JPH06297302A - 作業工程編成装置 - Google Patents

作業工程編成装置

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JPH06297302A
JPH06297302A JP5084314A JP8431493A JPH06297302A JP H06297302 A JPH06297302 A JP H06297302A JP 5084314 A JP5084314 A JP 5084314A JP 8431493 A JP8431493 A JP 8431493A JP H06297302 A JPH06297302 A JP H06297302A
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JP
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work
time
worker
work process
workers
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JP5084314A
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Masanobu Tsuji
政信 辻
Masaaki Teranishi
正明 寺西
Toshio Kawasaki
利男 川▲崎▼
Katsumi Iida
克己 飯田
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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  • Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各作業者に各作業工程を割付ける作業を容易
に行うことができ、しかも、各作業者の受持ち時間を極
力均等とすることができる作業工程編成装置を提供する
こと。 【構成】 複数の作業工程及びその各作業工程の標準時
間や実行手順を示す工程分析表と、各作業工程を担当す
る複数の作業者名と、各作業者が担当する受持ち時間と
をそれぞれ表示手段に表示し、指示入力手段によって各
作業者に対する作業工程の割付を指示することにより、
各作業者が担当する受持ち時間が演算手段により演算さ
れて表示手段に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製品を製造するための
複数の作業工程を複数の作業者に対して割付けるための
作業工程編成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば縫製工場において衣料品などの製
品を製造する場合には、製品が仕上がるまでに必要な細
分化された複数の作業工程及びその実行手順等を示す工
程分析表を作成し、その工程分析表に従って縫製作業を
行うようにしている。この場合、工程分析表には、各作
業工程の種類及び手順だけでなく、各作業工程に使用す
る設備,器具や、各作業工程の実行に要する標準的な作
業時間等の情報も併せて記されるようになっている。
【0003】そして、上記のような工程分析表が新たに
作成され、その作業を実行する際には、縫製工場の複数
の作業者に対して、各々どの作業工程を担当するかを割
付ける編成作業が行われる。一般に、縫製作業において
は、作業工程が多岐に渡るため、1つの作業工程を一人
の作業者が実行すると共に、一人の作業者が複数の作業
工程を担当することになる。従来では、この編成作業
は、割付け担当者が、工程分析表が記された紙を見なが
ら、各作業工程の標準作業時間に基づいて、各作業者の
受持ち時間がなるべく均等となるように、各作業工程に
夫々作業者を割付けることにより行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、割付けを行
う際には、予め、全作業工程の標準時間を加算したもの
を、作業者の人数で除算して作業者一人あたりの平均受
持ち時間(ピッチタイムと称する)を求めておき、例え
ば一人の作業者に対して割付けを行って行き、その作業
者の受持ち時間がそのピッチタイム前後となったところ
で、次の作業者に対する割付けを行うといった方法がと
られている。
【0005】ところが、上記従来の編成作業では、割付
け担当者が、紙の上で試行錯誤しながら割付けを行うも
のであるため、特に作業工程数が多くなる場合等には、
各作業者の受持ち時間が均等となるように割付けるため
には、割付け担当者はいちいち演算等を行わなければな
らず、その作業が非常に面倒なものとなり、また、必ず
しも適切な割付けを行うことができなかった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、各作業者に各作業工程を割付ける作業
を容易に行うことができ、しかも、各作業者の受持ち時
間を極力均等とすることができる作業工程編成装置を提
供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の作業工程編成装置は、製品を製造するため
の複数の作業工程及びその作業に要する標準時間並びに
各作業工程の実行手順を示す工程分析表に基づいて、複
数の作業者に対して各々が実行すべき作業工程を割付け
るためのものであって、前記工程分析表並びに、前記各
作業工程を実行する複数の作業者名及びそれら各作業者
が担当する受持ち時間を画面に同時に表示する表示手段
と、この表示手段の画面上にて各作業者に対する各作業
工程の割付けを指示するための指示入力手段と、この指
示入力手段によって割付けられた作業工程の標準時間に
基づいて、各作業者が担当する受持ち時間を演算する受
持ち時間演算手段とを具備している(請求項1の発
明)。
【0008】そして、この場合、1つの作業工程に複数
の作業者を割付けることを可能とすると共に、1つの作
業工程に複数の作業者が割付けられたときに、当該作業
工程の標準時間をそれら各作業者に割振って分担させる
時間分配手段を設けるようにすれば効果的である(請求
項2の発明)。さらに、前記時間分配手段により各作業
者に割振られた分担時間の分配比率を変更するための分
担時間変更手段を設ければより効果的である(請求項3
の発明)。
【0009】また、表示手段の画面に、製品の製造に使
用する作業設備のレイアウトも同時に表示するように構
成しても良い(請求項4の発明)。
【0010】
【作用】上記構成を有する本発明の作業工程編成装置に
よれば、表示手段の画面には、製品を製造するための複
数の作業工程及びその作業に要する標準時間並びに各作
業工程の実行手順を示す工程分析表と、各作業工程を実
行する複数の作業者名及びそれら各作業者が担当する受
持ち時間とが同時に表示される。オペレータは、指示入
力手段により、その画面にて作業者の割付けを指示する
ことができる。このとき、受持ち時間演算手段により、
各作業者が担当する受持ち時間が演算されて表示される
ようになるから、オペレータがいちいち受持ち時間を演
算することなく、各作業者の受持ち時間ができるだけ均
等となるように割付けを行うことができる。
【0011】そして、指示入力手段によって1つの作業
工程に複数の作業者を割付けることができるようにする
と共に、1つの作業工程に複数の作業者が割付けられた
ときには、当該作業工程の標準時間をそれら各作業者に
割振って分担させる時間分配手段を設けるようにすれ
ば、例えば1つの作業工程の標準時間が長くて受持ち時
間を均等とした割付けが難かしいような場合において
も、1つの作業工程に複数の作業者を割付けることによ
り、作業時間を分配することができ、一層各作業者の受
持ち時間を均等とすることができる。
【0012】さらには、この場合、時間分配手段により
各作業者に割振られた分担時間の分配比率を変更するた
めの分担時間変更手段を設ければ、オペレータが分配比
率を変更することによって、各作業者の受持ち時間をよ
り一層均等とした割付けを行うことができる。
【0013】また、表示手段の画面に、製品の製造に使
用する作業設備のレイアウトも同時に表示するようにす
れば、オペレータは、画面を見ながら、使用する作業設
備のレイアウトも考慮して割付けを指示することができ
る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を縫製工場において衣料品を製
造する場合に適用した一実施例について、図面を参照し
て説明する。尚、本実施例は、請求項3及び4に対応し
ている。まず、図1は、本実施例に係る作業工程編成装
置の概略構成を示している。ここで、編成装置本体1
は、例えば汎用のパーソナルコンピュータ本体から構成
され、そのソフトウエア構成により、後述するような作
業工程編成の処理を実行するようになっている。
【0015】そして、この編成装置本体1には、指示入
力手段たるキーボード及びマウスからなる入力装置2、
表示手段たるディスプレイ3、プリンター4、記憶装置
5が接続されている。尚、本実施例では、この作業工程
編成装置は、工程分析表作成装置を兼ねており、工程分
析表の作成に引続いて、編成作業即ち各作業工程に対す
る作業者の割付けを行うことができるようになってい
る。
【0016】前記記憶装置5には、工程分析表を形成す
る作業工程データが記憶されている。この工程分析表
は、後述するように、所定の衣料品を製造するための複
数の作業工程及びその実行手順を、使用設備を示す記号
を手順を示す線でつないで表わしたもので、オペレータ
により予め作成されるものである。また、この記憶装置
5には、縫製工場の各生産ラインに所属する作業者名の
データや、それら各生産ラインに関する作業設備のレイ
アウトのデータが記憶されている。
【0017】さて、詳しくは後述するが、編成装置本体
1において編成プログラムが実行されると、前記ディス
プレイ3の画面3a(図2,図3参照)には、前記記憶
装置5に記憶された作業工程データ及び作業者名データ
並びにレイアウトデータに基づいて、工程分析表A及び
作業設備のレイアウトB並びに作業者名Cが同時に表示
されると共に、前記作業者名Cの表示と共にそれら各作
業者が分担する受持ち時間が棒グラフDにより表示され
るようになっている。
【0018】オペレータは、編成プログラムを実行させ
ることにより、前記工程分析表の各作業工程に作業者の
割付けを行う編成作業を、前記ディスプレイ3の画面3
aを見ながら、前記入力装置2(マウス)を操作するこ
とにより行うことができるようになっている。この作業
者の割付けの指示により、ディスプレイ3の画面3aに
は、工程分析表Aの各作業工程に作業者名が付加され、
また、作業設備のレイアウトBにも作業者名が付加され
るようになっている。
【0019】そして、作業者の割付けに伴い、編成装置
本体1は各作業者が担当する受持ち時間を演算して前記
受持ち時間の棒グラフDの表示を変化させるようになっ
ている。従って、編成装置本体1が本発明にいう受持ち
時間演算手段としての機能を果すようになっている。
【0020】また、本実施例では、1つの作業工程に複
数の作業者を割付けることが可能となっていると共に、
後述するように、1つの作業工程に複数の作業者が割付
けられたときに、当該作業工程の標準時間をそれら作業
者に自動的に均等割りして分担させるようになってい
る。従って、編成装置本体1が時間分配手段としても機
能するようになっている。さらに、本実施例において
は、1つの作業工程に複数の作業者を割付けたときに、
それら作業者に自動的に割振られた分担時間の分配比率
を、オペレータが入力装置2を操作することにより、自
在に変更することができるようになっているのである。
【0021】尚、この編成作業により、作業者名が付加
された作業工程データ及びレイアウトデータが作成さ
れ、また、各作業者がどの作業工程を担当しまた受持ち
時間がどれだけか等を一覧表にした編成表(図12参
照)を作成することができ、これらを記憶装置5に記憶
したり、プリンター4により紙にプリントすることがで
きるようになっている。
【0022】次に、上記構成の作業工程編成装置の動作
について、図2乃至図12も参照して述べる。例えば所
定の衣料品を製造するための工程分析表が新たに作成さ
れた際には、複数の作業者に対して各々どの作業工程を
担当するかを割付ける編成作業が行われる。この編成作
業を行うにあたっては、オペレータは、入力装置2を操
作して編成プログラムを実行させると共に、必要な情報
(製品のデザインコードや生産ラインナンバー等)を入
力する。
【0023】すると、ディスプレイ3の画面3aには、
図2に示すような表示がなされ、オペレータは、この表
示を見ながら、画面3a上のポインタPを、入力装置2
(マウス)により自在に移動させることにより割付けの
指示を行う。ここで、ディスプレイ3の画面3aについ
て簡単に述べておく。この画面3aは、上部に位置し
て、見出し項目データや複数のコマンド選択用のボタン
E等が表示されている。そして、画面3aの中間部左側
には、工程分析表Aが表示される。
【0024】この工程分析表Aは、次のように構成され
ている。即ち、三角記号は、加工布や芯等のパーツを表
すものであり、多種類のパーツから所定の製品が製造さ
れる。三角記号以下の図形は使用設備を表す記号であ
り、詳しい説明は省略するが、一重丸は本縫いミシン、
二重丸はスチームアイロン、二重丸の内側の円の中に複
数本の斜線を表示したものはプレス等を表している。
尚、これらの記号は一例を示したものであり、工場毎に
図示の記号に対する作業工程やパーツの内容を変更した
り、図示しない他の記号を用いたりすることもできる。
【0025】そして、この設備記号の右側上部には、ポ
ケ口芯貼り、折り、ポケット付け等の工程名が記され、
この設備記号1個が1つの作業工程を示していることに
なる。さらに、設備記号の左側には、上部に工程番号、
下部に標準時間(その作業工程の実行に要する標準的な
作業時間[秒])が記されている。そして、設備記号を
つなぐ線が作業手順を示している。作業は上から下へ順
に実行される。尚、図示はしないが、この時点では作業
者名は付加されてはおらず、後の割付けによって作業者
名が加入されるようになっている。
【0026】一方、画面3aの中間部右側には、作業設
備のレイアウトBが表示される。このレイアウトBは、
オペレータが例えば縫製2班の生産ラインを指示するこ
とにより、予め記憶された縫製2班の生産ラインのレイ
アウトデータに基づいて表示されるようになっている
(やはりこの時点では作業者名は付加されていない)。
ここでは、1個の設備毎に、四角形の中に設備ナンバー
及び設備記号が記されると共に、四角形の外に設備名
(マシンの形番号等)が記されている。四角形の記号の
配置される位置は、実際の生産ラインにおける設備の位
置に対応していることは勿論である。
【0027】さらに、画面3aの下部には、作業者名C
及び受持ち時間のグラフDが表示されている。この作業
者名Cは、オペレータが縫製2班の生産ラインを指示し
たことにより、予め記憶された縫製2班に所属する作業
者名(この場合、辻一郎、辻二郎、辻三郎、辻四郎、辻
五郎、辻六郎の6人)を記憶する作業者名データに基づ
いて表示されるようになっている。
【0028】そして、受持ち時間のグラフDは、各作業
者についての作業工程の割付けが進むにつれて、各作業
者名の上に位置する棒グラフが上昇していくように構成
されているのであるが、予めピッチタイム(この場合1
13秒)が計算されて、そのピッチタイムを示す横線が
記されるようになっている。このピッチタイムは、作業
者一人あたりの平均受持ち時間を表すもので、全作業工
程の標準時間を加算したものを、作業者の人数で除算し
て求められる。尚、この時点では割付けが行われていな
いので、全ての棒グラフは0(棒がない状態)とされて
いる。
【0029】さて、図4乃至図11のフローチャート
は、作業者を各作業工程に割付ける編成作業の手順を示
すものである。即ち、まず、図4において、オペレータ
は、ステップS2において、編成作業を行う製品のデザ
インコードを入力する。すると、ステップS4にて該当
するデザインコードの作業工程データが読込まれる。引
続いて、ステップS6にて、オペレータが生産ラインナ
ンバーを入力すると、ステップS8にて、該当する生産
ラインに所属する複数の作業者名のデータと、その生産
ラインのレイアウトデータが読込まれる。
【0030】これにて、次のステップS10において、
ディスプレイ3の画面3aには、上述のように、工程分
析表A及び作業設備のレイアウトB並びに作業者名Cが
同時に表示されると共に、さらに受持ち時間の棒グラフ
D(この時点では空白)及びピッチタイム等が表示され
るのである。そこで、ステップS12にて、オペレータ
が、マウスを操作してポインタPを画面3a上の所望の
位置に移動させ、クリックすることにより、以下の処理
が実行されるのである。
【0031】まず、作業者名Cにおいて所定の作業者名
の位置にポインタPが移動されてクリックされると(ス
テップS14にてYes)、図5のフローチャートに示
すルーチンに進み、ステップS26にて、その作業者名
がリバース(反転)表示されるようになり、ステップS
28にて、その作業者名が選択対象(割付けの対象)と
されるのである。
【0032】そして、工程分析表Aにおいて作業工程
(設備記号部分)にポインタPが移動されてクリックさ
れると(ステップS16にてYes)、図6のフローチ
ャートに示すルーチンに進む。ここでは、まず、ステッ
プS30にて、作業者名が選択されているか(上記ステ
ップS28)が判断され、選択されているならば(Ye
s)、ステップS32にて、その作業工程に対して既に
同じ作業者名で割付けが行われているかどうかが判断さ
れる。
【0033】その作業工程(ステップS12にてクリッ
クされた作業工程)に対して、未だ作業者の割付けがな
されていなかったり、あるいは、割付けがなされていて
も他の作業者名であった場合には(ステップS32にて
No)、ステップS34にて、その作業工程に選択対象
となった作業者名が割付けられ、図2に示すように、工
程分析表Aにおいて、設備記号の右側下部にその作業者
名が表示される。一方、その作業工程に対して既に同じ
作業者名で割付けが行われていた場合には(ステップS
32にてYes)、キャンセル動作とみなして、ステッ
プS36にて、その作業工程に割付けられていた作業者
名が消去される。
【0034】これにて、オペレータは、作業者名Cにお
ける割付けたい作業者名の位置にポインタPを移動させ
てクリックし、そのポインタPを工程分析表A部分に移
動させ、割付けたい作業工程の設備記号部分に位置させ
てクリックすれば、選択された作業者がその作業工程に
割付けられることになり、設備記号の右側下部にその作
業者名が表示されるようになる。また、このとき、他の
作業者名が割付けられている作業工程に対して、別の作
業者をさらに割付けることにより、1つの作業工程に複
数の作業者を割付けることが可能となっているのであ
る。
【0035】図2の例では、例えば左端にある工程番号
P5の芯貼りの作業工程に、作業者名辻一郎を割付けた
い場合には、ポインタPを作業者名C部分の辻一郎に位
置させてクリックし(辻一郎の表示が反転する)、次に
ポインタPを工程分析表A部分の工程番号P5の設備記
号に移動させてマウスをクリックすれば、「辻一郎」の
名前が設備記号の右側に表示され、割付けが行われるの
である。また、例えば中央部の工程番号P2のポケ口拾
い縫いの作業工程に、辻一郎を割付けた後、さらに辻二
郎を割付ければ、その作業工程に2人の作業者が割付け
られる。
【0036】そして、次のステップS38では、分担時
間計算のサブルーチンが実行され、引続いて、ステップ
S40にて、作業者別受持ち時間計算のサブルーチンが
実行される。これら分担時間計算ルーチン及び作業者別
受持ち時間計算ルーチンの詳細は、夫々図7及び図8に
示す通りである。
【0037】このうち、図7の分担時間計算ルーチンで
は、ステップS42にて、クリックされた作業工程に割
付けられている作業者の数がカウントされ、ステップS
44にて、その作業工程の標準時間を作業者の数で除算
して分担時間が計算される。このとき、割切れない場合
には、商に対して、余りの秒数を作業者に1秒ずつプラ
スして割振る。そして、ステップS46では、工程分析
表Aにおいて、上記ステップS34にて表示された作業
者名の末尾に、計算された分担時間が表示されるように
なる。
【0038】図2の例では、例えば左端にある工程番号
P5の芯貼りの作業工程に作業者名辻一郎を割付けたと
きには、作業者が1人なので、標準時間24秒がそのま
まその作業者の分担時間となり、設備記号の右側の「辻
一郎」の表示のすぐ右に「24」の表示がなされる。一
方、工程番号P2のポケ口拾い縫いの作業工程のよう
に、2名の作業者が割付けられたときには、標準時間1
2秒を2で除算して、6秒ずつが各作業者に割振られて
夫々分担時間となるのである。仮に標準時間が13秒で
あったならば、7秒と6秒とが2人の作業者に割振られ
る。
【0039】次に、図8の作業者別受持ち時間計算ルー
チンでは、まず、ステップS48にて、選択対象になっ
ている作業者の分担時間が全作業工程から検索され、積
算されて受持ち時間が求められる。次のステップS50
では、上記分担時間計算ルーチンのステップS44にて
分担時間が変更された作業者に対する分担時間が全作業
工程から検索され、積算されて受持ち時間が求められ
る。そして、ステップS52では、上記ステップS4
8,S50にて受持ち時間が新たに求められた作業者に
ついての、受持ち時間の棒グラフDの表示が変更され
る。
【0040】図2の例では、工程番号P5の芯貼りの作
業工程に作業者名辻一郎を割付けたときには、受持ち時
間の棒グラフDにおいて、辻一郎の棒グラフが24秒分
だけ上昇するのである。そして、工程番号P2のポケ口
拾い縫いの作業工程の場合、辻一郎を割付けた時点で
は、辻一郎の分担時間が12秒と計算され棒グラフもそ
のように上昇するが、その後、同一作業工程に辻二郎を
割付けた際には、分担時間が6秒ずつとなるため、辻二
郎の棒グラフが6秒分上昇する一方、辻一郎の棒グラフ
は6秒(12秒−6秒)分だけ下降するようになるので
ある。
【0041】以上の処理を各作業工程に対して繰返して
いくことにより、オペレータは、画面3a上で編成作業
を進めることができるのである。この場合、各作業者が
担当する受持ち時間が演算されて、受持ち時間の棒グラ
フDにおいて表示されるようになるから、オペレータは
いちいち受持ち時間を演算することなく、各作業者の受
持ち時間ができるだけ均等となるように割付けを行うこ
とができる。また、作業設備のレイアウトBも同時に画
面3aに表示されているので、設備のレイアウトを考慮
した(各作業者の移動距離が大きくならないような)割
付けを行うことができるのである。
【0042】ここでは、各作業者に割付けられた作業工
程を、作業設備(生産ライン)のうちのどこで行うかを
示すために、作業設備のレイアウトB(レイアウトデー
タ)においても作業者名を付加することができるように
なっている。そのためには、オペレータは、選択対象の
作業者を指示した(図5のステップS28)後、ポイン
タPを指定したい設備部分に位置させてクリックする
(図4のステップS18にてYes)。すると、図9の
フローチャートに示すルーチンに進む。
【0043】ここでは、まず、ステップS54にて、作
業者名が選択されているかが判断され、選択されている
ならば(Yes)、ステップS56にて、その作業設備
に対して既に同じ作業者名で作業設備の指示が行われて
いるかどうかが判断される。その作業設備(ステップS
12にてクリックされた作業設備)に対して、未だ作業
者の指示がなされていなかったり、あるいは、指示がな
されていても他の作業者名であった場合には(ステップ
S56にてNo)、ステップS58にて、その作業設備
に選択対象となった作業者名が割付けられ、図2に示す
ように、作業設備のレイアウトBにおいて、その設備の
記号の近傍にその作業者名が表示されるようになる。一
方、その作業設備に対して既に同じ作業者名で割付けが
行われていた場合には(ステップS56にてYes)、
キャンセル動作とみなして、ステップS60にて、その
作業設備に割付けられていた作業者名が消去される。
【0044】ところで、上述のように1つの作業工程に
2人以上の作業者を割付けたときには、標準時間が作業
者数で除算されて、各作業者に分担時間がほぼ均等に割
振られるのであるが、オペレータは、この自動的に割振
られた分担時間の分配比率を変更したい場合には、図
2,3に示すコマンド選択用のボタンEのうち「分担時
間設定」のボタンにポインタPを合わせてクリックする
ことにより、分配比率を自在に変更することができるよ
うになっている。
【0045】即ち、「分担時間設定」のコマンドが選択
されると(図4のステップS20にてYes)、図10
のフローチャートに示すルーチンに進む。まず、ステッ
プS62では、ディスプレイ3の画面3aに、分担時間
設定の画面Fが表示される。この分担時間設定画面F
は、図3に示すように、画面3aの左側部分に工程分析
表Aの一部に重なるように表示される。次に、ステップ
S64にて、オペレータは、工程分析表Aにおいて分担
時間の分配比率を変更したい作業工程をクリックする。
すると、その作業工程に複数作業者が割付けられている
かどうかが判断され(ステップS66)、割付けられて
いるときには(Yes)、ステップS68にて、分担時
間設定画面Fに作業者名と分担時間が表示される。
【0046】図3には、工程番号P2のポケ口拾い縫い
の作業工程をクリックした例を示し、ここでは、工程番
号(P2)、工程名(ポケ口拾い縫い)などと共に、割
付けられている「辻一郎」,「辻二郎」の作業者名と、
その横に夫々の分担時間(各6秒)が表示される。ま
た、各分担時間の右横には、アップ(△)とダウン
(▽)とのボタンが表示されると共に、右上には「終
了」のボタンが表示される。
【0047】ステップS70では、オペレータが、分担
時間の変更の入力を行う。この入力は、前記アップ
(△)あるいはダウン(▽)のボタンにポインタPを合
わせてクリックすることにより行われる。次のステップ
S72では、割付けられたうちの他の作業者の分担時間
が、上記ステップS70の入力に応じて計算される。そ
して、ステップS74にて、変更された分担時間に表示
が変更される。このとき、工程分析表Aにおいても分担
時間の表示が変更される。さらに、ステップS76に
て、図8に示した作業者別受持ち時間計算ルーチンが、
変更の対象となった作業者に関して実行され、受持ち時
間のグラフDも変更されるのである。
【0048】図3の例では、辻一郎に対応するアップ
(△)のボタンが1回クリックされると、辻一郎に割振
られる分担時間が1秒だけアップして7秒となり、辻二
郎に割振られる分担時間がその分(1秒)減算されて5
秒となる。また、辻一郎に対応するアップ(△)のボタ
ンが2回クリックされると、辻一郎の分担時間が8秒、
辻二郎の分担時間が4秒となる。このようにして各作業
者に割振られた分担時間の分配比率を自在に変更するこ
とができるのである。
【0049】そして、オペレータが、分担時間設定の処
理を終了するときには、分担時間設定画面Fの「終了」
のボタンをクリックする(ステップS78にてYe
s)。すると、分担時間設定画面Fが画面3aから消さ
れるようになっている(ステップS80)。一方、別の
作業工程についての、分担時間設定の処理を続けて行う
場合には、その作業工程をクリックすれば(ステップS
64)、上記処理が繰返される。
【0050】最後に、図4のステップS12において、
コマンド選択用のボタンEのうち「編成表」がクリック
されたときには(ステップS22にてYes)、図11
のルーチンに進み、ステップS84にて、画面3aほぼ
一杯に図12に示すような編成表Gを表示し、ステップ
S86にて、編成表の編成結果(各作業者の担当する作
業工程や受け持ち時間など)を表示する。終了がクリッ
クされると(ステップS88にてYes)、元の画面3
aに戻り、さらなるオペレータの指示を待つ。オペレー
タが、コマンド選択用のボタンEのうち「終了」をクリ
ックすると(図4のステップS24にてYes)、編成
プログラムの実行が終了される。
【0051】以上のような操作を、全ての作業工程につ
いて行うことにより、編成作業が完了する。これにて、
夫々作業者名が付加された作業工程データやレイアウト
データ、また編成表のデータが、記憶装置5に記憶され
るようになり、さらに、プリンター4により紙に出力す
ることもできるようになっている。
【0052】このような本実施例によれば、オペレータ
が作業者の割付けを指示する都度、各作業者が担当する
受持ち時間が演算されて受持ち時間のグラフDに表示さ
れるようになるから、オペレータがいちいち受持ち時間
を演算する必要がなくなり、オペレータは、受持ち時間
のグラフDの各人の受持ち時間を見ながら、各作業者の
受持ち時間ができるだけ均等となるように容易に割付け
を行うことができ、ひいては効率の良い編成作業を行う
ことができる。
【0053】また、特に本実施例では、1つの作業工程
に複数の作業者を割付けることができるようにしたの
で、例えば1つの作業工程の標準時間がピッチタイムよ
りも長くて受持ち時間を均等とした割付けが難かしいよ
うな場合においても、1つの作業工程に複数の作業者を
割付けることにより、作業時間を分配することができ、
各作業者の受持ち時間を一層均等とすることができるも
のである。しかも、この場合、各作業者に割振られた分
担時間の分配比率を変更することもできるようにしたの
で、オペレータが分配比率を変更することによって、各
作業者の受持ち時間をより一層均等とした割付けを行う
ことができるものである。
【0054】さらに、オペレータは、画面3a上で使用
する作業設備のレイアウトBを同時に見ながら、設備の
レイアウトを考慮した割付けの指示を行うことができる
ので、各作業者の移動距離の少ない効率的な縫製作業を
行うことができるようになるのである。また、作業設備
のレイアウトを変更しなければ作業工程がうまくいかな
い場合も生ずるが、この場合でも、設備のレイアウトを
考慮した割付けがなされることにより、設備のレイアウ
トの変更を極力少なく済ませることができるものであ
る。
【0055】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば1つの作業工程に3人以上の作業者を
割付けることも可能であり、また、縫製工場における縫
製作業に限らず様々な製造作業に適用することができる
など、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得
るものである。
【0056】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の作業工程編成装置によれば、工程分析表並びに、各作
業工程を実行する複数の作業者名及びそれら各作業者が
担当する受持ち時間を画面に同時に表示する表示手段
と、この表示手段の画面上にて各作業者に対する各作業
工程の割付けを指示するための指示入力手段と、この指
示入力手段によって割付けられた作業工程の標準時間に
基づいて、各作業者が担当する受持ち時間を演算する受
持ち時間演算手段とを具備するので、各作業者に各作業
工程を割付ける作業を容易に行うことができ、しかも、
各作業者の受持ち時間を極力均等とすることができると
いう優れた実用的効果を奏する。
【0057】そして、1つの作業工程に複数の作業者を
割付けることができるようにすると共に、1つの作業工
程に複数の作業者が割付けられたときには、当該作業工
程の標準時間をそれら各作業者に割振って分担させる時
間分配手段を設けるようにすれば、例えば1つの作業工
程の標準時間が長くて受持ち時間を均等とした割付けが
難かしいような場合においても、1つの作業工程に複数
の作業者を割付けることにより、作業時間を分配するこ
とができ、一層各作業者の受持ち時間を均等とすること
ができる。
【0058】さらには、この場合、時間分配手段により
各作業者に割振られた分担時間の分配比率を変更するた
めの分担時間変更手段を設ければ、オペレータが分配比
率を変更することによって、各作業者の受持ち時間をよ
り一層均等とした割付けを行うことができる。
【0059】また、表示手段の画面に、製品の製造に使
用する作業設備のレイアウトも同時に表示するようにす
れば、オペレータは、画面を見ながら、使用する作業設
備のレイアウトも考慮して割付けを指示することがで
き、効率的な編成作業を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、作業工程編成
装置の構成を示すブロック図
【図2】編成作業実行時の画面を示す図
【図3】分担時間設定の処理に係る画面を示す図
【図4】編成作業の処理の初期のルーチンを示すフロー
チャート
【図5】作業者名の選択のルーチンを示すフローチャー
ト
【図6】作業工程への作業者の割付けのルーチンを示す
フローチャート
【図7】分担時間計算のルーチンを示すフローチャート
【図8】作業者別受け持ち時間計算のルーチンを示すフ
ローチャート
【図9】作業設備への作業者の割付けのルーチンを示す
フローチャート
【図10】分担時間設定のルーチンを示すフローチャー
ト
【図11】編成表の表示のルーチンを示すフローチャー
ト
【図12】編成表を表示した状態の画面を示す図
【符号の説明】
図面中、1は編成装置本体、2は入力装置(指示入力手
段)、3はディスプレイ(表示手段)、3aは画面、4
はプリンター、5は記憶装置を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 克己 名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブラザー 工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品を製造するための複数の作業工程及
    びその作業に要する標準時間並びに各作業工程の実行手
    順を示す工程分析表に基づいて、複数の作業者に対して
    各々が実行すべき作業工程を割付けるための装置であっ
    て、 前記工程分析表並びに、前記各作業工程を実行する複数
    の作業者名及びそれら各作業者が担当する受持ち時間を
    画面に同時に表示する表示手段と、 この表示手段の画面上にて各作業者に対する各作業工程
    の割付けを指示するための指示入力手段と、 この指示入力手段によって割付けられた作業工程の標準
    時間に基づいて、各作業者が担当する受持ち時間を演算
    する受持ち時間演算手段とを具備することを特徴とする
    作業工程編成装置。
  2. 【請求項2】 指示入力手段によって1つの作業工程に
    複数の作業者を割付けることが可能とされていると共
    に、1つの作業工程に複数の作業者が割付けられたとき
    に、当該作業工程の標準時間をそれら各作業者に割振っ
    て分担させる時間分配手段を具備することを特徴とする
    請求項1記載の作業工程編成装置。
  3. 【請求項3】 時間分配手段により各作業者に割振られ
    た分担時間の分配比率を変更するための分担時間変更手
    段を具備することを特徴とする請求項2記載の作業工程
    編成装置。
  4. 【請求項4】 表示手段の画面には、製品の製造に使用
    する作業設備のレイアウトも同時に表示されるようにな
    っていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに
    記載の作業工程編成装置。
JP5084314A 1993-04-12 1993-04-12 作業工程編成装置 Pending JPH06297302A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005309938A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Yokogawa Electric Corp スケジュール生成装置
CN103110230A (zh) * 2013-01-25 2013-05-22 南通中科明兴物联网技术有限公司 服装智能生产系统和方法
CN103110229A (zh) * 2013-01-25 2013-05-22 南通中科明兴物联网技术有限公司 基于缝制设备信息的服装加工效率监测系统和方法

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CN103110230B (zh) * 2013-01-25 2015-02-25 南通中科明兴物联网技术有限公司 服装智能生产系统和方法

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