JPH06297324A - 砥石等の回転移動装置 - Google Patents

砥石等の回転移動装置

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JPH06297324A
JPH06297324A JP10502893A JP10502893A JPH06297324A JP H06297324 A JPH06297324 A JP H06297324A JP 10502893 A JP10502893 A JP 10502893A JP 10502893 A JP10502893 A JP 10502893A JP H06297324 A JPH06297324 A JP H06297324A
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JP
Japan
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belt
grindstone
tension
rotating
drive motor
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Application number
JP10502893A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Fukuda
徹夫 福田
Akimasa Mochiyasu
昭正 持安
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Bando Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Bando Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置全体を小型化して省スペース化が図れ、
砥石などの被回転体の振動を抑えて回転精度が向上さ
れ、重心位置が低くて安定した、回転移動装置を提供す
る。 【構成】 ベース22の下方に駆動モータ26を設置
し、駆動モータ26と砥石20とを、長さ方向に余裕を
もたせた無端ベルト27によって接続し、無端ベルト2
7に対し、これと直交する方向に押圧するテンションプ
ーリー28により所定の張力を付与している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被回転体を回転させる
同時に、被回転体を前進させたり後退させたりすること
が可能な回転移動装置に関するもので、例えばベルト研
削装置において、ベルト研削用の砥石を回転させると同
時に前進・後退させるために使用する回転移動装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、幅方向にV字の山を複数条そな
えたVリブドベルトにおける凹凸(谷と山)は、砥石や
刃物を用いて形成されるのが一般である。すなわち、凹
凸のない平らなベルトをまず成形し、凹部(谷)になる
部分をのちに削り取る(切り取る)ことにより形成され
ている。
【0003】また、ゴム層のうちに綿やナイロンの繊維
を含むベルトについては、ダイヤモンド砥石による研削
が好適であるが、ケブラーやコーネックスなどといった
特殊なアラミド等の繊維を含有するゴムベルトに関して
は、繊維が高強度・高弾性であるため、ダイヤモンド砥
石で研削すると、短時間のうちに砥石が目詰まりを起こ
し、それにともなって研削の速度や精度も低下するとい
う不都合がある。しかも、ダイヤモンド砥石は表面にの
み特別な砥粒を付着させた構造であるので、目詰まりを
修復することが困難なことから、ダイヤモンド砥石の寿
命は、ナイロン繊維入りのゴムベルトの研削に使用した
場合の百分の一程度になる。
【0004】そこで、本出願人は、アラミド繊維などの
入ったゴムベルトの研削加工に使用しても上記のような
トラブルがなく、加工能率・精度およびコストの点で有
利なベルト研削装置を開発し、特許出願(特願平4−3
58487)している。この装置は、ベルトの巻き掛け
用ロールを含む二軸式または多軸式のベルト駆動機構
と、回転駆動手段を含む研削用の砥石と、砥石の表面を
再加工するドレッサーとを配備し、上記のロール(二つ
以上あるうちとくに研削部のロール)・砥石間および砥
石・ドレッサー間をそれぞれ周面同士で接触させるべ
く、ベルト駆動機構と砥石との間および砥石とドレッサ
ーとの間に相対送りをもたらし得る往復移動手段を設け
ている。
【0005】そうした装置において、例えば砥石を回転
させると同時に、前進あるいは後退させる場合、従来
は、図3に示すような装置が使用されている。すなわ
ち、ベース51のガイド52に沿って移動自在に配備さ
れた移動部材53上に、砥石50と、砥石50を回動自
在に軸支したホルダー54と、砥石50を回転させるた
めの駆動モータ55とを搭載し、サーボモータ56でボ
ールねじ57を回転させることにより移動部材53を前
進あるいは後退させる構造である。なお、図中の符号5
8は、研削すべきベルトpを巻掛ける一方のロールを示
す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構造の回転移動装置では、次のような不都合がある。 搭載スペースの大きな移動部材53を使用する必要
があり、この移動部材53はベース51上を往復移動す
るため、ベース51上のスペースを大きくしなければな
らず、装置が大型になる。
【0007】 駆動モータ55の振動が移動部材53
を介し砥石50に直接伝わるため、研削の精度に悪影響
を及ぼす。
【0008】 駆動モータ55や砥石50などの重量
物がベース51の上方に配置されるため、移動部材53
を往復移動させる手段の駆動力を大きくする必要があ
り、また装置の重心が高くなるので、装置を設置するう
えでの安定性が欠ける。
【0009】 上記した先の特許出願にかかる研削装
置に使用する場合、砥石をベルト駆動機構とドレッサー
の間で移動させる際に駆動モータが邪魔になるととも
に、砥石を水で冷却・洗浄するときに駆動モータに水が
かかる。
【0010】この発明は上述の点に鑑みなされたもの
で、装置全体を小型化できて省スペース化が図れ、また
砥石などの被回転体の振動を抑えられて回転精度が向上
でき、さらに重心位置が低くて安定した、回転移動装置
を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、砥石等の被回転体を回転させると同時に前進ある
いは後退させる本発明の回転移動装置は、a)ベース上に
一直線状に移動自在に配設された移動部材に、前記被回
転体を回動可能に配備するとともに、該移動部材に往復
移動手段を連結し、b)前記ベースの下方に駆動モータを
設置し、c)該駆動モータと前記被回転体とを、長さ方向
に余裕をもたせた無端伝動体によって接続し、d)該無端
伝動体に対し、これと直交する方向に張力付与手段によ
り所定の張力を付与させるようにしている。
【0012】請求項2に記載のように、d-1)前記往復移
動手段の作動時には、前記無端伝動体に対する前記張力
付与手段による張力付与を解除させるようにすることが
好ましい。
【0013】請求項3に記載のように、c-1)前記無端伝
動体を無端ベルトにし、d-2)前記張力付与手段を、該ベ
ルトに当接可能なプーリーを先端に備え、揺動自在に軸
支されたアームと、該アームを前記プーリーが前記ベル
トを押圧方向又は引張方向に付勢させるエアシリンダ
と、前記ベルトに対する付勢力が一定になるように前記
エアシリンダへ加圧エアを供給する手段とから構成する
とよい。
【0014】
【作用】上記した構成を備えた本発明の回転移動装置で
は、砥石等の被回転体を回転させながら、移動部材とと
もにベース上を前進あるいは後退させる。このとき、被
回転体は、無端伝動体にて接続された下方の駆動モータ
を中心にベース上を移動し、被回転体と駆動モータとの
間の軸間距離が変化するが、無端伝動体の長さに余裕が
あるので、駆動モータから被回転体が離れても無端伝動
体が延びたり切れたりすることはない。一方、無端伝動
体の長さに余裕をもたせているが、無端伝動体にはこれ
と直交する方向に張力付与手段による所定の付勢力が作
用し、所定の張力が付与されるから、無端伝動体が緩ん
だりすることなく、駆動モータの回転力が無端伝動体を
介して被回転体に確実に且つ安定して伝達されるととも
に、被回転体が移動したときにも無端伝動体の張力は常
に一定に保持される。
【0015】駆動モータは、移動部材上にないので、移
動部材上には被回転体を回動自在に支持するものを搭載
可能なスペースがあれば十分であり、したがって移動部
材を往復移動させるベース上のスペースも小さくでき、
また被回転体を含む移動部材の重量も軽減されるので、
往復移動手段に駆動容量の小さいものを使用できる。さ
らに、重量の大きい駆動モータがベースの下方に配備さ
れることで、装置の重心位置が下がり、安定する。
【0016】請求項2記載の回転移動装置では、被回転
体(および移動部材)が移動する時には、無体伝動体に
は張力が付与されていないので、往復移動手段による被
回転体の移動が小さな力でしかも円滑に行われる。
【0017】請求項3記載の回転移動装置では、無端ベ
ルトに対しエアシリンダによる付勢力がプーリーを介し
て作用し、ベルトに張力が付与される。そして、被回転
体の移動に伴ってベルトの位置が移動したときには、そ
の変位(移動量)に応じてアームが揺動しプーリーが追
随することにより、ベルトに対し常に一定の付勢力が付
与される。また伝動体としてベルトを使用したことと、
張力付与手段にエアシリンダを使用したことによって、
被回転体の移動に伴なうベルトの変位が弾力的に受け止
められ、被回転体の急な移動に対してもプーリーが円滑
に追随するとともに、ベルトに対するプーリーの接触や
離間などの各動作時、とくにその動作開始時において衝
撃が生じにくい。
【0018】
【実施例】以下、本発明の回転移動装置の一実施例を図
面に基づいて説明する。図1は本例にかかる砥石の回転
移動装置を備えたベルト研削装置を概略的に示す正面
図、図2は図1の研削装置の平面図である。ここでは、
連続する複数条のV形の山を有するコーネックス繊維含
有ゴム製のVリブドベルト(輪切りする前の広幅のスラ
ブ)を研削加工するための研削装置に適用した場合を例
にとって紹介する。
【0019】ベルト研削装置は、図1および図2に示す
ように、ベルト駆動機構10と砥石20・ロータリドレ
ッサー30を主体に構成されたものである。加工しよう
とするベルトp(未研削の段階では平形のもの)を駆動
機構10において回転させる一方、その表面に、砥石2
0を回転駆動させながら押し付けて研削加工が行われ
る。そして、この砥石20を定期的にドレッサー30に
かけてドレッシング(再加工)することにより、目詰ま
りや摩耗の発生を避けて砥石20による研削性能が維持
されるのである。
【0020】駆動機構10では、ベルトpを巻き掛ける
二軸のロールとして、回転フリーな従動ロールである主
ロール11と、駆動ロールを兼ねたテンションロール1
4とが配置され、両者の間にガイドロール12および冷
却用ロール13が設けられている。主ロール11は、高
精度な機械加工が容易なうえ変形しにくいことを考慮し
て金属(炭素鋼)製のものが使用されるが、駆動・テン
ションロール14は、ベルトpに十分な駆動力を伝達で
きるよう、ベルトpとの間の摩擦係数が高いウレタンに
て形成されている。
【0021】駆動・テンションロール14は移動ブロッ
ク14aに取り付けられており、移動ブロック14aは
ベース14b上の一対のガイドレール14c・14cに
沿って移動自在に配設され、エアシリンダ15で押し引
きされるようになっている。ベルトpを緩めたり取り付
け・取り外しをしたりする場合にはこのシリンダ15を
伸ばし、ベルトpに張力(テンション)を与える場合に
は逆にこれを縮める。冷却用ロール13は、内部に冷却
水を通して研削加工中のベルトpを冷却するように構成
されたものである。ベルトpは、内側の面に前記の凹凸
を有すべきなので、駆動機構10には裏返しの状態で取
り付けられる。図中の符号14dは駆動モータ、14e
は無端ベルトである。
【0022】研削中にベルトpの蛇行、すなわち幅方向
位置のずれることを防止するため、主ロール11の近く
には、主ロール11および他のロール13・14とも平
行にガイドロール12が配置されている。ガイドロール
12は、両側(ベルトpの両側に相当する二箇所)にツ
バ12aを形成した一種のテンションロールで、ツバ1
2aの間にベルトpを通せば、そのベルトpは幅方向に
ずれることがない。このロール12も回転自在な従動ロ
ールであるが、エアシリンダ12dのピストンロッド1
2bの先に設けられ、そのピストンロッド12bの上下
動によってその位置が上下に切り換えられる。図のよう
にガイドロール12がベルトpに当てられる際は、ツバ
12aの作用でベルトpの蛇行が適切に防止されるが、
エアシリンダ12dを起動してガイドロール12を上昇
させれば、主ロール11と駆動・テンションロール14
との間にベルトpを掛ける作業が容易になる。
【0023】砥石20には、炭化ケイ素を砥粒の主成分
とする高硬度のものが使用されており、この砥石20を
砥石ホルダー21の回転軸21aに取り付け、軸受21
bを介して回動自在に支持している。砥石ホルダー21
は移動ブロック22a上に固定し、移動ブロック22a
をベース22上の一対のガイドレール22b・22bに
沿って移動自在に配備している。そして、定位置(駆動
機構10上)で回転するベルトpに対し砥石20を押し
付けたりするための往復移動手段として、移動ブロック
22aから下向きに延設した支持片23aにボールナッ
ト23を装着したうえ、ベース22の下面側に固設した
サーボモータ25に連結したボールねじ24を、ボール
ナット23に通して螺合させるとともに、ボールねじ2
4の先端を軸受24aで回動自在に支持している。
【0024】砥石20の回転駆動手段として、インバー
タユニット(図示せず)を備えた駆動モータ26をベー
ス22の下方に設置している。この駆動モータ26の駆
動プーリー26aを、前記回転軸21aの一端に取着し
た従動プーリー21cと、無端伝動体としての無端ベル
ト27で接続している。そして、その無端ベルト27に
対し、張力付与手段の一部を構成するテンションプーリ
ー28にて所定の張力を付与させている。すなわち、テ
ンションプーリー28は、両側(ベルト27の両側に相
当する二箇所)にツバ28aを形成したもので、「く」
の字状の揺動アーム28bの先端に、「コ」の字状の枠
体28cを介して回動自在に取り付け、揺動アーム28
bの屈曲部を揺動自在に軸支している。揺動アーム28
bの基端には、ベース22の下方に下向けに配設したエ
アシリンダ29のピストンロッド29aの先端を枢支連
結し、揺動アーム28bの基端を引き上げることで、テ
ンションプーリー28がベルト27を押圧するようにし
ている。
【0025】またエアシリンダ29には減圧弁29bを
介してエア源Pを接続し、常に所定圧力の加圧エアを供
給することにより、揺動アーム28bを介してテンショ
ンプーリー28をベルト27に対し直交する方向に押圧
させている。このため、砥石20がベース22上をガイ
ドレール22bに沿って水平に移動し、砥石20が図1
の例えば左側へ移動すると、ベルト27がテンションプ
ーリー28の付勢力に抗して左側へ移動する。この時、
揺動アーム28bが反時計方向に回転するが、エアシリ
ンダ29への加圧エアの供給圧を一定にしているので、
ベルト27に作用するテンションプーリー28の押圧力
が一定に保たれる。なお、砥石20が右側へ移動する場
合には、揺動アーム28bが時計方向に回転してテンシ
ョンプーリー28がベルト27の移動に追随するので、
ベルト27に作用する押圧力は変わらない。
【0026】本実施例では、砥石20の回転駆動手段と
しての駆動モータ26が駆動されるときに、張力付与手
段の主要部を構成するエアシリンダ29に加圧エアが供
給され、テンションプーリー28をベルト27側へ付勢
するが、それ以外のとき、例えば前記往復移動手段のサ
ーボモータ25が回転して砥石20が移動するときに
は、エアシリンダ29への加圧エアの供給を中止させる
ようにしている。したがって砥石20はサーボモータ2
5の回転によって、ロール11上のベルトpとロータリ
ドレッサー30との間でスムーズに往復移動することが
できるとともに、サーボモータ25の駆動容量を小さく
できる。一方、駆動モータ26の回転時には、エアシリ
ンダ29に加圧エアが供給され、無端ベルト27に張力
が付与されているので、上記の駆動モータ26の回転力
が無端ベルト27によって駆動プーリー26aから従動
プーリー21cへ伝達され、砥石20が回転する。な
お、エアシリンダ29への加圧エアの供給と中止は、例
えば、サーボモータ25の作動・停止に連動して開閉制
御される電磁開閉弁(図示せず)などを加圧エアの供給
ラインに介設して行うとができる。
【0027】ロータリドレッサー30は、ベース22上
の、砥石20がベルト駆動機構10の側とは反対の向き
にサーボモータ25で移動したとき接触し得る位置に、
配置している。このドレッサー30は、ドレッサーホル
ダー31の支軸31aに取り付け、軸受31bを介して
回動自在に支持している。このドレッサー30の回転駆
動用のモータ32をベース22上に設置し、無端ベルト
33で接続したものである。
【0028】以上のほか本装置には、水やエアの供給
と、発生する粉塵の処理とに関して下記の構成部分を設
けている。まず、研削加工後に砥石20を冷却し、ある
いはドレッシングの際に冷却や砥石・砥粒の破砕屑を押
し流す目的で砥石20に高圧水を噴射するが、そのため
の手段として、図1のようにタンク41やポンプ42・
給水管43を設置する。タンク41は、フィルター41
aとともにベース22の下方に置き、供給した水を回収
・循環するものとした。また、その後に圧縮エアによっ
て水切りをするため、エアノズル45を、やはり砥石2
0へ向けて配置している。駆動機構10上のベルトpや
駆動モータ32に水がかかるのを防止するため、砥石2
0とロータリードレッサー30を覆う箱状のカバー体4
9がベース22上に被せられ、砥石20とロール11と
の間に設けた開口(図示せず)に遮蔽板(図示せず)が
出入りするようになっている。
【0029】そのほか、ベルトpの研削中の発熱を防止
し、砥石20の目詰まりやベルトpの焼き付きによる加
工精度または生産性の低下を防止する目的で、研削中に
ベルトpと砥石20とに圧縮エアを吹き付けるものと
し、その手段としてエアノズル46・47が設けられて
いる。エアノズル46は、研削位置における砥石20の
周面に向けて配置され、エアノズル47は、研削点すな
わちベルトpと砥石20との接触部下方に向けて配置さ
れている。前者は主に砥石20の温度を下げるもの、後
者は砥石20およびベルトpの冷却と目詰まり防止とを
主たる目的としている。研削中に砥石20等に水(冷却
水)を掛けないのは、それによって回転動力(研削動
力)についての無駄を生じないようにしたものであり、
またベルトpの冷却のため、前述のとおり、内部水冷式
の冷却用ロール13をベルトpに接触させてある。
【0030】以上のように構成された研削装置では、中
間製品である平形のベルトpをベルト駆動機構10に巻
き掛けたうえ、表面に凹凸を形成してVリブドベルトに
することができる。なお、上記ベルト研削装置では、コ
ーネックス等の特殊な繊維を含むベルトpのみには限ら
ず、綿やレーヨン・ナイロン・ポリエステル・アクリル
ニトリル系・ビニロン・芳香族ナイロン(アラミド)な
どの各種繊維を含有する一般的なゴムベルトに対しての
使用も可能である。また、砥石として、炭化ケイ素質以
外のもの(ただし均質なもの)を使用することもでき
る。
【0031】ところで、上記実施例では、砥石20を回
転させると同時に往復移動させる場合を示したが、例え
ば、上記研削装置において駆動・テンションロール14
の回転と移動にも本発明の回転移動装置を使用すること
ができる。また、砥石20等を往復移動させる手段に
は、サーボモータ25で回転させるボールねじ24の代
わりに、油圧シリンダなどを用いることができる。さら
に、砥石20等へ回転力を伝達する無端伝動体には、V
ベルトやタイミングベルトなどのベルト27の代わり
に、例えばチェーンを用いることができる。また、ベル
ト27やチェーンなどに対しては、テンションプーリー
28やテンションッスプロケットなどで押圧力を作用さ
せる代わりに、引張力を作用させて張力を付与すること
もできる。
【0032】さらに上記実施例では、駆動モータ26の
駆動時以外はエアシリンダ29への加圧エアの供給を中
止させるようにしたが、砥石20の往復移動手段として
のサーボモータ25の回転時にだけ、エアシリンダ29
への加圧エアの供給を解除させるようにしてもよい。ま
た、サーボモータ25の駆動容量を大きくする必要があ
るが、エアシリンダ29へは常に加圧エアを供給してお
き、無端ベルト27に張力が付与された状態のまま、砥
石20を往復移動させるようにすることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の回転移動装置には、次のような優れた効果があ
る。
【0034】(1) 被回転体の移動にかかわらず、駆動モ
ータの回転力が無端伝動体を介し被回転体に確実に且つ
安定して伝達される。また、移動部材上には被回転体を
回動自在に支持するものを搭載可能なスペースがあれば
十分であり、移動部材を往復移動させるベース上のスペ
ースも小さくでき、またその往復移動手段に小駆動容量
のものを使用できるため、装置の小型軽量化が図られ
る。さらに、重量の大きい駆動モータが低位置にあり、
重心が低いので、設置状態が安定している。
【0035】(2) 被回転体に駆動モータの振動が伝わら
ず、しかも駆動モータの回転力が確実に被回転体に伝達
されるので、上記実施例のようにベルト研削装置の砥石
の回転と移動に用いた場合には、ベルトを精度よく研削
加工できる。
【0036】(3) 請求項2記載の回転移動装置では、被
回転体(および移動部材)の移動時に、無体伝動体には
張力が付与されていないので、往復移動手段による被回
転体の移動が小さな力でしかも円滑に行われる。
【0037】(4) 請求項3記載の装置では、被回転体の
移動に伴なうベルトの移動が弾力的に受け止められるの
で、被回転体の移動に対しテンションプーリーが円滑に
追随し、無端ベルトに常に所定の張力が付与されるとと
もに、ベルトに対するプーリーの接触や離間などの各動
作時、とくにその動作開始時にも衝撃が生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の実施例にかかる砥石の回転移動
装置を備えたベルト研削装置の全体を概略的に示す正面
図である。
【図2】図1のベルト研削装置の平面図である。
【図3】ベルト研削装置における砥石の回転移動装置
の、従来の一般的な構造を示す正面図である。
【符号の説明】
10 ベルト駆動機構 20 砥石(被回転体) 22 ベース 22a 移動ブロック(移動部材) 24 ボールねじ 25 サーボモータ 26 駆動モータ 27 無端ベルト(無端伝動体) 28 テンションプーリー 28a ツバ 28b 揺動アーム 29 エアシリンダ 30 ロータリドレッサー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砥石等の被回転体を回転させると同時
    に、前進あるいは後退させるための回転移動装置におい
    て、 ベース上に一直線状に移動自在に配設された移動部材
    に、前記被回転体を回動可能に配備するとともに、該移
    動部材に往復移動手段を連結し、 前記ベースの下方に駆動モータを設置し、 該駆動モータと前記被回転体とを、長さ方向に余裕をも
    たせた無端伝動体によって接続し、 該無端伝動体に対し、これと直交する方向に張力付与手
    段によって所定の張力を付与させるようにしたことを特
    徴とする砥石等の回転移動装置。
  2. 【請求項2】 前記往復移動手段の作動時には、前記無
    端伝動体に対する前記張力付与手段による張力付与を解
    除させるようにした請求項1記載の砥石等の回転移動装
    置。
  3. 【請求項3】 前記無端伝動体が無端ベルトで、 前記張力付与手段が、該ベルトに当接可能なプーリーを
    先端に備え、揺動自在に軸支されたアームと、該アーム
    を前記プーリーが前記ベルトを押圧方向又は引張方向に
    付勢させるエアシリンダと、前記ベルトに対する付勢力
    が一定になるように前記エアシリンダへ加圧エアを供給
    する手段とからなる請求項1又は2記載の砥石等の回転
    移動装置。
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JP (1) JPH06297324A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018043323A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 コマツNtc株式会社 研削盤

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JP2018043323A (ja) * 2016-09-15 2018-03-22 コマツNtc株式会社 研削盤

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