JPH0629681B2 - ノギス - Google Patents
ノギスInfo
- Publication number
- JPH0629681B2 JPH0629681B2 JP28540090A JP28540090A JPH0629681B2 JP H0629681 B2 JPH0629681 B2 JP H0629681B2 JP 28540090 A JP28540090 A JP 28540090A JP 28540090 A JP28540090 A JP 28540090A JP H0629681 B2 JPH0629681 B2 JP H0629681B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- scale
- main scale
- vernier
- caliper
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
Description
本発明は寸法計測に使用されるノギスに関するものであ
る。
る。
従来のノギスは、第20図に示すように、一端に外側測
定用のジョウ11と内側測定用のジョウ12とを備えた
本尺1と、この本尺1に対してスライド自在となってい
るとともに本尺1のジョウ11,12に夫々対応する外
側測定用のジョウ21と内側測定用のジョウ22とを備
えたスライダー2と、スライダー2に一端が固定された
デプスバー3とからなるものとして構成されており、本
尺1には主目盛り10が、スライダー2にはバーニヤ目
盛り20が刻まれている。 そしてこのノギスにおいては、外側測定用のジョウ1
1,21の対向する内側縁において外側長さl1を、内
側測定用のジョウ12,22の外側縁において内側長さ
l2を、デプスバー3によって第21図に示すように深
さl3を、更に本尺1の一端縁と一方の内側ジョウ22
との間で第22図に示すように段差l4を測定すること
ができるようになっており、またこの測定時には主目盛
り10とバーニヤ目盛り20とから、たとえば0.05
mm単位の測定を行えるようになっている。
定用のジョウ11と内側測定用のジョウ12とを備えた
本尺1と、この本尺1に対してスライド自在となってい
るとともに本尺1のジョウ11,12に夫々対応する外
側測定用のジョウ21と内側測定用のジョウ22とを備
えたスライダー2と、スライダー2に一端が固定された
デプスバー3とからなるものとして構成されており、本
尺1には主目盛り10が、スライダー2にはバーニヤ目
盛り20が刻まれている。 そしてこのノギスにおいては、外側測定用のジョウ1
1,21の対向する内側縁において外側長さl1を、内
側測定用のジョウ12,22の外側縁において内側長さ
l2を、デプスバー3によって第21図に示すように深
さl3を、更に本尺1の一端縁と一方の内側ジョウ22
との間で第22図に示すように段差l4を測定すること
ができるようになっており、またこの測定時には主目盛
り10とバーニヤ目盛り20とから、たとえば0.05
mm単位の測定を行えるようになっている。
しかし従来のノギスは、図示の150mm用のものであれ
ば、150mmまでの計測にしか使用することができず、
これ以上の長さのものを測定するには、上記のどの計測
を行う場合においても、更に長尺用のノギスを使用しな
くてはならない。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは全長に比して、計測できる長さが長
いノギスを提供することを、並びにデプスバーを深さや
段差測定時にのみ突出させることができるノギスを提供
することにある。
ば、150mmまでの計測にしか使用することができず、
これ以上の長さのものを測定するには、上記のどの計測
を行う場合においても、更に長尺用のノギスを使用しな
くてはならない。 本発明はこのような点に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは全長に比して、計測できる長さが長
いノギスを提供することを、並びにデプスバーを深さや
段差測定時にのみ突出させることができるノギスを提供
することにある。
しかして本発明は、主目盛りと測定用ジョウとを備えた
本尺と、バーニヤ目盛りと測定用ジョウとを備えて本尺
に対してスライド自在なスライダーとからなるノギスに
おいて、スライダーはスライド方向において本体に対し
て逆向きに差し替え自在となっているとともに、本尺側
のジョウとスライダー側のジョウとが特定の距離をなす
位置にオフセット値を有する他のバーニヤ目盛りを備え
ていることに第1の特徴を有し、また主目盛りと測定用
ジョウとを備えた本尺と、バーニヤ目盛りと測定用ジョ
ウとを備えて本尺に対してスライド自在なスライダー
と、スライダーに取り付けられたデプスバーとからなる
ノギスにおいて、デプスバーは本体に対するスライダー
のスライド方向と同方向においてスライダーに対しスラ
イド自在且つ特定位置でスライダーに固定自在となって
いることに第2の特徴を有している。 [作用] 本発明の第1の特徴とするところによれば、本体に対し
てスライダーを差し替えた時にはジョウ間で測定される
値にその時使用したバーニヤ目盛りのオフセット値を加
えることで実測値を得ることができるものであり、そし
てこの時には本尺に刻まれた主目盛りの最大値にオフセ
ット値を加えた範囲まで長さを測定することができる。 また第2の特徴とするところによれば、スライダーに対
してデプスバーを予め所要寸法だけ突出させておくこと
で、この所要寸法をオフセット値として加えた範囲まで
深さや段差の測定を行うことができるものである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、この
ノギスは、第1図及び第2図に示すように、一端に外側
測定用のジョウ11と内側測定用のジョウ12とを備え
た本尺1と、この本尺1に対してスライド自在となって
いるとともに本尺1のジョウ11,12に夫々対応する
ジョウ21,22とを備えたスライダー2と、スライダ
ー2にスライド自在に組み込まれたデプスバー3とから
なるもので、本尺1は第3図及び第4図に示すように、
その表面側に全長にわたるガイド溝13を備えており、
またガイド溝13の両側には夫々メートル系の主目盛り
10aと、インチ系の主目盛り10bとが刻まれてい
る。尚、ここでは主目盛り10aが150mmまでのもの
を、主目盛り10bが6インチまでのものを示してい
る。また、第1図及び第2図では、インチ系の目盛りは
省略している。 一方、スライダー2は上記ガイド溝13とスライド自在
に嵌合するもので、第5図に示すように、一側縁の一端
側にはメートル系のバーニヤ目盛り20aが、他側縁の
一端側にはインチ系のバーニヤ目盛り20bが刻まれて
いるほか、一側側には+4インチと+8インチの表示を
付加したインチ系のオフセットバーニヤ目盛り20
b2,20b3が、他側縁には+10cmと+20cmの表
示を付加したメートル系のオフセットバーニヤ目盛り2
0a2,20a3が刻まれている。 ここにおいて、オフセットバーニヤ目盛り20a2,2
0a3について説明すると、これは一旦スライダー2を
本尺1から抜き取った後、スライダー2の長手方向を入
れ換えた状態で本尺1に差し込むことで、スライダー2
に設けられたオフセットバーニヤ目盛り20a2,20
a3と本尺1の主目盛り10aとが近接して並ぶように
することともに、ジョウ11とジョウ22が、更にジョ
ウ12とジョウ21とが対向するようにした時、この状
態でジョウ11とジョウ22とで計測される外側長さL
2が100mmである時、第11図に示すように、+10
cmのオフセットバーニヤ目盛り20a2の0位置が本尺
1の主目盛り10aの0位置に合致するように、オフセ
ットバーニヤ目盛り20a2が刻まれており、同様に外
側長さL3が200mmである時、第12図に示すよう
に、+20cmのオフセットバーニヤ目盛り20a3の0
位置が主目盛り10aの0位置に合致するようにオフセ
ットバーニヤ目盛り20a3が刻まれている。インチ系
のオフセットバーニヤ目盛り20b2,20b3につい
ても同様である。尚、このようにスライダー2を入れ換
えた時、スライダー2の外側測定用であったジョウ21
が内側長さの測定に、内側測定用であったジョウ22が
外側長さの測定に使用されることになるために、ここで
はジョウ21,22の長さを同じとし、更にジョウ1
1,12の長さもジョウ21,22に揃えてある。 上記スライダー2は第6図及び第7図に示すように、そ
の背面側にガイド23を備えている。そしてジョウ2
1,22が設けられた一端側の幅w2が第8図に示すよ
うに他の部分の幅w1よりも狭くなっているこのガイド
溝23には、棒状のデプスバー3がスライド自在に配設
されている。図中24はスライダー2をスライド操作す
る時のための操作部、25はスライダー2を本尺1に止
めるための止めねじ、26,27はデプスバー3をスラ
イダー2に対して止めるための止めねじ、第7図中の2
8はデプスバー3用の保護板,29はスライダー2のが
たつきを防ぐための押圧ばねである。 デプスバー3は、第9図に示すように、棒状のもので、
中央部側面と一端側の側面とに+10cmと+20cmの表
示を付加した係止溝31a,32aと、+4インチと+
8インチの表示を付加した係止溝31b,32bとを備
えるとともに、中央部と一端側とに夫々止め孔33a,
33b,34a,34bを備えたもので、他側側が第1
0図に示すように太くなっており、スライダー2のガイ
ド溝23に配設した時、ガイド溝23の幅とデプスバー
3の太さとの関係で、第7図中の左方に抜け出てしまう
ことがないようになっている。尚、上記各係止溝31
a,32a,31b,32bはスライダー2に設けられ
た位置決め金具35と係合するものであり、そしてデプ
スバー3をスライダー2の尾部側の端部から引き出して
位置決め金具35にいずれかの係止溝31a,32a,
31b,32bに係合させた時、デプスバー3はスライ
ダー2の尾部側の端部からの突出長(第18図中の
l0)が、10cm,20cm,4インチ、8インチになる
ようになっている。 次にこのノギスによる計測方法について説明する。今、
150mm以内の外側長さもしくは内側長さR1を計測す
る場合には、第13図に示すように、従来のノギスと同
様に、ジョウ11,21あるいはジョウ12,22と、
主目盛り10a及びバーニヤ目盛り20aで計測を行う
ことができる。 100mm〜350mmの範囲の外側長さもしくは内側長さ
R2を計測する場合には、一旦スライダー2を本尺1か
ら抜き取った後、スライダー2の長手方向を入れ替えた
状態で本尺1に差し込み、ジョウ11,22もしくはジ
ヨウ12,21で計測を行えばよく、この時のR2の値
は、第14及び第15図に示すように、主目盛り10a
とオフセットバーニヤ目盛り20a2の間の測定値X2
にオフセット値である10cmを,あるいは主目盛り10
aとオフセットバーニヤ目盛り20a3の間の測定値X
3にオフセット値である20cmを加えた値となる。すな
わち、スライダー2を反転させて入れ換えるだけで、1
50mm用のノギスであるにもかかわらず、200mm+1
50mmの350mmまでの計測を行えるものとなっている
わけである。インチ系の測定を行う場合には、主目盛り
10bとバーニヤ目盛り20bとオフセットバーニヤ目
盛り20b2,20b3によって行うことができ、オフ
セットバーニヤ目盛り20b2を使用する場合には測定
値に4インチを、オフセットバーニヤ目盛り20b3を
使用するする場合には測定値に8インチを加えればよ
い。 一方、深さの測定にあたっては、本尺1に対してスライ
ダー2を定常状態で装着するとともに、主目盛り10a
とバーニヤ目盛り20aとの0が一致するようにした状
態で、止めねじ26を緩めてデプスバー3をノギス一端
の頭部側から引き出し、第16図に示すように、ノギス
の一端面を縁に当接させるとともにデプスバー3の先端
を底面に当接させる。そしてスライダー2に対してデプ
スバー3がずれないように止めねじ26を締めてデプス
バー3を固定した後、ノギスの一端面にデプスバー3の
先端面が一致するまでスライダー2をスライドさせる。
この時に主目盛り10aとバーニヤ目盛り20aとから
読み取ることができる値が深さとなる。第17図に示す
ように、スライダー2と本尺1とで深さを測定すること
もできる。 この深さが150mmを越える場合には、止めねじ27を
緩めてデプスバー3をノギスの他端の尾部側から引き出
すとともに、スライダー2に設けたばね付勢されている
位置決め金具35をデプスバー3の係止溝31aもしく
は係止溝32aに係合させ、止めねじ27を止め孔33
aもしくは止め孔34aに締め込んで、デプスバー3に
10cmもしくは20cmのオフセットを与え、この状態で
第18図に示すように、本尺1の端面とデプスバー3の
先端とが測定面に当接するようにスライダー2を動かし
て、主目盛り10aとバーニヤ目盛り20aとによる計
測値を得れば、この計測値に上記オフセット値を加えた
値が実際の深さの値となる。 インチ系の測定を行う場合には、上記係止溝31a,3
2aに代えて係止溝31b,32bを、止め孔33a,
34aに代えて止め孔33b,34bを使用すれば、主
目盛り10bとバーニヤ目盛り20bとによる計測値に
4インチもしくは8インチのオフセット値を加えること
で深さを出すことができる。 段差は、第19図に示すように、あるいは第18図に示
すように、深さ測定の場合と同様の手法で測定を行うこ
とができる。
本尺と、バーニヤ目盛りと測定用ジョウとを備えて本尺
に対してスライド自在なスライダーとからなるノギスに
おいて、スライダーはスライド方向において本体に対し
て逆向きに差し替え自在となっているとともに、本尺側
のジョウとスライダー側のジョウとが特定の距離をなす
位置にオフセット値を有する他のバーニヤ目盛りを備え
ていることに第1の特徴を有し、また主目盛りと測定用
ジョウとを備えた本尺と、バーニヤ目盛りと測定用ジョ
ウとを備えて本尺に対してスライド自在なスライダー
と、スライダーに取り付けられたデプスバーとからなる
ノギスにおいて、デプスバーは本体に対するスライダー
のスライド方向と同方向においてスライダーに対しスラ
イド自在且つ特定位置でスライダーに固定自在となって
いることに第2の特徴を有している。 [作用] 本発明の第1の特徴とするところによれば、本体に対し
てスライダーを差し替えた時にはジョウ間で測定される
値にその時使用したバーニヤ目盛りのオフセット値を加
えることで実測値を得ることができるものであり、そし
てこの時には本尺に刻まれた主目盛りの最大値にオフセ
ット値を加えた範囲まで長さを測定することができる。 また第2の特徴とするところによれば、スライダーに対
してデプスバーを予め所要寸法だけ突出させておくこと
で、この所要寸法をオフセット値として加えた範囲まで
深さや段差の測定を行うことができるものである。 [実施例] 以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述すると、この
ノギスは、第1図及び第2図に示すように、一端に外側
測定用のジョウ11と内側測定用のジョウ12とを備え
た本尺1と、この本尺1に対してスライド自在となって
いるとともに本尺1のジョウ11,12に夫々対応する
ジョウ21,22とを備えたスライダー2と、スライダ
ー2にスライド自在に組み込まれたデプスバー3とから
なるもので、本尺1は第3図及び第4図に示すように、
その表面側に全長にわたるガイド溝13を備えており、
またガイド溝13の両側には夫々メートル系の主目盛り
10aと、インチ系の主目盛り10bとが刻まれてい
る。尚、ここでは主目盛り10aが150mmまでのもの
を、主目盛り10bが6インチまでのものを示してい
る。また、第1図及び第2図では、インチ系の目盛りは
省略している。 一方、スライダー2は上記ガイド溝13とスライド自在
に嵌合するもので、第5図に示すように、一側縁の一端
側にはメートル系のバーニヤ目盛り20aが、他側縁の
一端側にはインチ系のバーニヤ目盛り20bが刻まれて
いるほか、一側側には+4インチと+8インチの表示を
付加したインチ系のオフセットバーニヤ目盛り20
b2,20b3が、他側縁には+10cmと+20cmの表
示を付加したメートル系のオフセットバーニヤ目盛り2
0a2,20a3が刻まれている。 ここにおいて、オフセットバーニヤ目盛り20a2,2
0a3について説明すると、これは一旦スライダー2を
本尺1から抜き取った後、スライダー2の長手方向を入
れ換えた状態で本尺1に差し込むことで、スライダー2
に設けられたオフセットバーニヤ目盛り20a2,20
a3と本尺1の主目盛り10aとが近接して並ぶように
することともに、ジョウ11とジョウ22が、更にジョ
ウ12とジョウ21とが対向するようにした時、この状
態でジョウ11とジョウ22とで計測される外側長さL
2が100mmである時、第11図に示すように、+10
cmのオフセットバーニヤ目盛り20a2の0位置が本尺
1の主目盛り10aの0位置に合致するように、オフセ
ットバーニヤ目盛り20a2が刻まれており、同様に外
側長さL3が200mmである時、第12図に示すよう
に、+20cmのオフセットバーニヤ目盛り20a3の0
位置が主目盛り10aの0位置に合致するようにオフセ
ットバーニヤ目盛り20a3が刻まれている。インチ系
のオフセットバーニヤ目盛り20b2,20b3につい
ても同様である。尚、このようにスライダー2を入れ換
えた時、スライダー2の外側測定用であったジョウ21
が内側長さの測定に、内側測定用であったジョウ22が
外側長さの測定に使用されることになるために、ここで
はジョウ21,22の長さを同じとし、更にジョウ1
1,12の長さもジョウ21,22に揃えてある。 上記スライダー2は第6図及び第7図に示すように、そ
の背面側にガイド23を備えている。そしてジョウ2
1,22が設けられた一端側の幅w2が第8図に示すよ
うに他の部分の幅w1よりも狭くなっているこのガイド
溝23には、棒状のデプスバー3がスライド自在に配設
されている。図中24はスライダー2をスライド操作す
る時のための操作部、25はスライダー2を本尺1に止
めるための止めねじ、26,27はデプスバー3をスラ
イダー2に対して止めるための止めねじ、第7図中の2
8はデプスバー3用の保護板,29はスライダー2のが
たつきを防ぐための押圧ばねである。 デプスバー3は、第9図に示すように、棒状のもので、
中央部側面と一端側の側面とに+10cmと+20cmの表
示を付加した係止溝31a,32aと、+4インチと+
8インチの表示を付加した係止溝31b,32bとを備
えるとともに、中央部と一端側とに夫々止め孔33a,
33b,34a,34bを備えたもので、他側側が第1
0図に示すように太くなっており、スライダー2のガイ
ド溝23に配設した時、ガイド溝23の幅とデプスバー
3の太さとの関係で、第7図中の左方に抜け出てしまう
ことがないようになっている。尚、上記各係止溝31
a,32a,31b,32bはスライダー2に設けられ
た位置決め金具35と係合するものであり、そしてデプ
スバー3をスライダー2の尾部側の端部から引き出して
位置決め金具35にいずれかの係止溝31a,32a,
31b,32bに係合させた時、デプスバー3はスライ
ダー2の尾部側の端部からの突出長(第18図中の
l0)が、10cm,20cm,4インチ、8インチになる
ようになっている。 次にこのノギスによる計測方法について説明する。今、
150mm以内の外側長さもしくは内側長さR1を計測す
る場合には、第13図に示すように、従来のノギスと同
様に、ジョウ11,21あるいはジョウ12,22と、
主目盛り10a及びバーニヤ目盛り20aで計測を行う
ことができる。 100mm〜350mmの範囲の外側長さもしくは内側長さ
R2を計測する場合には、一旦スライダー2を本尺1か
ら抜き取った後、スライダー2の長手方向を入れ替えた
状態で本尺1に差し込み、ジョウ11,22もしくはジ
ヨウ12,21で計測を行えばよく、この時のR2の値
は、第14及び第15図に示すように、主目盛り10a
とオフセットバーニヤ目盛り20a2の間の測定値X2
にオフセット値である10cmを,あるいは主目盛り10
aとオフセットバーニヤ目盛り20a3の間の測定値X
3にオフセット値である20cmを加えた値となる。すな
わち、スライダー2を反転させて入れ換えるだけで、1
50mm用のノギスであるにもかかわらず、200mm+1
50mmの350mmまでの計測を行えるものとなっている
わけである。インチ系の測定を行う場合には、主目盛り
10bとバーニヤ目盛り20bとオフセットバーニヤ目
盛り20b2,20b3によって行うことができ、オフ
セットバーニヤ目盛り20b2を使用する場合には測定
値に4インチを、オフセットバーニヤ目盛り20b3を
使用するする場合には測定値に8インチを加えればよ
い。 一方、深さの測定にあたっては、本尺1に対してスライ
ダー2を定常状態で装着するとともに、主目盛り10a
とバーニヤ目盛り20aとの0が一致するようにした状
態で、止めねじ26を緩めてデプスバー3をノギス一端
の頭部側から引き出し、第16図に示すように、ノギス
の一端面を縁に当接させるとともにデプスバー3の先端
を底面に当接させる。そしてスライダー2に対してデプ
スバー3がずれないように止めねじ26を締めてデプス
バー3を固定した後、ノギスの一端面にデプスバー3の
先端面が一致するまでスライダー2をスライドさせる。
この時に主目盛り10aとバーニヤ目盛り20aとから
読み取ることができる値が深さとなる。第17図に示す
ように、スライダー2と本尺1とで深さを測定すること
もできる。 この深さが150mmを越える場合には、止めねじ27を
緩めてデプスバー3をノギスの他端の尾部側から引き出
すとともに、スライダー2に設けたばね付勢されている
位置決め金具35をデプスバー3の係止溝31aもしく
は係止溝32aに係合させ、止めねじ27を止め孔33
aもしくは止め孔34aに締め込んで、デプスバー3に
10cmもしくは20cmのオフセットを与え、この状態で
第18図に示すように、本尺1の端面とデプスバー3の
先端とが測定面に当接するようにスライダー2を動かし
て、主目盛り10aとバーニヤ目盛り20aとによる計
測値を得れば、この計測値に上記オフセット値を加えた
値が実際の深さの値となる。 インチ系の測定を行う場合には、上記係止溝31a,3
2aに代えて係止溝31b,32bを、止め孔33a,
34aに代えて止め孔33b,34bを使用すれば、主
目盛り10bとバーニヤ目盛り20bとによる計測値に
4インチもしくは8インチのオフセット値を加えること
で深さを出すことができる。 段差は、第19図に示すように、あるいは第18図に示
すように、深さ測定の場合と同様の手法で測定を行うこ
とができる。
以上のように本発明の第1の特徴とするところにおいて
は、本体に対してスライダーを差し替えた時にはジョウ
間で測定される値にその時使用したバーニヤ目盛りのオ
フセット値を加えることで実測値を得ることができるも
のであり、そしてこの時には本尺に刻まれた主目盛りの
最大値にオフセット値を加えた範囲まで長さを測定する
ことができるものであって、測定可能な範囲が非常に大
きいものである。 また第2の特徴とするところによれば、スライダーに対
してデプスバーを予め所要寸法だけ突出させておくこと
で、本尺の主目盛りの最大値にこの所要寸法をオフセッ
ト値として加えた範囲まで深さや段差の測定を行うこと
ができるものである。
は、本体に対してスライダーを差し替えた時にはジョウ
間で測定される値にその時使用したバーニヤ目盛りのオ
フセット値を加えることで実測値を得ることができるも
のであり、そしてこの時には本尺に刻まれた主目盛りの
最大値にオフセット値を加えた範囲まで長さを測定する
ことができるものであって、測定可能な範囲が非常に大
きいものである。 また第2の特徴とするところによれば、スライダーに対
してデプスバーを予め所要寸法だけ突出させておくこと
で、本尺の主目盛りの最大値にこの所要寸法をオフセッ
ト値として加えた範囲まで深さや段差の測定を行うこと
ができるものである。
第1図は本発明一実施例の斜視図、第2図は同上の正面
図、第3図及び第4図は同上の本尺の部分正面図と側面
図、第5図〜第7図は同上のスライダーの正面図と側面
図と背面図、第8図は第7図中のA部拡大図、第9図は
同上のデプスバーの正面図、第10図は第9図中のB部
拡大図、第11図及び第12図はオフセットされたバー
ニヤ目盛りの説明図、第13図〜第15図は外側長さも
しくは内側長さの測定の説明図、第16図〜第18図は
深さの測定の説明図、第19図は段差の測定の説明図、
第20図は従来例の正面図、第21図及び第22図は同
上による深さと段差の測定の説明図であって、1は本
尺、2はスライダー、3はデプスバー、10aは主目盛
り、11,12,21,22はジョウ、20aはバーニ
ヤ目盛り、20a2,20a3はオフセットバーニヤ目
盛りを示す。
図、第3図及び第4図は同上の本尺の部分正面図と側面
図、第5図〜第7図は同上のスライダーの正面図と側面
図と背面図、第8図は第7図中のA部拡大図、第9図は
同上のデプスバーの正面図、第10図は第9図中のB部
拡大図、第11図及び第12図はオフセットされたバー
ニヤ目盛りの説明図、第13図〜第15図は外側長さも
しくは内側長さの測定の説明図、第16図〜第18図は
深さの測定の説明図、第19図は段差の測定の説明図、
第20図は従来例の正面図、第21図及び第22図は同
上による深さと段差の測定の説明図であって、1は本
尺、2はスライダー、3はデプスバー、10aは主目盛
り、11,12,21,22はジョウ、20aはバーニ
ヤ目盛り、20a2,20a3はオフセットバーニヤ目
盛りを示す。
Claims (2)
- 【請求項1】主目盛りと測定用ジョウとを備えた本尺
と、バーニヤ目盛りと測定用ジョウとを備えて本尺に対
してスライド自在なスライダーとからなるノギスにおい
て、スライダーはスライド方向において本体に対して逆
向きに差し替え自在となっているとともに、本尺側のジ
ョウとスライダー側のジョウとが特定の距離をなす位置
にオフセット値を有する他のバーニヤ目盛りを備えてい
ることを特徴とするノギス。 - 【請求項2】主目盛りと測定用ジョウとを備えた本尺
と、バーニヤ目盛りと測定用ジョウとを備えて本尺に対
してスライド自在なスライダーと、スライダーに取り付
けられたデプスバーとからなるノギスにおいて、デプス
バーは本体に対するスライダーのスライド方向と同方向
においてスライダーに対しスライド自在且つ特定位置で
スライダーに固定自在となっていることを特徴とするノ
ギス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28540090A JPH0629681B2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | ノギス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28540090A JPH0629681B2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | ノギス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04158201A JPH04158201A (ja) | 1992-06-01 |
| JPH0629681B2 true JPH0629681B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=17691040
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28540090A Expired - Lifetime JPH0629681B2 (ja) | 1990-10-22 | 1990-10-22 | ノギス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0629681B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009276137A (ja) * | 2008-05-13 | 2009-11-26 | Mitsutoyo Corp | デジタル表示式変位測定器 |
| CN119560338B (zh) * | 2024-11-20 | 2025-12-16 | 广西电网有限责任公司来宾供电局 | 一种断路器拉杆调节装置 |
-
1990
- 1990-10-22 JP JP28540090A patent/JPH0629681B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04158201A (ja) | 1992-06-01 |
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