JPH06294449A - 内接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機 - Google Patents
内接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機Info
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- JPH06294449A JPH06294449A JP5077992A JP7799293A JPH06294449A JP H06294449 A JPH06294449 A JP H06294449A JP 5077992 A JP5077992 A JP 5077992A JP 7799293 A JP7799293 A JP 7799293A JP H06294449 A JPH06294449 A JP H06294449A
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/32—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 内接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機に
おいて、部品点数、組立工数の削減、軸方向長の短縮、
重量軽減を図る。 【構成】 外歯歯車103に円柱形状の内ピン103a
を複数突出形成し、この内ピンが遊嵌可能な内ピン孔を
形成したピニオンギヤ106から外歯歯車103の揺動
を吸収した該外歯歯車自転成分相当の回転を直接取り出
し、このピニオンギヤ106を介して相手ギヤに動力を
伝達する。
おいて、部品点数、組立工数の削減、軸方向長の短縮、
重量軽減を図る。 【構成】 外歯歯車103に円柱形状の内ピン103a
を複数突出形成し、この内ピンが遊嵌可能な内ピン孔を
形成したピニオンギヤ106から外歯歯車103の揺動
を吸収した該外歯歯車自転成分相当の回転を直接取り出
し、このピニオンギヤ106を介して相手ギヤに動力を
伝達する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内接噛合遊星歯車構造
を採用した減速機(入出力を逆転させたときには増速
機)に関する。
を採用した減速機(入出力を逆転させたときには増速
機)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平3−272348、
同3−244852、実開平2−47454等におい
て、図5に示されるような、内接噛合遊星歯車構造を採
用した減速機が提案されている。
同3−244852、実開平2−47454等におい
て、図5に示されるような、内接噛合遊星歯車構造を採
用した減速機が提案されている。
【0003】この減速機では、全ての部材がプラスチッ
クにより構成され、入力軸1の回転が出力軸8(ピニオ
ンギヤ9)の減速回転として取り出されるようになって
いる。
クにより構成され、入力軸1の回転が出力軸8(ピニオ
ンギヤ9)の減速回転として取り出されるようになって
いる。
【0004】入力軸1には偏心体2が一体に形成されて
おり、この偏心体2に外歯歯車3が回転自在に支持され
ている。
おり、この偏心体2に外歯歯車3が回転自在に支持され
ている。
【0005】外歯歯車3は、その外周にトロコイド歯形
からなる外歯3a を一体に備え、又入力軸1と同軸の円
周上に円柱形状の内ピン3b が複数一体に突出形成され
ている。
からなる外歯3a を一体に備え、又入力軸1と同軸の円
周上に円柱形状の内ピン3b が複数一体に突出形成され
ている。
【0006】内歯歯車4には前記外歯歯車3の外歯3a
と内接噛合する円弧歯形4a が一体に形成されている。
この内歯歯車4は、メインケーシングを兼用しており、
従ってこの減速機では固定された状態とされている。
と内接噛合する円弧歯形4a が一体に形成されている。
この内歯歯車4は、メインケーシングを兼用しており、
従ってこの減速機では固定された状態とされている。
【0007】出力軸8の端部には円盤状のフランジ部8
d が一体に形成されている。このフランジ部8d には、
前記内ピン3b が遊嵌される内ピン孔8a が形成されて
いる。
d が一体に形成されている。このフランジ部8d には、
前記内ピン3b が遊嵌される内ピン孔8a が形成されて
いる。
【0008】出力軸8は支持カバー7の支持部7a によ
って支持され、又、入力軸1は出力軸8の端部に形成さ
れた軸受孔8c に回転自在に軸支されている。又、出力
軸8の反対側の軸端部にはピニオンギヤ9が該出力軸8
に対して回転固定及び抜け固定に組付けられている。
って支持され、又、入力軸1は出力軸8の端部に形成さ
れた軸受孔8c に回転自在に軸支されている。又、出力
軸8の反対側の軸端部にはピニオンギヤ9が該出力軸8
に対して回転固定及び抜け固定に組付けられている。
【0009】次に、この減速機の作用を簡単に説明す
る。入力軸1が1回転すると、偏心体2が1回転する。
この偏心体2の1回転により、外歯歯車3は入力軸1の
周りで揺動回転を行おうとするが、内歯歯車4によって
その自転が拘束されるため、該外歯歯車3はこの内歯歯
車4に内接しながらほとんど揺動のみを行うことにな
る。
る。入力軸1が1回転すると、偏心体2が1回転する。
この偏心体2の1回転により、外歯歯車3は入力軸1の
周りで揺動回転を行おうとするが、内歯歯車4によって
その自転が拘束されるため、該外歯歯車3はこの内歯歯
車4に内接しながらほとんど揺動のみを行うことにな
る。
【0010】今、例えば外歯歯車3の歯数をN、内歯歯
車4の歯数をN+1とした場合、その歯数差は1であ
る。そのため、入力軸1の1回転毎に外歯歯車3は(固
定状態とされた)内歯歯車4に対して1歯分だけずれる
(自転する)ことになる。これは入力軸1の回転が外歯
歯車3の−1/Nの回転(マイナスは逆回転を示す)に
減速されたことを意味する。
車4の歯数をN+1とした場合、その歯数差は1であ
る。そのため、入力軸1の1回転毎に外歯歯車3は(固
定状態とされた)内歯歯車4に対して1歯分だけずれる
(自転する)ことになる。これは入力軸1の回転が外歯
歯車3の−1/Nの回転(マイナスは逆回転を示す)に
減速されたことを意味する。
【0011】この外歯歯車3の回転は内ピン3b 及び内
ピン孔8a の隙間によってその揺動成分が吸収され、自
転成分のみが該内ピン3a を介して出力軸8へと伝達さ
れる。この結果、結局減速比−1/Nの減速が達成され
る。
ピン孔8a の隙間によってその揺動成分が吸収され、自
転成分のみが該内ピン3a を介して出力軸8へと伝達さ
れる。この結果、結局減速比−1/Nの減速が達成され
る。
【0012】出力軸8の回転は該出力軸8の軸端部に固
定されたピニオンギヤ9に伝達され、このピニオンギヤ
9に相手機械のギヤ27を噛合させ、該相手機械に出力
を伝達する。
定されたピニオンギヤ9に伝達され、このピニオンギヤ
9に相手機械のギヤ27を噛合させ、該相手機械に出力
を伝達する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような内接噛合遊星歯車減速機では、相手機械との動
力的な接続を可能とするためにはピニオンギヤ9を別途
用意する必要があるという問題があった。これは、外歯
の形成されたピニオンギヤ9を出力軸8に予め一体化し
た状態で成形してしまうと、減速機の組付け(特に支持
カバー7の組付け)が不可能になってしまうためであ
る。
たような内接噛合遊星歯車減速機では、相手機械との動
力的な接続を可能とするためにはピニオンギヤ9を別途
用意する必要があるという問題があった。これは、外歯
の形成されたピニオンギヤ9を出力軸8に予め一体化し
た状態で成形してしまうと、減速機の組付け(特に支持
カバー7の組付け)が不可能になってしまうためであ
る。
【0014】又、このようにピニオンギヤ9を出力軸8
に別途組付ける場合、両者の回転止めや抜け止めの機構
(機能)を備えることが必要となるという問題もあっ
た。
に別途組付ける場合、両者の回転止めや抜け止めの機構
(機能)を備えることが必要となるという問題もあっ
た。
【0015】更に、相手機械のギヤ27側からの反力
(モーメント荷重)を受けるため、構造上支持カバー7
の出力軸支持部7a の長さを長くすると共に、該支持部
7a に強い剛性を確保する必要があり、全長が長くなる
と共に重量が増大するようになるという問題もあった。
(モーメント荷重)を受けるため、構造上支持カバー7
の出力軸支持部7a の長さを長くすると共に、該支持部
7a に強い剛性を確保する必要があり、全長が長くなる
と共に重量が増大するようになるという問題もあった。
【0016】又、図から明らかなように、出力軸8はフ
ランジ部8d を備え、3次元的に複雑な形状をしている
ため、保存や輸送時の取扱いが不便であるという問題も
あった。この形状の複雑さに起因した取扱いが不便とい
う問題は、支持カバー7についても同様であった。
ランジ部8d を備え、3次元的に複雑な形状をしている
ため、保存や輸送時の取扱いが不便であるという問題も
あった。この形状の複雑さに起因した取扱いが不便とい
う問題は、支持カバー7についても同様であった。
【0017】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
成されたものであって、内接噛合遊星歯車構造を採用し
た(特にプラスチック製の)増減速機において、部品点
数の削減、部品取扱いの不便さの解消、全長の短縮化、
及び軽量化を図ることをその目的としている。
成されたものであって、内接噛合遊星歯車構造を採用し
た(特にプラスチック製の)増減速機において、部品点
数の削減、部品取扱いの不便さの解消、全長の短縮化、
及び軽量化を図ることをその目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1軸と、該
第1軸に設けた偏心体と、該偏心体の外周に設けた外歯
歯車と、該外歯歯車と内接噛合する内歯歯車と、前記外
歯歯車に、該外歯歯車の揺動を吸収する手段を介して連
結された第2軸と、を備えた内接噛合遊星歯車構造を採
用した増減速機において、前記外歯歯車の、前記第1軸
と同軸の円周上に、円柱形状の内ピンを複数突出形成
し、前記第2軸をリング状に形成して前記第1軸と同軸
に組込み、該リング状の第2軸に、前記複数の内ピンと
それぞれ遊嵌する内ピン孔を形成すると共に、リングの
外周部に外歯を形成し、該リング外周の外歯を介して相
手機械との動力伝達を可能としたことにより、上記課題
を解決したものである。
第1軸に設けた偏心体と、該偏心体の外周に設けた外歯
歯車と、該外歯歯車と内接噛合する内歯歯車と、前記外
歯歯車に、該外歯歯車の揺動を吸収する手段を介して連
結された第2軸と、を備えた内接噛合遊星歯車構造を採
用した増減速機において、前記外歯歯車の、前記第1軸
と同軸の円周上に、円柱形状の内ピンを複数突出形成
し、前記第2軸をリング状に形成して前記第1軸と同軸
に組込み、該リング状の第2軸に、前記複数の内ピンと
それぞれ遊嵌する内ピン孔を形成すると共に、リングの
外周部に外歯を形成し、該リング外周の外歯を介して相
手機械との動力伝達を可能としたことにより、上記課題
を解決したものである。
【0019】なお、この明細書において「増減速機」の
語は、第1軸及び第2軸の入出力関係を逆にすることに
より、同じ構成を減速機としても、増速機としても利用
できることを意味させたものである。
語は、第1軸及び第2軸の入出力関係を逆にすることに
より、同じ構成を減速機としても、増速機としても利用
できることを意味させたものである。
【0020】
【作用】本発明においては、外歯歯車の内ピンと遊嵌す
る内ピン孔を備えたフランジ部を介して出力軸(第2
軸)に減速回転を取り出し、この出力軸に相手機械連結
のためのピニオンギヤを装着するという従来の技術思想
を抜本的に改めるようにした。それは、このような技術
思想による限り、前述したように出力軸の形状がフラン
ジ形成のために3次元的に複雑化すること、該出力軸を
3次元的に複雑な形状の支持カバーを介して支持する必
要が生じてくること、該支持カバーの支持部の長さを長
くとり、且つ剛性を高く維持する必要があること、出力
軸に別途用意したピニオンギヤを抜け止め等の処理をし
た上で装着する必要があること等の種々の問題が発生し
てしまうことを避けることができなかったためである。
る内ピン孔を備えたフランジ部を介して出力軸(第2
軸)に減速回転を取り出し、この出力軸に相手機械連結
のためのピニオンギヤを装着するという従来の技術思想
を抜本的に改めるようにした。それは、このような技術
思想による限り、前述したように出力軸の形状がフラン
ジ形成のために3次元的に複雑化すること、該出力軸を
3次元的に複雑な形状の支持カバーを介して支持する必
要が生じてくること、該支持カバーの支持部の長さを長
くとり、且つ剛性を高く維持する必要があること、出力
軸に別途用意したピニオンギヤを抜け止め等の処理をし
た上で装着する必要があること等の種々の問題が発生し
てしまうことを避けることができなかったためである。
【0021】本発明では、上記問題を一挙に解決するた
めに、従来の出力軸のフランジ部に相当する部材に直接
第2軸(減速機として使用するときは出力軸)としての
機能を与えた。
めに、従来の出力軸のフランジ部に相当する部材に直接
第2軸(減速機として使用するときは出力軸)としての
機能を与えた。
【0022】即ち、第2軸自体をリング状に形成して第
1軸と同軸に組込み、このリング状の第2軸に内ピンと
遊嵌する内ピン孔を形成し、且つこのリングの外周部に
外歯を形成するようにしたものである。相手機械に対し
ては、このリング外周の外歯を介して直接動力伝達が行
われる。
1軸と同軸に組込み、このリング状の第2軸に内ピンと
遊嵌する内ピン孔を形成し、且つこのリングの外周部に
外歯を形成するようにしたものである。相手機械に対し
ては、このリング外周の外歯を介して直接動力伝達が行
われる。
【0023】これにより、第2軸を高い剛性で支持する
ための支持カバーの支持部の存在を省略することができ
るようになり、且つリングギヤを別途用意したり、該別
途用意したリングギヤを別途装着したりする必要もなく
なった。更には、軸方向の長さを従来の半分以下に収め
ることができるようになり、しかも従来より極めて高い
剛性を確保することができるようになった。
ための支持カバーの支持部の存在を省略することができ
るようになり、且つリングギヤを別途用意したり、該別
途用意したリングギヤを別途装着したりする必要もなく
なった。更には、軸方向の長さを従来の半分以下に収め
ることができるようになり、しかも従来より極めて高い
剛性を確保することができるようになった。
【0024】なお、上記構成の減速機において、前記内
歯歯車と一体化されたメインケーシングと、該メインケ
ーシングと結合可能なサブケーシングとを備え、外歯歯
車及びリング状の第2軸をこのメインケーシング及びサ
ブケーシングの間に収納すると共に、該ケーシングの一
部を切除して第2軸の一部を相手機械に対して露出させ
るようにすると、外歯歯車や第2軸を精度良く、且つ高
い剛性で組付けることができ、且つ各摺動部分を良好に
被覆できるため、該摺動部分へのゴミ等の侵入を効果的
に防止でき良好な耐久性を得ることができるようにな
る。
歯歯車と一体化されたメインケーシングと、該メインケ
ーシングと結合可能なサブケーシングとを備え、外歯歯
車及びリング状の第2軸をこのメインケーシング及びサ
ブケーシングの間に収納すると共に、該ケーシングの一
部を切除して第2軸の一部を相手機械に対して露出させ
るようにすると、外歯歯車や第2軸を精度良く、且つ高
い剛性で組付けることができ、且つ各摺動部分を良好に
被覆できるため、該摺動部分へのゴミ等の侵入を効果的
に防止でき良好な耐久性を得ることができるようにな
る。
【0025】更に、このサブケーシングに、第1軸を支
持可能な円筒状の軸受部を突出形成し、且つ該軸受部の
外周に第2軸を組込むようにした場合には、第1軸と第
2軸とをそれぞれの回転(逆回転)を互いに干渉させる
ことなく、支持することができ、又、軸方向長も一層短
縮できるようになる。
持可能な円筒状の軸受部を突出形成し、且つ該軸受部の
外周に第2軸を組込むようにした場合には、第1軸と第
2軸とをそれぞれの回転(逆回転)を互いに干渉させる
ことなく、支持することができ、又、軸方向長も一層短
縮できるようになる。
【0026】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例を詳細に
説明する。
説明する。
【0027】図1は、本発明に係る内接噛合遊星歯車構
造を採用した減速機の実施例を示す断面図であり、図2
は図1のII−II線断面図である。
造を採用した減速機の実施例を示す断面図であり、図2
は図1のII−II線断面図である。
【0028】この実施例では、入力軸(第1軸)101
の回転をピニオンギヤ(リング状の第2軸)106の減
速回転として取り出すようにしている。
の回転をピニオンギヤ(リング状の第2軸)106の減
速回転として取り出すようにしている。
【0029】全ての部材はプラスチックから形成されて
いる。
いる。
【0030】入力軸101には偏心体102が一体に形
成されている。外歯歯車103は偏心体102に回転自
在に軸支されている。この外歯歯車103は、その外周
にトロコイド歯形からなる外歯103a を一体に形成し
てある。又、この外歯歯車103には、入力軸101と
同軸の円周上に円柱形状の内ピン103b が複数突出形
成されている。内歯歯車104には外歯歯車103の外
歯103a と内接噛合する円弧歯形104a が一体に形
成されている。この内歯歯車104はメインケーシング
を兼用しており、従って、この内歯歯車104はこの実
施例では固定状態とされている。
成されている。外歯歯車103は偏心体102に回転自
在に軸支されている。この外歯歯車103は、その外周
にトロコイド歯形からなる外歯103a を一体に形成し
てある。又、この外歯歯車103には、入力軸101と
同軸の円周上に円柱形状の内ピン103b が複数突出形
成されている。内歯歯車104には外歯歯車103の外
歯103a と内接噛合する円弧歯形104a が一体に形
成されている。この内歯歯車104はメインケーシング
を兼用しており、従って、この内歯歯車104はこの実
施例では固定状態とされている。
【0031】ピニオンギヤ106は、従来の(フランジ
部8d を含む)出力軸8とこれに別途装着されるピニオ
ンギヤ9との機能を全て兼ねるもので、内ピン103b
が遊嵌される内ピン孔106a を備え、サブケーシング
105から内側に向けて突出形成された円筒状の軸受部
105a の外周部に回転自在に組付けられている。この
円筒状の軸受部105a は、入力軸101の軸受を兼ね
ており、この軸受部105a の孔部105b に該入力軸
101の端部が回転自在に挿入されている。
部8d を含む)出力軸8とこれに別途装着されるピニオ
ンギヤ9との機能を全て兼ねるもので、内ピン103b
が遊嵌される内ピン孔106a を備え、サブケーシング
105から内側に向けて突出形成された円筒状の軸受部
105a の外周部に回転自在に組付けられている。この
円筒状の軸受部105a は、入力軸101の軸受を兼ね
ており、この軸受部105a の孔部105b に該入力軸
101の端部が回転自在に挿入されている。
【0032】この軸受部105a の存在により、入力軸
101とピニオンギヤ106のそれぞれの回転(逆回
転)の干渉が良好に防止される。
101とピニオンギヤ106のそれぞれの回転(逆回
転)の干渉が良好に防止される。
【0033】サブケーシング105は、図示せぬボルト
を介してメインケーシング兼用の内歯歯車104に固着
されている。各ケーシング104、105は一部のみが
切除され、切除された部分Bにピニオンギヤ106の一
部が露出されている。相手機械のギヤ27は、このピニ
オンギヤ106の露出された部分において該ピニオンギ
ヤ106の外歯106b と噛合できるようになってい
る。
を介してメインケーシング兼用の内歯歯車104に固着
されている。各ケーシング104、105は一部のみが
切除され、切除された部分Bにピニオンギヤ106の一
部が露出されている。相手機械のギヤ27は、このピニ
オンギヤ106の露出された部分において該ピニオンギ
ヤ106の外歯106b と噛合できるようになってい
る。
【0034】この減速機においては、入力軸101から
ピニオンギヤ106に至るまでの動力伝達における作用
は、従来の入力軸1から出力軸8のフランジ部8d に至
るまでの動力伝達における作用と全く同一である。従来
は、フランジ部8d から出力軸8、及びピニオンギヤ9
を介して相手機械のギヤ27に動力が伝達されたが、こ
の実施例では、図から明らかなように、ピニオンギヤ1
06から直接的に相手機械のギヤ27に動力が伝達され
る。
ピニオンギヤ106に至るまでの動力伝達における作用
は、従来の入力軸1から出力軸8のフランジ部8d に至
るまでの動力伝達における作用と全く同一である。従来
は、フランジ部8d から出力軸8、及びピニオンギヤ9
を介して相手機械のギヤ27に動力が伝達されたが、こ
の実施例では、図から明らかなように、ピニオンギヤ1
06から直接的に相手機械のギヤ27に動力が伝達され
る。
【0035】次に、DC小型モータを直結したプラスチ
ック製の内接噛合遊星歯車構造減速機の実施例を図3及
び図4を用いて説明する。
ック製の内接噛合遊星歯車構造減速機の実施例を図3及
び図4を用いて説明する。
【0036】なお図4は、図3を矢視IV方向から見た外
形図である。
形図である。
【0037】この実施例では、モータ軸(入力軸:第1
軸)201の回転がピニオンギヤ206の減速回転とな
って取り出される。
軸)201の回転がピニオンギヤ206の減速回転とな
って取り出される。
【0038】DC小型モータ220は、メインケーシン
グ兼用の内歯歯車204にモータ結合ねじ228によっ
て同心に組付けられている。モータ軸201にはプラス
チックからなる偏心体202が圧入(あるいは軸の一部
を削除した、いわゆるDカット結合)により該モータ軸
201に対して回転不能に組込まれている。
グ兼用の内歯歯車204にモータ結合ねじ228によっ
て同心に組付けられている。モータ軸201にはプラス
チックからなる偏心体202が圧入(あるいは軸の一部
を削除した、いわゆるDカット結合)により該モータ軸
201に対して回転不能に組込まれている。
【0039】外歯歯車203は、偏心体202に回転自
在に軸支されている。この外歯歯車203にはモータ軸
201と同軸の円周上に円柱形状の内ピン203b が一
体に突出形成されている。内歯歯車204は外歯歯車2
03の外歯203a と内接噛合する円弧歯形204a が
一体に形成されており、且つこの実施例では前述したよ
うにモータ結合ケーシング(メインケーシング)を兼用
している。従って、内歯歯車204はこの実施例では固
定されている。
在に軸支されている。この外歯歯車203にはモータ軸
201と同軸の円周上に円柱形状の内ピン203b が一
体に突出形成されている。内歯歯車204は外歯歯車2
03の外歯203a と内接噛合する円弧歯形204a が
一体に形成されており、且つこの実施例では前述したよ
うにモータ結合ケーシング(メインケーシング)を兼用
している。従って、内歯歯車204はこの実施例では固
定されている。
【0040】ピニオンギヤ(リング状の第2軸)206
は、サブケーシング205の側面から内側へ突出形成さ
れた軸受部205a の外周に回転自在に軸支されてい
る。このピニオンギヤ206には、前記第1実施例と同
様に、内ピン203b が遊嵌される内ピン孔206a が
形成されており、この内ピン孔206a と内ピン203
b との隙間により外歯歯車203の揺動が吸収されるよ
うになっている。
は、サブケーシング205の側面から内側へ突出形成さ
れた軸受部205a の外周に回転自在に軸支されてい
る。このピニオンギヤ206には、前記第1実施例と同
様に、内ピン203b が遊嵌される内ピン孔206a が
形成されており、この内ピン孔206a と内ピン203
b との隙間により外歯歯車203の揺動が吸収されるよ
うになっている。
【0041】モータ軸201は、サブケーシング205
の軸受部205a の孔部205b に回転自在に軸支され
ている。又、メインケーシング204及びサブケーシン
グ205は相手ギヤ207との歯車噛合のための切除部
Cが設けられている。又、サブケーシング205は、図
示せぬボルトを介してメインケーシング204に固定さ
れている。
の軸受部205a の孔部205b に回転自在に軸支され
ている。又、メインケーシング204及びサブケーシン
グ205は相手ギヤ207との歯車噛合のための切除部
Cが設けられている。又、サブケーシング205は、図
示せぬボルトを介してメインケーシング204に固定さ
れている。
【0042】この実施例では、ピニオンギヤ206と相
手ギヤ27との噛合を適正に維持するために、互いの芯
間距離が次のようにして規定されるように構成してい
る。即ち、サブケーシング205には外面側の軸芯位置
に芯出し突起部205c が形成されている。図3の場合
は、この芯出し突起部205c に嵌合する孔をもち、且
つ芯高が調整されたL脚230を、L脚結合ねじ229
で減速機に取付けるようにしている。これにより、L脚
230を取付けた本減速機は相手機械の指定された部分
に組込んだ上で該L脚30を固定するだけで(芯間距離
を適正に維持した上で)据付けが完了することになる。
手ギヤ27との噛合を適正に維持するために、互いの芯
間距離が次のようにして規定されるように構成してい
る。即ち、サブケーシング205には外面側の軸芯位置
に芯出し突起部205c が形成されている。図3の場合
は、この芯出し突起部205c に嵌合する孔をもち、且
つ芯高が調整されたL脚230を、L脚結合ねじ229
で減速機に取付けるようにしている。これにより、L脚
230を取付けた本減速機は相手機械の指定された部分
に組込んだ上で該L脚30を固定するだけで(芯間距離
を適正に維持した上で)据付けが完了することになる。
【0043】なお、L脚230がない場合では、相手機
械の据付け面に芯出し突起部205c に嵌合する孔とL
脚結合ねじ229用の孔を備えておくことで特別な芯出
し作業を行うことなく、ねじの締付け作業だけで相手機
械への据付けを完了することができる。
械の据付け面に芯出し突起部205c に嵌合する孔とL
脚結合ねじ229用の孔を備えておくことで特別な芯出
し作業を行うことなく、ねじの締付け作業だけで相手機
械への据付けを完了することができる。
【0044】なお、本発明は、インボリュート系遊星
(差動)減速機においても、遊星歯車支持板(キャリ
ヤ)の外周に歯車を備えることで上記説明と同様の作用
を得ることができる。
(差動)減速機においても、遊星歯車支持板(キャリ
ヤ)の外周に歯車を備えることで上記説明と同様の作用
を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、内
接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機において、部品
点数及び組立工数の削減、部品形状の簡素化による在
庫、輸送時等の取扱いの簡便化、軸方向長の短縮、及び
軽量化等を同時に実現することができるようになるとい
う優れた効果が得られる。
接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機において、部品
点数及び組立工数の削減、部品形状の簡素化による在
庫、輸送時等の取扱いの簡便化、軸方向長の短縮、及び
軽量化等を同時に実現することができるようになるとい
う優れた効果が得られる。
【図1】本発明に係る内接噛合遊星歯車構造を採用した
減速機の実施例を示す断面図
減速機の実施例を示す断面図
【図2】図1のII−II線に沿う断面図
【図3】本発明に係る内接噛合遊星歯車構造を採用した
減速機の他の実施例を示す断面図
減速機の他の実施例を示す断面図
【図4】図3の矢示IV方向から見た外形図
【図5】従来の内接噛合遊星歯車構造を採用した減速機
の例を示す図1相当の断面図
の例を示す図1相当の断面図
101…入力軸(第1軸) 201…モータ軸(第1軸) 102、202…偏心体 103、203…外歯歯車 103a 、203a …外歯 103b 、203b …内ピン 104、204…内歯歯車(兼メインケーシング) 105、205…サブケーシング 105a 、205a …軸受部 105b 、205b …孔部 105c 、205c …芯出し突起部 106、206…ピニオンギヤ(第2軸) 106a 、206a …内ピン孔 220…DC小型モータ 27…相手ギヤ 228…モータ結合ねじ 229…L脚結合ねじ 230…L脚 B、C…切欠部
Claims (3)
- 【請求項1】第1軸と、該第1軸に設けた偏心体と、該
偏心体の外周に設けた外歯歯車と、該外歯歯車と内接噛
合する内歯歯車と、前記外歯歯車に、該外歯歯車の揺動
を吸収する手段を介して連結された第2軸と、を備えた
内接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機において、 前記外歯歯車の、前記第1軸と同軸の円周上に、円柱形
状の内ピンを複数突出形成し、 前記第2軸をリング状に形成して前記第1軸と同軸に組
込み、 該リング状の第2軸に、前記複数の内ピンとそれぞれ遊
嵌する内ピン孔を形成すると共に、リングの外周部に外
歯を形成し、 該リング外周の外歯を介して相手機械との動力伝達を可
能としたことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造を採用
した増減速機。 - 【請求項2】請求項1において、前記内歯歯車と一体化
されたメインケーシングと、該メインケーシングと結合
可能なサブケーシングとを備え、前記外歯歯車及びリン
グ状の第2軸を該メインケーシング及びサブケーシング
の間に収納すると共に、該ケーシングの一部を切除して
前記第2軸の一部を相手機械に対して露出させたことを
特徴とする内接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機。 - 【請求項3】請求項2において、前記サブケーシングに
前記第1軸を支持可能な円筒状の軸受部を突出形成し、
且つ該軸受部の外周に前記リング状の第2軸を組込んだ
ことを特徴とする内接噛合遊星歯車構造を採用した増減
速機。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077992A JPH06294449A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 内接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機 |
| FR9403662A FR2703746B1 (fr) | 1993-04-05 | 1994-03-29 | Train d'engrenage reducteur ou multiplicateur utilisant une structure d'engrenage planetaire a denture interieure. |
| US08/219,938 US5533942A (en) | 1993-04-05 | 1994-03-30 | Speed change gears adopting internal-meshing planetary gear construction |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5077992A JPH06294449A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 内接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06294449A true JPH06294449A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13649325
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5077992A Pending JPH06294449A (ja) | 1993-04-05 | 1993-04-05 | 内接噛合遊星歯車構造を採用した増減速機 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5533942A (ja) |
| JP (1) | JPH06294449A (ja) |
| FR (1) | FR2703746B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019173813A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003287155A (ja) * | 2002-03-29 | 2003-10-10 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | バルブ駆動装置のシリーズ |
| DE202008001066U1 (de) * | 2008-01-24 | 2009-06-18 | Gebr. Bode Gmbh & Co. Kg | Drehwegerfassungsvorrichtung |
| DE102019113274A1 (de) * | 2019-05-20 | 2020-11-26 | HELLA GmbH & Co. KGaA | Elektromechanische Vorrichtung mit einem Stellantrieb und einem Stellglied |
| JP7474209B2 (ja) * | 2021-02-26 | 2024-04-24 | 美的集団股▲フン▼有限公司 | 内接噛合遊星歯車装置及びロボット用関節装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US1144092A (en) * | 1914-04-17 | 1915-06-22 | Apple Electric Company | Gearing. |
| US3208293A (en) * | 1960-10-14 | 1965-09-28 | Boehm Josef | Low inertia actuator |
| US3596193A (en) * | 1968-03-27 | 1971-07-27 | Wiltron Co | Sweep oscillator with intensity frequency marker |
| FR2044872A5 (ja) * | 1969-05-06 | 1971-02-26 | Edilmac Spa | |
| JP2739071B2 (ja) * | 1990-02-21 | 1998-04-08 | 住友重機械工業株式会社 | 内接噛合型遊星歯車増減速機 |
-
1993
- 1993-04-05 JP JP5077992A patent/JPH06294449A/ja active Pending
-
1994
- 1994-03-29 FR FR9403662A patent/FR2703746B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-30 US US08/219,938 patent/US5533942A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019173813A (ja) * | 2018-03-27 | 2019-10-10 | 日本電産トーソク株式会社 | 電動アクチュエータ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5533942A (en) | 1996-07-09 |
| FR2703746A1 (fr) | 1994-10-14 |
| FR2703746B1 (fr) | 1997-06-27 |
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