JPH06298405A - 重送検知機構 - Google Patents

重送検知機構

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JPH06298405A
JPH06298405A JP5088639A JP8863993A JPH06298405A JP H06298405 A JPH06298405 A JP H06298405A JP 5088639 A JP5088639 A JP 5088639A JP 8863993 A JP8863993 A JP 8863993A JP H06298405 A JPH06298405 A JP H06298405A
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JP5088639A
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Yasuo Sakurai
靖夫 桜井
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高精度、かつ、確実に重送を検出することが
できる重送検知機構を提供する。 【構成】 発光ダイオード21から原稿Gに向け光を照
射し、原稿Gからの反射光を遮光体23のスリット24
を通して光マイクロ変位センサ22に入射させる。原稿
が重送の場合には、原稿面(光の反射面)の位置が変化
するので、スリット24を通過する反射光量が変化し、
光マイクロ変位センサ22の出力が変化する。その光マ
イクロ変位センサ22の出力から重送を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、原稿の画像を読み取る
画像読み取り装置等に使用される自動原稿送り装置にお
いて、原稿等の重送を検知する重送検知機構に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来より、企業、官庁等において、大量
に発生する文書類の管理保存のために電子ファイル等の
画像記録装置が使用されている。この電子ファイル等に
おいて、原稿画像の読み取りを行なう画像読み取り装置
に原稿を自動的に搬送するための自動原稿送り装置(以
下、ADFという)は周知である。
【0003】ところで、電子ファイル等の画像記録装置
において、ADFを用いて原稿を自動搬送した場合、原
稿が2枚以上重なって搬送される重送が発生した場合、
読み取りが行なわれない原稿が存在することになり、情
報(書類)の欠落が生ずることになる。従って、ADF
で重送が発生した場合には、情報(書類)の管理保存と
いう電子ファイル等の本来の目的が達成されないことに
なる。
【0004】そのため、従来のADFにおいては、原稿
を1枚ずつ確実に搬送するために分離ローラあるいは摩
擦板等を用いることにより、原稿を1枚ずつに分離させ
る方法が取られている。しかし、原稿は、その厚さや腰
の強さ等多種多様であり、上記のような方法では重送を
完全に無くすことは非常に困難である。そこで、重送を
完全に無くすことはできなくとも、重送の発生を確認で
きれば、重送された原稿の読み取りを再度行なうことに
より、情報の欠落防止が可能であるという考え方ができ
る。近年、この考え方のもとに、原稿の重送を検知する
重送検知手段を備えたADFが提案されている。
【0005】重送検知手段の一例として、実開昭63−
67553号公報に記載の差動型ダブルフィード検出機
構を図面に基づいて説明する。
【0006】図13に示すように、この差動型ダブルフ
ィード検出機構は、送りローラ61に圧接されるピンチ
ローラ62の支持部材67に、先端部68が磁性体で形
成された非検出部材63を一体的に設け、先端部68に
対向して差動トランス64を設置している。そして、送
りローラ61とピンチローラ62との間にシート状媒体
70が進入すると、ピンチローラ62にともなって先端
部68が下方に変位する。その結果、差動トランス64
の2次側に出力eを生ずる。この出力電圧は、媒体70
の厚さに応じたピンチローラ62の変位量によって変化
するので、媒体70が1枚のときと、重送されてきたと
きとでは、出力電圧が異なることになる。この出力電圧
の差を検知することにより、媒体70の重送を検知する
ことができる。
【0007】又、特開平4−179656号公報には、
重送による原稿の影や透過光量の変化を検知することに
よる重送検知手段を備えた原稿読み取り装置が開示され
ている。この原稿読み取り装置の重送検知手段を図面に
基づいて説明する。
【0008】図14に示すように、重送検知手段Aは、
照明手段71と、読み取り手段であるCCD73とで構
成されている。原稿81に不要原稿85が重なって搬送
されてきた場合、斜方から照明する照明手段71によ
り、不要原稿85の一縁に影82ができる。この影82
をCCD73で読み込むと不要原稿85の幅方向いっぱ
いに渡って、原稿81上に黒い線が検出され、重送を検
知することができる。
【0009】また、図15に示した重送検知手段Bにお
いては、照明手段71の下方に光量測定手段84が設け
られている。原稿は照明手段71と光量測定手段84の
間を搬送される。原稿81が不要原稿85を伴って重送
されてきた場合、不要原稿85が重なっている部分と重
なっていない部分とでは原稿を透過する光量が断続的に
変化し、その変化を光量測定手段84によって読み取る
ことにより重送を判断することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
4−179656号公報に記載の重送検出機構によれ
ば、媒体70が1枚のときと重送されてきたときとで異
なる厚さの変化を、ピンチローラ62の変位量に置き換
え、この変位量を差動トランス64の出力電圧に変換し
て検知しているが、実際には、重送によるピンチローラ
62の変位量が微小なため、差動トランスでは出力電圧
がリニアに変換されない。すなわち、出力電圧のバラツ
キが大きく誤差が多いので、重送を検知するには精度が
低いという問題があった。
【0011】また、特開平4−179656号公報に記
載の原稿読み取り装置の重送検知手段Aによれば、重送
された原稿のエッジ部分に影ができることを期待して、
その影をCCD73によって検出することにより重送を
検知しているが、原稿の厚さや重なり具合、照明手段7
1からの照射角度等によっては影が発生しにくく、条件
により重送の検出精度が著しく悪いという問題がある。
また、重送検知手段Bによれば、原稿を透過した照明手
段71からの光量の変化を、光量測定手段84で検出す
ることにより重送を検知しているが、原稿の厚さや原稿
上の画像の濃度によっては検出能力に著しいバラツキが
あるという問題がある。
【0012】本発明は、自動原稿送り装置に使用され
る、従来の重送検知機構(検知手段)における上記問題
点を解決し、精度が高く、かつ、安定した重送検知機構
を提供することを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明に
より、自動原稿送り装置に使用され、搬送される原稿の
重送を検知する重送検知機構において、搬送されてきた
原稿に光を照射する照明手段と、該照明手段によって照
らされた原稿からの反射光が入射するスリットを有する
遮光体と、該遮光体に覆われ該遮光体のスリットからの
入射光量に応じた出力を発生する光電素子とを設け、該
光電素子の出力により原稿の重送を検知することにより
解決される。
【0014】また、本発明は、前記の課題を解決するた
めに、自動原稿送り装置に使用され、搬送される原稿の
重送を検知する重送検知機構において、原稿搬送路を挾
んで、駆動ローラと、付勢手段により付勢されて前記駆
動ローラに圧接され、進入する原稿の厚さに応じて変位
する従動ローラとを設け、かつ、前記従動ローラの支持
部材と一体的に設けられ前記従動ローラとともに変位す
る被検出部材と、該被検出部材に光を照射する照明手段
と、該照明手段によって照らされた前記被検出部材から
の反射光が入射するスリットを有する遮光体と、該遮光
体に覆われ該遮光体のスリットからの入射光量に応じた
出力を発生する光電素子とを設け、該光電素子の出力に
より原稿の重送を検知することを提案する。
【0015】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記駆動ローラあるいは前記従動ローラの原稿
搬送方向上流側近辺の原稿搬送路上に原稿の有無を検知
する原稿検知手段を設け、該原稿検知手段が原稿を検知
している間に前記光電素子の出力変化が少なくとも2回
あった場合に、原稿の重送を検知することを提案する。
【0016】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記駆動ローラあるいは前記従動ローラの原稿
搬送方向上流側近辺の原稿搬送路上に原稿の有無を検知
する原稿検知手段を設け、該原稿検知手段が原稿を検知
している間の前記光電素子の2回目の出力変化における
変化量が、装置に使用可能な最も薄い原稿による変化量
と等しいか大きい場合で、かつ、2回以上の出力変化が
ない場合に、原稿の重送を検知することを提案する。
【0017】さらに、本発明は、前記の課題を解決する
ために、前記駆動ローラ及び前記従動ローラの原稿搬送
方向上流側の原稿搬送路を挾んで、対向して配置され外
周面が異なる線速度で逆方向に駆動される駆動ローラ対
を設けることを提案する。
【0018】
【作用】照明手段により原稿に光を照射する。そして、
原稿からの反射光を遮光体のスリットを通して光電素子
に入射させる。原稿が重送の場合、原稿面(光を反射す
る面)の位置が変化するので、スリットから入射する反
射光量が変化する。従って、光電素子の出力が変化する
ので、その出力から重送を検知する。
【0019】その他の作用については、以下の実施例の
説明で明らかとなるであろう。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0021】図1は、本発明の重送検知機構が装着され
る自動原稿送り装置(以下、ADFという)を備えた画
像読み取り装置(スキャナー)を示す概略構成図であ
る。図1において、ADF100の原稿台101から給
紙された原稿(図示せず)は、点線で示された原稿搬送
路Rを搬送され、排紙トレイ104に排紙される。この
間に照明手段102により照らされた原稿の画像が読み
取り手段103により読み取られる。原稿の重送を検出
する重送検知機構は、現行搬送路Rの途中に設けらる。
【0022】図2は、本発明の重送検知機構の一実施例
を示す断面図である。図2において、重送検知機構であ
る光マイクロ変位センサ20は、発光ダイオード(以
下、LEDという)21と、半導体位置検出素子(以
下、PSDという)22と、これらを保持すると共にP
SD22を覆う遮光体23とで構成されている。PSD
22はシリコンフォトダイオードを用いた非分割型の光
電素子であり、光が照射されると光起電力を生ずるもの
である。このPSD22は遮光体23の内部側面に取り
付けられており、遮光体23の下面に開けられたスリッ
ト24からの入射光以外の光りが入射しないようになっ
ている。そして、スリット24と対向する位置を原稿G
が搬送され、LED21から原稿Gに向けて光が照射さ
れる。
【0023】図3に示すように、LED21からの光は
原稿Gに反射して拡散光となり、広範囲に拡がる。そし
て、この拡散光のごく一部がスリット24を通過してP
SD22に入射する。
【0024】図4に示すように、1枚の原稿G1がスリ
ット24からA1の距離を搬送されてきたときにPSD
22に入射する光の幅をL1とし、重送原稿G2がスリッ
ト24からA2の距離を搬送されてきたときにPSD2
2に入射する光の幅をL2とすると、L1>L2である。
従って、原稿が1枚だけで搬送されてきたときよりも、
原稿が重送されてきたときの方がPSD22に入射する
光量が減少し、光起電力が減少する。よって、PSD2
2の出力を検知することによって原稿の重送を検出する
ことができる。すなわち、PSD22の出力は入射光の
幅Lに比例し、入射光の幅Lはスリット24から原稿面
までの距離Aに比例する。従って、PSD22の出力は
スリット24から原稿面までの距離Aに比例することに
なる。よって、PSD22の出力に変化が生じたとき、
スリット24から原稿面までの距離Aに変化が生じたこ
とになる。このときPSD22の出力差を求めてやれば
スリット24から原稿G1及びG2までの距離の差(A1
−A2=B)を求めることができる。このスリット24
から原稿G1及びG2までの距離の差Bは、原稿面がm1
からm2まで上昇した距離を示しており、原稿面が上昇
するということは原稿が厚くなること、すなわち、重送
が発生したということである。言い替えれば、原稿が1
枚だけのとき、PSD22に入射する光の幅はL1で一
定である。従って、PSD22の出力にも変化が生じな
い。よって、B=A1−A2を求めることはできず、原稿
面の上昇はない、すなわち重送ではないということであ
る。
【0025】ところで、PSD22の変換効率は従来の
重送検出機構に用いられている差動トランスの変換効率
よりもかなり高いので、重送を高精度で検出することが
できる。また、重送された原稿に影が発生しなくても、
重送を検出でき、さらに光を透過しない原稿でも重送を
検出できるなど、原稿の条件による影響を減らすことが
できる。
【0026】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。図5に示す本実施例の重送検知機構30において、
原稿搬送路Rを挾んで駆動ローラ31と従動ローラ32
が配置されている。従動ローラ32を支持する支持部材
34には板バネ33が取り付けられており、従動ローラ
32を駆動ローラ31に圧接している。そして、従動ロ
ーラ32は、両ローラ間に進入する原稿の厚さに応じて
原稿搬送方向と直角な方向に変位可能となっている。ま
た、板バネ33の先端部上面には白色シール35が貼付
けられ、支持部材34と一体となっている。従って、白
色シール35は従動ローラ32の変位にともなって変位
する。さらに、従動ローラ32の上方には光マイクロ変
位センサ20が設けられている。光マイクロ変位センサ
20のLED(図2に示す)から出た光は、白色シール
35に反射して光マイクロ変位センサ20内部に設けら
れたPSD(図2に示す)に入射する。
【0027】原稿搬送路Rを搬送されてきた原稿が(図
示せず)が駆動ローラ31と従動ローラ32の間を通過
するとき、板バネ33により付勢された従動ローラ32
は原稿搬送方向と直角な方向に原稿の厚さと同じだけ変
位する。それに伴い、白色シール35も従動ローラ32
の変位量と同じ量だけ同方向に変位する。従って、前記
実施例において原稿面の位置を検出したのと同様にし
て、白色シール35の変位量を光マイクロ変位センサ2
0で検出することにより、原稿の厚さを検出することが
できる。すなわち原稿の重送を検出することができる。
【0028】ところで、図2〜図4により説明した前記
実施例のように、原稿の厚さを直接検出する方法の場
合、原稿濃度が濃いと、LED21からでた光の反射量
が少なくなり、PSD22への入射光量が少なくなる。
従って、原稿が重送されてきたにもかかわらず、PSD
22の入射光量が少ないので重送を検出しない場合があ
る。しかしながら、本実施例においては、光マイクロ変
位センサ20は原稿の厚さを直接検出するのではなく、
原稿の厚さの変化を従動ローラ32の変位すなわち白色
シール35の変位に置き換えて検出している。従って、
原稿濃度による検出精度への影響を排除することができ
る。
【0029】次に、本発明のさらに他の実施例について
説明する。
【0030】図6に示すように、ADF100の原稿搬
送路Rの途中に本実施例の重送検知機構50が装着され
ている。図7に詳細に示すように、この重送検知機構5
0は、フォトセンサ36及び一対の搬送ローラ37、3
8が設けられていること以外の構成は、図5により説明
した前記実施例の重送検知機構30と同じであるので、
重複する説明は省略する。フォトセンサ36は搬送され
てきた原稿を検出するセンサである。搬送ローラ対3
7、38はそれぞれ別個に駆動されて原稿を搬送する
が、上搬送ローラ38の外周面の線速度は、下搬送ロー
ラ37の外周面の線速度よりも3〜8%程度遅くされて
いる。従って、原稿が重送されてきた場合には、下搬送
ローラ37側の原稿が上搬送ローラ38側の原稿よりも
早い速度で搬送され、前後にズレが生じることになる。
もし、搬送ローラ対37、38の手前まで、先端が一致
した状態で原稿が重送されてきたとすると、図7に示す
ように、下搬送ローラ37側の原稿G1が上搬送ローラ
38側の原稿G2よりも早い速度で搬送され、原稿G1
原稿G2よりも前に出る。なお、39及び40は、搬送
ローラ対37、38により搬送される原稿を、駆動ロー
ラ31と従動ローラ32の間に案内する上下ガイド板で
ある。上ガイド板39には、原稿を検知するフォトセン
サ36の光を遮らないようにスリット(図示せず)が設
けられている。
【0031】原稿が1枚だけで原稿搬送路Rを搬送され
てきたとき、原稿先端がフォトセンサ36の下部に達す
ると、フォトセンサ36がオンになる。そして、フォト
センサ36のオンと同時に光マイクロ変位センサ(以
下、変位センサという)20の出力を測定する。フォト
センサ36がオンになったときをt1とすると、図8に
示すように、時間t1において変位センサ20の検知出
力に変化はない。そして、原稿先端が駆動ローラ31と
従動ローラ32の間に進入したときをt2とすると、時
間t2で変位センサ20の検知出力が変化する。さらに
原稿が搬送され、原稿後端がフォトセンサ36の下部を
通り過ぎるとフォトセンサ36はオフになる。そして、
原稿後端が駆動ローラ31と従動ローラ32の間を通過
すると変位センサ20の検知出力は元に戻る。フォトセ
ンサ36がオフになった時間をt3とすると、図8に示
すように、時間t2とt3の間(原稿先端が駆動ローラ3
1と従動ローラ32の間に進入してから原稿後端がフォ
トセンサ35の下部を通り過ぎる迄)に変位センサ20
の検知出力に変化はない。このように、原稿が正常に搬
送されてきたときには、フォトセンサ36がオンの間
(時間t1とt3の間)に変位センサ20の出力変化は1
回だけである。
【0032】それに対し、原稿が重送されてきた場合に
は、前述した、外周面が異なる線速度で駆動される搬送
ローラ対37及び38により重送原稿は前後にズラされ
て搬送される。このとき図8に示すように、原稿G1
先端がフォトセンサ36の下部に達すると(時間t1
フォトセンサ36がオンになり、原稿G1の先端が駆動
ローラ31と従動ローラ32の間に進入すると(時間t
2)変位センサ20の検知出力が変化する。さらに、原
稿G2の先端が駆動ローラ31と従動ローラ32の間に
進入すると(時間t4)変位センサ20の検知出力がも
う1度変化する。このように、先端をズラされた重送原
稿の場合には、フォトセンサ36がオンの間(時間t1
とt3の間)に変位センサ20の出力変化が2回発生す
る。そこで、フォトセンサ36がオンの間に変位センサ
20の出力変化が2回あった場合には重送であると判断
することにより、重送を検出することができる。もちろ
ん、原稿が3枚以上重なっている場合でも、変位センサ
20の出力変化が2回発生した時点で重送が検知され
る。
【0033】図10は、以上説明した本実施例の重送検
知の制御動作をフローチャートにて示したものである。
このルーチンがスタートすると、ステップ(以下、Sと
略記する)1でフォトセンサ36がオンになったか否か
が判断される。判断結果がNOであればS1の前に戻
る。フォトセンサ36がオンになればS2に進み、変位
センサ20の出力測定を開始する。そして、S3で変位
センサ20の出力値に変化があったか否かが判断され
る。ここで変位センサ20の出力値に変化がない場合は
S3−2へ進みジャムが発生したと判断される。S3で
変位センサ20の出力値に変化が検出されればS4に進
む。S4で再度変位センサ20の出力値に変化があった
か否かが判断される。ここで変位センサ20の出力値に
変化があった場合には、S4−2に進み重送が発生した
と判断される。S4で変位センサ20の出力値に変化が
ない場合はS5に進み、フォトセンサ36がオフになっ
たか否かが判断される。フォトセンサ36がオフになっ
ていなければ、S4の前に戻りループとなる。フォトセ
ンサ36がオフになった場合には、原稿は正常に搬送さ
れたと判断されルーチンは終了する。このように、本実
施例の重送検知機構50における重送検知は、その制御
手順が簡略化されている(簡単なフローチャートで制御
されている)ため、複雑な重送検知制御のプログラムの
バグ等による検出ミスや誤検知の発生を減少させること
ができる。従って原稿の重送検知をより確実にすること
ができる。
【0034】次に、本発明の更に他の実施例について説
明する。
【0035】本実施例の重送検知機構の構成は、図6及
び図7により説明した前記実施例の重送検知機構50の
構成と同様であるので、重送検知の異なる制御について
のみ説明する。
【0036】本実施例の重送検知機構において、原稿が
ないときの変位センサ20の出力値をX、原稿が1枚で
搬送されてきたときの変位センサ20の出力値をY、原
稿が重送されてきたときの変位センサ20の出力値をZ
とする。また、本実施例の重送検知機構が装着されるA
DFに使用可能な最も薄い原稿が搬送されたときの変位
センサ20の出力値の変化量をΔhとする。
【0037】今、重送原稿が本実施例の重送検知機構ま
で搬送されてきたとする。前述したように、外周面が互
いに異なる線速度で駆動される搬送ローラ対37、38
により、重送原稿の先端が前後にズラされる。そして、
フォトセンサ36がオンになった時間をt1、1枚目の
原稿先端が駆動ローラ31と従動ローラ32の間に進入
した時間をt2、2枚目の原稿先端が駆動ローラ31と
従動ローラ32の間に進入した時間をt4、フォトセン
サ36がオフになった時間をt3とすると、図11に示
すように、時間t1でXだった変位センサ20の出力値
は、時間t2でYに変化し、さらに、時間t4でZに変化
する。このYからZへの変化量をΔHとすると、本実施
例の重送検知機構においては、ΔHがΔhと等しいか大
きく(ΔH≧Δh)、かつ、時間t1から時間t3までの
間(フォトセンサ36がオンしている間)に2回以上出
力変化がない(すなわちZの値が変化しない)場合に、
原稿が重送であると判断する。
【0038】もし、1枚の原稿であっても、制御系の回
路内のノイズ等の発生による変位センサ20の出力に変
化があった場合には、通常、フォトセンサ36がオンし
ている間に出力変化が2回以上あるので、重送ではない
と判断することにより誤検知を減少させることができ
る。また、1枚の原稿であっても原稿上にシールや他の
紙などが貼り付けてあった場合には、変位センサ20の
出力値がZを超える場合がある。しかし、この様な場合
には、フォトセンサ36がオンしている間に出力変化が
2回以上あるので、本実施例の重送検知機構においては
重送ではないと判断するので、誤検知を防止することが
できる。
【0039】なお、本発明の重送検知機構は、電子ファ
イル等の画像記録装置のADFだけでなく、複写機ある
いはファクシミリ等の画像形成装置のADFまたは原稿
送り機構にも適用できることはいうまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の重送検知
機構によれば、原稿の重送を高精度で検出することがで
きる。また、原稿の厚さ等の条件による影響を減少さ
せ、確実な重送検知を行なうことができる。
【0041】請求項2の構成により、原稿の濃度による
検出精度への影響をなくすことができるので、確実な重
送検知を行なうことができる。
【0042】請求項3の構成により、重送検知の制御手
順を簡略化することができるため、複雑な重送検知制御
のプログラムのバグ等による検出ミスや誤検知の発生を
減少させ、重送検知をより確実にすることができる。
【0043】請求項4の構成により、制御回路内のノイ
ズ等による誤検知を減少させ、信頼性を高めることがで
きる。
【0044】請求項5の構成により、先端の揃った重送
原稿を原稿搬送方向の前後にズラすことができるので、
請求項3及び4の構成において、重送の検知を容易にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の重送検知機構が装着される自動
原稿送り装置(ADF)の概略構成を示す断面図であ
る。
【図2】図2は本発明重送検知機構の一実施例を示す断
面図である。
【図3】図3は、図2に示した重送検知機構の遮光体の
スリットを通過する原稿からの反射光を説明する部分断
面図である。
【図4】図4は、原稿が1枚のときと2枚のときで変化
する原稿からの反射光を説明する部分断面図である。
【図5】図5は本発明の他の実施例を示す正面図であ
る。
【図6】図6は本発明のさらに他の実施例が装着された
ADFの原稿搬送径路を示す概略構成図である。
【図7】図7は、図6に示した重送検知機構の詳細を示
す正面図である。
【図8】図8は、図6に示した重送検知機構において原
稿が1枚のときのフォトセンサ及び変位センサの出力変
化を時間と関連して説明する波形図である。
【図9】図9は、図6に示した重送検知機構において原
稿が2枚のときのフォトセンサ及び変位センサの出力変
化を時間と関連して説明する波形図である。
【図10】図10は、図6に示した重送検知機構におけ
る重送検知の制御手順を示すフローチャートである。
【図11】図11は本発明のさらに他の実施例における
原稿が2枚のときの変位センサの出力変化を示す波形図
である。
【図12】図12は従来の重送検知機構の一実施例を説
明する構成図である。
【図13】図13は従来の重送検知機構の他の実施例を
説明する構成図である。
【図14】図14は従来の重送検知機構のさらに他の実
施例を説明する構成図である。
【符号の説明】
20、30、50 重送検知機構 21 発光ダイオード(LED) 22 光マイクロ変位センサ(PSD) 23 遮光体 24 スリット 31 駆動ローラ 32 従動ローラ 33 板バネ 34 支持部材 35 白色シール 36 フォトセンサ 37 下搬送ローラ 38 上搬送ローラ G、G1、G2 原稿 R 原稿搬送路 100 自動原稿送り装置(ADF)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動原稿送り装置に使用され、搬送され
    る原稿の重送を検知する重送検知機構において、搬送さ
    れてきた原稿に光を照射する照明手段と、該照明手段に
    よって照らされた原稿からの反射光が入射するスリット
    を有する遮光体と、該遮光体に覆われ該遮光体のスリッ
    トからの入射光量に応じた出力を発生する光電素子とを
    設け、該光電素子の出力により原稿の重送を検知するこ
    とを特徴とする重送検知機構。
  2. 【請求項2】 自動原稿送り装置に使用され、搬送され
    る原稿の重送を検知する重送検知機構において、原稿搬
    送路を挾んで、駆動ローラと、付勢手段により付勢され
    て前記駆動ローラに圧接され、進入する原稿の厚さに応
    じて変位する従動ローラとを設け、かつ、前記従動ロー
    ラの支持部材と一体的に設けられ前記従動ローラととも
    に変位する被検出部材と、該被検出部材に光を照射する
    照明手段と、該照明手段によって照らされた前記被検出
    部材からの反射光が入射するスリットを有する遮光体
    と、該遮光体に覆われ該遮光体のスリットからの入射光
    量に応じた出力を発生する光電素子とを設け、該光電素
    子の出力により原稿の重送を検知することを特徴とする
    重送検知機構。
  3. 【請求項3】 前記駆動ローラあるいは前記従動ローラ
    の原稿搬送方向上流側近辺の原稿搬送路上に原稿の有無
    を検知する原稿検知手段を設け、該原稿検知手段が原稿
    を検知している間に前記光電素子の出力変化が少なくと
    も2回あった場合に、原稿の重送を検知することを特徴
    とする、請求項2に記載の重送検知機構。
  4. 【請求項4】 前記駆動ローラあるいは前記従動ローラ
    の原稿搬送方向上流側近辺の原稿搬送路上に原稿の有無
    を検知する原稿検知手段を設け、該原稿検知手段が原稿
    を検知している間の前記光電素子の2回目の出力変化に
    おける変化量が、装置に使用可能な最も薄い原稿による
    変化量と等しいか大きい場合で、かつ、2回以上の出力
    変化がない場合に、原稿の重送を検知することを特徴と
    する、請求項2に記載の重送検知機構。
  5. 【請求項5】 前記駆動ローラ及び前記従動ローラの原
    稿搬送方向上流側の原稿搬送路を挾んで、対向して配置
    され外周面が異なる線速度で逆方向に駆動される駆動ロ
    ーラ対を設けたことを特徴とする、請求項3又は4に記
    載の重送検知機構。
JP5088639A 1993-04-15 1993-04-15 重送検知機構 Pending JPH06298405A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7396175B2 (en) 2003-04-23 2008-07-08 Ricoh Company, Ltd. Sheet carrier and image forming device
JP2012041194A (ja) * 2011-12-02 2012-03-01 Seiko Epson Corp 紙葉類の重送検出方法および紙葉類処理装置

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