JPH06294594A - 給水加熱器の化学洗浄方法 - Google Patents

給水加熱器の化学洗浄方法

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JPH06294594A
JPH06294594A JP8062793A JP8062793A JPH06294594A JP H06294594 A JPH06294594 A JP H06294594A JP 8062793 A JP8062793 A JP 8062793A JP 8062793 A JP8062793 A JP 8062793A JP H06294594 A JPH06294594 A JP H06294594A
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JP
Japan
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chemical cleaning
temporary
cleaning liquid
water chamber
water
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Withdrawn
Application number
JP8062793A
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English (en)
Inventor
Ryuma Yasuda
龍馬 安田
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原子力プラントや火力プラント等に設置され
ている高圧給水加熱器の伝熱管内に付着したスケールを
化学的に洗浄する方法の改良。 【構成】 化学洗浄液の流入・排出を、従来のように給
水管から行なうのでなく、水室人穴および水室仕切板人
穴に取付けた仮蓋(12),(13)を貫通する仮配管
(14)を介して行なう。これにより、化学洗浄液の循
環容積を従来よりも小さくできる。したがって、ポンプ
等の設備容量を小さくでき、かつ作業時間を短縮でき
る。また化学洗浄の対象である伝熱管(1)部以外はラ
バー等の隔離材(15)で覆う。これにより、化学洗浄
液による腐食や除去スケール成分の再付着を完全に防止
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原子力プラントや火力
プラント等に設置されている給水加熱器の伝熱用細管内
に付着したスケールを化学的に洗浄除去する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】火力、原子力プラント等を運転中に系統
から出たスケール(主として系統の鉄、熱交換器の伝熱
用細管に銅合金を使用している場合はその成分の一部)
が、後流側熱交換器(例えば高圧給水加熱器)の伝熱用
細管の内面に付着して、伝熱性能を低下させたり、細管
内流体通過圧力損失を増大させたりして、プラントの運
転に弊害を与えることがある。この解決方法として細管
内面へ高圧水を噴射するジエット洗浄方法や化学洗浄方
法が考えられている。
【0003】図5は高圧給水加熱器の一例を示す縦断側
面図である。図中(1)は伝熱用細管、(2)は胴鏡
板、(3)は給水出入口管台、(4)は人穴座、(5)
は人穴蓋、(6)は仕切板、(7)は仕切蓋、(8)は
管板、(9)は胴本体をそれぞれ示す。胴本体(9)の
直径は2m程度である。
【0004】このような給水加熱器の化学洗浄を行なう
場合は、図6(a)に示されるように高圧給水加熱器の
給水管中に配置されている給水仕切弁(10)のボンネ
ットを利用するか、または図6(b)に示されるように
給水管に洗浄用管台(11)を設置するかして、仕切板
(6)で2つに仕切られた水室の一方に洗浄液を流入さ
せ、伝熱用細管(1)内を通過させたのち、他方の水室
から排出して洗浄を行なっていた。そして化学洗浄後、
ジエット水による洗浄を行ない、その後除去したスケー
ルを給水加熱器(または系統)の外へ取り除き、それか
ら給水処理により化学洗浄で洗われた酸化皮膜を水室内
面等に形成させて、耐腐食性を増してやっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】給水加熱器の化学洗浄
に際して、伝熱用細管(1)の材料と水室部(含給水
管)材料が異なる時には、細管内スケールを除去する化
学洗浄液の条件として、スケールを除去し且つ水室材料
の腐食や細管内のスケール再付着を防止する溶液を選定
するのが困難であった。
【0006】また従来は、給水加熱器の既設給水管を利
用して仮設の化学洗浄ラインを設けるので、給水加熱器
間の長い給水管の途中に化学洗浄水が残留して、プラン
ト運転に悪影響を及ぼす懸念があった。したがって、化
学洗浄後のフラッシングを十分に行なう等の配慮が必要
であり、洗浄工期が長期化する等の問題があった。ま
た、必然的に化学洗浄設備の容量(ポンプ等)が大型化
することが避けられなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の課
題を解決するために、給水加熱器の水室人穴および水室
仕切板人穴をそれぞれ仮蓋で閉じ、それら仮蓋を貫通す
る仮配管を取付けるとともに、給水出入口管台に栓を施
し、更に水室内面および仕切板両面を隔離材で覆った
上、上記仮配管を介して化学洗浄液を水室内に注入する
ことを特徴とする給水加熱器の化学洗浄方法を提案する
ものである。
【0008】
【作用】本発明の方法においては、給水加熱器の化学洗
浄に際し、水室内面および仕切板両面、すなわち化学洗
浄の対象である伝熱用細管部以外を隔離材で覆うので、
化学洗浄液による腐食や除去スケール成分の再付着を完
全に防止できる。したがってまた、化学洗浄後のクリー
ンアップ作業を短縮できる。
【0009】また本発明方法においては、化学洗浄液の
流入・排出を、従来のように給水管から行なうのでな
く、水室人穴および水室仕切板人穴に取付けた仮蓋を貫
通する仮配管を介して行なうので、化学洗浄液の循環容
積を従来よりも小さくできる。したがって、ポンプ等の
設備容量を小さくできるばかりでなく、化学洗浄後のプ
ラント運転時に、残留成分等による下流機器(ボイラ、
蒸気発生器等)への影響が防止、減少される。
【0010】
【実施例】図1は本発明方法の一実施態様を示す縦断側
面図、図2は図1のII部の拡大図、図3は図1のIII 部
の拡大図、図4は図1のIV部の拡大図である。
【0011】本実施態様においては、給水加熱器の水室
人穴および水室仕切板人穴の人穴蓋(図5の符号
(5))および仕切蓋(図5の符号(7))をはずし
て、代りにそれぞれ人穴仮蓋(12)および仕切板人穴
仮蓋(13)で閉じる。そしてそれら仮蓋(12),
(13)を貫通する仮配管(洗浄液流出入管)(1
4),(14)を取付ける。また、給水出入口管台
(3)に栓(16)を施し、更に水室の内面および仕切
板(6)の両面を隔離材(例えばラバー)(15)で覆
う。その上で、上記仮配管(14)を介して化学洗浄液
を水室内に注入・排出する。これにより、化学洗浄液が
伝熱用細管(1)内を流れて管内を洗浄する。
【0012】本実施態様では、化学洗浄液の流入、流出
に給水加熱器の水室人穴(4)が利用されるので、化学
洗浄液の循環範囲がミニマム化される。
【0013】上記人穴仮蓋(12)、仕切板人穴仮蓋
(13)および仮配管(14)には非鉄材料のものを使
用することにより、洗浄液による腐食を抑止することが
できる。また水室の内面および仕切板(6)の両面もラ
バー等の隔離材(15)で覆われるので、それら表面に
化学洗浄液が接触せず、腐食が避けられる。隔離材(1
5)で覆う方法としては、発電所に設置される復水器の
水室(海水通水部)の内側のように、ライニングゴム等
を給水加熱器の水室内面に貼り付ける方法と、小さい隙
間部へライニング材の粉末をスプレイで吹き付けて塗付
する方法がある。
【0014】なお、給水出入口管台(3)の開口部には
化学洗浄液の圧力がかかるので、あらかじめゴム等の栓
(16)をしておき、耐圧と給水管系統に化学洗浄液が
流出拡大しないようにするのである。
【0015】上記のように本実施態様によれば、給水加
熱器の伝熱用細管内のスケールを効果的に除去するため
に化学洗浄を行なう場合、伝熱用細管以外の部分に腐食
や除去スケールの再付着をさせず、かつ短時間で化学洗
浄を実施することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の方法によれば次の効果が得られ
る。
【0017】1)伝熱用細管内のスケールを除去する化
学洗浄液による他の部材の腐食が防止される。
【0018】2)除去されたスケールの成分が水室内面
等に再付着し、洗浄後の運転時に溶解または離脱して下
流の機器(ボイラ、蒸気発生器等)に悪影響を与えるこ
とがなくなる。
【0019】3)洗浄範囲(化洗液循環容積)を小さく
できるのでポンプ設備等が小型化でき、かつ作業期間が
短期化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明方法の一実施態様を示す縦断側面
図である。
【図2】図2は図1のII部の拡大図である。
【図3】図3は図1のIII 部の拡大図である。
【図4】図4は図1のIV部の拡大図である。
【図5】図5は高圧給水加熱器の一例を示す縦断側面図
である。
【図6】図6は従来の化学洗浄方法を例示する系統図で
ある。
【符号の説明】
(1) 伝熱用細管 (2) 胴鏡板 (3) 給水出入口管台 (4) 人穴座 (5) 人穴蓋 (6) 仕切板 (7) 仕切蓋 (8) 管板 (9) 胴本体 (10) 給水仕切弁 (11) 洗浄用管台 (12) 人穴仮蓋 (13) 仕切板人穴仮蓋 (14) 仮配管(洗浄液流出入管) (15) 隔離材 (16) 栓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水加熱器の水室人穴および水室仕切板
    人穴をそれぞれ仮蓋で閉じ、それら仮蓋を貫通する仮配
    管を取付けるとともに、給水出入口管台に栓を施し、更
    に水室内面および仕切板両面を隔離材で覆った上、上記
    仮配管を介して化学洗浄液を水室内に注入することを特
    徴とする給水加熱器の化学洗浄方法。
JP8062793A 1993-04-07 1993-04-07 給水加熱器の化学洗浄方法 Withdrawn JPH06294594A (ja)

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