JPH06293582A - タイルなどの表面摩擦力強化方法および表面摩擦力強化処理剤組成物 - Google Patents
タイルなどの表面摩擦力強化方法および表面摩擦力強化処理剤組成物Info
- Publication number
- JPH06293582A JPH06293582A JP8174193A JP8174193A JPH06293582A JP H06293582 A JPH06293582 A JP H06293582A JP 8174193 A JP8174193 A JP 8174193A JP 8174193 A JP8174193 A JP 8174193A JP H06293582 A JPH06293582 A JP H06293582A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tile
- weight
- frictional force
- dispersant
- surface frictional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/009—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone characterised by the material treated
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B41/00—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
- C04B41/53—After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone involving the removal of at least part of the materials of the treated article, e.g. etching, drying of hardened concrete
- C04B41/5338—Etching
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、タイル表面に一定のサイズの微細
な気孔を形成させて、タイル表面に水膜が形成されるの
を抑制することによって、タイルの滑りを防止できる表
面摩擦力強化処理剤組成物と表面摩擦力強化方法を提供
する。 【構成】 弗酸2〜10重量部または弗化アンモニウム
3〜15重量部、腐蝕緩和剤1〜20重量部と、分散剤
1〜20重量部からなる表面摩擦力強化処理剤組成物2
〜40部を水60〜98部と混合し、タイル表面に塗布
してから常温で3〜10分間静置した後に水で洗浄す
る。 【効果】 タイルの表面に900ミクロンないし10ミ
クロン程度の微細気孔を均一に形成することができ、水
膜の潤滑作用を抑制して、効果的に滑りを防止すること
ができる。
な気孔を形成させて、タイル表面に水膜が形成されるの
を抑制することによって、タイルの滑りを防止できる表
面摩擦力強化処理剤組成物と表面摩擦力強化方法を提供
する。 【構成】 弗酸2〜10重量部または弗化アンモニウム
3〜15重量部、腐蝕緩和剤1〜20重量部と、分散剤
1〜20重量部からなる表面摩擦力強化処理剤組成物2
〜40部を水60〜98部と混合し、タイル表面に塗布
してから常温で3〜10分間静置した後に水で洗浄す
る。 【効果】 タイルの表面に900ミクロンないし10ミ
クロン程度の微細気孔を均一に形成することができ、水
膜の潤滑作用を抑制して、効果的に滑りを防止すること
ができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陶磁器タイルや石材な
どの表面摩擦力を強化させるための方法と、その表面摩
擦力強化処理剤組成物に関する。
どの表面摩擦力を強化させるための方法と、その表面摩
擦力強化処理剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】浴室や食堂の厨房のように水を多く使用
し、また清潔が要求される場所の床材として、耐火物タ
イルや石材タイルが多く使用されている。床材として使
用される陶磁器タイルは、外観の美麗なものにするため
に表面に釉薬を塗布して滑らかに形成し、石材タイルも
また表面を光沢が出るように研磨した石材を使用してい
ることから、その上で人が活動するのには、表面が乾い
た状態でも滑り易い。とりわけ、表面に水分があれば、
その水分がタイル表面に水膜を形成し、形成された水膜
が潤滑作用をなすために、人が活動するのに非常に不便
であるばかりでなく、ときには致命的な負傷をすること
にもつながっている。
し、また清潔が要求される場所の床材として、耐火物タ
イルや石材タイルが多く使用されている。床材として使
用される陶磁器タイルは、外観の美麗なものにするため
に表面に釉薬を塗布して滑らかに形成し、石材タイルも
また表面を光沢が出るように研磨した石材を使用してい
ることから、その上で人が活動するのには、表面が乾い
た状態でも滑り易い。とりわけ、表面に水分があれば、
その水分がタイル表面に水膜を形成し、形成された水膜
が潤滑作用をなすために、人が活動するのに非常に不便
であるばかりでなく、ときには致命的な負傷をすること
にもつながっている。
【0003】このような不都合や事故を防ぐために、浴
室や厨房の床材として使用される陶磁器タイルまたは石
材タイルの表面に縦横の凸凹を形成するか、凹溝で模様
を形成させたタイルを使用したりしている。
室や厨房の床材として使用される陶磁器タイルまたは石
材タイルの表面に縦横の凸凹を形成するか、凹溝で模様
を形成させたタイルを使用したりしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、石材に凸凹を
形成させると、凹溝に汚物が詰まりやすく、清掃がやり
にくいという不都合があり、床材の平滑度を維持するこ
とが難しく、美観と品位を低下させるという短所があ
る。本発明の目的は、陶磁器タイルまたは石材タイルを
簡単な表面処理により、外観に変化を与えずに、滑りを
防ぐ新規な表面摩擦力強化方法と、表面摩擦力強化処理
剤組成物を提供することにある。
形成させると、凹溝に汚物が詰まりやすく、清掃がやり
にくいという不都合があり、床材の平滑度を維持するこ
とが難しく、美観と品位を低下させるという短所があ
る。本発明の目的は、陶磁器タイルまたは石材タイルを
簡単な表面処理により、外観に変化を与えずに、滑りを
防ぐ新規な表面摩擦力強化方法と、表面摩擦力強化処理
剤組成物を提供することにある。
【0005】既に触れたように、陶磁器や石材のタイル
が人の活動に不便なほどに滑りやすいのは、外観だけに
こだわっての釉薬処理と研磨によって、過度に平滑度を
維持しているからであり、その平滑度のために表面に水
分があるときにその水分が容易に表面に水膜を形成し、
その水膜が潤滑作用をなすからである。本発明は、陶磁
器や石材のタイルを簡単に表面処理してやることによ
り、外観を損なうことなく、乾いた状態では勿論のこ
と、表面に水分があるときにも、滑りを防ぐことができ
る表面摩擦力強化方法と、表面摩擦力強化処理剤組成物
を提供することを目的とするものである。
が人の活動に不便なほどに滑りやすいのは、外観だけに
こだわっての釉薬処理と研磨によって、過度に平滑度を
維持しているからであり、その平滑度のために表面に水
分があるときにその水分が容易に表面に水膜を形成し、
その水膜が潤滑作用をなすからである。本発明は、陶磁
器や石材のタイルを簡単に表面処理してやることによ
り、外観を損なうことなく、乾いた状態では勿論のこ
と、表面に水分があるときにも、滑りを防ぐことができ
る表面摩擦力強化方法と、表面摩擦力強化処理剤組成物
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の発明者らは、タ
イルの滑りを防ぐために多角度に研究を重ねた結果、タ
イル表面に微細気孔を形成させてやれば、外観を損傷す
ることなく滑り防止を施すことができることを知見し
た。このとき、表面気孔のサイズが大きすぎても外観を
損傷するだけで、滑り止めの効果は殆どなく、表面気孔
のサイズが小さすぎても滑り止めの効果を上げることが
難しく、タイル表面に水分があるときにも、外観の損傷
を来すことなく、水膜が形成されるのを抑制して滑り防
止の効果を収めるためには、表面気孔のサイズが適当
で、かつ均一に分布されなければならない、ということ
が分かった。
イルの滑りを防ぐために多角度に研究を重ねた結果、タ
イル表面に微細気孔を形成させてやれば、外観を損傷す
ることなく滑り防止を施すことができることを知見し
た。このとき、表面気孔のサイズが大きすぎても外観を
損傷するだけで、滑り止めの効果は殆どなく、表面気孔
のサイズが小さすぎても滑り止めの効果を上げることが
難しく、タイル表面に水分があるときにも、外観の損傷
を来すことなく、水膜が形成されるのを抑制して滑り防
止の効果を収めるためには、表面気孔のサイズが適当
で、かつ均一に分布されなければならない、ということ
が分かった。
【0007】最も適当なサイズは、900ミクロン (Mi
cron) よりは小さく、10ミクロンよりは大きくなけれ
ばならない。それよりも大きくなると、光沢度など、外
観が大きく損傷されるうえに、汚物が詰まるだけで、水
膜形成防止効果も劣って、滑り防止の効果も落ちるよう
になり、それよりも小さければ、水膜が形成されるのを
防ぐことができず、よってこの場合もまた滑り防止の効
果が小さかった。
cron) よりは小さく、10ミクロンよりは大きくなけれ
ばならない。それよりも大きくなると、光沢度など、外
観が大きく損傷されるうえに、汚物が詰まるだけで、水
膜形成防止効果も劣って、滑り防止の効果も落ちるよう
になり、それよりも小さければ、水膜が形成されるのを
防ぐことができず、よってこの場合もまた滑り防止の効
果が小さかった。
【0008】本発明のもうひとつの目的は、陶磁器また
は石材のタイルの表面に一定のサイズの微細な気孔を形
成することのできる表面摩擦力強化処理剤組成物を提供
することにある。陶磁器や石材の表面を弗酸、窒酸など
の強酸や苛性ソーダなどの強アルカリで処理して腐蝕さ
せる方法は既によく知られている。強酸や強アルカリで
表面を一定の厚さに腐蝕させるにしても、その表面全体
が均一に腐蝕されないことには、滑りを防止することが
できない。
は石材のタイルの表面に一定のサイズの微細な気孔を形
成することのできる表面摩擦力強化処理剤組成物を提供
することにある。陶磁器や石材の表面を弗酸、窒酸など
の強酸や苛性ソーダなどの強アルカリで処理して腐蝕さ
せる方法は既によく知られている。強酸や強アルカリで
表面を一定の厚さに腐蝕させるにしても、その表面全体
が均一に腐蝕されないことには、滑りを防止することが
できない。
【0009】一定のサイズの気孔を均一に形成させてや
るためには、腐蝕緩和剤を添加することが必須的であ
る。本発明において、腐蝕緩和剤としては、脂肪族カル
ボン酸塩または尿素を使用することができる。以下、本
発明をより詳細に説明する。 イ) 表面摩擦力強化処理剤の組成 本発明は、滑り防止主成分である弗酸2〜10重量%、
好ましくは3〜10重量%と、上記滑り防止主成分の腐
蝕を緩和させる役をする腐蝕緩和剤1〜20重量%、好
ましくは1〜15重量%と、滑り防止処理時に滑り防止
組成物を均一に分散させる役をする分散剤1〜20重量
%、好ましくは1〜10重量%とを混合させることを特
徴とする。
るためには、腐蝕緩和剤を添加することが必須的であ
る。本発明において、腐蝕緩和剤としては、脂肪族カル
ボン酸塩または尿素を使用することができる。以下、本
発明をより詳細に説明する。 イ) 表面摩擦力強化処理剤の組成 本発明は、滑り防止主成分である弗酸2〜10重量%、
好ましくは3〜10重量%と、上記滑り防止主成分の腐
蝕を緩和させる役をする腐蝕緩和剤1〜20重量%、好
ましくは1〜15重量%と、滑り防止処理時に滑り防止
組成物を均一に分散させる役をする分散剤1〜20重量
%、好ましくは1〜10重量%とを混合させることを特
徴とする。
【0010】本発明において表面摩擦力強化処理剤組成
物 (以下、本発明の組成物と略記する) に含有される腐
蝕緩和剤成分中、脂肪族カルボン酸塩は一般に次の一般
式で表わされる。 R COOM 上記式において、Rは炭素数6〜20のアルキル基又は
アルケニル基、又は、その混合物であり、Mは、H又は
Na, Kなどである。腐蝕緩和剤として用いられる他のも
のは一般式 RNH2 の脂肪族アミンで、Rは、炭素数6〜
20のアルキル基、アルケニル基又はその混合物であ
る。腐蝕緩和剤のその他のものとしては、脂肪族アルコ
ール R(OH)n があり、ここで、Rは、脂肪族アルキル、
脂肪族アルケニル基を表わし、nは、1〜2の整数を表
わす。本発明の組成物においては、上記の腐蝕緩和剤の
うち少なくとも一種を選択使用することができる。
物 (以下、本発明の組成物と略記する) に含有される腐
蝕緩和剤成分中、脂肪族カルボン酸塩は一般に次の一般
式で表わされる。 R COOM 上記式において、Rは炭素数6〜20のアルキル基又は
アルケニル基、又は、その混合物であり、Mは、H又は
Na, Kなどである。腐蝕緩和剤として用いられる他のも
のは一般式 RNH2 の脂肪族アミンで、Rは、炭素数6〜
20のアルキル基、アルケニル基又はその混合物であ
る。腐蝕緩和剤のその他のものとしては、脂肪族アルコ
ール R(OH)n があり、ここで、Rは、脂肪族アルキル、
脂肪族アルケニル基を表わし、nは、1〜2の整数を表
わす。本発明の組成物においては、上記の腐蝕緩和剤の
うち少なくとも一種を選択使用することができる。
【0011】本発明において、分散剤としては殆どの界
面活性剤が用いられるが、より好ましいのは、陰イオン
界面活性剤の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アル
カンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ラウ
リルスルフェイト、ラウリルエポキシスルフェイトなど
であり、弗素系界面活性剤3−〔フルオロアルキル (炭
素6〜11) オキシ〕−1−アルキル (炭素数3〜4)
スルホン酸ナトリウム、3−〔ω−フルオロアルキノイ
ル (炭素数6〜8) −N−エチルアミノ〕−1−プロパ
ンスルホン酸ナトリウム、パーフルオロアルキル (炭素
数4〜12) スルホン酸塩、フルオロアルキル (炭素数
2〜10) カルボン酸アルカリ金属塩 (Li, K, Na) 、
N−フルオロオクタンスルホニルグルタン酸ナトリウ
ム、N−[3−パーフルオロオクタンスルホンアミド]
プロピル−N, N−ジメチル−N−カルボキシメチレン
アンモニウムベタミン、フルオロアルキル (炭素数11
〜20) カルボン酸アルカリ金属塩 (Li, Na, K) 、パ
ーフルオロアルキルカルボン酸 (炭素数7〜13) 、N
−プロピル−N− (2−ハイドロキシエチル) −パーフ
ルオロオクタンスルホンアミド、パーフルオロアルキル
(炭素数6〜10) スルホンアミドプロピルトリメチル
アンモニウム酸アルカリ金属塩 (Li, K, Na)などの分
散剤中一種以上を選択するか、陰イオン界面活性剤と弗
素系界面活性剤とを混合させて用いることができる。
面活性剤が用いられるが、より好ましいのは、陰イオン
界面活性剤の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アル
カンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ラウ
リルスルフェイト、ラウリルエポキシスルフェイトなど
であり、弗素系界面活性剤3−〔フルオロアルキル (炭
素6〜11) オキシ〕−1−アルキル (炭素数3〜4)
スルホン酸ナトリウム、3−〔ω−フルオロアルキノイ
ル (炭素数6〜8) −N−エチルアミノ〕−1−プロパ
ンスルホン酸ナトリウム、パーフルオロアルキル (炭素
数4〜12) スルホン酸塩、フルオロアルキル (炭素数
2〜10) カルボン酸アルカリ金属塩 (Li, K, Na) 、
N−フルオロオクタンスルホニルグルタン酸ナトリウ
ム、N−[3−パーフルオロオクタンスルホンアミド]
プロピル−N, N−ジメチル−N−カルボキシメチレン
アンモニウムベタミン、フルオロアルキル (炭素数11
〜20) カルボン酸アルカリ金属塩 (Li, Na, K) 、パ
ーフルオロアルキルカルボン酸 (炭素数7〜13) 、N
−プロピル−N− (2−ハイドロキシエチル) −パーフ
ルオロオクタンスルホンアミド、パーフルオロアルキル
(炭素数6〜10) スルホンアミドプロピルトリメチル
アンモニウム酸アルカリ金属塩 (Li, K, Na)などの分
散剤中一種以上を選択するか、陰イオン界面活性剤と弗
素系界面活性剤とを混合させて用いることができる。
【0012】ロ) 表面摩擦力強化方法 十分に混合された上記イ) の本発明の組成物の2〜40
重量%を水60〜98重量%と混合、好ましくは、本発
明の組成物3〜25重量%と水75〜97重量%とを混
合する。この混合物を陶磁器製又は石材タイル表面上に
均等に塗布処理した後に、常温で3〜10分間静置させ
た上で、直ちに水洗いする。この結果、タイル等の表面
に10〜900ミクロン程度の微細気孔を均一に形成す
ることができる。静置時間が長ければ表面気孔のサイズ
が大きくなり、静置時間が短ければ気孔のサイズも当然
小さくなる。静置時間は、タイルの種類によってそれに
適した調整を行う必要がある。本発明の方法により処理
し、タイル表面に一定サイズの微細気孔を形成させる
と、この気孔により水膜の形成を妨げることになり、水
膜の潤滑作用を抑制することができ、結果的には滑り防
止の効果を奏することになる。
重量%を水60〜98重量%と混合、好ましくは、本発
明の組成物3〜25重量%と水75〜97重量%とを混
合する。この混合物を陶磁器製又は石材タイル表面上に
均等に塗布処理した後に、常温で3〜10分間静置させ
た上で、直ちに水洗いする。この結果、タイル等の表面
に10〜900ミクロン程度の微細気孔を均一に形成す
ることができる。静置時間が長ければ表面気孔のサイズ
が大きくなり、静置時間が短ければ気孔のサイズも当然
小さくなる。静置時間は、タイルの種類によってそれに
適した調整を行う必要がある。本発明の方法により処理
し、タイル表面に一定サイズの微細気孔を形成させる
と、この気孔により水膜の形成を妨げることになり、水
膜の潤滑作用を抑制することができ、結果的には滑り防
止の効果を奏することになる。
【0013】表面の気孔形成によるタイルの光沢度の低
下は、肉眼によってはこれによる外観の変化は殆ど感知
することができない。また、気孔に汚物が詰まるとか清
掃に不便を来すことも殆どなく、人が活動するのに何等
の支障も与えない程度の表面摩擦力を維持することがで
きる。表面に微細気孔を均一に形成させると、タイルの
折れ強度も増加されるが、これは、サンドプラストガラ
スが透明ガラスよりも折れ強度が増加することと同じ原
理であるものと推定される。また、本発明の組成物は、
石材又は陶磁器製品に対する洗浄効果が高いので、洗浄
剤としての付随的な効果を兼ね備えている。本発明を以
下の実施例によりなお詳細に説明する。
下は、肉眼によってはこれによる外観の変化は殆ど感知
することができない。また、気孔に汚物が詰まるとか清
掃に不便を来すことも殆どなく、人が活動するのに何等
の支障も与えない程度の表面摩擦力を維持することがで
きる。表面に微細気孔を均一に形成させると、タイルの
折れ強度も増加されるが、これは、サンドプラストガラ
スが透明ガラスよりも折れ強度が増加することと同じ原
理であるものと推定される。また、本発明の組成物は、
石材又は陶磁器製品に対する洗浄効果が高いので、洗浄
剤としての付随的な効果を兼ね備えている。本発明を以
下の実施例によりなお詳細に説明する。
【0014】
【実施例】表1に示す組成により実施した。但し、この
表に示した実施例等が、可能なすべての例を表わすもの
ではない。
表に示した実施例等が、可能なすべての例を表わすもの
ではない。
【0015】 〔滑り防止試験〕上記表1の組成物で、石材タイル20
×20cmを夫々処理し、3〜10分間静置させた上で水
洗いした後、未処理の同一のタイルと比較して5人の観
察者らが指先で擦ってみることにより滑り防止処理剤に
対しての観察評価を行った。その試験結果を表2に示
す。
×20cmを夫々処理し、3〜10分間静置させた上で水
洗いした後、未処理の同一のタイルと比較して5人の観
察者らが指先で擦ってみることにより滑り防止処理剤に
対しての観察評価を行った。その試験結果を表2に示
す。
【0016】 〔光沢度試験〕上記表1の組成物を、石材タイル20×
20cmに夫々処理し、3〜10分間静置した上で水洗い
した後、未処理の同一のタイルと比較して5人の観察者
らが肉眼で観察し、光沢度の評価を行った。その試験結
果を表3に示す。
20cmに夫々処理し、3〜10分間静置した上で水洗い
した後、未処理の同一のタイルと比較して5人の観察者
らが肉眼で観察し、光沢度の評価を行った。その試験結
果を表3に示す。
【0017】 〔表面気孔測定〕上記表1の組成物で、石材タイル20
×20cmに夫々処理し、3〜10分間静置した上で水洗
いした後、未処理の同一のタイルと比較して電子顕微鏡
で観察し、タイルの気孔を測定した。その結果を表4に
示す。
×20cmに夫々処理し、3〜10分間静置した上で水洗
いした後、未処理の同一のタイルと比較して電子顕微鏡
で観察し、タイルの気孔を測定した。その結果を表4に
示す。
【0018】 上記のとおり、実施例1〜6は、滑り防止試験及び光沢
度試験、気孔試験により光沢度の低下をもたらすことな
く、滑り防止の効果が得られる滑り防止組成物を製造す
ることができる。
度試験、気孔試験により光沢度の低下をもたらすことな
く、滑り防止の効果が得られる滑り防止組成物を製造す
ることができる。
Claims (7)
- 【請求項1】 弗酸2〜10重量%、腐蝕緩和剤1〜2
0重量%、分散剤1〜20重量%を含有することを特徴
とするタイルなどの表面摩擦力強化処理剤組成物。 - 【請求項2】 弗化アンモニウム3〜15重量%、腐蝕
緩和剤1〜20重量%、分散剤1〜20重量%を含有す
ることを特徴とするタイルなどの表面摩擦力強化処理剤
組成物。 - 【請求項3】 前記腐蝕緩和剤が、一般式 RCOOMの脂肪
族カルボン酸塩 (ここで、Rは炭素数6〜20のアルキ
ル基、又はアルケニル基、又は、その混合物であり、M
は、H又はNa, Kなどを示す) と、一般式 RNH2 の脂肪
族アミン (ここでRは炭素数6〜20のアルキル基、ア
ルケニル基、又はその混合物) と、一般式 R(OH)n の脂
肪族アルコール (ここで、Rは脂肪族アルキル、脂肪族
アルケニル基を示し、nは1〜2の整数であることを示
す) とのなかから選ばれた少なくとも一種である請求項
1又は請求項2のタイルなどの表面摩擦力強化処理剤組
成物。 - 【請求項4】 前記分散剤が直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−オレフィンスル
ホン酸塩、ラウリルスルフェイト、ラウリルエポキシス
ルフェイト、3−〔フルオロアル (炭素数6〜8) オキ
シ〕−1−アルキル (炭素数3〜4) スルホン酸ナトリ
ウム、3−〔ω−フルオロアルキルノイル (炭素数6〜
8) −N−エチルアミノ〕−1−プロパンスルホン酸ナ
トリウム、フルオロアルキル (炭素数4〜12) スルホ
ン酸塩、フルオロアルキル (炭素数2〜10) カルボン
酸アルカリ金属塩、N−フルオロオクタンスルホニルグ
ルタン酸ジナトリウム、N−[3−パーフルオロオクタ
ンスルホンアミド]プロピル−N, N−ジメチル−N−
カルボキシメチレンアンモニウムベタイン、フルオロア
ルキル (炭素数11〜20) カルボン酸アルカリ金属
塩、パーフルオロアルキルカルボン酸 (炭素数7〜1
3) 、N−プロピル−N− (2−ハイドロキシエチル)
−パーフルオロオクタンスルホンアミド、パーフルオロ
アルキル (炭素数6〜10) スルホンアミドプロピルト
リメチルアンモニウム酸アルカリ金属塩から選ばれた少
なくとも一種である請求項1又は、請求項2のタイルな
どの表面摩擦力強化処理剤組成物。 - 【請求項5】 分散剤が陰イオン界面活性剤と弗素系界
面活性剤との混合物である請求項4のタイルなどの表面
摩擦力強化処理剤組成物。 - 【請求項6】 弗酸2〜10重量%、腐蝕緩和剤1〜2
0重量%、分散剤1〜20重量%を含有するタイルなど
の表面摩擦力強化処理剤組成物をタイル表面に塗布して
から常温で3〜10分間静置した後に水で洗浄すること
を特徴とするタイル表面摩擦力強化方法。 - 【請求項7】 弗化アンモニウム3〜15重量%、腐蝕
緩和剤1〜20重量%、分散剤1〜20重量%を含有す
るタイルなどの表面摩擦力強化処理剤組成物をタイル表
面に塗布してから常温で3〜10分間静置した後に水で
洗浄することを特徴とするタイル表面摩擦力強化方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR19928158 | 1992-05-14 | ||
| KR920028158 | 1992-05-14 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06293582A true JPH06293582A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=19349034
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8174193A Pending JPH06293582A (ja) | 1992-05-14 | 1993-04-08 | タイルなどの表面摩擦力強化方法および表面摩擦力強化処理剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06293582A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998017600A3 (en) * | 1996-10-22 | 1998-06-18 | Malachy James Molloy | A composition for etching a hard surface |
| FR2796867A1 (fr) * | 1999-07-28 | 2001-02-02 | Sarpap Sa | Procede de traitement de la surface lisse d'un materiau en ceramique de facon a la rendre moins glissante, produit ainsi obtenu et solutions pour la mise en oeuvre du procede |
| CN116925700A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-10-24 | 杭州格灵新材料科技有限公司 | 一种复合防滑剂、制备方法及石材 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4937347A (ja) * | 1972-08-16 | 1974-04-06 | ||
| JPS5030578A (ja) * | 1972-06-08 | 1975-03-26 | ||
| JPS63159278A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-07-02 | 株式会社イナックス | タイルのスベリ止め処理方法 |
| JPH01203562A (ja) * | 1988-02-09 | 1989-08-16 | S M I Japan:Kk | タイル床面等の滑り止め施工方法 |
-
1993
- 1993-04-08 JP JP8174193A patent/JPH06293582A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5030578A (ja) * | 1972-06-08 | 1975-03-26 | ||
| JPS4937347A (ja) * | 1972-08-16 | 1974-04-06 | ||
| JPS63159278A (ja) * | 1986-10-24 | 1988-07-02 | 株式会社イナックス | タイルのスベリ止め処理方法 |
| JPH01203562A (ja) * | 1988-02-09 | 1989-08-16 | S M I Japan:Kk | タイル床面等の滑り止め施工方法 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1998017600A3 (en) * | 1996-10-22 | 1998-06-18 | Malachy James Molloy | A composition for etching a hard surface |
| FR2796867A1 (fr) * | 1999-07-28 | 2001-02-02 | Sarpap Sa | Procede de traitement de la surface lisse d'un materiau en ceramique de facon a la rendre moins glissante, produit ainsi obtenu et solutions pour la mise en oeuvre du procede |
| CN116925700A (zh) * | 2023-06-21 | 2023-10-24 | 杭州格灵新材料科技有限公司 | 一种复合防滑剂、制备方法及石材 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5902411A (en) | Method for maintaining floors | |
| ES2583683T3 (es) | Agente de limpieza y método de limpieza para librar de la decoloración al titanio y a las aleaciones de titanio | |
| PT92212A (pt) | Processo para a preparacao de uma composicao de limpeza em forma de microemulsao estavel contendo um detergente organico sintetico | |
| JPS5842239B2 (ja) | 洗浄組成物 | |
| EP0316726A3 (en) | Stable microemulsion cleaning composition | |
| EP0986620B1 (en) | Dust control composition | |
| JP2016524578A (ja) | 石を処理するための組成物及びその製造方法 | |
| KR20040010584A (ko) | 광택 조성물에서의 실리콘 계면활성제의 용도 | |
| US5698021A (en) | Non-slip formulations | |
| DE3825678A1 (de) | Reinigungs- und/oder konditioniermittel fuer glaskeramikoberflaechen, enthaltend organopolysiloxane | |
| US5885339A (en) | Non-slip formulations | |
| US4960463A (en) | Floor polishing composition | |
| JPH06293582A (ja) | タイルなどの表面摩擦力強化方法および表面摩擦力強化処理剤組成物 | |
| US8206511B2 (en) | Daily cleaner with slip-resistant and gloss-enhancing properties | |
| JP2017110328A5 (ja) | ||
| KR20040081774A (ko) | 석재 표면의 세척 및 유지를 위한 조성물 | |
| CN100471940C (zh) | 表面增亮组合物 | |
| JP4889255B2 (ja) | 粗面とくにプロファイルド面を有するタイルおよび板石用の水性洗浄剤コンセントレート | |
| CN110452665A (zh) | 一种地面防滑液及其制备方法 | |
| EP1366003A1 (en) | Surface restoration and maintenance composition and method of restoring a surface | |
| JPS63168498A (ja) | 床用つや出し剤除去用の洗浄剤 | |
| KR960009573B1 (ko) | 미끄럼방지 효과를 갖는 세척제 조성물 | |
| DE20207373U1 (de) | Chemische Zusammensetzung zur Oberflächenbehandlung | |
| JP6714224B1 (ja) | 床用洗浄剤 | |
| KR910009277B1 (ko) | 오물 제거 광택제의 제조 방법 |