JPH06298904A - エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂配合物およびその硬化物 - Google Patents

エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂配合物およびその硬化物

Info

Publication number
JPH06298904A
JPH06298904A JP11113293A JP11113293A JPH06298904A JP H06298904 A JPH06298904 A JP H06298904A JP 11113293 A JP11113293 A JP 11113293A JP 11113293 A JP11113293 A JP 11113293A JP H06298904 A JPH06298904 A JP H06298904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy resin
resin composition
mixture
epoxy
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11113293A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasumasa Akatsuka
泰昌 赤塚
Yoshiro Shimamura
芳郎 嶋村
Shigeru Mogi
繁 茂木
Kenichi Kuboki
健一 窪木
Hiroaki Ono
博昭 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Kayaku Co Ltd filed Critical Nippon Kayaku Co Ltd
Priority to JP11113293A priority Critical patent/JPH06298904A/ja
Publication of JPH06298904A publication Critical patent/JPH06298904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Epoxy Resins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】粘度が低く作業性に優れ、しかもその硬化物が
耐熱性、靭性及び耐水性に優れたエポキシ樹脂組成物及
びエポキシ樹脂配合物を提供すること。 【構成】ビスフェノール系エポキシ樹脂のアルコール性
水酸基とエピハロヒドリンとを反応させて得られる側鎖
にグリシジル基を有するエポキシ樹脂の混合物であっ
て、高分子量成分の含有量を制限したエポキシ樹脂組成
物及びこれを含むエポキシ樹脂配合物及びその硬化物に
関するもので電気・電子部品の封止材料、積層材料など
に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐熱性、靭性及び耐水性
に優れた硬化物を得ることができる低粘度のエポキシ樹
脂組成物およびこれを含むエポキシ樹脂配合物およびそ
の硬化物に関するものであり、本発明の配合物は成形材
料,注型材料,積層材料,複合材料,塗料,接着剤,レ
ジストなどの広範囲の用途に極めて有用である。
【0002】
【従来の技術】エポキシ樹脂は種々の硬化剤で硬化させ
ることにより、一般的に機械的性質,耐水性,耐薬品
性,耐熱性,電気的性質などの優れた硬化物となり、接
着剤,塗料,積層板,成形材料,注型材料などの幅広い
分野に利用されている。従来、工業的に最も使用されて
いるエポキシ樹脂としてはビスフェノ−ルAにエピクロ
ルヒドリンを反応させて得られる液状および固形のビス
フェノ−ルA型エポキシ樹脂がある。その他液状のビス
フェノ−ルA型エポキシ樹脂にテトラブルムビスフェノ
−ルAを反応させて得られる難燃性固形エポキシ樹脂な
どが汎用エポキシ樹脂として工業的に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たような汎用エポキシ樹脂は分子量が大きくなるにつれ
て、粘度が増加し、またそれを使用して得られる硬化物
の強靭性は増加するものの耐熱性は低下するという欠点
がある。また、耐熱性の低下を補うためにクレゾールノ
ボラックエポキシ樹脂などの多官能エポキシ樹脂を混合
した場合に得られる硬化物は耐熱性は高くなるものの、
靭性は低下し吸水率は高くなるという欠点がある。一
方、最近の電子産業などの目ざましい発達に伴い、これ
らに使用される電気絶縁材料などに要求される耐熱性、
靭性及び耐水性は益々厳しくなっており、これらの特性
に優れたエポキシ樹脂の出現が待ち望まれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らはこうした実
状に鑑み、低粘度であり、しかもその硬化物が耐熱性、
靭性及び耐水性に優れるエポキシ樹脂組成物を求めて鋭
意研究した結果、特定の構造を有し、かつ特定の範囲の
分子量分布を有するエポキシ樹脂組成物が、低粘度であ
り作業性に優れ、その硬化物に対して優れた耐熱性、靭
性及び耐水性を付与するものであることを見い出して本
発明を完成させるに到った。
【0005】すなわち本発明は(1)式(1)
【0006】
【化2】
【0007】(式中nは0以上の整数をあらわす。個々
のRは水素原子あるいは臭素原子を表し、個々のRはお
互いに同一であっても異なっていてもよい。また個々の
Xは水素原子あるいはグリシジル基を表し、個々のXは
お互いに同一であっても異なっていてもよい。)で表さ
れるエポキシ樹脂の混合物であって、混合物のnの平均
値は0.3以上であり、かつnが6以上である成分の含
有量が30重量%未満であり、混合物中のXの10〜95
%はグリシジル基であることを特徴とするエポキシ樹脂
組成物、
【0008】(2)エポキシ樹脂及び硬化剤、更に必要
により硬化促進剤を含むエポキシ樹脂配合物において、
該エポキシ樹脂成分として上記(1)項記載のエポキシ
樹脂組成物を含有することを特徴とするエポキシ樹脂配
合物、(3)上記(2)項記載のエポキシ樹脂配合物か
らなる積層板用エポキシ樹脂配合物、(4)上記(2)
または(3)項記載のエポキシ樹脂配合物の硬化物、に
関するものである。
【0009】本発明によれば、エポキシ樹脂組成物は、
極めて粘度が低く、又、耐熱性、靭性及び耐水性に優れ
た硬化物を得ることができる。本発明のエポキシ樹脂組
成物は例えば式(2)
【0010】
【化3】
【0011】(式中、R及びnは前記と同じ意味を表
す。)で表されるエポキシ樹脂の混合物であって、混合
物のnの平均値は0.3以上であり、かつnが6以上で
ある成分の含有量が30重量%未満である混合物原料の
アルコール性水酸基をエピハロヒドリンと反応させるこ
とにより得ることが出来る。
【0012】この混合物原料は例えば、式(3)
【0013】
【化4】
【0014】(式中、Rは前記と同じ意味を表す。)で
表されるエポキシ化合物と、式(4)
【0015】
【化5】
【0016】(式中、Rは前記と同じ意味を表す。)で
表される化合物とを、特定の割合で、溶剤の存在下ある
いは無溶剤下で、トリフェニルホスフィン、4級アンモ
ニウム塩、NaOH、イミダゾール類のような塩基性触
媒を用いて、好ましくは20〜100℃の温度で反応さ
せることにより得ることが出来る。
【0017】nが6以上である成分の含有量が30重量
%未満である上記混合物原料を得るためには、式(3)
のエポキシ化合物と式(4)の化合物の使用割合を調節
する必要があり、式(3)で表されるエポキシ化合物1
モルに対し、式(4)で表される化合物を0.05〜
0.48モルの範囲で用いるのが好ましく、特に0.1
〜0.45モルの範囲で用いることが好ましい。
【0018】このようにして得られた前記混合物原料の
アルコール性水酸基をエポキシ化する方法はアルコール
性水酸基とエピハロヒドリンとの反応をジメチルスルホ
キシドまたは4級アンモニウム塩または1,3−ジメチ
ル−2−イミダゾリジノンとアルカリ金属水酸化物の共
存下で行うことにより実施することができる。
【0019】本発明者らの検討により、前記混合物原料
のアルコ−ル性水酸基は一般のアルコ−ル類より反応性
に富んでおり、例えばジメチルスルホキシドまたは4級
アンモニウム塩または1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノンとアルカリ金属水酸化物を共存させることによ
り、驚くべきことに、アルコ−ル性水酸基とエピハロヒ
ドリンとの反応を選択的に行え、さらにアルカリ金属水
酸化物の量を調節することにより前記混合物原料のアル
コ−ル性水酸基を所望の割合にエポキシ化できること、
またそのエポキシ化物は特定の範囲の分子量分布を有し
ており、極めて低粘度であり、しかもその硬化物に対し
て優れた特性を付与するものであることを見い出した。
【0020】前記混合物原料のアルコ−ル性水酸基とエ
ピハロヒドリンとの反応はジメチルスルホキシドまたは
4級アンモニウム塩または1,3−ジメチル−2−イミ
ダゾリジノンとアルカリ金属水酸化物の共存下に行うこ
とができる。その際、溶剤としてアルコ−ル類,芳香族
炭化水素類,ケトン類,環状及びエ−テル化合物等を併
用しても構わない。またジメチルスルホキシド,4級ア
ンモニウム塩,1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノ
ンは単独で用いても良いが併用しても構わない。
【0021】ジメチルスルホキシドあるいは1,3−ジ
メチル−2−イミダゾリジノンの使用量は前記混合物原
料に対して5重量%〜300重量%が好ましい。5重量
%未満であると前記混合物原料の水酸基とエピハロヒド
リンとの反応が遅くなる為長時間の反応が必要となり好
ましくない。又、300重量%を超えると増量した効果
はほとんどなくなる一方容積効率も悪くなり好ましくな
い。
【0022】4級アンモニウム塩としてはテトラメチル
アンモニウムクロライド,テトラメチルアンモニウムブ
ロマイド,トリメチルベンジルアンモニウムクロライド
等が挙げられ、その使用量は前記混合物原料のエポキシ
化させたい水酸基1当量に対して0.3〜50gが好ま
しい。エポキシ化させたい水酸基1当量に対して0.3
g未満であると水酸基とエピハロヒドリンとの反応が遅
くなり長時間の反応が必要となり好ましくなく、また5
0gを超えると増量した効果はほとんどなくなる一方コ
ストが高くなり好ましくない。
【0023】エピハロヒドリンとしてはエピクロルヒド
リン、エピブロモヒドリン等が挙げられる。エピハロヒ
ドリンの使用量は前記混合物原料のエポキシ化させたい
水酸基1当量に対して1当量以上が好ましい。しかしな
がらエポキシ化させたい水酸基1当量に対して20当量
を超えると増量した効果はほとんどなくなる一方容積効
率も悪くなり好ましくない。
【0024】アルカリ金属水酸化物としては、苛性ソ−
ダ,苛性カリ,水酸化リチウム,水酸化カルシウムなど
が使用できるが苛性ソ−ダが好ましい。アルカリ金属水
酸化物の使用量は前記混合物原料のエポキシ化させたい
水酸基1当量に対して1〜2.0当量が好ましい。アル
カリ金属水酸化物は固形でも水溶液でも構わない。また
水溶液を使用する場合は反応中、反応系内の水は常圧
下、減圧下において反応系外に留去しながら反応を行う
こともできる。
【0025】反応温度は20〜100℃が好ましい。反
応温度が20℃未満であると反応が遅くなり長時間の反
応が必要となる。反応温度が100℃を超えると副反応
が多く起こり好ましくない。
【0026】本発明のエポキシ樹脂組成物において、n
の平均値は0.3以上であるが、好ましくは0.4〜2
であり、特に好ましくは0.5〜1.7である。またn
が6以上である成分の含有量は30重量%未満であるが
好ましくは28重量%以下であり、特に好ましくは26
重量%以下である。
【0027】本発明のエポキシ樹脂組成物において、X
の10〜95%はグリシジル基であるが、Xの15〜9
5%がグリシジル基であることが好ましく、特に20〜
95%がグリシジル基であることが好ましい。又、本発
明のエポキシ樹脂組成物の臭素含有量は0〜25重量%
が好ましく、特に0〜20重量%が好ましい。
【0028】以下に、本発明のエポキシ樹脂配合物につ
いて説明する。本発明のエポキシ樹脂組成物は単独で用
いてもよく、また、他の公知のエポキシ樹脂と併用して
もよい。本発明で用いうる硬化剤としてはアミン系化合
物,酸無水物系化合物,アミド系化合物,フェノ−ル系
化合物など種々のものが挙げられ、特に限定されない。
具体例としては、ジアミノジフェニルメタン,ジエチレ
ントリアミン,トリエチレンテトラミン,ジアミノジフ
ェニルスルホン,イソホロンジアミン,ジシアンジアミ
ド,リノレン酸の2量体とエチレンジアミンとより合成
されるポリアミド樹脂,無水フタル酸,無水トリメリッ
ト酸,無水ピロメリット酸,無水マレイン酸,テトラヒ
ドロ無水フタル酸,メチルテトラヒドロ無水フタル酸,
無水メチルナジック酸,ヘキサヒドロ無水フタル酸,メ
チルヘキサヒドロ無水フタル酸,フェノ−ルノボラッ
ク,及びこれらの変性物,イミダゾ−ル,BF3 −アミ
ン錯体,グアニジン誘導体などが挙げられる。これらの
硬化剤はそれぞれ単独で用いてもよいし、2種以上組み
合わせて用いてもよい。
【0029】これらの硬化剤の使用量は、エポキシ樹脂
成分のエポキシ基1当量に対して0.7〜1.2当量が
好ましい。エポキシ基1当量に対して、0.7当量に満
たない場合、あるいは1.2当量を超える場合、いずれ
も硬化が不完全となり良好な硬化物性は得られない恐れ
がある。
【0030】また上記硬化剤を用いる際に硬化促進剤を
併用しても差し支えない。硬化促進剤としては例えばイ
ミダゾ−ル類,第3級アミン類,フェノ−ル類,金属化
合物等が挙げられる。これらの硬化促進剤の使用量はエ
ポキシ樹脂成分100重量部に対して0.1〜5.0重
量部が好ましい。本発明のエポキシ樹脂配合物は、さら
に、必要に応じて無機または有機の充填剤等の種々の配
合剤を含有することができる。
【0031】本発明のエポキシ樹脂配合物は、各成分を
均一に混合することにより得ることができる。本発明の
エポキシ樹脂組成物、硬化剤更に必要により硬化促進剤
の配合された本発明のエポキシ樹脂配合物は従来知られ
ている方法と同様の方法で硬化させ容易にエポキシ樹脂
配合物の硬化物を得ることができる。例えば本発明のエ
ポキシ樹脂組成物と硬化剤,必要により更に充填剤及び
その他の添加剤とを必要に応じて押出機,ニ−ダ,ロ−
ル等を用いて均一になるまで充分に混合してエポキシ樹
脂配合物を得、そのエポキシ樹脂配合物を溶融後注型あ
るいはトランスファ−成形機などを用いて成形し、さら
に80〜200℃に1〜6時間加熱することにより硬化
物を得ることができる。また本発明のエポキシ樹脂配合
物を溶剤に溶解させ、ガラス繊維,カ−ボン繊維,ポリ
エステル繊維,ポリアミド繊維,アルミナ繊維,紙など
の基材に含浸させ加熱乾燥して得たプリプレグを熱プレ
ス成形して硬化物を得ることなどもできる。
【0032】
【実施例】次に本発明を実施例、比較例により更に具体
的に説明するが、以下において部は特に断わりのない限
りすべて重量部であるものとする。尚、nが6以上であ
る成分の含有量は標準的ゲル浸透クロマトグラフィー
(GPC)を使用して測定した。ガラス転移点、破壊エ
ネルギー及び吸水率はJIS K−6911に準拠して
測定した。
【0033】実施例1〜2,比較例1 撹拌機、コンデンサー、温度計を取り付けた丸底フラス
コに、式(3)で表されるエポキシ化合物としてRがす
べて水素原子であるビスフェノ−ルA型エポキシ化合物
(エポキシ当量186g/eq)372部、式(4)で
表される化合物としてRが全て水素原子であるビスフェ
ノールA(フェノール性水酸基当量114g/eq)9
1部を仕込み、140℃に加熱し完全に溶融混合した
後、触媒としてトリフェニルホスフィン0.37部を添
加し140℃で60分反応させた。得られた樹脂組成物
(31)(前記混合物原料)のエポキシ当量は386g
/eqであった。得られた樹脂組成物(31)はエポキ
シ当量から計算するとnの平均値は1.52となった。
更に得られた樹脂組成物(31)をエピクロルヒドリン
1011部に溶解させた後、テトラメチルアンモニウム
クロライド4.6部を添加し、98.5%NaOH4
8.1部を90分かけて添加した。更に40℃で30分
反応を行った後水150部を加えて2回水洗を行った。
油水分離後、油層よりエピクロルヒドリンを減圧下に蒸
留回収し、エポキシ当量270g/eqのエポキシ樹脂
組成物(1)514部を得た。得られたエポキシ樹脂組
成物はエポキシ当量から計算するとnの平均値は1.5
2であり、Xのうち71%がグリシジル基であり、nが
6以上である成分の含有量は25.2重量%、軟化点は
58.8℃、150℃における溶融粘度は1.7psで
あった。
【0034】また同様の方法で98.5%NaOHの使
用量を37.0部にしてエポキシ当量290g/eqの
エポキシ樹脂組成物(2)502部を得た。得られたエ
ポキシ樹脂組成物はエポキシ当量から計算するとnの平
均値は1.52であり、Xのうち54%がグリシジル基
であり、nが6以上である成分の含有量は24.7重量
%、軟化点は59.5℃、溶融粘度は1.8psであっ
た。
【0035】また得られたエポキシ樹脂組成物(1)〜
(2)、比較として樹脂組成物(31)、硬化剤として
フェノールノボラック、硬化促進剤としてトリフェニル
ホスフィン(TPP)を用い、表1に示す組成で配合し
て、70℃で15分ロールで混練し、150℃、180
秒でトランスファー成形して、その後160℃で2時
間、更に180℃で8時間硬化せしめて試験片を作成
し、ガラス転移点、破壊エネルギー及び吸水率を測定し
た。結果を表1に示す。なお、表中、配合物の欄の数値
は重量部を示す。
【0036】
【表1】 表1 実 施 例 比較例 1 2 1 エポキシ樹脂組成物(1) 100 エポキシ樹脂組成物(2) 100 樹脂組成物(31) 100 エポキシ当量(g/eq) 270 290 386 エポキシ化率(%)(a) 71 54 0 nが6以上の成分の含有量(%) 25.5 24.7 23.1 溶融粘度(ps,150℃) 1.7 1.8 2.1 軟化点(℃) 58.5 59.5 61.2 フェノールノボラック 39 37 27 TPP 1 1 1 ガラス転移点(℃) 158 149 104 破壊エネルギー(25℃,Kg/mm) 105 101 93 吸水率(%) 1.35 1.41 2.30 (a)Xがグリシジル基である割合を示す。
【0037】実施例3〜4,比較例2 実施例1〜2で用いた丸底フラスコに式(3)で表され
るエポキシ化合物としてRがすべて水素原子であるビス
フェノ−ルA型エポキシ化合物(エポキシ当量186g
/eq)372部、式(4)で表される化合物としてR
の全てが臭素原子であるテトラブロモビスフェノールA
(フェノール性水酸基当量272g/eq)144部を
仕込み、140℃に加熱し完全に溶融混合した後、触媒
としてトリフェニルホスフィン0.37部を添加し14
0℃で60分反応させた。得られた樹脂組成物(32)
(前記混合物原料)のエポキシ当量は351g/eqで
あった。更に得られた樹脂組成物(32)をエピクロル
ヒドリン946部に溶解させた後、テトラメチルアンモ
ニウムクロライド4.4部を添加し、98.5%NaO
H31.1部を90分かけて添加した。更に40℃で3
0分反応を行った後水80部を加えて2回水洗を行っ
た。油水分離後、油層よりエピクロルヒドリンを減圧下
に蒸留回収し、エポキシ当量286g/eqのエポキシ
樹脂組成物(3)523部を得た。得られたエポキシ樹
脂組成物はエポキシ当量から計算するとnの平均値は
0.87であり、Xのうち65%がグリシジル基であ
り、nが6以上である成分の含有量は24.2重量%、
臭素含有量は15.7重量%、軟化点は60.2℃であ
った。
【0038】また同様の方法で98.5%NaOHの使
用量を23.3部にしてエポキシ当量300g/eqの
エポキシ樹脂組成物(4)517部を得た。得られたエ
ポキシ樹脂組成物はエポキシ当量から計算するとnの平
均値は0.87であり、Xのうち48%がグリシジル基
であり、nが6以上である成分の含有量は23.9重量
%、臭素含有量は15.9重量%、軟化点は62.2℃
であった。
【0039】また得られたエポキシ樹脂組成物(3)〜
(4)、比較として樹脂組成物(32)をメチルエチル
ケトンに溶解して樹脂濃度80重量%の溶液を調製し
た。これらの樹脂組成物溶液と、硬化剤としてジシアン
ジアミド、硬化促進剤として2MZ(2−メチルイミダ
ゾール)、溶剤としてメチルセロソルブ、ジメチルホル
ムアミドを表2に示す組成で配合してワニス状のエポキ
シ樹脂配合物を調製した。この配合物をガラスクロス
(日東紡績(株)製、WE−18K−BZ2)に含浸さ
せ110℃で30分加熱してBステージ化されたプリプ
レグを得、このプリプレグを9プライ重ね、170℃、
40Kgf/cm2 、45分間の成形条件で厚さ1.5
mmのガラスクロス積層板を作成し、JIS C−64
81に準拠してガラス転移点を測定し、又、耐ミーズリ
ング性も測定した。結果を表2に示す。なお、表中、配
合物の欄の数値は重量部を示す。
【0040】
【表2】 表2 実 施 例 比較例 3 4 2 エポキシ樹脂組成物(3) 80 エポキシ樹脂組成物(4) 80 樹脂組成物(32) 80 エポキシ当量(g/eq) 286 300 351 エポキシ化率(%)(b) 58 82 0 nが6以上の成分の含有量(%) 24.2 23.9 21.0 軟化点(℃) 60.2 62.2 71.0 溶融粘度(ps,150℃) 1.9 2.1 2.8 ジシアンジアミド 3.4 3.4 3.4 2MZ 0.08 0.08 0.08 メチルエチルケトン 20 20 20 メチルセロソルブ 21 21 21 ジメチルホルムアミド 21 21 21 ガラス転移点(℃) 173 164 131 耐ミーズリング性※ ○ ○ × (b)Xがグリシジル基である割合を示す。 ※水中で煮沸1時間後260℃の半田に20秒間浸漬し
た後の外観異常の有無 ○・・・・異常なし ×・・・・異常あり
【0041】
【発明の効果】本発明のエポキシ樹脂組成物は粘度が低
く作業性に優れこれを使用して得られる硬化物は耐熱
性、靭性及び耐水性に優れた特性を兼ね備えている。す
なわち本発明のエポキシ樹脂組成物は耐熱性、靭性及び
耐水性に優れた特性を兼ね備えた硬化物を与えることが
でき、成形材料,注型材料,積層材料,塗料,接着剤,
レジストなどの広範囲の用途に極めて有用である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(1) 【化1】 (式中nは0以上の整数を表す。個々のRは水素原子あ
    るいは臭素原子を表し、個々のRはお互いに同一であっ
    ても異なっていてもよい。また個々のXは水素原子ある
    いはグリシジル基を表し、個々のXはお互いに同一であ
    っても異なっていてもよい。)で表されるエポキシ樹脂
    の混合物であって、混合物のnの平均値は0.3以上で
    あり、かつnが6以上である成分の含有量が30重量%
    未満であり、混合物中のXの10〜95%はグリシジル
    基であることを特徴とするエポキシ樹脂組成物。
  2. 【請求項2】エポキシ樹脂および硬化剤、さらに必要に
    より硬化促進剤を含むエポキシ樹脂配合物において、該
    エポキシ樹脂成分として請求項1記載のエポキシ樹脂組
    成物を含有することを特徴とするエポキシ樹脂配合物。
  3. 【請求項3】請求項2記載のエポキシ樹脂配合物からな
    る積層板用エポキシ樹脂配合物。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載のエポキシ樹脂配合
    物の硬化物。
JP11113293A 1993-04-15 1993-04-15 エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂配合物およびその硬化物 Pending JPH06298904A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11113293A JPH06298904A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂配合物およびその硬化物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11113293A JPH06298904A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂配合物およびその硬化物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06298904A true JPH06298904A (ja) 1994-10-25

Family

ID=14553264

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11113293A Pending JPH06298904A (ja) 1993-04-15 1993-04-15 エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂配合物およびその硬化物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06298904A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001316568A (ja) * 2000-04-28 2001-11-16 Asahi Denka Kogyo Kk エポキシ樹脂組成物
JP2002114834A (ja) * 2000-10-04 2002-04-16 Japan U-Pica Co Ltd エポキシ化合物の製造方法
US6541541B2 (en) 2000-09-18 2003-04-01 Asahi Denka Kogyo Kabushiki Kaisha Aqueous resin composition
WO2004072146A1 (ja) * 2003-02-17 2004-08-26 Tohto Kasei Co., Ltd. 高純度エポキシ樹脂の製造方法およびエポキシ樹脂組成物

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001316568A (ja) * 2000-04-28 2001-11-16 Asahi Denka Kogyo Kk エポキシ樹脂組成物
US6541541B2 (en) 2000-09-18 2003-04-01 Asahi Denka Kogyo Kabushiki Kaisha Aqueous resin composition
JP2002114834A (ja) * 2000-10-04 2002-04-16 Japan U-Pica Co Ltd エポキシ化合物の製造方法
WO2004072146A1 (ja) * 2003-02-17 2004-08-26 Tohto Kasei Co., Ltd. 高純度エポキシ樹脂の製造方法およびエポキシ樹脂組成物
CN100335523C (zh) * 2003-02-17 2007-09-05 东都化成株式会社 制备高纯度环氧树脂的方法及环氧树脂组合物
US7268192B2 (en) 2003-02-17 2007-09-11 Tohto Kasei Co., Ltd Process for producing high-purity epoxy resin and epoxy resin composition

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07292066A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
US5218061A (en) Partially post-glycidylated epoxy resin, epoxy resin composition and cured product thereof
JPH1036485A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JPH06298904A (ja) エポキシ樹脂組成物、エポキシ樹脂配合物およびその硬化物
JPH08239454A (ja) ノボラック型樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP2587739B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JPH1045871A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP3377241B2 (ja) エポキシ樹脂の製法、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JPH06248055A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JPH08193110A (ja) ノボラック型樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JPH09268219A (ja) ノボラック型樹脂、エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JPH07109334A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JP3068285B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JP2898383B2 (ja) エポキシ樹脂の製造方法
JP3476584B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JP3938592B2 (ja) フェノール化合物
JPH08134173A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP3529118B2 (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JPH10195174A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物
JP3429829B2 (ja) エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JPH0848749A (ja) エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JPH08269168A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JPH06263842A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JPH04353517A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物およびその硬化物
JP2003026761A (ja) エポキシ樹脂、エポキシ樹脂組成物及びその硬化物