JPH06297969A - 動力作業車両 - Google Patents
動力作業車両Info
- Publication number
- JPH06297969A JPH06297969A JP9339993A JP9339993A JPH06297969A JP H06297969 A JPH06297969 A JP H06297969A JP 9339993 A JP9339993 A JP 9339993A JP 9339993 A JP9339993 A JP 9339993A JP H06297969 A JPH06297969 A JP H06297969A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mission case
- shaft
- pump
- power unit
- drive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Motor Power Transmission Devices (AREA)
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 動力運搬車等の動力作業車両において、パワ
ーユニットの重心を下げつゝ、ミッションケースに取付
けられる静油圧式無段変速機のメンテナンス性の向上を
図る。 【構成】 車両のフレーム3の後端にパワーユニット4
のミッションケース18を後方へ傾倒させて固着し、こ
のミッションケース18の下部に駆動輪5を駆動する駆
動軸26を支承させると共に該ケース18の上部に静油
圧式無段変速機25を取付け、ミッションケース18に
原動機ベッド26を介して搭載される内燃エンジン21
を、そのクランク軸23が駆動軸26の略直上に位置し
且つシリンダブロック24がミッションケース18と同
方向に傾倒するように配置する。
ーユニットの重心を下げつゝ、ミッションケースに取付
けられる静油圧式無段変速機のメンテナンス性の向上を
図る。 【構成】 車両のフレーム3の後端にパワーユニット4
のミッションケース18を後方へ傾倒させて固着し、こ
のミッションケース18の下部に駆動輪5を駆動する駆
動軸26を支承させると共に該ケース18の上部に静油
圧式無段変速機25を取付け、ミッションケース18に
原動機ベッド26を介して搭載される内燃エンジン21
を、そのクランク軸23が駆動軸26の略直上に位置し
且つシリンダブロック24がミッションケース18と同
方向に傾倒するように配置する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力運搬車等に適用さ
れる動力作業車両に関する。
れる動力作業車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、動力作業車両として、ミッション
ケースと、このミッションケースの下部に支承された駆
動軸と、ミッションケース上にエンジンベッドを介して
取付けられたエンジンと、ミッションケース内に配設さ
れてエンジンの動力を駆動軸に伝達する変速機とからパ
ワーユニットを構成し、そのミッションケースを車両の
フレームの後端に固着し、フレームの左右外側に配置さ
れる駆動輪を駆動軸に連結したものが実公昭59−21
952号公報に開示されている。
ケースと、このミッションケースの下部に支承された駆
動軸と、ミッションケース上にエンジンベッドを介して
取付けられたエンジンと、ミッションケース内に配設さ
れてエンジンの動力を駆動軸に伝達する変速機とからパ
ワーユニットを構成し、そのミッションケースを車両の
フレームの後端に固着し、フレームの左右外側に配置さ
れる駆動輪を駆動軸に連結したものが実公昭59−21
952号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に開示された
動力作業車両では、パワーユニットのミッションケース
を前方、即ち車両の前後方向内方へ向けて傾倒させてフ
レームの後端に固着しているので、パワーユニットの全
高を極力低くしてその重心を下げ得る利点を有するもの
ゝ、このミッションケースの入力側に静油圧式無段変速
機を取付けて車両の加減速運転をスムーズに行わせよう
とすると、ミッションケースの前方傾倒により無段変速
機が駆動輪より車両内方に位置することになって、その
メンテナンスが困難となるを免れない。
動力作業車両では、パワーユニットのミッションケース
を前方、即ち車両の前後方向内方へ向けて傾倒させてフ
レームの後端に固着しているので、パワーユニットの全
高を極力低くしてその重心を下げ得る利点を有するもの
ゝ、このミッションケースの入力側に静油圧式無段変速
機を取付けて車両の加減速運転をスムーズに行わせよう
とすると、ミッションケースの前方傾倒により無段変速
機が駆動輪より車両内方に位置することになって、その
メンテナンスが困難となるを免れない。
【0004】本発明は、かゝる点に鑑みてなされたもの
で、パワーユニットの重心を下げつつ、ミッションケー
スに取付けられた静油圧式油断変速機のメンテナンスを
容易に行い得るようにした動力作業車両を提供すること
を目的とする。
で、パワーユニットの重心を下げつつ、ミッションケー
スに取付けられた静油圧式油断変速機のメンテナンスを
容易に行い得るようにした動力作業車両を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、ミッションケースと、このミッションケ
ースの下部に支承された駆動軸と、ミッションケース上
に原動機ベッドを介して搭載された原動機と、この原動
機の出力軸から駆動されるポンプ軸及びモータ軸を有し
てミッションケースの上部に取付けられる静油圧式無段
変速機と、ミッションケース内でモータ軸及び駆動軸間
を連結する減速機とからパワーユニットを構成し、その
ミッションケースを車両の前後方向外方上向きに傾斜さ
せて車両のフレームの前後方向一端に固着し、フレーム
の左右外側に配置される一対の駆動輪を駆動軸に連結し
たことを第1の特徴とする。
に、本発明は、ミッションケースと、このミッションケ
ースの下部に支承された駆動軸と、ミッションケース上
に原動機ベッドを介して搭載された原動機と、この原動
機の出力軸から駆動されるポンプ軸及びモータ軸を有し
てミッションケースの上部に取付けられる静油圧式無段
変速機と、ミッションケース内でモータ軸及び駆動軸間
を連結する減速機とからパワーユニットを構成し、その
ミッションケースを車両の前後方向外方上向きに傾斜さ
せて車両のフレームの前後方向一端に固着し、フレーム
の左右外側に配置される一対の駆動輪を駆動軸に連結し
たことを第1の特徴とする。
【0006】また本発明は、第1の特徴に加えて、パワ
ーユニットが、同軸に配置されて左右の駆動輪とそれぞ
れ連結される左右一対の駆動軸と、平行配置のポンプ軸
及びモータ軸をそれぞれ有して互いに対称に構成され、
ミッションケース上部の左右両側面に取付けられた左右
一対の静油圧式無段変速機と、ミッションケース内で左
右同側のモータ軸及び駆動軸間を連結する左右一対の減
速機とを備え、原動機の出力軸を伝動装置を介して一方
のポンプ軸に連結すると共に、左右のポンプ軸を互いに
連結したことを第2の特徴とする。
ーユニットが、同軸に配置されて左右の駆動輪とそれぞ
れ連結される左右一対の駆動軸と、平行配置のポンプ軸
及びモータ軸をそれぞれ有して互いに対称に構成され、
ミッションケース上部の左右両側面に取付けられた左右
一対の静油圧式無段変速機と、ミッションケース内で左
右同側のモータ軸及び駆動軸間を連結する左右一対の減
速機とを備え、原動機の出力軸を伝動装置を介して一方
のポンプ軸に連結すると共に、左右のポンプ軸を互いに
連結したことを第2の特徴とする。
【0007】さらに本発明は、第2の特徴に加えて、静
油圧式無段変速機の油圧閉回路を有する分配板をミッシ
ョンケースの外側面に接合し、この分配板には油圧閉回
路に作動油を補給する補給ポンプを装着すると共に、こ
の補給ポンプの吸入口をミッションケース内の油溜に浸
漬させたことを第3の特徴とする。
油圧式無段変速機の油圧閉回路を有する分配板をミッシ
ョンケースの外側面に接合し、この分配板には油圧閉回
路に作動油を補給する補給ポンプを装着すると共に、こ
の補給ポンプの吸入口をミッションケース内の油溜に浸
漬させたことを第3の特徴とする。
【0008】さらにまた本発明は、第1,第2又は第3
の特徴に加えて、原動機とする内燃エンジンを、そのク
ランク軸が駆動軸の略直上に位置し、且つシリンダブロ
ックがミッションケースと同方向に傾斜するように配置
したことを第4の特徴とする。
の特徴に加えて、原動機とする内燃エンジンを、そのク
ランク軸が駆動軸の略直上に位置し、且つシリンダブロ
ックがミッションケースと同方向に傾斜するように配置
したことを第4の特徴とする。
【0009】さらにまた本発明は、第1,第2,第3又
は第4の特徴に加えて、ミッションケースに固着された
原動機ベッドを車両のフレームに連結したことを第5の
特徴とする。
は第4の特徴に加えて、ミッションケースに固着された
原動機ベッドを車両のフレームに連結したことを第5の
特徴とする。
【0010】さらにまた本発明は、第1,第2,第3,
第4又は第5の特徴に加えて、フレームの後端にパワー
ユニットのミッションケースを固着し、パワーユニット
の前方に隣接して配置される荷台をフレーム上に支持さ
せ、フレームの前端に軸支した従動輪と駆動輪間にクロ
ーラを巻装したことを第6の特徴とする。
第4又は第5の特徴に加えて、フレームの後端にパワー
ユニットのミッションケースを固着し、パワーユニット
の前方に隣接して配置される荷台をフレーム上に支持さ
せ、フレームの前端に軸支した従動輪と駆動輪間にクロ
ーラを巻装したことを第6の特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。
説明する。
【0012】先ず図1において、作業車両としての動力
運搬車1は、荷台2を支持するフレーム3の後端にパワ
ーユニット4が取付けられ、このパワーユニット4の駆
動軸26から駆動される左右一対の駆動輪5,5と、フ
レーム3前後に軸支された左右一対の従動輪6,6との
間にクローラ7,7が巻装される。またフレーム3の中
間部には、各クローラ7の下側帯中間部の内面を押える
複数の案内輪8,8が軸支される。フレーム3に基端を
固着する操向ハンドル9は、パワーユニット4を囲んで
その上方及び後方まで延びる門形に形成され、この操向
ハンドル9の後端、即ち握り部9aの下方でステップ1
0がパワーユニット4に固着される。この動力運搬車1
は、パワーユニット4の出力により駆動輪5を介してク
ローラ7,7を駆動して走行させるもので、その際、走
行ハンドル9を操る作業者は通常歩行するが、ステップ
10に乗ることもある。
運搬車1は、荷台2を支持するフレーム3の後端にパワ
ーユニット4が取付けられ、このパワーユニット4の駆
動軸26から駆動される左右一対の駆動輪5,5と、フ
レーム3前後に軸支された左右一対の従動輪6,6との
間にクローラ7,7が巻装される。またフレーム3の中
間部には、各クローラ7の下側帯中間部の内面を押える
複数の案内輪8,8が軸支される。フレーム3に基端を
固着する操向ハンドル9は、パワーユニット4を囲んで
その上方及び後方まで延びる門形に形成され、この操向
ハンドル9の後端、即ち握り部9aの下方でステップ1
0がパワーユニット4に固着される。この動力運搬車1
は、パワーユニット4の出力により駆動輪5を介してク
ローラ7,7を駆動して走行させるもので、その際、走
行ハンドル9を操る作業者は通常歩行するが、ステップ
10に乗ることもある。
【0013】図1及び図2に示すように、フレーム3は
左右一対の主フレーム11,11と、両主フレーム1
1,11間をその前方寄り中間部で連結するクロスメン
バ12と、両主フレーム11,11間をその後方寄り中
間部で連結する支持枠13とからなっており、各主フレ
ーム11の後端にはパワーユニットブラケット14が溶
接されている。
左右一対の主フレーム11,11と、両主フレーム1
1,11間をその前方寄り中間部で連結するクロスメン
バ12と、両主フレーム11,11間をその後方寄り中
間部で連結する支持枠13とからなっており、各主フレ
ーム11の後端にはパワーユニットブラケット14が溶
接されている。
【0014】支持枠13は、左右の主フレーム11,1
1との結合部から上方後向きの斜め方向に延出してお
り、クローラ7より高い中間部に段部13aを有し、そ
の段部13aに溶接された後部受台15rと、両主フレ
ーム11,11の前端に固着されてクローラ7の上方へ
延出する前部受台15f上に荷台2が取付けられる。
1との結合部から上方後向きの斜め方向に延出してお
り、クローラ7より高い中間部に段部13aを有し、そ
の段部13aに溶接された後部受台15rと、両主フレ
ーム11,11の前端に固着されてクローラ7の上方へ
延出する前部受台15f上に荷台2が取付けられる。
【0015】また支持枠13上部の左右両側壁には、操
向ハンドル9の左右の基端を支持する一対のハンドルブ
ラケット16,16がボルト17で固着される。
向ハンドル9の左右の基端を支持する一対のハンドルブ
ラケット16,16がボルト17で固着される。
【0016】図2及び図3に示すように、パワーユニッ
ト4は、ミッションケース18と、このミッションケー
ス18の上部にボルト19で固着された断面コ字形の原
動機ベッド20と、この原動機ベッド20上に搭載され
る原動機としての内燃エンジン21とを備えており、ミ
ッションケース18は車両の後方上向きに一定角度傾斜
させた姿勢をもって左右の前記パワーユニットブラケッ
ト14,14にボルト22で固着される。またエンジン
21は、その出力軸としてのクランク軸23が駆動軸2
6の略直上でそれと平行となり、且つシリンダブロック
24がミッションケース18と同方向へ傾斜するように
配置される。
ト4は、ミッションケース18と、このミッションケー
ス18の上部にボルト19で固着された断面コ字形の原
動機ベッド20と、この原動機ベッド20上に搭載され
る原動機としての内燃エンジン21とを備えており、ミ
ッションケース18は車両の後方上向きに一定角度傾斜
させた姿勢をもって左右の前記パワーユニットブラケッ
ト14,14にボルト22で固着される。またエンジン
21は、その出力軸としてのクランク軸23が駆動軸2
6の略直上でそれと平行となり、且つシリンダブロック
24がミッションケース18と同方向へ傾斜するように
配置される。
【0017】而して、ミッションケース18及びシリン
ダブロック24の後方傾倒配置は、パワーユニット4の
全高を低くして、車両の低重心化に寄与する。またクラ
ンク軸23の駆動軸26直上配置は、ミッションケース
18及びシリンダブロック24の後方傾倒配置と相俟っ
てパワーユニット4のコンパクト化に寄与する。
ダブロック24の後方傾倒配置は、パワーユニット4の
全高を低くして、車両の低重心化に寄与する。またクラ
ンク軸23の駆動軸26直上配置は、ミッションケース
18及びシリンダブロック24の後方傾倒配置と相俟っ
てパワーユニット4のコンパクト化に寄与する。
【0018】また原動機ベッド20は、前端部が前記支
持枠13にボルト32で固着される。したがって原動機
ベッド20、ミッションケース18、支持枠13及び主
フレーム11,11は、閉鎖された剛体枠を構成し、こ
れによってフレーム3が補強されると共に、パワーユニ
ット4の支持剛性が強化される。
持枠13にボルト32で固着される。したがって原動機
ベッド20、ミッションケース18、支持枠13及び主
フレーム11,11は、閉鎖された剛体枠を構成し、こ
れによってフレーム3が補強されると共に、パワーユニ
ット4の支持剛性が強化される。
【0019】図4に示すように、ミッションケース18
は、ボルト29で結合された左右一対のケース半体2
8,28と、これらケース半体28,28の下端部外側
面に通しボルト31で結合される左右一対のカップ状の
ブレーキカバー30,30からなっており、各ブレーキ
カバー30には前記パワーユニットブラケット14にボ
ルト22で固着される上下一対のボス30a,30aが
一体に形成されている。
は、ボルト29で結合された左右一対のケース半体2
8,28と、これらケース半体28,28の下端部外側
面に通しボルト31で結合される左右一対のカップ状の
ブレーキカバー30,30からなっており、各ブレーキ
カバー30には前記パワーユニットブラケット14にボ
ルト22で固着される上下一対のボス30a,30aが
一体に形成されている。
【0020】またパワーユニット4は、ミッションケー
ス18の上部両外側面に装着された左右一対の静油圧式
無段変速機(以下、単に変速機という)25,25と、
これら変速機25,25の後述するモータ軸51,51
とミッションケース18の下端部に支承される左右一対
の駆動軸26,26との各間をミッションケース18内
において連結する左右一対の減速機27,27とを備え
る。
ス18の上部両外側面に装着された左右一対の静油圧式
無段変速機(以下、単に変速機という)25,25と、
これら変速機25,25の後述するモータ軸51,51
とミッションケース18の下端部に支承される左右一対
の駆動軸26,26との各間をミッションケース18内
において連結する左右一対の減速機27,27とを備え
る。
【0021】各減速機27は、それと同側のモータ軸5
1の内端に固着された駆動ギヤ33と、この駆動ギヤ3
3に大径ギヤ34aを噛合させる第1段付ギヤ34と、
この第1段付ギヤ34の小径ギヤ34bに大径ギヤ35
aを噛合させる第2段付ギヤ35と、それを同側の駆動
軸26の内端に固着されて第2段付ギヤ35の小径ギヤ
35bと噛合する被動ギヤ36とからなっている。左右
の第1及び第2段付ギヤ34,34;35,35は左右
のケース半体28,28間に横架された共通の第1及び
第2アイドル軸37,38に回転自在に支承される。こ
れらアイドル軸37,38は駆動軸26,26と平行に
配置される。
1の内端に固着された駆動ギヤ33と、この駆動ギヤ3
3に大径ギヤ34aを噛合させる第1段付ギヤ34と、
この第1段付ギヤ34の小径ギヤ34bに大径ギヤ35
aを噛合させる第2段付ギヤ35と、それを同側の駆動
軸26の内端に固着されて第2段付ギヤ35の小径ギヤ
35bと噛合する被動ギヤ36とからなっている。左右
の第1及び第2段付ギヤ34,34;35,35は左右
のケース半体28,28間に横架された共通の第1及び
第2アイドル軸37,38に回転自在に支承される。こ
れらアイドル軸37,38は駆動軸26,26と平行に
配置される。
【0022】而して、各減速機27は、同側のモータ軸
51の回転を第1及び第2段付ギヤ34,35により3
段階も減速して同側の駆動軸26に伝達するので、車両
の直進時、左右のモータ軸51,51間に多少の回転差
が生じても、駆動軸26,26への影響を小さく抑える
ことができる。
51の回転を第1及び第2段付ギヤ34,35により3
段階も減速して同側の駆動軸26に伝達するので、車両
の直進時、左右のモータ軸51,51間に多少の回転差
が生じても、駆動軸26,26への影響を小さく抑える
ことができる。
【0023】図5及び図6に示すように、左右の変速機
25,25は同一構造のものを対称的に配置したもので
ある。各変速機25は、同側のケース半体28外側面に
分離可能にボルト結合された分配板39と、この分配板
39にボルト41で結合されたハウジング40と、この
ハウジング40内に配設される油圧ポンプ42及び油圧
モータ43とを備えている。油圧ポンプ42は、分配板
39を貫通するポンプ軸44と、このポンプ軸44にス
プライン結合されて分配板39に回転摺動自在に密接す
るポンプ本体45と、ポンプ軸44を囲む環状の配列状
態でポンプ本体45に摺動自在に嵌装された多数のポン
ププランジャ46,46…と、これらポンププランジャ
46,46…の外端に当接するポンプ斜板47と、その
背面をスラストベアリング48を介して支承する斜板ホ
ルダ49とから構成され、その斜板ホルダ49は、軸線
がポンプ軸44の軸線と直交する一対のトラニオン軸5
0,50を介してハウジング40に支承されており、ポ
ンプ斜板47をポンプ軸44と直交する直立位置(中立
位置)を経て一方の最大傾斜位置(直進TOP位置)と
他方の最大傾斜位置(後進TOP位置)との間で傾動さ
せ得るようになっている。
25,25は同一構造のものを対称的に配置したもので
ある。各変速機25は、同側のケース半体28外側面に
分離可能にボルト結合された分配板39と、この分配板
39にボルト41で結合されたハウジング40と、この
ハウジング40内に配設される油圧ポンプ42及び油圧
モータ43とを備えている。油圧ポンプ42は、分配板
39を貫通するポンプ軸44と、このポンプ軸44にス
プライン結合されて分配板39に回転摺動自在に密接す
るポンプ本体45と、ポンプ軸44を囲む環状の配列状
態でポンプ本体45に摺動自在に嵌装された多数のポン
ププランジャ46,46…と、これらポンププランジャ
46,46…の外端に当接するポンプ斜板47と、その
背面をスラストベアリング48を介して支承する斜板ホ
ルダ49とから構成され、その斜板ホルダ49は、軸線
がポンプ軸44の軸線と直交する一対のトラニオン軸5
0,50を介してハウジング40に支承されており、ポ
ンプ斜板47をポンプ軸44と直交する直立位置(中立
位置)を経て一方の最大傾斜位置(直進TOP位置)と
他方の最大傾斜位置(後進TOP位置)との間で傾動さ
せ得るようになっている。
【0024】他方、油圧モータ43は、分配板39を貫
通するモータ軸51と、このモータ軸51にスプライン
結合されて分配板39に回転摺動自在に密接するモータ
本体52と、モータ軸51を囲む環状の配列状態でモー
タ本体52に摺動自在に嵌装された多数のモータプラン
ジャ53,53…と、これらモータプランジャ53,5
3…の外端に当接するモータ斜板54とから構成され、
そのモータ斜板54の背面はモータ軸51に対し一定角
度傾斜した状態でハウジング40にスラストベアリング
55を介して支承される。左右の各斜板ホルダ49のト
ラニオン軸50の外端には変速レバー120のボス12
0aが嵌着され、この変速レバー120を回動すること
により各ポンプ斜板47の角度を調節することができ
る。この変速レバー120は操向ハンドル9に設けられ
たコントロールレバー121(図1及び図8参照)によ
りコントロールケーブル(図示せず)を介して操作され
る。
通するモータ軸51と、このモータ軸51にスプライン
結合されて分配板39に回転摺動自在に密接するモータ
本体52と、モータ軸51を囲む環状の配列状態でモー
タ本体52に摺動自在に嵌装された多数のモータプラン
ジャ53,53…と、これらモータプランジャ53,5
3…の外端に当接するモータ斜板54とから構成され、
そのモータ斜板54の背面はモータ軸51に対し一定角
度傾斜した状態でハウジング40にスラストベアリング
55を介して支承される。左右の各斜板ホルダ49のト
ラニオン軸50の外端には変速レバー120のボス12
0aが嵌着され、この変速レバー120を回動すること
により各ポンプ斜板47の角度を調節することができ
る。この変速レバー120は操向ハンドル9に設けられ
たコントロールレバー121(図1及び図8参照)によ
りコントロールケーブル(図示せず)を介して操作され
る。
【0025】図11に示すように、各変速機25におい
て、油圧ポンプ42及び油圧モータ43間は油圧閉回路
56により相互に接続される。油圧閉回路56には、そ
の高圧側及び低圧側間を接続するバイパス路57が設け
られ、これにマニュアル操作で開閉されるクラッチ弁5
8が介装される。油圧ポンプ42には、そのポンプ軸4
4により駆動される補給ポンプ59が連結される。この
補給ポンプ59は油溜60から作動油を汲上げて給油路
61へ圧送するもので、その給油路61は油圧閉回路5
6の高圧側及び低圧側にそれぞれ一方向弁62,62を
介して接続される。また給油路61は、互いに並列関係
のリリーフ弁63及び吸入弁64を介して油溜60に接
続される。
て、油圧ポンプ42及び油圧モータ43間は油圧閉回路
56により相互に接続される。油圧閉回路56には、そ
の高圧側及び低圧側間を接続するバイパス路57が設け
られ、これにマニュアル操作で開閉されるクラッチ弁5
8が介装される。油圧ポンプ42には、そのポンプ軸4
4により駆動される補給ポンプ59が連結される。この
補給ポンプ59は油溜60から作動油を汲上げて給油路
61へ圧送するもので、その給油路61は油圧閉回路5
6の高圧側及び低圧側にそれぞれ一方向弁62,62を
介して接続される。また給油路61は、互いに並列関係
のリリーフ弁63及び吸入弁64を介して油溜60に接
続される。
【0026】而して、クラッチ弁58の閉鎖時、前記ポ
ンプ斜板47の前進側への傾斜状態で油圧ポンプ42を
駆動すれば、油圧閉回路56を作動油が実線矢印方向へ
流れ、このときの油圧ポンプ42の容量と油圧モータ4
3の容量との比を変速比として油圧モータ43のモータ
軸51は正転し、反対にポンプ斜板47が後進側へ傾斜
していれば、油圧閉回路56を作動油が点線矢印方向へ
流れ、モータ軸51は逆転する。この間、油圧閉回路5
6に漏油を生じれば、そのときの低圧側に対応する一方
向弁62が開き、補給ポンプ59から油圧閉回路56に
作動油の補給が行われる。給油路61が一定値以上に昇
圧した場合には、リリーフ弁63が開いて給油路61の
過度の昇圧を防ぎ、またエンジンブレーキにより油圧閉
回路56において高圧側と低圧側とが急激に反転した場
合、その低圧側への補給ポンプ59による作動油の補給
が不足するときには、吸入弁64が開いて油溜60の油
を該低圧側へ吸入させ、これにより油圧閉回路56の空
気の吸込みを防ぐことができる。
ンプ斜板47の前進側への傾斜状態で油圧ポンプ42を
駆動すれば、油圧閉回路56を作動油が実線矢印方向へ
流れ、このときの油圧ポンプ42の容量と油圧モータ4
3の容量との比を変速比として油圧モータ43のモータ
軸51は正転し、反対にポンプ斜板47が後進側へ傾斜
していれば、油圧閉回路56を作動油が点線矢印方向へ
流れ、モータ軸51は逆転する。この間、油圧閉回路5
6に漏油を生じれば、そのときの低圧側に対応する一方
向弁62が開き、補給ポンプ59から油圧閉回路56に
作動油の補給が行われる。給油路61が一定値以上に昇
圧した場合には、リリーフ弁63が開いて給油路61の
過度の昇圧を防ぎ、またエンジンブレーキにより油圧閉
回路56において高圧側と低圧側とが急激に反転した場
合、その低圧側への補給ポンプ59による作動油の補給
が不足するときには、吸入弁64が開いて油溜60の油
を該低圧側へ吸入させ、これにより油圧閉回路56の空
気の吸込みを防ぐことができる。
【0027】再び図5において、前記油圧閉回路56、
補給ポンプ59、給油路61、一方向弁62,62、リ
リーフ弁63及び吸入弁64は分配板39に設けられ
る。尚、油圧閉回路57及び一方向弁62は図5には表
われていない。
補給ポンプ59、給油路61、一方向弁62,62、リ
リーフ弁63及び吸入弁64は分配板39に設けられ
る。尚、油圧閉回路57及び一方向弁62は図5には表
われていない。
【0028】また前記油溜60はミッションケース18
の両ケース反対28,28間に画成される。そして分配
板39の内側には、補給ポンプ59及び吸入弁64の各
吸入口を覆って油溜60に浸漬されるオイルフィルタ6
5が装着され、補給ポンプ59及び吸入弁64に供給す
べき作動油を濾過するようになっている。
の両ケース反対28,28間に画成される。そして分配
板39の内側には、補給ポンプ59及び吸入弁64の各
吸入口を覆って油溜60に浸漬されるオイルフィルタ6
5が装着され、補給ポンプ59及び吸入弁64に供給す
べき作動油を濾過するようになっている。
【0029】ポンプ軸44及びモータ軸51は共に前記
駆動軸26と平行に配置される。そして左右の両ポンプ
軸44,44は油溜60においてジョイント66を介し
て直結され、また一方のポンプ軸44にはハウジング4
0外に突出する入力軸67が圧入結合される。したがっ
て、入力軸67を回転すれば、左右のポンプ軸44,4
4を同時に駆動することができる。
駆動軸26と平行に配置される。そして左右の両ポンプ
軸44,44は油溜60においてジョイント66を介し
て直結され、また一方のポンプ軸44にはハウジング4
0外に突出する入力軸67が圧入結合される。したがっ
て、入力軸67を回転すれば、左右のポンプ軸44,4
4を同時に駆動することができる。
【0030】ところで、フレーム3から前後方向外方へ
傾倒したミッションケース18の上端部外側面に装着さ
れた変速機25は、フレーム3やクローラ7から離隔し
た位置を占めることになるから、変速機25のポンプ軸
44及びモータ軸51が駆動軸26と平行であることゝ
相俟って変速機25の分解、組立を容易に行うことがで
き、メンテナンス上、有利である。また、ミッションケ
ース18の内部を油溜60として、それに浸漬される補
給ポンプ59を装着した分配板39をミッションケース
18外側面に接合したことは、配管を不要にして構造を
簡素化すると共に、作動油漏れの減少を図る上に有効で
ある。
傾倒したミッションケース18の上端部外側面に装着さ
れた変速機25は、フレーム3やクローラ7から離隔し
た位置を占めることになるから、変速機25のポンプ軸
44及びモータ軸51が駆動軸26と平行であることゝ
相俟って変速機25の分解、組立を容易に行うことがで
き、メンテナンス上、有利である。また、ミッションケ
ース18の内部を油溜60として、それに浸漬される補
給ポンプ59を装着した分配板39をミッションケース
18外側面に接合したことは、配管を不要にして構造を
簡素化すると共に、作動油漏れの減少を図る上に有効で
ある。
【0031】再び図3において、エンジン21のクラン
ク軸23及び変速機25の入力軸67間はクラッチ機能
を有する伝動装置68を介して連結され、通常はカバー
78(図1参照)で覆われる。この伝動装置68は、ク
ランク軸23及び入力軸67にそれぞれ固着された駆動
プーリ69及び被動プーリ70と、これらプーリ69,
70間に巻掛けられたベルト71と、このベルト71の
緊締力を制御するベルトテンショナ72とから構成され
る。ベルトテンショナ72は、ミッションケース18に
軸支74されたアーム73の揺動端にベルト71の弛み
側に接するテンショナプーリ75とを備え、アーム73
にはコイルばね76を介してテンショナケーブル77が
接続される。而して、テンショナケーブル77を牽引し
てコイルばね76に引張力を加えると、この引張力がア
ーム73に伝達してテンショナプーリ75をベルト71
に圧接し、ベルト71は緊張状態となって動力伝達を可
能にし、反対にコイルばね76を緩めれば、ベルト71
は弛緩状態となって動力伝達を遮断する。
ク軸23及び変速機25の入力軸67間はクラッチ機能
を有する伝動装置68を介して連結され、通常はカバー
78(図1参照)で覆われる。この伝動装置68は、ク
ランク軸23及び入力軸67にそれぞれ固着された駆動
プーリ69及び被動プーリ70と、これらプーリ69,
70間に巻掛けられたベルト71と、このベルト71の
緊締力を制御するベルトテンショナ72とから構成され
る。ベルトテンショナ72は、ミッションケース18に
軸支74されたアーム73の揺動端にベルト71の弛み
側に接するテンショナプーリ75とを備え、アーム73
にはコイルばね76を介してテンショナケーブル77が
接続される。而して、テンショナケーブル77を牽引し
てコイルばね76に引張力を加えると、この引張力がア
ーム73に伝達してテンショナプーリ75をベルト71
に圧接し、ベルト71は緊張状態となって動力伝達を可
能にし、反対にコイルばね76を緩めれば、ベルト71
は弛緩状態となって動力伝達を遮断する。
【0032】再び図4において、左右の各駆動軸26
は、同側のケース半体28及びブレーキカバー30にベ
アリング80,81を介して支承される。そして左右両
駆動軸26,26は、内端を相対回転可能に衝合させて
いる。各駆動軸26の外端部にはハブ82がキー83及
びボルト84により固着され、このハブ82に溶接され
た取付板85に駆動輪5がボルト86で固着される。こ
の駆動輪5に係合するクローラ7は、駆動輪5の内、外
側方へ張出しており、クローラ7の上側帯の内方張出部
7aは、変速機25とブレーキカバー30によって画成
される空所87に突入させてある。こうすることによ
り、クローラ7を変速機25に干渉されることなくミッ
ションケース18に接近させて所望のトレッドを設定す
ることができる。
は、同側のケース半体28及びブレーキカバー30にベ
アリング80,81を介して支承される。そして左右両
駆動軸26,26は、内端を相対回転可能に衝合させて
いる。各駆動軸26の外端部にはハブ82がキー83及
びボルト84により固着され、このハブ82に溶接され
た取付板85に駆動輪5がボルト86で固着される。こ
の駆動輪5に係合するクローラ7は、駆動輪5の内、外
側方へ張出しており、クローラ7の上側帯の内方張出部
7aは、変速機25とブレーキカバー30によって画成
される空所87に突入させてある。こうすることによ
り、クローラ7を変速機25に干渉されることなくミッ
ションケース18に接近させて所望のトレッドを設定す
ることができる。
【0033】左右の各ブレーキカバー30は、同側のケ
ース半体28との間に乾式のブレーキ室88を画成して
おり、このブレーキ室88に、対応する駆動軸26をそ
れぞれ制動するための内拡式ドラムブレーキ89が設け
られる。各ドラムブレーキ89は、対応する駆動軸26
にスプライン結合されたブレーキドラム90と、このブ
レーキドラム90内に配設されるブレーキシュー91と
を備え、そのブレーキシュー91の一端は、対応するケ
ース半体28に固設されたアンカピン92に揺動可能に
支持され、他端は同ケース半体28を貫通してそれに回
転可能に支承されるブレーキカム軸94のカム部94a
に係合される。したがって、ブレーキカム軸94を作動
方向に回動すれば、ブレーキシュー91を拡張させてブ
レーキドラム90の内周面に圧接させ、対応する駆動軸
26を制動することができ、またブレーキカム軸94を
戻し方向へ回動すれば、図示しない戻しばねの力でブレ
ーキシュー91は収縮して駆動軸26に対する制動を解
除することができる。
ース半体28との間に乾式のブレーキ室88を画成して
おり、このブレーキ室88に、対応する駆動軸26をそ
れぞれ制動するための内拡式ドラムブレーキ89が設け
られる。各ドラムブレーキ89は、対応する駆動軸26
にスプライン結合されたブレーキドラム90と、このブ
レーキドラム90内に配設されるブレーキシュー91と
を備え、そのブレーキシュー91の一端は、対応するケ
ース半体28に固設されたアンカピン92に揺動可能に
支持され、他端は同ケース半体28を貫通してそれに回
転可能に支承されるブレーキカム軸94のカム部94a
に係合される。したがって、ブレーキカム軸94を作動
方向に回動すれば、ブレーキシュー91を拡張させてブ
レーキドラム90の内周面に圧接させ、対応する駆動軸
26を制動することができ、またブレーキカム軸94を
戻し方向へ回動すれば、図示しない戻しばねの力でブレ
ーキシュー91は収縮して駆動軸26に対する制動を解
除することができる。
【0034】図7に示すように、ケース半体内28に突
入した左右の各ブレーキカム軸94の内端には作動レバ
ー95が固着される。またクローラ7の上方でこれと平
行な中継軸96が各ケース半体28を貫通してそれに回
転可能に支承される。この中継軸96の、ケース半体2
8外側に突出した外端には外側レバー98が、またケー
ス半体28内に突入した内端に内側レバー99がそれぞ
れ固着され、その内側レバー99とブレーキカム軸94
の作動レバー95とは連動リンク100を介して連結さ
れる。左右の各外側レバー98にはブレーキケーブル1
01が接続され、また該レバー98は戻しばね102の
力でブレーキカム軸94の戻り方向へ付勢されている。
入した左右の各ブレーキカム軸94の内端には作動レバ
ー95が固着される。またクローラ7の上方でこれと平
行な中継軸96が各ケース半体28を貫通してそれに回
転可能に支承される。この中継軸96の、ケース半体2
8外側に突出した外端には外側レバー98が、またケー
ス半体28内に突入した内端に内側レバー99がそれぞ
れ固着され、その内側レバー99とブレーキカム軸94
の作動レバー95とは連動リンク100を介して連結さ
れる。左右の各外側レバー98にはブレーキケーブル1
01が接続され、また該レバー98は戻しばね102の
力でブレーキカム軸94の戻り方向へ付勢されている。
【0035】こうして、クローラ7の上方位置を占める
中継軸96から下方のブレーキ89系統をミッションケ
ース18内に収めたので、クローラ7で掻上げられる土
砂から該ブレーキ系統を保護することができる。
中継軸96から下方のブレーキ89系統をミッションケ
ース18内に収めたので、クローラ7で掻上げられる土
砂から該ブレーキ系統を保護することができる。
【0036】図8及び図9において、操向ハンドル9の
左右両側部に固設されて下方へ突出したレバーブラケッ
ト103には、ハンドルレバー104の左右のアーム部
104bが水平方向の枢軸105を介して支持され、ハ
ンドルレバー104は、図9に示すように、その握り部
104aが操向ハンドル9の握り部9aに近接した走行
位置Aと、同握り部104aが操向ハンドル9の握り部
9aより前方下側に離隔した停止位置Bとの間を回動す
ることができる。このハンドルレバー104に前記テン
ショナケーブル77及び左右のブレーキケーブル10
1,101が次のように接続される。
左右両側部に固設されて下方へ突出したレバーブラケッ
ト103には、ハンドルレバー104の左右のアーム部
104bが水平方向の枢軸105を介して支持され、ハ
ンドルレバー104は、図9に示すように、その握り部
104aが操向ハンドル9の握り部9aに近接した走行
位置Aと、同握り部104aが操向ハンドル9の握り部
9aより前方下側に離隔した停止位置Bとの間を回動す
ることができる。このハンドルレバー104に前記テン
ショナケーブル77及び左右のブレーキケーブル10
1,101が次のように接続される。
【0037】即ち、ハンドルレバー104の右アーム部
104bには、枢軸105より握り部104a側に偏位
した第1接続軸106と、枢軸105より第1接続軸1
06と反対側へ偏位した第2接続軸107とが設けら
れ、第1接続軸106にテンショナケーブル77が接続
され、また第2接続軸107にはばね筒108が揺動可
能に連結される。
104bには、枢軸105より握り部104a側に偏位
した第1接続軸106と、枢軸105より第1接続軸1
06と反対側へ偏位した第2接続軸107とが設けら
れ、第1接続軸106にテンショナケーブル77が接続
され、また第2接続軸107にはばね筒108が揺動可
能に連結される。
【0038】ばね筒108には、図9に示すように、該
筒108の先端壁を貫通するロッド109と、このロッ
ド109の内端に固定したリテーナ110に可動端を当
接させる圧縮コイルばね111とが収納される。そして
ロッド109の外端には主ブレーキケーブル112の一
端が接続され、その他端にはイコライザ113を介して
左右のブレーキケーブル101,101が接続される。
イコライザ113は、主ブレーキケーブル112の牽引
力を左右のブレーキケーブル101,101に均等に分
配する公知のものである。
筒108の先端壁を貫通するロッド109と、このロッ
ド109の内端に固定したリテーナ110に可動端を当
接させる圧縮コイルばね111とが収納される。そして
ロッド109の外端には主ブレーキケーブル112の一
端が接続され、その他端にはイコライザ113を介して
左右のブレーキケーブル101,101が接続される。
イコライザ113は、主ブレーキケーブル112の牽引
力を左右のブレーキケーブル101,101に均等に分
配する公知のものである。
【0039】またハンドルレバー104の右アーム部1
04bには、枢軸105から握り部104a側へ偏位し
た係止軸114が設けられ、この係止軸114と、操向
ハンドル9のクロスメンバ9bに固設した係止板115
との間にコイルばねからなるブレーキばね116が張設
される。このブレーキばね116の引張力はばね筒10
8内の圧縮コイルばね111の圧縮力よりも大きく設定
される。またこのブレーキばね116の作用線117
は、ハンドルレバー104の回動に伴い枢軸105の軸
線と交差する思案点Cを経て上方又は下方へ移動するよ
うになっており、上記思案点Cはハンドルレバー104
が走行位置Aから下方へ僅少角度回動した位置に設定さ
れる。したがって、ハンドルレバー104は思案点Cを
上方へ越えると、ブレーキばね116の引張力により走
行位置A側へ付勢され、反対に思案点Cを下方へ越える
と、ブレーキばね116の引張力により停止位置B側へ
付勢される。
04bには、枢軸105から握り部104a側へ偏位し
た係止軸114が設けられ、この係止軸114と、操向
ハンドル9のクロスメンバ9bに固設した係止板115
との間にコイルばねからなるブレーキばね116が張設
される。このブレーキばね116の引張力はばね筒10
8内の圧縮コイルばね111の圧縮力よりも大きく設定
される。またこのブレーキばね116の作用線117
は、ハンドルレバー104の回動に伴い枢軸105の軸
線と交差する思案点Cを経て上方又は下方へ移動するよ
うになっており、上記思案点Cはハンドルレバー104
が走行位置Aから下方へ僅少角度回動した位置に設定さ
れる。したがって、ハンドルレバー104は思案点Cを
上方へ越えると、ブレーキばね116の引張力により走
行位置A側へ付勢され、反対に思案点Cを下方へ越える
と、ブレーキばね116の引張力により停止位置B側へ
付勢される。
【0040】而して、図9に実線で示すように、ハンド
ルレバー104を停止位置Bから走行位置Aまで回動す
ると、第1接続軸106が後方へ移動してテンショナケ
ーブル77を牽引し、コイルばね76に引張力を加える
ので、前述のようにベルト71が緊締状態となって、ク
ランク軸23から入力軸67への動力伝達を可能にす
る。
ルレバー104を停止位置Bから走行位置Aまで回動す
ると、第1接続軸106が後方へ移動してテンショナケ
ーブル77を牽引し、コイルばね76に引張力を加える
ので、前述のようにベルト71が緊締状態となって、ク
ランク軸23から入力軸67への動力伝達を可能にす
る。
【0041】一方、第2接続軸107は第1接続軸76
とは反対に前方へ移動することになるから、これにより
ばね筒108内の圧縮コイルばね111の反発力が弱め
られ、主ブレーキケーブル112及び左右のブレーキケ
ーブル101,101は弛緩状態となる。その結果、左
右の各外側レバー98は戻しばね102の力により連動
リンク100を介してブレーキカム軸94を戻し方向へ
回動するので、前述のように左右のブレーキ89,89
は共に解除状態となる。
とは反対に前方へ移動することになるから、これにより
ばね筒108内の圧縮コイルばね111の反発力が弱め
られ、主ブレーキケーブル112及び左右のブレーキケ
ーブル101,101は弛緩状態となる。その結果、左
右の各外側レバー98は戻しばね102の力により連動
リンク100を介してブレーキカム軸94を戻し方向へ
回動するので、前述のように左右のブレーキ89,89
は共に解除状態となる。
【0042】そこで、エンジン21から入力軸67に伝
達した動力は、左右の変速機25,25に分配され、適
宜変速された後、それぞれ減速機27,27を介して左
右の駆動軸26,26に伝達し、駆動輪5,5を介して
左右のクローラ7,7を駆動するので、運搬車1を走行
させることができる。この場合、左右の変速機25,2
5において、両ポンプ斜板47,47を前進側へ傾動さ
せれば、両モータ軸51,51が正転して運搬車1を前
進させ、両ポンプ斜板47,47を後進側へ傾動させれ
ば、両モータ軸51,51が逆転して運搬車1を後進さ
せることができる。また左右のポンプ斜板47,47の
角度に差をつけて両変速機25,25の変速比を異なら
せれば、左右のモータ軸51,51の回転速度に差が生
じて運搬車1を旋回させることができる。さらに左右の
ポンプ斜板47,47を互いに反対方向へ傾斜させれ
ば、左右のモータ軸51,51が互いに反対方向へ回転
して運搬車1を信地旋回させることができる。
達した動力は、左右の変速機25,25に分配され、適
宜変速された後、それぞれ減速機27,27を介して左
右の駆動軸26,26に伝達し、駆動輪5,5を介して
左右のクローラ7,7を駆動するので、運搬車1を走行
させることができる。この場合、左右の変速機25,2
5において、両ポンプ斜板47,47を前進側へ傾動さ
せれば、両モータ軸51,51が正転して運搬車1を前
進させ、両ポンプ斜板47,47を後進側へ傾動させれ
ば、両モータ軸51,51が逆転して運搬車1を後進さ
せることができる。また左右のポンプ斜板47,47の
角度に差をつけて両変速機25,25の変速比を異なら
せれば、左右のモータ軸51,51の回転速度に差が生
じて運搬車1を旋回させることができる。さらに左右の
ポンプ斜板47,47を互いに反対方向へ傾斜させれ
ば、左右のモータ軸51,51が互いに反対方向へ回転
して運搬車1を信地旋回させることができる。
【0043】次にハンドルレバー104を思案点Cより
下方へ回動してやると、ハンドルレバー104はブレー
キばね116の大なる引張力をもって停止位置Bへ向っ
て回動し、これに伴い第1接続軸106は前方へ移動す
るの対して、第2接続軸107は後方へ移動する。その
結果、第1接続軸106は、テンショナケーブル77を
緩めてコイルばね76の張力を弱めるので、前述のよう
にベルト71を弛緩状態にしてクランク軸23から入力
軸67への動力伝達を遮断する。一方、第2接続軸10
7は、ばね筒108を牽引するので、ばね筒108は内
部の圧縮コイルばね111を圧縮しつゝロッド109を
介して主ブレーキケーブル112を牽引し、その牽引力
がイコライザ113を介して左右のブレーキケーブル1
01,101に分配させる。そして上記牽引力が所定値
を超えると、左右の各外側レバー98を戻しばね102
の力に抗して回動し、その回動力が内側レバー99及び
連動リンク100を介して作動レバー95に伝達し、各
ブレーキカム軸94を作動方向に回動するので、前述の
ように左右の両ドラムブレーキ89,89を共に作動さ
せて両駆動軸26,26、従って両駆動輪5,5を同時
に制動することができる。
下方へ回動してやると、ハンドルレバー104はブレー
キばね116の大なる引張力をもって停止位置Bへ向っ
て回動し、これに伴い第1接続軸106は前方へ移動す
るの対して、第2接続軸107は後方へ移動する。その
結果、第1接続軸106は、テンショナケーブル77を
緩めてコイルばね76の張力を弱めるので、前述のよう
にベルト71を弛緩状態にしてクランク軸23から入力
軸67への動力伝達を遮断する。一方、第2接続軸10
7は、ばね筒108を牽引するので、ばね筒108は内
部の圧縮コイルばね111を圧縮しつゝロッド109を
介して主ブレーキケーブル112を牽引し、その牽引力
がイコライザ113を介して左右のブレーキケーブル1
01,101に分配させる。そして上記牽引力が所定値
を超えると、左右の各外側レバー98を戻しばね102
の力に抗して回動し、その回動力が内側レバー99及び
連動リンク100を介して作動レバー95に伝達し、各
ブレーキカム軸94を作動方向に回動するので、前述の
ように左右の両ドラムブレーキ89,89を共に作動さ
せて両駆動軸26,26、従って両駆動輪5,5を同時
に制動することができる。
【0044】尚、図8中、符号123は前記エンジン2
1の絞弁を制御するスロットルレバーを示す。
1の絞弁を制御するスロットルレバーを示す。
【0045】上記実施例においては、本発明の要旨を逸
脱することなく種々の設計変更が可能である。例えば、
内燃エンジン21を電動モータに置き変えることもで
き、またクローラ7に代えて、駆動輪5にタイヤを装着
することもできる。またドラムブレーキ89を湿式のデ
ィスクブレーキに代えることもできる。さらに本発明を
除雪車やブルドーザに適用することもできる。
脱することなく種々の設計変更が可能である。例えば、
内燃エンジン21を電動モータに置き変えることもで
き、またクローラ7に代えて、駆動輪5にタイヤを装着
することもできる。またドラムブレーキ89を湿式のデ
ィスクブレーキに代えることもできる。さらに本発明を
除雪車やブルドーザに適用することもできる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の特徴によれ
ば、ミッションケースと、このミッションケースの下部
に支承された駆動軸と、ミッションケース上に原動機ベ
ッドを介して搭載された原動機と、この原動機の出力軸
から駆動されるポンプ軸及びモータ軸を有してミッショ
ンケースの上部に取付けられる静油圧式無段変速機と、
ミッションケース内でモータ軸及び駆動軸間を連結する
減速機とからパワーユニットを構成し、そのミッション
ケースを車両の前後方向外方へ傾倒させて車両のフレー
ムの前後方向一端に固着し、フレームの左右外側に配置
される一対の駆動輪を駆動軸に連結したので、パワーユ
ニットの全高を低くして、その低重心化を図りつゝ、変
速機の分解、組立を車両のフレームや駆動輪に邪魔され
ることなく行うことができるという、良好なメンテナン
ス性を得ることができる。
ば、ミッションケースと、このミッションケースの下部
に支承された駆動軸と、ミッションケース上に原動機ベ
ッドを介して搭載された原動機と、この原動機の出力軸
から駆動されるポンプ軸及びモータ軸を有してミッショ
ンケースの上部に取付けられる静油圧式無段変速機と、
ミッションケース内でモータ軸及び駆動軸間を連結する
減速機とからパワーユニットを構成し、そのミッション
ケースを車両の前後方向外方へ傾倒させて車両のフレー
ムの前後方向一端に固着し、フレームの左右外側に配置
される一対の駆動輪を駆動軸に連結したので、パワーユ
ニットの全高を低くして、その低重心化を図りつゝ、変
速機の分解、組立を車両のフレームや駆動輪に邪魔され
ることなく行うことができるという、良好なメンテナン
ス性を得ることができる。
【0047】また本発明の第2の特徴によれば、パワー
ユニットが、同軸に配置されて左右の駆動輪とそれぞれ
連結される左右一対の駆動軸と、平行配置のポンプ軸及
びモータ軸をそれぞれ有して互いに対称に構成され、ミ
ッションケース上部の左右両側面に取付けられた左右一
対の静油圧式無段変速機と、ミッションケース内で左右
同側のモータ軸及び駆動軸間を連結する左右一対の減速
機とを備え、原動機の出力軸を伝動装置を介して一方の
ポンプ軸に連結すると共に、左右のポンプ軸を互いに連
結したので、左右の変速機を制御することにより、車両
の前、後進は勿論、通常旋回や信地旋回を行うことがで
き、また両変速機は同一構成のものを対称に配置するこ
とにより得られるから、その量産性が高い。
ユニットが、同軸に配置されて左右の駆動輪とそれぞれ
連結される左右一対の駆動軸と、平行配置のポンプ軸及
びモータ軸をそれぞれ有して互いに対称に構成され、ミ
ッションケース上部の左右両側面に取付けられた左右一
対の静油圧式無段変速機と、ミッションケース内で左右
同側のモータ軸及び駆動軸間を連結する左右一対の減速
機とを備え、原動機の出力軸を伝動装置を介して一方の
ポンプ軸に連結すると共に、左右のポンプ軸を互いに連
結したので、左右の変速機を制御することにより、車両
の前、後進は勿論、通常旋回や信地旋回を行うことがで
き、また両変速機は同一構成のものを対称に配置するこ
とにより得られるから、その量産性が高い。
【0048】さらに本発明の第3の特徴によれば、静油
圧式無段変速機の油圧閉回路を有する分配板をミッショ
ンケースの外側面に接合し、この分配板には油圧閉回路
に作動油を補給する補給ポンプを装着すると共に、この
補給ポンプの吸入口をミッションケース内の油溜に浸漬
させたので、各変速機において配管を不要にして構造の
簡素化を図ると共に、作動油の漏れを少なくすることが
できる。
圧式無段変速機の油圧閉回路を有する分配板をミッショ
ンケースの外側面に接合し、この分配板には油圧閉回路
に作動油を補給する補給ポンプを装着すると共に、この
補給ポンプの吸入口をミッションケース内の油溜に浸漬
させたので、各変速機において配管を不要にして構造の
簡素化を図ると共に、作動油の漏れを少なくすることが
できる。
【0049】さらにまた本発明の第4の特徴によれば、
原動機とする内燃エンジンを、そのクランク軸が駆動軸
の略直上に位置し、且つシリンダブロックがミッション
ケースと同方向に傾斜するように配置したので、パワー
ユニットのコンパクト化と更なる低重心化を図ることが
できる。
原動機とする内燃エンジンを、そのクランク軸が駆動軸
の略直上に位置し、且つシリンダブロックがミッション
ケースと同方向に傾斜するように配置したので、パワー
ユニットのコンパクト化と更なる低重心化を図ることが
できる。
【0050】さらにまた本発明の第5の特徴によれば、
ミッションケースに固着された原動機ベッドを車両のフ
レームに連結したので、ミッションケース、原動機ベッ
ド及びフレームが閉鎖された剛体枠を構成し、これによ
りフレームが補強されると共にパワーユニットの支持剛
性を強化することができる。
ミッションケースに固着された原動機ベッドを車両のフ
レームに連結したので、ミッションケース、原動機ベッ
ド及びフレームが閉鎖された剛体枠を構成し、これによ
りフレームが補強されると共にパワーユニットの支持剛
性を強化することができる。
【0051】さらにまた本発明の第6の特徴によれば、
フレームの後端にパワーユニットのミッションケースを
固着し、パワーユニットの前方に隣接して配置される荷
台をフレーム上に支持させ、フレームの前端に軸支した
従動輪と駆動輪間にクローラを巻装したので、低重心で
小回りが効き、不整地でも使用可能の動力運搬車を提供
することができる。
フレームの後端にパワーユニットのミッションケースを
固着し、パワーユニットの前方に隣接して配置される荷
台をフレーム上に支持させ、フレームの前端に軸支した
従動輪と駆動輪間にクローラを巻装したので、低重心で
小回りが効き、不整地でも使用可能の動力運搬車を提供
することができる。
【図1】本発明の一実施例である動力運搬車の側面図
【図2】上記動力運搬車のフレーム及びパワーユニット
の一部の平面図
の一部の平面図
【図3】図1の要部の拡大図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】図4における静油圧式無段変速機の拡大縦断面
図
図
【図6】図3の6−6線拡大断面図
【図7】図4の7−7線断面図
【図8】図1の8矢視図
【図9】図8の9−9線拡大断面図
【図10】図9の10−10線断面図
【図11】図5における左右の静油圧式油断変速機の油
圧回路図
圧回路図
1 動力作業車両としての動力運搬車 2 荷台 3 フレーム 4 パワーユニット 5 駆動輪 6 従動輪 7 クローラ 9 操向ハンドル 18 ミッションケース 20 原動機ベッド 21 原動機としての内燃エンジン 23 出力軸としてのクランク軸 24 シリンダブロック 25 静油圧式無段変速機 26 駆動軸 27 減速機 39 分配板 42 油圧ポンプ 43 油圧モータ 44 ポンプ軸 51 モータ軸 56 油圧閉回路 59 補給ポンプ 60 油溜 67 入力軸 68 伝動装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 征朱 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内
Claims (6)
- 【請求項1】 ミッションケース(18)と、このミッ
ションケース(18)の下部に支承された駆動軸(2
6)と、ミッションケース(18)上に原動機ベッドを
介して搭載された原動機(21)と、この原動機(2
1)の出力軸(23)から駆動されるポンプ軸(44)
及びモータ軸(51)を有してミッションケース(1
8)の上部に取付けられる静油圧式無段変速機(25)
と、ミッションケース(18)内でモータ軸(51)及
び駆動軸(26)間を連結する減速機(27)とからパ
ワーユニット(4)を構成し、そのミッションケース
(18)を車両の前後方向外方上向きに傾斜させて車両
のフレーム(3)の前後方向一端に固着し、フレーム
(3)の左右外側に配置される一対の駆動輪(5)を駆
動軸(26)に連結したことを特徴とする、動力作業車
両。 - 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、パワーユ
ニット(4)が、同軸に配置されて左右の駆動輪(5)
とそれぞれ連結される左右一対の駆動軸(26)と、平
行配置のポンプ軸(44)及びモータ軸(51)をそれ
ぞれ有して互いに対称に構成され、ミッションケース
(18)上部の左右両側面に取付けられた左右一対の静
油圧式無段変速機(25)と、ミッションケース(1
8)内で左右同側のモータ軸(51)及び駆動軸(2
6)間を連結する左右一対の減速機(27)とを備え、
原動機(21)の出力軸(23)を伝動装置(68)を
介して一方のポンプ軸(44)に連結すると共に、左右
のポンプ軸(44)を互いに連結したことを特徴とす
る、動力作業車両。 - 【請求項3】 請求項1又は2記載のものにおいて、静
油圧式無段変速機(25)の油圧閉回路(56)を有す
る分配板(39)をミッションケース(18)の外側面
に接合し、この分配板(39)には油圧閉回路(56)
に作動油を補給する補給ポンプ(59)を装着すると共
に、この補給ポンプ(59)の吸入口をミッションケー
ス(18)内の油溜(60)に浸漬させたことを特徴と
する、動力作業車両。 - 【請求項4】 請求項1,2又は3記載のものにおい
て、原動機とする内燃エンジン(21)を、そのクラン
ク軸(23)が駆動軸(26)の略直上に位置し、且つ
シリンダブロック(24)がミッションケース(18)
と同方向に傾斜するように配置したことを特徴とする、
動力作業車両。 - 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載のものに
おいて、ミッションケースに固着された原動機ベッド
(20)を車両のフレーム(3)に連結したことを特徴
とする、動力作業車両。 - 【請求項6】 請求項1,2,3,4又は5記載のもの
において、フレーム(3)の後端にパワーユニット
(4)のミッションケース(18)を固着し、パワーユ
ニット(4)の前方に隣接して配置される荷台(2)を
フレーム(3)上に支持させ、フレーム(3)の前端に
軸支した従動輪(6)と駆動輪(5)間にクローラ
(7)を巻装したことを特徴とする、動力作業車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9339993A JP2627476B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 動力作業車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9339993A JP2627476B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 動力作業車両 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06297969A true JPH06297969A (ja) | 1994-10-25 |
| JP2627476B2 JP2627476B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=14081228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9339993A Expired - Fee Related JP2627476B2 (ja) | 1993-04-20 | 1993-04-20 | 動力作業車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2627476B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7677038B2 (en) | 1999-10-18 | 2010-03-16 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Pump unit |
| US7788919B2 (en) | 1999-10-18 | 2010-09-07 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Pump unit |
| KR20190001592U (ko) * | 2017-09-29 | 2019-06-26 | 시오우 링 쳉 | 차량 동력 전달 장치 |
-
1993
- 1993-04-20 JP JP9339993A patent/JP2627476B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7677038B2 (en) | 1999-10-18 | 2010-03-16 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Pump unit |
| US7788919B2 (en) | 1999-10-18 | 2010-09-07 | Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. | Pump unit |
| KR20190001592U (ko) * | 2017-09-29 | 2019-06-26 | 시오우 링 쳉 | 차량 동력 전달 장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2627476B2 (ja) | 1997-07-09 |
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| Date | Code | Title | Description |
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