JPH0629511U - 医療用顔面保護具 - Google Patents
医療用顔面保護具Info
- Publication number
- JPH0629511U JPH0629511U JP6767392U JP6767392U JPH0629511U JP H0629511 U JPH0629511 U JP H0629511U JP 6767392 U JP6767392 U JP 6767392U JP 6767392 U JP6767392 U JP 6767392U JP H0629511 U JPH0629511 U JP H0629511U
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- film
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- Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は着用時に十分な視野を確保すること
ができる医療用顔面保護具を提供することを目的とする
ものである。 【構成】 顔面を覆う液体不浸透性の透明な平板フィル
ム12が、当該平板フィルム12を頭部に固定する固定
部材14に、前記平板フィルム12両側端に設けられた
スペーサー部17を介して取り付けられている。
ができる医療用顔面保護具を提供することを目的とする
ものである。 【構成】 顔面を覆う液体不浸透性の透明な平板フィル
ム12が、当該平板フィルム12を頭部に固定する固定
部材14に、前記平板フィルム12両側端に設けられた
スペーサー部17を介して取り付けられている。
Description
【0001】
本考案は着用者の顔面に体液や血液、有害な薬液などが接触しないようこれを 保護する医療用顔面保護具に関する。詳細には着用時に十分な視野を確保するこ とができる医療用顔面保護具に関する。
【0002】
医療現場においては、治療中に患者の体液や血液が飛散し、これが誤って医者 や看護婦の眼、口、鼻に接触することがある。治療を受ける患者が伝染性の病原 菌を保有している場合には、この病原菌を含む液体が医者等の眼、口、鼻に接触 することにより、医者等が病原菌に感染するケースもあった。特に近年に至って はエイズ、ウイルス性肝炎といった伝染性の難病が注目されており、これらに感 染している患者の治療に際して医者等が病原菌に感染しないように、医者等の眼 、口などと患者の病原菌を含む液体との接触を確実に防止する必要性は更に高ま っている。又、医療現場においては、有害な薬液を取り扱う場合も多く、これが 誤って医者や看護婦の眼、口、鼻或は皮膚などに接触し、医者等に障害を与える こともあった。
【0003】 従来、有害な液体が顔面に接触しないようこれを保護する医療用顔面保護具と しては、実開平4−816号公報や実開平2−172462号公報に記載された ものがある。
【0004】 実開平4−816号公報に記載された医療用顔面保護具1は、図8に示すよう に、鼻と口とを覆い得るマスク3の上端縁に眼を覆い得る形状に成形された透明 なフィルム2の下端縁が接合されたものであり、マスク3の両側縁に取り付けた 耳掛け紐4により該保護具1が着用者の頭部に固定されるようになっていた。
【0005】 ところが、この保護具にあっては、該保護具が顔面形状に対応して固定される ようになっているため、フィルムは顔面形状に沿って湾曲し、その曲がりの大き な部分では光が乱反射して物が見にくくなり、その分視野を狭くしていた。また 、眼鏡を着用した場合にはフィルムが眼鏡に当たることによっても変形するため 、その変形箇所でも光の乱反射が生じ、物を見にくくし、しかも該保護具を固定 したときに眼鏡が着用者に押し付けられるため、着用者が顔に圧迫感を感じると いった不具合もあった。
【0006】 実開平2−172462号公報に記載された医療用顔面保護具1は、図9に示 すように、鼻と口とを覆い得るマスク3の上端縁に眼を覆い得る形状に成形され た透明なフィルム2の下端縁が接合され、このフィルム2中央部には下端より上 方に延びる切欠5が形成されたものである。この保護具1にあってはフィルム2 中央部に形成された切欠5が着用時に鼻のまわりにおけるしわの発生を防止する ようになっており、実開平4−816号公報に記載された医療用顔面保護具に比 べれば、着用時におけるフィルム2の湾曲が幾分抑えられるようになっていた。
【0007】 しかしながら、この医療用顔面保護具にあっても、これを着用したときにフィ ルムの両側方は湾曲することになることから、十分な視野を確保するには至らな かった。
【0008】 本考案は、この様な事情に鑑みなされたものであり、着用時に十分な視野を確 保することができる医療用顔面保護具を提供することを目的とするものである。
【0009】
上記目的を達成するため、請求項1記載の考案は、顔面を覆う液体不浸透性の 透明な平板フィルムが、当該平板フィルムを頭部に固定する固定部材に、前記平 板フィルム両側端に設けられて当該平板フィルムと顔面との間に間隔を設けるス ペーサー部を介して取り付けられていることを特徴とする医療用顔面保護具をそ の要旨とした。
【0010】 請求項2記載の考案は、スペーサー部が平板フィルムの両側端を延出し、この 延出部分を折曲することにより設けられていることを特徴とする医療用顔面保護 具をその要旨とした。
【0011】 請求項3記載の考案は、固定部材が汗取りパッドを設けたバンドであることを 特徴とする医療用顔面保護具をその要旨とした。
【0012】 以下、本考案の医療用顔面保護具を図面に従って詳細に説明する。 本考案の医療用顔面保護具11は平板フィルム12と固定部材14とスペーサ ー部17とからなっている。平板フィルム12としては、患者の体液や血液など の液体が浸透せず透明であり、成形性、耐薬品性に優れた安価なポリエチレン、 ポリプロピレンなどの合成樹脂フィルムがその素材として適しており、これを両 目、口など顔面(F)を覆う大きさに成形したものである。
【0013】 図1及び図2に示したものは両目及び鼻の一部を覆う形状に成形したものであ り、平板フィルム12のフィルム12中央部には下端より上方に延びる切欠13 が形成されており、この切欠13によって着用者の鼻のまわりにおけるしわの発 生が防止されるようになっている。又、図3に示したものは顔面(F)全体を覆 う形状に成形したものであり、着用者の両目、鼻及び口に伝染性の病原菌を含む 液体が接触しないようこれを保護するようになっている。又、この平板フィルム 12の着用者側面には着用者の息や体温による汗の蒸発に起因する当該平板フィ ルム12の曇りを防止するため、防曇層(図示しない)が形成されている。防曇 層はフィルム表面に界面活性剤を含有するポリマーをコーティングしたり、親水 性の官能基を導入したポリマーをコーティングしたりすることなどにより形成さ れる。尚、平板フィルムの光の反射率を小さくするため、フィルム表面に暗色の 着色を施したり、反射防止膜をコーティングしたりしても良い。又、フィルム面 へのほこりの付着を防止するため、フィルム内部又は表面に帯電防止層を設けて も良い。
【0014】 固定部材14は、前記平板フィルム12を着用者の頭部に固定するための部材 であり、例えば図1及び図2に示すように、額部分に汗取りパッド15を設けた 伸縮自在なバンドであり、汗取りパッド15の表面にスペーサー部17を取り外 し可能に取り付けることができる粘着テープ16を取着したものであっても良い 。この場合、固定部材14が平板フィルム12を頭部へ固定するだけではなく、 着用者の汗が汗取りパッドによって吸収されるようになっている。又、着用者の 頭部を覆うキャップであって、額部分にスペーサー部を取り外し可能に取り付け ることができる粘着テープを取着したものでも良い。尚、図4に示すように、固 定部材14たるキャップの額部分に汗取りパッド15を設け、この汗取りパッド 15の表面にスペーサー部17を取り外し可能に取り付けることができる粘着テ ープ16を取着したものでも良い。
【0015】 図1、図2及び図4に示すように、固定部材14に粘着テープ16を取着して スペーサー部17を取り外し可能に取り付けるようにしたならば、治療中に患者 の体液や血液などの液体が飛散し、これが平板フィルムに付着して視界が妨げら れるようなことがあっても、汚れた平板フィルムはスペーサー部と共に簡単に取 り換えることができる。
【0016】 この固定部材14に前記平板フィルム12がスペーサー部17を介して取り付 けられている。スペーサー部17は平板フィルム12両側端と顔面(F)との間 に設けられて両者間に間隔を設ける介在物であり、前記平板フィルム12の頭部 への固定に際して当該平板フィルム12の平板形状が損なわれないように、これ を保持する機能を持つものである。
【0017】 具体的には、図2又は図5に示すように、平板フィルム12の両側端を延出し 、この延出部分を折曲することによりスペーサー部17を設けることができる。 図2に示したスペーサー部17は、延出部分を2箇所で同一方向に折曲して断面 コの字状としたものであり、コの字状に折曲された先端部分17aが固定部材1 4たるバンドの額部分に設けた汗取りパッド15の粘着テープ16に粘着される ようになっている。スペーサー部17の粘着に供されない2つの折り目で挟まれ た箇所17bはスペーサー部(平板フィルム12と顔面(F)との間に間隔を設 ける介在物)としての機能を持つ箇所となる。図5に示したスペーサー部17は 、延出部分の最初の折曲を外側方向に2回目を内側方向に折曲して断面 字状と したものであり、 の字状に折曲された先端部分17aが固定部材17の汗取り パッド15に粘着され、スペーサー部17の粘着に供されない2つの折り目で挟 まれた箇所17bがスペーサー部としての機能する箇所となる。このようにスペ ーサー部17を平板フィルム12の両側端を延出し、この延出部分を折曲して設 けるようにしたならば、平板フィルム12とスペーサー部17とは一体物として 取り扱うことができ、製造コスト、取り扱い性といった点で有用性が高く好まし い。
【0018】 一方、図4及び図6に示したスペーサー部17は平板フィルム12とは別体に 設けたものである。このスペーサー部17は発泡樹脂を略台形状に成形したもの あり、平板フィルム12裏面の上部両端部分と固定部材14たるキャップの額部 分とに取り外し可能に接合されるようになっている。
【0019】 尚、スペーサー部17の素材、形状などは特に限定されるものではなく、例え ば図7に示すように、平板フィルム12の両側端を延出し、この延出部分を4箇 所で内側方向に折曲して設けたものであってもよい。この場合、平板フィルム1 2の両端が2辺の折曲部分によって支持されるため、平板フィルム12の平板形 状はより確実に保持されるようになる。
【0020】 上記の如く構成された医療用顔面保護具11にあっては、顔面(F)を覆う液 体不浸透性の透明な平板フィルム12が、当該平板フィルム12を頭部に固定す る固定部材14に、前記平板フィルム12両側端に設けられたスペーサー部17 を介して取り付けられていることから、これを着用したときに、スペーサー部1 7が平板フィルム12と顔面(F)との間に間隔を設けて平板フィルム12の平 板形状を保持するようになっている。
【0021】
上記構成を備えたことにより、請求項1記載の医療用顔面保護具にあっては、 平板フィルム両側端に設けられて当該平板フィルムと顔面との間に間隔を設ける スペーサー部が平板フィルムの平板形状を確実に保持するようになっているため 、従来の顔面保護具のように平板フィルムが着用時に顔面形状に沿って湾曲して 着用者の視野を狭くすることがなく、十分な視野を確保することができる。
【0022】 又、この保護具にあっては、これを着用したときにスペーサー部によって平板 フィルムと顔面との間に間隔が設けられるようになっていることから、眼鏡を着 用していても顔が圧迫されたり、フィルムが変形したりすることがない。
【0023】 請求項2記載の医療用顔面保護具にあっては、スペーサー部が平板フィルムの 両側端を延出し、この延出部分を折曲することにより設けられていることから、 平板フィルムとスペーサー部とを一体物として取り扱うことができ、製造コスト 、取り扱い性といった点で有用である。
【0024】 請求項3記載の医療用顔面保護具にあっては、固定部材が汗取りパッドを設け たバンドであることから、平板フィルムを頭部へ固定すると共に着用者の汗が汗 取りパッドによって吸収されるようになっている。このため、汗が目に入ったり 、汗が落ちて器や患者に付着したりすることがない。
【図1】着用者の両目及び鼻の一部を覆う医療用顔面保
護具を示した正面図である。
護具を示した正面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】着用者の顔面全体を覆う医療用顔面保護具を示
した正面図である。
した正面図である。
【図4】固定部材としてキャップを用いた例を示す側面
図である。
図である。
【図5】スペーサー部の別例を示した平面図である。
【図6】スペーサー部の更に別の例を示した平面図であ
る。
る。
【図7】スペーサー部の更に別の例を示した平面図であ
る。
る。
【図8】従来の医療用顔面保護具を示した斜視図であ
る。
る。
【図9】従来の医療用顔面保護具を示した正面図であ
る。
る。
12・・・平板フィルム 14・・・固定部材 17・・・スペーサー部
Claims (3)
- 【請求項1】 顔面を覆う液体不浸透性の透明な平板フ
ィルムが、当該平板フィルムを頭部に固定する固定部材
に、前記平板フィルム両側端に設けられて当該平板フィ
ルムと顔面との間に間隔を設けるスペーサー部を介して
取り付けられていることを特徴とする医療用顔面保護
具。 - 【請求項2】 前記スペーサー部が平板フィルムの両側
端を延出し、この延出部分を折曲することにより設けら
れていることを特徴とする請求項1記載の医療用顔面保
護具。 - 【請求項3】 前記固定部材が汗取りパッドを設けたバ
ンドであることを特徴とする請求項1記載の医療用顔面
保護具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6767392U JPH0629511U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 医療用顔面保護具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6767392U JPH0629511U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 医療用顔面保護具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0629511U true JPH0629511U (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=13351759
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6767392U Pending JPH0629511U (ja) | 1992-09-29 | 1992-09-29 | 医療用顔面保護具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629511U (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015170716A1 (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-12 | デクセリアルズ株式会社 | 眼鏡用保護具 |
| KR102000552B1 (ko) * | 2018-02-20 | 2019-07-16 | 연세대학교 원주산학협력단 | 안면보호구 및 안면보호구의 구동 방법 |
| JP2022040921A (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-11 | 三菱ケミカル株式会社 | 顔面保護具、顔面保護具用積層体、及び顔面保護具の製造方法 |
-
1992
- 1992-09-29 JP JP6767392U patent/JPH0629511U/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015170716A1 (ja) * | 2014-05-07 | 2015-11-12 | デクセリアルズ株式会社 | 眼鏡用保護具 |
| JP2015215370A (ja) * | 2014-05-07 | 2015-12-03 | デクセリアルズ株式会社 | 眼鏡用保護具 |
| KR102000552B1 (ko) * | 2018-02-20 | 2019-07-16 | 연세대학교 원주산학협력단 | 안면보호구 및 안면보호구의 구동 방법 |
| JP2022040921A (ja) * | 2020-08-31 | 2022-03-11 | 三菱ケミカル株式会社 | 顔面保護具、顔面保護具用積層体、及び顔面保護具の製造方法 |
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