JPH06296380A - 積層型伸縮アクチュエータ - Google Patents

積層型伸縮アクチュエータ

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JPH06296380A
JPH06296380A JP5080663A JP8066393A JPH06296380A JP H06296380 A JPH06296380 A JP H06296380A JP 5080663 A JP5080663 A JP 5080663A JP 8066393 A JP8066393 A JP 8066393A JP H06296380 A JPH06296380 A JP H06296380A
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JP
Japan
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electrodes
unit insulating
actuator
laminated
electrode
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Application number
JP5080663A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Otsuka
義則 大塚
Nobuyuki Oya
信之 大矢
Takayuki Tominaga
隆行 冨永
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造能率(量産性)を向上して低価格化を実
現する。 【構成】 複数の単位絶縁基板21を折曲部22を介し
て一体に形成する。下から奇数番目の単位絶縁基板21
には、表面に表電極24を形成し、偶数番目の単位絶縁
基板21には、裏面に裏電極25を形成する。更に、単
位絶縁基板21及び折曲部22の表面に形成した配線部
26により全ての表電極24を直列に接続し、同様に、
裏面に形成した配線部27により全ての裏電極25を直
列に接続する。予め、平面的に形成された各折曲部22
を交互に表裏反対方向に折曲することで、複数の単位絶
縁基板21を所定間隔で積層して、積層型静電アクチュ
エータを製造する。このアクチュエータは、各配線部2
6,27を通して、各電極24,25間に電圧を印加す
ると、各表電極24と裏電極25との間に静電引力が生
じて、各電極24,25間の間隔が折曲部22の弾性力
に抗して縮む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電極又はコイルが形成
された複数の単位絶縁基板を所定間隔で積層し、各電極
又はコイル間に作用する静電的又は電磁的な吸引力又は
反発力を利用して、積層方向に伸縮させて駆動力を発生
する積層型伸縮アクチュエータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の積層型伸縮アクチュエータとし
ては、例えば特開平1−186179号公報に示すよう
な積層型静電アクチュエータが知られている。この積層
型静電アクチュエータは、所定のギャップを存して対向
する一対の電極を有する単位静電アクチュエータを複数
個積層することにより、その積層方向の伸縮変位量(駆
動力)を拡大するようにしたものである。このもので
は、各単位静電アクチュエータは、対向する電極の支持
板間を板ばね等の弾性連結部材により連結した構成とな
っている。
【0003】このような積層型伸縮アクチュエータは、
電極間のギャップ間隔がアクチュエータの伸縮特性に大
きく影響することが知られている。例えば、上述した積
層型静電アクチュエータの場合、静電引力Fは、次の
(1)式で求められる。
【0004】 F=(ε・S・V)/2d ……(1) ここで、εは電極間のギャップの誘電率、Sは電極面
積、Vは印加電圧、dはギャップ間隔である。上記
(1)式から明らかなように、静電引力Fは、印加電圧
が一定であれば、ギャップ間隔dが小さくなればなるほ
ど大きくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した公知例の積層
型静電アクチュエータは、電極間にギャップを形成する
手段として、板ばね等の弾性連結部材を採用している
が、特にギャップ間隔が数十ミクロン以下と小さくなっ
た場合、個々の弾性連結部材の弾性係数の管理や電極支
持板と弾性連結部材との接合が非常に面倒である。ま
た、このアクチュエータを伸縮させるために各電極に電
圧を印加するための配線が必要となるが、前述した公知
例の場合、各電極に対して空中配線を行うか、各弾性連
結部材に沿って配線を行う必要があり、上述した事情と
相俟って、製造工程が非常に煩雑となり、製造能率(量
産性)が低下して高価格化してしまう欠点がある。しか
も、アクチュエータの伸縮動作によって配線の接続部に
大きな応力がかかることにもなり、配線関係の信頼性を
低下させたり、この配線によってアクチュエータの伸縮
動作が邪魔されて、伸縮変位量(駆動力)が減少してし
まうおそれがある。
【0006】本発明は、このような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的は、製造能率(量産性)を向上し
て低価格化を実現できると共に、配線関係の信頼性を向
上でき、しかも、配線による伸縮変位量(駆動力)の低
下も防止できる積層型伸縮アクチュエータを提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の積層型伸縮アクチュエータは、表面に電極
又はコイルが形成された単位絶縁基板と、裏面に電極又
はコイルが形成された単位絶縁基板とを、交互に折曲部
を介して一体に連結すると共に、前記単位絶縁基板及び
前記折曲部の表裏各面に、各面の電極又はコイル間を電
気的に接続する配線部を形成し、前記各折曲部を交互に
表裏反対方向に折曲することで、前記各単位絶縁基板を
所定間隔で積層した構成としたものである。
【0008】
【作用】本発明は、積層型静電アクチュエータと積層型
電磁アクチュエータのいずれにも適用可能であるが、例
えば、積層型静電アクチュエータに適用した場合には、
表面側の電極(以下「表電極」という)と裏面側の電極
(以下「裏電極」という)とが交互に配列され、これら
表電極と裏電極との間にギャップが存在した構成とな
る。そして、各表電極間及び各裏電極間は、それぞれ折
曲部に形成された別々の配線部で接続されているので、
各配線部を通して全ての表電極と裏電極との間に電圧を
印加することができる。この電圧印加により、各表電極
と裏電極との間に静電引力が生じて、各電極間の間隔が
折曲部の弾性力に抗して縮み変位し、この縮み変位量の
積算値分だけ、アクチュエータ全体が縮むように動作す
る。この後、電圧の印加を解除すれば、このアクチュエ
ータは折曲部の弾性により元の状態に戻る。このアクチ
ュエータを組み立てる場合、折曲という単純な作業で、
複数の単位絶縁基板の積層組立を行うことができると共
に、この積層組立後の各電極への配線作業が不要とな
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明を積層型静電アクチュエータに
適用した第1実施例について図1及び図2を参照して説
明する。図1は積層型伸縮アクチュエータの斜視図、図
2は後述する折曲工程前の状態を表面側から見た展開図
である。
【0010】この積層型静電アクチュエータは、ほぼ正
方形状の複数の単位絶縁基板21を所定間隔で積層して
構成されている。これら各単位絶縁基板21は、それら
の間を連結する折曲部22と共に、所定のばね性を有す
る板状若しくはフィルム状の絶縁体(例えばポリイミ
ド)により一体に形成され、後述する折曲工程前の状態
では、図2に示すように、複数の単位絶縁基板21が折
曲部22を介して横一列に連結された構成となってい
る。更に、一端側(図2において左端側)に位置する単
位絶縁基板21には、上記折曲部22とほぼ同形状の口
出部23が形成されている。
【0011】また、図2において、左側から数えて奇数
番目の単位絶縁基板21には、表面に正方形状の電極
(以下「表電極」という)24が印刷又は蒸着等の導体
パターンにより形成され、偶数番目の単位絶縁基板21
には、裏面に正方形状の電極(以下「裏電極」という)
25が同様に形成されており、これにより、表電極24
と裏電極25とが交互に配列された構成となっている。
各表電極24は、単位絶縁基板21及び折曲部22の表
面に導体パターンで形成された配線部26により直列に
接続され、同様に、各裏電極25は、単位絶縁基板21
及び折曲部22の裏面に形成された配線部27により直
列に接続されている。各配線部26,27は口出部23
にまで延長され、この口出部23で電源ライン(図示せ
ず)と電気的に接続されるようになっている。
【0012】この場合、予め平面的に形成された各折曲
部22を、その中央の折曲線A−A,B−B(図2参
照)で交互に表裏反対方向に180°折曲して(A−A
線は谷折り線、B−B線は山折り線を示す)、図1に示
すように、複数の単位絶縁基板21を所定間隔で積層し
て積層型静電アクチュエータを製造するものであり、各
単位絶縁基板21はその両側に位置する各折曲部22に
より弾性支持された構成となっている。また、折曲線A
−A,B−Bでの折曲を容易に且つ精度良く行うため
に、各折曲部22の片面には、一対のダミー電極28が
折曲線A−A,B−Bを挟んでその両側に所定間隔をあ
けて線対称となるように形成されている。これにより、
折曲部22のうち折曲線A−A,B−B部分は、その両
側のダミー電極28が形成されている部分よりも曲げ剛
性が相対的に低くなって、折曲部22を折曲線A−A,
B−Bで曲げ易くなっている。
【0013】以上のような構成の積層型静電アクチュエ
ータにおいて、口出部23の両面に導出された各配線部
26,27に正負の電圧を印加すると、各配線部26,
27を通して全ての表電極24と裏電極25との間に電
圧が印加される。この電圧印加により、各表電極24と
裏電極25との間に前述した(1)式により求められる
静電引力が生じて、各電極24,25間の間隔が折曲部
22の弾性力と釣り合う位置まで縮み変位し、その縮み
変位量の積算値分だけ、アクチュエータ全体が縮むよう
に動作する。この後、電圧の印加を解除すれば、このア
クチュエータは折曲部22の弾性により元の状態に戻
る。
【0014】以上説明した第1実施例によれば、積層型
静電アクチュエータを組み立てる場合、予め、折曲部2
2で連結された複数の単位絶縁基板21に、表電極2
4,裏電極25,配線部26,27,ダミー電極28を
パターニングしておき、各折曲部22を交互に表裏反対
方向に折曲することにより、単位絶縁基板21を所定間
隔で積層して、積層型静電アクチュエータを製造するも
のである。このため、折曲という単純な作業で、複数の
単位絶縁基板21の積層組立を行うことができると共
に、この積層組立後の各電極24,25への配線作業が
不要となり、製造能率(量産性)を大幅に向上できて、
低価格化を実現できる。しかも、各電極24,25間
は、各単位絶縁基板21と折曲部22にパターニングさ
れた配線部26,27で電気的に接続されているので、
従来の外部配線とは異なり、配線部26,27が積層型
静電アクチュエータの伸縮動作の邪魔にならず、配線に
よる伸縮変位量(駆動力)の低下を防止できると共に、
配線関係の信頼性も向上することができる。
【0015】尚、各折曲部22の折曲後のスプリングバ
ック(曲げ戻し)を防止するため、各折曲部22を折曲
工程で加熱処理するようにしても良い。
【0016】上記第1実施例では、展開状態(折曲工程
前の状態)において、複数の単位絶縁基板21と折曲部
22とが横一列に並ぶように連結されているが、連結形
式はこれに限定されず、例えば図3及び図4に示す本発
明の第2実施例のように、単位絶縁基板21の連結方向
(折曲部22の位置)を例えば90°ずつ変えて、複数
の単位絶縁基板21を全体としてその対角線方向に配列
するように連結しても良い。この第2実施例において
も、各折曲部22を、その中央の折曲線A−A,B−B
(図4参照)で交互に表裏反対方向に180°折曲して
(A−A線は谷折り線、B−B線は山折り線を示す)、
図3に示すように、複数の単位絶縁基板21を所定間隔
で積層して積層型静電アクチュエータを製造するもので
ある。これ以外の構成は、前述した第1実施例と同じで
あり、第1実施例と同一符号を付して説明を省略する。
【0017】この第2実施例では、図3に示すように、
折曲後の折曲部22の位置が順番に90°ずつ変化し
て、積層型静電アクチュエータの4辺に折曲部22がバ
ランス良く配分されるようになる。このため、折曲部2
2による折曲誤差がアクチュエータの片側に偏ることな
く、複数の単位絶縁基板21を積層軸方向に沿って容易
に真っ直ぐに積層できる利点がある。
【0018】一方、図5乃至図7は、本発明を積層型静
電アクチュエータに適用した第3実施例を示すものであ
る。ここで、図5は積層型静電アクチュエータの斜視
図、図6は後述するスペーサ部材31の接着前の状態を
表面側から見た展開図、図7は折曲工程直前の状態を表
面側から見た展開図(電極24,25と配線部26,2
7の図示を省略)である。
【0019】この第3実施例では、折曲部22,30を
折曲したときの各単位絶縁基板21間のギャップ間隔を
正確に管理するために、スペーサ部材31を単位絶縁基
板21間に挟み込ませている。この場合、図6及び図7
に示すように、折曲工程前に表電極24のある単位絶縁
基板21には、例えば表面の両側部にそれぞれスペーサ
部材31を1本ずつ連結方向に沿って接着し、裏電極2
5のある単位絶縁基板21には、例えば裏面の中心に1
本のスペーサ部材31を連結方向に沿って接着してい
る。更に、図6及び図7において、左側から数えて偶数
番目の折曲部22は、第1実施例と同じく1本のみであ
るが、奇数番目の折曲部30は単位絶縁基板21の両端
にそれぞれ形成され、これら2本の折曲部30により単
位絶縁基板21の片側を2箇所で連結する構成となって
いる。この構成により、折曲部22,30を折曲したと
きに、それぞれの折曲部22,30に対応してスペーサ
部材31が1本ずつ位置するようになっている。尚、2
本の折曲部30については、表面側の配線部26と、裏
面側の配線部27とが別々の折曲部30に形成されてい
る。
【0020】この第3実施例においても、各折曲部2
2,30を、その中央の折曲線A−A,B−B(図6及
び図7参照)で交互に表裏反対方向にスペーサ部材31
と単位絶縁基板21とが接触するまで折曲して(A−A
線は谷折り線、B−B線は山折り線を示す)、図5に示
すように、複数の単位絶縁基板21をスペーサ部材31
を挟んで積層して積層型静電アクチュエータを製造する
ものである。これ以外の構成は、前述した第1実施例と
同じであり、第1実施例と同一符号を付して説明を省略
する。
【0021】この第3実施例によれば、各配線部26,
27を通して全ての表電極24と裏電極25との間に電
圧を印加すると、各表電極24と裏電極25との間に前
述した(1)式により求められる静電引力が生じ、単位
絶縁基板21のうちのスペーサ部材31が接着してある
部分以外の部分が、自身の弾性と釣り合う位置まで湾曲
変形して、その変形量の積算値分だけ、アクチュエータ
全体が縮むように動作する。この後、電圧の印加を解除
すれば、このアクチュエータは単位絶縁基板21自身の
弾性により元の状態に戻る。
【0022】この第3実施例においては、伸縮動作時で
も、折曲部22,30は変形せずにスペーサ部材31に
より固定されるため、折曲部22,30に形成されてい
る配線部26,27に対して伸縮動作の外力は全く作用
せず、配線関係の信頼性を一層向上できる。しかも、各
単位絶縁基板21間のギャップ間隔がスペーサ部材31
により正確に規制されるので、高精度なギャップ間隔の
管理が可能となり、アクチュエータの伸縮変位量(駆動
力)のばらつきを少なくすることができて、品質を向上
できる利点もある。
【0023】以上説明した第1乃至第3の各実施例は、
いずれも、本発明を積層型静電アクチュエータに適用し
たものであるが、本発明は積層型電磁アクチュエータに
も適用可能である。以下、本発明を積層型電磁アクチュ
エータに適用した第4実施例について、図8乃至図10
を参照して説明する。ここで、図8は積層型電磁アクチ
ュエータの斜視図、図9は折曲工程前の状態を表面側か
ら見た展開図、図10は折曲工程前の状態を裏面側から
見た展開図である。
【0024】この第4実施例では、第1実施例の表電極
24に代えて、銅箔等により表薄膜コイル41を形成
し、同様に、裏電極25に代えて裏薄膜コイル42を形
成している。各薄膜コイル41,42間は、単位絶縁基
板21及び折曲部22に形成された配線部43,44に
より直列に接続され、各配線部43,44は、口出部2
3にまで延長され、この口出部23で電源ライン(図示
せず)と電気的に接続されるようになっている。
【0025】この第4実施例においても、各折曲部22
を、その中央の折曲線A−A,B−B(図9及び図10
参照)で交互に表裏反対方向に180°折曲して(A−
A線は谷折り線、B−B線は山折り線を示す)、図8に
示すように、複数の単位絶縁基板21を所定間隔で積層
して積層型電磁アクチュエータを製造するものである。
これ以外の構成は、前述した第1実施例と同じであり、
第1実施例と同一符号を付して説明を省略する。
【0026】この第4実施例によれば、各配線部43,
44を通して全ての表薄膜コイル41と裏薄膜コイル4
2に電流を流すと、各薄膜コイル41,42から生じる
電磁力により各薄膜コイル41,42間に磁気吸引力又
は反発力が働き、各薄膜コイル41,42間の間隔が折
曲部22の弾性力と釣り合う位置まで伸縮し、その伸縮
量の積算値分だけ、積層型電磁アクチュエータ全体が伸
縮するように動作する。この後、電流をオフすれば、こ
の積層型電磁アクチュエータは折曲部22の弾性により
元の状態に戻る。
【0027】尚、図示はしないが、この積層型電磁アク
チュエータについても、単位絶縁基板21の連結方向
(折曲部22の位置)を適宜変更したり、各単位絶縁基
板21間にスペーサ部材を挟み込む構成としても良いこ
とは言うまでもない。
【0028】また、前述した第1実施例では、各折曲部
22に“一対”のダミー電極28を折曲線A−A,B−
Bに関して線対称となるように形成して、A−A,B−
B線での折曲を容易に且つ精度良く行うようにしたが、
図11に示す本発明の第5実施例のように、各折曲部2
2の両側部に“二対”のダミー電極45を折曲線A−
A,B−Bに関して線対称となるように形成して、各折
曲部22の両側部の剛性を均一化するようにしても良
い。
【0029】或は、図12に示す本発明の第6実施例の
ように、ダミー電極28,45に代えて、折曲線A−
A,B−B上に切欠部46を形成し、この切欠部46に
より折曲線A−A,B−B部分の曲げ剛性を低下させる
ことで、A−A線,B−B線での折曲を容易に且つ精度
良く行うようにしても良い。但し、これら切欠部46や
ダミー電極28,45が設けられていない構成として
も、本発明の所期の目的は十分に達成できることは言う
までもない。
【0030】その他、本発明は、これら各実施例に限定
されるものではなく、アクチュエータの用途に応じて、
単位絶縁基板21の形状(電極24,25や薄膜コイル
41,42の形状)を、長方形,三角形,円形等の他の
形状に変更したり、単位絶縁基板21の積層枚数を変更
したり、或は、積層された単位絶縁基板21を枠状のガ
イドレールに収納して、各単位絶縁基板21の変位方向
をガイドするようにしても良い等、要旨を逸脱しない範
囲内で、種々変更して実施できることは言うまでもな
い。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の積層型伸縮アクチュエータによれば、折曲という単純
な作業で、複数の単位絶縁基板の積層組立を行うことが
できると共に、この積層組立後の各電極(又はコイル)
への配線作業が不要となるので、製造能率(量産性)を
大幅に向上できて、低価格化を実現できる。しかも、各
電極(各コイル)間は、各単位絶縁基板と折曲部に形成
された配線部で電気的に接続されているので、従来の外
部配線とは異なり、配線部がアクチュエータの伸縮動作
の邪魔にならず、配線による伸縮変位量(駆動力)の低
下を防止できると共に、配線関係の信頼性も向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す全体の斜視図
【図2】第1実施例における折曲工程前の状態を表面側
から見た展開図
【図3】本発明の第2実施例を示す全体の斜視図
【図4】第2実施例における折曲工程前の状態を表面側
から見た展開図
【図5】本発明の第3実施例を示す全体の斜視図
【図6】第3実施例におけるスペーサ部材の接着前の状
態を表面側から見た展開図
【図7】第3実施例における折曲工程前の状態を表面側
から見た展開図(電極と配線部の図示を省略)
【図8】本発明の第4実施例を示す全体の斜視図
【図9】第4実施例における折曲工程前の状態を表面側
から見た展開図
【図10】第4実施例における折曲工程前の状態を裏面
側から見た展開図
【図11】本発明の第5実施例を示す折曲部周辺の展開
【図12】本発明の第6実施例を示す折曲部周辺の展開
【符号の説明】
21…単位絶縁基板、22…折曲部、23…口出部、2
4…表電極(電極)、25…裏電極(電極)、26,2
7…配線部、28…ダミー電極、30…折曲部、31…
スペーサ部材、41…表薄膜コイル(コイル)、42…
裏薄膜コイル(コイル)、43,44…配線部、45…
ダミー電極、46…切欠部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に電極又はコイルが形成された単位
    絶縁基板と、裏面に電極又はコイルが形成された単位絶
    縁基板とを、交互に折曲部を介して一体に連結すると共
    に、前記単位絶縁基板及び前記折曲部の表裏各面に、各
    面の電極又はコイル間を電気的に接続する配線部を形成
    し、前記各折曲部を交互に表裏反対方向に折曲すること
    で、前記各単位絶縁基板を所定間隔で積層した構成とし
    たことを特徴とする積層型伸縮アクチュエータ。
JP5080663A 1993-04-07 1993-04-07 積層型伸縮アクチュエータ Pending JPH06296380A (ja)

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JP5080663A JPH06296380A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 積層型伸縮アクチュエータ

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JP5080663A JPH06296380A (ja) 1993-04-07 1993-04-07 積層型伸縮アクチュエータ

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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