JPH06295138A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH06295138A JPH06295138A JP8305593A JP8305593A JPH06295138A JP H06295138 A JPH06295138 A JP H06295138A JP 8305593 A JP8305593 A JP 8305593A JP 8305593 A JP8305593 A JP 8305593A JP H06295138 A JPH06295138 A JP H06295138A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing device
- fixing
- scraping
- cleaner
- cleaning member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Cleaning In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 清掃能力を長期間に亘り維持し清掃部材の交
換が不要な定着装置を提供する。 【構成】 定着部材1や支持部材2の離型層に硬度が鉛
筆硬度でH以上の硬質離型材料を用い、クリーナ6に例
えばポリイミド樹脂からなる掻き取り式清掃部材7を採
用した。 【効果】 稠密な材料からなる清掃部材7を硬質離型材
料からなる定着部材1や支持部材2に直接接触させ、オ
フセットトナーを確実に清掃できる。定着温度を高く設
定できるので、より高い印刷信頼性が得られ、印刷速度
を上げられる。
換が不要な定着装置を提供する。 【構成】 定着部材1や支持部材2の離型層に硬度が鉛
筆硬度でH以上の硬質離型材料を用い、クリーナ6に例
えばポリイミド樹脂からなる掻き取り式清掃部材7を採
用した。 【効果】 稠密な材料からなる清掃部材7を硬質離型材
料からなる定着部材1や支持部材2に直接接触させ、オ
フセットトナーを確実に清掃できる。定着温度を高く設
定できるので、より高い印刷信頼性が得られ、印刷速度
を上げられる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トナーを用いて画像を
顕像化させるプリンタ,ファクシミリ,複写機等の記録
装置に係り、特に、記録体の表面に形成されるトナー画
像を記録体に定着させる定着装置に関する。
顕像化させるプリンタ,ファクシミリ,複写機等の記録
装置に係り、特に、記録体の表面に形成されるトナー画
像を記録体に定着させる定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を用いる記録装置は、一般
に、トナーを記録体表面に画像として顕像化させる工程
と、顕像化されたトナー画像を記録体に定着させる工程
と経て画像を記録している。トナー材料は、加熱により
融解し、冷却により凝固する。上記定着工程では、この
トナーの性質を利用し、トナーを加熱により融解させ、
その後の自然冷却により記録体に固着すなわち定着させ
る。
に、トナーを記録体表面に画像として顕像化させる工程
と、顕像化されたトナー画像を記録体に定着させる工程
と経て画像を記録している。トナー材料は、加熱により
融解し、冷却により凝固する。上記定着工程では、この
トナーの性質を利用し、トナーを加熱により融解させ、
その後の自然冷却により記録体に固着すなわち定着させ
る。
【0003】定着工程において、通常採用されている加
熱方法は、1本の定着ローラと1本の支持ローラとから
なるローラ対を互いに圧接させ、そのうち、少なくとも
1本のローラを加熱し、2本のローラが相接する挟持部
を形成し、トナー画像が形成された用紙または耐熱プラ
スチックシート等の記録体が前記挟持部を通過するよう
にさせる方法である。前記ローラのうち片方がベルト状
のものもある。本明細書では、これらの定着ローラや定
着ベルト等を総称して定着部材と記載し、支持ローラや
支持ベルトを総称して支持部材と記載する。
熱方法は、1本の定着ローラと1本の支持ローラとから
なるローラ対を互いに圧接させ、そのうち、少なくとも
1本のローラを加熱し、2本のローラが相接する挟持部
を形成し、トナー画像が形成された用紙または耐熱プラ
スチックシート等の記録体が前記挟持部を通過するよう
にさせる方法である。前記ローラのうち片方がベルト状
のものもある。本明細書では、これらの定着ローラや定
着ベルト等を総称して定着部材と記載し、支持ローラや
支持ベルトを総称して支持部材と記載する。
【0004】この種の定着装置では、トナー像を加熱す
る際に、融解したトナーが定着部材または支持部材に付
着するいわゆるオフセット現象が発生することがある。
オフセット現象が発生すると、次回の定着の際に、付着
していたトナーが定着ローラから記録体に転移し、誤っ
た画像を形成する。
る際に、融解したトナーが定着部材または支持部材に付
着するいわゆるオフセット現象が発生することがある。
オフセット現象が発生すると、次回の定着の際に、付着
していたトナーが定着ローラから記録体に転移し、誤っ
た画像を形成する。
【0005】この問題を防止するため、定着ローラのト
ナーと接する面に,離型性が高いシリコンゴム,フッ素
ゴム,フッ素樹脂を離型層として用いるのが一般的であ
る。例えば上記定着ローラや支持ローラの外被層にも、
シリコンゴム,フッ素ゴム,フッ素樹脂等が用いられて
いる。特に、フッ素系材料の離型性が高いことはよく知
られている。これらフッ素系材料として、パーフルオロ
アルコキシPFA,ポリテトラフルオロエチレンPTF
E等がよく用いられている。
ナーと接する面に,離型性が高いシリコンゴム,フッ素
ゴム,フッ素樹脂を離型層として用いるのが一般的であ
る。例えば上記定着ローラや支持ローラの外被層にも、
シリコンゴム,フッ素ゴム,フッ素樹脂等が用いられて
いる。特に、フッ素系材料の離型性が高いことはよく知
られている。これらフッ素系材料として、パーフルオロ
アルコキシPFA,ポリテトラフルオロエチレンPTF
E等がよく用いられている。
【0006】トナーを融解させる温度が高いのため、上
記離型層材料には、耐熱性も要求されるので、通常使用
時、200℃程度までの耐熱性も併せ持つように設計し
てある。言い換えれば、記録装置の印刷速度を上げる等
の目的で、定着に熱量を多く必要とし、定着ローラの温
度を高めようとしても、その最高温度は200℃程度が
限界である。
記離型層材料には、耐熱性も要求されるので、通常使用
時、200℃程度までの耐熱性も併せ持つように設計し
てある。言い換えれば、記録装置の印刷速度を上げる等
の目的で、定着に熱量を多く必要とし、定着ローラの温
度を高めようとしても、その最高温度は200℃程度が
限界である。
【0007】前記2本のローラの挟持部等において離型
層が加熱時に記録体と接する位置では、記録体が離型層
をこすったり記録体の端面が離型層に衝突したりするた
め、離型層材料には、耐摩耗性も要求される。しかし、
従来の離型層材料は比較的軟らかいので、耐摩耗性が十
分とはいえなかった。したがって、従来の定着ローラ
は、摩耗により使用不能となることを前提とするか、使
用不能となる可能性を有する消耗品として取り扱われる
ことが多かった。すなわち、記録装置において、定着ロ
ーラは、定期交換部品またはサービス部品に指定されて
いる。
層が加熱時に記録体と接する位置では、記録体が離型層
をこすったり記録体の端面が離型層に衝突したりするた
め、離型層材料には、耐摩耗性も要求される。しかし、
従来の離型層材料は比較的軟らかいので、耐摩耗性が十
分とはいえなかった。したがって、従来の定着ローラ
は、摩耗により使用不能となることを前提とするか、使
用不能となる可能性を有する消耗品として取り扱われる
ことが多かった。すなわち、記録装置において、定着ロ
ーラは、定期交換部品またはサービス部品に指定されて
いる。
【0008】さらに、上記離型層材料を用いたとして
も、若干のオフセットの発生はどうしても避けられない
ので、通常、クリーナが付加される。クリーナでは、離
型層材料の摩耗をできるかぎり避けるため、ブラシ,耐
熱織布,耐熱フェルト等の不織布,耐熱スポンジ等の耐
熱性を備えしかも軟かい繊維質または多孔性材料等から
なる清掃部材を用いて、定着部材等を拭き取る。一度拭
き取ったオフセットトナーは、清掃部材の繊維に絡みつ
きまたは孔に入り込み、清掃部材に強固に付着して、清
掃部材に蓄積される。その結果、清掃部材に蓄積したオ
フセットトナーが多くなると、その拭き取り能力が低下
し、その能力のあるレベルで清掃部材の寿命を迎えるこ
とになる。したがって、清掃部材も定期交換部品または
サービス部品に指定されている。
も、若干のオフセットの発生はどうしても避けられない
ので、通常、クリーナが付加される。クリーナでは、離
型層材料の摩耗をできるかぎり避けるため、ブラシ,耐
熱織布,耐熱フェルト等の不織布,耐熱スポンジ等の耐
熱性を備えしかも軟かい繊維質または多孔性材料等から
なる清掃部材を用いて、定着部材等を拭き取る。一度拭
き取ったオフセットトナーは、清掃部材の繊維に絡みつ
きまたは孔に入り込み、清掃部材に強固に付着して、清
掃部材に蓄積される。その結果、清掃部材に蓄積したオ
フセットトナーが多くなると、その拭き取り能力が低下
し、その能力のあるレベルで清掃部材の寿命を迎えるこ
とになる。したがって、清掃部材も定期交換部品または
サービス部品に指定されている。
【0009】なお、この種の従来の装置は、例えば実開
昭61−61563号等に記載されている。
昭61−61563号等に記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記各従来技術におい
ては、清掃部材の寿命について配慮が十分ではない。そ
のために、清掃部材にトナーが蓄積するので、清掃部材
を定期交換部品または交換が必要なサービス部品として
取り扱わなければならなかった。
ては、清掃部材の寿命について配慮が十分ではない。そ
のために、清掃部材にトナーが蓄積するので、清掃部材
を定期交換部品または交換が必要なサービス部品として
取り扱わなければならなかった。
【0011】また、拭きとり能力が低下した場合、拭き
取り残りが発生し、誤った画像が発生するという問題も
あった。
取り残りが発生し、誤った画像が発生するという問題も
あった。
【0012】本発明の目的は、掻き取りによるオフセッ
トトナーの確実な清掃を実現する一方で、清掃能力の低
下が無く交換不要な清掃部材を有する定着装置を提供す
ることである。
トトナーの確実な清掃を実現する一方で、清掃能力の低
下が無く交換不要な清掃部材を有する定着装置を提供す
ることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、少なくとも一方の表面に離型層を有する
定着部材と支持部材とを備え、定着部材と支持部材とを
圧接させて挟持部を形成し、定着部材および/または支
持部材を加熱しつつ前記挟持部に未定着トナー画像が形
成された記録体を通し、トナー画像を記録体に定着させ
るとともに、定着部材および/または支持部材に転移し
たオフセットトナーを清掃するクリーナを有する電子写
真装置の定着装置において、離型層の硬度を鉛筆硬度で
H以上とし、クリーナとして掻き取り式清掃部材を備え
た定着装置を提案する。
成するために、少なくとも一方の表面に離型層を有する
定着部材と支持部材とを備え、定着部材と支持部材とを
圧接させて挟持部を形成し、定着部材および/または支
持部材を加熱しつつ前記挟持部に未定着トナー画像が形
成された記録体を通し、トナー画像を記録体に定着させ
るとともに、定着部材および/または支持部材に転移し
たオフセットトナーを清掃するクリーナを有する電子写
真装置の定着装置において、離型層の硬度を鉛筆硬度で
H以上とし、クリーナとして掻き取り式清掃部材を備え
た定着装置を提案する。
【0014】前記離型層材料は、具体的には、アモルフ
ァスシリコン等である。
ァスシリコン等である。
【0015】一方、前記掻き取り式清掃部材は、樹脂、
特に、ポリイミド樹脂もしくはフッ素樹脂、または、金
属からなる。
特に、ポリイミド樹脂もしくはフッ素樹脂、または、金
属からなる。
【0016】本発明は、また、上記目的を達成するため
に、少なくとも一方の表面に離型層を有する定着部材と
支持部材とを備え、定着部材と支持部材とを圧接させて
挟持部を形成し、定着部材および/または支持部材を加
熱しつつ前記挟持部に未定着トナー画像が形成された記
録体を通し、トナー画像を記録体に定着させるととも
に、定着部材および/または支持部材に転移したオフセ
ットトナーを清掃するクリーナを有する電子写真装置の
定着装置において、離型層の硬度を鉛筆硬度でH以上と
し、クリーナとして掻き取り式清掃部材と、この掻き取
り式清掃部材を加熱するヒータとを備えた定着装置を提
案するものである。
に、少なくとも一方の表面に離型層を有する定着部材と
支持部材とを備え、定着部材と支持部材とを圧接させて
挟持部を形成し、定着部材および/または支持部材を加
熱しつつ前記挟持部に未定着トナー画像が形成された記
録体を通し、トナー画像を記録体に定着させるととも
に、定着部材および/または支持部材に転移したオフセ
ットトナーを清掃するクリーナを有する電子写真装置の
定着装置において、離型層の硬度を鉛筆硬度でH以上と
し、クリーナとして掻き取り式清掃部材と、この掻き取
り式清掃部材を加熱するヒータとを備えた定着装置を提
案するものである。
【0017】この場合も、離型層材料や掻き取り式清掃
部材には、上記と同様の材料を用いることができる。
部材には、上記と同様の材料を用いることができる。
【0018】さらに、前記定着加熱部分の温度を検出す
る手段と、クリーナの温度を検出する手段と、それら二
つの温度検出手段の出力信号に基づいてクリーナの温度
を定着部材の温度と等しくなるよう制御する手段、また
は、クリーナの温度を定着部材の温度と所定関係に保ち
連動して制御する手段を備えることが可能である。
る手段と、クリーナの温度を検出する手段と、それら二
つの温度検出手段の出力信号に基づいてクリーナの温度
を定着部材の温度と等しくなるよう制御する手段、また
は、クリーナの温度を定着部材の温度と所定関係に保ち
連動して制御する手段を備えることが可能である。
【0019】掻き取り式清掃部材を加熱するヒータとを
備えた場合、掻き取り式清掃部材を重力方向に対して斜
めに設置し、回収された前記オフセットトナーを溜める
廃トナー溜めを設けることが望ましい。
備えた場合、掻き取り式清掃部材を重力方向に対して斜
めに設置し、回収された前記オフセットトナーを溜める
廃トナー溜めを設けることが望ましい。
【0020】
【作用】本発明においては、硬質離型材料を離型層に用
いており、定着部材および/または支持部材の耐摩耗性
が著しく高くなるので、硬質の清掃部材のブレードが直
接接触し、その状態で回転しても、離型層の摩耗が発生
しない。したがって、清掃部材には、非繊維質かつ非多
孔質な稠密材料を使用できるから、拭き取り残りは発生
しない。
いており、定着部材および/または支持部材の耐摩耗性
が著しく高くなるので、硬質の清掃部材のブレードが直
接接触し、その状態で回転しても、離型層の摩耗が発生
しない。したがって、清掃部材には、非繊維質かつ非多
孔質な稠密材料を使用できるから、拭き取り残りは発生
しない。
【0021】稠密材料からなる清掃部材のブレードに付
着したトナーは、繊維や孔に絡みつかないので、容易に
分離できる。したがって、稠密材料を用いた掻き取り式
清掃部材すなわちブレードからは、清掃後のオフセット
トナーの分離が容易であり、清掃能力の低下が無く、ブ
レードの交換は基本的には不要となる。
着したトナーは、繊維や孔に絡みつかないので、容易に
分離できる。したがって、稠密材料を用いた掻き取り式
清掃部材すなわちブレードからは、清掃後のオフセット
トナーの分離が容易であり、清掃能力の低下が無く、ブ
レードの交換は基本的には不要となる。
【0022】
《実施例1》図1は、本発明による定着装置の一実施例
の構造を示す斜視図である。ヒートローラHR1はアル
ミニウムの円筒からなり、その外表面には離型層が形成
されている。この離型層は、トナー4がヒートローラH
R1に転移するオフセット現象を抑制するために用いら
れる。ヒートローラHR1の中心には、ハロゲンランプ
等のヒータ5が設置される。バックアップローラBR2
は、アルミニウムの芯金とその外表面を取り巻いている
シリコンゴム等の弾性層とからなる。ヒートローラHR
1は、ヒータ5により加熱される。
の構造を示す斜視図である。ヒートローラHR1はアル
ミニウムの円筒からなり、その外表面には離型層が形成
されている。この離型層は、トナー4がヒートローラH
R1に転移するオフセット現象を抑制するために用いら
れる。ヒートローラHR1の中心には、ハロゲンランプ
等のヒータ5が設置される。バックアップローラBR2
は、アルミニウムの芯金とその外表面を取り巻いている
シリコンゴム等の弾性層とからなる。ヒートローラHR
1は、ヒータ5により加熱される。
【0023】ヒートローラHR1とバックアップローラ
BR2とはお互いに圧接された状態で、一定速度で回転
する。本実施例においては、ヒートローラHR1が駆動
源を有し、バックアップローラBR2はヒートローラH
R1に従って回転する。ヒートローラHR1とバックア
ップローラBR2とがお互いに圧接すると、バックアッ
プローラBR2の弾性層が弾性変形を起こし、挟持領域
を形成する。この接触面に記録紙3を通すと、記録紙3
とその表面に画像として配列したトナー4とが加熱され
る。その結果、トナー4が記録紙3に定着する。挟持領
域を通過した記録紙3の前端部は、はく離爪9により、
ヒートローラHR1からはがされる。定着を終了した記
録紙3は、定着装置外に排出される。この動作が各記録
紙3毎に連続的に繰り返される。
BR2とはお互いに圧接された状態で、一定速度で回転
する。本実施例においては、ヒートローラHR1が駆動
源を有し、バックアップローラBR2はヒートローラH
R1に従って回転する。ヒートローラHR1とバックア
ップローラBR2とがお互いに圧接すると、バックアッ
プローラBR2の弾性層が弾性変形を起こし、挟持領域
を形成する。この接触面に記録紙3を通すと、記録紙3
とその表面に画像として配列したトナー4とが加熱され
る。その結果、トナー4が記録紙3に定着する。挟持領
域を通過した記録紙3の前端部は、はく離爪9により、
ヒートローラHR1からはがされる。定着を終了した記
録紙3は、定着装置外に排出される。この動作が各記録
紙3毎に連続的に繰り返される。
【0024】ヒートローラHR1の温度は、温度センサ
10により検出され、所定の温度に制御される。クリー
ナ6は、ヒートローラHR1に転移したオフセットトナ
ーを掻き取るために用いられ、離型剤や離型オイル等は
塗布されていない。
10により検出され、所定の温度に制御される。クリー
ナ6は、ヒートローラHR1に転移したオフセットトナ
ーを掻き取るために用いられ、離型剤や離型オイル等は
塗布されていない。
【0025】本実施例のヒートローラHR1とバックア
ップローラBR2との直径は、例えば60mmであり、
周速度は250mm/secである。ヒートローラHR
1の離型層の厚さは、例えば40μmである。定着時の
ヒートローラHR1の温度は、制御中心190℃に設定
され、その温度変動は±5℃である。
ップローラBR2との直径は、例えば60mmであり、
周速度は250mm/secである。ヒートローラHR
1の離型層の厚さは、例えば40μmである。定着時の
ヒートローラHR1の温度は、制御中心190℃に設定
され、その温度変動は±5℃である。
【0026】本実施例では、ヒートローラHR1の離型
層の材料に、ポリイミドとアモルファスシリコンとを2
層に積層したものを用いており、基材側にポリイミド、
外表面側にアモルファスシリコンを設置してある。その
外表面の硬度は、JISに規定された鉛筆硬度試験でH
である。本実施例におけるアモルファスシリコンの外表
面は、十分な耐熱性および離型性を備えている。その一
方で、ポリイミド層には、耐熱性は必要であるが、トナ
ーと直接接することが無いので、離型性は要求されな
い。このポリイミド層の耐熱性も、本実施例では十分で
ある。さらに、クリーナ6の清掃部材7には、厚さ0.
5mmのポリイミドシートを用いてある。印刷状態で
は、この清掃部材7の先端は、ヒートローラHR1の表
面に接触し、オフセットトナーを掻き取るので、オフセ
ットトナーがヒートローラHR1表面において、清掃部
材7との接触点より先に運ばれることが無い。掻き取ら
れたオフセットトナーは、清掃部材7の先端部に溜る。
溜ったオフセットトナーは、この記録装置の性能に何ら
悪影響を及ぼすものではないが、装置自体の汚損という
観点からは好ましくないので、清掃部材7先端部を定期
的に清掃して除去するようになっている。この清掃は、
サービスマン等により行われ、清掃周期は、例えば10
万頁に設定されている。
層の材料に、ポリイミドとアモルファスシリコンとを2
層に積層したものを用いており、基材側にポリイミド、
外表面側にアモルファスシリコンを設置してある。その
外表面の硬度は、JISに規定された鉛筆硬度試験でH
である。本実施例におけるアモルファスシリコンの外表
面は、十分な耐熱性および離型性を備えている。その一
方で、ポリイミド層には、耐熱性は必要であるが、トナ
ーと直接接することが無いので、離型性は要求されな
い。このポリイミド層の耐熱性も、本実施例では十分で
ある。さらに、クリーナ6の清掃部材7には、厚さ0.
5mmのポリイミドシートを用いてある。印刷状態で
は、この清掃部材7の先端は、ヒートローラHR1の表
面に接触し、オフセットトナーを掻き取るので、オフセ
ットトナーがヒートローラHR1表面において、清掃部
材7との接触点より先に運ばれることが無い。掻き取ら
れたオフセットトナーは、清掃部材7の先端部に溜る。
溜ったオフセットトナーは、この記録装置の性能に何ら
悪影響を及ぼすものではないが、装置自体の汚損という
観点からは好ましくないので、清掃部材7先端部を定期
的に清掃して除去するようになっている。この清掃は、
サービスマン等により行われ、清掃周期は、例えば10
万頁に設定されている。
【0027】本実施例に用いた離型層の硬さが表面の鉛
筆硬度でH以上であれば、清掃部材7が直接接触した状
態でヒートローラHR1を回転させても、離型層の摩耗
は無く、実用上何ら問題はない。
筆硬度でH以上であれば、清掃部材7が直接接触した状
態でヒートローラHR1を回転させても、離型層の摩耗
は無く、実用上何ら問題はない。
【0028】本実施例によれば、鉛筆硬度でH以上の表
面硬度を有する離型層をヒートローラHR1の表面に形
成し、それに対応する硬さのシート状清掃部材7をクリ
ーナ6に用いたので、清掃部材7の交換が不要になる。
なお、本実施例では、清掃部材7の材料にポリイミド樹
脂を用いたが、フッ素樹脂等のその他の耐熱樹脂または
金属等を用いても本実施例と同様の効果が得られる。
面硬度を有する離型層をヒートローラHR1の表面に形
成し、それに対応する硬さのシート状清掃部材7をクリ
ーナ6に用いたので、清掃部材7の交換が不要になる。
なお、本実施例では、清掃部材7の材料にポリイミド樹
脂を用いたが、フッ素樹脂等のその他の耐熱樹脂または
金属等を用いても本実施例と同様の効果が得られる。
【0029】《実施例2》図2は、本発明による定着装
置の他の実施例の構造を示す斜視図である。本実施例
は、図1の実施例の構成要素に、クリーナヒータ11
と、クリーナ温度センサ12と、廃トナー溜め13とを
追加してある。すなわち、清掃後のオフセットトナー除
去機能を付加したものである。ここでは、清掃後のオフ
セットトナーを廃トナーと呼ぶ。
置の他の実施例の構造を示す斜視図である。本実施例
は、図1の実施例の構成要素に、クリーナヒータ11
と、クリーナ温度センサ12と、廃トナー溜め13とを
追加してある。すなわち、清掃後のオフセットトナー除
去機能を付加したものである。ここでは、清掃後のオフ
セットトナーを廃トナーと呼ぶ。
【0030】本実施例では、クリーナヒータ11により
支持板8が加熱され、その熱により清掃部材7が加熱さ
れる。支持板8は、清掃部材7を加熱するための熱源の
役割を果たす。そのため、その材質には熱容量が大きい
アルミニウムを用いてある。支持板8は、クリーナヒー
タ11により加熱される。クリーナヒータ11は、ニッ
ケル−クロム電熱線による通電加熱ヒータである。
支持板8が加熱され、その熱により清掃部材7が加熱さ
れる。支持板8は、清掃部材7を加熱するための熱源の
役割を果たす。そのため、その材質には熱容量が大きい
アルミニウムを用いてある。支持板8は、クリーナヒー
タ11により加熱される。クリーナヒータ11は、ニッ
ケル−クロム電熱線による通電加熱ヒータである。
【0031】清掃部材7の加熱は、廃トナーが清掃部材
先端部に溜ることを防止するため、廃トナーの溶融状態
を清掃後も保たせるようにするためである。清掃部材7
に掻き取られた廃トナーは、溶融状態を保っているの
で、清掃部材7の先端部を流れて、廃トナー溜め13に
排出される。
先端部に溜ることを防止するため、廃トナーの溶融状態
を清掃後も保たせるようにするためである。清掃部材7
に掻き取られた廃トナーは、溶融状態を保っているの
で、清掃部材7の先端部を流れて、廃トナー溜め13に
排出される。
【0032】本実施例では、ヒートローラHR1は重力
方向に水平に設置されているが、清掃部材7は、廃トナ
ーの流れを良好に保つため、重力方向に対して廃トナー
溜め13側が下方になるように、斜めに取り付けられて
いる。なお、廃トナー溜め13をクリーナ6の両端に設
置すれば、清掃部材7をヒートローラHR1の中央部で
凸状になるようなウイング形状としてもよい。要する
に、重力に対して、廃トナーの流れが廃トナー溜め13
まで良好に確保されればよいのである。廃トナー溜め1
3に排出された廃トナーは、例えばユーザにより定期的
に廃棄される。
方向に水平に設置されているが、清掃部材7は、廃トナ
ーの流れを良好に保つため、重力方向に対して廃トナー
溜め13側が下方になるように、斜めに取り付けられて
いる。なお、廃トナー溜め13をクリーナ6の両端に設
置すれば、清掃部材7をヒートローラHR1の中央部で
凸状になるようなウイング形状としてもよい。要する
に、重力に対して、廃トナーの流れが廃トナー溜め13
まで良好に確保されればよいのである。廃トナー溜め1
3に排出された廃トナーは、例えばユーザにより定期的
に廃棄される。
【0033】クリーナ6の温度を適正に保つため、クリ
ーナ温度センサ12を設け、クリーナ6の温度を制御し
ている。クリーナ6は、廃トナーが溶融状態を保つこと
が可能な温度に設定されている必要がある。クリーナ6
の温度は、ヒートローラHR1の制御温度とほぼ等し
い。本実施例では、ヒートローラHR1の温度センサ1
0とクリーナ温度センサ12とには、共にサーミスタを
用いている。定着クリーナ温度センサ12は、ヒートロ
ーラHR1の温度センサ10と連動する。すなわち、ク
リーナ温度センサ12の出力がヒートローラHR1の温
度センサ10の出力より低い場合、クリーナセンサ10
はON状態となり、逆に高い場合には、OFF状態とな
るよう制御する。したがって、クリーナ6の温度は、ヒ
ートローラHR1の温度とほぼ等しくなるよう制御され
る。このヒートローラHR1との連動制御により、例え
ばユーザの特別な要求によりトナーの種類を変え、それ
に伴ってヒートローラHR1の設定温度を変えるなどの
操作が行われた場合でも、クリーナ6は、ヒートローラ
HR1の設定温度の変化に自動的に対応できるようにな
る。
ーナ温度センサ12を設け、クリーナ6の温度を制御し
ている。クリーナ6は、廃トナーが溶融状態を保つこと
が可能な温度に設定されている必要がある。クリーナ6
の温度は、ヒートローラHR1の制御温度とほぼ等し
い。本実施例では、ヒートローラHR1の温度センサ1
0とクリーナ温度センサ12とには、共にサーミスタを
用いている。定着クリーナ温度センサ12は、ヒートロ
ーラHR1の温度センサ10と連動する。すなわち、ク
リーナ温度センサ12の出力がヒートローラHR1の温
度センサ10の出力より低い場合、クリーナセンサ10
はON状態となり、逆に高い場合には、OFF状態とな
るよう制御する。したがって、クリーナ6の温度は、ヒ
ートローラHR1の温度とほぼ等しくなるよう制御され
る。このヒートローラHR1との連動制御により、例え
ばユーザの特別な要求によりトナーの種類を変え、それ
に伴ってヒートローラHR1の設定温度を変えるなどの
操作が行われた場合でも、クリーナ6は、ヒートローラ
HR1の設定温度の変化に自動的に対応できるようにな
る。
【0034】本実施例によれば、クリーナ6を加熱し、
廃トナーを廃トナー溜め13に自動的に回収するので、
清掃部材7の定期的清掃が不要となる。また、クリーナ
ヒータ10の温度をヒートローラHR1の温度に連動さ
せて制御することから、ヒートローラHR1の温度設定
が変化した場合にも、クリーナ6の温度を自動的に対応
させることができる。
廃トナーを廃トナー溜め13に自動的に回収するので、
清掃部材7の定期的清掃が不要となる。また、クリーナ
ヒータ10の温度をヒートローラHR1の温度に連動さ
せて制御することから、ヒートローラHR1の温度設定
が変化した場合にも、クリーナ6の温度を自動的に対応
させることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、定着部材や支持部材の
離型層に耐摩耗性に優れた硬質離型材料を用いることに
より、オフセットトナーの掻き取り式清掃が可能とな
り、清掃能力を長期間に亘り維持できるので、交換不要
な清掃部材を有する定着装置が得られる。定着温度を高
く設定できるので、より高い印刷信頼性が得られ、印刷
速度を上げられる。
離型層に耐摩耗性に優れた硬質離型材料を用いることに
より、オフセットトナーの掻き取り式清掃が可能とな
り、清掃能力を長期間に亘り維持できるので、交換不要
な清掃部材を有する定着装置が得られる。定着温度を高
く設定できるので、より高い印刷信頼性が得られ、印刷
速度を上げられる。
【図1】本発明による定着装置の一実施例の構造を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明による定着装置の別他の実施例の構造を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
1 ヒートローラ 2 バツクアツプローラ 3 記録紙 4 トナー 5 ヒータ 6 クリーナ 7 清掃部材 8 支持板 9 分離爪 10 温度センサ 11 クリーナのヒータ 12 クリーナの温度センサ 13 廃トナー溜め
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石井 建司 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 日 立工機株式会社内
Claims (15)
- 【請求項1】 少なくとも一方の表面に離型層を有する
定着部材と支持部材とを備え、前記定着部材と支持部材
とを圧接させて挟持部を形成し、前記定着部材および/
または支持部材を加熱しつつ前記挟持部に未定着トナー
画像が形成された記録体を通し、前記トナー画像を前記
記録体に定着させるとともに、前記定着部材および/ま
たは支持部材に転移したオフセットトナーを清掃するク
リーナを有する電子写真装置の定着装置において、 前記離型層の硬度を鉛筆硬度でH以上とし、 前記クリーナとして掻き取り式清掃部材を備えたことを
特徴とする定着装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の定着装置において、 前記離型層材料が、アモルファスシリコンであることを
特徴とする定着装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の定着装置にお
いて、 前記掻き取り式清掃部材が、樹脂からなることを特徴と
する定着装置。 - 【請求項4】 請求項1または2に記載の定着装置にお
いて、 前記掻き取り式清掃部材が、ポリイミド樹脂からなるこ
とを特徴とする定着装置。 - 【請求項5】 請求項1または2に記載の定着装置にお
いて、 前記掻き取り式清掃部材が、フッ素樹脂からなることを
特徴とする定着装置。 - 【請求項6】 請求項1または2に記載の定着装置にお
いて、 前記掻き取り式清掃部材が、金属からなることを特徴と
する定着装置。 - 【請求項7】 少なくとも一方の表面に離型層を有する
定着部材と支持部材とを備え、前記定着部材と支持部材
とを圧接させて挟持部を形成し、前記定着部材および/
または支持部材を加熱しつつ前記挟持部に未定着トナー
画像が形成された記録体を通し、前記トナー画像を前記
記録体に定着させるとともに、前記定着部材および/ま
たは支持部材に転移したオフセットトナーを清掃するク
リーナを有する電子写真装置の定着装置において、 前記離型層の硬度を鉛筆硬度でH以上とし、 前記クリーナとして掻き取り式清掃部材と、当該掻き取
り式清掃部材を加熱するヒータとを備えたことを特徴と
する定着装置。 - 【請求項8】 請求項7に記載の定着装置において、 前記離型層材料が、アモルファスシリコンであることを
特徴とする定着装置。 - 【請求項9】 請求項7または8に記載の定着装置にお
いて、 前記掻き取り式清掃部材が、樹脂からなることを特徴と
する定着装置。 - 【請求項10】 請求項7または8に記載の定着装置に
おいて、 前記掻き取り式清掃部材が、ポリイミド樹脂からなるこ
とを特徴とする定着装置。 - 【請求項11】 請求項7または8に記載の定着装置に
おいて、 前記掻き取り式清掃部材が、フッ素樹脂からなることを
特徴とする定着装置。 - 【請求項12】 請求項7または8に記載の定着装置に
おいて、 前記掻き取り式清掃部材が、金属からなることを特徴と
する定着装置。 - 【請求項13】 請求項7乃至12のいずれか一項に記
載の定着装置において、 前記定着加熱部分の温度を検出する手段と、 前記クリーナの温度を検出する手段と、 前記二つの温度検出手段の出力信号に基づいて前記クリ
ーナの温度を前記定着部材の温度と等しくなるよう制御
する手段を備えたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項14】 請求項7乃至12のいずれか一項に記
載の定着装置において、 前記定着加熱部分の温度を検出する手段と、 前記クリーナの温度を検出する手段と、 前記二つの温度検出手段の出力信号に基づいて前記クリ
ーナの温度を前記定着部材の温度と所定関係に保ち連動
して制御する手段を備えたことを特徴とする定着装置。 - 【請求項15】 請求項7乃至14のいずれか一項に記
載の定着装置において、 前記掻き取り式清掃部材を重力方向に対して斜めに設置
し、 回収された前記オフセットトナーを溜める廃トナー溜め
を設けたことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8305593A JPH06295138A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8305593A JPH06295138A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06295138A true JPH06295138A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13791514
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8305593A Withdrawn JPH06295138A (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06295138A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011175263A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Xerox Corp | フューザ部材 |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP8305593A patent/JPH06295138A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011175263A (ja) * | 2010-02-25 | 2011-09-08 | Xerox Corp | フューザ部材 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |