とラック7との間に送られる圧油をシールしている。ラ
ック7の外周にはピストン9が固定されており、ピスト
ン9の外周は、前記ボディー5の内周面に接触し摺動す
るようになっている。これによりボディー5はシリンダ
ーとしての機能を有する。
【0007】ラック7の両端にはタイロッド32が連結
され、この連結部分をブーツ34が被っている。ブーツ
34の一方は前記軸受29に固定され、他方はタイロッ
ド32に固定されている。前記スリーブ23は、ベアリ
ング33を介してボディー5及びボディー5と、ボルト
35により固定されたバルブハウジング3に支えられて
いる。前記ハウジング3には、スリーブ23へオイルを
導くためのポンプ及びタンクポート37が形成されてい
る。また、入力軸1とスリーブ23との間には溝39、
40や凹部41が形成され、入力軸1とスリーブ23の
相対的回動によって、前記ポンプ及びタンクポート37
から出入りする圧油の通路面積を変化させるバルブを構
成する。即ち、入力されるトルクが大きい場合には、入
力軸1とスリーブ23との相対的な回転角度が大きくな
り、よって、このポンプ側バルブの弁開度が大きくな
り、逆にタンク側の弁開度は小さくなるため、より大き
な油圧力を発生することになる。バルブを出た圧油は第
1ポート43あるいは第2ポート45を通る。第1ポー
ト43はスリーブ23の外周面で、バルブハウジング3
の内側に開口している。そして、この第1のポート43
に続く通路46は、バルブハウジング3の内側を経て、
ピニオンギヤ25を支えるベアリング33を通る。更に
ボディー5と、スリーブ23及びピニオンギヤ25との
間を通って、ボディー5とラック7との間へ連通してい
る。
【0008】第2ポート45は、バルブハウジング3の
肉厚部に形成された通路47と、ボディー5の肉厚部に
形成された通路49へ連通している。ボディー5の通路
49は、ボディー5を鋳造によって成型する際にアルミ
ニウム製のパイプ51を同時に鋳込むことで形成され
る。以下、本実施例の作用について説明する。トルクが
余り大きくない状態で操舵する場合には、入力されたト
ルクにより入力軸1、トーションバー19、スリーブ2
3、及びピニオンギヤ25がほとんど一体になって(相
対的な回動角度のない状態で)回転し、ラックギヤ27
によりラック7を軸方向(図中左右方向)に移動させ操
舵がなされる。入力されるトルクが大きいと、トーショ
ンバー19がねじれ、入力軸1の回動角度は大きいもの
の、スリーブ23の回動角度は小さい。これにより入力
軸1とスリーブ23の相対的な回動角度が変化し、溝3
9、40や凹部41の働きにより、バルブの油路が切り
換えられる。よってバルブを通して送られるオイルが第
1のポート43を通って一方の通路46へ流れるか、あ
るいは第2のポート45を通って他方の通路へ流れる。
これによりピストン5により画成された油室のどちらか
へオイルが送られ、油圧によりラック7が軸方向に移動
する。これにより操舵力が倍力される。
【0009】以上のように本実施例によれば、第1のポ
ート43から続く一方の通路46は、バルブハウジング
3及びボディー5の内側を通るのみであり、特別に何ら
かの加工が施されて形成されたものではない。したがっ
て、この通路46を形成するためにボディー5の成型が
大変になることはない。また、この通路46を通るオイ
ルは常にベアリング33を潤滑するので、このベアリン
グ33の潤滑のために従来用いられていたグリースがま
ったく不用となる。また、他方の通路47、49はバル
ブハウジング3とボディー5の肉厚部に形成されるもの
の、1本だけであり、従来のように肉厚部に2本の通路
が形成されるもの(図8)ではないので、ボディー5を
細くでき、成型も比較的容易である。また、油圧を送る
通路としてパイプ11を外部に設けた従来例(図5〜図
7)に比べ種々の利点がある。即ち、外部に出っ張りが
なくなるので、装置を車体に取りつける際のスペース的
な制約が緩和される。またパイプ11が不用となる分だ
け部品点数が少なくなり、組み立て工程数を減少でき、
低コスト化が図れる。また外部に通路としてのパイプ1
1がないことにより、飛石等によりパイプが破れオイル
が漏れてしまうという不具合を防止できる。
【0010】なお、以上の第1実施例においては、他方
の通路47、49はボディー5等の肉厚部に設けられる
ものであったが、第2実施例のようにボディー5の内側
に配置されたチューブ53と、前記ボディー5の内面と
の隙間に通路55を設けるものであってもよい。このチ
ューブ53は軸受29、56の段部57に圧入されてい
る。この軸受29、56において、チューブ53の内周
面が接する部分にはOリング59が設けられ、オイルの
漏れを防止している。また軸受け29、56の前記チュ
ーブ53の外周面に連続する部分で、ボディー5の内周
面に接する部分にもOリング61が設けられ、オイルの
漏れが防止される。このようにチューブ53を用いるこ
とで、通路55を形成するためにボディー5の形状を変
更する必要がなく、ボディー5の成型がより容易とな
る。
【0011】
【効果】以上説明したように、本発明の油圧式ラックア
ンドピニオン型パワーステアリング装置によれば、圧油
の一方の流れは、バルブハウジングの内側、ベアリン
グ、及びボディーの内側を通るので、バルブハウジング
やボディーの肉厚部に通路を形成する必要がなく、その
分だけボディーを細くできる。また、ピニオンギヤを支
える前記ベアリングを通ることで、このオイルがピニオ
ンギヤとラックギヤの噛み合う部分を潤滑し、従来のよ
うに潤滑のために用いられているグリースが不用とな
る。また、他方の流れのため肉厚部に設けられたり、あ
るいはボディーとチューブの隙間に設けられた通路は、
1つの流れの分だけで済み、ボディーをそれ程には太く
せず、またボディーの成型作業は比較的容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す右端の断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例を示す中央の断面図であ
る。
【図3】本発明の第1実施例を示す左端の断面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施例を示す縦断面の一部を示す
図である。
【図5】従来例の右端の断面図である。
【図6】従来例の中央の断面図である。
【図7】従来例の左端の断面図である。
【図8】他の従来例の一部を拡大して示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 入力軸 3 バルブハウジング 5 ボディー 7 ラック 9 ピストン 11 パイプ 13 接続通路 15 オイルシール 17 カバー 19 トーションバー 21 ベアリング 23 スリーブ 25 ピニオンギヤ 27 ラックギヤ 29 軸受 31 シール 32 タイロッド 33 ベアリング 34 ブーツ 35 ボルト 37 ポンプ及びタンクポート 39 溝 40 溝 41 凹部 43 第1のポート 45 第2のポート 46 一方の通路 47 他方の通路 49 他方の通路 51 パイプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸からのトルクをトーションバーを
    介してピニオンギヤに伝え、ピニオンギヤが噛み合うラ
    ックギヤを有するラックが移動して操舵を行い、前記ピ
    ニオンギヤに一体的に設けられたスリーブと前記入力軸
    とがトルクの大きさによって相対的な回動角度を変化さ
    せることを利用したバルブによって、圧油を、ボディー
    に収納された前記ラックの外周に設けたピストンにより
    画成された油室の一方へ送ることで操舵力を倍力する油
    圧式ラックアンドピニオン型パワーステアリング装置に
    おいて、油圧を送る通路の一方が、前記バルブのバルブ
    ハウジングの内側を経て、バルブハウジングに対して前
    記ピニオンギヤを回転自在に支えるベアリングを通り、
    バルブハウジングと接続する前記ボディーの内側へ通じ
    て設けられ、通路の他方が、バルブハウジング及びボデ
    ィーの肉厚部に設けられている油圧式ラックアンドピニ
    オン型パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 通路の他方が、バルブハウジング及びボ
    ディーの肉厚部に設けられている代わりに、ボディーの
    内面に隙間を介して配置されたチューブの該隙間によっ
    て設けられている請求項1記載の油圧式ラックアンドピ
    ニオン型パワーステアリング装置。
JP10347493A 1993-04-06 1993-04-06 油圧式ラックアンドピニオン型パワーステアリング装置 Pending JPH06293272A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10347493A JPH06293272A (ja) 1993-04-06 1993-04-06 油圧式ラックアンドピニオン型パワーステアリング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10347493A JPH06293272A (ja) 1993-04-06 1993-04-06 油圧式ラックアンドピニオン型パワーステアリング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06293272A true JPH06293272A (ja) 1994-10-21

Family

ID=14355011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10347493A Pending JPH06293272A (ja) 1993-04-06 1993-04-06 油圧式ラックアンドピニオン型パワーステアリング装置

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JP (1) JPH06293272A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006142845A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Kayaba Ind Co Ltd 油圧式パワーステアリング用アウターボックス

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006142845A (ja) * 2004-11-16 2006-06-08 Kayaba Ind Co Ltd 油圧式パワーステアリング用アウターボックス

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