JPH0629588A - 電歪効果素子 - Google Patents

電歪効果素子

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Publication number
JPH0629588A
JPH0629588A JP4184842A JP18484292A JPH0629588A JP H0629588 A JPH0629588 A JP H0629588A JP 4184842 A JP4184842 A JP 4184842A JP 18484292 A JP18484292 A JP 18484292A JP H0629588 A JPH0629588 A JP H0629588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sintered body
insulating layer
inorganic insulating
effect element
internal electrode
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4184842A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Shirasu
哲男 白須
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】積層型電歪効果素子を高湿度下で使用する場合
に、素子の劣化を防ぐ。 【構成】物理化学的な手法で形成した無機絶縁物層7に
より、内部電極導体2および外部電極導体4aとの絶縁
性を高め、さらに無機絶縁物層8と金属層9とで外装す
ることにより耐湿性を向上させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電歪効果素子に関し、特
に電歪縦効果を利用した積層型電歪効果素子の構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電歪効果素子は、図2に示
すようにシート状の電歪セラミック部材1と内部電極導
体2とを交互に積層し焼成した後、対向する一対の側面
に露出する内部電極導体2の一方の端が交互に一層おき
に電気泳動法で形成したガラス3で絶縁され、絶縁され
ていないそれぞれの側面の内部電極導体2の端部を一対
の外部電極導体4a,4bで接続し、リード線5a,5
bを形成した後エポキシ系の樹脂6等でコーティングし
た構造になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の電歪効果
素子では、工法上ガラス3の材料選択や形成方法が困難
で形成後もガラス3内外に欠陥が多かったり、また樹脂
6等の外装であるので環境中の湿気が樹脂を通過して入
り込み或いは樹脂中のイオン性不純物と相まって素子表
面の絶縁性を著しく低下させて、使用時にショート状態
となったり、スパークを起こして破壊へと進行していく
という問題があった。
【0004】本発明の目的は、従来のガラス絶縁におけ
る材料選択や形成方法の困難,形成後の特性の問題,外
装の耐湿,イオン性不純物の問題等従来の問題点を解決
し、湿気の多い環境下で使用しても絶縁性の低下や破壊
を起すことのすくない電歪効果素子を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の電歪効果素子
は、シート上の圧電セラミック部材と内部電極導体と
が、交互に重ね合わされて一体焼成された積層焼結体
と、前記積層焼結体の対向する一対の側面のほぼ全面に
形成された無機絶縁物層と、前記無機絶縁物層の形成さ
れた積層焼結体の一対の側面においてその内部電極導体
を互い違いに外部に露出させるホールと、前記ホールに
より露出した内部電極導体をそれぞれ電気的に接続させ
る一対の外部電極導体と、前記外部電極導体の形成され
た積層焼結体の全側面に形成された無機絶縁物層と、そ
の無機絶縁層上に形成された金属層とを有することを特
徴として構成される。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例の電歪効果素子の縦断面図
である。
【0007】この素子の製造に当たっては、まず例えば
ニッケル・ニオブ酸塩PbTiO3,ジルコン酸塩Pb
ZrO3 等を主成分とする電歪材料の予焼粉末に、ポリ
ビニルブチラール等の有機バインダを適量添加し、これ
らをエチルセロソルブ等の有機溶媒中に分散させて泥漿
を作製する。この泥漿を用いて、スリップキャスティン
グ成膜法等により膜厚約100μmの電歪セラミック部
材1を形成する。
【0008】次にこの電歪セラミック部材1の片面に重
量比にして7:3程度の銀粉末とパラジウム粉末の混合
粉末或いは合金粉末を主成分とする導体ペーストを、ス
クリーン印刷法等で10μm程度の厚さに被着させて内
部電極導体2を形成する。これらを所要数順次積層した
後、熱プレス機等で熱圧着して一体化し約1100℃,
2時間の条件で焼成し積層焼結体10を得る。
【0009】次にこの積層焼結体10の一対の側面のほ
ぼ全面にSiO2 ,Si2 4 ,Al2 3 ,Zr
2 ,TiO2 ,SiC或いはこれらの混合物をCVD
法,PVD法,スパッタリング法,溶射法等で固着させ
て無機絶縁物層7を形成し、レーザー光等でホール70
を互い違いに形成し内部電極導体2を部分的に露出させ
る。さらに無機絶縁物層7の上から銀粉末を主成分とす
る導体ペーストを印刷法や転写法等で塗布・焼成して一
対の外部電極導体4a,4bを形成し、それぞれの側面
においてホール70によって露出した内部電極導体2の
一部を電気的に一層おきに接続させる。
【0010】次に積層焼結体の半田付け部を除くほぼ全
側面に無機絶縁物層7と同材料,同工法で無機絶縁物層
8を形成する。さらにその上にAu,Al,Ni等の金
属を蒸着法,メッキ法等で被着させ金属層9を形成す
る。
【0011】最後に半田40a,40bでリード線5
a,5bを接続して完成させる。
【0012】次に本発明の実施例と従来例の信頼性の比
較結果を図3により説明する。図3は相対湿度90%、
温度40℃の環境下で直流150Vを印加し続けた時の
不良発生状況をワイブル表示したものである。例えば累
積不良率50%となる時間をみると、従来例の400時
間に対して、本実施例では10000時間まで向上して
おり、その効果は極めて大きい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、 (1)従来の電気泳動法によるガラスに代わり、物理的
或いは物理化学的手法による緻密な無機絶縁物層で内部
電極導体と外部電極導体とを絶縁しているので良好で安
定な絶縁抵抗が得られる。 (2)また、従来の樹脂のようなミクロ的には非常にポ
ーラスでイオン性不純物が多く存在するコーティング材
に代わり、不純物が非常に少なくかつ緻密に形成した無
機絶縁物層を下地として緻密で延性に富んだ金属層を形
成した2層構造の外装コーティングを施しているので、
湿気の多い環境下で使用した場合、素子の信頼性を大き
く向上させる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断面図である。
【図2】従来の電歪効果素子の一列の縦断面図である。
【図3】耐湿負荷寿命試験結果のワイブル表示図であ
る。
【符号の説明】
1 電歪セラミック部材 2 内部電極導体 3 ガラス 4a,4b 外部電極導体 5a,5b リード線 6 樹脂 7,8 無機絶縁物層 9 金属層 10 積層焼結体 40a,40b 半田 70 ホール

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の圧電セラミック部材と内部電
    極導体とが交互に重ね合わされて一体焼成された積層焼
    結体と、前記積層焼結体の対向する一対の側面のほぼ全
    面に形成された無機絶縁物層と、前記無機絶縁物層の形
    成された積層焼結体の一対の側面において前記内部電極
    導体を互い違いに外部に露出させるホールと、前記ホー
    ルにより露出した内部電極導体をそれぞれ電気的に接続
    させる一対の外部電極導体と、前記外部電極導体の形成
    された積層焼結体の全側面に形成された無機絶縁物層
    と、該無機絶縁物層上に形成した金属層とを有すること
    を特徴とする電歪効果素子。
JP4184842A 1992-07-13 1992-07-13 電歪効果素子 Withdrawn JPH0629588A (ja)

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