JPH06294654A - 振動ジャイロ - Google Patents

振動ジャイロ

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JPH06294654A
JPH06294654A JP5106121A JP10612193A JPH06294654A JP H06294654 A JPH06294654 A JP H06294654A JP 5106121 A JP5106121 A JP 5106121A JP 10612193 A JP10612193 A JP 10612193A JP H06294654 A JPH06294654 A JP H06294654A
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JP
Japan
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electrodes
driving
electrode
detection
vibration
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JP5106121A
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English (en)
Inventor
Ryohei Kinoshita
良平 木下
Yoshitaka Takahashi
芳孝 高橋
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TOWA ELECTRON KK
Original Assignee
TOWA ELECTRON KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 形状が単純のため加工容易で量産に適し、か
つ実装面積が小さく、小型化と低価格化が容易に行える
複数の角速度を同時に検出できる振動ジャイロを提供す
ること。 【構成】 一つの振動材10に、共振周波数が離れてい
る複数の振動子11、12が目的とする検出角速度の角
度に合わせた方向に一体形成され、各振動子11、12
の軸方向には、駆動と検出の共通電極としての溝部電極
20、21と外部電極22、23が設けられ、更に各振
動子11、12における駆動側アーム27、28および
検出側アーム33、34の相対向せる外側2面には、そ
れぞれ駆動用電極29〜32および検出用電極35〜4
2が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空間において移動する
物体の移動方向を知ることによって、姿勢制御や空間座
標の検出等、例えば、VTRカメラの手振れ検出や3次
元入力装置等のセンサとして利用される振動ジャイロに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の振動ジャイロとしては、
特に図示しないが、横断面が四角形、三角形または円形
の振動体の側面に駆動用圧電素子と検出用圧電素子が設
けられた音片型ジャイロや、リング状振動ジャイロ、あ
るいはH型振動子を1本の支持棒を介して直交方向に組
み合わせたタイプの振動ジャイロが知られている(例え
ば、特開平2−51066号公報、特開平2−1983
15号公報および特開昭64−16911号公報参
照)。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】ところで、従来の技
術で述べたもののうち音片型ジャイロは、構造が簡単で
加工し易いが、支持構造が難しく、1方向の角速度しか
測れないという問題点を有しており、また、リング状振
動ジャイロは、2方向の角速度は測れるが、構造が複雑
で支持構造も難しく、加工も容易ではないという問題点
を有しており、また、H型タイプのジャイロは、2方向
の角速度は測れるが、構造が複雑で各部の振動バランス
を合わせずらいという問題点を有していた。
【0004】このように、従来の振動ジャイロは、同時
に複数の角速度を検出しょうとすれば、単一方向の振動
ジャイロによる場合においては、複数のジャイロを配置
しなければならないために、実装面積が広くなってしま
って経済性も悪くなり、さりとて、2方向の角速度が測
れる振動ジャイロでは、構造や形状が複雑のために、小
型化がしにくく、また、調整等が必要で量産性も悪く、
故に低価格化が望めないものであった。
【0005】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に鑑みなされたもので、その目的とするところ
は、形状が単純のため、加工が容易であって量産性に適
し、かつ材料バラツキが非常に小さくて実装面積も小さ
く、小型化と低価格化が容易に行える高品質にして、複
数の角速度を同時に検出できる振動ジャイロを提供する
ことにある。
【0006】
【問題点を解決するための手段】この目的のため、本発
明は、一つの振動材に、共振周波数が離れている複数の
振動子が目的とする検出角速度の角度に合わせた方向に
一体形成され、各振動子の軸方向には、駆動と検出の共
通電極としての溝部電極と外部電極が形成されると共
に、各振動子における駆動側アームおよび検出側アーム
の相対向せる外側2面には、それぞれ駆動用電極および
検出用電極が設けられた構成を特徴とするものである。
【0007】
【実施例】実施例について図面を参照し、その作用と共
に説明する。図1は本発明に係る振動ジャイロの一例で
の斜視図、図2は同上A−A線に沿った断面図で、これ
ら図において、本振動ジャイロは、切削加工以前に板厚
方向に分極処理がなされている例えば電圧セラミックス
等の一つの振動材10に、目的とする検出速度の角度
(X、Y軸方向)に合わせて二つの振動子11、12が
一体形成された全体略L形の2方向の振動ジャイロで、
振動子11、12は、お互いに無用な干渉をしないよう
に、それぞれ異なる共振周波数を持つ振動子として加工
されている。振動子11、12は互いに直交する片支持
型であって、支持部13が共通できる単純形状となって
いる。このように、一つの振動材10に二つの振動子1
1、12が一体形成されるため、材料バラツキが非常に
小さくなる。
【0008】振動子11、12の軸方向の略中間部分ま
でには、溝部14、15が切削形成されて、該溝部1
4、15と端面16、17、18、19を除いた溝面と
平行な外側全面に電極処理が施されて、駆動と検出の共
通電極としての溝部電極20、21と外部電極22、2
3(図1に斜線で示されている)が形成されると共に、
溝部電極20、21は、各パターン部24、25を介し
て接地電極26(図1に斜線で示されている)と接続さ
れ、また、各振動子11、12における駆動側アーム2
7、28の相対向せる外側2面(図1には1面側のみが
示されている)には、駆動用電極29、30、31、3
2が形成されると共に、検出側アーム33、34の相対
向せる外側2面(図1には1面側のみが示されている)
には、各二つの検出用電極35〜42(図1に斜線で示
されている)が形成されている。
【0009】上記構成に係る本振動ジャイロは、図3か
ら図8に示されている工程により量産される。更に説明
すると、図3に例示されている如くに、予め板厚方向に
分極処理がなされている圧電セラミックス等の板状振動
材10に、ダイシングソーにより一方の振動子11にお
ける溝部14と一方の振動子11を形成する切削溝43
を順次に切削し、次いで、他方の振動子12の長さ幅D
で振動材10を切断溝44をもって切断して、切断素子
45を得、以下、同様の切削加工によって多数枚の切断
素子45を得る。次いで、多数枚の切断素子45を積み
重ねて同時に他方の振動子12における溝部15を切削
し、次いで、同時に他方の振動子12を形成する切削溝
46を切削して不要部分47を切り離し、これによって
溝部を有する略L形音叉形状素子が加工できる。なお、
該素子は、切削加工の外、型等の成形加工によっても得
ることができる。
【0010】切削加工等の終った音叉形状素子に、溝部
14、15を含む全体にメッキ処理を施し(図4参
照)、電着レジストによって、素子に全レジストを行い
(図5参照)、次いで、位置決治具に素子を並べ(図6
参照)、全素子の両面にガラスマスクを合わせ、露光し
て電極を形成し(図7参照)、次いで、現象を行い(図
8参照)、エッヂング処理を行ってレジストを剥離し、
洗浄工程を経て図1に示されている如くの完成品とされ
る。
【0011】次に、図9、図10および図11を参照し
て、動作について説明する。駆動側アーム27(28)
においては(図9および図11参照)、駆動用電極29
(31)、30(32)に発振器50からの交流電圧が
加えられると、電極面近傍で伸縮が起こり、二つの面で
相反した伸縮が起こる。これによって、X軸方向(縦方
向)に屈曲振動が起こる。一方、検出側アーム33(3
4)においては(図10および図11参照)、駆動側ア
ーム27(28)と同一振動周波数で振動を起こす。こ
の際、双方のアームは、相反するX軸方向に振動する。
これにZ軸方向の回転が加わると、コリオリ力が発生
し、直交方向(Y軸方向)に振動が伝わる。図12は、
図1に示されている実施例の各電極に発生する電気信号
の状態をあらわす波形図で、( )内の数字は各電極3
5〜42に対応した数字である。振動ジャイロの無回転
時には、X軸方向の振動(縦振動)だけがあらわれ、回
転時には、コリオリ力に比例したY軸方向の振動(横振
動)とX軸方向の振動(縦振動)が合成された合成振動
の出力があらわれると共に、回転方向は、Y軸方向の振
動(横振動)の位相となってあらわれ、四つの電極の出
力の変化としてあらわれる。
【0012】上記構成に係る本振動ジャイロは、図13
に示されている如く、プリント基板48上の支持台49
に支持され、かつ図14に示されている如くの回路構成
で使用される。更に説明すると、駆動側アーム27(2
8)の電極20(21)、22(23)、29(3
1)、30(32)と検出側アーム33(34)の電極
22(23)には発振器50が接続されて、該発振器5
0からの交流電圧によって駆動側アーム27(28)が
振動せられ、検出側アーム33(34)の電極38(4
2)、36(40)は差動アンプ51に、電極37(4
1)、35(39)は差動アンプ52にそれぞれ接続さ
れ、該差動アンプ51、52によって回転時に、電極3
8(42)、36(40)、37(41)、35(3
9)にコリオリ力により発生した各二つの出力電圧の差
が測定される。差動アンプ51、52は加算器53に接
続され、該加算器53によって検出レベルが上げられ、
更に混合器54によって左右回転の速度レベルに変換さ
れ、直流アンプ55で増幅されて角速度に対応する直流
電圧で出力される。
【0013】なお、図示の実施例は、二つの音叉が支持
部で結合した2方向の振動ジャイロの場合であるが、こ
れに限定されず、三つの音叉が支持部で結合した3方向
の振動ジャイロとすることも可能である。
【0014】
【発明の効果】しかして、本発明によれば、一つの振動
材に複数の振動子が形成されているために、材料バラツ
キが非常に小さくて複数の角速度を同時に精度良く検出
することができる。また、全体形状が単純であるため、
加工が簡易で、量産に適し、低価格化が可能となるばか
りか、制御回路等を同一のプリント基板に共有すること
ができて、入出力が少なくでき、実装面積も小さくなる
ため、小型化が可能となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る振動ジャイロの一例での斜視図で
ある。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】一つの振動板材より略L形音叉形状素子を切削
加工する工程説明図である。
【図4から図8】音叉形状素子に対する電極形成の加工
工程図である。
【図9】振動モードの駆動側アームの波形説明図であ
る。
【図10】振動モードの検出側アームの波形説明図であ
る。
【図11】振動子の振動モードの説明図である。
【図12】図1に示す実施例の各電極部における電気信
号の状態を示す波形図である。
【図13】本振動ジャイロの使用状態を示す概略説明図
である。
【図14】本振動ジャイロを使用するための回路図であ
る。
【符号の説明】
10 振動材 11、12 振動子 13 支持部 14、15 溝部 20、21 溝部電極 22、23 外部電極 24、25 パターン部 26 接地電極 27、28 駆動側アーム 29〜32 駆動用電極 33、34 検出側アーム 35〜42検出用電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの振動材に、共振周波数が離れてい
    る複数の振動子が目的とする検出角速度の角度に合わせ
    た方向に一体形成され、各振動子の軸方向には、駆動と
    検出の共通電極としての溝部電極と外部電極が形成され
    ると共に、各振動子における駆動側アームおよび検出側
    アームの相対向せる外側2面には、それぞれ駆動用電極
    および検出用電極が設けられた構成を特徴とする振動ジ
    ャイロ。
JP5106121A 1993-04-08 1993-04-08 振動ジャイロ Pending JPH06294654A (ja)

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