JPH06295668A - ガス放電パネルの蛍光層形成方法 - Google Patents
ガス放電パネルの蛍光層形成方法Info
- Publication number
- JPH06295668A JPH06295668A JP10721493A JP10721493A JPH06295668A JP H06295668 A JPH06295668 A JP H06295668A JP 10721493 A JP10721493 A JP 10721493A JP 10721493 A JP10721493 A JP 10721493A JP H06295668 A JPH06295668 A JP H06295668A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluorescent layer
- electrode
- phosphor
- forming
- gas discharge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極材料及び蛍光体材料の如何に拘わらず正
確かつ安定的に蛍光層を形成できるようにする。 【構成】 電極14を覆うようにポジ型レジスト17を
全面に塗布した後で電極14上のみをポジ型レジスト1
7で被覆するように露光し、次いでアルカリ現像により
露光部分を除去した後、基板11全体を温水洗浄してか
ら、蛍光体を分散させた感光性樹脂組成物からなるPV
A系の蛍光体スラリー18を全面に塗布し、露光工程、
現像工程及び焼成工程を経て蛍光層16を形成する。電
極材料による生成物や残留物により蛍光体スラリー18
による蛍光層16の形成が阻害されず、アルカリ成分の
残留により蛍光体中のホウ酸分が溶け出してゲル化する
こともない。また、最後の焼成工程で蛍光体スラリー1
8の有機分及びポジ型レジスト17が焼失するので、電
極14の機能が阻害されることもない。
確かつ安定的に蛍光層を形成できるようにする。 【構成】 電極14を覆うようにポジ型レジスト17を
全面に塗布した後で電極14上のみをポジ型レジスト1
7で被覆するように露光し、次いでアルカリ現像により
露光部分を除去した後、基板11全体を温水洗浄してか
ら、蛍光体を分散させた感光性樹脂組成物からなるPV
A系の蛍光体スラリー18を全面に塗布し、露光工程、
現像工程及び焼成工程を経て蛍光層16を形成する。電
極材料による生成物や残留物により蛍光体スラリー18
による蛍光層16の形成が阻害されず、アルカリ成分の
残留により蛍光体中のホウ酸分が溶け出してゲル化する
こともない。また、最後の焼成工程で蛍光体スラリー1
8の有機分及びポジ型レジスト17が焼失するので、電
極14の機能が阻害されることもない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自発光形式の平板ディ
スプレイとしてのガス放電パネルにおける蛍光層の形成
方法に関するものである。
スプレイとしてのガス放電パネルにおける蛍光層の形成
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種のガス放電パネルにお
いて、カラー化を目的として前面板或いは背面板の少な
くともどちらか一方に蛍光層を形成した構造のものが知
られている。
いて、カラー化を目的として前面板或いは背面板の少な
くともどちらか一方に蛍光層を形成した構造のものが知
られている。
【0003】図1にこのような蛍光層を形成したガス放
電パネルであるDC型のプラズマディスプレイパネル
(以下、PDPと記す)の一構成例を示す。このDC型
PDPでは、ガラス等の絶縁性材料からなる平板状の前
面板1と背面板2とが互いに並行かつ対向して配設さ
れ、背面板2の内面側にはこの背面板2に直交する方向
にセル障壁3が固着されており、このセル障壁3により
前面板1は背面板2との間隙は一定の間隔に保持されて
いる。また、前面板1の内面側には陽極電極4が形成さ
れているとともに、背面板2の内面側にはこの陽極電極
4と直交して陰極電極5が形成されており、さらに陽極
電極4の両側には蛍光層6が隣接して形成されている。
そして、陽極電極4及び陰極電極5は厚膜印刷法を用い
て形成され、材料としてはニッケル等の卑金属がよく用
いられている。
電パネルであるDC型のプラズマディスプレイパネル
(以下、PDPと記す)の一構成例を示す。このDC型
PDPでは、ガラス等の絶縁性材料からなる平板状の前
面板1と背面板2とが互いに並行かつ対向して配設さ
れ、背面板2の内面側にはこの背面板2に直交する方向
にセル障壁3が固着されており、このセル障壁3により
前面板1は背面板2との間隙は一定の間隔に保持されて
いる。また、前面板1の内面側には陽極電極4が形成さ
れているとともに、背面板2の内面側にはこの陽極電極
4と直交して陰極電極5が形成されており、さらに陽極
電極4の両側には蛍光層6が隣接して形成されている。
そして、陽極電極4及び陰極電極5は厚膜印刷法を用い
て形成され、材料としてはニッケル等の卑金属がよく用
いられている。
【0004】上記DC型PDPにおいては、陽極電極4
と陰極電極5の間に直流電源から所定の電圧を印加して
電場を形成することにより、前面板1と背面板2とセル
障壁3との間の各セル内で放電が行われる。そして、こ
の放電により生じる紫外線によって蛍光層6が発光させ
られ、前面板1を透過してくるこの光を観察者が視認す
るようになっている。
と陰極電極5の間に直流電源から所定の電圧を印加して
電場を形成することにより、前面板1と背面板2とセル
障壁3との間の各セル内で放電が行われる。そして、こ
の放電により生じる紫外線によって蛍光層6が発光させ
られ、前面板1を透過してくるこの光を観察者が視認す
るようになっている。
【0005】このような構造をしたPDPの蛍光層6
は、前面板1の蛍光層6を形成すべき面に、蛍光体を分
散させた感光性樹脂組成物からなる蛍光体スラリーを塗
布した後、蛍光面のパターンに対応したフォトマスクを
介して露光し、さらに現像、焼成することによって形成
されている。この蛍光体スラリーとしては、例えば蛍光
体、PVA(ポリビニルアルコール)及びジアゾニウム
塩を含む混合物が主に用いられ、場合によっては、消泡
剤や界面活性剤が添加される。
は、前面板1の蛍光層6を形成すべき面に、蛍光体を分
散させた感光性樹脂組成物からなる蛍光体スラリーを塗
布した後、蛍光面のパターンに対応したフォトマスクを
介して露光し、さらに現像、焼成することによって形成
されている。この蛍光体スラリーとしては、例えば蛍光
体、PVA(ポリビニルアルコール)及びジアゾニウム
塩を含む混合物が主に用いられ、場合によっては、消泡
剤や界面活性剤が添加される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したフ
ォトリソ法により蛍光層を形成する場合、例えば厚膜印
刷で形成されたニッケル電極がガラス基板に形成されて
いると、焼成時に電極ペースト中のホウ素の酸化によっ
て生じるホウ酸、特にガラス基板若しくはペースト中に
含まれるナトリウムとの反応で生じるホウ酸ナトリウム
のためにPVA系の蛍光体スラリーがゲル状に凝固して
しまい、正確にパターニングができないという問題点が
あった。また、電極を形成する材料にアルミニウム、チ
タニウム、ジルコニウム、錫、バナジウム、クロム等が
含まれていたり、或いは、アルデヒド類、メチロール化
合物、活性化ビニル基、エポキシ化合物、エステル、ジ
イソシアネート等が残留する場合にも同様な問題点があ
った。
ォトリソ法により蛍光層を形成する場合、例えば厚膜印
刷で形成されたニッケル電極がガラス基板に形成されて
いると、焼成時に電極ペースト中のホウ素の酸化によっ
て生じるホウ酸、特にガラス基板若しくはペースト中に
含まれるナトリウムとの反応で生じるホウ酸ナトリウム
のためにPVA系の蛍光体スラリーがゲル状に凝固して
しまい、正確にパターニングができないという問題点が
あった。また、電極を形成する材料にアルミニウム、チ
タニウム、ジルコニウム、錫、バナジウム、クロム等が
含まれていたり、或いは、アルデヒド類、メチロール化
合物、活性化ビニル基、エポキシ化合物、エステル、ジ
イソシアネート等が残留する場合にも同様な問題点があ
った。
【0007】そこで、このような問題点を解決する方法
として、本出願人は、前記蛍光層を形成する工程の前
に、蛍光層を形成する基板側の電極上のみをポジ型レジ
ストで覆うようにし、その後のアルカリ現像により同時
にホウ酸分を除去することで電極材料による生成物や残
留物により蛍光層形成を阻害されることのないガス放電
パネルの蛍光層形成方法を既に出願している(特願平4
−98605号)。
として、本出願人は、前記蛍光層を形成する工程の前
に、蛍光層を形成する基板側の電極上のみをポジ型レジ
ストで覆うようにし、その後のアルカリ現像により同時
にホウ酸分を除去することで電極材料による生成物や残
留物により蛍光層形成を阻害されることのないガス放電
パネルの蛍光層形成方法を既に出願している(特願平4
−98605号)。
【0008】しかしながら、この蛍光層形成方法は、電
極材料による生成物や残留物による阻害を受けることな
く、良好な蛍光層形成が可能となるものではあるが、現
像時のアルカリ成分が残留することにより蛍光体材料に
よっては蛍光体中に含まれるホウ酸分などが溶け出しゲ
ル化の原因になるという問題点を有している。
極材料による生成物や残留物による阻害を受けることな
く、良好な蛍光層形成が可能となるものではあるが、現
像時のアルカリ成分が残留することにより蛍光体材料に
よっては蛍光体中に含まれるホウ酸分などが溶け出しゲ
ル化の原因になるという問題点を有している。
【0009】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたものであり、その目的とするところは、電極を
形成する材料及び蛍光層を形成する材料の如何に拘わら
ず正確かつ安定的に蛍光層を形成することのできるガス
放電パネルの蛍光層形成方法を提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、電極を
形成する材料及び蛍光層を形成する材料の如何に拘わら
ず正確かつ安定的に蛍光層を形成することのできるガス
放電パネルの蛍光層形成方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の蛍光層形成方法は、前面板又は背面板と
なるガラス基板上に複数の平行なストライプ状の電極を
形成し、この電極を覆うようにポジ型レジストを全面に
塗布した後で電極上のみをポジ型レジストで被覆するよ
うに露光し、次いでアルカリ現像によりポジ型レジスト
の露光部分を除去した後、基板全体を温水洗浄してか
ら、蛍光体を分散させた感光性樹脂組成物からなるPV
A系の蛍光体スラリーを全面に塗布し、露光工程、現像
工程及び焼成工程を経て基板上に蛍光層を形成すること
を特徴としている。
めに、本発明の蛍光層形成方法は、前面板又は背面板と
なるガラス基板上に複数の平行なストライプ状の電極を
形成し、この電極を覆うようにポジ型レジストを全面に
塗布した後で電極上のみをポジ型レジストで被覆するよ
うに露光し、次いでアルカリ現像によりポジ型レジスト
の露光部分を除去した後、基板全体を温水洗浄してか
ら、蛍光体を分散させた感光性樹脂組成物からなるPV
A系の蛍光体スラリーを全面に塗布し、露光工程、現像
工程及び焼成工程を経て基板上に蛍光層を形成すること
を特徴としている。
【0011】そして、カラー用のガス放電パネルの場合
には、上記のガス放電パネルの蛍光層形成方法におい
て、蛍光体スラリーの全面塗布工程、露光工程、現像工
程を、それぞれ赤、緑、青の発光色をもつ蛍光体につい
て繰り返し行うようにすればよいものである。
には、上記のガス放電パネルの蛍光層形成方法におい
て、蛍光体スラリーの全面塗布工程、露光工程、現像工
程を、それぞれ赤、緑、青の発光色をもつ蛍光体につい
て繰り返し行うようにすればよいものである。
【0012】
【作用】上述の本発明の蛍光層形成方法では、アルカリ
現像時に基板面上のホウ酸分が除去され、残留したアル
カリ成分が続く温水洗浄により除去されるので、電極材
料及び蛍光体材料の影響を受けることなく、PVA系の
蛍光体スラリーによる蛍光層形成のフォトリソ工程が行
われる。また、最後の焼成工程で蛍光体スラリーの有機
分及びポジ型レジストが焼失されるので、電極としての
機能が阻害されることがない。
現像時に基板面上のホウ酸分が除去され、残留したアル
カリ成分が続く温水洗浄により除去されるので、電極材
料及び蛍光体材料の影響を受けることなく、PVA系の
蛍光体スラリーによる蛍光層形成のフォトリソ工程が行
われる。また、最後の焼成工程で蛍光体スラリーの有機
分及びポジ型レジストが焼失されるので、電極としての
機能が阻害されることがない。
【0013】
【実施例】図2及び図3は本発明に係るガス放電パネル
としてのDC型PDPにおける前面板上の蛍光層を形成
する工程図を示すものであり、以下、この工程図により
実施例について説明する。
としてのDC型PDPにおける前面板上の蛍光層を形成
する工程図を示すものであり、以下、この工程図により
実施例について説明する。
【0014】まず、図2の(a)に示すように、ガラス
からなる前面板11上に厚膜印刷法により複数の平行な
ストライプ状パターンの陽極電極14を幅100μm、
膜厚15μm、ピッチ0.5mmにて形成する。本実施
例では、コスト、安定性及び抵抗値の面からニッケルペ
ースト(Dupont社製:品番9536D)を使用し
た。その後、オーブンにて160℃で15分間乾燥さ
せ、焼成炉にてピーク温度580℃で30分間焼成を行
って前面板11に陽極電極14を固着させた。
からなる前面板11上に厚膜印刷法により複数の平行な
ストライプ状パターンの陽極電極14を幅100μm、
膜厚15μm、ピッチ0.5mmにて形成する。本実施
例では、コスト、安定性及び抵抗値の面からニッケルペ
ースト(Dupont社製:品番9536D)を使用し
た。その後、オーブンにて160℃で15分間乾燥さ
せ、焼成炉にてピーク温度580℃で30分間焼成を行
って前面板11に陽極電極14を固着させた。
【0015】次に、(b)に示すように、陽極電極14
を覆うようにブレードコーターを用いてポジ型レジスト
17(東京応化製:OFPR−800、20cp)を全
面に塗布し、気泡が消失した後、オーブンにて90℃で
30分間プリベークを行った。この時、塗布膜厚は約3
〜4μm程度であった。
を覆うようにブレードコーターを用いてポジ型レジスト
17(東京応化製:OFPR−800、20cp)を全
面に塗布し、気泡が消失した後、オーブンにて90℃で
30分間プリベークを行った。この時、塗布膜厚は約3
〜4μm程度であった。
【0016】次いで、(c)に示すように、陽極電極1
4上のみをポジ型レジスト17で被覆できるようガラス
基板の背面側より、すなわちポジ型レジスト17を塗布
した面とは反対の側から紫外線露光を行った。これによ
り、印刷時及びプリベーク時の寸法変化に影響されるこ
となく正確にかつ容易に電極14上にポジ型レジスト1
7をパターニングできた。ただし、レジストの膜厚が4
〜5μmある場合は膜面側から若干露光することにより
パターン形成が行いやすくなる。その後、アルカリ溶液
(東京応化製:NMD−3)を用いて1分間現像し、純
水にてリンス及び流水洗浄を行って(d)に示すように
ポジ型レジスト17の露光部分を除去した後、オーブン
にて130℃で30分間ポストベークを行った。
4上のみをポジ型レジスト17で被覆できるようガラス
基板の背面側より、すなわちポジ型レジスト17を塗布
した面とは反対の側から紫外線露光を行った。これによ
り、印刷時及びプリベーク時の寸法変化に影響されるこ
となく正確にかつ容易に電極14上にポジ型レジスト1
7をパターニングできた。ただし、レジストの膜厚が4
〜5μmある場合は膜面側から若干露光することにより
パターン形成が行いやすくなる。その後、アルカリ溶液
(東京応化製:NMD−3)を用いて1分間現像し、純
水にてリンス及び流水洗浄を行って(d)に示すように
ポジ型レジスト17の露光部分を除去した後、オーブン
にて130℃で30分間ポストベークを行った。
【0017】続いて、ガラス基板面上に残留しているア
ルカリ成分を除去するため、前面板11を温水洗浄し
た。具体的には、ポジ型レジスト17で被覆された電極
14を有する前面板11を温水(純水、水温65℃)中
に200秒間浸漬した。その後、水分を除去するために
オーブンにて80℃で20分間乾燥させた。
ルカリ成分を除去するため、前面板11を温水洗浄し
た。具体的には、ポジ型レジスト17で被覆された電極
14を有する前面板11を温水(純水、水温65℃)中
に200秒間浸漬した。その後、水分を除去するために
オーブンにて80℃で20分間乾燥させた。
【0018】次いで、前面板11上に蛍光層を形成し
た。具体的には、緑の蛍光体(Zn2SiO4 :Mn)
粉末を分散させたPVA水溶液スラリーに感光剤として
ジアゾニウム塩を添加した後、この蛍光体スラリー液1
8を前面板11の電極14を形成した面に対し、ブレー
ドコーターを用いて図3の(e)に示すように均一膜厚
で塗布し、常温で乾燥させてから、(f)に示すよう
に、所定のマスクパターン19を介して350nm付近
に最大波長をもつ紫外線により電極14上に蛍光体が残
留しないように背面露光を行って硬化部分20を形成
し、次いで、スプレー現像を行うことにより(g)に示
すように未露光部分を除去して電極14の両側に蛍光体
スラリーの硬化部分20を残した。
た。具体的には、緑の蛍光体(Zn2SiO4 :Mn)
粉末を分散させたPVA水溶液スラリーに感光剤として
ジアゾニウム塩を添加した後、この蛍光体スラリー液1
8を前面板11の電極14を形成した面に対し、ブレー
ドコーターを用いて図3の(e)に示すように均一膜厚
で塗布し、常温で乾燥させてから、(f)に示すよう
に、所定のマスクパターン19を介して350nm付近
に最大波長をもつ紫外線により電極14上に蛍光体が残
留しないように背面露光を行って硬化部分20を形成
し、次いで、スプレー現像を行うことにより(g)に示
すように未露光部分を除去して電極14の両側に蛍光体
スラリーの硬化部分20を残した。
【0019】そして、赤の蛍光体((Y,Gd)B
O3 :Eu)、青の蛍光体(BaMgAl14O23:E
u)についても同様の工程を繰り返すことにより、
(h)に示すように所定の位置にそれぞれ各色の蛍光体
スラリーの硬化部分20を形成し、最後に450℃で3
0分間焼成を行うことにより各硬化部分20に残る有機
分とポジ型レジスト17を除去して(h)に示すように
前面板11上に所定のパターンで蛍光層16を形成し
た。
O3 :Eu)、青の蛍光体(BaMgAl14O23:E
u)についても同様の工程を繰り返すことにより、
(h)に示すように所定の位置にそれぞれ各色の蛍光体
スラリーの硬化部分20を形成し、最後に450℃で3
0分間焼成を行うことにより各硬化部分20に残る有機
分とポジ型レジスト17を除去して(h)に示すように
前面板11上に所定のパターンで蛍光層16を形成し
た。
【0020】このようにして前面板11上に赤、緑、青
に塗り分けられた蛍光層16を形成したところ、電極1
4の剥離や酸化、PVA系蛍光体スラリーのゲル化も見
られず、安定した均一なパターン形状の蛍光層16が得
られた。
に塗り分けられた蛍光層16を形成したところ、電極1
4の剥離や酸化、PVA系蛍光体スラリーのゲル化も見
られず、安定した均一なパターン形状の蛍光層16が得
られた。
【0021】ここで、アルカリ現像の後で温水洗浄を行
わない場合、残留したアルカリ成分により赤の蛍光体
((Y,Gd)BO3 :Eu)中のホウ酸分が溶け出
し、赤の蛍光層のみが良好に形成できなかったが、上記
の実施例ではホウ酸分が溶け出すことなく良好な赤の蛍
光層が形成できた。
わない場合、残留したアルカリ成分により赤の蛍光体
((Y,Gd)BO3 :Eu)中のホウ酸分が溶け出
し、赤の蛍光層のみが良好に形成できなかったが、上記
の実施例ではホウ酸分が溶け出すことなく良好な赤の蛍
光層が形成できた。
【0022】なお、本発明において使用し得る蛍光体と
しては、赤色としてY2 O3 :Eu,Y2 SiO5 :E
u,Y3 Al5 O12:Eu,Zn3 (PO4 )2 :M
n,YBO3 :Eu,(Y,Gd)BO3 :Eu,Gd
BO3 :Eu,ScBO3 :Eu,LuBO3 :Eu等
があり、青色としてY2 SiO5 :Ce,CaWO4 :
Pb,BaMgAl14O23:Eu等があり、緑色として
Zn2 SiO4 :Mn,BaAl12O19:Mn,SrA
l13O19:Mn,CaAl12O19:Mn,YBO3 :T
b,BaMgAl14O23:Mn,LuBO3 :Tb,G
dBO3 :Tb,ScBO3 :Tb,Sr6 Si3 O3
Cl4 :Eu等がある。
しては、赤色としてY2 O3 :Eu,Y2 SiO5 :E
u,Y3 Al5 O12:Eu,Zn3 (PO4 )2 :M
n,YBO3 :Eu,(Y,Gd)BO3 :Eu,Gd
BO3 :Eu,ScBO3 :Eu,LuBO3 :Eu等
があり、青色としてY2 SiO5 :Ce,CaWO4 :
Pb,BaMgAl14O23:Eu等があり、緑色として
Zn2 SiO4 :Mn,BaAl12O19:Mn,SrA
l13O19:Mn,CaAl12O19:Mn,YBO3 :T
b,BaMgAl14O23:Mn,LuBO3 :Tb,G
dBO3 :Tb,ScBO3 :Tb,Sr6 Si3 O3
Cl4 :Eu等がある。
【0023】また、上記実施例ではDC型PDPの前面
板上に蛍光層を設ける場合を挙げて説明したが、本発明
は背面板上に蛍光層を設ける場合についても適用できる
ことは言うまでもない。
板上に蛍光層を設ける場合を挙げて説明したが、本発明
は背面板上に蛍光層を設ける場合についても適用できる
ことは言うまでもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガス放電
パネルの蛍光層形成方法によれば、蛍光層を形成する工
程の前に、基板面上からホウ酸分及びアルカリ成分が除
去されるので、電極材料による生成物や残留物の影響で
蛍光体スラリーによる蛍光層の形成を阻害されるという
ことがなく、またアルカリ成分の残留により蛍光体中に
含まれるホウ酸分などが溶け出してゲル化することもな
いことから、使用する電極材料及び蛍光体材料の如何に
拘わらず正確かつ安定的に蛍光層を形成することができ
る。
パネルの蛍光層形成方法によれば、蛍光層を形成する工
程の前に、基板面上からホウ酸分及びアルカリ成分が除
去されるので、電極材料による生成物や残留物の影響で
蛍光体スラリーによる蛍光層の形成を阻害されるという
ことがなく、またアルカリ成分の残留により蛍光体中に
含まれるホウ酸分などが溶け出してゲル化することもな
いことから、使用する電極材料及び蛍光体材料の如何に
拘わらず正確かつ安定的に蛍光層を形成することができ
る。
【図1】ガス放電パネルである従来のDC型プラズマデ
ィスプレイパネルの一構成例を示す一部断面図である。
ィスプレイパネルの一構成例を示す一部断面図である。
【図2】蛍光層を形成する手順を示す工程図である。
【図3】図2に続く工程図である。
11 前面板 14 陽極電極 16 蛍光層 17 ポジ型レジスト 18 蛍光体スラリー
Claims (2)
- 【請求項1】 前面板又は背面板となるガラス基板上に
複数の平行なストライプ状の電極を形成し、この電極を
覆うようにポジ型レジストを全面に塗布した後で電極上
のみをポジ型レジストで被覆するように露光し、次いで
アルカリ現像によりポジ型レジストの露光部分を除去し
た後、基板全体を温水洗浄してから、蛍光体を分散させ
た感光性樹脂組成物からなるPVA系の蛍光体スラリー
を全面に塗布し、露光工程、現像工程及び焼成工程を経
て基板上に蛍光層を形成することを特徴とするガス放電
パネルの蛍光層形成方法。 - 【請求項2】 請求項1記載のガス放電パネルの蛍光層
形成方法において、蛍光体スラリーの全面塗布工程、露
光工程、現像工程を、それぞれ赤、緑、青の発光色をも
つ蛍光体について繰り返し行うことを特徴とするガス放
電パネルの蛍光層形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10721493A JPH06295668A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | ガス放電パネルの蛍光層形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10721493A JPH06295668A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | ガス放電パネルの蛍光層形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06295668A true JPH06295668A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=14453385
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10721493A Pending JPH06295668A (ja) | 1993-04-12 | 1993-04-12 | ガス放電パネルの蛍光層形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06295668A (ja) |
-
1993
- 1993-04-12 JP JP10721493A patent/JPH06295668A/ja active Pending
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