JPH06298088A - 車両特に陸上車両における急激な圧力変化を抑制または制限する装置 - Google Patents

車両特に陸上車両における急激な圧力変化を抑制または制限する装置

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JPH06298088A
JPH06298088A JP6075099A JP7509994A JPH06298088A JP H06298088 A JPH06298088 A JP H06298088A JP 6075099 A JP6075099 A JP 6075099A JP 7509994 A JP7509994 A JP 7509994A JP H06298088 A JPH06298088 A JP H06298088A
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vehicle
pressure
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air flow
internal
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JP6075099A
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Jean-Pierre Budliger
ジヤン−ピエール・ビユドウリジエ
Gerard Capitaine
ジエラール・キヤピテーヌ
Stephen Haentjens
ステフアン・アエンジヤン
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Alstom Transport SA
Original Assignee
Alstom Transport SA
GEC Alsthom Transport SA
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B61RAILWAYS
    • B61DBODY DETAILS OR KINDS OF RAILWAY VEHICLES
    • B61D27/00Heating, cooling, ventilating, or air-conditioning
    • B61D27/0009Means for controlling or equalizing air pressure shocks in trains, e.g. when passing or crossing in tunnels

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Flow Control Members (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両、特に陸上車両における急激な圧力変化
を抑制または制限する装置を提供する。 【構成】 本発明は、車両の内部を外部と連絡する管路
(10、11)中に設置された、走行中の車両中の圧力の急
激な変化を抑制する装置に関する。この装置は、空気流
の通路(23、24)を残す少なくとも1つの閉鎖エレメン
ト(14、15)と空気圧力の作用で変形可能な少なくとも
1つの隔壁(16)を含む。車両の内外の圧力が急激に変
化した場合には、隔壁は閉鎖エレメントの経路に押しつ
けられて、通路を完全にまたは部分的に閉鎖する。この
装置は鉄道車両に適用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両、特に陸上車両に
おける急激な圧力変化を抑制または制限する装置に関す
る。本発明は特に高速鉄道車両に適用される。
【0002】
【従来の技術】大気中で動いている車両は圧力を受け、
外壁上の圧力の分布は外壁の形状と進行速度に依存す
る。この車両が障害物(トンネルの入口、橋梁、線路近
傍の種々の物体)の近くを通過するとき、または他の車
両とすれちがうときに、空気力学的速度場の変化が生
じ、車両はこれを引きずっていく。その結果、急速な圧
力変化が車両の外壁にかかる。この効果は車両の速度が
増すほど著しくなり、圧力の変化はほぼ速度の2乗に比
例する。
【0003】車内換気が外部空気からの空調または通気
によって行われる車両では、内部圧力は外部圧力に近
い。外部圧力の変化はほとんど即座に車内に反映され、
その大きさは通気回路の断面積の寸法に依存する。した
がって、空調または通気が行われる車両の内部における
圧力変化の伝達時間定数は、やはり通気回路の特性によ
り小さい。この急速な現象の発生は、車内が加圧されて
いる場合(例えば航空機内)には小さくなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】例えば、高速で走行す
る列車がトンネルまたは切通しに入ると、車両の外壁に
対して急速な圧力変化が発生する。この急速な変化はト
ンネルまたは切通しによって構成される閉空間内で伝播
し、「圧力波」という語で知られている。また、外部閉
空間内を伝播するこれらの圧力波はその外縁で反射し、
直接波と同じ大きさの戻り圧力波を発生させる。また車
両が良好な気密性を有する場合でも、この圧力変化は通
気回路または空調回路によって速やかに車両の内部に反
映され、乗客に大きな不快感を与える。こうして、 2,0
00パスカル/秒に達することもある圧力変化にさらされ
ることは普通である。
【0005】高速列車の中には、圧力波の問題を是正す
るために、通気回路中に置かれたいわゆるスティープフ
ロント・ベンチレータを利用するものもある。送風機の
特性と通気回路カバー格子の特性を組み合わせると、あ
る程度は圧力波がさえぎられるが、これらの送風機は高
価で騒音がうるさいという難点がある。これらは材料の
追加となり、車両をできるだけ軽量化しようと多大の努
力を払っても、これらの送風機の重量と容積は無視でき
るものではない。またこれは多くのエネルギーを消費す
る。さらに車両当り2台ずつ設置しなければならない。
【0006】また欧州特許出願315108号から、鉄道車両
の通気回路に設置された空気流調節装置が知られてい
る。この装置は、各々通気回路管路の対向側に配置され
た2つの柔軟シートを含む。車両内外の圧力差に応じ
て、これらのシートは湾曲して、空気流用の通路を縮小
させる。このシステムは簡単であるが、シートを動かす
ために実質的な遊びが必要となり、そのため気密性が低
下し、高い圧力差の場合は効率が悪くなる。
【0007】また欧州特許出願498554号から、高速列車
の通気管路内の空気流制御装置が知られている。これ
は、車両内外の圧力差に応じて湾曲する1つの柔軟シー
トを含む。所定の限界値を超えるとシートは電流開閉器
を作動させ、これによって通気管路が閉じる。タイマが
管路再開放までの所定の閉塞時間を規定する。この装置
は、圧力検出器、信号処理回路、電気制御式閉塞システ
ム、および人工時限回路を必要とするので複雑である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によって、前記不
都合のすべてを簡単かつ安価に是正することができる。
本発明は、受動型システムを提唱するので、検出器も電
子制御回路も作動装置も要らない。このシステムは圧力
差が高い場合に効率がよい。これは、送風機つき及び送
風機なしの鉄道車両の車体内で実施すべきすべての通気
回路カバーに使用できる。さらに、たとえば凝縮水など
他の流体を搬送する管路にも使用できる。
【0009】したがって本発明は、車両内の空気を車両
外の空気と連通させる少なくとも1つの管路を有する車
両内外の圧力が急に変化する場合に、管路内の空気流を
抑制または制限する手段を含む、走行中の車両内の空気
圧力の急激な変化を抑制または制限するための装置であ
って、 − 前記装置が、前記の空気流を可能にする通路を残
し、管路内に配置された少なくとも1つの閉鎖エレメン
トを含み、この閉鎖エレメントがいわゆる受け面と称す
る1つの面を有し、 − また前記装置が、空気流を横断する方向に配置さ
れ、閉鎖エレメントの受け面近くに位置する少なくとも
1つの隔壁を含み、この隔壁が空気圧の下で変形可能で
あり、 − 車両内外の圧力が均衡している場合には、前記隔壁
が、空気流を通過させ、 − 車両内外の圧力に急な変化があった場合には、前記
の隔壁が、前記の受け面に対して強く押しつけられて、
空気流を可能にする通路を少なくとも部分的に塞ぎ、 − 前記装置が、一定の規定値以下の車両内圧力の一時
的変化を含む車両内外の間で制御される空気流量の循環
によって、内外圧力を均衡する手段を備えることを特徴
とする、空気圧力の急激な変化を抑制または制限するた
めの装置を提供することを目的とする。
【0010】前記の閉鎖エレメントは、空気流が通過す
るための1つの穴があいた、管路中にぴったり合う一部
品にすることもできその穴が開くその受け面は凹形に湾
曲した面であり、前記の隔壁がその対向する2つの辺に
よって連結されたシートである。
【0011】前記の装置は、空気流が通過するための1
つの穴があいた、それぞれ管路中にぴったり合う一部品
から形成される2つの閉鎖エレメントを含むことがで
き、その穴が開くその受け面は凹形に湾曲した面であ
り、2つの閉鎖エレメントの受け面が向き合っており、
前記の隔壁はその対向する2つの辺によって連結され2
つの受け面の間に位置するシートであり、シートは、車
両の内外圧力が平衡である場合に2つの受け面の間に静
止位置を有し、車両の内外圧力が急速に変化した場合に
はどちらかの受け面に押しつけられる。
【0012】車両の内外圧力が急速に変化した場合に閉
鎖エレメントの穴を完全に閉鎖することができるよう
に、シートを弾力性のある手段によって連結することが
できる。
【0013】車両の内外圧力が急速に変化した場合にシ
ートが閉鎖エレメントの穴を部分的にのみ閉鎖して、前
記の装置が一種の空気流制限弁を構成するように、シー
トとその連結手段を準備することができる。
【0014】車両の内外圧力が急速に変化した場合にシ
ートが一方の閉鎖エレメントの穴を完全に閉鎖すること
ができるように、シートを弾力性のある手段によって連
結することができ、前記の装置は、車両の内外圧力が急
速に変化した場合にシートが他方の閉鎖エレメントの穴
を部分的にのみ閉鎖するための手段を備える。
【0015】前記の装置は、空気流が通過するための1
つの穴があいた、それぞれ管路中にぴったり合う一部品
から形成される2つの閉鎖エレメントを含むことがで
き、その穴が前記受け面に開いており、2つのエレメン
トの受け面が向き合っており、前記の隔壁がその側の1
つによって固定されたシートであり、車両の内外圧力が
急速に変化した場合、一方の所与の方向で圧力が変化し
た場合には、一方の閉鎖エレメントの受け面に押しつけ
られて、その穴を完全に閉鎖し、また他の方向で圧力が
変化した場合には、他方の閉鎖エレメントの受け面に押
しつけられて、その穴を部分的に閉鎖して一種の空気流
量制限弁を構成することができる。
【0016】前記装置は、流量制限弁と反対の方向に力
を加える復元手段を有することができる。弁の弾力性が
この復元手段を構成することができる。
【0017】前記の装置の隔壁を、管路を上流側と下流
側に分離する膜とすることができ、この膜には、車両の
内外圧力が平衡である場合に空気流が通過するための複
数の孔があけられ、車両の内外圧力が急に変化した場合
に閉鎖エレメントに押しつけられ、閉鎖エレメントの受
け面は膜のすべての孔を塞ぐことができる。
【0018】この場合、前記の装置は、ただ1つの膜と
少なくとも2つの閉鎖エレメントを含むことができ、こ
れらの閉鎖エレメントの一方は1つの受け面を有し、前
記の上流部分の圧力が前記の下流部分の圧力より高いた
めに車両の内外圧力が急速に変化した場合に、前記の膜
がこの受け面に押しつけられ、閉鎖エレメントの他方も
1つの受け面を有し、前記の下流部分の圧力が前記の上
流部分の圧力より高いために車両の内外圧力が急速に変
化した場合に、前記の膜がこの受け面に押しつけられ
る。
【0019】したがって、前記の閉鎖エレメントは、管
路中の空気流の一方の方向を促進するように非対称形に
することができる。
【0020】非限定的な以下の説明を添付の図面と併せ
読めば本発明がより良く理解され、他の詳細及び特殊性
が明らかになろう。
【0021】
【実施例】図1に、例として高速列車の車両1の通気回
路の全体概要を示す。この車両は、入口3と内部通気回
路との間に配置された外気吸入管2と、内部通気回路と
空気出口5との間に配置された内気排出管4とを含む。
内部通気回路のいろいろな要素(空気部分再循環装置、
加熱または空調装置、送風機など)は、本発明による装
置の機能には特定の影響を及ぼさない。
【0022】圧力が急激に変化するゾーン中を車両が通
過するときには、比較的大量の空気量(1〜2m3 )が
管路2、4を通じて急激に車両に入ったり車両から出た
りする。車両中に含まれるこの空気量の急な変化は圧力
の変化に直接関連し、これは本発明により、この変化を
閉鎖エレメントの管路2、4の中に置くことによって管
理することができる。
【0023】この明細書では、車両における内外圧力の
均衡が実現されなくとも、不均衡が乗客の快適感を害さ
ない程度に小さいならば均衡が存在すると言うことにな
る。しかし、圧力の急激な変化は本当に乗客を悩ますも
のである。
【0024】本発明による装置は、単一の方向における
過圧の効果、例えば車両における外部圧力の上昇による
影響を回避するために使用できる。しかしながら、以下
では最も精巧に作られたシステム、すなわち両方向の過
圧効果に対抗できるシステムについて述べる。
【0025】図2に、例えば鉄道車両内部の換気に役立
つ管路中に配置することのできる本発明の装置を示す。
この管路はその両方の面12、13に接してとり付けられた
2つの部分10、11を含む。この装置は1つの柔軟シート
16を囲む2つの閉鎖エレメント14、15を含む。これらの
エレメント14、15は管路中でぴったり合うように設けら
れる。これらは、周辺気密継手を間に挿入して例えばね
じでとめることによって管路に固定される。シート16は
上部支持体17と下部支持体18とによって保持される。ボ
ルト締めによって部品14、15、17、18全体を一体化する
ことができる。この装置を管路中に挿入した後、2つの
部分10、11をここでは図示されていない固定器具によっ
て結合する。
【0026】この実施例では、閉鎖エレメント14、15は
対称である。これらは各々受け面21、22を有し、その中
にはそれぞれ穴23、24があけられている。受け面は互い
に向き合っており、穴23、24によって管路部分10と11と
の間に空気が流れるようになる。図2では、シート16の
幅は管路の幅より小さいことがわかる。したがって空気
はシートの側面迂回によって流れる。しかしシート16の
幅は穴23、24の幅より大きい。
【0027】部品14、15、17、18は金属製、例えばアル
ミニウム製にすることができる。シート16は例えば特殊
鋼、アルミニウム、または合成材料で製作することがで
きる。
【0028】シート16は、受け面21、22の近傍に位置す
る矩形シートである。これは、その上辺と下辺で支持体
17、18に連結されている。この連結は玉継手25、26シス
テム(図3Aを参照)または単にスリット中にはめ込む
こと(図3Bを参照)によって実現できる。
【0029】車両の内外圧力が均衡している場合には、
空気はシート16の側面迂回によって流れる。これらの気
圧に急激な変化が生じた場合には、シートは、一方また
は他方の受け面にシートを押しつけようとする力を受け
る。シートが弾力的に結合されている場合には、シート
は受け面の穴を完全に閉鎖することができ、受け面に押
しつけられる。
【0030】シートの両側の圧力の差によって空気流の
速度が増し、これによってシートの空気力学的抵抗が増
加する。この抵抗はシートを変形させる。シートの両側
の圧力の差を生じさせるのは、この抵抗である。
【0031】図3Aに、この弾性継手をどのように実現で
きるかを示す。これはシート16の上側継手を示す詳細図
であるが、下側継手も同様に設けることができる。上部
支持体17は縦方向の円形溝27を有し、この中で帯板29と
一体の軸28が旋回できる。図3Bには、シートがスリット
中にはめ込まれた1変形を示す。帯板29は小さなばね30
を介してシート16に連結され、その剛性は、シートの柔
軟性に応じて、一方の受け面上にシートを押し当てるこ
とができるように、圧力差によって決定されるレベルか
ら計算される。シートの弾力性によってその復元エレメ
ントを構成することができる。
【0032】過圧の場合にシートが受け面の形をとるこ
とができるように、他の継手システムを使用することも
できる。例えばシートを、上部では一種の玉継手によっ
て連結し、下部では単に部品18中に設けた滑り棒によっ
て案内することができる。
【0033】部品14、15の受け面21、22は、著しい過圧
が生じた場合に湾曲したシートを受ける凹形湾曲部分で
ある。シートは受け面に押し付けられると、空気通路を
完全に塞ぐ。シートが過圧の影響を受けて湾曲し始める
とき、本発明の装置は流量制限機構として働くことに留
意されたい。実際に、この場合には装置中に流入する空
気のアクセス断面が減少する。
【0034】車両の内部と外部を連結するすべての管路
中に、本発明の装置を設置することができる。この装置
が図2に示す例のように対称形である場合には、過圧空
気が車両の内部または外部に存在するように、車両の内
部と外部を隔離する。内外圧力の平衡の回復は、逃げ口
によって調節される方法で行われる。この逃げ口は部分
的には車両の気密性の不足によって構成することもでき
る。こうして圧力の変動(過圧または低圧)が乗客を煩
わさないように、車両内外での空気量の交換が、十分に
長い時間にわたって行われるようになる。
【0035】内圧と外圧とが接近した値になると、シー
トはそれが押し付けられていた受け面から離れて、2つ
の受け面間の中間の位置に戻る。
【0036】図に示したような装置は、シートと受け面
の離間距離に応じて対称または非対称の形で使用するこ
とができる。
【0037】すなわち、対称形で使用する場合、シート
は2つの受け面から同じ距離の停止位置(流量ゼロ)に
ある。定格流量の場合には、シートは空気流の下流側に
位置する受け面に近づく。
【0038】非対称形で使用する場合には、シートは2
つの受け面から異なる距離の停止位置にある。定格流量
の場合には、シートは2つの受け面からほとんど同じ距
離に位置する。
【0039】本発明による装置は、一定の過圧レベルに
達すると弁として機能して、すべての空気循環を阻止す
ることができる。またシートが受け面を完全に閉鎖する
ことができない場合には、流量制限機構として機能する
ことができる。これは、受け面とシートの非相補的形状
または、表面凹凸の存在または完全閉塞を阻害する止め
具の存在に起因するものと言える。
【0040】この装置を、一方では速度制限機構とし
て、他方では閉塞弁として使用することができる。これ
は図4に示されており、ここでは装置は図2の場合と同
様に管路の2つの部分35、36中に取りつけられている。
閉鎖エレメント37は図2の場合と同じものである。閉鎖
エレメント38は閉鎖エレメント37の受け面40とは異なる
受け面39を有する。穴41、42はがそれぞれエレメント3
7、38を貫通しているので、管路中を空気が循環するこ
とができる。
【0041】この装置のシート43は矩形のシートであ
り、その一辺が上部支持体44中に固定されている。停止
位置では、その下部が止め具45に当たって停止する。シ
ート43の幅はエレメント37、38の幅より小さいので、空
気の定常流は両側縁を流れることができる。
【0042】シートは点線で示した2つの端位置46、47
をとることができる。位置46では、シートは穴41を完全
には閉鎖せず、装置は流量制限機構として機能する。位
置47ではシートは表面39を覆い、穴42を完全に閉鎖す
る。
【0043】シート43の自由辺は、定格流量のときばね
が完全に圧縮され、図4の装置の部分の側面図である図
5に示すようにシートが止まるような種類の、ばねに取
りつけることができる。止め具45は整列した複数のばね
48を支え、ばねの上にはシート43の押圧を受けるスライ
ダ49が固定されている。したがって空気流はエレメント
38からエレメント37へ向かう。
【0044】流量が減少するとすぐに、これらのばねは
緩み、シート43は穴42を閉塞する位置に近づく。したが
って、流量がゼロになる前にシートが弁を閉じ始めるの
で、反応時間が減ることになる。
【0045】ばねを他の付力システム、特に重力作用で
置き換えることができる。
【0046】図6に示す装置は膜を使用する点が特徴で
ある。この実施例では管路の断面は円形である。これ
は、例えばボルトで互いに端部が固定された2つの部分
51、52を有する。部分52は、その内部に閉鎖エレメント
の働きをする部品53を備えている。この部品53は、部分
51中に突き出た円錐台形部分54と脚部55を含み、この脚
部によって閉鎖エレメントを管路部分52上に固定するこ
とができ、空気流を完全に通すことができる。管路部分
51は内フランジ56を有し、この上に孔58があいた膜57が
固定されている。
【0047】車両の内外圧力が均衡している場合には、
孔58によって管路の2つの部分における空気の循環が可
能になる(図6の場合)。管路部分51の気圧が急激に上
昇して管路部分52の気圧よりも高くなると、膜は受け面
の働きをする円錐台形部分54に押しつけられる(図7の
場合)。膜58における孔の分布は、この目的を達成でき
るようになっている。装置を閉鎖弁として機能させたい
場合には、膜の周辺部に孔があってはならない。反対に
流量制限機構として機能させたい場合には、膜の周辺部
に孔を設けて常に空気を流すようにすることができる。
【0048】どちらか一方で突然発生する過圧に対して
装置が機能するためには、部分52に向いた第2円錐台形
部分を部品53に与え、第2の膜を設ければ十分である。
【0049】しかし、ただ1つの膜を備え、装置のどち
らか一方の側で突然発生する圧力に対して機能できる装
置を使用することもできる。これを例として円形断面管
路について図8と図9に示す。
【0050】図8の装置は管路の2つの部分61、62の間
に配置されている。管路部分61、62の軸は、例えば装置
の一方のエレメントを構成する結合エレメント63の挿入
によってずれている。部分61、62とエレメント63は、例
えばボルト締めによって連結される。エレメント63は閉
鎖エレメント64、65、66、67を取り囲む。エレメント63
の内壁は同様に1つの閉鎖エレメントを構成する。これ
らの閉鎖エレメントは、膜のための多少とも連続した受
け面を形成する。閉鎖エレメント65、67は、ここでは図
示されていない脚部を介して部分61によって支持されて
いる。閉鎖エレメント64、66は、ここでは図示されてい
ない脚部を介して部分62によって支持されている。孔あ
き膜68は、結合エレメント63の内壁に斜めに固定されて
いる。組み立てると、この膜は図8に示すようにジグザ
グ形になる。
【0051】図8の装置は図6と図7の装置の方式で機
能する。閉鎖エレメント64、65、66、67ならびに結合エ
レメント63は、膜68のための受け面を提供する。
【0052】管路部分61の気圧が部分62の気圧より高い
場合には、膜68はエレメント64、66の受け面に、また結
合エレメント63の下部に押しつけられるようになる。管
路部分62の気圧が部分61の気圧より高い場合には、膜68
はエレメント65、67の受け面に、また結合エレメント63
の上部に押しつけられるようになる。
【0053】閉鎖エレメントの形状、結合エレメントの
形状、ならびに膜孔の分布は、所望の目的にしたがって
装置が閉塞弁または流量制限弁として作動するように計
算される。
【0054】図8の装置は対称形であり、つまり部分61
または部分62から突然発生する過圧に対して同様の応答
を発する。これに対して図9の装置は非対称形である。
【0055】図9の装置は、前記と同様に管路の2つの
部分71、72の間に配置されている。この装置は、部分7
1、72と閉鎖装置74、75、76、77との間を結合するエレ
メント73、および孔あき膜78を含む。図8の装置との本
質的な相違は、一方のエレメント74、76と他方のエレメ
ント75、77との間、ならびに結合エレメント73の上部と
下部との間の形状の違いである。例えば、エレメント7
4、76はエレメント75、77より薄くすることができ、ま
た部分71から部分72の方へ向かう空気流の場合にエレメ
ント74、76の受け面上に膜78をぴったり付着させること
がより難しくなるように、円筒状部材81、82で成端させ
ることができる。これによって、一方向への流れを他方
向への流れよりさらに助長することができる。部分72の
入口は、閉鎖エレメント74、76にぴったり合った孔あき
壁85によって完成することができる。これによって、膜
のためのよりすぐれた受け面を構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両の通気または空調のための空気入出管路を
有する鉄道車両の概略図である。
【図2】鉄道車両の内部と外部を結合する管路中に設置
された本発明による装置の第1の変形の分解図である。
【図3A】図2の装置の詳細図である。
【図3B】図2の装置の詳細図である。
【図4】鉄道車両の内部と外部とを結合する管路中に設
置された本発明による装置の第2の変形の分解図であ
る。
【図5】図4の装置の補足詳細図である。
【図6】本発明による装置の第3の変形の縦断面図であ
る。
【図7】本発明による装置の第3の変形の縦断面図であ
る。
【図8】本発明による装置の第4の変形の縦断面図であ
る。
【図9】本発明による装置の第5の変形の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 車両 2 外気吸入管 3 入口 4 内気排出管 5 出口 10、11、35、36、51、52、61、62、71、72 管路部分 12、13 面 14、15、37、38、64、65、66、67、74、75、76、77 閉
鎖エレメント 16、43 シート 17、44 上部支持体 18 下部支持体 21、22、39、40 受け面 23、24、41、42 穴 25、26 玉継手 27 円形溝 28 軸 29 帯板 30 ばね 45 止め具 46 端位置 47 端位置 48 ばね(復元手段) 49 スライダ 53 部品 54 円錐台形部分 55 脚部 56 内フランジ 57 膜 58 孔 63、73 結合エレメント 68、78 孔あき膜 81、82 円筒状部材
フロントページの続き (72)発明者 ジエラール・キヤピテーヌ フランス国、92086・パリ・ラ・デフアン ス、セデクス・20、トウール・ネプテユ ヌ、ジエ・ウー・セー・アルストム・トラ ンスポール・エス・アー気付(番地なし) (72)発明者 ステフアン・アエンジヤン フランス国、17000・ラ・ロシエル、リ ユ・デ・フリユール、11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両内の空気を車両外の空気と連通させ
    る少なくとも1つの管路を有し、車両の内外の圧力が急
    速に変化した場合に管路内の空気流を抑制または制限す
    る手段を含む、走行中の車両中の空気圧力の急激な変化
    を抑制または制限するための装置であって、 − 前記装置が、前記空気流の通路をそのままにし、管
    路(10、11)内に配置された少なくとも1つの閉鎖エレ
    メント(14、15)を含み、この閉鎖エレメントがいわゆ
    る受け面(21、22)と称される1つの面を有し、 − 前記装置がまた、空気流を横断する方向に配置さ
    れ、閉鎖エレメントの受け面近くに位置する、少なくと
    も1つの隔壁(16)を含み、この隔壁が空気圧力の下で
    変形可能であり、 − 前記隔壁が、車両の内外の圧力が均衡している場合
    には空気流を通過させ、 − 前記隔壁が、車両の内外の圧力が急速に変化した場
    合には、前記の受け面に押しつけられて、空気流の通路
    を少なくとも部分的に塞ぎ、 − 前記装置が、一定の規定値以下の車両内の圧力の一
    時的変化を含む車両の内外の間で制御された空気流量の
    循環によって内外の圧力を均衡させる手段を含むことを
    特徴とする、装置。
  2. 【請求項2】 閉鎖エレメントは、空気流が通過するた
    めの1つの穴(23、24)があけられた、管路中にぴった
    り合う一部品(14、15)であって、穴がその受け面(2
    1、22)に開いており、受け面が凹形に湾曲した面であ
    り、前記隔壁がその対向する2つの辺によって連結され
    たシート(16)であることを特徴とする、請求項1に記
    載の装置。
  3. 【請求項3】 空気流が通過するための1つの穴(23、
    24)があけられた、それぞれ管路(10、11)中にぴった
    り合う一部品から形成される2つの閉鎖エレメント(1
    4、15)を含み、その穴が受け面(21、22)に開いてお
    り、受け面が凹形に湾曲した面であり、2つの閉鎖エレ
    メントの受け面が向き合っており、前記の隔壁(16)が
    その対向する2つの辺によって連結されて2つの受け面
    の間に位置するシートであり、シートが、車両の内外圧
    力が均衡している場合には2つの受け面の間に静止位置
    を有し、車両の内外圧力が急速に変化した場合にはどち
    らか一方の受け面に押しつけられることを特徴とする、
    請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 車両の内外圧力が急速に変化した場合に
    閉鎖エレメントの穴を全面的に閉鎖することができるよ
    うに、シート(16)が弾力性のある手段(30)によって
    連結されていることを特徴とする、請求項2または請求
    項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 車両の内外圧力が急速に変化した場合に
    シートが閉鎖エレメントの穴を部分的にのみ閉鎖して、
    前記装置が一種の空気流量制限弁を構成するように、シ
    ートとその連結手段が設けられていることを特徴とす
    る、請求項2または請求項3に記載の装置。
  6. 【請求項6】 車両の内外圧力が急速に変化した場合に
    シートが一方の閉鎖エレメントの穴を完全に閉鎖するこ
    とができるように、シートが弾力性のある手段によって
    連結されており、前記装置が、車両の内外圧力が急速に
    変化した場合にシートが他方の閉鎖エレメントの穴を部
    分的にのみ閉鎖する手段を含むことを特徴とする、請求
    項3による装置。
  7. 【請求項7】 空気流が通過するための1つの穴(41、
    42)があけられた、それぞれ管路(35、36)中にぴった
    り合う一部品から形成される2つの閉鎖エレメント(3
    7、38)を含み、その穴が受け面(39、40)に開いてお
    り、2つのエレメントの受け面が向き合っており、前記
    隔壁(43)がその一辺で固定されたシートであって、こ
    のシートが、車両の内外圧力が急速に変化した場合に、
    所与の方向で圧力が急に変化した場合には、一方の閉鎖
    エレメント(38)の受け面(39)に押しつけられて、そ
    の穴(42)を完全に閉鎖し、また他方の方向で圧力が急
    に変化した場合には、他方の閉鎖エレメント(37)の受
    け面(40)に押しつけられて、その穴(41)を部分的に
    閉鎖して一種の空気流量制限弁を構成することを特徴と
    する、請求項1による装置。
  8. 【請求項8】 流量制限弁と反対の方向に力を加える復
    元手段(48)を含むことを特徴とする、請求項7による
    装置。
  9. 【請求項9】 前記装置の隔壁が、管路(51、52)を上
    流側と下流側に分離する膜(57)であり、この膜は、車
    両の内外圧力が均衡している場合に空気流が通過するた
    めの複数の孔(58)があけられ、車両の内外圧力が急速
    に変化した場合に閉鎖エレメント(53)に押しつけられ
    て、閉鎖エレメントの受け面が膜のすべての孔を塞ぐこ
    とができることを特徴とする、請求項1による装置。
  10. 【請求項10】 ただ1つの膜(68)と少なくとも2つ
    の閉鎖エレメント(64、65、66、67)を含み、これらの
    閉鎖エレメントの一方が1つの受け面を有し、前記の上
    流部分の圧力が前記の下流部分の圧力より高いために車
    両の内外圧力が急速に変化した場合に、前記の膜がこの
    受け面に押しつけられ、他方の閉鎖エレメントも1つの
    受け面を有し、前記下流部分の圧力が前記の上流部分の
    圧力より高いために車両の内外圧力が急速に変化した場
    合に、前記膜がこの受け面に押しつけられることを特徴
    とする、請求項9による装置。
  11. 【請求項11】 閉鎖エレメント(74、75、76、77)が
    管路内で空気の流れる方向を促進するように非対称形を
    有することを特徴とする、請求項10による装置。
JP6075099A 1993-04-16 1994-04-13 車両特に陸上車両における急激な圧力変化を抑制または制限する装置 Pending JPH06298088A (ja)

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