JPH06294313A - 排気ガス浄化用トラップ - Google Patents
排気ガス浄化用トラップInfo
- Publication number
- JPH06294313A JPH06294313A JP5058837A JP5883793A JPH06294313A JP H06294313 A JPH06294313 A JP H06294313A JP 5058837 A JP5058837 A JP 5058837A JP 5883793 A JP5883793 A JP 5883793A JP H06294313 A JPH06294313 A JP H06294313A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- porous body
- filter
- exhaust gas
- trap
- ceramic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims abstract description 44
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 38
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 32
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 17
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims description 5
- 238000011049 filling Methods 0.000 claims description 3
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 3
- 238000000746 purification Methods 0.000 claims 3
- 239000003870 refractory metal Substances 0.000 claims 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims 1
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 abstract 1
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 description 42
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 description 41
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 8
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 229910052878 cordierite Inorganic materials 0.000 description 6
- JSKIRARMQDRGJZ-UHFFFAOYSA-N dimagnesium dioxido-bis[(1-oxido-3-oxo-2,4,6,8,9-pentaoxa-1,3-disila-5,7-dialuminabicyclo[3.3.1]nonan-7-yl)oxy]silane Chemical compound [Mg++].[Mg++].[O-][Si]([O-])(O[Al]1O[Al]2O[Si](=O)O[Si]([O-])(O1)O2)O[Al]1O[Al]2O[Si](=O)O[Si]([O-])(O1)O2 JSKIRARMQDRGJZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 5
- 229910004298 SiO 2 Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 3
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 230000008646 thermal stress Effects 0.000 description 2
- 229910018072 Al 2 O 3 Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000003915 air pollution Methods 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 230000003749 cleanliness Effects 0.000 description 1
- 238000013329 compounding Methods 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 238000000748 compression moulding Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000009826 distribution Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229910001120 nichrome Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 230000003252 repetitive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 238000004227 thermal cracking Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ディーゼルエンジンから排出される排気ガス
中の有害成分を、高い捕集効率で、短時間で圧損が上昇
せず、低出力で再生可能なトラップにより完全に除去す
る。 【構成】 トラップ容器13内に円筒状のフィルタ11
と一体に組込んだヒータ12から成るフィルタエレメン
ト10を複数本設ける。フィルタ11は3層構造から成
り、内層11Aと外層11Cは三次元鋼状構造多孔体の
円筒状成形体である。中間層11Bはフェルト状セラミ
ックス多孔体から成る。
中の有害成分を、高い捕集効率で、短時間で圧損が上昇
せず、低出力で再生可能なトラップにより完全に除去す
る。 【構成】 トラップ容器13内に円筒状のフィルタ11
と一体に組込んだヒータ12から成るフィルタエレメン
ト10を複数本設ける。フィルタ11は3層構造から成
り、内層11Aと外層11Cは三次元鋼状構造多孔体の
円筒状成形体である。中間層11Bはフェルト状セラミ
ックス多孔体から成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンの排
気ガス中のカーボン等のパティキュレート(微粒子)を
捕集・除去するための排気ガス浄化用トラップに関す
る。
気ガス中のカーボン等のパティキュレート(微粒子)を
捕集・除去するための排気ガス浄化用トラップに関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の排気ガスは、大気汚染の大きな
原因の一つで、排気ガスに含まれる有害成分を除去する
技術は極めて重要である。特に、ディーゼルエンジン車
においては、主にNOxとカーボンを主体とするパティ
キュレート(微粒子)の除去が重要な課題である。
原因の一つで、排気ガスに含まれる有害成分を除去する
技術は極めて重要である。特に、ディーゼルエンジン車
においては、主にNOxとカーボンを主体とするパティ
キュレート(微粒子)の除去が重要な課題である。
【0003】これらの有害成分を除去するために、EG
Rをかけたり、燃料噴射系の改善や燃焼室形状の改善を
行ったりといったエンジン側での改善も行われている
が、抜本的な決め手がなく、特開昭58−51235号
公報等では排気通路に設置したフィルタによってパティ
キュレートを捕集除去することが提案されており、この
後処理法が現在では最も実用的であると考えられてい
る。
Rをかけたり、燃料噴射系の改善や燃焼室形状の改善を
行ったりといったエンジン側での改善も行われている
が、抜本的な決め手がなく、特開昭58−51235号
公報等では排気通路に設置したフィルタによってパティ
キュレートを捕集除去することが提案されており、この
後処理法が現在では最も実用的であると考えられてい
る。
【0004】かかる後処理法では、ディーゼルエンジン
排気に含まれるパティキュレートを捕集するためのトラ
ップとしては、使用される条件から次のような性能を満
足する必要がある。
排気に含まれるパティキュレートを捕集するためのトラ
ップとしては、使用される条件から次のような性能を満
足する必要がある。
【0005】まず第1に、通過排気ガスの清浄度を満足
させるだけのパティキュレートの捕集効率をもっている
ことが必要である。パティキュレート排出量は、ディー
ゼルエンジンの排気量や負荷等により変化するが、一般
にはディーゼルエンジンからの排出量の平均60%以上
を捕集できることが必要である。
させるだけのパティキュレートの捕集効率をもっている
ことが必要である。パティキュレート排出量は、ディー
ゼルエンジンの排気量や負荷等により変化するが、一般
にはディーゼルエンジンからの排出量の平均60%以上
を捕集できることが必要である。
【0006】第2には、排気ガスに対する圧損が小さい
ことが必要である。パティキュレートが捕集されるに従
って、トラップをエンジン排気が通過するときの圧損が
大きくなって、エンジンに背圧がかかり悪影響をもたら
す。このため、通常捕集後の圧力損失を30KPa以下
に抑える必要があるといわれている。したがって、トラ
ップに一定量以上のパティキュレートが捕集されると、
定期的に捕集物の除去再生を行い、初期の圧損状態まで
回復してやる必要がある。パティキュレート捕集量に対
する圧力損失の上昇割合が大きいと、この除去再生操作
の頻度が多くなり実用的でない。したがって、トラップ
は初期圧力損失が小さいことはもちろん、排気ガスを通
過させパティキュレートが捕集されても圧力損失が上が
りにくいことが必要とされる。
ことが必要である。パティキュレートが捕集されるに従
って、トラップをエンジン排気が通過するときの圧損が
大きくなって、エンジンに背圧がかかり悪影響をもたら
す。このため、通常捕集後の圧力損失を30KPa以下
に抑える必要があるといわれている。したがって、トラ
ップに一定量以上のパティキュレートが捕集されると、
定期的に捕集物の除去再生を行い、初期の圧損状態まで
回復してやる必要がある。パティキュレート捕集量に対
する圧力損失の上昇割合が大きいと、この除去再生操作
の頻度が多くなり実用的でない。したがって、トラップ
は初期圧力損失が小さいことはもちろん、排気ガスを通
過させパティキュレートが捕集されても圧力損失が上が
りにくいことが必要とされる。
【0007】第3には、上述の繰り返し行われる除去再
生処理が簡便に、かつなるべく低エネルギで完全にでき
ることが必要となる。パティキュレートの除去再生方法
としては、軽油バーナーを利用した方法なども検討され
ているが、安全性や制御のしやすさ車への搭載性といっ
た点を考慮すると、電気ヒータを用いた方法が最も有望
であると言われている。しかし電気ヒータ再生の場合、
車に搭載されるバッテリーやオイルネーターなどに過度
の負担をかけないよう、できるだけ低い電力で再生でき
るようにする必要がある。
生処理が簡便に、かつなるべく低エネルギで完全にでき
ることが必要となる。パティキュレートの除去再生方法
としては、軽油バーナーを利用した方法なども検討され
ているが、安全性や制御のしやすさ車への搭載性といっ
た点を考慮すると、電気ヒータを用いた方法が最も有望
であると言われている。しかし電気ヒータ再生の場合、
車に搭載されるバッテリーやオイルネーターなどに過度
の負担をかけないよう、できるだけ低い電力で再生でき
るようにする必要がある。
【0008】上記の要件を満足するフィルタエレメント
としては、従来コーディエライトセラミックスのウォー
ルフロー式のハニカム状多孔体が最も実用に近いと考え
られてきた。この方式では、パティキュレートが局所に
たまりやすく、またコーディエライトセラミックスは熱
伝導率が小さいため、再生時にヒートスポットができや
すく、フィルタが溶損したり、熱応力によってクラック
を生じたりすることがあり、信頼性が確保できなかっ
た。そこで、現在では再生時にクラック等の発生がなく
信頼性の高い金属製フィルタエレメントやセラミックフ
ァイバをキャンドル状に形成したフィルタエレメントが
注目されている。
としては、従来コーディエライトセラミックスのウォー
ルフロー式のハニカム状多孔体が最も実用に近いと考え
られてきた。この方式では、パティキュレートが局所に
たまりやすく、またコーディエライトセラミックスは熱
伝導率が小さいため、再生時にヒートスポットができや
すく、フィルタが溶損したり、熱応力によってクラック
を生じたりすることがあり、信頼性が確保できなかっ
た。そこで、現在では再生時にクラック等の発生がなく
信頼性の高い金属製フィルタエレメントやセラミックフ
ァイバをキャンドル状に形成したフィルタエレメントが
注目されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た金属製フィルタエレメントやセラミックファイバフィ
ルタエレメントは、その構造上コーディエライトセラミ
ックスのウォールフローフィルタほど排気ガスの流入表
面積を大きくとることができない。そのため、高い捕集
効率を得るようにフィルタ設計を行うと、パティキュレ
ートがフィルタ表面ばかりに捕集されて目詰まりをおこ
し、その結果圧損が急激に上昇しフィルタ再生間隔が短
いという問題があった。
た金属製フィルタエレメントやセラミックファイバフィ
ルタエレメントは、その構造上コーディエライトセラミ
ックスのウォールフローフィルタほど排気ガスの流入表
面積を大きくとることができない。そのため、高い捕集
効率を得るようにフィルタ設計を行うと、パティキュレ
ートがフィルタ表面ばかりに捕集されて目詰まりをおこ
し、その結果圧損が急激に上昇しフィルタ再生間隔が短
いという問題があった。
【0010】また、コーディエライトセラミックスのウ
ォールフローフィルタにおいては、パティキュレートの
燃焼時の自己発熱を利用した燃焼伝播によって少ない電
力量で効率よく再生を行う事ができるのに対し、金属製
フィルタエレメントやセラミックファイバフィルタエレ
メントはコーディエライトセラミックスのウォールフロ
ーフィルタほど多量にパティキュレートを捕集できず、
パティキュレートの燃焼熱が小さいため、電気ヒータか
ら発生される熱のみで再生を行わなければならない。そ
の結果、再生電力量が大きくなりすぎるという問題があ
った。
ォールフローフィルタにおいては、パティキュレートの
燃焼時の自己発熱を利用した燃焼伝播によって少ない電
力量で効率よく再生を行う事ができるのに対し、金属製
フィルタエレメントやセラミックファイバフィルタエレ
メントはコーディエライトセラミックスのウォールフロ
ーフィルタほど多量にパティキュレートを捕集できず、
パティキュレートの燃焼熱が小さいため、電気ヒータか
ら発生される熱のみで再生を行わなければならない。そ
の結果、再生電力量が大きくなりすぎるという問題があ
った。
【0011】本発明は、上述した従来のフィルタエレメ
ントの問題点に留意して、高い捕集効率と捕集にともな
い短時間で圧損が急激に上昇しない性能を維持したまま
高熱効率で、すなわち低出力で短時間で再生が可能な、
ヒータを組み込んだ金属製フィルタエレメントやセラミ
ックファイバフィルタエレメントからなるディーゼルエ
ンジン用排気ガス浄化用トラップを提供することを課題
とする。
ントの問題点に留意して、高い捕集効率と捕集にともな
い短時間で圧損が急激に上昇しない性能を維持したまま
高熱効率で、すなわち低出力で短時間で再生が可能な、
ヒータを組み込んだ金属製フィルタエレメントやセラミ
ックファイバフィルタエレメントからなるディーゼルエ
ンジン用排気ガス浄化用トラップを提供することを課題
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する手段
としてこの発明は、フィルタにヒータを一体に組込んだ
フィルタエレメントを排気系に設置されるフィルタ容器
内に装着し、前記フィルタを耐熱金属多孔体とセラミッ
ク多孔体の積層構造体から構成して成る排気ガス浄化用
トラップとしたのである。
としてこの発明は、フィルタにヒータを一体に組込んだ
フィルタエレメントを排気系に設置されるフィルタ容器
内に装着し、前記フィルタを耐熱金属多孔体とセラミッ
ク多孔体の積層構造体から構成して成る排気ガス浄化用
トラップとしたのである。
【0013】この場合、ヒータが絶縁被覆を有してお
り、絶縁被覆表面の少なくとも一部がフィルタエレメン
トの耐熱金属多孔体部分に接触しているようにすること
ができる。
り、絶縁被覆表面の少なくとも一部がフィルタエレメン
トの耐熱金属多孔体部分に接触しているようにすること
ができる。
【0014】又、上記いずれかのトラップで、セラミッ
ク多孔体がセラミックの長繊維を隙間をもって巻き付け
た構造体または、セラミック短繊維のフェルト状成形体
であるようにしてもよい。その際、フィルタエレメント
がセラミック多孔体を内外周から耐熱金属多孔体で挾み
込まれ固定された構造体であるようにすることもでき
る。
ク多孔体がセラミックの長繊維を隙間をもって巻き付け
た構造体または、セラミック短繊維のフェルト状成形体
であるようにしてもよい。その際、フィルタエレメント
がセラミック多孔体を内外周から耐熱金属多孔体で挾み
込まれ固定された構造体であるようにすることもでき
る。
【0015】さらに、上記第一又は第二の発明におい
て、フィルタエレメントが、耐熱金属多孔体の外周にセ
ラミック長繊維を多孔質構造となるように巻き付けた構
造体であるようにしてもよい。
て、フィルタエレメントが、耐熱金属多孔体の外周にセ
ラミック長繊維を多孔質構造となるように巻き付けた構
造体であるようにしてもよい。
【0016】いずれの場合も、耐熱金属多孔体が耐熱金
属からなる三次元網状構造多孔体であるようにするのが
好ましい。その際、耐熱金属多孔体が耐熱金属からなる
三次元網状構造多孔体の孔内に金属粉末、繊維もしくは
セラミック繊維を充填して、孔径を調整したものである
ようにするのがよい。
属からなる三次元網状構造多孔体であるようにするのが
好ましい。その際、耐熱金属多孔体が耐熱金属からなる
三次元網状構造多孔体の孔内に金属粉末、繊維もしくは
セラミック繊維を充填して、孔径を調整したものである
ようにするのがよい。
【0017】
【作用】以上の構成とした本発明のトラップに至る過程
として、電気ヒータ再生装置をもったフィルタにおいて
は、再生時にはヒータに電流を流して加熱すると、それ
にともなってフィルタおよびその孔部に捕集されたパテ
ィキュレートが加熱される。パティキュレートは発火点
に達すると、燃焼し再生が始まる。低電力での再生の要
求から、一般的には5〜10分で再生が完了する必要が
ある。ヒータによって加熱されたフィルタ各部は徐々に
昇温され、最終的にはフィルタ各部からの放熱とバラン
スがとれ一定温度に達する。しかし、上述のように5〜
10分で再生が完了しなければならないと言うことは、
フィルタ各部の温度が定常状態に達する前に再生が完了
することを意味する。すなわち、昇温過程でいかに必要
な部分以外への伝熱を抑えるかが、短時間再生達成のポ
イントになる。上述の観点から、フィルタエレメントの
構造を見直した結果本発明に至ったのであるが、以下そ
の作用について説明する。
として、電気ヒータ再生装置をもったフィルタにおいて
は、再生時にはヒータに電流を流して加熱すると、それ
にともなってフィルタおよびその孔部に捕集されたパテ
ィキュレートが加熱される。パティキュレートは発火点
に達すると、燃焼し再生が始まる。低電力での再生の要
求から、一般的には5〜10分で再生が完了する必要が
ある。ヒータによって加熱されたフィルタ各部は徐々に
昇温され、最終的にはフィルタ各部からの放熱とバラン
スがとれ一定温度に達する。しかし、上述のように5〜
10分で再生が完了しなければならないと言うことは、
フィルタ各部の温度が定常状態に達する前に再生が完了
することを意味する。すなわち、昇温過程でいかに必要
な部分以外への伝熱を抑えるかが、短時間再生達成のポ
イントになる。上述の観点から、フィルタエレメントの
構造を見直した結果本発明に至ったのであるが、以下そ
の作用について説明する。
【0018】第一の発明における金属多孔体は熱伝導率
が高いため、フィルタ各部での温度分布が生じにくく、
早い時期にフィルタ全面から再生が始まる。しかし、熱
伝導率が高いことは、本来昇温されなければならないフ
ィルタ部分以外にも、熱エネルギが逃げてしまうことに
もつながり、結果的に堆積パティキュレートの燃焼完了
が遅くなる。しかし、金属多孔体に低熱伝導率のセラミ
ック多孔体を積層複合することにより、パティキュレー
トの大部分が堆積している金属多孔体部分は熱伝導率が
高いため昇温速度を速められ、パティキュレートが殆ど
堆積していないセラミック多孔体部分は昇温を遅らせ必
要以上に加熱しないですませることができる。すなわ
ち、再生のための電気エネルギを有効に使うことができ
る。
が高いため、フィルタ各部での温度分布が生じにくく、
早い時期にフィルタ全面から再生が始まる。しかし、熱
伝導率が高いことは、本来昇温されなければならないフ
ィルタ部分以外にも、熱エネルギが逃げてしまうことに
もつながり、結果的に堆積パティキュレートの燃焼完了
が遅くなる。しかし、金属多孔体に低熱伝導率のセラミ
ック多孔体を積層複合することにより、パティキュレー
トの大部分が堆積している金属多孔体部分は熱伝導率が
高いため昇温速度を速められ、パティキュレートが殆ど
堆積していないセラミック多孔体部分は昇温を遅らせ必
要以上に加熱しないですませることができる。すなわ
ち、再生のための電気エネルギを有効に使うことができ
る。
【0019】以上の機能を充分に発揮するために第二の
発明で限定しているように、上記積層構造フィルタの金
属多孔体部分とヒータとができるだけ熱抵抗の小さい状
態で接触していることが肝要である。この場合、一般に
金属多孔体は導電性があるので、ヒータは少なくとも金
属多孔体との接触部分が絶縁被覆を有していることが必
要である。
発明で限定しているように、上記積層構造フィルタの金
属多孔体部分とヒータとができるだけ熱抵抗の小さい状
態で接触していることが肝要である。この場合、一般に
金属多孔体は導電性があるので、ヒータは少なくとも金
属多孔体との接触部分が絶縁被覆を有していることが必
要である。
【0020】また、第三の発明のように、上記積層構造
体をフィルタとして用いた場合、セラミック多孔体部分
にはなるべく伝熱量が少なくなるのが好ましいから、セ
ラミック多孔体部分で温度勾配が生ずることは避けられ
ない。したがって、用いるセラミック多孔体としては、
熱応力が生じにくい構造を持つものが好ましい。このよ
うなセラミック多孔体としては、セラミックの長繊維を
隙間を持って巻き付けた構造体や、セラミック短繊維を
フェルト状に成形したものがある。これらのセラミック
多孔体はしっかりとした保形性を有しておらず、したが
って熱膨張を容易に歪で緩和でき熱亀裂を生じる心配が
ない。
体をフィルタとして用いた場合、セラミック多孔体部分
にはなるべく伝熱量が少なくなるのが好ましいから、セ
ラミック多孔体部分で温度勾配が生ずることは避けられ
ない。したがって、用いるセラミック多孔体としては、
熱応力が生じにくい構造を持つものが好ましい。このよ
うなセラミック多孔体としては、セラミックの長繊維を
隙間を持って巻き付けた構造体や、セラミック短繊維を
フェルト状に成形したものがある。これらのセラミック
多孔体はしっかりとした保形性を有しておらず、したが
って熱膨張を容易に歪で緩和でき熱亀裂を生じる心配が
ない。
【0021】また、第四の発明のように、セラミック多
孔体が上述のセラミック長繊維の巻き付け構造体や、セ
ラミック短繊維のフェルトのように保形性がない場合に
は、金属多孔体と一体化するために、セラミック多孔体
を金属多孔体で挾み込み固定することは、フィルタとし
て安定した性能を長期間にわたって維持するために有用
な方法である。
孔体が上述のセラミック長繊維の巻き付け構造体や、セ
ラミック短繊維のフェルトのように保形性がない場合に
は、金属多孔体と一体化するために、セラミック多孔体
を金属多孔体で挾み込み固定することは、フィルタとし
て安定した性能を長期間にわたって維持するために有用
な方法である。
【0022】さらに第五の発明のように、セラミック多
孔体がセラミック長繊維の巻き付け構造体の場合、金属
多孔体の外周にセラミック長繊維を多孔質構造となるよ
うに巻き付けることによっても一体となった保形性を有
するフィルタが形成できる。
孔体がセラミック長繊維の巻き付け構造体の場合、金属
多孔体の外周にセラミック長繊維を多孔質構造となるよ
うに巻き付けることによっても一体となった保形性を有
するフィルタが形成できる。
【0023】第六の発明では、用いる金属多孔体として
は、パティキュレート捕集効率が高く、かつ捕集にとも
なう圧損の上昇が小さいものが好ましい。この観点か
ら、連通気孔を有する耐熱金属からなる三次元網状構造
多孔体は優れた特性を持っている。三次元網状構造多孔
体の一例は、図5に示すように、ポケット状の連通気孔
1が骨格2に囲まれた構造をした多孔体である。三次元
網状構造多孔体の別の例は、図6に示すように、繊維状
の骨格3が三次元的に絡み合って連通気孔4を形成した
多孔体である。これらの多孔体は多孔率が高いため、ガ
ス流動抵抗が極めて小さく、また、骨格が三次元的にネ
ットワークを組んでいるためパティキュレートの捕集性
能が優れている。
は、パティキュレート捕集効率が高く、かつ捕集にとも
なう圧損の上昇が小さいものが好ましい。この観点か
ら、連通気孔を有する耐熱金属からなる三次元網状構造
多孔体は優れた特性を持っている。三次元網状構造多孔
体の一例は、図5に示すように、ポケット状の連通気孔
1が骨格2に囲まれた構造をした多孔体である。三次元
網状構造多孔体の別の例は、図6に示すように、繊維状
の骨格3が三次元的に絡み合って連通気孔4を形成した
多孔体である。これらの多孔体は多孔率が高いため、ガ
ス流動抵抗が極めて小さく、また、骨格が三次元的にネ
ットワークを組んでいるためパティキュレートの捕集性
能が優れている。
【0024】また、この三次元網状構造多孔体はかさ密
度が小さく、熱容量が小さいという点でも再生電力を小
さくする上で有効である。さらに、この三次元網状構造
多孔体は成形加工性に優れているため、圧縮加工等によ
って孔径を自由にコントロールできる。
度が小さく、熱容量が小さいという点でも再生電力を小
さくする上で有効である。さらに、この三次元網状構造
多孔体は成形加工性に優れているため、圧縮加工等によ
って孔径を自由にコントロールできる。
【0025】また、第七の発明のように三次元網状構造
多孔体の孔内に金属粉末、繊維やセラミック繊維等の充
填物を適度に充填して、孔径をコントロールすることに
より、捕集性能の最適化を図ることも容易にできる。
多孔体の孔内に金属粉末、繊維やセラミック繊維等の充
填物を適度に充填して、孔径をコントロールすることに
より、捕集性能の最適化を図ることも容易にできる。
【0026】
【実施例】以下この発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 実施例1 図1はこの実施例のディーゼルエンジン排気ガス浄化用
トラップの縦断面図である。フィルタエレメント10
は、円筒状のフィルタ11と一体に組み込まれたヒータ
12とからなる。このフィルタエレメント10はトラッ
プ容器13中に7本装着された。本実施例の場合、排気
ガスは円筒状フィルタ11の内面から供給され、パティ
キュレートを取り除かれた後外面から排出される。
て説明する。 実施例1 図1はこの実施例のディーゼルエンジン排気ガス浄化用
トラップの縦断面図である。フィルタエレメント10
は、円筒状のフィルタ11と一体に組み込まれたヒータ
12とからなる。このフィルタエレメント10はトラッ
プ容器13中に7本装着された。本実施例の場合、排気
ガスは円筒状フィルタ11の内面から供給され、パティ
キュレートを取り除かれた後外面から排出される。
【0027】図2の(a)は、フィルタ11の断面図を
示す。フィルタ11は外径48mm、内径28mm、長
さ190mmで3層構造をしており、内層11AはNi
CrAl製三次元網状構造多孔体(住友電気工業製、商
品名「セルメット」、平均孔径400μm)で、厚さ5
mmの円筒状成形体からなる。中間層11Bは、Al2
O3 −SiO2 の短繊維からなる厚さ3mmのフェルト
状カラミック多孔体(イソライト工業製、商品名カオウ
ールフェルト、繊維径2.5μm)からなる。
示す。フィルタ11は外径48mm、内径28mm、長
さ190mmで3層構造をしており、内層11AはNi
CrAl製三次元網状構造多孔体(住友電気工業製、商
品名「セルメット」、平均孔径400μm)で、厚さ5
mmの円筒状成形体からなる。中間層11Bは、Al2
O3 −SiO2 の短繊維からなる厚さ3mmのフェルト
状カラミック多孔体(イソライト工業製、商品名カオウ
ールフェルト、繊維径2.5μm)からなる。
【0028】外層11Cは内層と同様NiCrAl製三
次元網状構造多孔体(平均孔径400μm)を板厚方向
に1/3に圧縮成形した厚さ2mmの円筒体からなる。
次元網状構造多孔体(平均孔径400μm)を板厚方向
に1/3に圧縮成形した厚さ2mmの円筒体からなる。
【0029】ヒータ12は12V、50WのNiCrヒ
ータをもつ外径4mmのシースヒータをフィルタ1本当
たり4本組み込んだ。なお、ヒータのシース外表面はフ
ィルタの内層部と中間層部に接触し、外層部には接触し
ないように装着した。
ータをもつ外径4mmのシースヒータをフィルタ1本当
たり4本組み込んだ。なお、ヒータのシース外表面はフ
ィルタの内層部と中間層部に接触し、外層部には接触し
ないように装着した。
【0030】上記構成のトラップを図3に示した評価装
置に装着し、3/4負荷、1600rpmの定負荷定速
運転で2時間捕集を行った。その後、切替バルブにより
排気ガスの大部分をバイパスに流した状態で、組み込ん
だヒータに通電し再生を行った。
置に装着し、3/4負荷、1600rpmの定負荷定速
運転で2時間捕集を行った。その後、切替バルブにより
排気ガスの大部分をバイパスに流した状態で、組み込ん
だヒータに通電し再生を行った。
【0031】図示の評価装置の大略は次の通りである。
3400cc、4気筒の直噴式のディーゼルエンジンを
持つ自動車20をシャーシダイナモメータ21に設置
し、排気管にトラップ22を取り付けた。トラップ部に
はバイパス回路23と切替バルブ24が設けてある。ト
ラップを通過した排気ガスはダイリューショントンネル
25に導かれる。ダイリューショントンネルには、フィ
ルタ式のパティキュレート濃度測定器26が設置されて
おり、排気中のパティキュレート濃度が計測される。
3400cc、4気筒の直噴式のディーゼルエンジンを
持つ自動車20をシャーシダイナモメータ21に設置
し、排気管にトラップ22を取り付けた。トラップ部に
はバイパス回路23と切替バルブ24が設けてある。ト
ラップを通過した排気ガスはダイリューショントンネル
25に導かれる。ダイリューショントンネルには、フィ
ルタ式のパティキュレート濃度測定器26が設置されて
おり、排気中のパティキュレート濃度が計測される。
【0032】以上のような評価装置でこの実施例1のト
ラップの浄化作用を測定した結果は次の通りであった。
このフィルタの初期圧損は120mmAqであり、2時
間捕集時に捕集効率は75%、フィルタ部の圧損は31
50mmAqであった。再生開始後6分30秒で圧損は
150mmAqまで回復した。なお、再生開始時のフィ
ルタ部の通過排気ガス量は11l/minであり、再生
終了時で32l/minであった。
ラップの浄化作用を測定した結果は次の通りであった。
このフィルタの初期圧損は120mmAqであり、2時
間捕集時に捕集効率は75%、フィルタ部の圧損は31
50mmAqであった。再生開始後6分30秒で圧損は
150mmAqまで回復した。なお、再生開始時のフィ
ルタ部の通過排気ガス量は11l/minであり、再生
終了時で32l/minであった。
【0033】以上の測定結果から、実施例1のフィルタ
エレメントの浄化作用が極めて優れたものであることが
分るが、さらに測定結果を従来例のものと比較するため
次のような比較例を作成し比較を試みた。
エレメントの浄化作用が極めて優れたものであることが
分るが、さらに測定結果を従来例のものと比較するため
次のような比較例を作成し比較を試みた。
【0034】比較例1 比較例としてコーディエライトウォールフロータイプの
セラミックフィルタを用いたトラップを評価した。フィ
ルタエレメント110としては図2の(b)に示す構成
とし、日本碍子製DHC−221(セル数200セル/
平方インチ、肉厚12ミル、平均孔径13μm、多孔率
50%)を用いた。ヒータは12V、1500Wの渦巻
状ニクロムヒータをフィルタ前面に接触させて装着し
た。
セラミックフィルタを用いたトラップを評価した。フィ
ルタエレメント110としては図2の(b)に示す構成
とし、日本碍子製DHC−221(セル数200セル/
平方インチ、肉厚12ミル、平均孔径13μm、多孔率
50%)を用いた。ヒータは12V、1500Wの渦巻
状ニクロムヒータをフィルタ前面に接触させて装着し
た。
【0035】このトラップを実施例1と同様、図3に示
した評価装置に装着し、3/4負荷、1600rpmの
定負荷定速運転で2時間捕集を行った。その後、切替バ
ルブにより排気ガスの大部分をバイパスに流した状態
で、組み込んだヒータに通電し再生を行った。
した評価装置に装着し、3/4負荷、1600rpmの
定負荷定速運転で2時間捕集を行った。その後、切替バ
ルブにより排気ガスの大部分をバイパスに流した状態
で、組み込んだヒータに通電し再生を行った。
【0036】このフィルタの初期圧損は1200mmA
qであり、2時間捕集時に捕集効率は78%、フィルタ
部の圧損は2200mmAqであった。再生用ヒータ通
電後3分間は再生が進行したが、その後再生がストップ
した。その時点で圧損は1200mmAqまでしか回復
していなかった。評価終了後フィルタを切断して調査し
たところ、ハニカム状の孔内に燃え残りのパティキュレ
ートが認められ、堆積パティキュレート量が少なかった
ため、伝播燃焼が途中で停止してしまったものと考えら
れる。
qであり、2時間捕集時に捕集効率は78%、フィルタ
部の圧損は2200mmAqであった。再生用ヒータ通
電後3分間は再生が進行したが、その後再生がストップ
した。その時点で圧損は1200mmAqまでしか回復
していなかった。評価終了後フィルタを切断して調査し
たところ、ハニカム状の孔内に燃え残りのパティキュレ
ートが認められ、堆積パティキュレート量が少なかった
ため、伝播燃焼が途中で停止してしまったものと考えら
れる。
【0037】そこで、同一のトラップで、同一条件で捕
集時間を8時間に延長して評価を行った。
集時間を8時間に延長して評価を行った。
【0038】8時間捕集時に捕集効率は81%、フィル
タ部の圧損は3150mmAqであった。6分間通電し
再生を行った後圧損は950mmAqまで低下した。な
お、再生開始時のフィルタ部の通過排気ガス量は12l
/minであり、再生終了時で33l/minであっ
た。評価終了後フィルタを切断して調査したところ、フ
ィルタエレメントが大きく割れていることが判明した。
再生後の圧損捕集前の圧損値より小さかった原因と考え
られる。
タ部の圧損は3150mmAqであった。6分間通電し
再生を行った後圧損は950mmAqまで低下した。な
お、再生開始時のフィルタ部の通過排気ガス量は12l
/minであり、再生終了時で33l/minであっ
た。評価終了後フィルタを切断して調査したところ、フ
ィルタエレメントが大きく割れていることが判明した。
再生後の圧損捕集前の圧損値より小さかった原因と考え
られる。
【0039】さらに、もう1つの比較例として次の測定
を試みた。
を試みた。
【0040】比較例2 比較例として図2の(b)と同様な構成の金属多孔体の
みからなるフィルタエレメントを用いたトラップで評価
を行った。金属多孔体としてはNiCrAl製三次元網
状構造多孔体(平均孔径400μmを厚さ方向に1/3
に圧縮したもの)の円筒状成形体(外径48mm、内径
28mm、長さ190mm)を用いた。
みからなるフィルタエレメントを用いたトラップで評価
を行った。金属多孔体としてはNiCrAl製三次元網
状構造多孔体(平均孔径400μmを厚さ方向に1/3
に圧縮したもの)の円筒状成形体(外径48mm、内径
28mm、長さ190mm)を用いた。
【0041】実施例1と同一条件で評価を行った。
【0042】このフィルタの初期圧損は120mmAq
であり、2時間捕集時に捕集効率は68%、フィルタ部
の圧損は2950mmAqであった。再生によって圧損
が捕集前のレベルまで回復するのに11分かかり、その
時の圧損は130mmAqであった。なお、再生開始時
のフィルタ部の通過排気ガス量は12l/minであ
り、再生終了時で35l/minであった。
であり、2時間捕集時に捕集効率は68%、フィルタ部
の圧損は2950mmAqであった。再生によって圧損
が捕集前のレベルまで回復するのに11分かかり、その
時の圧損は130mmAqであった。なお、再生開始時
のフィルタ部の通過排気ガス量は12l/minであ
り、再生終了時で35l/minであった。
【0043】上述のように本比較例のトラップは本発明
のトラップに比べて、再生に必要な電力が約80%余分
に必要な事がわかった。
のトラップに比べて、再生に必要な電力が約80%余分
に必要な事がわかった。
【0044】実施例2 実施例1と同様の三層構造で中間層のセラミック多孔体
部分をAl2 O3 −B2 O3 −SiO2 製の長繊維(ス
リーエム社製、商品名「ネクステル」、繊維径約10μ
m)を巻き付けた多孔体としたフィルタエレメントを用
いた。その他の部分は実施例1と同一のものを用いた。
また、実施例1と同一条件で評価を行った。
部分をAl2 O3 −B2 O3 −SiO2 製の長繊維(ス
リーエム社製、商品名「ネクステル」、繊維径約10μ
m)を巻き付けた多孔体としたフィルタエレメントを用
いた。その他の部分は実施例1と同一のものを用いた。
また、実施例1と同一条件で評価を行った。
【0045】このフィルタの初期圧損は105mmAq
であり、2時間捕集時に捕集効率は71%、フィルタ部
の圧損は2960mmAqであった。再生開始後6分3
0秒で圧損は110mmAqまで回復した。なお、再生
開始時のフィルタ部の通過排気ガス量は12l/min
であり、再生終了時で35l/minであった。
であり、2時間捕集時に捕集効率は71%、フィルタ部
の圧損は2960mmAqであった。再生開始後6分3
0秒で圧損は110mmAqまで回復した。なお、再生
開始時のフィルタ部の通過排気ガス量は12l/min
であり、再生終了時で35l/minであった。
【0046】実施例3 実施例1と同様の三層構造でセラミック多孔体部分をス
テンレス鋼の短繊維を焼結したフェルト状多孔体(繊維
径25μm、繊維長約6mm、多孔率85%)を巻き付
けた多孔体としたフィルタエレメントを用いた。その他
の部分は実施例1と同一である。また、実施例1と同一
条件で評価を行った。
テンレス鋼の短繊維を焼結したフェルト状多孔体(繊維
径25μm、繊維長約6mm、多孔率85%)を巻き付
けた多孔体としたフィルタエレメントを用いた。その他
の部分は実施例1と同一である。また、実施例1と同一
条件で評価を行った。
【0047】このフィルタの初期圧損は165mmAq
であり、2時間捕集時に捕集効率は71%、フィルタ部
の圧損は3300mmAqであった。再生開始後7分で
圧損は170mmAqまで回復した。なお、再生開始時
のフィルタ部の通過排気ガス量は10l/minであ
り、再生終了時で31l/minであった。
であり、2時間捕集時に捕集効率は71%、フィルタ部
の圧損は3300mmAqであった。再生開始後7分で
圧損は170mmAqまで回復した。なお、再生開始時
のフィルタ部の通過排気ガス量は10l/minであ
り、再生終了時で31l/minであった。
【0048】実施例4 実施例1と同様の三層構造で、外層に用いる金属多孔体
としてNiCrAl製三次元網状構造多孔体(平均孔径
400μm)の孔孔にステンレス鋼の短繊維(繊維径2
0μm、繊維長0.2mm)を充填し、平均孔径を10
0μmに調整した多孔体としたフィルタエレメントを用
いた。その他の部分は実施例1と同一である。また、実
施例1と同一条件で評価を行った。
としてNiCrAl製三次元網状構造多孔体(平均孔径
400μm)の孔孔にステンレス鋼の短繊維(繊維径2
0μm、繊維長0.2mm)を充填し、平均孔径を10
0μmに調整した多孔体としたフィルタエレメントを用
いた。その他の部分は実施例1と同一である。また、実
施例1と同一条件で評価を行った。
【0049】このフィルタの初期圧損は155mmAq
であり、2時間捕集時に捕集効率は72%、フィルタ部
の圧損は3080mmAqであった。再生開始後6分3
0秒で圧損は170mmAqまで回復した。なお、再生
開始時のフィルタ部の通過排気ガス量は11l/min
であり、再生終了時で31l/minであった。
であり、2時間捕集時に捕集効率は72%、フィルタ部
の圧損は3080mmAqであった。再生開始後6分3
0秒で圧損は170mmAqまで回復した。なお、再生
開始時のフィルタ部の通過排気ガス量は11l/min
であり、再生終了時で31l/minであった。
【0050】実施例5 図4はこの実施例に用いたフィルタエレメントの断面図
を示す。フィルタ11’は外径48mm、内径32m
m、長さ190mmで2層構造をしており、内層11
A’はNiCrAl製三次元網状構造多孔体(平均孔径
400μm)で、厚さ5mmの円筒状成形体からなる。
外層11B’は内層の金属多孔体11A’の外周にAl
2 O3 −B2 O3 −SiO2 製長繊維(繊維径約10μ
m)を巻き付けることによって形成した。これを実施例
1と同一条件で評価した。
を示す。フィルタ11’は外径48mm、内径32m
m、長さ190mmで2層構造をしており、内層11
A’はNiCrAl製三次元網状構造多孔体(平均孔径
400μm)で、厚さ5mmの円筒状成形体からなる。
外層11B’は内層の金属多孔体11A’の外周にAl
2 O3 −B2 O3 −SiO2 製長繊維(繊維径約10μ
m)を巻き付けることによって形成した。これを実施例
1と同一条件で評価した。
【0051】このフィルタの初期圧損は130mmAq
であり、2時間捕集時に捕集効率は73%、フィルタ部
の圧損は2950mmAqであった。再生開始後6分3
0秒で圧損は145mmAqまで回復した。なお、再生
開始時のフィルタ部の通過排気ガス量は12l/min
であり、再生終了時で33l/minであった。
であり、2時間捕集時に捕集効率は73%、フィルタ部
の圧損は2950mmAqであった。再生開始後6分3
0秒で圧損は145mmAqまで回復した。なお、再生
開始時のフィルタ部の通過排気ガス量は12l/min
であり、再生終了時で33l/minであった。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディーゼ
ルエンジンの排気ガス浄化用トラップは、電気ヒータに
よる加熱効率が高く燃焼再生に要する電力量も少なくて
済み、したがって排気ガスの浄化処理が厳しく要求され
ており、また、バッテリーの容量も限られているディー
ゼル車に効果的に利用できる。
ルエンジンの排気ガス浄化用トラップは、電気ヒータに
よる加熱効率が高く燃焼再生に要する電力量も少なくて
済み、したがって排気ガスの浄化処理が厳しく要求され
ており、また、バッテリーの容量も限られているディー
ゼル車に効果的に利用できる。
【図1】本発明のトラップの断面図
【図2】(a)は本発明のフィルタエレメントの断面
図、(b)は比較例のフィルタエレメントの断面図
図、(b)は比較例のフィルタエレメントの断面図
【図3】捕集性能評価装置の概念図
【図4】実施例5のフィルタエレメントの断面図
【図5】三次元網状構造多孔体の拡大図
【図6】繊維状でかつ三次元網状構造多孔体の拡大図
1 三次元網状構造多孔体の連通気孔 2 三次元網状構造多孔体の骨格 3 繊維状金属多孔体の骨格 4 繊維状金属多孔体の連通気孔 10 フィルタエレメント 11 円筒状フィルタ 12 ヒータ 13 トラップ容器 11A フィルタ内層 11B フィルタ中間層 11C フィルタ外層 11A’ フィルタ内層 11B’ フィルタ外層 20 自動車 21 ダイナモメータ 22 トラップ 23 バイパス回路 24 切替バルブ 25 ダイリューショントンネル 26 パティキュレート濃度測定器
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 39/20 D 46/24 Z 7446−4D 46/42 B 7446−4D
Claims (7)
- 【請求項1】 フィルタにヒータを一体に組込んだフィ
ルタエレメントを排気系に設置されるフィルタ容器内に
装着し、前記フィルタを耐熱金属多孔体とセラミック多
孔体の積層構造体から構成して成る排気ガス浄化用トラ
ップ。 - 【請求項2】 ヒータが絶縁被覆を有しており、絶縁被
覆表面の少なくとも一部がフィルタエレメントの耐熱金
属多孔体部分に接触していることを特徴とする請求項1
に記載の排気ガス浄化用トラップ。 - 【請求項3】 セラミック多孔体がセラミックの長繊維
を隙間をもって巻き付けた構造体または、セラミック短
繊維のフェルト状成形体であることを特徴とする請求項
1または2に記載の排気ガス浄化用トラップ。 - 【請求項4】 フィルタエレメントがセラミック多孔体
を内外周から耐熱金属多孔体で挾み込まれ固定された構
造体であることを特徴とする請求項3に記載の排気ガス
浄化用トラップ。 - 【請求項5】 フィルタエレメントが、耐熱金属多孔体
の外周にセラミック長繊維を多孔質構造となるように巻
き付けた構造体であることを特徴とする請求項1または
2に記載の排気ガス浄化用トラップ。 - 【請求項6】 耐熱金属多孔体が耐熱金属からなる三次
元網状構造多孔体であることを特徴とする請求項1乃至
5のいずれかに記載の排気ガス浄化用トラップ。 - 【請求項7】 耐熱金属多孔体が耐熱金属からなる三次
元網状構造多孔体の孔内に金属粉末、繊維もしくはセラ
ミック繊維を充填して孔径を調整したものであることを
特徴とする請求項6に記載の排気ガス浄化用トラップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5058837A JPH06294313A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 排気ガス浄化用トラップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5058837A JPH06294313A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 排気ガス浄化用トラップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294313A true JPH06294313A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13095772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5058837A Pending JPH06294313A (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 排気ガス浄化用トラップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06294313A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0900922A2 (en) | 1995-05-30 | 1999-03-10 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Particulate trap for diesel engine |
| EP0957241A2 (en) | 1998-05-14 | 1999-11-17 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Particulate trap for diesel engine |
| EP1541216A4 (en) * | 2003-07-15 | 2006-07-19 | Ibiden Co Ltd | Honeycomb structure body |
| KR100885477B1 (ko) * | 2006-04-06 | 2009-02-24 | 주식회사 엘지화학 | 세라믹 파이버로 이루어진 허니컴 구조체 및 그 제조방법 |
| US7521025B2 (en) | 2003-06-10 | 2009-04-21 | Ibiden Co., Ltd. | Honeycomb structural body |
| JP2012530873A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-06 | ナムローゼ・フェンノートシャップ・ベーカート・ソシエテ・アノニム | マルチカートリッジディーゼル煤微粒子フィルタ |
| KR102387659B1 (ko) * | 2022-03-08 | 2022-04-20 | 주식회사 라온테크 | 매연 저감 장치를 구비한 발전기의 관리 시스템 |
| KR102403943B1 (ko) * | 2022-03-08 | 2022-06-02 | 주식회사 라온테크 | 발전기용 매연 저감 장치 |
| JP2024010668A (ja) * | 2022-07-12 | 2024-01-24 | 新日本空調株式会社 | 排気浄化フィルタ、排気浄化装置、および放射性粉塵の除去システム |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP5058837A patent/JPH06294313A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0900922A2 (en) | 1995-05-30 | 1999-03-10 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Particulate trap for diesel engine |
| EP0957241A2 (en) | 1998-05-14 | 1999-11-17 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Particulate trap for diesel engine |
| US7521025B2 (en) | 2003-06-10 | 2009-04-21 | Ibiden Co., Ltd. | Honeycomb structural body |
| EP1541216A4 (en) * | 2003-07-15 | 2006-07-19 | Ibiden Co Ltd | Honeycomb structure body |
| US7455709B2 (en) | 2003-07-15 | 2008-11-25 | Ibiden Co., Ltd. | Honeycomb structural body |
| KR100885477B1 (ko) * | 2006-04-06 | 2009-02-24 | 주식회사 엘지화학 | 세라믹 파이버로 이루어진 허니컴 구조체 및 그 제조방법 |
| JP2012530873A (ja) * | 2009-06-25 | 2012-12-06 | ナムローゼ・フェンノートシャップ・ベーカート・ソシエテ・アノニム | マルチカートリッジディーゼル煤微粒子フィルタ |
| KR102387659B1 (ko) * | 2022-03-08 | 2022-04-20 | 주식회사 라온테크 | 매연 저감 장치를 구비한 발전기의 관리 시스템 |
| KR102403943B1 (ko) * | 2022-03-08 | 2022-06-02 | 주식회사 라온테크 | 발전기용 매연 저감 장치 |
| JP2024010668A (ja) * | 2022-07-12 | 2024-01-24 | 新日本空調株式会社 | 排気浄化フィルタ、排気浄化装置、および放射性粉塵の除去システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3889194B2 (ja) | ハニカム構造体 | |
| EP0606071B1 (en) | Particulate trap | |
| JP3378432B2 (ja) | ディーゼルエンジン用パティキュレートトラップ | |
| JP2870369B2 (ja) | 排気ガス浄化用フィルター | |
| JP6271859B2 (ja) | ウォッシュコート被覆粒子状物質フィルタ基材 | |
| JPH0949421A (ja) | ディーゼルエンジン用パティキュレートトラップ | |
| JPS63185425A (ja) | 排ガス浄化用セラミツクハニカムフイルタ | |
| JPH07158421A (ja) | ディーゼルパティキュレートフィルタ | |
| JPH0751522A (ja) | 高耐食性金属フィルタ | |
| JPH10176519A (ja) | ディーゼルエンジン用パティキュレートトラップ | |
| EP0879939B1 (en) | Exhaust gas purifier | |
| JP2003161138A (ja) | ディーゼルパティキュレートフィルタ | |
| JP2001355431A (ja) | ディーゼルエンジンの排気浄化装置 | |
| JPH07127434A (ja) | ディーゼルパティキュレートフィルタ | |
| JP3147356B2 (ja) | 排気ガス微粒子浄化装置 | |
| JPH06272534A (ja) | 排気ガス浄化用トラップ | |
| JPH06307228A (ja) | 排気ガス浄化用トラップ | |
| JPH06307229A (ja) | 排気ガス浄化用トラップ | |
| JP3230799B2 (ja) | ディーゼル機関の排ガス浄化装置 | |
| JP2953409B2 (ja) | ディーゼルエンジン用パティキュレートトラップ | |
| JPH1030429A (ja) | 排気黒煙除去装置の微粒子焼却方法及びフィルタ構造 | |
| JP3219404B2 (ja) | 排気ガス浄化装置 | |
| JP3401946B2 (ja) | 内燃機関の排気微粒子処理装置 | |
| JP3075668B2 (ja) | ディーゼルパティキュレートフィルタにおけるフィルタ構造 | |
| JP4037733B2 (ja) | 排ガス浄化装置用フィルタ |