JPH0629666B2 - 火炎検出器 - Google Patents
火炎検出器Info
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- JPH0629666B2 JPH0629666B2 JP60079168A JP7916885A JPH0629666B2 JP H0629666 B2 JPH0629666 B2 JP H0629666B2 JP 60079168 A JP60079168 A JP 60079168A JP 7916885 A JP7916885 A JP 7916885A JP H0629666 B2 JPH0629666 B2 JP H0629666B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/02—Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium
- F23N5/08—Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using light-sensitive elements
- F23N5/082—Systems for controlling combustion using devices responsive to thermal changes or to thermal expansion of a medium using light-sensitive elements using electronic means
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Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は火炎検出器に係り、特に火炎の点火、消火状態
のしきい値の自動設定が可能な火炎検出器に関する。
のしきい値の自動設定が可能な火炎検出器に関する。
<従来の技術及びその問題点> 火炎検出器は燃焼装置の各バーナの点火、消火の状態を
判定する装置であり、例えば多数本のバーナを設置する
火力発電所用大型ボイラ等においてはその制御上必須の
装置である。この火炎検出器は大別すると、火炎から発
せられる光の強度により判定する光式火炎検出器と、火
炎中のイオン密度により判定を行うイオン式火炎検出器
となる。このうち、イオン式火炎検出器は火炎の電気的
性質を利用して火炎判定を行うものであり、イオン電流
を導くための電極棒を火炎に接触させておく必要があ
る。このため、電極棒の焼損防止上長時間の連続使用は
不可能であり、その使用範囲は点火トーチ(起動バー
ナ)用等、使用時間が短いものに限定されているのが実
情である。つまり長時間使用のものは光式のものに限ら
れている。
判定する装置であり、例えば多数本のバーナを設置する
火力発電所用大型ボイラ等においてはその制御上必須の
装置である。この火炎検出器は大別すると、火炎から発
せられる光の強度により判定する光式火炎検出器と、火
炎中のイオン密度により判定を行うイオン式火炎検出器
となる。このうち、イオン式火炎検出器は火炎の電気的
性質を利用して火炎判定を行うものであり、イオン電流
を導くための電極棒を火炎に接触させておく必要があ
る。このため、電極棒の焼損防止上長時間の連続使用は
不可能であり、その使用範囲は点火トーチ(起動バー
ナ)用等、使用時間が短いものに限定されているのが実
情である。つまり長時間使用のものは光式のものに限ら
れている。
ここで、前記大型ボイラを始めとして、各種燃焼装置に
あつては、大気汚染物質低減の観点から二段燃焼法、排
ガス再循環法、旋回燃焼等の燃焼法が採用されることが
多くなつている。この燃焼法の変化により、例えば火炎
輝度の低下、火炎の長炎化等、火炎の性質も変化し、従
来方式の火炎検出器の信頼性の低下が目立つようになつ
てきた。特に、個々の火炎についての検知能力の低下の
みならず、火炎輝度の低下等により他のバーナ火炎の光
を検知し、これが装置誤作動の原因となるという問題も
生じている。
あつては、大気汚染物質低減の観点から二段燃焼法、排
ガス再循環法、旋回燃焼等の燃焼法が採用されることが
多くなつている。この燃焼法の変化により、例えば火炎
輝度の低下、火炎の長炎化等、火炎の性質も変化し、従
来方式の火炎検出器の信頼性の低下が目立つようになつ
てきた。特に、個々の火炎についての検知能力の低下の
みならず、火炎輝度の低下等により他のバーナ火炎の光
を検知し、これが装置誤作動の原因となるという問題も
生じている。
第2図は従来型の光式火炎検出器の構成を示すが、火炎
からの光を受けかつ導く導光部(受光部)としての光フ
アイバ12と、光信号を電気信号に変換しかつ増幅する
波長光電変換部13と、光電変換の特定変動周波数成分
のみを弁別する周波数弁別部14と、弁別後の信号レベ
ルの大きさを所定の基準値、つまりしきい値と比較して
火炎の有無を判定する比較判定部15と、判定結果(O
N、OFF)を出力する出力部16と、しきい値を手動
設定するしきい値設定部17とから成つている。
からの光を受けかつ導く導光部(受光部)としての光フ
アイバ12と、光信号を電気信号に変換しかつ増幅する
波長光電変換部13と、光電変換の特定変動周波数成分
のみを弁別する周波数弁別部14と、弁別後の信号レベ
ルの大きさを所定の基準値、つまりしきい値と比較して
火炎の有無を判定する比較判定部15と、判定結果(O
N、OFF)を出力する出力部16と、しきい値を手動
設定するしきい値設定部17とから成つている。
以上の従来型装置では、受光方向が一方向に限定されて
いるため、前述の燃焼方法の変化による火炎性状の変化
に十分に対応することができない。またしきい値は固定
的に設定されるため、火炎輝度の変化に追随することが
できず信頼性の維持が困難となつている。すなわち、燃
焼法の変化により発光波長が長波長側にずれたり、長炎
化して検出すべき火炎位置が変化したり、隣接バーナの
強旋回火炎の光が着目バーナの火炎検出器に入射する等
の事態が生じているが、従来型装置ではこの様な状態に
おいて高い信頼性を保持することは事実上不可能になつ
ている。
いるため、前述の燃焼方法の変化による火炎性状の変化
に十分に対応することができない。またしきい値は固定
的に設定されるため、火炎輝度の変化に追随することが
できず信頼性の維持が困難となつている。すなわち、燃
焼法の変化により発光波長が長波長側にずれたり、長炎
化して検出すべき火炎位置が変化したり、隣接バーナの
強旋回火炎の光が着目バーナの火炎検出器に入射する等
の事態が生じているが、従来型装置ではこの様な状態に
おいて高い信頼性を保持することは事実上不可能になつ
ている。
<本発明の目的> 本発明は上述した問題点を解決するものであり、火炎状
態が変化しても火炎有無判定の信頼性を高く保持するこ
とのできる装置を提供することを目的とする。
態が変化しても火炎有無判定の信頼性を高く保持するこ
とのできる装置を提供することを目的とする。
<本発明の概要> 要するに本発明は、検知した光の強度により燃焼器(バ
ーナ)などの点火、消火を判定する火炎検出器を対象と
するものである。
ーナ)などの点火、消火を判定する火炎検出器を対象と
するものである。
そしてその火炎検出器が、検知しようとする火炎からの
火を受光する受光部と、 この受光部に接続された光電変換部と、 この光電変換部から出力された信号を所定の周波数帯域
に分別する周波数分析部と、 その周波数分析部で分別された所定の周波数帯域の信号
を積分する積分器と、 その積分器からの出力を基にして、その出力の時間平均
値と標準偏差を演算する時間平均値・標準偏差演算器
と、 その時間平均値・標準偏差演算器から出力される時間平
均値と標準偏差に基づいて点火しきい値と消火しきい値
の二つのしきい値をそれぞれ演算するしきい値演算器
と、 前記積分器から出力される実測値と前記しきい値演算器
からの出力を比較して、当該燃焼器の点火、消火を判定
する比較判定部とを備え、 前記点火しきい値と消火しきい値が更新可能に構成され
ていることを特徴とするものである。
火を受光する受光部と、 この受光部に接続された光電変換部と、 この光電変換部から出力された信号を所定の周波数帯域
に分別する周波数分析部と、 その周波数分析部で分別された所定の周波数帯域の信号
を積分する積分器と、 その積分器からの出力を基にして、その出力の時間平均
値と標準偏差を演算する時間平均値・標準偏差演算器
と、 その時間平均値・標準偏差演算器から出力される時間平
均値と標準偏差に基づいて点火しきい値と消火しきい値
の二つのしきい値をそれぞれ演算するしきい値演算器
と、 前記積分器から出力される実測値と前記しきい値演算器
からの出力を比較して、当該燃焼器の点火、消火を判定
する比較判定部とを備え、 前記点火しきい値と消火しきい値が更新可能に構成され
ていることを特徴とするものである。
<実施例> 以下本発明の実施例につき説明する。
第1図は本発明の実施例を示す装置の信号伝達系統を示
し、火炎からの光は各々異る検出角度(例えば、水平、
Θ1=15゜、Θ2=30゜)を有する3視野の光フアイバ
ヘツド1により受光され、かつての受光された光は光フ
アイバ2を介して、可視一近赤外域と、赤外域の2つの
波長域に感度を有する2波長光電変換部3に導入され
る。光電変換後の6種類の信号、すなわち各視野毎に検
知された2つの波長は切替器4により順次切替えられ、
制御装置30内のアナロク・デジタル(A/D)変換器
5においてデジタル信号に変換される。変換後の信号は
周波数分析部6において各周波数成分に分解され、積分
器7で所定の周波数帯域(例えば50〜500HZ)の信
号のみを積分し、その値を比較判定部8に送る。ここで
しきい値演算器11によつて予め設定されているしきい値
により実測値の大小比較判定を行い、判定結果を出力部
9に送る。また積分器7の出力は切替えにより、時間平
均値および標準偏差σを演算する時間平均値・標準偏
差演算器10に送られる。この値は次にしきい値演算器
11に送られ、、σよりも高いしきい値、例えば X=−α・σ(点火しきい値) Y=+β・σ(消化しきい値) (α、βは係数) を演算する。
し、火炎からの光は各々異る検出角度(例えば、水平、
Θ1=15゜、Θ2=30゜)を有する3視野の光フアイバ
ヘツド1により受光され、かつての受光された光は光フ
アイバ2を介して、可視一近赤外域と、赤外域の2つの
波長域に感度を有する2波長光電変換部3に導入され
る。光電変換後の6種類の信号、すなわち各視野毎に検
知された2つの波長は切替器4により順次切替えられ、
制御装置30内のアナロク・デジタル(A/D)変換器
5においてデジタル信号に変換される。変換後の信号は
周波数分析部6において各周波数成分に分解され、積分
器7で所定の周波数帯域(例えば50〜500HZ)の信
号のみを積分し、その値を比較判定部8に送る。ここで
しきい値演算器11によつて予め設定されているしきい値
により実測値の大小比較判定を行い、判定結果を出力部
9に送る。また積分器7の出力は切替えにより、時間平
均値および標準偏差σを演算する時間平均値・標準偏
差演算器10に送られる。この値は次にしきい値演算器
11に送られ、、σよりも高いしきい値、例えば X=−α・σ(点火しきい値) Y=+β・σ(消化しきい値) (α、βは係数) を演算する。
第3図に3視野光フアイバヘツド1の構造を示す。
耐熱性向上のため光フアイバについては、有機系樹脂か
ら成る被覆は除去し、前記検出角度Θ1、Θ2を実現す
るため、2本の光フアイバに対しては符号18で示す如
く、加熱により曲げ加工19を施す。この光フアイバヘ
ツドをバーナ部に設置するに当つては、冷却用空気の導
入が可能な金属製またはセラミツク製の保護筒を用いる
のが望ましい。光フアイバヘツド1と、これに後続する
被覆付きでかつ可撓性のある光フアイバ2は、3芯一括
コネクタ20を用いて接続する。光フアイバ2のコア径
はヘツド1内に配置した光フアイバのコア径よりも小さ
くし、2軸心が多少ずれても光の伝達を行えるように
し、高温部に位置する3芯一括コネクタ20における両
フアイバの芯合せを容易にするよう構成しておく。
ら成る被覆は除去し、前記検出角度Θ1、Θ2を実現す
るため、2本の光フアイバに対しては符号18で示す如
く、加熱により曲げ加工19を施す。この光フアイバヘ
ツドをバーナ部に設置するに当つては、冷却用空気の導
入が可能な金属製またはセラミツク製の保護筒を用いる
のが望ましい。光フアイバヘツド1と、これに後続する
被覆付きでかつ可撓性のある光フアイバ2は、3芯一括
コネクタ20を用いて接続する。光フアイバ2のコア径
はヘツド1内に配置した光フアイバのコア径よりも小さ
くし、2軸心が多少ずれても光の伝達を行えるように
し、高温部に位置する3芯一括コネクタ20における両
フアイバの芯合せを容易にするよう構成しておく。
第4図は2波長光電変換部3の光電変換素子の構造を示
す。図において、この素子はシリコン(Si)フオトダイ
オード21と、硫化鉛(PbS)フオトセル22が積層さ
れた構造となつており、1視野分の光フアイバによつて
可視一近赤外域、赤外域の2つの波長域の信号を別個に
取り出すことができるよう構成してある。この素子の採
用により光フアイバ2の本数を受光側光フアイバの本数
と同じ3本とすることができる。
す。図において、この素子はシリコン(Si)フオトダイ
オード21と、硫化鉛(PbS)フオトセル22が積層さ
れた構造となつており、1視野分の光フアイバによつて
可視一近赤外域、赤外域の2つの波長域の信号を別個に
取り出すことができるよう構成してある。この素子の採
用により光フアイバ2の本数を受光側光フアイバの本数
と同じ3本とすることができる。
第5図は周波数分析部6により信号をデイジタル周波数
分析した例を示す。同図において、斜線部を積分器7で
積分し、この値を火炎判定に用いる。
分析した例を示す。同図において、斜線部を積分器7で
積分し、この値を火炎判定に用いる。
第6図はこの方法をより具体的に示したものであり、装
置が着目しているバーナが点火している状態aと、消火
している状態bの周波数分析の結果を示す。ここで、着
目しているバーナが点火している場合には高い周波数成
分が増加していることが分る。この周波数分析はデイジ
タルに行われているため、例えば第5図の斜線で示した
様な周波数帯域の設定は演算装置30のプログラムの変
更により比較的容易にでき、かつオンラインで変更でき
るため、燃料の変化等に対しても適切かつ迅速な周波数
帯域の設定が可能となり装置の信頼性は向上する。
置が着目しているバーナが点火している状態aと、消火
している状態bの周波数分析の結果を示す。ここで、着
目しているバーナが点火している場合には高い周波数成
分が増加していることが分る。この周波数分析はデイジ
タルに行われているため、例えば第5図の斜線で示した
様な周波数帯域の設定は演算装置30のプログラムの変
更により比較的容易にでき、かつオンラインで変更でき
るため、燃料の変化等に対しても適切かつ迅速な周波数
帯域の設定が可能となり装置の信頼性は向上する。
第7図は、積分器7の出力信号の時間変化の一例を、前
記6種類の信号の中の1種類の信号を例に示す。すなわ
ち、隣接するバーナが点火すると、Q1の如く出力の増
加がみられ、他のバーナの点火の影響が生じているのが
分る。この状態で着目するバーナが点火すると出力はQ
2の如く更に増加し、点線aの如くしきい値を設定して
おけば隣接バーナの運転状態に係りなく火炎の有無の判
定が可能となる。しかし最近の燃焼方法の変化に対応す
るためにはこれでは不十分であり、さらに以下の様なし
きい値の設定を行う。すなわち第1図において、積分器
7の出力を初期切替えして、時間平均値・標準偏差演算
器10に導き、着目バーナが消火状態での時間平均値
OFF及び標準偏差σOFFと、着目バーナが点火状態での時
間平均値ON及び標準偏差σONを演算する。これらの値
によりしきい値演算器11において、 XON=ON−α・σON(点火しきい値) YOFF=OFF+β・σOFF(消火しきい値) を演算し、火炎判定に用いる。このしきい値を算出する
ことにより出力がXON以上であれば点火である確率がき
わめて高く(99%以上)、またYOFF以下であれば消
火である確率がきわめて高くなる。従つてたとえ隣接バ
ーナの影響により出力の増加があつても着目バーナは確
実に消火状態であると判定することができる。
記6種類の信号の中の1種類の信号を例に示す。すなわ
ち、隣接するバーナが点火すると、Q1の如く出力の増
加がみられ、他のバーナの点火の影響が生じているのが
分る。この状態で着目するバーナが点火すると出力はQ
2の如く更に増加し、点線aの如くしきい値を設定して
おけば隣接バーナの運転状態に係りなく火炎の有無の判
定が可能となる。しかし最近の燃焼方法の変化に対応す
るためにはこれでは不十分であり、さらに以下の様なし
きい値の設定を行う。すなわち第1図において、積分器
7の出力を初期切替えして、時間平均値・標準偏差演算
器10に導き、着目バーナが消火状態での時間平均値
OFF及び標準偏差σOFFと、着目バーナが点火状態での時
間平均値ON及び標準偏差σONを演算する。これらの値
によりしきい値演算器11において、 XON=ON−α・σON(点火しきい値) YOFF=OFF+β・σOFF(消火しきい値) を演算し、火炎判定に用いる。このしきい値を算出する
ことにより出力がXON以上であれば点火である確率がき
わめて高く(99%以上)、またYOFF以下であれば消
火である確率がきわめて高くなる。従つてたとえ隣接バ
ーナの影響により出力の増加があつても着目バーナは確
実に消火状態であると判定することができる。
第8図に点火及び消火しきい値の設定状態を示す。これ
らの値は初期に実際の火炎からの信号に基づき演算して
いるため点火、消火の状態の判定の信頼性が高くなる。
但し出力がXONとYOFFの中間の値を示す場合は判定を
保留し、これ以前の判定結果を保持しておく。
らの値は初期に実際の火炎からの信号に基づき演算して
いるため点火、消火の状態の判定の信頼性が高くなる。
但し出力がXONとYOFFの中間の値を示す場合は判定を
保留し、これ以前の判定結果を保持しておく。
以上の如く二つの値のしきい値を用いて判定を行うと、
火炎形状が不安定で出力変動が大となつても正しい判定
を行うことができ、かつ標準偏差の評価も行つてしきい
値を設定しているので、出力の不安定による誤判定の確
率も低くなる。特に他バーナの影響による誤判定防止に
対してきわめて有効となる。またしきい値を自から演算
して設定することができるので、検出器作動中に、出力
が一定時間XONとYOFFの中間の値を示し、判定保留が
続く場合には改めて積分器からの出力により演算し直し
てしきい値を変更することが可能となる。従つて継続的
な火炎状態の変化にも追随して火炎判定を継続すること
が可能となる。第9図はしきい値変更の基準とすべき周
波数勾配の比(m1/m2)を示す。一般に着目バーナが点
火状態の場合にはm1<m2つまりm1/m2<1となる。この
周波数勾配の演算は常時は行わず、判定保留が長時間継
続する場合のみ周波数分析部6で実施する。
火炎形状が不安定で出力変動が大となつても正しい判定
を行うことができ、かつ標準偏差の評価も行つてしきい
値を設定しているので、出力の不安定による誤判定の確
率も低くなる。特に他バーナの影響による誤判定防止に
対してきわめて有効となる。またしきい値を自から演算
して設定することができるので、検出器作動中に、出力
が一定時間XONとYOFFの中間の値を示し、判定保留が
続く場合には改めて積分器からの出力により演算し直し
てしきい値を変更することが可能となる。従つて継続的
な火炎状態の変化にも追随して火炎判定を継続すること
が可能となる。第9図はしきい値変更の基準とすべき周
波数勾配の比(m1/m2)を示す。一般に着目バーナが点
火状態の場合にはm1<m2つまりm1/m2<1となる。この
周波数勾配の演算は常時は行わず、判定保留が長時間継
続する場合のみ周波数分析部6で実施する。
以上の如く本発明装置は多視野(実施例のものは3視
野)2波長検出方式であるため、火炎形状の変化や火炎
の発光波長の変化に対しても信頼性の高い検出が可能で
ある。また判定基準とするしきい値の設定を入力信号に
基づいて統計的に演算して設定しているため、非常に確
度の高い検出が可能になる。特に他バーナの影響による
出力についてはばらつきが多いという特徴があるため、
標準偏差を考虜したしきい値の設定によりばらつきの多
い出力は判定の対象外とすることができるので、他バー
ナの影響による誤判定の防止に非常に効果がある。
野)2波長検出方式であるため、火炎形状の変化や火炎
の発光波長の変化に対しても信頼性の高い検出が可能で
ある。また判定基準とするしきい値の設定を入力信号に
基づいて統計的に演算して設定しているため、非常に確
度の高い検出が可能になる。特に他バーナの影響による
出力についてはばらつきが多いという特徴があるため、
標準偏差を考虜したしきい値の設定によりばらつきの多
い出力は判定の対象外とすることができるので、他バー
ナの影響による誤判定の防止に非常に効果がある。
またしきい値を演算により自動的に求める方式であるた
め、多数の火炎検出器のしきい値の設定が非常に容易と
なると同時に、燃焼状態の変化に対してしきい値を自動
変更することが可能であり、燃焼状態の変化に迅速に対
応することができる。
め、多数の火炎検出器のしきい値の設定が非常に容易と
なると同時に、燃焼状態の変化に対してしきい値を自動
変更することが可能であり、燃焼状態の変化に迅速に対
応することができる。
<効 果> 本発明は前述のように、積分器からの出力を基にして時
間平均値と標準偏差を演算し、その時間平均値と標準偏
差に応じてしきい値を演算して、そのしきい値が更新可
能になっている。そのため、例えば負荷変動などに基づ
く燃焼(火炎)状態の変化に十分追従して、正確な火炎
判定が継続できる。
間平均値と標準偏差を演算し、その時間平均値と標準偏
差に応じてしきい値を演算して、そのしきい値が更新可
能になっている。そのため、例えば負荷変動などに基づ
く燃焼(火炎)状態の変化に十分追従して、正確な火炎
判定が継続できる。
また、点火しきい値と消火しきい値の二つのしきい値を
用いて火炎判定を行っているため、火炎形状が不安定で
出力変動が大となっても正しい判定がなされる。
用いて火炎判定を行っているため、火炎形状が不安定で
出力変動が大となっても正しい判定がなされる。
さらにしきい値の演算に標準偏差を使用しているため、
出力の不安定による誤判定の確率が少なく、特に他の火
炎の影響による誤判定防止に有効である。
出力の不安定による誤判定の確率が少なく、特に他の火
炎の影響による誤判定防止に有効である。
以上のことから、動作信頼性の高い火炎検出器を提供す
ることができる。
ることができる。
第1図は本発明の実施例を示す検出器の構成例たる系統
図。 第2図は従来型の火炎検出器の構成例を示す系統図。 第3図は本発明の火炎検出器の導光部である3視野光フ
アイバヘツドの部分拡大図。 第4図は本発明の火炎検出器の光電変換部の2波長光電
変換素子の断面図。 第5図は火炎信号の周波数分析例を示す線図。 第6図は火炎点火状態と消火状態の周波数分析結果の比
較を示す線図。 第7図は火炎検出器出力の時間変化例を示す線図。 第8図はしきい値、消火しきい値の設定を示す線図。 第9図は信号出力勾配を示す線図である。 1……光フアイバヘツド、2……光フアイバ、 3……2波長光電変換部 6……周波数分析部、7……積分器 8……比較判定部 10.……時間平均値・標準偏差値演算器 11.……しきい値演算器 30.……演算装置
図。 第2図は従来型の火炎検出器の構成例を示す系統図。 第3図は本発明の火炎検出器の導光部である3視野光フ
アイバヘツドの部分拡大図。 第4図は本発明の火炎検出器の光電変換部の2波長光電
変換素子の断面図。 第5図は火炎信号の周波数分析例を示す線図。 第6図は火炎点火状態と消火状態の周波数分析結果の比
較を示す線図。 第7図は火炎検出器出力の時間変化例を示す線図。 第8図はしきい値、消火しきい値の設定を示す線図。 第9図は信号出力勾配を示す線図である。 1……光フアイバヘツド、2……光フアイバ、 3……2波長光電変換部 6……周波数分析部、7……積分器 8……比較判定部 10.……時間平均値・標準偏差値演算器 11.……しきい値演算器 30.……演算装置
Claims (1)
- 【請求項1】検知した光の強度により点火、消火を判定
する火炎検出器において、 検知しようとする火炎からの火を受光する受光部と、 この受光部に接続された光電変換部と、 この光電変換部から出力された信号を所定の周波数帯域
に分別する周波数分析部と、 その周波数分析部で分別された所定の周波数帯域の信号
を積分する積分器と、 その積分器からの出力を基にして、その出力の時間平均
値と標準偏差を演算する時間平均値・標準偏差演算器
と、 その時間平均値・標準偏差演算器から出力される時間平
均値と標準偏差に基づいて点火しきい値と消火しきい値
の二つのしきい値をそれぞれ演算するしきい値演算器
と、 前記積分器から出力される実測値と前記しきい値演算器
からの出力を比較して、当該燃焼器の点火、消火を判定
する比較判定部とを備え、 前記点火しきい値と消火しきい値が更新可能になってい
ることを特徴とする火炎検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60079168A JPH0629666B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 火炎検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60079168A JPH0629666B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 火炎検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61240027A JPS61240027A (ja) | 1986-10-25 |
| JPH0629666B2 true JPH0629666B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=13682438
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60079168A Expired - Fee Related JPH0629666B2 (ja) | 1985-04-16 | 1985-04-16 | 火炎検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629666B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6071114A (en) * | 1996-06-19 | 2000-06-06 | Meggitt Avionics, Inc. | Method and apparatus for characterizing a combustion flame |
| US6135760A (en) * | 1996-06-19 | 2000-10-24 | Meggitt Avionics, Inc. | Method and apparatus for characterizing a combustion flame |
| JP4614078B2 (ja) * | 2005-03-31 | 2011-01-19 | 株式会社ノーリツ | 燃焼機における火炎検知装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59137719A (ja) * | 1983-01-25 | 1984-08-07 | Babcock Hitachi Kk | 火炎検出装置 |
-
1985
- 1985-04-16 JP JP60079168A patent/JPH0629666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61240027A (ja) | 1986-10-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |