JPH06293370A - エアゾール缶用キャップ - Google Patents
エアゾール缶用キャップInfo
- Publication number
- JPH06293370A JPH06293370A JP5083533A JP8353393A JPH06293370A JP H06293370 A JPH06293370 A JP H06293370A JP 5083533 A JP5083533 A JP 5083533A JP 8353393 A JP8353393 A JP 8353393A JP H06293370 A JPH06293370 A JP H06293370A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- aerosol
- aluminum plate
- lpg
- coated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エアゾール缶の上部に嵌着して使用するキャ
ップであり、とくにジメチルエーテル(DME)や液化
石油ガス(LPG)等腐蝕性の強い噴射剤を使用するエ
アゾール缶に好適に使用できるキャップを提供する。 【構成】 アルミニウム板の少なくとも片面に、フッ素
樹脂層を被覆した積層体を、樹脂層が内面となるように
絞り加工してなるエアゾール缶用キャップ。 【効果】 各種噴射剤を使用したエアゾール缶に好適に
使用できる。
ップであり、とくにジメチルエーテル(DME)や液化
石油ガス(LPG)等腐蝕性の強い噴射剤を使用するエ
アゾール缶に好適に使用できるキャップを提供する。 【構成】 アルミニウム板の少なくとも片面に、フッ素
樹脂層を被覆した積層体を、樹脂層が内面となるように
絞り加工してなるエアゾール缶用キャップ。 【効果】 各種噴射剤を使用したエアゾール缶に好適に
使用できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジメチルエーテル(D
ME)や液化石油ガス(LPG)を噴射剤として内容物
を霧状もしくはムース状で散布するエアゾール缶の上部
に嵌着して使用するキャップに関するものである。
ME)や液化石油ガス(LPG)を噴射剤として内容物
を霧状もしくはムース状で散布するエアゾール缶の上部
に嵌着して使用するキャップに関するものである。
【0002】
【従来技術とその課題】エアゾール缶の噴射剤として
は、従来フロンガスが主流を占めていたが、地球環境問
題からフロンの使用が規制され、それに代わる噴射剤と
してDMEやLPGが使用されるようになった。通常、
エアゾール缶本体は金属単体から形成されているが、使
用する噴射剤によってはエアゾール缶本体の内面へ耐蝕
性に優れた樹脂を塗装したり、プラスチック製の袋を内
装することがなされ、またエアゾール缶の上部に嵌着さ
れるキャップについても耐蝕性を改良するためポリプロ
ピレン膜を被覆した金属板から成形加工することが知ら
れている(実開昭55−76064号)。
は、従来フロンガスが主流を占めていたが、地球環境問
題からフロンの使用が規制され、それに代わる噴射剤と
してDMEやLPGが使用されるようになった。通常、
エアゾール缶本体は金属単体から形成されているが、使
用する噴射剤によってはエアゾール缶本体の内面へ耐蝕
性に優れた樹脂を塗装したり、プラスチック製の袋を内
装することがなされ、またエアゾール缶の上部に嵌着さ
れるキャップについても耐蝕性を改良するためポリプロ
ピレン膜を被覆した金属板から成形加工することが知ら
れている(実開昭55−76064号)。
【0003】しかしながら、DMEやLPGは腐蝕性が
極めて強いため、上記ポリプロピレン膜を被覆したキャ
ップでも長時間の保管や使用により樹脂層が一部剥離す
ることがあった。
極めて強いため、上記ポリプロピレン膜を被覆したキャ
ップでも長時間の保管や使用により樹脂層が一部剥離す
ることがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
消できるキャップを見出したものでありその要旨とする
ところは、アルミニウム板の少なくとも片面に、フッ素
樹脂層を被覆した積層体を、樹脂層が内面となるように
絞り加工してなるエアゾール缶用キャップにある。以下
本発明を詳細に説明する。本発明で使用するアルミニウ
ム板は、加工性や強度面からアルミニウムとマグネシウ
ムとの合金(JISH0001による5000系)が好
適に使用できる。またアルミニウム板表面には通常のク
ロメート処理、ジルコニウム処理やチタネート処理等の
化成処理や電解エッチングなどの物理的表面処理を施し
てもよい。板厚は、0.2〜0.7mm、好ましくは
0.3〜0.6mmのものが好適に使用される。
消できるキャップを見出したものでありその要旨とする
ところは、アルミニウム板の少なくとも片面に、フッ素
樹脂層を被覆した積層体を、樹脂層が内面となるように
絞り加工してなるエアゾール缶用キャップにある。以下
本発明を詳細に説明する。本発明で使用するアルミニウ
ム板は、加工性や強度面からアルミニウムとマグネシウ
ムとの合金(JISH0001による5000系)が好
適に使用できる。またアルミニウム板表面には通常のク
ロメート処理、ジルコニウム処理やチタネート処理等の
化成処理や電解エッチングなどの物理的表面処理を施し
てもよい。板厚は、0.2〜0.7mm、好ましくは
0.3〜0.6mmのものが好適に使用される。
【0005】本発明で使用するフッ素樹脂としては、ポ
リテトラフルオロエチル、テトラフルオロエチレンとヘ
キサフルオロポリプロピレンとの共重合体、テトラフル
オロエチルとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの
共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ
化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、エチレンとテトラフ
ルオロエチルとの共重合体、エチレンとクロロトリフル
オロエチレンとの共重合体等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。フッ素樹脂層の厚みは20〜
150μmの範囲、好ましくは30〜100μmのもの
が好適に使用できる。
リテトラフルオロエチル、テトラフルオロエチレンとヘ
キサフルオロポリプロピレンとの共重合体、テトラフル
オロエチルとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの
共重合体、ポリクロロトリフルオロエチレン、ポリフッ
化ビニリデン、ポリフッ化ビニル、エチレンとテトラフ
ルオロエチルとの共重合体、エチレンとクロロトリフル
オロエチレンとの共重合体等が挙げられるが、これらに
限定されるものではない。フッ素樹脂層の厚みは20〜
150μmの範囲、好ましくは30〜100μmのもの
が好適に使用できる。
【0006】上記樹脂はアルミニウム板表面に被覆され
るが、被覆方法は通常の溶融ラミネート方法によればよ
い。得られた積層体は樹脂層がキャップの内面となるよ
うに絞り加工する必要がある。絞り加工はキャップ形状
に応じて通常の冷間加工法により行えばよい。本発明の
キャップとしてはエアゾール缶上部に嵌着させるもので
あり、噴射用バルブを取付けるための最上部のキャップ
や本体との中間部分の肩部にも使用できる。
るが、被覆方法は通常の溶融ラミネート方法によればよ
い。得られた積層体は樹脂層がキャップの内面となるよ
うに絞り加工する必要がある。絞り加工はキャップ形状
に応じて通常の冷間加工法により行えばよい。本発明の
キャップとしてはエアゾール缶上部に嵌着させるもので
あり、噴射用バルブを取付けるための最上部のキャップ
や本体との中間部分の肩部にも使用できる。
【0007】以下本発明を実施例により説明する。
【0008】
実施例1 表面をクロメート処理したアルミニウム板(A5052
−O 厚み0.43mm)の片面にテトラフルオロエチ
レンとヘキサフルオロポリプロピレンとの共重合体から
なるフィルム(厚み25μm)を溶融ラミネートした。
−O 厚み0.43mm)の片面にテトラフルオロエチ
レンとヘキサフルオロポリプロピレンとの共重合体から
なるフィルム(厚み25μm)を溶融ラミネートした。
【0009】得られた積層体を用いて樹脂層が内面とな
るように最終製品形状のキャップを絞り成形した。つい
で、このキャップにバルブを取りつけた後、エアゾール
缶本体(40mm径×96mm高、インパクト成形法に
より成形後、内面にポリアミドイミド塗料をスプレーコ
ーティングしたもの)の上部に嵌着させた。このエアゾ
ール缶に各種内容物を充填した後、倒立状態で雰囲気温
度45℃で3カ月間保存し、キャップの内面の状態を観
察した。その結果、噴射剤がLPGのヘアートリートメ
ントを内容物とするものでは全く異常が見られず、噴射
剤がDMEのPH2の酸性液を内容物とするものでも全
く異常が見られなかった。
るように最終製品形状のキャップを絞り成形した。つい
で、このキャップにバルブを取りつけた後、エアゾール
缶本体(40mm径×96mm高、インパクト成形法に
より成形後、内面にポリアミドイミド塗料をスプレーコ
ーティングしたもの)の上部に嵌着させた。このエアゾ
ール缶に各種内容物を充填した後、倒立状態で雰囲気温
度45℃で3カ月間保存し、キャップの内面の状態を観
察した。その結果、噴射剤がLPGのヘアートリートメ
ントを内容物とするものでは全く異常が見られず、噴射
剤がDMEのPH2の酸性液を内容物とするものでも全
く異常が見られなかった。
【0010】実施例2 アルミニウム板表面に被覆する樹脂層がエチレンとテト
ラフロオロエチレンとの共重合体とからなるフィルム
(厚み25μm)を溶融ラミネートした以外は実施例1
と同一内容でエアゾール缶を構成した後実施例1と同様
に保存テストを行った。その結果、噴射剤がLPGのヘ
アートリートメントを内容物とするもの、及び噴射剤が
DMEのPH2の酸性液を内容物とするもの共に全く異
常が見られなかった。
ラフロオロエチレンとの共重合体とからなるフィルム
(厚み25μm)を溶融ラミネートした以外は実施例1
と同一内容でエアゾール缶を構成した後実施例1と同様
に保存テストを行った。その結果、噴射剤がLPGのヘ
アートリートメントを内容物とするもの、及び噴射剤が
DMEのPH2の酸性液を内容物とするもの共に全く異
常が見られなかった。
【0011】比較例1 アルミニウム板表面に被覆する樹脂層がポリプロピレン
フィルム(厚み20μm)である以外は実施例1と同一
内容でエアゾール缶を構成した後実施例1と同様に保存
テストを行った。その結果、噴射剤がLPGのヘアート
リートメントを内容物とするもの及び噴射剤がDMEの
PH2の酸性液を内容物とするもの共に内面のほぼ全部
に膨れが見られ樹脂が剥離していた。
フィルム(厚み20μm)である以外は実施例1と同一
内容でエアゾール缶を構成した後実施例1と同様に保存
テストを行った。その結果、噴射剤がLPGのヘアート
リートメントを内容物とするもの及び噴射剤がDMEの
PH2の酸性液を内容物とするもの共に内面のほぼ全部
に膨れが見られ樹脂が剥離していた。
【0012】比較例2 実施例1と同一のクロメート処理アルミニウム板を用い
て実施例1と同様にキャップを絞り成形した後、エポキ
シフェノール系塗料にてスプレーコーティングし内面の
被膜厚みが4μmのものを得た。得られたキャップを用
いて実施例1と同様に保存テストを行った。その結果、
噴射剤がLPGのヘアートリートメントを内容物とする
もの及び噴射剤がDMEのPH2の酸性液を内容物とす
るもの共に内面のほぼ全部に膨れが見られ樹脂の剥離と
ともにアルミに孔食腐蝕が観察された。
て実施例1と同様にキャップを絞り成形した後、エポキ
シフェノール系塗料にてスプレーコーティングし内面の
被膜厚みが4μmのものを得た。得られたキャップを用
いて実施例1と同様に保存テストを行った。その結果、
噴射剤がLPGのヘアートリートメントを内容物とする
もの及び噴射剤がDMEのPH2の酸性液を内容物とす
るもの共に内面のほぼ全部に膨れが見られ樹脂の剥離と
ともにアルミに孔食腐蝕が観察された。
【0013】
【発明の効果】上述したように本発明のキャップによれ
ば耐蝕性に優れており各種噴射剤を使用したエアゾール
缶に好適に使用できる。
ば耐蝕性に優れており各種噴射剤を使用したエアゾール
缶に好適に使用できる。
Claims (1)
- 【請求項1】 アルミニウム板の少なくとも片面に、フ
ッ素樹脂層を被覆した積層体を、樹脂層が内面となるよ
うに絞り加工してなるエアゾール缶用キャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083533A JPH06293370A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | エアゾール缶用キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5083533A JPH06293370A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | エアゾール缶用キャップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06293370A true JPH06293370A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13805141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5083533A Pending JPH06293370A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | エアゾール缶用キャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06293370A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000025154A (ja) * | 1998-07-14 | 2000-01-25 | Kobe Steel Ltd | 絞り・しごき加工用ラミネートアルミニウム板及びその製造方法 |
| JP2005288935A (ja) * | 2004-04-01 | 2005-10-20 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 複合フィルム積層アルミニウム板、およびエアゾール缶キャップ |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP5083533A patent/JPH06293370A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000025154A (ja) * | 1998-07-14 | 2000-01-25 | Kobe Steel Ltd | 絞り・しごき加工用ラミネートアルミニウム板及びその製造方法 |
| JP2005288935A (ja) * | 2004-04-01 | 2005-10-20 | Mitsubishi Plastics Ind Ltd | 複合フィルム積層アルミニウム板、およびエアゾール缶キャップ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20040009315A1 (en) | Low permeation polymer fuel tank | |
| JPWO2001018142A1 (ja) | 含フッ素接着性材料及びそれを用いた積層体 | |
| JPWO2017002753A1 (ja) | 積層体、包装袋、口栓付包装袋および水素水入り口栓付包装袋 | |
| JPH03114822A (ja) | 絞り加工もしくは絞り―アイアニング加工用のストリップ又はストリッブ部分及びその使用 | |
| JPH06293370A (ja) | エアゾール缶用キャップ | |
| JP7423893B2 (ja) | チューブ容器およびキャップ付きチューブ容器 | |
| JPH05305980A (ja) | エアゾール缶用キャップ | |
| JP2863389B2 (ja) | エアゾール缶用容器及びエアゾール缶 | |
| JPH1024974A (ja) | エアゾール缶用キャップ | |
| US3441057A (en) | Coated collapsible tubes | |
| JPH1024973A (ja) | エアゾール缶用容器 | |
| JPS6294543A (ja) | 深絞り成形容器 | |
| JP4610221B2 (ja) | 複合フィルム積層アルミニウム板、およびエアゾール缶キャップ | |
| RU168774U1 (ru) | Отражающая пленка | |
| GB2605435A (en) | Method of forming a pressure vessel | |
| JPH07330050A (ja) | エアゾール缶用キャップ | |
| JPS6132736A (ja) | 高度のガスバリヤ−性を有するポリエチレンテレフタレ−ト製延伸ボトルの製造方法 | |
| JP2007284690A (ja) | 透明バリア性ポリプロピレンフィルムの製造法 | |
| JPS5834338B2 (ja) | 罐と樹脂容器との一体成形容器及びその製造法 | |
| JPS5993646A (ja) | ラベル付プラスチツク容器 | |
| RU2641922C2 (ru) | Способ изготовления резервуара для хранения и транспортировки нефти, нефтеродуктов и сжиженного природного газа | |
| JP2598348Y2 (ja) | エアゾル噴射用耐圧容器 | |
| JP3831623B2 (ja) | バリアフィルムの製造方法とこの製造方法で製造されたバリアフィルムを用いた積層材および包装用容器 | |
| JP3123936B2 (ja) | 金属光沢を有する包装用フィルム | |
| JPH06239353A (ja) | 容器蓋 |