JPH06295491A - テーププレーヤの切換機構 - Google Patents

テーププレーヤの切換機構

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Publication number
JPH06295491A
JPH06295491A JP5106109A JP10610993A JPH06295491A JP H06295491 A JPH06295491 A JP H06295491A JP 5106109 A JP5106109 A JP 5106109A JP 10610993 A JP10610993 A JP 10610993A JP H06295491 A JPH06295491 A JP H06295491A
Authority
JP
Japan
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gear
lever
tooth
pinch roller
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP5106109A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Ishikawa
孝司 石川
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Electro Meka Kk
Original Assignee
Electro Meka Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型化を図ることができるとともに、簡単な
構造で磁気テープの走行方向を切り換えることができる
ようにする。 【構成】 欠歯歯車52の回転が規制レバー51によっ
て規制されると、この欠歯歯車52の欠歯部分52iと
駆動用歯車63とが対向し、これにより駆動用歯車63
からの駆動力は欠歯歯車52に伝達されない。この回転
規制時には、欠歯歯車52は規制レバー51を付勢して
いるのと同じトーションスプリング53によって駆動歯
車63と噛合する方向に付勢されている。従って、規制
レバー51による欠歯歯車52の規制を解除すれば、欠
歯歯車52はトーションスプリング53によって駆動用
歯車63と噛合する方向に回転され、これにより駆動用
歯車63と欠歯歯車52とが噛み合わされる。これによ
り欠歯歯車52が回転され、一対のピンチローラ31,
32が各キャプスタン17a,18aに交互に当接/離
間される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテーププレーヤ
の磁気テープの走行方向を切り換えるための切換機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用のテーププレーヤなどでは、磁気
テープを幅方向に二分するAセクタとBセクタのうち、
例えばAセクタに記録されているデータを再生している
途中で磁気テープの走行方向を切り換え、Bセクタに記
録されているデータを途中から再生する機能を備えたも
のが普及している。このような磁気テープの走行方向を
切り換える機構としては、図15に示す構造を備えたも
のが一般的である。図15は、切換機構の概略の構造を
示す説明図である。図15に示す切換機構は、歯車の一
部を欠損させた欠歯歯車1と、この欠歯歯車1に噛合す
る位置に配置された駆動力を伝達する駆動用歯車2と、
上記欠歯歯車1を図示時計方向に付勢して所定角度だけ
回転させる付勢部材3と、欠歯歯車1の欠歯部分1aが
駆動用歯車2に対向した位置で停止させるストッパ4と
を備えている。
【0003】上記欠歯歯車1の一方の側面には、上記付
勢部材3が当接する当接部1bと、ストッパ4に当接す
る当接部1cとがそれぞれ所定の位置に突出して形成さ
れている。また、上記付勢部材3には支点3aを中心と
して反時計方向に付勢力を作用させるスプリング5が取
り付けられている。またストッパ4は支点4aを中心と
して図15の位置から反時計方向に駆動できるようにな
っている。上記欠歯歯車1は、図示しない歯車やリンク
部材を介して一対のピンチローラを選択するものであ
り、この欠歯歯車1の所定角度毎の回転によって一対の
ピンチローラを各キャプスタンに交互に圧接/離間させ
るようになっている。これにより、磁気テープは相互に
逆回転されているキャプスタンによって走行方向が切り
換えられる。この欠歯歯車1を中心とする動作につい
て、図15を参照して説明する。
【0004】図示欠歯歯車1が駆動用歯車2によって図
示時計方向に所定角度だけ回転駆動されると、欠歯歯車
1の当接部1cがストッパ4に当接する。この当接によ
り、欠歯歯車1の欠歯部分1aが駆動用歯車2に対向す
る位置で停止する。また、この停止位置では、付勢部材
3が当接部1bを時計方向に付勢した状態となってい
る。従って、図示位置においてストッパ4と当接部1c
との当接状態が解除されると、欠歯歯車1は付勢部材3
によって時計方向へ押される。この押し力によって、欠
歯歯車1は時計方向に回転して駆動用歯車2と噛合し、
その後は駆動用歯車2の駆動力により欠歯歯車1が時計
方向へ回転駆動される。このようにして欠歯歯車1が間
欠的に駆動される結果、図示しない機構により一対のピ
ンチローラが各キャプスタンに交互に圧接/離間され、
磁気テープは相互に逆回転されているキャプスタンによ
って走行方向が切り換えられることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の切換機構では、次のような欠点がある。まず、欠歯歯
車1の欠歯部分1aが駆動用歯車2と対向した位置から
両歯車を噛み合わせる位置に回転させるためには、付勢
部材3によって両歯車を付勢する必要がある。しかしな
がら、駆動用歯車2と欠歯歯車1とが噛合した後には、
欠歯歯車1の回転を妨げないように付勢部材3を当接部
1cの通過領域から一旦逃し、次に欠歯歯車1が所定角
度回転したときに付勢部材3を当接部1cと当たる位置
へ復帰させる機構を設けなければならない。
【0006】また、このような解除機構はストッパ4に
も同様に設ける必要があり、さらに各解除機構を作動さ
せる駆動力を外部から与える駆動源や駆動機構も必要と
なる。このため、構造自体が複雑になるとともに大形化
を余儀なくされ、たとえばテーププレーヤの大きさ自体
が問題となる携帯用のタイプでは小型化の阻害要因とも
なる。しかも、多数の部品を必要とするために製造コス
トの低減を図ることができないという欠点もあった。
【0007】そこで本発明は、小型化を図ることができ
るとともに、簡単な構造で磁気テープの走行方向を切り
換えることができるテーププレーヤの切換機構を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段は、欠歯歯車の回転によって一対のピンチローラ
を各キャプスタンに交互に当接/離間させるピンチロー
ラ移動部と、上記欠歯歯車に駆動力を伝達する駆動用歯
車とを有するテーププレーヤの切換機構において、欠歯
歯車の欠歯部分が駆動用歯車に対向する位置で欠歯歯車
の回転を規制する規制レバーと、この規制レバーによる
回転規制時に、駆動用歯車と噛合する方向に欠歯歯車に
回転力を与え、且つ、この回転規制状態を維持する方向
に規制レバーを付勢する共通の付勢部材とを設け、規制
レバーによる欠歯歯車の回転規制の解除により、付勢部
材によって欠歯歯車を回転させて駆動用歯車と噛合させ
ることを特徴としている。
【0009】
【作用】上記手段では、付勢部材によって付勢された規
制レバーによって欠歯歯車の回転が規制されると、この
欠歯歯車の欠歯部分と駆動用歯車とが対向する。これに
より駆動用歯車からの駆動力は欠歯歯車に伝達されな
い。また、この回転規制時には、欠歯歯車には付勢部材
によって駆動用歯車と噛合する方向に回転力が与えられ
ている。従って、規制レバーによる欠歯歯車の規制を解
除すれば、欠歯歯車は付勢部材によって駆動用歯車と噛
合する方向に回転され、これにより駆動用歯車と欠歯歯
車とが噛み合わされる。これにより欠歯歯車が回転さ
れ、一対のピンチローラが各キャプスタンに交互に当接
/離間される。
【0010】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は、テーププレーヤ内に収納される半完成のア
ッセンブリの平面図、図2は、図1に示すアッセンブリ
の正面図、図3は、図1などに示すアッセンブリの底面
図、図4は、図1などに示すベース基板の装填面側に配
置された部品の分解斜視図である。図示アッセンブリ
は、金属製のベース基板11の上面側が、図示しないカ
セットテープの装填面11aとなっている。図1に示す
ように、ベース基板11の装填面11aであって図示下
側端部側には、磁気ヘッドHが搭載されたヘッドベース
20と、このヘッドベース20とベース基板11との間
に配置されたピンチローラ切換レバー30とが配置され
ている。また、この装填面11aの図示上側側端部には
互いに逆方向に回転駆動される二つのリール台13,1
4が配置され、図示右端部には各部を駆動させるモータ
12などが配置されている。
【0011】ヘッドベース20は、図1,図3や図4に
示すA1−A2方向の所定の摺動範囲内でのみ摺動自在
にベース基板11上で支持されており、この中央部分の
上面にヘッド支持部材21を介して磁気ヘッドHが固定
されている。図4にも示すように、ヘッド支持部材21
は正面から見た形状が上向きのコ字状のもので、この中
央底部21b上に磁気ヘッドHが取り付けられている。
また、両端部には磁気テープ(図示しない)をガイドす
るガイド部21a,21aが形成されている。
【0012】上記ヘッド支持部材21の中央底部21b
は、図示右端部側が上部側に突出して段差部21cが形
成され、両端部近傍には一対のねじ穴21d,21dが
形成されている。一方、磁気ヘッドHの底面にはアジマ
ス調整板21eが固定され、このアジマス調整板21e
の両端部にはねじを遊挿する切欠部21f,21gが形
成されている。また、このアジマス調整板21eの切欠
部21fの下面側と中央底部21bとの間には、圧縮ス
プリング21hが介装されている。この構造では、アジ
マス調整板21eの図示左端部は圧縮スプリング21h
によって支持されている。従って、切欠部21fに挿入
されるねじを調整すれば磁気ヘッドHが傾動され、これ
によりアジマス調整を行うことができる。
【0013】図4や図1に示すように、磁気ヘッドHを
中心とするヘッドベース20の両側には、ベース基板1
1上に配置されたキャプスタン17a,18aを遊挿す
る一対の切欠部20a,20a、ピンチローラ31,3
2用の切欠部20b,20c、カセットテープ(図示し
ない)を位置決めする位置決めピン15,16が遊挿さ
れる切欠部20d,20e、ピンチローラ31,32の
支持部材31a,32aが遊挿される切欠部20f,2
0fなどが形成されている。また、ヘッド支持部材21
の両端部の近傍には、ピンチローラ31,32を付勢す
るトーションスプリング22,23(図1と図2に示
す)を保持するスプリング保持部20i,20iが起立
して形成されている。このトーションスプリング22,
23の一端部は、ピンチローラ31,32の一部に係止
され、他端部はこのヘッドベース20の一部に係止され
ている。
【0014】図5は、ピンチローラ31を拡大して示す
分解斜視図である。なお同図には一方のピンチローラ3
1だけを図示するが、他方のピンチローラ32について
は同じ構造であるので省略する。まず、ピンチローラ3
1,32は、図1に示すようにベース基板11上に突設
された上記一対の支持部材31a,32aに回動自在に
挿通されており、対向する各キャプスタン17a,18
aに当接/離間できるようになっている。
【0015】このピンチローラ31は、図5に示すよう
に上記キャプスタン17aに当接されるゴム製のローラ
31bと、このローラ31bを回転自在に支持するほぼ
コ字状に折曲形成されたローラ支持部材31cとを備え
ている。このローラ支持部材31cの一方の端部(図示
奥部側)の両脚部31d,31e間には、共通の貫通孔
31f,31fが形成され、ここに上記支持部材31a
が嵌装される。また、ローラ支持部材31cの図示手前
側端部側であって下方の脚部31eには、上記ヘッドベ
ース20の下側に配置されたピンチローラ切換レバー3
0の一部に係止される係止部31gが形成されている。
また、この係止部31gの近傍には所定の間隙を保持し
てトーションスプリング22の一端部を係止する係止部
31hが突出して形成されている。従って、トーション
スプリング22の一端部は、上記係止部31gと係止部
31hとの間の間隙に挿入された状態となる。
【0016】以上の構造を備えたピンチローラ31とト
ーションスプリング22との動作関係について説明す
る。ヘッドベース20が図1にて(ア)で示す停止位置
に移動した状態では、ピンチローラ31はトーションス
プリング22からの付勢力を受けていない。そして、ヘ
ッドベース20が(ア)で示す停止位置からA1方向に
移動すると、この移動に伴ってピンチローラ31はトー
ションスプリング22の係止端部にガイドされつつ、支
持部材31aを中心とする反時計方向に回動される。そ
して、ヘッドベース20がA1方向終端部に移動する
と、このピンチローラ31のローラ31bとキャプスタ
ン17aとがトーションスプリング22によって圧接さ
れた状態となる。また、このローラ31bとキャプスタ
ン17aとが圧接されている状態では、ローラ31bは
上記トーションスプリング22の弾性力のみによって付
勢されている。したがって、この位置においてピンチロ
ーラ31にトーションスプリング22の弾性力以上の時
計方向の付勢力を作用させれば、ローラ31bをキャプ
スタン17aから離間させる方向(時計方向)に回動さ
せることができる。本実施例では、この離間動作をピン
チローラ切換レバー30によって行っている。なお、他
方のピンチローラ32とヘッドベース20との関係につ
いては、上記ピンチローラ31と同様である。
【0017】次に、ピンチローラ切換レバー30につい
て説明する。図6(A),(B)は、ピンチローラ切換
レバー30の平面図,正面図である。なお、同図(A)
に示すピンチローラ31,32とピンチローラ切換レバ
ー30との配置関係は、図1などに示すヘッドベース2
0がA1方向の終端部に移動した後であって、ピンチロ
ーラ切換レバー30がB1方向終端部に移動した状態を
示す。ピンチローラ切換レバー30は、ピンチローラ3
1,32の係止部31g,32gにそれぞれ当接する一
対のガイド孔30a,30b、図1などに示すキャプス
タン17a,18aと位置決めピン15,16がそれぞ
れ挿入される二つの遊挿孔30e,30f、ピンチロー
ラ31,32の支持部材31a,32aが挿入される遊
挿孔30h,30iなどが形成されている。また、同図
(B)に示すように、ピンチローラ切換レバー30の裏
面側の中央部分には駆動ピン30gが固定されている。
このピンチローラ切換レバー30には、駆動ピン30g
を介して外力が加えられ、これによりB1−B2方向に
移動させられる。また、この駆動ピン30gは、このピ
ンチローラ切換レバー30が図1などに示すようにベー
ス基板11上に配置された状態で、ベース基板11の裏
面側に突出する長さ寸法となっている。
【0018】上記一対のガイド孔30a,30bには、
それぞれピンチローラ31,32の係止部31g,32
gに当接するガイド辺30c,30dが形成されてい
る。この係止部31g,32gとガイド辺30c,30
dとは、図1などに示すヘッドベース20がA1方向終
端部に移動されたときにのみトーションスプリング2
2,23によって付勢されて当接可能となる。このうち
ガイド辺30cとピンチローラ31の係止部31gと
は、ピンチローラ切換レバー30がB1方向に移動した
ときに当接する。この当接によってピンチローラ31は
支持部材31aを中心として図6における時計方向に回
動規制され、ローラ31bがキャプスタン17aからや
や離れる。他方、ガイド辺30dとピンチローラ32の
係止部32gとは、ピンチローラ切換レバー30がB2
方向に移動したときに当接する。この当接によりピンチ
ローラ32は支持部材32aを中心として反時計方向に
回動規制され、ローラ32bがキャプスタン18aから
やや離れる。
【0019】すなわち、ピンチローラ切換レバー30が
B1方向に移動すると、ピンチローラ32がキャプスタ
ン18aに圧接され(図6(A)に示す状態)、他方の
ピンチローラ31がキャプスタン17aから離れる。逆
に、ピンチローラ切換レバー30がB2方向に移動する
と、ピンチローラ32がキャプスタン18aから離れ、
ピンチローラ31がキャプスタン17aに圧接される。
このように、ピンチローラ切換レバー30がB1−B2
方向へ交互に移動されることにより、一対のピンチロー
ラ31と32とをキャプスタン17aと18aに交互に
圧接/離間させることができる。
【0020】次にベース基板11の下側の構造につい
て、主に図3,図7および図8を参照して説明する。図
7は、ベース基板11とこの下面側に配置された一部の
部品の分解斜視図、図8(A),(B)は、それぞれ規
制部材51の詳細な構造を示す側面図,平面図、図9
(A),(B)は、欠歯歯車52の詳細な構造を示す底
面図と平面図である。ベース基板11の裏面側には、合
成樹脂製の取付基板40が密着して配置されている。こ
の取付基板40の表面側には図1などに示す一対の位置
決めピン15,16が一体的に形成され、この両側方に
上記キャプスタン17a,18aが回転自在に支持され
る一対の軸受17,18が設けられている。また、裏面
側にはキャプスタン17a,18aの下端部に固定され
るフライホイール41,42が配置されている。また、
図3に示すように取付基板40の裏面側には、前記ピン
チローラ切換レバー30をB1−B2方向へ駆動する切
換機構部50と、上記リール台13,14を択一的に駆
動するリール駆動部60が配置されている。なお、70
は磁気テープの順送り、逆送り、停止操作などの各操作
釦からなる操作スイッチである。
【0021】切換機構部50は、手動などによって一定
角度範囲で揺動させられる規制レバー51と、欠歯歯車
52と、トーションスプリング53とを備えている。図
3に示すように取付基板40の下面側であって図示右側
には、軸40aが設けられ、この軸40aに規制レバー
51が所定の角度範囲にて揺動できるように支持されて
いる。規制レバー51には、図3に示す軸40aに嵌装
される貫通孔51aと、ほぼ円形状の遊挿孔51bが形
成されている。この遊挿孔51bが取付基板40に突設
された規制部40bに外挿され、これにより、規制レバ
ー51の揺動角度範囲が決められている。規制レバー5
1の図示左端部には半円形状の切欠部51cを形成する
C字状の腕部が形成されている。この下側の腕部の解放
端部であって切欠部51cに臨む内端面には、この切欠
部51c内に配置される前記欠歯歯車52の一部を係止
する爪部51dが突出して形成されている。
【0022】規制レバー51の貫通孔51aの周囲はリ
ング形状に突出して形成されており、ここに前記トーシ
ョンスプリング53が嵌装される。規制レバー51には
トーションスプリング53の一端部53aが掛止される
支持片51eが設けられ、またトーションスプリング5
3の中間部が掛止される支持片51fが設けられてい
る。そして前記一端部53aが支持片51eに掛止され
ることにより、規制レバー51は図3,図10,図13
などにおいて時計方向に付勢されている。
【0023】図9(A),(B)に示す欠歯歯車52
は、図1に示す取付基板40に面52cを対向させた状
態で取り付けられ、取付基板40に設けられた軸40c
に回転自在に支持される。この面52cには、軸40c
に挿通される貫通孔52jに対して偏心してリング形状
に形成された溝52bが設けられている。この溝52b
内に、図6(B)に示すピンチローラ切換レバー30の
駆動ピン30gが挿入される。従って、ピンチローラ切
換レバー30は、欠歯歯車52の回転によってB1−B
2方向へ往復駆動されることになる。
【0024】また、上記貫通孔52jを中心とする両側
には、規制レバー51の爪部51dに当接する二つの突
起部52d,52eがそれぞれ形成されている。欠歯歯
車52の面52f側には、規制レバー51に取り付けら
れたトーションスプリング53によって付勢される付勢
用突起部52g,52gがそれぞれ形成されている。こ
の付勢用突起52gは、貫通孔52jを中心として18
0°の角度にて配置され、且つ回転方向(図9(A)の
時計方向)に突出して湾曲して形成されている。そし
て、この各付勢用突起52gの外側に欠歯部分52i,
52iが所定角度の範囲で形成されている。
【0025】図3や図7に示すように、前記フライホイ
ール41,42の下面側には、プーリー43,44が固
定されている。一方、モータ12のシャフトにも小径の
プーリー12bが固定され、この各プーリー43,4
4,12b間にベルト80が張設されている。これによ
り、モータ12の駆動力がキャプスタン17a,18a
に伝達され、両キャプスタン17aと18aがそれぞれ
逆方向に回転駆動される。上記フライホイール41と取
付基板40との間には、図3に示すように小径歯車61
が同軸に固定されている。この小径歯車61には歯車6
2が噛み合わされ、さらにこの歯車62には上記欠歯歯
車52を駆動させる駆動用歯車63とフリクション歯車
64とが常時噛み合わされている。
【0026】フリクション歯車64は、駆動用歯車63
の軸63aを中心として揺動する揺動アーム(図示しな
い)に取り付けられている。リール台13には歯車65
が、リール台14にはリール歯車66が取付けられ、一
方のリール歯車66には反転歯車67が噛み合ってい
る。前記フリクション歯車64は駆動用歯車63の回転
方向に従っていづれかの方向へ揺動し、これにより、歯
車65または反転歯車67に選択的に噛み合う。
【0027】前記反転歯車67を支持する軸67aには
フリクションアーム68が揺動自在に支持されている。
このフリクションアーム68は、図示しない磁気テープ
がテープエンドとなっていずれかのリール台13または
14の回転が停止されたとき、フリクション歯車64に
よって図3に示す位置から時計方向に所定角度だけ回転
移動させられる。この回転移動によってフリクションア
ーム68の右端部が規制レバー51の図示下端部51g
に当接して付勢し、これにより規制レバー51は軸40
aを中心として反時計方向に所定角度だけ回転移動され
る。また、規制レバー51には装置前方から操作可能な
操作突起51hが設けられ、この操作突起51hを指で
押すことにより、規制レバー51は反時計方向へ回動さ
せられる。
【0028】以上の構造を備えたテーププレーヤの動作
について、上述した各図とともに図10乃至図14をも
参照して説明する。なお、図10乃至図14は磁気テー
プの走行方向の切り換え状態を説明するために、主要な
部材だけをピックアップし、図3と同じ方向すなわちベ
ース基板11の裏面側から見た状態を示している。また
各図はいずれもヘッドベースが再生位置(A1方向)に
移動した状態を示すもので、図10と図11はピンチロ
ーラ切換レバー30がB1方向へ移動した状態、図12
と図13はピンチローラ切換レバー30がB2方向へ移
動している途中を示し、図14はピンチローラ切換レバ
ー30がB2方向へ移動した状態を示している。磁気テ
ープに記録されている音楽情報などを再生する場合に
は、手動で図1などに示すヘッドベース20をA1方向
に押し込む。この動作により、ヘッドベース20はA1
方向終端部に移動してロックされる。この位置が再生位
置であり、装填面11aに装填されたカセットテープ内
の磁気テープ(図示しない)と磁気ヘッドHとが当接す
る。
【0029】図10と図11に示す状態では、欠歯歯車
52に形成された溝52b内の(ウ)で示す位置にピン
チローラ切換レバー30の駆動ピン30gが移動し、こ
の位置で欠歯歯車52が停止している。すなわち規制レ
バー51の爪部51dが欠歯歯車52の一方の突起部5
2eに掛止され、欠歯歯車52の図示時計方向の回転が
阻止されており、そして、ピンチローラ切換レバー30
がB1方向へ移動させられた状態で保持されている。こ
のとき、欠歯歯車52の一方の欠歯部分52iが駆動用
歯車63と対向する位置となり、駆動用歯車63と欠歯
歯車52との噛み合いは解除されている。またこのと
き、図11に示すようにトーションスプリング53の一
端部53aの付勢力により、規制レバー51は時計方向
に付勢され、爪部51dと突起部52eとが掛止された
状態に保持されている。また、この同じトーションスプ
リング53の解放端部が、付勢用突起52gを図示上側
から下向きに付勢し、したがって欠歯歯車52には時計
方向への付勢力が与えられている。
【0030】また、ピンチローラ31,32は、ヘッド
ベース20の移動に伴ってそれぞれキャプスタン17
a,18aに接近する方向に回動されトーションスプリ
ング22,23により同方向へ付勢されている。そして
図11と図12の状態では、ピンチローラ31の係止部
31gがガイド孔30aのガイド辺30cに当接し、こ
れによりローラ31bとキャプスタン17aとが離間し
ている。一方、ピンチローラ32の係止部32gはガイ
ド孔30bのガイド辺30cに当接せず、ローラ32b
とキャプスタン18aとが圧接されている。したがっ
て、磁気テープはキャプスタン18aとピンチローラ3
2とによってB2方向に送り駆動され、一方のセクタに
記録された音楽情報などが再生される。
【0031】次に、図10や図11に示す状態から規制
レバー51の操作突起51hを押して規制レバー51を
図示下向きに押し込むと、規制レバー51は軸40aを
中心として反時計方向に所定角度だけ回転移動する。あ
るいは、B2方向へ走行しているテープがエンドになり
リール台13が停止させられると、図3に示すフリクシ
ョンアーム68が時計方向に駆動され、このフリクショ
ンアーム68により規制レバー51の下端部51gが押
され、これによっても規制レバー51が反時計方向へ回
動させられる。この反時計方向への回動によって、規制
レバー51の爪部51dが欠歯歯車52の突起部51d
eから離れる。そして、欠歯歯車52はトーションスプ
リング53の付勢力により軸40cを中心として時計方
向へ回転させられる。規制レバー51が指などにより押
された直後、またはフリクションアーム68による押力
が解除された直後に、トーションスプリング53の弾性
力によって規制レバー51は時計方向へ回転復帰する。
そして、トーションスプリング53が付勢用突起52g
を押すことにより所定角度だけ回転駆動された欠歯歯車
52は駆動用歯車63と噛み合う。
【0032】なお、ヘッドベース20がA1方向へ押さ
れたときに、図示しないスイッチによりモータ12が始
動しており、各キャプスタン17a,18a、リール台
13,14が駆動され、よって駆動用歯車63は図10
などにおいて反時計方向へ駆動されている。よって、欠
歯歯車52が駆動用歯車63に噛み合わされると、図1
2,図13に示すように、欠歯歯車52は図示時計方向
に回転駆動される。この時計方向への回転に伴って欠歯
歯車52の溝52b内に挿入されている駆動ピン30g
は図12に示す位置を経て図14に示す位置に移動す
る。これにより、ピンチローラ切換レバー30はB2方
向へ駆動される。
【0033】そして、欠歯歯車52が図14に示す角度
まで回動すると、欠歯歯車52の突起部52dが規制レ
バー51の爪部51dに掛止され、欠歯歯車52は停止
し、また欠歯部52iが駆動用歯車63と対向する。な
お、欠歯歯車52が図11の状態から時計方向へ回動す
るとき、図13に示すように、トーションスプリング5
3が付勢用突起52gを乗り越え、図14の状態では再
びトーションスプリング53により付勢用突起52gが
図示下側へ押され、欠歯歯車52が時計方向への付勢力
を受けながら停止した状態となる。
【0034】図14に示すようにピンチローラ切換レバ
ー30がB2方向に移動し停止すると、ピンチローラ3
1の係止部31gがガイド孔30aのガイド辺30cか
ら離れ、ローラ31bとキャプスタン17aとが圧接さ
れる。また、ピンチローラ32の係止部32gはガイド
孔30bのガイド辺30cに当接して、ローラ32bと
キャプスタン18aとが離れた状態となる。したがっ
て、磁気テープはキャプスタン17aとピンチローラ3
1とによってB1方向に送り駆動され、他方のセクタに
記録された音楽情報などが再生される。
【0035】以上のように、本実施例では従来のように
外部からの駆動力を与えることなく、トーションスプリ
ング53の弾性力のみによって欠歯歯車52を回転させ
ることができる。また、規制レバー51はこれと同じト
ーションスプリング53に付勢力によって欠歯歯車52
の回転を規制する状態となっている。このように共通の
トーションスプリング53により欠歯歯車52の付勢と
規制レバー51の付勢を行なわせることにより、その構
造をきわめて簡単にすることができるとともに小型化を
図ることができる。また、最少限の部品構成とできるた
め、製造コストを低減させることも可能となる。
【0036】また、欠歯歯車52に偏心して形成した溝
52bにピンチローラ切換レバー30の駆動ピン30g
を挿入して摺動させているので、ピンチローラ切換レバ
ー30を摺動させるための構造も簡単なものとすること
ができる。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明であれば、欠歯歯車
の欠歯部分が駆動用歯車に対向する位置で欠歯歯車の回
転を規制する規制レバーと、この規制レバーによる回転
規制時に、駆動用歯車と噛合する方向に欠歯歯車に回転
力を与え、且つ、この回転規制状態を維持する方向に規
制レバーを付勢する共通の付勢部材とを設け、規制レバ
ーによる欠歯歯車の回転規制の解除により、付勢部材に
よって欠歯歯車を回転させて駆動用歯車と噛合させてい
るので、小型化を図ることができるとともに、簡単な構
造で磁気テープの走行方向を切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テーププレーヤ内に収納される半完成のアッセ
ンブリの平面図。
【図2】図1に示すアッセンブリの正面図。
【図3】図1などに示すアッセンブリの底面図。
【図4】図1などに示すベース基板の装填面側に配置さ
れた部品の分解斜視図。
【図5】ピンチローラを拡大して示す分解斜視図。
【図6】(A),(B)は、ピンチローラ切換レバーの
平面図,正面図。
【図7】ベース基板とこの下面側に配置された一部の部
品の分解斜視図。
【図8】(A),(B)は、それぞれ規制部材の詳細な
構造を示す側面図,平面図。
【図9】(A),(B)は、欠歯歯車の詳細な構造を示
す底面図と平面図。
【図10】磁気テープの走行方向の切り換え動作を示す
底面図。
【図11】磁気テープの走行方向の切り換え動作を示す
底面図。
【図12】磁気テープの走行方向の切り換え動作を示す
底面図。
【図13】磁気テープの走行方向の切り換え動作を示す
底面図。
【図14】磁気テープの走行方向の切り換え動作を示す
底面図。
【図15】従来の切換機構の概略の構造を示す説明図。
【符号の説明】
13,14 リール台 17a,18a キャプスタン 20 ヘッドベース 30 ピンチローラ切換レバー 31,32 ピンチローラ 51 規制レバー 52 欠歯歯車 52i 欠歯部分 53 トーションスプリング 63 駆動用歯車 H 磁気ヘッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 欠歯歯車の回転によって一対のピンチロ
    ーラを各キャプスタンに交互に当接/離間させるピンチ
    ローラ移動部と、上記欠歯歯車に駆動力を伝達する駆動
    用歯車とを有するテーププレーヤの切換機構において、
    欠歯歯車の欠歯部分が駆動用歯車に対向する位置で欠歯
    歯車の回転を規制する規制レバーと、この規制レバーに
    よる回転規制時に、駆動用歯車と噛合する方向に欠歯歯
    車に回転力を与え、且つ、この回転規制状態を維持する
    方向に規制レバーを付勢する共通の付勢部材とを設け、
    規制レバーによる欠歯歯車の回転規制の解除により、付
    勢部材によって欠歯歯車を回転させて駆動用歯車と噛合
    させることを特徴とするテーププレーヤの切換機構。
JP5106109A 1993-04-07 1993-04-07 テーププレーヤの切換機構 Pending JPH06295491A (ja)

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Date Code Title Description
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Effective date: 19990629