JPH06298029A - エヤーバッグ及びエヤーバッグ製造用織物 - Google Patents
エヤーバッグ及びエヤーバッグ製造用織物Info
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Abstract
織物からなるエヤーバッグの製造のために中空面積の割
合がこの繊維の全横断面積に対して10〜40%である
中空繊維合成フィラメント糸を使用することが提案され
る。接触織物の織物密度は>72%を示し、かつフィル
ター織物は織物密度45〜68%を示す。 【効果】 中空繊維の使用により生産費用の低下と共
に、より軽い織物の製造が可能である。このことはエヤ
ーバッグのより高い機能安全性に作用する。
Description
物及び/又は少なくとも1つのフィルター織物からな
り、接触織物は空気透過性<10 l/dm2・分を示
し、かつフィルター織物は空気透過性20〜100 l
/dm2・分を示すエヤーバッグに関する。
製造される。これらの織物においては、特に一定に調節
された空気透過性に対する要求が前提である。しばしば
エヤーバッグは低い空気透過性の織物からだけ製造され
るわけではない。エヤーバッグを膨らませる際には、エ
ヤーバッグを膨らませる際にこのエヤーバッグ中に流れ
込むガスがこれに向かって流れる織物は、迅速な膨らま
せが達せられるように、低い空気透過性を有することが
必要であるが、乗り物の乗客がエヤーバッグに衝突する
際には、乗り物の乗客がソフトに受け入れられるよう
に、流入した空気の1部が再び漏れ出ることが出来る可
能性がなければならない。
気透過性を有する2つの部分から成る。膨らませる際に
流れ込むガスがこれに向かって流れるエヤーバッグの部
分は通常接触部と呼ばれる。乗り物乗客の衝突の際に、
エヤーバッグに流れ込んだガスの部分的流出を可能とす
る部分をフィルター部と呼ぶ。この呼称は、更にガス発
生炉で生じるガスとともにエヤーバッグ中に流れ込む熱
い粒子をフィルター部の織物が捕捉する、すなわち濾別
するという課題を有していることに由来する。
み製造される。そのような場合、ガスの流出に関しては
エヤーバッグに開口部を設ける。同乗者に関しては、個
々の場合フィルター織物からのみ製造することも多い。
ガスに関して迅速な膨らませ可能性と流出可能性の要求
を満たすために、エヤーバッグの両方の部分は異なる空
気透過性を示さなければならない。空気透過性は接触部
においてはテスト圧力差500Paで10 l/dm2
・分を下回るべきである。フィルター部に関しては、そ
れぞれ乗り物のタイプによりテスト圧力差500Paで
20〜100 l/dm2・分が必要である。従来製造
されたエヤーバッグ織物は接触部に要求された低い空気
透過性をしばしば織物の積層により調節した。しかしな
がら、積層した織物はより高い生産費用とともにその他
の欠点、例えば乗り物のハンドル中へのエヤーバッグの
取付けの際により広い場所を必要とする。従って、最近
になって付加的な積層なしに低い空気透過性を有する織
物の製造を可能とする方法が開発された。
物は更に一連の要求を満たさなければならない。こうし
て、この織物は高機能性の前提として十分に高い強度を
示さなければならない。更に、ハンドル中に格納するた
めの場所を出来る限り小さく保持するために良好な折た
たみ性が要求される。これと関連して出来るだけ織物が
軽いことへの要求もある。
て特に大きな興味が寄せられている。必要とされている
低い空気透過性のために比較的密な織物を製造しなけれ
ばならないので、織物工場において1cmあたりの経糸
及び緯糸の高い数、すなわち高い織物密度で作業するこ
とが必要である。特に緯糸の数は織物工場の生産高に直
接の影響を与える。
物特性へのマイナスの影響なしに、軽いエヤーバッグ織
物を製造するための費用の安い方法を提供することであ
る。
用する完全繊維からなる合成糸の代わりに中空であるフ
ィラメントからなる合成糸を使用する場合、明らかな機
織効率の上昇及び織物重量の軽減を可能にすることが見
出された。そのような繊維を通常中空繊維と呼ぶ。同じ
度合いの被覆において、従って同じ空気透過性におい
て、1cmあたり少ない糸を使用することが出来ること
により、中空繊維からなる合成フィラメント糸でより高
い機織効率が可能である。更に、中空繊維の使用により
同じ被覆の度合い及び同じ空気透過性においてより軽い
織物が得られ、このことはエヤーバッグ織物にとって特
に所望されていることである。中空繊維使用の更なる大
きな利点としては中空繊維からなるエヤーバッグにおい
て高熱粒子による乗り物乗客の損傷の危険が減少するこ
とが確認された。
知である。この合成フィラメント糸の製造法も化学繊維
産業において公知である。中空繊維は部分的に被服繊維
製品に使用されているが、工業繊維製品にはほとんど使
用されていない。繊維壁の特別な半透過性特性を有する
合成中空繊維を特にしばしば使用する。
に記載されている。西独実用新案第69−38252号
明細書には中空繊維からなる織物を日除け布等のための
被覆基材として、もしくはコンクリート等の補強織物と
して提案している。しかしそこに記載された織物はエヤ
ーバッグには全く不適当である。それというのもその織
物の織物密度は15〜20%の値を有し、この値はエヤ
ーバッグに必要な値を大きく下回るためである。
は、有利にこのために予定した特別ノズルの使用下に溶
融紡糸法により製造される。この方法は化学繊維産業に
おいて公知である。ポリマーとしては特にポリエステ
ル、ポリアミド6.6、ポリアミド6、ポリアミド4.
6、ポリプロピレン及びポリエチレンを使用する。しか
し、他の溶融紡糸可能なポリマーも中空繊維の製造に好
適である。ポリマーとしてはポリアミド6.6、ポリア
ミド4.6及びポリエステルが有利である。
されるべきではない。他の方法により紡糸した合成中空
繊維も本発明のエヤーバッグ及び本発明の織物の製造に
使用することが出来る。
定されるべきではない。本発明によるエヤーバッグ及び
織物は中空繊維と通常の完全繊維との混合物からなって
いてもよい。選択すべき混合比は所望の特性によりきめ
る。中空繊維の利点を十分に保持するために、中空繊維
の割合の高い混合物が有利である。中空繊維だけの加工
が特に有利である。
メントの混合の形で行うことが出来る、すなわち、フィ
ラメント糸中に中空繊維とともに通常の完全繊維が含有
されていてもよい。同様にいわゆるシステム混合を使用
することが出来る。この際1つの糸方向に中空繊維から
なる糸を、他の糸方向に完全繊維からなる糸を使用す
る。この変法においては、緯糸への中空繊維糸の使用が
有利である。混合は経糸中もしくは緯糸中で完全繊維糸
とともに中空繊維糸のレピート使用によっても行うこと
が出来る。
用に限定されるべきではない。化学繊維産業においては
中空を有する異形繊維の紡糸を可能とする方法は公知で
ある。この繊維も本発明による織物の製造に使用するこ
とが出来る。
る織物の製造のためには、このために使用した中空繊維
が、繊維の全横断面積にたいして10〜40%の中空面
積の割合を有するのが特に重要である。
り高い機織効率に関しては通常の完全繊維に対して有利
であるが、より良好な被覆度に関してはもはや明らかで
はない、それというのも通常の完全繊維に対する差異が
少な過ぎるためである。中空面積の割合が40%を越え
ると、繊維が硬くなり、エヤーバッグ織物の折たたみ性
が悪くなる。更に、繊維の製造の際の生産安全性が悪く
なる。有利な中空面積の割合は10〜30%、特に15
〜25%である。これらの記載はすべて繊維の総横断面
積に対する中空面積の割合に関する。
空繊維を使用するその他の著しい利点は完全繊維に対し
てより高い織物の断熱性もしくはわずかな熱伝導係数で
ある。エヤーバッグ機能の惹起の際に、しばしば発生炉
ガスから灼熱粒子が一緒に吹き出し、膨らませるエヤー
バッグ中に流れ込む。この灼熱粒子はいわゆる焼き切れ
を引き起こす、すなわち、エヤーバッグのフィルター部
に小さな部分が場合により溶融し、熱粒子の乗客室への
流出が可能である。これによりエヤーバッグ中にもぐっ
た乗り物乗客が火傷又は皮膚刺激を蒙ることがある。
る織物の製造のために中空繊維を使用することにより、
この危険を著しく減少することが出来る。断熱に関する
特徴としては、熱抵抗Rwを利用することが出来る。熱
抵抗Rwには次の定義が該当する: Rw=l/λ・A 記号は次の意味を有する: l=織物の厚さ λ=熱伝導性 A=織物の面積 簡素化のために、今後の計算のために織物の面積を1m
2とする。λに関しては、文献(Dobrinski,
P.、Krakau G.及びVogel,A.、Ph
ysik fuer Ingenieure、Stut
tgart、1980)から次の値を使用する: ポリアミド6.6:0.3W/(m・K) ポリエステル :0.3W/(m・K) 空気 :0.34W/(m・K) 例として、面積重量210g/m2もしくは0、021
g/cm2を用いると、次の式により織物の厚さが得ら
れる: d=F/D 記号は次の意味を表す: F=面積重量 D=密度 ポリアミド6.6に関して、密度1.14g/cm3の
場合、織物の厚さは、 d=0.021/1.14=0.018cm=1.8・
10~4m である。
完全繊維に関して、前記面積重量210g/m2、ポリ
アミド6.6に関する前記密度ならびに算出した厚さ
1.8・10~4mにおいて: Rw=(1.8・10~4/0.3・1)K/W 又は Rw=6.0・10~4K/W=0.0006K/W これに対して、例えば全横断面積に対して中空面積の割
合20%の中空繊維で、かつ面積重量が同様に210g
/m2の場合を取り上げると、熱抵抗の算出の際にポリ
マー層と分離する空気層との両方の部分を一緒に加える
ことが必要である。前に算出したポリマー層の厚さか
ら、この層の厚さ9.10~5mが得られ、空気層に関し
ては定義から3.6・10~5mが得られる。こうしてR
wに関して次の値が得られる: Rw=3.0・10~4K/W+10.6・10~4K/W
+3.0・10~4K/W=16.6・10~4K/W=
0.00166K/W この計算から、すでに20%の中空面積の割合において
約175%の熱抵抗の上昇が生じ、こうして中空繊維か
らなるエヤーバッグ織物は完全繊維からなる織物に比べ
て同じ面積重量において明らかに改良された断熱性と、
いわゆる焼き切れの危険性の減少も期待出来ることが明
らかである。
バッグ織物に対して中空繊維からなるエヤーバッグ織物
の明らかな利点を示す計算は、中空繊維織物から製造さ
れたエヤーバッグを膨らませるテストの際にも確認され
た。このテストにおいて、いわゆる焼き切れは全く記録
されなかった。
度200〜1100dtexを示す。この範囲より小さ
い繊度は生産効率に関して問題があり、より大きい繊度
はエヤーバッグ織物の折たたみ性が非常に悪化し使用す
ることが出来なくなる。個々のフィラメントの繊度は有
利に8dtexより下回る。これより高い繊度のフィラ
メントを使用することは出来るが、このフィラメントは
織物の折たたみ性を悪くする。
N/texを上回る強度と、破断時の伸び10〜30%
を示す。収縮値の選択は、製造すべき織物を接触織物と
して使用するか、フィルター織物として使用するかによ
って異ならなければなりません。接触織物に関しては、
ポリアミド糸に関する収縮値は6〜10%であり、ポリ
エステル糸に関しては6〜12%である。より低い収縮
値を有する糸がフィルター織物に使用される。ポリアミ
ド糸においてもポリエステル糸においても収縮値は2か
ら5%の間に選択するのがよい。全ての場合において収
縮値は190℃で調べた。
工業で公知の全ての機械で行うことが出来る。
あるのは接触織物もしくはフィルター織物に関する一定
の織物密度を正確に保持することである。織物密度は所
望の空気透過性に調節するために重要なファクターであ
る。織物密度はおもに織物の長さ単位あたりの使用した
糸の数、いわゆる糸数、に影響される。糸数は繊度に依
存する、すなわち同じ繊維密度を達成するために、高い
繊度の場合はより低い繊度におけるより小さい糸数を必
要とする。
いてはしばしばカバーファクターまたはカッパファクタ
ー(Kappa Factor)と呼ばれる。このファ
クターは次の式を用いて簡単に計算される: K=Nw・√Dw+Nf・√Df 記号は次の意味を表す: K =カバーファクター Nw=経糸方向1インチあたりの糸数 Dw=経糸方向の繊度(デニル) Nf=緯糸方向1インチあたりの糸数 Df=緯糸方向の繊度(デニル) エヤーバッグ用織物は有利に対称的な織物調節を示す、
すなわち経糸数と緯糸数が同じであるか、ほぼ同じであ
り、かつ経糸及び緯糸方向に同じ繊度を使用する。対称
的な織物調節の必要性は自動車製造業者が経糸及び緯糸
方向に同じ織物強度を要求することから生じる。
場合、上記の式を次の簡単化した形で適用する: K=2・N・√D 記号は次の意味を表す: K=カバーファクター N=経糸及び緯糸方向1インチあたりの糸数 D=経糸及び緯糸方向の繊度(デニル) このカバーファクターを用いて織物密度に関する尺度を
非常に簡単な方法で得る。異なる繊維材料からなる織物
を相互に比較しなければならない場合、この式は問題が
ある。異なる原料がほとんどの場合異なる比重を有して
いるために、ここではもはや比較可能な値は得られな
い。異なる織り方の織物の値も一般に相互に比較出来な
い。
り、かつ異なる織り方に関する補正ファクターが見られ
るヴァルツ(Walz;Kleinheins S.、
Textile Pruefungen、Obernb
urg、1973年)の式により、織物密度に関してこ
こに記載した数値は計算した。織物密度のこの種の計算
は特にドイツ繊維産業において十分に公知である。この
式は次のようである: DG%=(dk+ds)2・fk・fs 記号は次の意味を有する: dk、s=経糸及び緯糸の物質直径(mm) fk、s=1cmあたりの経糸もしくは緯糸 糸の物質直径は次のように計算する:
て通常平均値1.14g/cm3及びポリエステル糸に
おいては平均値1.38g/cm3を用いて計算する。
正ファクターを計算に入れなければならない。この織り
方がエヤーバッグ織物で使われるパナマ織り2:2=
0.56及び綾織り3:1は同様に0.56である。こ
の補正ファクターとヴァルツによる式により計算した織
物密度とを掛ける。
非常に密な織物においては値は100%を越える。
ヤーバッグを製造することが出来るためには、織物密度
を接触織物もしくはフィルター織物に十分に調節しなけ
ればならない。こうして接触織物は、エヤーバッグの迅
速な膨らませのために十分な条件を達成するためには織
物密度>72%、有利に>80%を示さなければならな
い。良好な空気透過性を得るためには、フィルター織物
の密度は45から68%の間を示さなければならない。
この数値は完全に仕上げ加工された織物、例えばエヤー
バッグ中に使用される織物にも当てはまる。
織物の長さ単位あたりの糸数及び使用した糸の繊度が形
成する。完全に仕上げ加工した織物においてエヤーバッ
グ接触織物の製造のための異なる繊度で次の糸数/cm
が保持されなければならない:
で挙げる:
た織物中に次の糸数が必要である:
(%):
物に当てはまる。原料織物の糸数はより低い、それとい
うのも仕上げ加工の際に更に収縮が生じ、、織物の長さ
単位あたり高い糸数になる。原料織物に関しては次の糸
数をエヤーバッグ織物の製造の際に使用することが出来
る:
造されるエヤーバッグ織物におけるより約1〜3/cm
低い。反対に完全又は中空繊維からなる糸において同じ
糸数を使用する場合、中空繊維の使用の際中空面積に相
当する割合だけわずかな面積重量を有するエヤーバッグ
が得られ、このことはエヤーバッグ中に使用する際にプ
ラスに作用する。
や出し剤を除去するためにエヤーバッグ用に予定された
織物を洗浄工程にかけることが必要である。ポリアミド
糸からなる織物においてはこの湿式処置において明らか
な収縮が生じ、このことは織機上ですでに密に調節した
織物の更なる密度の上昇に必要である。これに関しては
ヨーロッパ公開特許第436950号明細書中に好適な
方法が記載された。この方法は接触織物の製造にも、フ
ィルター織物の製造にも使用することが出来る。この際
水性浴中で生じる収縮の度合いに使用した糸の開始時収
縮値が強く影響する。接触織物のためにはフィルター織
物よりもより高い織物密度が必要であるので、接触織物
の際にはフィルター織物の製造におけるより湿式処理に
おいてより強く収縮を惹起することが勧められる。この
差異を上記使用すべき糸の収縮値において示す。
の除去のために湿式処理を行った織物を引き続き乾燥
し、この際エヤーバッグ織物の老化安定性への興味にお
いて特別な乾燥法を湿式処理の後に行わなければならな
い。この方法はヨーロッパ公開特許第523546号明
細書に記載されている。
浄工程において非常にわずかな収縮のみが生じる。ここ
では収縮を引き続く熱風処理工程により惹起する。こう
して、例えば150℃で乾燥し、引き続き190℃で熱
固定処理する。
本発明による織物のカレンダー処理である。この加工法
に関しては中空繊維合成フィラメント糸が特に好適であ
る、それというのも中空繊維はカレンダーローラーの圧
力により通常の完全繊維よりより強く扁平化し、こうし
て完全繊維からの相応する織物に比較してより良好な織
物結合を生じ、このことは空気透過性にプラスに作用す
る。
は、実施例により詳細に示されているように織物密度の
比較において示される。中空繊維からなる合成フィラメ
ント糸の使用は完全繊維からなる合成フィラメント糸に
比較してわずかな糸数で作業することが出来る。こうし
て、実施例が示すように中空繊維糸を使用する際に、わ
ずかな織物密度が得られる。本発明のエヤーバッグにお
いて、通常の完全繊維からなる織物からなる従来のエヤ
ーバッグに対して明らかに利点が得られる。同じ被覆
度、こうして同じ空気透過性において、より軽い重量で
製造可能な中空繊維からなるエヤーバッグ織物は通常の
完全繊維からなる従来のより重い織物に対してより良好
に広げることが出来、こうしてエヤーバッグ機能が惹起
される際に乗り物の乗客のより安全な受け止めが達せら
れる。
Position Unfaell)においてより軽
い織物は特に有利に働く。ポジション外事故とは運転手
又は同乗者が衝突の際にその通常の乗車姿勢にないとい
うことを表す。エヤーバッグの爆発的膨らませの際に乗
り物の乗客上にエヤーバッグにより伝えられるインパル
スは低い織物の重量において小さい。このことは衝突の
際に乗り物乗客のソフトな受け止めの形及びいわゆるポ
ジション外事故において低い負傷の危険性の形に作用す
る。
ッグシステムの機能性に関して及び特に乗り物乗客の負
傷の保護に関して著しい利点を提供する。
6.6糸からのエヤーバッグ接触織物の製造を記載す
る。全横断面積に対する中空面積の割合は約18%であ
った。これに対して、繊度470dtex及びフィラメ
ント数72の糸を対称的な織物調節で平織りに加工し
た。使用した糸は熱風処理収縮8.7%を示した(19
0℃で測定)。経糸及び緯糸の糸数はそれぞれ19/c
mであった。ここから原料織物の織物密度は76.0%
であることが明らかになる。この織物に収縮を惹起する
ためにヨーロッパ特許第436950号明細書に記載さ
れた方法により湿式処理を行った。この際、織物密度は
92.8%になった。織物重量は235g/m2であっ
た。このように製造された織物はテスト圧力差500P
aにおいて空気透過性7.6 l/dm2・分が測定さ
れた。
N(ドイツ工業規格)53887により測定した。非常
に低い空気透過性を有する織物においてもそれぞれ明ら
かなテストシグナルを得るためにこのDIN規格のテス
ト圧力差を500Paに高めた。
空繊維の代わりに通常の完全繊維からなるポリアミド
6.6−フィラメント糸を使用した。糸の繊度は変えな
かった。この糸は190℃で測定して、熱風処理収縮
8.4%を有した。ここでも対称的調節で平織りの織物
を製造した。ただし糸数は経糸及び緯糸共にそれぞれ2
1/cmを有した。ここから、織物密度92.8%が明
らかになった。織物の更なる加工は実施例におけると同
様に行った。湿式処理の後、織物密度は111.3%に
上昇した。織物重量は261g/m2であった。このよ
うに製造した織物はテスト圧力差500Paで空気透過
性6.5 l/dm2・分が測定された。
じ空気透過性を達成するためにはより僅かな糸数で作業
することができ、こうしてより軽い織物を製造すること
が出来ることを示す。
維ポリアミド6.6糸からのエヤーバッグフィルター織
物の製造を記載する。全横断面積に対する中空面積の割
合は約29%であった。これに対して、繊度470dt
ex及びフィラメント数72の糸を対称的な織物調節で
平織りに加工した。使用した糸は熱風処理収縮3.7%
を示した(190℃で測定)。経糸及び緯糸の糸数はそ
れぞれ14/cmであった。ここから原料織物の織物密
度は41.3%であることが明らかになる。この織物に
ヨーロッパ特許第523546号明細書に記載された方
法により湿式処理を行った。この際、織物密度は47.
4%に上昇した。織物重量は161g/m2であった。
このように製造された織物はテスト圧力差500Paに
おいて空気透過性88l/dm2・分が測定された。
空繊維の代わりに通常の完全繊維からなるポリアミド
6.6−フィラメント糸を使用した。糸の繊度は変えな
かった。この糸は190℃で測定して、熱風処理収縮
3.4%を有した。ここでも対称的調節で平織りの織物
を製造した。ただし糸数は経糸及び緯糸共にそれぞれ1
6/cmを有した。ここから原料織物の織物密度53.
9%が明らかになった。織物の更なる加工は実施例にお
けると同様に行った。湿式処理の後、織物密度は60.
8%に上昇した。織物重量は182g/m2であった。
このように製造した織物はテスト圧力差500Paで空
気透過性80 l/dm2・分が測定された。
じ空気透過性を達成するためにはより僅かな糸数で作業
することができ、こうしてより軽い織物を製造すること
が出来ることを示す。
維ポリエステル糸からのエヤーバッグ接触織物の製造を
記載する。繊維の全横断面積に対する中空面積の割合は
約11%であった。これに対して、繊度640dtex
及びフィラメント数140の糸を対称的な織物調節で平
織りに加工した。使用した糸は熱風処理収縮8.9%を
示した(190℃で測定)。経糸及び緯糸の糸数はそれ
ぞれ17.5/cmであった。ここから原料織物の織物
密度は72.5%であることが明らかになる。この織物
をジガー(Jigger)上で洗浄処理した後に、15
0℃でシリンダー乾燥装置で乾燥し、かつ引き続き19
0℃で張り枠上で熱固定処理を行った。この処理によ
り、織物密度は80.2%になった。織物重量は271
g/m2であった。このように製造された織物はテスト
圧力差500Paにおいて空気透過性9.2 l/dm
2・分が測定された。
空繊維の代わりに通常の完全繊維からなるポリエステル
−フィラメント糸を使用した。糸の繊度は変えなかっ
た。この糸は190℃で測定して、熱風処理収縮8.2
%を有した。ここでも対称的調節で平織りの織物を製造
した。ただし糸数は経糸及び緯糸共にそれぞれ19/c
mを有した。ここから、織物密度85.5%が明らかに
なった。織物の更なる加工は実施例におけると同様に行
った。湿式処理の後、織物密度は94.7%に上昇し
た。織物重量は293g/m2であった。このように製
造した織物はテスト圧力差500Paで空気透過性9.
7 l/dm2・分が測定された。
じ空気透過性を達成するためにはより僅かな糸数で作業
することができ、こうしてより軽い織物を製造すること
が出来ることを示す。
維ポリエステル糸からのエヤーバッグフィルター織物の
製造を記載する。全横断面積に対する中空面積の割合は
約19%であった。これに対して、繊度640dtex
及びフィラメント数140の糸を対称的な織物調節で平
織りに加工した。使用した糸は熱風処理収縮2.9%を
示した(190℃で測定)。経糸及び緯糸の糸数はそれ
ぞれ14.5/cmであった。ここから原料織物の織物
密度は49.8%であることが明らかになる。この織物
に実施例3に記載されていると同様にして湿式処理及び
熱固定処理を行った。この際、織物密度は55.4%に
上昇した。織物重量は224g/m2であった。このよ
うに製造された織物はテスト圧力差500Paにおいて
空気透過性68 l/dm2・分が測定された。
空繊維の代わりに通常の完全繊維からなるポリエステル
フィラメント糸を使用した。糸の繊度は変えなかった。
この糸は190℃で測定して、熱風処理収縮3.7%を
有した。ここでも対称的調節で平織りの織物を製造し
た。ただし糸数は経糸及び緯糸共にそれぞれ16/cm
を有した。ここから、原料織物の織物密度60.6%が
明らかになった。織物の更なる加工は実施例におけると
同様に行った。仕上げ加工の後、織物密度は66.8%
に上昇した。織物重量は247g/m2であった。この
ように製造した織物はテスト圧力差500Paで空気透
過性61 l/dm2・分が測定された。
じ空気透過性を達成するためにはより僅かな糸数で作業
することが出来、こうしてより軽い織物を製造すること
が出来ることを示す。
Claims (9)
- 【請求項1】 少なくとも1つの接触織物及び/又は少
なくとも1つのフィルター織物からなり、接触織物はテ
スト圧力差500Paで空気透過性<10l/dm2・
分を示し、かつフィルター織物はテスト圧力差500P
aで空気透過性20〜100 l/dm2・分を示す、
エヤーバッグにおいて、接触織物及び/又はフィルター
織物が少なくとも部分的に、内部中空の合成フィラメン
ト糸からなり、中空面積の割合はこのフィラメントの全
横断面積に対して10〜40%であり、接触織物は織物
密度>72%を示し、かつフィルター織物は織物密度4
5〜68%を示すことを特徴とするエヤーバッグ。 - 【請求項2】 接触織物及び/又はフィルター織物が少
なくとも部分的に、内部中空の合成フィラメント糸から
なり、中空面積の割合はこのフィラメントの全横断面積
に対して10〜30%であり、接触織物は織物密度>7
2%を示し、かつフィルター織物は織物密度45〜68
%を示す、請求項1記載のエヤーバッグ。 - 【請求項3】 接触織物及び/又はフィルター織物が少
なくとも部分的に、内部中空の合成フィラメント糸から
なり、中空面積の割合はこのフィラメントの全横断面積
に対して15〜25%であり、接触織物は織物密度>7
2%を示し、かつフィルター織物は織物密度45〜68
%を示す、請求項1記載のエヤーバッグ。 - 【請求項4】 合成フィラメント糸が繊度200〜11
00dtexを示す、請求項1から3のいずれか1項記
載のエヤーバッグ。 - 【請求項5】 合成フィラメント糸のフィラメント繊度
が<8dtexである、請求項1から4のいずれか1項
記載のエヤーバッグ。 - 【請求項6】 合成フィラメント糸が強度>60cN/
tex及び破断時の伸び10〜30%を示す、請求項1
から5までのいずれか1項記載のエヤーバッグ。 - 【請求項7】 合成フィラメント糸がポリエステル、ポ
リアミド6.6、ポリアミド6、ポリアミド4.6、ポ
リプロピレン又はポリエチレンからなる、請求項1から
6のいずれか1項記載のエヤーバッグ。 - 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項記載のテ
スト圧力差500Paで空気透過性<10 l/dm2・
分を示すエヤーバッグ製造用接触織物において、接触織
物が少なくとも部分的に、内部中空の合成フィラメント
糸からなり、中空面積の割合はこのフィラメントの全横
断面積に対して10〜40%であり、接触織物は織物密
度>72%を示すことを特徴とするエヤーバッグ製造用
接触織物。 - 【請求項9】 請求項1から7のいずれか1項記載のテ
スト圧力差500Paで空気透過性20〜100 l/
dm2・分を示すエヤーバッグ製造用フィルター織物に
おいて、フィルター織物が少なくとも部分的に、内部中
空の合成フィラメント糸からなり、中空面積の割合はこ
のフィラメントの全横断面積に対して10〜40%であ
り、かつフィルター織物は織物密度45〜68%を示す
ことを特徴とするエヤーバッグ製造用フィルター織物。
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