JPH06294175A - 小屋裏界壁構造 - Google Patents
小屋裏界壁構造Info
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Abstract
裏内の火が外部に噴き出さず、また外部からの火が小屋
裏内に侵入しない小屋裏界壁構造を提供する。 【構成】 ユニット式建物1は、上階建物ユニット4に
パネル取付具5を介して取付けた屋根パネル6等を備
え、さらに、上階建物ユニット4と屋根パネル6とで小
屋裏7を形成し、小屋裏7は、界壁パネル8で仕切って
ある。外壁10の上端面を屋根パネル6の裏面まで延ばし
て両者の隙間を塞ぎ、上階建物ユニット4の天井梁12の
上面は耐火面材13で覆い、屋根パネル6の裏面には耐火
面材23を貼付け、小屋裏7は、これらの耐火面材13等で
囲まれた耐火空間となる。
Description
特に建物ユニットと屋根パネルとの空間を小屋裏とし、
この小屋裏を耐火空間とする際に利用できる。
作された複数の建物ユニットや屋根ユニット等を建築現
場に運び、そこでそれらを組み合わせて建てられる。こ
のようなユニット式建物においては、建物ユニットと屋
根ユニットとで形成される空間が小屋裏として使用され
ることが多い。
物では、法律上、各住居を耐火構造とすることが義務づ
けられている。従って、各住居を仕切る界壁パネルも耐
火構造とされている。ここで、ユニット式建物において
前述のように小屋裏が形成されている場合、各小屋裏を
仕切る界壁パネルもまた、耐火構造としなければならな
い。このような建物ユニットの小屋裏界壁構造の一例と
しては、特開平2−272123号公報が挙げられる。
この公報に示された技術によれば、小屋裏を仕切る界壁
パネルの軒側の延長線上に、軒先用界壁パネルを取り付
け、両界壁パネルによって小屋裏が仕切られた小屋裏界
壁構造とされている。
仕切られた小屋裏を耐火空間とするには、建物ユニット
の上面が耐火材で覆われていること、屋根パネルに耐火
材が設けられていること、建物ユニットの外壁上端部と
屋根パネルの裏面との隙間部が耐火材で塞がれているこ
と、等の要件が必要とされる。前述の公報に示された小
屋裏界壁構造では、小屋裏用の界壁パネルの延長線上に
軒裏用界壁パネルを設け、両界壁パネルによって隣合う
小屋裏間で火災時の火の侵入を防止している。しかし、
建物ユニットの外壁上端部と屋根パネルの裏面との隙間
部は耐火材で塞がれてはおらず、つまり、小屋裏が耐火
材で囲まれた耐火空間を構成していないので、火災時の
火がその隙間から外部に噴き出しその火が他の物に燃え
移る虞れ、あるいは、外部からの火が隙間から侵入し小
屋裏の火災を引き起こす虞れがある。
パネルの裏面との隙間部を耐火材で塞ぐことが考えられ
る。しかし、このような構造とすれば、通常の屋根パネ
ルは、複数の芯材の表面に耐火屋根材を貼付けて構成さ
れているので、隙間部を塞ぐ耐火材を、芯材の間隔毎に
芯材に合わせて凹凸形状に形成しなくてはならず、加工
が面倒であるという新たな問題が生じている。
るとともに、火災時でも小屋裏内の火が外部に噴き出さ
ず、また外部からの火が小屋裏内に侵入しない小屋裏界
壁構造を提供することにある。
ニットとこの建物ユニットの上に取り付けられた屋根パ
ネルとの空間が小屋裏とされるとともに、この小屋裏が
界壁パネルによって仕切られた小屋裏界壁構造におい
て、前記建物ユニットの上面を第1の耐火面材で覆い、
前記屋根パネルの少なくとも裏面に第2の耐火面材を貼
付け、前記建物ユニットの外壁と屋根パネルの裏面との
隙間を第3の耐火材で塞ぎ、前記小屋裏をこれら耐火材
および耐火面材で囲んで耐火空間とした小屋裏界壁構造
としたものである。
備え、かつ、これらの芯材を挟んで表面には耐火屋根材
が、裏面には耐火面材がそれぞれ貼付けられている構造
でもよい。
第1の耐火面材で覆われ、屋根パネルの少なくとも裏面
に第2の耐火面材が貼付けられ、建物ユニットの外壁と
屋根パネルの裏面との隙間が第3の耐火材で塞がれたの
で、小屋裏は耐火材および耐火面材で囲まれた耐火空間
となる。屋根パネルの裏面に第2の耐火面材が貼付けら
れているので、第3の耐火材の上端を芯材の間隔毎に芯
材に合わせて凹凸形状に形成しなくてもよく、また、火
災時でも小屋裏内の火が外部に噴き出さず、かつ、外部
からの火が小屋裏内に侵入せず、これらにより、前記目
的が達成される。
する。図1には、界壁により仕切られた小屋裏を有する
ユニット式建物の全体が示されている。同図において、
住宅等のユニット式建物1は、基礎2の上に据付けられ
た複数の下階建物ユニット3と、この下階建物ユニット
3の上に組立てられた上階建物ユニット4と、この上階
建物ユニット4にパネル取付具5を介して取付けられた
屋根パネル6等により構成されている。そして、上階建
物ユニット4と屋根パネル6とで形成される空間が小屋
裏7とされており、この小屋裏7は、界壁パネル8によ
って仕切られている。
小屋裏界壁構造が示されている。これらの図において、
本実施例の小屋裏界壁構造は、外壁10の上端面10A を屋
根パネル6の裏面まで延ばして、一般的な外壁を使用し
た際に生ずる外壁の上端部と屋根パネル6の裏面との隙
間を、第3の耐火材である前記延ばした部分で塞いだ構
造とされている。
構成する複数本の柱11の上端間同士を結合する天井梁12
の上には、複数個のパネル支持具5が固定されており、
この支持具5に支持されて屋根パネル6が取り付けられ
ている。この屋根パネル6は、図3に示すように、複数
本の、例えば、溝型形状の芯材21等により構築された枠
体に、その表面には耐火屋根材22を、裏面には、第2の
耐火材である、例えば、石膏ボード等の耐火面材23をそ
れぞれ貼付けて形成されている。そして、パネル支持具
5と図示しない束等により建物ユニット4に取付けられ
る。
取り付けられた外壁10は、その上端部が天井梁12の上端
面高さより上方に突出して、かつ、ユニット式建物1の
両妻側間にわたって連続して設けられている。この外壁
10の上端面10A は、屋根パネル6の取付け傾斜と略等し
い傾斜に形成され、屋根パネル6と当接可能とされてい
る。従って、隣合うパネル支持具5の妻側間における隙
間は、連続する外壁10の上端部によって塞がれるように
なっている。また、上階建物ユニット4の天井梁12の上
面は、第1の耐火材である、例えば、石膏ボード等の耐
火面材13で覆われている。なお、建物ユニットにおいて
一般的な外壁9は、その上端面9Aが図2中2点鎖線で示
すように、天井梁12の上端面と略同一高さとなるように
取り付けられている。
面に、例えば、石膏ボード等の耐火面材を貼付けて略逆
ホームベース状に形成されており、底辺は天井梁12上面
の耐火面材13に当接するとともに、左右の傾斜部は、屋
根パネル6の裏面に当接し、かつ、両端部は外壁10の上
端部の内側面に当接するようになっている。
と屋根パネル6の裏面の耐火面材23と界壁パネル8とに
よって囲まれた耐火空間とされている。
ず、通常の外壁が取り付けられた建物ユニット3や、外
壁10およびパネル支持具5が取付けられた建物ユニット
4等を建築現場で組み合わせた後、屋根パネル6を、パ
ネル支持具5および束等を介して建物ユニット4に取付
ける。次いで、界壁パネル8で小屋裏7を所定の区画に
仕切り、耐火構造とされた小屋裏7を有するユニット式
建物1を建てる。
10の上端部が天井梁12の高さより上方に突出して、か
つ、両妻側間にわたって連続して形成されているので、
屋根パネル6の裏面と、一般的な建物ユニットにおける
外壁の上端部との間に形成される隙間が塞がれる。従っ
て、火災時に、隣の小屋裏7から外壁の上端部の隙間、
および、軒裏を通って火が侵入することがなく、軒裏用
界壁パネルが不要となるとともに、簡単な構造で充分な
耐火性能を有する耐火構造となった。
れ、屋根パネル6の裏面にも耐火面材23が貼付けられて
おり、このような小屋裏7が、耐火構造とされた界壁パ
ネル8によって仕切られているので、小屋裏7を、耐火
材で囲まれた耐火空間とすることができる。
を建物ユニットに取り付け、建築現場では屋根パネル6
を取り付けるとともに、界壁パネル8を取り付けるだけ
でよいので、作業性が向上する。
が貼付けられているので、この耐火面材23と当接する外
壁10の上端面10A は、芯材21の間隔毎に凹凸形状としな
くてもよく、軒側には傾斜して形成されるが、妻側には
連続して形成すればよいので、外壁10の製作が比較的容
易である。
裏界壁構造が示されている。以下、図4において前記第
1実施例と同一部材には同一符号を付すとともに、その
説明は省略または簡略化する。本実施例は、パネル取付
具5の幅方向(軒方向)両側を、第3の耐火材である、
例えば、石綿セメント珪酸カルシウム板(ケイカル板)
等の耐火材31で挟み込み、それによって、外壁30と屋根
パネル6との隙間を塞ぐ小屋裏界壁構造としたものであ
る。
9Aが一般的な建物ユニットと同様に、天井梁12の上端面
と略同一高さに位置して取り付けられている。一方、耐
火材31は、前側部材31A と後側部材31B とで構成されて
おり、前側部材31A は、天井梁12の上に固着されたパネ
ル支持具5の上下のフランジ部を塞いで設けられ、後側
部材31B は、パネル支持具5のウエブ裏側に固着されて
いる。そして、両部材31A ,31B は、妻側間において図
示しない妻側パネルと界壁パネル8間、および各界壁パ
ネル8間にわたって連続するように形成されている。
火材31を固着したパネル支持具5を取付けた建物ユニッ
ト4等を建築現場で組み合わせた後、屋根パネル6を、
建物ユニット4に取付ける。次いで、界壁パネル8で小
屋裏7を所定の区画に仕切り、耐火構造とされた小屋裏
7を有するユニット式建物1を建てる。
と同様の効果を奏する他、パネル支持具5の前後に耐火
面材31を固着すればよいので、構造が簡単である。ま
た、耐火面材31は板状部材なので、取扱いが容易であ
り、作業能率が向上するという効果を付加できる。
小屋裏界壁構造が示されている。以下、図5,6におい
て前記各実施例と同一部材には同一符号を付すととも
に、その説明は省略または簡略化する。本実施例では、
外壁9の上端部と屋根パネル6との隙間を、第3の耐火
材である軟質の耐火材40で塞いだ小屋裏界壁構造とした
ものである。
質の耐火材40は、一側面がパネル支持具5のウエブ裏側
に接触されるとともに、底面とそれに続く他の側面が、
収容具41に固着されており、この収容具41が例えば釘等
によって外壁9に固着されるようになっている。耐火材
40の上面は屋根パネル6によって圧縮されるようになっ
ており、このような耐火材40は、図6に示すように、ユ
ニット式建物1の妻側において、界壁パネル8を挟んで
所定区間Lにわたって設けられている。なお、この所定
区間Lは、火災時に隣りの小屋裏7に火が届かない距離
である。
と同様の作用効果を奏する他、軟質の耐火材40を使用し
たので、取扱いが容易であり、また、耐火材40を所定区
間Lにわたって設ければよく、妻側間において全長にわ
たって設けなくてもよいので、材料の無駄使いがないと
いう効果を付加できる。
るものではなく、次に示すような変形例を含むものであ
る。すなわち、前記第1実施例では、外壁10の上端面10
A は天井梁12より上方に延してあるが、これに限らず、
例えば、外壁10の上端面10A を一般の建物ユニットと同
様に、天井梁12の高さと略同様の高さとし、それによっ
て生じた屋根パネル6の裏面との隙間に、外壁10に連続
するピース材を取付けるようにしてもよい。そして、こ
のピース材は、工場または建築現場で外壁10に結合すれ
ばよく、建築現場で結合する際は、建物ユニット4を吊
り上げる前、あるいは吊り上げて降ろした後のいずれの
場合でもかまわない。
天井梁12より上方に位置する外壁10は、妻側間に連続す
るものとしたが、これに限らず、外壁10の上端面10A
は、火災時に火が隣の小屋裏7に侵入しないような所定
間にわたって天井梁12より上方に位置しておればよい。
パネル支持具5の前後に一枚ずつ固着してあるが、要
は、外壁9の上端部と屋根パネル6の裏面との隙間を塞
げればよく、例えば、パネル支持具5の前後どちらか
に、充分な耐火性能を有する厚さの板状部材を一枚固着
してもよい。このような実施例では、前記各実施例と同
様の効果の他、耐火面材を一枚固着すれはよいので、構
造が簡単であり、作業が楽であるという効果を付加でき
る。
屋根パネル6との隙間を耐火材で塞ぐのに、パネル支持
具5とは別個に、外壁10やパネル支持具5の前後の耐火
材31、あるいは、軟質の耐火材40等を使用しているが、
これに限らず、例えば、図7に示すような耐火材を使用
してもよい。すなわち、本実施例では、パネル支持具と
耐火材とを一つの部材で兼用させたものであり、耐火材
である耐火パネル支持具50は、前記各実施例のパネル支
持具5の断面形状と同一の断面形状とされているが、妻
側間にわたって連続して形成されている。そして、この
耐火パネル支持具50は、高温における強度が従来の一般
構造用鋼材と比較して高く、長期許容耐力を有する建築
構造用耐火鋼材(FR鋼)が使用されており、このFR
鋼を耐火塗料で被覆して形成されている。このような本
実施例では、前記各実施例と同様の効果の他、パネル支
持具と耐火材とを一つの部材で兼用させてあるので、構
造が簡単となり、取付け作業も容易であるという効果を
付加できる。
裏面に耐火面材23が貼付けられているものとしたが、本
発明は、耐火面材23が貼付けられていない屋根パネルに
も利用できるものである。その場合、屋根パネルの登り
梁21と屋根材22とに当接する各実施例における外壁10、
耐火材31、軟質の耐火材40および耐火パネル支持具50の
上面は、登り梁21と屋根材22とに当接可能に、凹凸形状
に形成すればよい。
および形状等は、本発明の目的を達成できる範囲であれ
ば他の構造等でもよい。
界壁構造によれば、加工が容易であるとともに、火災時
でも小屋裏内の火が外部に噴き出さず、また外部からの
火が小屋裏内に侵入しないという効果がある。
成された小屋裏を含むユニット式建物を示す全体正面図
である。
部を示し、図1におけるA部詳細図である。
る。
部を示し、図1におけるA部詳細図である。
部を示し、図1におけるA部詳細図である。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 建物ユニットとこの建物ユニットの上に
取り付けられた屋根パネルとの空間が小屋裏とされると
ともに、この小屋裏が界壁パネルによって仕切られた小
屋裏界壁構造において、前記建物ユニットの上面を第1
の耐火面材で覆い、前記屋根パネルの少なくとも裏面に
第2の耐火面材を貼付け、前記建物ユニットの外壁と屋
根パネルの裏面との隙間を第3の耐火材で塞ぎ、前記小
屋裏をこれら耐火材および耐火面材で囲んで耐火空間と
したことを特徴とする小屋裏界壁構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の小屋裏界壁構造におい
て、前記屋根パネルは複数の芯材を備え、かつ、これら
の芯材を挟んで表面には耐火屋根材が、裏面には耐火面
材がそれぞれ貼付けられていることを特徴とする小屋裏
界壁構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08071193A JP3209822B2 (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 小屋裏界壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08071193A JP3209822B2 (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 小屋裏界壁構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294175A true JPH06294175A (ja) | 1994-10-21 |
| JP3209822B2 JP3209822B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=13725927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08071193A Expired - Fee Related JP3209822B2 (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | 小屋裏界壁構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3209822B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015113676A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | 倉敷紡績株式会社 | 不燃換気材 |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP08071193A patent/JP3209822B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015113676A (ja) * | 2013-12-13 | 2015-06-22 | 倉敷紡績株式会社 | 不燃換気材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3209822B2 (ja) | 2001-09-17 |
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