JPH06294100A - 印刷用塗工紙 - Google Patents
印刷用塗工紙Info
- Publication number
- JPH06294100A JPH06294100A JP8305893A JP8305893A JPH06294100A JP H06294100 A JPH06294100 A JP H06294100A JP 8305893 A JP8305893 A JP 8305893A JP 8305893 A JP8305893 A JP 8305893A JP H06294100 A JPH06294100 A JP H06294100A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- printing
- gloss
- calcium carbonate
- coated paper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 低密度、高剛直度で、高光沢、良好な白紙面
質、印刷面質を持つ印刷用塗工紙を得ること。 【構成】 塗被組成物中に合成樹脂ラテックスを特定量
以上含む塗層を基紙上に設け、乾燥後の表面光沢度を3
0%以上とし、その乾燥直後の塗工面を特定硬度以上の
弾性ロールを持つ熱ソフトカレンダーで処理した印刷用
塗工紙。更に、塗被組成物中に特定範囲の平均粒子径を
有するカオリンを特定量以上含むことにより、より高い
光沢と光沢ムラの少ない白紙面が得られる。又、塗被組
成物中に、紡錘形軽質炭酸カルシウム及び重質炭酸カル
シウムを湿式混合粉砕処理を施し、平均粒子径を特定範
囲とした顔料を含むことにより、良好な印刷面質を得
る。
質、印刷面質を持つ印刷用塗工紙を得ること。 【構成】 塗被組成物中に合成樹脂ラテックスを特定量
以上含む塗層を基紙上に設け、乾燥後の表面光沢度を3
0%以上とし、その乾燥直後の塗工面を特定硬度以上の
弾性ロールを持つ熱ソフトカレンダーで処理した印刷用
塗工紙。更に、塗被組成物中に特定範囲の平均粒子径を
有するカオリンを特定量以上含むことにより、より高い
光沢と光沢ムラの少ない白紙面が得られる。又、塗被組
成物中に、紡錘形軽質炭酸カルシウム及び重質炭酸カル
シウムを湿式混合粉砕処理を施し、平均粒子径を特定範
囲とした顔料を含むことにより、良好な印刷面質を得
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷用塗工紙に関し、特
に高い不透明度、剛直度を有し、なおかつ白紙光沢及び
印刷光沢に優れた印刷用塗工紙に関するものである。
に高い不透明度、剛直度を有し、なおかつ白紙光沢及び
印刷光沢に優れた印刷用塗工紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、塗工紙の軽量化、印刷物の視覚化
が印刷用塗工紙に益々強く望まれるようになってきた。
又、印刷においては、高速化が進みそれに絶え得る塗工
紙が必要になってきている。一方塗工紙の生産の立場か
らは、いかに生産効率を上げるかが以前にも増して最も
重要な課題になってきている。こうした中で塗工紙の軽
量化が進んでいるが特に留意すべき品質は、密度と剛直
度である。剛直度は印刷の高速作業性の上からも大切で
ある。印刷物の視覚化の面から考えると不透明度に加え
て、平滑性及び高い光沢を有することが大切である。
が印刷用塗工紙に益々強く望まれるようになってきた。
又、印刷においては、高速化が進みそれに絶え得る塗工
紙が必要になってきている。一方塗工紙の生産の立場か
らは、いかに生産効率を上げるかが以前にも増して最も
重要な課題になってきている。こうした中で塗工紙の軽
量化が進んでいるが特に留意すべき品質は、密度と剛直
度である。剛直度は印刷の高速作業性の上からも大切で
ある。印刷物の視覚化の面から考えると不透明度に加え
て、平滑性及び高い光沢を有することが大切である。
【0003】高不透明度を得るための手法は今までに知
られたものがいくつかある。例えば特開昭57−661
96号公報に見られる様に、使用するパルプとしてメカ
ニカルパルプを選択する、あるいは原紙に高い填料分を
抄き込むといったような配合面からの対応や、仕上げ工
程からは高い線圧を有するスーパーカレンダーより比較
的低い線圧で処理するグロスカレンダーを用いる等であ
る。
られたものがいくつかある。例えば特開昭57−661
96号公報に見られる様に、使用するパルプとしてメカ
ニカルパルプを選択する、あるいは原紙に高い填料分を
抄き込むといったような配合面からの対応や、仕上げ工
程からは高い線圧を有するスーパーカレンダーより比較
的低い線圧で処理するグロスカレンダーを用いる等であ
る。
【0004】しかし実際に塗工紙を製造する場合こうし
た対策を取ろうとすると、それに伴う欠点も同時に現わ
れ、なかなか目的とする塗工紙を現実のものとすること
は難しい。例えば仕上げ方法により、得られる塗工紙の
密度、剛直度、光沢、平滑性は大きく異なる。マシンカ
レンダー仕上げの場合は通常非加熱の2本の鋼ロール間
をウエブが通過するために、平滑性を向上させるが光沢
を向上させることは難しい。
た対策を取ろうとすると、それに伴う欠点も同時に現わ
れ、なかなか目的とする塗工紙を現実のものとすること
は難しい。例えば仕上げ方法により、得られる塗工紙の
密度、剛直度、光沢、平滑性は大きく異なる。マシンカ
レンダー仕上げの場合は通常非加熱の2本の鋼ロール間
をウエブが通過するために、平滑性を向上させるが光沢
を向上させることは難しい。
【0005】スーパーカレンダーは、交互に鋼と弾性体
の多数ロールから構成され、その線圧は180〜450
kgf/cm、ニップ圧140〜300kgf/cm2 であり、ロー
ル温度は60〜80℃が通常である。このために得られ
る塗工紙は高い光沢と平滑性を有するが、潰れることは
避けられず高い剛直度と腰を得るためには不利である。
の多数ロールから構成され、その線圧は180〜450
kgf/cm、ニップ圧140〜300kgf/cm2 であり、ロー
ル温度は60〜80℃が通常である。このために得られ
る塗工紙は高い光沢と平滑性を有するが、潰れることは
避けられず高い剛直度と腰を得るためには不利である。
【0006】他の仕上げ方法はグロスカレンダーであ
り、これは加熱された仕上げ用ロールを使用してスーパ
ーカレンダー仕上げの如く高い線圧で仕上げずに、ニッ
プ通過時間を長く取ることにより塗工紙または塗工板紙
に高い光沢を生じさせる。装置の線圧は90〜180kg
f/cm、ニップ圧70〜140kgf/cm2 、温度100〜1
50℃特に高いもので230℃くらいが製造条件であ
る。この比較的低い線圧による仕上げは、紙の潰れを余
り生じさせないので比較的良好な剛直性を生じさせ、他
方、この比較的高温は塗工層を軟化させ光沢向上を可能
にする。しかしながら、グロスカレンダーで用いられる
弾性ロールは柔らかい耐熱ゴム系で、ショアーD硬度で
も50以下が通常の条件である。しかも上述の如く、低
い線圧で使用されるので、加熱ロール面と塗層との接触
率は低いレベルになってしまう。この為、高い光沢、平
滑性を得るには、原紙に下塗りを施した高平滑原紙を用
いたり、非常に高い処理温度(例えば150℃以上)、
長い接触時間をとる、即ち多数のニップ処理を行なう、
等の対応が必要になる。
り、これは加熱された仕上げ用ロールを使用してスーパ
ーカレンダー仕上げの如く高い線圧で仕上げずに、ニッ
プ通過時間を長く取ることにより塗工紙または塗工板紙
に高い光沢を生じさせる。装置の線圧は90〜180kg
f/cm、ニップ圧70〜140kgf/cm2 、温度100〜1
50℃特に高いもので230℃くらいが製造条件であ
る。この比較的低い線圧による仕上げは、紙の潰れを余
り生じさせないので比較的良好な剛直性を生じさせ、他
方、この比較的高温は塗工層を軟化させ光沢向上を可能
にする。しかしながら、グロスカレンダーで用いられる
弾性ロールは柔らかい耐熱ゴム系で、ショアーD硬度で
も50以下が通常の条件である。しかも上述の如く、低
い線圧で使用されるので、加熱ロール面と塗層との接触
率は低いレベルになってしまう。この為、高い光沢、平
滑性を得るには、原紙に下塗りを施した高平滑原紙を用
いたり、非常に高い処理温度(例えば150℃以上)、
長い接触時間をとる、即ち多数のニップ処理を行なう、
等の対応が必要になる。
【0007】ところが、これらの対応、特に高温処理は
耐熱ゴムといえども、弾性ロールの急激な劣化を促進
し、また加熱ロール面に対する塗被組成物の付着による
汚れが激しく、操業性が著しく低下する。従って、通常
の操業性を確保しつつグロスカレンダーを用いて印刷用
塗工紙を製造する限り、この塗工紙の表面はスーパーカ
レンダーで得られるような平滑性を有さず、一般に高品
質を得ることは難しい。又、特公昭63−56360号
公報に見られるように、ニップ圧、ロール線圧、ウエブ
のニップでの滞留時間等を規制してスーパーカレンダー
に匹敵する品質を得ようとする方法もあるが、この場合
でも好ましいニップ幅は、1.27〜2.54cmとスー
パーカレンダーのニップ幅0.6〜1.2cmに比べて非
常に広く、グロスカレンダーを用いる時の操業上の問題
である、加熱ドラムの汚れに関しては改良されない。ま
た、高温・高ニップ圧下で長いニップ通過時間を取るた
め、弾性ロールの耐久性に対しては通常のグロスカレン
ダー以上に厳しい条件となり、処理後の塗工紙もスーパ
ーカレンダー処理並に密度が高くなってしまう。
耐熱ゴムといえども、弾性ロールの急激な劣化を促進
し、また加熱ロール面に対する塗被組成物の付着による
汚れが激しく、操業性が著しく低下する。従って、通常
の操業性を確保しつつグロスカレンダーを用いて印刷用
塗工紙を製造する限り、この塗工紙の表面はスーパーカ
レンダーで得られるような平滑性を有さず、一般に高品
質を得ることは難しい。又、特公昭63−56360号
公報に見られるように、ニップ圧、ロール線圧、ウエブ
のニップでの滞留時間等を規制してスーパーカレンダー
に匹敵する品質を得ようとする方法もあるが、この場合
でも好ましいニップ幅は、1.27〜2.54cmとスー
パーカレンダーのニップ幅0.6〜1.2cmに比べて非
常に広く、グロスカレンダーを用いる時の操業上の問題
である、加熱ドラムの汚れに関しては改良されない。ま
た、高温・高ニップ圧下で長いニップ通過時間を取るた
め、弾性ロールの耐久性に対しては通常のグロスカレン
ダー以上に厳しい条件となり、処理後の塗工紙もスーパ
ーカレンダー処理並に密度が高くなってしまう。
【0008】もう1つの最近の仕上げ方法にソフトカレ
ンダーを用いる方法がある。ソフトカレンダーについて
は紙パルプ技術タイムス昭和62年8月号31ページに
詳細な説明があるが、金属ロールと弾性ロールを組み合
わせ、少ニップ数でカレンダー掛けするものである。弾
性ロールは、スーパーカレンダーに匹敵する、あるいは
それ以上の硬度を有する特殊合成樹脂被覆ロールを使用
しているが、キーポイントはこのロール材質にある。即
ち、高ニップ圧下で耐熱性、耐摩耗性に優れ、傷がつき
難い特別な素材を選択する必要がある。このためこの仕
上げの方法の適用はマット仕上げ等比較的ロールに負荷
のかからないものが主流である。例えば、特開平1−2
21593号公報に示される様に、金属蒸着紙の下塗り
塗工層表面の平滑化を目指すのみであり、特開平1−2
21596号公報は放射線硬化型のモノマー及び/叉は
オリゴマーを含む塗被組成物に放射線硬化処理を施す際
の併用処理として熱カレンダー処理を行なっている。
ンダーを用いる方法がある。ソフトカレンダーについて
は紙パルプ技術タイムス昭和62年8月号31ページに
詳細な説明があるが、金属ロールと弾性ロールを組み合
わせ、少ニップ数でカレンダー掛けするものである。弾
性ロールは、スーパーカレンダーに匹敵する、あるいは
それ以上の硬度を有する特殊合成樹脂被覆ロールを使用
しているが、キーポイントはこのロール材質にある。即
ち、高ニップ圧下で耐熱性、耐摩耗性に優れ、傷がつき
難い特別な素材を選択する必要がある。このためこの仕
上げの方法の適用はマット仕上げ等比較的ロールに負荷
のかからないものが主流である。例えば、特開平1−2
21593号公報に示される様に、金属蒸着紙の下塗り
塗工層表面の平滑化を目指すのみであり、特開平1−2
21596号公報は放射線硬化型のモノマー及び/叉は
オリゴマーを含む塗被組成物に放射線硬化処理を施す際
の併用処理として熱カレンダー処理を行なっている。
【0009】更に、ソフトカレンダー処理条件のみを工
夫して塗工紙に於いて高い光沢を得る試みがいくつか成
されているが、それらも以下に示すように、高い光沢、
平滑性を得るには不十分な手段である。例えば、M.T
uomistoは1988年TAPPI−Coatin
g Conference予稿集p299で特異な弾性
ロール材質を用いる事により、かなり高い白紙光沢を得
られるとの結果を示しているが、光沢を得る為に比較的
低い処理速度で処理しており、密度も高くなってしまっ
ている。また、J.H.Vreeland等は1989
年TAPPI−Coating Conf.予稿集p1
79に於いて特異な温度条件、線圧条件をとり、高い白
紙光沢を得ているが、非常に低速、あるいは異常に高い
温度や異常に高い線圧でカレンダー処理する必要があ
り、弾性ロールの寿命への負荷が非常に大きくなってし
まう。
夫して塗工紙に於いて高い光沢を得る試みがいくつか成
されているが、それらも以下に示すように、高い光沢、
平滑性を得るには不十分な手段である。例えば、M.T
uomistoは1988年TAPPI−Coatin
g Conference予稿集p299で特異な弾性
ロール材質を用いる事により、かなり高い白紙光沢を得
られるとの結果を示しているが、光沢を得る為に比較的
低い処理速度で処理しており、密度も高くなってしまっ
ている。また、J.H.Vreeland等は1989
年TAPPI−Coating Conf.予稿集p1
79に於いて特異な温度条件、線圧条件をとり、高い白
紙光沢を得ているが、非常に低速、あるいは異常に高い
温度や異常に高い線圧でカレンダー処理する必要があ
り、弾性ロールの寿命への負荷が非常に大きくなってし
まう。
【0010】それ故このソフトカレンダーを用いてグロ
ス仕上げを行う場合には、なんらかの塗被組成物の配合
面からの対応とソフトカレンダーの使用方法に於ける工
夫の組み合わせが必要であるが、未だ良い方法が見出さ
れていない。例えば、塗被組成物の配合面については特
異なガラス転移点(Tgと略す)を有する合成樹脂ラテ
ックス、特に非常に高いTgを持つ合成樹脂ラテック
ス、もしくはスチレン系等のプラスチックピグメントを
配合した塗被組成物を塗工し、グロスカレンダーで処理
する事により、非常に高い光沢と高い平滑性、印刷適性
を得る技術が多数提示されている。これらの技術につい
ては次の特許公報、即ち特開昭49−110906号公
報、特開昭56−68188号公報、特開昭56−96
991号公報、特開昭56−96992号公報、特開昭
56−107098号公報、特開昭56−148993
号公報、特開昭57−61791号公報、等に記載され
ているが、いずれもグロスカレンダー処理を前提にした
技術であり、ソフトカレンダー処理と組み合わせる場
合、カレンダーニップの通過時間が短い為、必要な熱変
形を起こすだけの熱量伝達が難しく、また弾性ロールの
硬度が高く、ニップ幅が狭くなるため、ニップ進入時の
変形速度がグロスカレンダーに比べ著しく大きくなり、
上記の公報に示される様な高いTgを持つラテックスバ
インダー、プラスチックピグメント等を可塑化する事が
難しい。更に特開昭56−68188号公報の様にTg
の高いラテックス(38℃以上)と中位のTgのラテッ
クス(25〜5℃)を混合使用する方法でも高いTgの
ラテックスの熱変形が起こり難くなる点は同じである。
ス仕上げを行う場合には、なんらかの塗被組成物の配合
面からの対応とソフトカレンダーの使用方法に於ける工
夫の組み合わせが必要であるが、未だ良い方法が見出さ
れていない。例えば、塗被組成物の配合面については特
異なガラス転移点(Tgと略す)を有する合成樹脂ラテ
ックス、特に非常に高いTgを持つ合成樹脂ラテック
ス、もしくはスチレン系等のプラスチックピグメントを
配合した塗被組成物を塗工し、グロスカレンダーで処理
する事により、非常に高い光沢と高い平滑性、印刷適性
を得る技術が多数提示されている。これらの技術につい
ては次の特許公報、即ち特開昭49−110906号公
報、特開昭56−68188号公報、特開昭56−96
991号公報、特開昭56−96992号公報、特開昭
56−107098号公報、特開昭56−148993
号公報、特開昭57−61791号公報、等に記載され
ているが、いずれもグロスカレンダー処理を前提にした
技術であり、ソフトカレンダー処理と組み合わせる場
合、カレンダーニップの通過時間が短い為、必要な熱変
形を起こすだけの熱量伝達が難しく、また弾性ロールの
硬度が高く、ニップ幅が狭くなるため、ニップ進入時の
変形速度がグロスカレンダーに比べ著しく大きくなり、
上記の公報に示される様な高いTgを持つラテックスバ
インダー、プラスチックピグメント等を可塑化する事が
難しい。更に特開昭56−68188号公報の様にTg
の高いラテックス(38℃以上)と中位のTgのラテッ
クス(25〜5℃)を混合使用する方法でも高いTgの
ラテックスの熱変形が起こり難くなる点は同じである。
【0011】また、特開平3−206200号公報の様
に特殊なコア/シェル型合成樹脂エマルジョンを接着剤
に用いて、ソフトカレンダーのニップ条件と組み合わせ
て、高い光沢を得ると共に、低密度かつ良好な剛直性を
持つ印刷用塗工紙を得る技術も開発されているが、硬い
弾性ロールで処理を行う為、基紙の地合ムラが大きい場
合、あるいは基紙のクッション性が欠けている、等の場
合、基紙の地合ムラの影響で光沢ムラが発生することが
ある。この現象は硬度の高い弾性ロールを用い、線圧が
増大し、ニップ滞留時間も増してきた場合、更に顕著に
発現して来る。しかしながら、弾性ロールの硬度を低下
させ、線圧を低下させては高い光沢は得られず、この点
が本質的矛盾として残る。
に特殊なコア/シェル型合成樹脂エマルジョンを接着剤
に用いて、ソフトカレンダーのニップ条件と組み合わせ
て、高い光沢を得ると共に、低密度かつ良好な剛直性を
持つ印刷用塗工紙を得る技術も開発されているが、硬い
弾性ロールで処理を行う為、基紙の地合ムラが大きい場
合、あるいは基紙のクッション性が欠けている、等の場
合、基紙の地合ムラの影響で光沢ムラが発生することが
ある。この現象は硬度の高い弾性ロールを用い、線圧が
増大し、ニップ滞留時間も増してきた場合、更に顕著に
発現して来る。しかしながら、弾性ロールの硬度を低下
させ、線圧を低下させては高い光沢は得られず、この点
が本質的矛盾として残る。
【0012】以上のような現状から不透明度、白紙光
沢、印刷光沢等の印刷適性と高い剛直性に依って得られ
る良好な印刷作業性を持つ塗工紙を安価に操業性よく実
現すること、特に軽量オフセット印刷用塗工紙として得
ることができないのが現状であり、その実現が塗工紙を
製造する者にとって大きな課題となっている。
沢、印刷光沢等の印刷適性と高い剛直性に依って得られ
る良好な印刷作業性を持つ塗工紙を安価に操業性よく実
現すること、特に軽量オフセット印刷用塗工紙として得
ることができないのが現状であり、その実現が塗工紙を
製造する者にとって大きな課題となっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明の目的は高い不透明度と剛直度を有しながら、なお
かつ優れた白紙光沢、印刷光沢を有する印刷用塗工紙を
得ることである。
発明の目的は高い不透明度と剛直度を有しながら、なお
かつ優れた白紙光沢、印刷光沢を有する印刷用塗工紙を
得ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は塗被組成物中に
合成樹脂ラテックスを7重量%以上含む塗層を基紙上に
設け、乾燥した後の表面光沢度(JIS8120)を3
0%以上とし、その塗工面を乾燥した直後にショアーD
硬度80以上である樹脂カバー弾性ロールを持つ熱ソフ
トカレンダー処理した印刷用塗工紙である。
合成樹脂ラテックスを7重量%以上含む塗層を基紙上に
設け、乾燥した後の表面光沢度(JIS8120)を3
0%以上とし、その塗工面を乾燥した直後にショアーD
硬度80以上である樹脂カバー弾性ロールを持つ熱ソフ
トカレンダー処理した印刷用塗工紙である。
【0015】本発明の塗被組成物中に平均粒子径0.6
μm以上1.5μm以下のカオリンの含有率が30%以上
であることにより、高い光沢と光沢ムラの少ない白紙面
が得られる。
μm以上1.5μm以下のカオリンの含有率が30%以上
であることにより、高い光沢と光沢ムラの少ない白紙面
が得られる。
【0016】又、本発明の塗被組成物中に紡錘形軽質炭
酸カルシウム及び重質炭酸カルシウムを湿式混合粉砕処
理を施し、平均粒子径が0.5μm以上1.4μm以下で
ある顔料を含むことにより、良好な印刷面質を得る事が
できる。
酸カルシウム及び重質炭酸カルシウムを湿式混合粉砕処
理を施し、平均粒子径が0.5μm以上1.4μm以下で
ある顔料を含むことにより、良好な印刷面質を得る事が
できる。
【0017】更に本発明の塗被組成物中に配合される混
合粉砕物中の軽質炭酸カルシウムの重量比(P)は0.
4以上であり、混合粉砕物の湿式粉砕前の紡錘形軽質炭
酸カルシウムの平均粒径(Dpμm)と重質炭酸カルシ
ウムの平均粒径(Dgμm)の比(R=Dp/Dg)が
0.2以上である場合、より良好な白紙及び印刷面質を
得る事ができる。
合粉砕物中の軽質炭酸カルシウムの重量比(P)は0.
4以上であり、混合粉砕物の湿式粉砕前の紡錘形軽質炭
酸カルシウムの平均粒径(Dpμm)と重質炭酸カルシ
ウムの平均粒径(Dgμm)の比(R=Dp/Dg)が
0.2以上である場合、より良好な白紙及び印刷面質を
得る事ができる。
【0018】加えて、ソフトカレンダー処理において、
数3(数式1)で規定されるL値を0.0020以下に
抑えることに依り、白紙及び印刷面質の一段の改善を望
むことができる。
数3(数式1)で規定されるL値を0.0020以下に
抑えることに依り、白紙及び印刷面質の一段の改善を望
むことができる。
【0019】
【数3】L={K・D0・DB・PL}0.333/V{(D0+
DB)・(1.48exp(0.11SD))}0.333(数式1)※但し D0:弾性ロール外径 cm DB:剛性ロール外径 cm Di:弾性ロール鉄芯外径 cm PL:ニップ線圧 kg/cm SD:弾性ロール硬度(ショアーD) V :ライン処理速度 cm/sec.
DB)・(1.48exp(0.11SD))}0.333(数式1)※但し D0:弾性ロール外径 cm DB:剛性ロール外径 cm Di:弾性ロール鉄芯外径 cm PL:ニップ線圧 kg/cm SD:弾性ロール硬度(ショアーD) V :ライン処理速度 cm/sec.
【0020】
【数4】 K=3(D0−Di)(D0/Di)0.5(数式2)
【0021】前述の様に、ソフトカレンダー処理で高い
光沢の印刷用塗工紙を得ようとする場合、スーパーカレ
ンダーの様に長大なニップ滞留時間が得られない為、高
い白紙光沢、印刷光沢を得難く、高い温度で処理する
と、弾性ロールの寿命が短くなり、高い線圧で処理する
と光沢ムラを発生する。
光沢の印刷用塗工紙を得ようとする場合、スーパーカレ
ンダーの様に長大なニップ滞留時間が得られない為、高
い白紙光沢、印刷光沢を得難く、高い温度で処理する
と、弾性ロールの寿命が短くなり、高い線圧で処理する
と光沢ムラを発生する。
【0022】光沢ムラはソフトカレンダーニップ内では
弾性ロールが変形し難い為、ニップ全域に亘り、厚みを
均一にする形で処理が行われる為、原紙の質量が過大に
分布する箇所で圧力が異常に高くなり、非常に高い光沢
が得られるのに対して、原紙質量が過少に分布する箇所
では圧力が異常に低くなり、光沢が異常に低くなる為、
発生する事を発明者は見出した。又、光沢が局所的に低
く成っている箇所の光沢値が30%を下回ると視感的に
著しく光沢ムラが強調されるだけでなく、印刷面の平坦
性が著しく阻害される。この為、局所的ニップ圧が極端
に低い場合を想定し、塗抹面の光沢値(JIS812
0)を30%以上に設定する必要がある。この際、塗被
組成物中の合成樹脂ラテックスの量を7重量%以上とし
ないと、低光沢部でのインキ吸収性に著しい差を生じ、
着肉ムラの原因となる。
弾性ロールが変形し難い為、ニップ全域に亘り、厚みを
均一にする形で処理が行われる為、原紙の質量が過大に
分布する箇所で圧力が異常に高くなり、非常に高い光沢
が得られるのに対して、原紙質量が過少に分布する箇所
では圧力が異常に低くなり、光沢が異常に低くなる為、
発生する事を発明者は見出した。又、光沢が局所的に低
く成っている箇所の光沢値が30%を下回ると視感的に
著しく光沢ムラが強調されるだけでなく、印刷面の平坦
性が著しく阻害される。この為、局所的ニップ圧が極端
に低い場合を想定し、塗抹面の光沢値(JIS812
0)を30%以上に設定する必要がある。この際、塗被
組成物中の合成樹脂ラテックスの量を7重量%以上とし
ないと、低光沢部でのインキ吸収性に著しい差を生じ、
着肉ムラの原因となる。
【0023】具体的にはプラスチック顔料、サチンホワ
イト、微粒アラゴナイト軽質炭酸カルシウム、等を用い
て、塗抹面光沢を30%以上に設定することができる。
イト、微粒アラゴナイト軽質炭酸カルシウム、等を用い
て、塗抹面光沢を30%以上に設定することができる。
【0024】叉、塗被組成物中に平均粒子径0.6μm
以上1.5μm以下のカオリンを30重量%以上含有さ
せることに依り、ニップ圧が局所的に低い部分でも擦れ
に依る光沢発現が起こり易くなり、光沢ムラが抑えられ
る。1.5μm以上では光沢ムラ改良効果が限られてし
まう。又、0.6μm未満では塗層強度が得られず、工
程内での顔料落ち、等の原因となる。具体的にはエンゲ
ルハルト社のウルトラグロス90、ヒューバー社のハイ
ドラグロス、カダム社のアマゾン88、等のカオリン及
び、エンゲルハルト社のウルトラホワイト90、等のカ
オリンを分級したもの、等が適している。
以上1.5μm以下のカオリンを30重量%以上含有さ
せることに依り、ニップ圧が局所的に低い部分でも擦れ
に依る光沢発現が起こり易くなり、光沢ムラが抑えられ
る。1.5μm以上では光沢ムラ改良効果が限られてし
まう。又、0.6μm未満では塗層強度が得られず、工
程内での顔料落ち、等の原因となる。具体的にはエンゲ
ルハルト社のウルトラグロス90、ヒューバー社のハイ
ドラグロス、カダム社のアマゾン88、等のカオリン及
び、エンゲルハルト社のウルトラホワイト90、等のカ
オリンを分級したもの、等が適している。
【0025】更に、塗被組成物中に平均粒子径0.5μ
m以上、1.4μm以下の紡錘形軽質炭酸カルシウム及び
重質炭酸カルシウムの湿式混合粉砕品を含有させる事に
依り、局所的高密度、高光沢部のインキ吸収性を向上さ
せ、印刷面のムラを減少させることができる。この混合
粉砕品の平均粒子径が1.4μmを越えると、白紙の光
沢ムラを拡大し、0.5μm未満では強度が著しく低下
し、工程内での顔料落ち、等の原因となる。紡錘形軽質
炭酸カルシウム及び重質炭酸カルシウムの湿式混合粉砕
品を用いる場合、混合粉砕品中の軽質炭酸カルシウムの
比率(P)が0.4未満では白紙光沢ムラ改善効果が限
られてしまい、湿式粉砕前の紡錘形軽質炭酸カルシウム
の平均粒径(Dpμm)と重質炭酸カルシウムの平均粒
径(Dgμm)の比(R=Dp/Dg)が0.2未満に
なった場合も白紙光沢ムラ改善効果が限られてしまう。
m以上、1.4μm以下の紡錘形軽質炭酸カルシウム及び
重質炭酸カルシウムの湿式混合粉砕品を含有させる事に
依り、局所的高密度、高光沢部のインキ吸収性を向上さ
せ、印刷面のムラを減少させることができる。この混合
粉砕品の平均粒子径が1.4μmを越えると、白紙の光
沢ムラを拡大し、0.5μm未満では強度が著しく低下
し、工程内での顔料落ち、等の原因となる。紡錘形軽質
炭酸カルシウム及び重質炭酸カルシウムの湿式混合粉砕
品を用いる場合、混合粉砕品中の軽質炭酸カルシウムの
比率(P)が0.4未満では白紙光沢ムラ改善効果が限
られてしまい、湿式粉砕前の紡錘形軽質炭酸カルシウム
の平均粒径(Dpμm)と重質炭酸カルシウムの平均粒
径(Dgμm)の比(R=Dp/Dg)が0.2未満に
なった場合も白紙光沢ムラ改善効果が限られてしまう。
【0026】本発明の混合粉砕品は乾式粉砕した所定の
粒子径の重質炭酸カルシウムと紡錘形軽質炭酸カルシウ
ムとを混合分散したスラリー(以下で混合スラリーと略
す)をサンドグラインダー等の湿式ミルで平均粒子径が
0.5mmから4mmの範囲である鉱物微小砂、ガラス
製微小粒子、硬質セラミック微小粒子、金属製微小粒
子、等の微小粒子(以下ではこれらの微小粒子をビーズ
と称す。)を容器内に見かけ体積で30〜90体積%充
填し、任意形状の攪拌羽根を介して、上記ビーズを機械
的に攪拌しながら、当該容器に混合スラリーをポンプで
連続的に流しこみ、1回叉は数回、ミルを通過させ、湿
式粉砕処理を行う。
粒子径の重質炭酸カルシウムと紡錘形軽質炭酸カルシウ
ムとを混合分散したスラリー(以下で混合スラリーと略
す)をサンドグラインダー等の湿式ミルで平均粒子径が
0.5mmから4mmの範囲である鉱物微小砂、ガラス
製微小粒子、硬質セラミック微小粒子、金属製微小粒
子、等の微小粒子(以下ではこれらの微小粒子をビーズ
と称す。)を容器内に見かけ体積で30〜90体積%充
填し、任意形状の攪拌羽根を介して、上記ビーズを機械
的に攪拌しながら、当該容器に混合スラリーをポンプで
連続的に流しこみ、1回叉は数回、ミルを通過させ、湿
式粉砕処理を行う。
【0027】只、ソフトカレンダーで非常に硬い弾性ロ
ールで強度の処理を行うと、基紙の地合ムラに影響され
て光沢ムラを発生し、印刷面質も悪化させる場合があ
る。この為、ニップ中での有効処理時間に相当する数式
3のL値が0.0020以下であれば、より良好な印刷
面質が得られ易い。
ールで強度の処理を行うと、基紙の地合ムラに影響され
て光沢ムラを発生し、印刷面質も悪化させる場合があ
る。この為、ニップ中での有効処理時間に相当する数式
3のL値が0.0020以下であれば、より良好な印刷
面質が得られ易い。
【0028】前述のようにソフトカレンダーのニップ幅
は狭くなる。即ち、カレンダーでの処理を特徴づけるの
はニップ通過時間である。しかしながら、通紙処理中の
ニップ通過時間を把握する為には、ニップ幅を明確にす
る必要がある。前述の特公昭63−56360号公報で
も、静的な状態で弾性ロールが変形してできるニップの
幅を、弾性ロールの弾性率(E),ポアソン比(σ)等
の値から求める式(ヘルツの式)が示されている(TAPP
I 1978年10月 第115〜118ヘ゜ーシ゛)が、これを以下に示
す。ニッフ゜ 幅=2{4(1−σ2)R0・RB・PL}0.5/{π・E
(R0+RB)}0.5 ※但し R0;弾性ロール半径 cm RB;剛性ロール半径 cm PL;ニップ線圧 kgf/cm
は狭くなる。即ち、カレンダーでの処理を特徴づけるの
はニップ通過時間である。しかしながら、通紙処理中の
ニップ通過時間を把握する為には、ニップ幅を明確にす
る必要がある。前述の特公昭63−56360号公報で
も、静的な状態で弾性ロールが変形してできるニップの
幅を、弾性ロールの弾性率(E),ポアソン比(σ)等
の値から求める式(ヘルツの式)が示されている(TAPP
I 1978年10月 第115〜118ヘ゜ーシ゛)が、これを以下に示
す。ニッフ゜ 幅=2{4(1−σ2)R0・RB・PL}0.5/{π・E
(R0+RB)}0.5 ※但し R0;弾性ロール半径 cm RB;剛性ロール半径 cm PL;ニップ線圧 kgf/cm
【0029】ところが、この式から求められるニップ幅
は弾性材質の厚みが非常に厚い系について求められた式
であり、ソフトカレンダーの様に弾性材質層の厚みが比
較的薄いカレンダーについては適用が難しい。また、ニ
ップ間に紙が存在する場合、すなわち紙を処理している
場合は処理時の紙の弾性率を考慮しなければならない。
紙の弾性率は紙の原料配合、製造条件だけでなく、坪量
に依っても変化してしまう。
は弾性材質の厚みが非常に厚い系について求められた式
であり、ソフトカレンダーの様に弾性材質層の厚みが比
較的薄いカレンダーについては適用が難しい。また、ニ
ップ間に紙が存在する場合、すなわち紙を処理している
場合は処理時の紙の弾性率を考慮しなければならない。
紙の弾性率は紙の原料配合、製造条件だけでなく、坪量
に依っても変化してしまう。
【0030】そこで、発明者等は感圧特性を持つ塗液を
塗工した原紙坪量25〜100g/m2 、塗工量3〜30g/m2 の
塗工紙を用いて、ニップ通過時間とカレンダー条件の関
係を検討した結果、上述の原紙坪量及び塗工量の領域で
は上述の因子(L)がニップ中での有効処理時間と対応
している事を見出している(特開平2−104795号
公報参照)。このL因子が既に述べた様に0.0020
以下である場合、低い密度、高い不透明度、剛直度で、
高い印刷光沢と共に良好な白紙面質、印刷面質が得られ
易い。
塗工した原紙坪量25〜100g/m2 、塗工量3〜30g/m2 の
塗工紙を用いて、ニップ通過時間とカレンダー条件の関
係を検討した結果、上述の原紙坪量及び塗工量の領域で
は上述の因子(L)がニップ中での有効処理時間と対応
している事を見出している(特開平2−104795号
公報参照)。このL因子が既に述べた様に0.0020
以下である場合、低い密度、高い不透明度、剛直度で、
高い印刷光沢と共に良好な白紙面質、印刷面質が得られ
易い。
【0031】本発明に用いられる原紙はLBKP、NB
KP、等の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TM
P、CTMP、CMP、CGP、等の機械パルプ、DI
P等の古紙パルプ等のパルプを含み、軽質炭酸カルシウ
ム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレー、カオリン等
の各種の填料、サイズ剤、定着剤、歩留まり剤、カチオ
ン化剤、紙力増強剤、等の各種添加剤を含み、酸性、中
性、アルカリ性で抄造される。
KP、等の化学パルプ、GP、PGW、RMP、TM
P、CTMP、CMP、CGP、等の機械パルプ、DI
P等の古紙パルプ等のパルプを含み、軽質炭酸カルシウ
ム、重質炭酸カルシウム、タルク、クレー、カオリン等
の各種の填料、サイズ剤、定着剤、歩留まり剤、カチオ
ン化剤、紙力増強剤、等の各種添加剤を含み、酸性、中
性、アルカリ性で抄造される。
【0032】本発明の原紙にはノーサイズプレス原紙、
澱粉、ポリビニルアルコール等でサイズプレスされた原
紙、もしくは顔料塗工液を下塗りした原紙等が用いられ
る。また、塗工層に使用する顔料は特に限定されず、通
常使用されるものを使用することが可能である。本発明
で用いる塗工紙用顔料としては、カオリン、炭酸カルシ
ウム、クレー、サチンホワイト、タルク、酸化チタン、
水酸化アルミニウム、シリカ、酸化亜鉛、活性白土、酸
性白土、珪素土、レーキ、プラスチックピグメント等が
挙げられる。
澱粉、ポリビニルアルコール等でサイズプレスされた原
紙、もしくは顔料塗工液を下塗りした原紙等が用いられ
る。また、塗工層に使用する顔料は特に限定されず、通
常使用されるものを使用することが可能である。本発明
で用いる塗工紙用顔料としては、カオリン、炭酸カルシ
ウム、クレー、サチンホワイト、タルク、酸化チタン、
水酸化アルミニウム、シリカ、酸化亜鉛、活性白土、酸
性白土、珪素土、レーキ、プラスチックピグメント等が
挙げられる。
【0033】本発明で用いるバインダーとしては、スチ
レン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系、酢ビ系・
アクリル系、エチレン・酢ビ系・ブタジエン・メチルメ
タクリル系、酢ビ・ブチルアクリレート系等の各種共重
合体及びポリビニルアルコール、無水マレイン酸・スチ
レン共重合体、イソブテン・無水マレイン酸共重合体、
アクリル酸・メチルメタクリレート系共重合体等の合成
バインダー、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱
粉、酵素変性澱粉やそれらをフラッシュドライして得ら
れる冷水可溶性澱粉、カゼイン、大豆蛋白等の天然系バ
インダーなどの一般に知られたバインダーが挙げられ
る。また必要に応じて、分散剤、増粘剤、保水剤、消泡
剤、耐水化剤、着色剤等の通常用いられている各種助剤
が適宜使用できる。
レン・ブタジエン系、スチレン・アクリル系、酢ビ系・
アクリル系、エチレン・酢ビ系・ブタジエン・メチルメ
タクリル系、酢ビ・ブチルアクリレート系等の各種共重
合体及びポリビニルアルコール、無水マレイン酸・スチ
レン共重合体、イソブテン・無水マレイン酸共重合体、
アクリル酸・メチルメタクリレート系共重合体等の合成
バインダー、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱
粉、酵素変性澱粉やそれらをフラッシュドライして得ら
れる冷水可溶性澱粉、カゼイン、大豆蛋白等の天然系バ
インダーなどの一般に知られたバインダーが挙げられ
る。また必要に応じて、分散剤、増粘剤、保水剤、消泡
剤、耐水化剤、着色剤等の通常用いられている各種助剤
が適宜使用できる。
【0034】本発明による塗被組成物を基紙に塗工する
方法は特に限定されるものではなく、各種ブレードコー
ター、ロールコーター、エアーナイフコーター、バーコ
ーター、ロッドブレードコーター、ショートドゥェルコ
ーター、等の通常の各種塗工装置が用いられる。
方法は特に限定されるものではなく、各種ブレードコー
ター、ロールコーター、エアーナイフコーター、バーコ
ーター、ロッドブレードコーター、ショートドゥェルコ
ーター、等の通常の各種塗工装置が用いられる。
【0035】かくして塗工、乾燥された塗工紙はソフト
カレンダー処理を施される。即ち本発明では、ソフトカ
レンダーにおいて特別な条件で塗工紙を処理することに
より、更に大きな改善効果が達成される。前述のように
ソフトカレンダーは2〜6ニップとスーパーカレンダー
に比較して少ないニップ数であり、弾性ロールは硬質の
鉄芯が合成樹脂または合成ゴム(ショアーD硬度で60
−97度)で薄く覆われている。又、剛性ロールはチル
ドロール、鍛造鋼鉄ロール等からなり、加熱機構を持
ち、100℃を超える高温でも紙匹を処理できる。
カレンダー処理を施される。即ち本発明では、ソフトカ
レンダーにおいて特別な条件で塗工紙を処理することに
より、更に大きな改善効果が達成される。前述のように
ソフトカレンダーは2〜6ニップとスーパーカレンダー
に比較して少ないニップ数であり、弾性ロールは硬質の
鉄芯が合成樹脂または合成ゴム(ショアーD硬度で60
−97度)で薄く覆われている。又、剛性ロールはチル
ドロール、鍛造鋼鉄ロール等からなり、加熱機構を持
ち、100℃を超える高温でも紙匹を処理できる。
【0036】本発明の艶消し印刷用塗工紙は枚葉オフセ
ット印刷、オフセット輪転印刷、グラビア輪転印刷、フ
レキソ印刷、スクリーン印刷、活版印刷、等の各種印刷
方式での印刷が可能である。又、UV硬化、EB硬化イ
ンキの適用も可能であり、300線以上の高精細度オフ
セット印刷への適用も可能である。
ット印刷、オフセット輪転印刷、グラビア輪転印刷、フ
レキソ印刷、スクリーン印刷、活版印刷、等の各種印刷
方式での印刷が可能である。又、UV硬化、EB硬化イ
ンキの適用も可能であり、300線以上の高精細度オフ
セット印刷への適用も可能である。
【0037】
【実施例】以下で、実施例を用い、更に詳細に本発明の
効果を説明するが、本発明はこれにより限定されるもの
ではない。なお、実施例中の「部」および「%」はそれ
ぞれ「重量部」および「重量%」を示す。
効果を説明するが、本発明はこれにより限定されるもの
ではない。なお、実施例中の「部」および「%」はそれ
ぞれ「重量部」および「重量%」を示す。
【0038】実施例中の諸測定値は次の方法によって得
られたものである。 1)平均粒子径:リーヅ・アンド・ノースロップ製マイ
クロトラック7995−30SPA型で測定し、体積加
重平均粒子径を求めた。 2)密度:JIS8118 3)白紙光沢度:JISP8142に従い、角度75度
で測定した。(単位:%)塗抹面光沢も同様の方法で測
定する。 4)重色印刷光沢度:サンプルをローランドオフセット
印刷機にて印刷し、一昼夜室温にて放置し、サンプルの
ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色重ね刷り
ベタ印刷部について、60度の角度で光沢を測定した。
(単位:%) 5)白紙面質光沢ムラ:白紙面の数mmないし十数mmのサ
イズの光沢ムラを目視判定で5段階に判定する。段階3
以上が許容レベル 6)印刷面質ムラ:サンプルをローランドオフセット印
刷機にて印刷し、一昼夜室温にて放置し、サンプルのブ
ラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色重ね刷りベ
タ印刷部について、目視判定で5段階に判定する。段階
3以上が許容レベル。
られたものである。 1)平均粒子径:リーヅ・アンド・ノースロップ製マイ
クロトラック7995−30SPA型で測定し、体積加
重平均粒子径を求めた。 2)密度:JIS8118 3)白紙光沢度:JISP8142に従い、角度75度
で測定した。(単位:%)塗抹面光沢も同様の方法で測
定する。 4)重色印刷光沢度:サンプルをローランドオフセット
印刷機にて印刷し、一昼夜室温にて放置し、サンプルの
ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色重ね刷り
ベタ印刷部について、60度の角度で光沢を測定した。
(単位:%) 5)白紙面質光沢ムラ:白紙面の数mmないし十数mmのサ
イズの光沢ムラを目視判定で5段階に判定する。段階3
以上が許容レベル 6)印刷面質ムラ:サンプルをローランドオフセット印
刷機にて印刷し、一昼夜室温にて放置し、サンプルのブ
ラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色重ね刷りベ
タ印刷部について、目視判定で5段階に判定する。段階
3以上が許容レベル。
【0039】実施例1 <軽質炭酸カルシウム/重質炭酸カルシウム混合粉砕品
の調製> <原材料> ・市販重質炭酸カルシウム(三共製粉製エスカロン10
0、平均粒子径:10μm) ・市販紡錘形軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業製TP1
21、3.4μm) ・市販ポリアクリル酸系分散剤 上記の原材料を重カル40部、軽カル60部、分散剤
0.2部の配合で固形分濃度が65%となるようにアジ
テータミキサーで分散し、スラリーを得た。上記のスラ
リーをアジテータミル(アシザワ製LME−20、容量
22.7l)を用い、混合粉砕品の平均粒子径が1.2
μmとなるように以下の条件で湿式粉砕を行った。 <粉砕条件> ・平均ビーズ径:1.2mmφ ・ビーズ充填率:80% ・流量 :0.8l/分 ・パス数 :3回
の調製> <原材料> ・市販重質炭酸カルシウム(三共製粉製エスカロン10
0、平均粒子径:10μm) ・市販紡錘形軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業製TP1
21、3.4μm) ・市販ポリアクリル酸系分散剤 上記の原材料を重カル40部、軽カル60部、分散剤
0.2部の配合で固形分濃度が65%となるようにアジ
テータミキサーで分散し、スラリーを得た。上記のスラ
リーをアジテータミル(アシザワ製LME−20、容量
22.7l)を用い、混合粉砕品の平均粒子径が1.2
μmとなるように以下の条件で湿式粉砕を行った。 <粉砕条件> ・平均ビーズ径:1.2mmφ ・ビーズ充填率:80% ・流量 :0.8l/分 ・パス数 :3回
【0040】<紙基材の作成> <パルプの配合> ・LBKP(瀘水度350mlcsf) :30重量部 ・NBKP(瀘水度420mlcsf) :70重量部 紙基材は上記のパルプ配合と下記の内添薬品配合で調成
された。 <内添薬品の配合> ・軽質炭酸カルシウム :10重量部* (平均粒径;3.4μ、カルサイト系) *原紙中灰分量で表示。 ・市販アルキルケテンダイマー系内添サイズ剤(AKD) :0.03重量部 ・市販カチオン化澱粉 :0.2重量部 ・市販カチオン系ポリアクリルアミド歩留り向上剤 :0.03重量部 上記のパルプ、内添薬品配合で60g/m2 の坪量(絶
乾)の原紙を抄造し、紙基材を作成した。
された。 <内添薬品の配合> ・軽質炭酸カルシウム :10重量部* (平均粒径;3.4μ、カルサイト系) *原紙中灰分量で表示。 ・市販アルキルケテンダイマー系内添サイズ剤(AKD) :0.03重量部 ・市販カチオン化澱粉 :0.2重量部 ・市販カチオン系ポリアクリルアミド歩留り向上剤 :0.03重量部 上記のパルプ、内添薬品配合で60g/m2 の坪量(絶
乾)の原紙を抄造し、紙基材を作成した。
【0041】<塗工紙の作成>ブレードコーターで下記
の配合の塗液を上記の紙基材上に、片面9g/m2塗抹し
て、乾燥した。 <上塗り塗液配合> (顔料) ・軽質炭酸カルシウム/重質炭酸カルシウム混合粉砕品(上述):30重量部 ・市販微粒カオリン(アマゾン88、平均粒子径:0.8μm):70重量部 (バインダー及び添加剤) ・市販燐酸エステル化澱粉(日本食品化工〓製MS4400) :1重量部 ・スチレンブタジエンラテックス(日本合成ゴム製0617) :12重量部 ・市販ポリアクリル酸系分散剤 :0.1重量部 ・市販ステアリン酸カルシウム :0.3重量部 ・水酸化ナトリウム :0.15重量部
の配合の塗液を上記の紙基材上に、片面9g/m2塗抹し
て、乾燥した。 <上塗り塗液配合> (顔料) ・軽質炭酸カルシウム/重質炭酸カルシウム混合粉砕品(上述):30重量部 ・市販微粒カオリン(アマゾン88、平均粒子径:0.8μm):70重量部 (バインダー及び添加剤) ・市販燐酸エステル化澱粉(日本食品化工〓製MS4400) :1重量部 ・スチレンブタジエンラテックス(日本合成ゴム製0617) :12重量部 ・市販ポリアクリル酸系分散剤 :0.1重量部 ・市販ステアリン酸カルシウム :0.3重量部 ・水酸化ナトリウム :0.15重量部
【0042】<カレンダー仕上げ>上記の条件で塗工さ
れた塗工紙を以下の仕様のソフトカレンダーを用い、塗
抹、乾燥直後に以下の条件で処理し、所望の塗工紙を得
た。 <ソフトカレンダー仕様> ・ニップ数 :2(塗抹紙表裏各面に1回ずつ剛性ロー
ル面が当たる様にニップを形成する) ・剛性ロール:直径80cm、鍛造鋼ロール(加熱機構
付き) ・弾性ロール:直径70cm、合成樹脂(ポリエーテル
樹脂)被覆ロール、ショアーD硬度89度 <ソフトカレンダー処理条件> ・処理速度 :1000m/min ・剛性ロール表面温度:130℃ ・線圧 :160kg/cm ・L値 :0.0011 以上の様に製造した印刷用塗工紙の特性は表1に示し
た。
れた塗工紙を以下の仕様のソフトカレンダーを用い、塗
抹、乾燥直後に以下の条件で処理し、所望の塗工紙を得
た。 <ソフトカレンダー仕様> ・ニップ数 :2(塗抹紙表裏各面に1回ずつ剛性ロー
ル面が当たる様にニップを形成する) ・剛性ロール:直径80cm、鍛造鋼ロール(加熱機構
付き) ・弾性ロール:直径70cm、合成樹脂(ポリエーテル
樹脂)被覆ロール、ショアーD硬度89度 <ソフトカレンダー処理条件> ・処理速度 :1000m/min ・剛性ロール表面温度:130℃ ・線圧 :160kg/cm ・L値 :0.0011 以上の様に製造した印刷用塗工紙の特性は表1に示し
た。
【0043】実施例2 実施例1の上塗り塗液配合におけるラテックス配合率を
10重量部(対顔料100部に対して)とした外は実施
例1と同様な印刷用塗工紙を作成した。印刷用塗工紙の
特性は表1に示した。
10重量部(対顔料100部に対して)とした外は実施
例1と同様な印刷用塗工紙を作成した。印刷用塗工紙の
特性は表1に示した。
【0044】実施例3〜6 表1に示した平均粒子径、軽質炭酸カルシウム比率
(P)を用いる点を除いて、実施例1と同様な印刷用塗
工紙を作成した。印刷用塗工紙の特性は表1に示した。
(P)を用いる点を除いて、実施例1と同様な印刷用塗
工紙を作成した。印刷用塗工紙の特性は表1に示した。
【0045】実施例7 実施例1における<ソフトカレンダー仕様>の弾性ロー
ルをショアーD硬度が82であるポリエーテル樹脂カバ
ー弾性ロールとし、線圧を250kg/cmとして、L値を
0.0015とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙
を作成した。印刷用塗工紙の特性は表1に示した。
ルをショアーD硬度が82であるポリエーテル樹脂カバ
ー弾性ロールとし、線圧を250kg/cmとして、L値を
0.0015とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙
を作成した。印刷用塗工紙の特性は表1に示した。
【0046】実施例8 実施例1における<上塗り塗液配合>の(顔料)を以下
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :30重量部 ・市販微粒カオリン(アマゾン88、平均粒子径:0.8μm):70重量部
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :30重量部 ・市販微粒カオリン(アマゾン88、平均粒子径:0.8μm):70重量部
【0047】実施例9 実施例1における<上塗り塗液配合>の(顔料)を以下
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :20重量部 ・市販微粒カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラグロス90) :80重量部 (平均粒子径:0.8μm)
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :20重量部 ・市販微粒カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラグロス90) :80重量部 (平均粒子径:0.8μm)
【0048】実施例10 実施例1における<上塗り塗液配合>の(顔料)を以下
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :60重量部 ・市販微粒カオリン(アマゾン88、平均粒子径:0.8μm):40重量部
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :60重量部 ・市販微粒カオリン(アマゾン88、平均粒子径:0.8μm):40重量部
【0049】実施例11 実施例1における<上塗り塗液配合>の(顔料)を以下
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :80重量部 (平均粒子径:2.5μm) ・市販プスチック顔料(旭化成製L8801) :20重量部
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :80重量部 (平均粒子径:2.5μm) ・市販プスチック顔料(旭化成製L8801) :20重量部
【0050】実施例12 実施例1における<上塗り塗液配合>の(顔料)を以下
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :80重量部 (平均粒子径:2.5μm) ・市販サチンホワイト(白石工業製) :20重量部
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :80重量部 (平均粒子径:2.5μm) ・市販サチンホワイト(白石工業製) :20重量部
【0051】実施例13 実施例1における<上塗り塗液配合>の(顔料)を以下
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :50重量部 (平均粒子径:2.5μm) ・微粒アラゴナイト軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業製:HGA015):50重量部
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :50重量部 (平均粒子径:2.5μm) ・微粒アラゴナイト軽質炭酸カルシウム(奥多摩工業製:HGA015):50重量部
【0052】比較例1 実施例1における<ソフトカレンダー仕様>の弾性ロー
ルをショアーD硬度が76であるウレタン樹脂カバー弾
性ロールとし、線圧を160kg/cmとして、L値を0.
0012とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作
成した。印刷用塗工紙の特性は表1に示した。
ルをショアーD硬度が76であるウレタン樹脂カバー弾
性ロールとし、線圧を160kg/cmとして、L値を0.
0012とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作
成した。印刷用塗工紙の特性は表1に示した。
【0053】比較例2 実施例1における<上塗り塗液配合>の(顔料)を以下
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :50重量部 (平均粒子径:2.5μm) ・市販2級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラコート) :50重量部
の配合とする外は実施例1と同様な印刷用塗工紙を作成
し、特性を表1に示した。 (顔料) ・市販高白1級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラホワイト90) :50重量部 (平均粒子径:2.5μm) ・市販2級カオリン(エンケ゛ルハルト社製ウルトラコート) :50重量部
【0054】比較例3 比較例2の上塗り塗液配合におけるラテックス配合率を
7重量部(対顔料100部に対して)とし、市販燐酸エ
ステル化澱粉の配合率を4重量部とした外は比較例1と
同様な印刷用塗工紙を作成した。印刷用塗工紙の特性は
表1に示した。各実施例及び比較例の諸条件と評価結果
を表1にまとめて示した。
7重量部(対顔料100部に対して)とし、市販燐酸エ
ステル化澱粉の配合率を4重量部とした外は比較例1と
同様な印刷用塗工紙を作成した。印刷用塗工紙の特性は
表1に示した。各実施例及び比較例の諸条件と評価結果
を表1にまとめて示した。
【0055】
【表1】
【0056】
【発明の効果】実施例から明らかの様に本発明により、
熱ソフトカレンダー処理で高い光沢を持ち、低い密度、
高い剛直度で、高い光沢を持ち、良好な面質の印刷用塗
工紙を得ることができる。
熱ソフトカレンダー処理で高い光沢を持ち、低い密度、
高い剛直度で、高い光沢を持ち、良好な面質の印刷用塗
工紙を得ることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 塗被組成物中に合成樹脂ラテックスを7
重量%以上含む塗層を基紙上に設け、乾燥した後の表面
光沢度(JIS8120)を30%以上とし、その塗工面
を乾燥した直後にショアーD硬度80以上である樹脂カ
バー弾性ロールを持つ熱ソフトカレンダー処理した印刷
用塗工紙。 - 【請求項2】 塗被組成物中に平均粒子径0.6μm以
上1.5μm以下のカオリンの含有率が30%以上であ
ることを特徴とする請求項1の印刷用塗工紙。 - 【請求項3】 塗被組成物中に紡錘形軽質炭酸カルシウ
ム及び重質炭酸カルシウムを湿式混合粉砕処理を施し、
平均粒子径が0.5μm以上1.4μm以下である顔料を
含むことを特徴とする請求項1叉は2の印刷用塗工紙。 - 【請求項4】 塗被組成物中に配合される混合粉砕物中
の軽質炭酸カルシウムの重量比(P)は0.4以上であ
り、混合粉砕物の湿式粉砕前の紡錘形軽質炭酸カルシウ
ムの平均粒径(Dpμm)と重質炭酸カルシウムの平均
粒径(Dgμm)の比(R=Dp/Dg)が0.2以上
であることを特徴とする請求項3の印刷用塗工紙。 - 【請求項5】ソフトカレンダー処理において、数1(数
式1)で規定されるL値が0.0020以下であること
を特徴とする請求項1、2、3、叉は4の印刷用塗工
紙。 【数1】L={K・D0・DB・PL}0.333/V{(D0+
DB)・(1.48exp(0.11SD))}0.333(数式1)※但し D0:弾性ロール外径 cm DB:剛性ロール外径 cm Di:弾性ロール鉄芯外径 cm PL:ニップ線圧 kg/cm SD:弾性ロール硬度(ショアーD) V :ライン処理速度 cm/sec. 【数2】 K=3(D0−Di)(D0/Di)0.5(数式2)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8305893A JPH06294100A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 印刷用塗工紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8305893A JPH06294100A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 印刷用塗工紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294100A true JPH06294100A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13791596
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8305893A Pending JPH06294100A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 印刷用塗工紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294100A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0825296A4 (en) * | 1996-02-29 | 1998-11-25 | Oji Paper Co | Mat coated paper and method of manufacturing same |
| JP2000345492A (ja) * | 1999-03-29 | 2000-12-12 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 印刷用塗工紙 |
| JP2005133278A (ja) * | 2003-10-09 | 2005-05-26 | Nippon Paper Industries Co Ltd | ダル調塗工紙 |
| EP1762656A2 (en) | 2005-09-07 | 2007-03-14 | Oji Paper Co., Ltd. | Coated paper |
| JP2009508793A (ja) * | 2005-09-16 | 2009-03-05 | オムヤ・デベロツプメント・アー・ゲー | 特定の勾配係数を有するgccおよびpccタイプの共粉砕炭酸カルシウム材料の製造方法、得られた製品およびこれらの使用 |
| JP2015074860A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 塗工白板紙の製造方法 |
| JP2015074859A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 塗工白板紙 |
| JP2015074858A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 塗工白板紙 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP8305893A patent/JPH06294100A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0825296A4 (en) * | 1996-02-29 | 1998-11-25 | Oji Paper Co | Mat coated paper and method of manufacturing same |
| JP2000345492A (ja) * | 1999-03-29 | 2000-12-12 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 印刷用塗工紙 |
| JP2005133278A (ja) * | 2003-10-09 | 2005-05-26 | Nippon Paper Industries Co Ltd | ダル調塗工紙 |
| EP1762656A2 (en) | 2005-09-07 | 2007-03-14 | Oji Paper Co., Ltd. | Coated paper |
| JP2009508793A (ja) * | 2005-09-16 | 2009-03-05 | オムヤ・デベロツプメント・アー・ゲー | 特定の勾配係数を有するgccおよびpccタイプの共粉砕炭酸カルシウム材料の製造方法、得られた製品およびこれらの使用 |
| JP2015074860A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 塗工白板紙の製造方法 |
| JP2015074859A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 塗工白板紙 |
| JP2015074858A (ja) * | 2013-10-11 | 2015-04-20 | 王子ホールディングス株式会社 | 塗工白板紙 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4154752B2 (ja) | ダル調塗工紙 | |
| JPH06294100A (ja) | 印刷用塗工紙 | |
| JP3371422B2 (ja) | 艶消し塗工紙 | |
| JP2004256958A (ja) | 印刷用塗工紙 | |
| JP2007197879A (ja) | 塗工紙 | |
| JP4747405B2 (ja) | グラビア印刷用塗工紙 | |
| JPH09296394A (ja) | グラビア印刷用塗工紙 | |
| JP3555258B2 (ja) | 非塗工紙風合いを有する艶消し塗工紙 | |
| JP3500625B2 (ja) | グラビア印刷用艶消し塗工紙 | |
| JP2005089868A (ja) | オフセット印刷用塗工紙の製造方法及び塗工紙 | |
| JP3404736B2 (ja) | 艶消し塗工紙の製造方法 | |
| JPH06294098A (ja) | 艶消し印刷用塗工紙 | |
| JP3256088B2 (ja) | グラビア印刷用艶消し塗被紙の製造方法 | |
| JP2006274469A (ja) | 印刷用塗工紙の製造方法及びその塗工紙 | |
| JP2000345492A (ja) | 印刷用塗工紙 | |
| JPH0892894A (ja) | 嵩高艶消し塗被紙の製造方法 | |
| JP4873973B2 (ja) | グラビア印刷用塗工紙の製造方法及びその塗工紙 | |
| JPH08188985A (ja) | 印刷用艶消し塗被紙の製造方法 | |
| JP4449820B2 (ja) | 印刷用塗被紙 | |
| JP5374194B2 (ja) | グラビア印刷用塗工紙およびその製造方法 | |
| JPH02104795A (ja) | 印刷用塗工紙 | |
| JP3186227B2 (ja) | 印刷用顔料塗被紙 | |
| JPH03206200A (ja) | 印刷用塗工紙 | |
| JPH07100919B2 (ja) | 艶消し塗被紙の製造方法 | |
| JP2003221797A (ja) | グラビア印刷用塗工紙 |