JPH06298004A - ミラー付ポールを動かす装置 - Google Patents

ミラー付ポールを動かす装置

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JPH06298004A
JPH06298004A JP8000693A JP8000693A JPH06298004A JP H06298004 A JPH06298004 A JP H06298004A JP 8000693 A JP8000693 A JP 8000693A JP 8000693 A JP8000693 A JP 8000693A JP H06298004 A JPH06298004 A JP H06298004A
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JP
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pole
mirror
motor
support frame
switch
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JP8000693A
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Takashi Uchida
孝 内田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車の発進または後退時における、前方または
後方の安全確認を、迅速かつ確実に行なうために、上端
にミラーを取り付けたポールが自在に上昇起立できる構
造の自動車用ミラーを提供するものである。 【構成】 支持枠(3)を車体(19)の内部に固定
し、その中空部に、側方を見るミラー(1a)を取り付
けたポール(2)を挿入する。次に正逆に動くモーター
(4)が摩擦車(5)を動かして、ミラー付ポール
(2)を上下に往復させる。以上の構造を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上端にミラーを枢着し
たポールを動かす装置を使用する、自動車のミラーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、視界の悪い場所や、事故が多
発する場所などに、ミラーを上端に固着したポールが、
道路の端に立設されており、なかには、個人的に、車庫
の前方や、ブロックの上などに、小型のミラー付ポール
を設置する人もいた。更に、自動車においては、通常の
バックミラーのほかにも、各種のミラーが取り付けられ
ており、1例として、ワゴン車などが、ルーフ後端に、
後下方を見るミラーを固設する場合や、大型車が左折時
の安全確認のために、前下方や1部側方を見るミラーを
固設してある。なおバスにおいては、後方の視界が極端
に限定されるため、テレビカメラをルーフ後端に設置す
る場合が多いが、近年、高級乗用車においても、同様な
テレビカメラが取り付けられる車種がある。また、乗用
車においては、ミラーに替わるものとして、各種の電子
技術を駆使した装置が開発されており、1例として、乗
用車の前下方、あるいは後下方の視界の悪い範囲の障害
物を超音波で探知し、かつ運転者に、ブザーやディスプ
レイで知らせるクリアランス、ソナー(グランプリ自動
車用語辞典P105参照)や、バックミラーの主流が、
フェンダー式からドア式に移行したのに比例して、前方
の距離感が不確実になったのを補うために、電動伸縮式
でかつ電球も内蔵するポールを、車体の左前端に固設す
る装置などがある。なお、ミラーの角度をリモコンで電
動式に動かす技術や、ドアミラーにおいては、リモコン
で電動式に可倒する技術も細部にわたり、開発実用化さ
れている。たとえば、特許公報、平2−19016号な
どがある。しかし、上端にミラーを枢着したポールを、
乗用車に取り付け、かつ該ポールを自在に往復させる装
置に関しては、実用化されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、道路際
に立設されたミラー付ポールは、車の走行においては、
必要不可欠なものではあるが、雪や雨あるいは早朝のミ
ラーのくもり、または古いミラーの劣化などで、本来の
目的を達しえない場合があり、更に前記ポールは、公共
用のため、個人的に必要とする場所や向きに設置されて
いるとはかぎらなかったし、またポールの設置が必要と
される場所においても、道路事情や設置場所の確保など
の問題で見送られるケースもあった。かつ個人的に、自
分の車庫などに小型のポールを設置するにも限界があっ
た。次に、超音波を使い、車の前方および後方の障害物
を知らせる装置は、非常に便利ではあるが、探知範囲が
限定されていることと、障害物を直接視認できないこと
などのために一定の効果しか期待できないきらいがあ
る。一方テレビカメラを使用すれば、視界は各段に広が
るが、運転中においてテレビに目を移すことは、一定の
危険を伴うとともに、装置が大で、高価となる可能性が
あり、一般の乗用車には、不向きである。更に、乗用車
の発進あるいは後退時における車の前側方および前下
方、あるいは後側方および後下方の安全を確認する目的
で、直線型のミラー付ポールを車体に固定式に立設する
ことは、車の走行時の安全性の上からも、デザイン上に
おいても、実用的でない。本発明は、上記の欠点を除く
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記欠点を解決するため
に、本発明の装置は、乗用車の発進または後退時におけ
る前方および後方の安全を確認するために、上端に側方
および下方を見るミラーを枢着したポールを、必要に応
じて、即座に上昇起立させるとともに、走行時など、本
発明の装置を必要としない場合においては、前記ミラー
を枢着したポールの上端部分を視界を妨げない位置まで
降下させ、かつ該ポールの本体部分は、車体に内設され
た支持枠の中に格納される構造である。更に乗用車の複
雑で限られたスペースの中においても、収納できるよう
に、支持枠と該支持枠の中を滑動するポールの縦の形状
は、任意の角度の円周上の一部曲線で形成される。本発
明のミラー付ポールを支持枠の内部に保持しながら上昇
および下降の往復動を自在に行なわせるために、摩擦車
が支持コロと協動して前記ポールをはさむように圧接す
るとともに、該摩擦車が正逆に動くモーターの回転力を
前記ポールの往復動に転換させる。また、上記ポールの
往復動を制御するために、運転席の正逆切り換えスイッ
チと、支持枠の一面に作成された長みぞの上下端に載設
される上昇停止スイッチならびに下降停止スイッチと、
ポール下端から突設し上記長みぞの中を往復して、前記
スイッチを作動させるスイッチ押し台とから構成され
る。なお本発明では、モーターの回転力をポールの往復
動に転換させる装置として摩擦駆動のほかに、歯車伝動
やロープ巻き取り器や巻き掛け伝動などが用いられる。
【0005】
【作用】本発明の構成に基づいて、作用を説明すれば、
まず運転席において、運転者が正逆切り換えスイッチを
上昇側に入れると、モーターが正転あるいは逆転し、該
モーターの回転軸の力が、減速歯車を介して、摩擦車に
伝達される。前記摩擦車は、支持コロと協動して、ミラ
ー付ポールをサンドイッチにするように圧接しながら回
転し、該ポールを押し出す形で上昇させる。更に上記支
持枠の一面に形成された長みぞの上端には、上昇停止ス
イッチが、該支持枠上に載置されているので、ポール下
端から突設し、かつ長みぞの中を動く、スイッチ押し台
が上昇し続けると、ついには前述の上昇停止スイッチを
押圧することになる。上昇停止スイッチが作動すると、
ミラー付ポールは起立停止するため、運転者は、ポール
上端の側方および下方を見るミラーにより、車の前方あ
るいは後方の安全を視認できることになる。次に、運転
者が正逆切り換えスイッチを下降側に入れると、モータ
ーは、上述とは反対に逆転あるいは正転するとともに、
該モーターの回転力が、減速歯車を介して、摩擦車に伝
達される。摩擦車の回転力が、ミラー付ポールを下降さ
せるとともに、スイッチ押し台は、上記長みぞ下端に設
置された下降停止スイッチを押すまで、下降し続けるこ
とになる。なお、摩擦駆動に代えて、歯車伝動やロープ
巻き取り器、あるいは巻き掛け伝動を用いても、作用は
上述の場合と同じである。
【0006】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の8通り
の実施例を順を追って説明する。図1は、本発明の第1
実施例にかかわる斜視図である。図2は、モーター
(4)と摩擦車(5)ならびにミラー付ポール(2)と
の相互の関係を示した横断面図である。また図3は、本
実施例の縦断面図であり、図4は本実施例の作動段階を
示す電気回路図である。図面において、(1a)は側方
を見るミラーであり、(2)はミラー付ポール、(3)
は支持枠、(4)は駆動用のモーター、(5)は摩擦
車、(6)は上昇停止スイッチ、(7)は下降停止スイ
ッチである。第1実施例は、上端に2枚の側方を見るミ
ラー(1a)を枢着した柱状形のミラー付ポール(2)
(以下ポールと記す)を、稼動状態においても、確実に
保持する支持枠(3)と、該ポール(2)を上下または
前後に自在に往復させるための正逆に回転する駆動用モ
ーター(4)(以下モーターとだけ記す)、ならびに摩
擦車(5)、そして往復を制御するための上下の停止ス
イッチ(6)と(7)とから構成される。図1は、作動
開始前の位置を示し、ミラー(1a)を枢着するポール
(2)の上端は、外周を防水パッキン(45)に囲繞さ
れて車体(1a)の外部上面にあるが、該本体部分は、
車体内部に固定された細長い筒状の支持枠(3)の中に
挿入される。かつ2枚の側方を見るミラー(1a)は、
ポール(2)の上端に取付ネジ(44)で固定された軸
ノブ(18)により、回転自在に枢結される。なお軸ノ
ブ(18)を、ポールの上端に取り付ける手段は、取付
ネジ(44)に限られるものではなく、加締、接着、冠
着など適宜手段を任意に選定して適用することができ
る。また本発明においては、ミラーの角度調節は手動式
を想定しているが、電動式でも可能である。更に図3に
示すように、ミラー付ポール(2)と該ポールを収納す
る支持枠(3)の縦の形状は、円周上の1部曲線形を使
用する。これは、乗用車の複雑で、限られたスペースの
内部に、支持枠(3)を格納し、必要とする場合、該ポ
ールを前上方または後上方へと起立させるためには、直
線形より曲線形の方が適用範囲が広がるためである。な
お前述のポール(2)と支持枠(3)の曲線の角度は、
格納場所を考慮して、任意に設定することができ、また
無限に拡大して、直線形に近づけても何ら支障はない。
また本発明のポール(2)と支持枠(3)の関係は、日
本刀の刀身と鞘の関係に類似しており、上述の曲線の角
度は、ポールが支持枠の中を支障なく滑動できれば十分
で、幾何学的に、厳密に同形とする必要はない。かつ、
ポール(2)の横断面の形状は、必要に応じて、任意に
設定できるが、本実施例においては、図2に示す如く軽
量と強度および滑りを考慮して、中空の円形とする。第
1実施例を、実際に乗用車に取り付ける1例は、図18
Fに示されており、軽度曲線形の支持枠は、左のリアフ
ェンダーの内側面に固定されるとともに、ミラー付ポー
ル(2)は右方向に傾きながら、全体として後上方に起
立する構造である。なお本発明の装置を取り付ける車
は、乗用車を想定しているが、他の自動車に取り付けて
も、何ら支障はない。次に、構造と作用を図面に基づい
て説明する。摩擦車(5)は図2の横断面図が示す如
く、支持枠(3)に外設する摩擦車カバー(3a)を軸
受として、ポール(2)を圧接する。更に反対側の2つ
の支持コロ(20)も、支持枠(3)から外設する支持
コロカバー(3b)を軸受として、ポール(2)を圧接
することにより、前述の摩擦車と2個の支持コロが協動
して、上記ポールを、サンドイッチにするような形で圧
接する構造となる。また、図2の断面図が示すように、
減速歯車(22)は、摩擦車(5)と同一軸で同一回転
するとともに、モーターの軸歯車(4a)とかみ合うた
め、モーター(4)が逆転し、減速歯車(22)を正転
させると、前記摩擦車(5)も正転する。すると、上記
ポール(2)は、上述の摩擦車と支持コロに圧接されな
がら、押し出されるような形で、上昇を開始することに
なる。次にモーター(4)が正転すると、同じ作用で、
ポール(2)は下降する。なお、本発明の図面において
は、簡明のために、減速歯車(22)と摩擦車(5)
は、同一軸で同一回転するものとしてあるが、その間に
任意数の歯車を介在させてもよい。また、本発明の摩擦
車(5)と支持コロ(20)の表面は、摩擦係数を高め
るために、ゴムで作成するとともに、ポール(2)と支
持枠(3)の材質は、形成の容易さ、ならびに安価かつ
強度の面から、強化プラスチックを用いるが、アルミ合
金やステンレスなどの使用を妨げるものではない。次
に、上記ミラー付ポール(2)を上下または前後に自在
に往復させるための制御装置について述べる。図1の斜
視図が示す如く、支持枠(3)の上部上面には、スイッ
チ押し台(8)用の長みぞ(21)が開口しており、該
長みぞの中を、ポール下端から突設するスイッチ押し台
(8)が自在に滑動する。また前記長みぞ(21)の上
下端には、支持枠(3)上に、押すと開くB接点の押し
ボタンスイッチの、上昇停止スイッチ(6)と下降停止
スイッチ(7)が配設されている。いま、ポール(2)
が、摩擦車(5)によって上昇させられると、該ポール
下端から突設するスイッチ押し台(8)も上昇を開始す
るとともに、前記上昇停止スイッチ(6)を押圧するま
で上昇し続ける。同様に、ポール(2)が下降する場合
も、前記スイッチ押し台(8)が、下降停止スイッチ
(7)を押圧するまで、下降し続ける構造である。以上
のように、本発明の装置は、運転席において、正逆の始
動スイッチを入れるだけで、あとは自動的にミラー付ポ
ール(2)が停止する構造である。なお、上昇停止スイ
ッチの電線(23b)と下降停止スイッチの電線(23
c)、ならびに運転席の正逆切り換えスイッチからの電
線(23a)は、ともに、モーターに外設するモーター
操作ボックス(4c)に接続するが、図1を除いて、簡
明のために他の図面では省略してある。次に、本発明の
ミラー付ポール(2)を動かす装置の操作手順を、図4
の電気回路図に沿って説明する。まず図4のAは、操作
開始前の状態であり、図1の位置に相当する。この状態
では、左側の下降停止スイッチ(7)はスイッチ押し台
(8)に押されて開いており、右側の上昇停止スイッチ
(6)は閉じているが、運転席の正逆切り換えスイッチ
が、切であるため、ポール(2)は動かず最下端にあ
る。次に、運転者がミラー付ポール(2)を上昇させる
べく、正逆切り換えスイッチ(9)を逆転始動側(9
b)に入れたのが、図4Bの電気回路図である。電流は
閉の上昇停止スイッチ(6)を通り、逆転用のコイルを
経て、モーターの軸歯車(4a)を逆転させるととも
に、減速歯車(22)と摩擦車(5)を正転させ、該摩
擦車の正転に押し出されて、ポール(2)は上昇を開始
する。図4Cは、上昇途中の電気回路図を示し、下降停
止スイッチ(7)はスイッチ押し台(8)が離れて、直
ちに閉じた状態である。また上昇停止スィッチはすでに
閉じているため、運転者は、正逆切り換えスイッチ
(9)の操作だけで、ポール(2)を任意の位置に停止
させることも、自在に上昇あるいは下降させることもで
きる。更にポール(2)が上昇し続け、スイッチ押し台
(8)が上昇停止スイッチ(6)を押すと、該スイッチ
は開き、モーターを停止させるとともに、ミラー付ポー
ル(2)を上昇起立させて、本来の目的に供する。この
状態が図4Dである。また、運転者が、ポール(2)を
下降させるため、正逆切り換えスイッチを、正転始動側
(9a)に入れたのが、図4Eの電気回路図である。電
流は下降停止スイッチ(7)を通り、正転用コイルを経
て、モーターの軸歯車(4a)を正転させるとともに、
減速歯車(22)と摩擦車(5)を逆転させ、上記ポー
ル(2)を下降させる。次にポール(2)が下降し続
け、スイッチ押し台(8)が、下降停止スイッチを押し
たのが、図3Fの電気回路図である。またこの状態で、
運転席の正逆切り換えスイッチ(9)を切ると、図4A
の電気回路図に戻ることになる。なお、本発明では図示
しないが、アクセルや速度計に連動して、下降停止スイ
ッチ(7)を作動させる検出機が、ポールを自動的に下
降させることも可能で、その場合には、運転者は、必要
な時に上昇ボタンの操作をするだけでよいことになる。
バックギアやローギアなどに前述の検出機を取り付け、
自動的にポール(2)を上昇させることもできる。次
に、第2実施例について説明する。図5は第2実施例の
斜視図で、図6は摩擦車とポールの関係を示す横断図面
であり、図7はポール上端のミラーと電球の分解斜視図
であり、図8は図5の縦断面図である。第2実施例は、
第1実施例に、下方を照らす電球(10a)と該電球を
点灯させる装置を加えたもので、ミラー付ポール(2)
が上昇する時に、前記電球(10a)が、乗用車の前下
方あるいは後下方を照らして、夜間における下方を見る
ミラー(1b)の視認を補助するとともに、他車および
通行人の注意を喚起させるものである。なお、本実施例
の電球(10a)を点灯させるための電源は図8に示す
如く、ポールの中空部(2a)の下端に内設される充電
池(26)から入力する構造である。該充電池(26)
は、ポール(2)が下降停止した状態において、充電池
の入力突起(26a)が、支持枠(3)の下端底部に外
設する電源用コンセント(28)の凹部に挿入されてい
る時に充電する構造である。また充電池(26)の上面
から出発する電線(23)は、ポールの中空部(2a)
を通り、ミラーハウジング(17)の下に外設する点灯
スイッチ(25)を経て、電球(10a)に接続する。
前記スイッチ(25)は、ポール(2)が下降停止の時
は、車体(19)に押されて切りであるが、ポール
(2)が上昇すると、即座に入となり、下方を照らす電
球(10a)を点灯させる構造である。また、図7の分
解斜視図が示す如く、電球とミラーは、全体をミラーハ
ウジング(17)によって保護されている。該ミラーハ
ウジングそのものは、上面と前面において、取付ネジ
(44)により、ポール本体に固定される。次に第2実
施例におけるモーター(4)と摩擦車(5)の作動順序
を説明する。図6の横断面図が示す如く、2つの摩擦車
(5a)と(5b)が、ポール(2)を上下から押える
ように配設され、かつ該摩擦車(5a)と(5b)と同
一軸上の減速歯車(22a)と(22b)が、支持枠
(3)の外側でかみ合う。また前記減速歯車(22a)
と(22b)の一方を、モーターの軸歯車(4a)が作
動させる構造である。まず、モーター(4)が逆転し、
軸歯車(4a)を逆転させると、上部の減速歯車(22
a)が正転し、該減速歯車(22a)とかみ合う下部の
減速歯車(22b)は逆転する。次に前記上下の減速歯
車(22a)および(22b)と同一軸上で同一回転す
る上下の摩擦車(5a)および(5b)は、それぞれミ
ラー付ポール(2)を上下から圧接しながら、ちょうど
両手で物を持ち上げるような形で、確実に該ポールを上
昇させる。またモーター(4)が正転すると、上述とは
反対の力で、ポール(2)を下降させることになる。本
実施例においては、上昇停止スイッチ(6)と下降停止
スイッチ(7)の本体部分は、モーターの操作ボックス
(4c)の内部に配置されるとともに、該スイッチを作
動させる摺触端子(32)と(32a)は長みぞ(2
1)の上下端に配設される構造である。該構造にする
と、故障した際の点検が容易となるとともに、スイッチ
押し台を小型にできる利点がある。更に長みぞ(21)
の上面には長みぞカバー(24)が、支持枠(3)上に
取り付けられ、スイッチ押し台の上下動が、支持枠
(3)を車体に固定する場合に障害とならない構造とな
っている。なお、第1実施例も第2実施例においても、
モーターの回転軸に平歯車を形成した軸歯車(4a)を
使用しているが、ウオームギア(4b)を使用してもよ
く、以下の実施例においても同様である。実際に、第2
実施例を乗用車に取り付ける1例としては、図17のA
が示されており、支持枠(3)は、右フロントフェンダ
ーの内側面に固定され、ポール(2)は前上方に起立す
る。次に第3実施例について説明する。図9は、本実施
例の側面図で、図10は本実施例の1部斜視図であり、
図11は本実施例のポール上端におけるミラーと電球の
配置を示す分解斜視図である。また(11)はラック状
の歯形、(12)はピニオンである。本実施例は、ポー
ル(2)を動かす手段として、摩擦駆動に代えて、歯車
伝動を用いるものである。なお両者には、互換性があ
り、摩擦駆動の実施例に、歯車伝動を用いてもよく、逆
に歯車伝動の実施例に、摩擦駆動を用いてもよい。図9
は、ミラー付ポール(2)が、最も上昇した位置で停止
した状態を示す。図10は本実施例の主要部分を示す1
部斜視図で、支持枠(3)の上部内側に位置するモータ
ー(4)により作動するピニオン(12)が、ポール
(2)の内側に形成される内歯歯車の歯形(本発明で
は、ラック状の歯形(11)とする)とかみ合う構造を
明らかにする。上述の如く、本発明において、ラック状
の歯形(11)とは内歯歯車または外歯歯車のピッチ円
半径を拡大したものの1部と同義に扱い、ピッチ円半径
を無限大に拡大した場合の通常のラックと厳密に区別す
る必要はなく、ラックアンドピニオンの直線往復動を、
曲線上の往復動に適用したものである。次に、本実施例
の作動順序を、図4の電気回路図を参照して説明する
が、第1実施例では、モーター(4)が逆転すると、ポ
ール(2)は上昇するが、本実施例では、モーター
(4)が正転するとポール(2)が上昇する構造であ
る。図9においては、ミラー付ポール(2)は、すでに
上昇起立しているため、該ポールを下降させる段階から
述べる。まず運転席の正逆切り換えスイッチ(9)を、
逆転始動側(9b)に入れると、モーターの軸歯車(4
a)が逆転し、該軸歯車とかみ合う減速歯車(22)を
介して、ピニオン(12)を正転させる。次に該ピニオ
ンがラック状の歯形(11)を下方へ動かし、スイッチ
押し台(8)が下降停止スイッチ(7)を押すまで、前
記ポールを下降させることになる。なお、該ポール
(2)を上昇させる場合は、第1実施例とは逆に、正逆
切り換えスイッチ(9)を、正転始動側(9a)に入れ
ることになり、図4のEとなるが、前述のとおり停止ス
イッチ(6)と(7)の位置は、逆になっている。本実
施例においては、ミラー付ポール(2)を上昇起立させ
た場合、ラック状の歯形(11)が露出してしまうが、
モーター(4)の位置を、支持枠(3)の中央に移動す
ることで、前記歯形(11)を支持枠の中に隠すことが
できる。また図10のポール上部の断面が示す如く、本
実施例のポールの横断面の形状はU字形をなし、該U字
形の上面に添ってラック状の歯形(11)が形成される
構造である。なお、本実施例のミラーは、上昇起立時
に、側方および下方を見るだけでなく、下降停止した際
には、フェンダー式のバックミラーとしても使えるもの
である。以下図11と図9を参照して説明する。図11
は、ポール(2)が上昇起立した際のミラーと電球の分
解斜視図であり、ポール(2)にネジ止めされたミラー
ボックス(17a)から突出する軸ノブ(18)に、側
方を見るミラー(1a)と下方を見るミラー(1b)と
バックミラー(1c)が枢結する。側方を見るミラーは
両側方に、下方を見るミラーは下方に、バックミラーは
上方に位置するが、図9に示すように、ポール(2)の
先端は90°前後回転する構造であり、上昇起立時に上
方に向いていたバックミラー(1c)は、下降停止する
と、運転者に対して正面を向くことになり、通常のフェ
ンダー式バックミラーとして使用できる。次に、上昇時
に下方を照らす電球(10a)の点灯構造について述べ
る。該電球を点灯させるための電源は、ポール下端の中
空部(2a)に内設する充電池(26)の上面から出発
する電線(23)より入力する構造である。なお前記電
線は、スイッチ押し台(8)に外設するa接点の押しボ
タンスイッチ(25)を経て、ポールの中空部(2a)
を通り、電球(10a)に接続する。該電球は、前記押
しボタンスイッチ(25)が、上昇停止スイッチ(6)
と同位置で、かつ支持枠(3)に外設するストッパー
(41)に押されると直ちに、点灯することができる。
本実施例を、乗用車に実際に取り付ける1例として図1
7のCと図18のEがあり、前者は本例の斜視図で、後
者は、本例の側面図である。本例の支持枠(3)の一部
はフェンダーエプロンの左側方に露出しており、他の部
分は車体に内設され、前内方に向いて固定される構造で
ある。次に、第4実施例について説明する。図12は、
本実施例の正面図である。本実施例は、ポール(2)の
上部に、任意形状の補完棒(29)を連結し、該補完棒
の上端に、ミラーと電球を取り付ける構造である。上記
構造によれば、ポール(2)の作動範囲が限定されてい
る場合においても、補完棒(29)の形状を変えること
により、上昇起立時のミラーと電球の高さと位置を自在
に設定できる。またポール(2)の先端から突出する挿
入突起(31)を、上昇起立時に、車体の一部に固定さ
れた支持パイプ(30)の中に挿入させることで、安定
性を確保できる。更に挿入突起(31)の形状を円錐形
とし、支持パイプ(30)の内部も円錐形とするため、
風圧などにより、ポール(2)に多少のぶれがあって
も、両者が確実に合体できる構造である。なお本実施例
を、実際に乗用車に取り付ける1例は、図19Gに示さ
れており、支持枠(3)は前部バンパーの下部に内設さ
れるとともに、支持パイプ(30)は車体前部に取り付
けられる。本実施例においては、ポール(2)の外側に
形成されるラック状の歯形(11)は、外歯歯車の歯形
を拡大したものの1部であり、モーター(4)が逆転す
ると、減速歯車(22)とピニオン(12)は正転し、
ポール(2)を上昇させる構造である。また上昇停止ス
イッチ(6)は上述の支持パイプ(30)に内設される
とともに、下降停止スイッチ(7)は支持枠下端に内設
される構造であり、前記上昇停止スイッチはポール上端
の挿入突起(31)に押されて作動し、また下降停止ス
イッチは、ポール下端の底面に押されて作動する。な
お、電球(1a)の電源は、支持枠(3)の一面に作成
された電源用長みぞ(21a)の中を往復するポール下
端から突設する電源入力台(8a)の電気入力突起(2
7)が、前記長みぞの上端でかつ支持枠(3)に外設さ
れる電源コンセント(28)の凹部に挿入されて入力す
る構造である。なお前述の電源コンセント(28)は、
スイッチの役目も兼ねており、電気入力突起(27)
が、電源コンセント(28)に入ると、電球(1a)は
点灯し、かつ離れると直ちに消える。次に第5実施例に
ついて説明する。本実施例は図13の斜視図が示すよう
に、3本の支持枠(3)は、底面を橋設板(43)で一
体とされ、該支持枠の中から、上端を連結棒(42b)
で一体となる3本のポール(2)が往復する構造であ
る。前記ポールのうち、左右のポールは補助ポール(3
4)であるが、中央のポールは作動ポールであり、該ポ
ールの上面には、ラック状の歯形(11)が形成され、
該ラック状の歯形にモーター(4)の回転と連動するピ
ニオン(12)がかみ合う。本実施例においては、ミラ
ーと電球を取り付けるポールを3本使用することで、該
ポールが上昇起立した際の安定性が、格段に改良される
ことになる。本実施例を、実際に乗用車に取り付ける1
例は、図17のDに示されており、互いに連結されて一
体となす3本の支持枠(3)は、トランクリットの内側
面に固定され、該支持枠の中から、作動ポール(33)
と両側の補助ポール(34)が一体となって、後上方へ
起立する構造である。上記支持枠をトランクリットに固
定する方法として取付ネジに限らず直接トランクリット
に溶接してもよい。なおスポーツカーにおいては、トラ
ンクリットの後部上面に、制動灯を内蔵したフィンを固
定する装置が、すでに実用化されているが、本実施例の
ミラーと電球を、下降停止時において前記フィンの中に
格納することも可能である。また図13が示すように、
3本のポールの上端をつなぐ連結棒には、側方を見るミ
ラー(1a)と下方を見るミラー(1b)が枢着される
とともに、3つの電球が添着される。該電球のうち、中
央の電球は、下方を照らす電球(10a)とするととも
に、左右の電球は、制動灯(10b)として使用する。
更に本実施例においては、前記電球を点灯させる装置を
2つに分けており、第1は、下方を照らす電球(10
a)を点灯させる装置であり、左側の支持枠(3)の上
面に形成された電源用長みぞ(21a)の中を往復する
電気入力台(8a)の突起(27)が、前記長みぞの前
端で、かつ支持枠(3)に載設する、電源用コンセント
(28)の凹部に挿入された時点で、点灯する構造であ
る。第2は、左右の制動灯(10b)を点灯させる装置
であり、乗用車の制動灯に接続する電線の一部が、右側
の支持枠に固定される上部旋回式の電線管(35)か
ら、該電線管の旋回部に定着する可とう電線管(36)
を経て、スイッチ押し台(8)に入り、ポールの中空部
(2a)を通って、左右の制動灯(10b)に接続する
構造である。なお他の実施例においても、上記の可とう
電線管(36)を使用する装置を利用して、車体内の電
線とポール先端に添着する電球を接続することもでき
る。次に、第6実施例について説明する。図14は、本
実施例の斜視図である。本実施例は、摩擦駆動に代え
て、ロープ巻き取り器を用い、該ロープ巻き取り器は、
巻き取り軸(16)と、減速歯車(22)および巻き取
り箱(13)とから構成される。図14が示すように、
支持枠(3)の中央上面に内部を2等分された巻き取り
箱(13)が固定され、該巻き取り箱を軸受とする巻き
取り軸(16)と、同一軸で同一回転する減速歯車(2
2)が、モーターのウオームギア(4b)とかみ合う構
造であり、1部において電動ウインチと同じ作用をす
る。上記巻き取り軸(16)は、巻き取り箱(13)に
よって、2等分される。左の軸には、上昇用のロープ
(37a)の一端が固着されるとともに、右の軸には、
下降用のロープ(37b)の一端が固着される。また前
記のロープ、(37a)と(37b)の他端は、支持枠
(3)上の滑車カバー(3d)を軸受とする上下の滑車
(38a)と(38b)を支点として、ポール(2)の
下端にそれぞれ定着する。次に、本実施例の作動順序を
図14を参照にして説明する。図14は、ポール(2)
の上昇途中を示し、モーターのウオームギア(4b)が
正転するとともに、減速歯車(22)と連動する巻き取
り軸(16)を逆転させるとともに、上昇用のロープ
(37a)を巻着している状態である。なお前記上昇用
のロープを、上昇用の軸(16a)に巻き取りを開始す
る時点においては、すでにポール(2)の可動域以上の
下降用のロープ(37b)が、下降用の軸(16b)に
巻着されているため、上昇用のロープ(37a)が、上
昇用の軸(16a)に自らを巻着させながら、上部滑車
(38a)を支点として、ポール下端を上方に引っ張る
ことができるのである。次にポールを下降させる場合も
同様であり、モーターのウオームギア(4b)が逆転す
ると、下降用の軸(16b)に下降用のロープ(37
b)が巻着し、該ロープがポール(2)を下方へ引っ張
ることになる。この場合、上昇用のロープ(37a)は
巻き戻されることになる。また、ポールの一面には、ロ
ープ用長みぞ(40)が形成され、該長みぞにロープが
入る。本実施例の下方を照らす電球(1a)の点灯装置
は、ミラー付ポール(2)の上昇起立時において、該ポ
ール下端から突設するスイッチ押し台(5)と一体をな
す、前部入力突起(27a)が、上昇停止スイッチ
(6)と連結する、電源コンセント(28a)の凹部に
挿入された時点で、点灯する構造である。また前部入力
突起(27a)は、点灯スイッチの役目もあり、ポール
(2)が下降を開始し、前部入力突起(27a)が、電
源コンセント(28a)から離れると直ちに消灯する。
更に、ポール(2)の下降停止時においても、別配線
で、任意の目的の電球を点灯させることもでき、その場
合には、下降停止スイッチ(7)と連結する電源コンセ
ント(28b)に、スイッチ押し台(8)と一体をなす
後部電気入力突起(27b)を挿入させる。なお図14
においては1部断面しか図示されていないが、スイッチ
押し台は、長みぞカバー(47)の中を滑動することに
なる。また、上述の如く、本実施例のロープ巻き取り器
を使う装置は電動ウインチと一部構造が似ており、ポー
ル(2)を下降させる、下降用のロープ(37b)を必
要としなければ、電動ウインチと同様に使うこともでき
る。その場合には、ポール(2)がそれ自身の自重で自
然に下降できるという条件において、各種の案内滑車を
用いて、モーターと巻き取り装置を乗用車の任意の場所
に設置することができる。なお、ミラー付ポール(2)
を自然に降下させる条件として、支持枠とポールの曲線
の角度を増大して直線に近づけることや、垂直に設置す
ることなどが必要であるが、そのほかに、ポール下端に
重しを付ける方法や、上昇時における磁石の反発力や、
下降時における磁石の吸着を利用する方法などがある。
なお、第6実施例の装置は、他の実施例に使用すること
ができ、また、ロープに代えて、薄い布ベルトを使用し
てもよい。次に第7実施例について説明する。図15
は、本実施例の正面図であり、一部断面図を含む。本実
施例は、第6実施例の2つの装置を逆ハの字形に合わせ
るとともに、1つのモーターで2本のポールを同時に上
昇および下降させる構造である。第7実施例を、実際に
乗用車に取り付ける1例は、図17のBに示されてお
り、支持枠(3)は、バンパーの下に内設されるとも
に、ミラーを枢着したポールの上端は、下降停止時に
は、バンパーの上に載置される。また図15に示すよう
に、2つの支持枠(3)は、角度調節板(39)で逆ハ
の字形に固定されるとともに、該支持枠の底部にロープ
巻き取り器を定着させる。該巻き取り器の巻き取り軸
(16)は、支持枠の底部を軸受として、左右2本のポ
ール(2)に定着する4本のロープを巻着する。更に巻
き取り軸の中央には、減速歯車(22)が形成され、該
減速歯車をモーターのウオームギア(4b)が作動させ
る構造である。かつ図15の左側の一部断面図は、ポー
ル下端に定着する上昇用のロープ(37a)が、滑車カ
バー(3d)を軸受とする上部滑車(38a)を支点と
して、巻き取り軸(16)の左外側部(16a)に巻着
するとともに、ポール底面に定着する。下降用のロープ
(37b)は、巻き取り軸の左内側部(16b)に巻着
されることを示す。同じく、右のポールを作動させる上
昇用のロープ(37a)は、巻き取り軸の右外側部(1
6a)に、下降用のロープ(37b)は、右内側部(1
6b)にそれぞれ巻着される構造である。以上のように
構成されるため、第6実施例とまったく同様に、モータ
ーのウオームギア(4b)が回転すると、2本のポール
を、同時に動かすことができる。また本実施例において
は、角度調節板(39)を変えることで、2つのポール
の上端にあるミラーと電球の位置を、上昇起立した時
と、下降停止した時とで自在に変化させて設定できる。
また、左右の2つの電球を、下方を照らす電球(10
a)として使うだけではなく、上昇起立した際には、方
向指示器(10c)として使うこともできる。なお、第
7実施例は、1つのモーターで、2つのポールを逆ハの
字形に上昇させる方法であるが、第6実施例や第3実施
例あるいは第2実施例の装置を2つ使用しても、結果は
同じである。次に第8実施例について説明する。本実施
例は、ミラー付ポール(2)を動かす装置として、摩擦
駆動に代えて、ベルト伝動を用いる方法である。図16
は、本実施例の斜視図であり、(15)は駆動ベルト
車、(15a)は従動ベルト車、(14)はベルトであ
る。本実施例の構造を、図16を参照にして述べる。ま
ず2つの支持枠(3)は、背面を橋設板(43)で連結
されて、一体となし、かつ該中央部の上下に、駆動ベル
ト車(15)と従動ベルト車(15a)を配設するとと
もに、ベルト(14)を該ベルト車に巻着する。前記駆
動ベルト車(15)は、モーターのウオームギア(4
b)とかみ合う減速歯車(22)と1軸をなし、支持枠
(3)下端部上面の半円台(3e)を軸受として回転す
る。また従動ベルト車(15a)は、2つの支持枠の上
端部上面に橋設された連結棒(42b)を軸として回転
する。更にベルト(14)の一部を、2本のポール
(2)の下端部を連結して一体とする連結板(42a)
の上面において、取付ネジ(44)で固定されるととも
に、ベルト伝動の力を、ポール(2)の上下動に転換さ
せる機能をはたす。なおベルト(14)を連結板(42
a)に固着させる方法は、取付ネジ(44)に限らず、
加締、接着、冠着など適宜に選定できる。次に本実施例
の作動順序を説明する。まずモーター(4)が正転し、
ウオームギア(4b)も正転すると、駆動ベルト車(1
5)は、減速歯車(22)を介して逆転することにな
る。逆転時において、張り側となる前面のベルトは下降
し、ゆるみ側となる後面のベルトは上昇する。後面のベ
ルトの一部は連結板(42a)に固着されているので、
該ベルトが上昇するとともに2本のポールも前記連結板
が、後面のベルトに引っ張られて上昇するとともに上方
へ向う。次にモーター(4)が逆転すると、今度は張り
側となった後面のベルトに連結板(42a)が下方へ引
っ張られることで、2本のポールは同時に下降すること
になる。なお、本実施例においては、駆動ベルト車(1
5)を、下部中央に、減速歯車(22)を右の支持枠の
外側に配置してあるが、どの位置にするかは自由であ
る。本実施例を、実際に乗用車に取り付ける1例は、図
19のHに示してあり、互いに連結する2つの支持枠
(3)とモーター(4)は、バンパーの下に内設され車
体に固定される。また互いに連結する2本のポールで、
ミラーと電球を保持するため、上昇起立時の安定性が高
い構造である。更に、本実施例においては、電球を点灯
させる電源の取り入れ装置は第2実施例と同じ充電池
(26)を使用し、左支持枠下端に外設する電源コンセ
ント(28)から入力するが、第5実施例の可とう電線
管を使用することもできる。以上のように、摩擦駆動に
代えて、ベルト伝動を用いる装置は、他の巻掛け伝動で
ある、チェーン伝動またはロープ伝動においても、まっ
たく同様に用いることができる。
【0007】
【発明の効果】上述の如く、本発明の支持枠と柱状形の
ポールの縦の形状は、円周上の一部曲線を使う形状で、
作成されており、その角度も自在に設定できるため、乗
用車の限られたスペースの中においても、本発明の支持
枠を収納できるとともに、ミラーを枢着したポールの上
端を、所定の位置まで、上昇起立させることができる。
なおかつ、前記ミラー付ポールを、運転席における上
昇、下降を開始させる正逆切り換えのスイッチ操作だけ
で、簡単な電気回路を使い、支持枠に保持されながら、
自在に往復させることができ、実用的である。また、本
発明のミラー付ポールを動かす装置として、摩擦駆動や
歯車伝動やロープ巻き取り器を使う装置や各種の巻き掛
け伝動など、多種多様な装置を利用できるため、乗用車
に取り付ける位置やスペースおよびデザインなどを考慮
して、どの作動装置が最適か、という選択の幅が拡大す
るという利点がある。更に、本発明の制御方法として、
構造が簡単な押しボタンスイッチを使用するため、安価
で故障が少なく、たとえ、第6実施例や第7実施例のよ
うに、ロープが多少伸びても、スイッチが確実に作動す
る利点がある。また本発明の装置には、ミラーだけでは
なく、各種の電球をポールの上端に添着することもで
き、該電球も、下方を照らす目的だけではなく、制動灯
や後退灯あるいは方向指示器として使用することが可能
であるため、本発明の活用範囲が増大する。かつ該電球
を点灯させるための電源の取り入れ方法も、第2実施例
の充電池を使用する方法や、第3実施例の支持枠に外設
する電源コンセントを使用する方法、あるいは第5実施
例のように可とう電線管を使用する方法など各種あり、
またそれぞれに互換性があるため、必要に応じて適宜な
方法を選択できるという便利さがある。更に、両側方を
見るミラーだけでなく、下方を見るミラーも同時に取り
付けられるので、瞬時に全体の安全を確認でき、とりわ
け第3実施例を用いれば、通常はフェンダー式のバック
ミラーとして使えるという利点がある。なお本発明の装
置は、上昇起立時のポールの安定性を考慮して、ミラー
を電動で動かすのには不向きであるが、上記の電球を添
着する位置のスペースを使い、かつ該電球の電源を利用
して、また全体を軽量化すれば、電動でミラーを動かす
装置を取り付けることもでき、便利さが増大する。以上
のように、本発明は、安価かつ簡便な装置で、運転者
が、発進あるいは後退時における周囲の安全を確認でき
るだけではなく、他の車や通行人も、該乗用車の発進あ
るいは後退の意志を確実に知ることができるとともに、
本装置に方向指示器を取り付ければ、どの方向に動くか
を、相手に知らせることができる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に関する斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に関する横断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に関する縦断面図である。
【図4】本発明の第1実施例に関する作動段階を示した
簡単な電気回路図である。
【図5】本発明の第2実施例に関する斜視図である。
【図6】本発明の第2実施例に関する横断面図である。
【図7】本発明の第2実施例に関するポール上端の分解
斜視図である。
【図8】本発明の第2実施例に関する縦断面図である。
【図9】本発明の第3実施例に関する側面図である。
【図10】本発明の第3実施例に関する主要部分の一部
斜視図である。
【図11】本発明の第3実施例に関するポール上端の分
解斜視図である。
【図12】本発明の第4実施例に関する正面図である。
【図13】本発明の第5実施例に関する斜視図である。
【図14】本発明の第6実施例に関する斜視図である。
【図15】本発明の第7実施例に関する正面図である。
【図16】本発明の第8実施例に関する斜視図である。
【図17】本発明の各実施例の装置を、実際に、乗用車
に取り付ける位置を示す斜視図である。
【図18】本発明の各実施例の装置を、実際に、乗用車
に取り付ける位置を示す側面図である。
【図19】本発明の各実施例の装置を、実際に、乗用車
に取り付ける位置を示す正面図である。
【符号の説明】
1a 側方を見るミラー 2 柱状形のミラー付ポール 3 支持枠 4 駆動用モーター 5 摩擦車 6 上昇停止スイッチ 7 下降停止スイッチ 8 スイッチ押し台 9 正逆切り換えスイッチ 10a 下方を照らす電球 11 ラック状の歯形 12 ピニオン 16 巻き取り軸 22 減速歯車

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端にミラーを枢着する柱状形のポール
    の縦の形状と、車体の所要位置に固定される支持枠の縦
    の形状を、円周上の一部曲線となし、かつ該支持枠の中
    に、上記ポールが自在に滑動できるように挿入する。ま
    た柱状形のポールを摩擦車で圧接し、該摩擦車を正逆に
    動くモーターで作動させる。更に、上昇ならびに下降を
    開始させる運転席の正逆切り換えスイッチと、上記ポー
    ルの上下動で作動するモーターの停止スイッチとが協動
    して、ミラー付ポールを自在に往復させる。以上のよう
    に構成された、ミラー付ポールを動かす装置。
  2. 【請求項2】 柱状形のポールの先端に電球を添着する
    請求項1記載のミラー付ポールを動かす装置。
  3. 【請求項3】 摩擦駆動に代えて、歯車伝動を用いるた
    めに、柱状形のポールの一部一面に、ピニオンとかみ合
    うラック状の歯形を形成し、該ピニオンを正逆に動くモ
    ーターで作動させる、請求項1または請求項2記載のミ
    ラー付ポールを動かす装置。
  4. 【請求項4】 摩擦駆動に代えて、ロープ巻き取り器を
    用いるために、一方が巻かれている時は、他方は巻き戻
    される、2本のロープの一端を、前記ロープ巻き取り器
    に定着し、他端を柱状形のポールの下端に定着させると
    ともに、前記ロープ巻き取り器を正逆に動くモーターで
    作動させる、請求項1または請求項2記載のミラー付ポ
    ールを動かす装置。
  5. 【請求項5】 摩擦駆動に代えて、ベルト伝動を用いる
    ために、2本の柱状形のポールを、該下端において、連
    結板でつなぎ、かつ該ポールを滑動させる2つの支持枠
    の中間の上下に、ベルト車を配設する。更に、前記ベル
    ト車に巻着するベルトの一部を上記連結板に固着させ、
    かつ該ベルト車の一方を正逆に動くモーターで作動させ
    る、請求項1または請求項2記載のミラー付ポールを動
    かす装置。
  6. 【請求項6】 ベルト伝動に代えて、チェーン伝動を用
    いる、請求項5記載のミラー付ポールを動かす装置。
  7. 【請求項7】 ベルト伝動に代えて、ロープ伝動を用い
    る請求項5記載のミラー付ポールを動かす装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998026956A1 (en) * 1996-12-19 1998-06-25 Lowell Engineering Corporation Mirror assembly with friction drive

Cited By (2)

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WO1998026956A1 (en) * 1996-12-19 1998-06-25 Lowell Engineering Corporation Mirror assembly with friction drive
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