JPH06299346A - スパッタリング装置 - Google Patents

スパッタリング装置

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JPH06299346A
JPH06299346A JP11001193A JP11001193A JPH06299346A JP H06299346 A JPH06299346 A JP H06299346A JP 11001193 A JP11001193 A JP 11001193A JP 11001193 A JP11001193 A JP 11001193A JP H06299346 A JPH06299346 A JP H06299346A
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JP
Japan
Prior art keywords
collimator
anode
substrate
cathode
sputtering apparatus
Prior art date
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Pending
Application number
JP11001193A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Uchiyama
朋幸 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板上に成膜される薄膜の損傷を防止して、
品質向上を図るスパッタリング装置を提供する。 【構成】 真空チャンバ1内に対向配置された一対のタ
ーゲット用陰極3及び基板用陽極5と、これら両電極
3,5間に挿入されたコリメータ7とを備えている。タ
ーゲット4を備えたターゲット用陰極3に負電位を、ま
た薄膜が堆積されるべき基板6を設置した基板用陽極5
にアース電位をそれぞれ付与するが、特に、コリメータ
7に対して、陰極3及び陽極5双方の電位とは異なる電
位を付与するようにしたものである。コリメータ7に
は、好適には直径1〜2mm程度の多数の穴が規則的に
配列されている。コリメータ7と陽極5の間隔が、好適
には3〜5mm以下に設定される。コリメータ7は、特
に陽極5よりも負電位に設定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパッタリング装置、
特に半導体集積回路の製造に使用する所謂、コリメート
スパッタリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来のコリメートスパッタリン
グ装置の構造例を示している。このスパッタリング装置
は、図示のように真空チャンバ1内に薄膜の母材である
ターゲット4が設置された陰極3と、薄膜が堆積される
基板6が設置された陽極5とを備えている。かかる装置
において、スパッタリングによって成膜を行う場合、通
常、陽極5に対してアース電位が、また陰極3に対して
負電位がそれぞれ付与される。この状態で上記真空チャ
ンバ1内に、1〜20mTorr程度の圧力のアルゴンガス
等の希ガスが導入され、該真空チャンバ1内でグロー放
電を発生させることにより行われる。
【0003】上記グロー放電により生じるアルゴンの正
イオンは、陰極3に設置されているターゲット4に衝突
し、そのターゲット構成原子との間で運動エネルギーの
交換を進行させながら、該ターゲット4内に侵入し、ま
たその一部がターゲット4の表面において反射する。こ
のように運動量の交換によって励起されたターゲット構
成原子の一部は、ターゲット4の表面から放出されて基
板6に向かって飛来し、その結果、基板6上に薄膜とし
て堆積する。
【0004】上記のようにターゲット構成原子が基板6
に到達する際、基板6に対して種々の方向から飛来す
る。このため例えば、特に基板6の表面に対して一定角
度傾斜した方向から飛来する場合、そのようなターゲッ
ト構成原子は、半導体集積回路に形成される微細な穴
(例えばコンタクトホール)の底部まで到達し難くな
る。そしてそのままでは、製造された半導体集積回路に
おける配線の断線を誘発する原因となり、このようにタ
ーゲット構成原子の飛来方向は、半導体集積回路の品質
又は性能等に対して極めて重大な問題である。
【0005】そこで、従来より図3に示されるように、
陰極3に設置されたターゲット4と陽極5に設置された
基板6との間に、直径1〜2mmの多数の穴が規則的に
配列された円形の薄板で成るコリメータ7が挿入され
る。このコリメータ7によれば、基板6の表面に対して
垂直に飛来するターゲット構成原子のみを、前記穴を介
して選択的に通過させ、これにより前記コンタクトホー
ル等の埋込み特性の向上を図ろうとするものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のコリメートスパッタリング装置では、特に基板6
及びコリメータ7は同電位(アース電位)に設定されて
おり、このため成膜中に発生するプラズマ状のアルゴン
イオンが、コリメータ7を通過して又は直接的に基板6
と衝突する。そして該基板6上に堆積されるべき薄膜に
損傷を与え、その膜質が低下するという問題があった。
【0007】そこで本発明は、基板上に成膜される薄膜
に対する損傷を有効に防止して、その品質向上を図るス
パッタリング装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるスパッタリ
ング装置は、真空チャンバ内に対向配置されたターゲッ
ト用陰極及び基板用陽極と、これら両電極間に挿入され
たコリメータとを備えており、上記ターゲット用陰極に
負電位を付与すると共に、上記基板用陽極にアース電位
を付与し、上記コリメータに上記陰極及び陽極双方の電
位とは異なる電位を付与するようにしたものである。
【0009】上記コリメータには、好適には直径1〜2
mm程度の多数の穴が規則的に配列されている。
【0010】上記コリメータと陽極の間隔が、好適には
3〜5mm以下に設定される。
【0011】上記コリメータは、特に上記陽極よりも負
電位に設定される。
【0012】
【作用】本発明のスパッタリング装置では、コリメータ
に対して、陰極及び陽極の電位とは独立に異なる電位が
付与される。特に陰極に対して負電位を、また陽極に対
してアース電位をそれぞれ付与して、更にコリメータ
を、陽極よりも負電位に設定する。これにより、陰極及
びコリメータ間で生じたアルゴン正イオンが、コリメー
タを通過して基板と衝突するのを抑制することができ
る。
【0013】またコリメータ及び陽極の間隔を、3〜5
mm以下と小さく設定することにより、それらの間には
プラズマが発生しない。そしてこの点でも、陽極に設け
た基板上に堆積する薄膜に対する損傷を有効に防止する
ことができる。即ち、ここで一般に容器内の気体の圧力
p(Torr)と、その気体原子(分子)の平均自由行程λ
(cm)の間には、λ≒10-2/pなる関係がある。例
えば、気体の圧力pが10-1Torrであるとすると、λは
ほぼ0.1cmになるから、ターゲット及び基板間の距
離が5cmのときには、ターゲットから飛び出した原子
は、基板に到達するまでに50回程度の衝突を繰り返す
ことになる。さて、通常のスパッタリング装置では真空
チャンバ内のガス圧力pは、2〜10×10-3Torrであ
る。そしてこの場合、λ≒10-2/10×10-3=1c
mとなる。従って、電極間距離、即ちコリメータ及び陽
極の間隔を1cm以下に設定することにより、これら電
極間における原子の衝突を生じないようにすることがで
きる。つまりコリメータと陽極の間でプラズマが発生し
ないので、陽極の基板上に堆積する薄膜の損傷を防止す
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図1及び図2に基づき、従来例と実質
的に同一部材には同一符号を用いて、本発明によるスパ
ッタリング装置の好適な一実施例を説明する。図1は、
本発明に係るコリメートスパッタリング装置の構造例を
示している。本発明装置では、真空チャンバ1は、真空
ポンプ2によって内部を減圧され、この真空チャンバ1
内に薄膜の母材であるターゲット4が設置された陰極3
と、薄膜が堆積される基板6が設置された陽極5とを備
えている。
【0015】真空チャンバ1において、陰極3と陽極5
に挟まれた空間内に、円板状に形成されたコリメータ7
が挿入されている。このコリメータ7のサイズは、例え
ば直径203mm、また板厚3mmである。そして該コ
リメータ7には、好適には直径1〜2mm、本実施例で
は2mmの多数の穴が規則的に配列されている。なおこ
の穴は通常、ハニカム状に形成されるが、この他に例え
ば円形等に形成される場合もある。また上記陰極3及び
コリメータ7の間隔は、本実施例では63mmに設定さ
れている。更にコリメータ7及び陽極5の間隔は、それ
らの間にグロー放電が発生しないように好適には3〜5
mm、本実施例では5mmに設定されている。陰極3及
び陽極5の間隔は、通常50〜100mmである。
【0016】陰極3,陽極5及びコリメータ7は、電気
的に絶縁されており、陰極3に対して直流電源8により
負電位が付与され、また陽極5に対して真空チャンバ1
と同様にアース電位が付与される。更にコリメータ7に
対して直流電源9により負電位が付与されるが、このコ
リメータ7は、陰極3及び陽極5双方の電位とは異なる
電位が付与される。
【0017】本発明装置の具体的な成膜条件において、
スパッタリングガスとしてアルゴンガスを用いるが、こ
のアルゴンガスは、ガス導入管10を介して真空チャン
バ1内へ導入される。該真空チャンバ1内のアルゴンガ
ス圧力は、8mTorrに設定される。また基板6の温度は
300℃になっている。陰極3は、直流電源8によって
−600Vの負電位が付与される。コリメータ7は、直
流電源9によって−200Vの負電位が付与される。こ
こで図2は、陰極3及び陽極5間における電位分布を示
している。この例からも明らかなようにコリメータ7に
対しては、陽極5(アース電位)よりも負電位が設定さ
れる。なお、このようにコリメータ7に負電位を付与す
る場合、−100〜−200Vの範囲であればよい。
【0018】次に、本発明によるスパッタリング装置の
作用を説明する。陰極3,陽極5又はコリメータ7に対
して上記のように所定電位が付与されており、陰極3及
びコリメータ7間にグロー放電が発生し、この際に生じ
た正のアルゴンイオンによってターゲット4がスパッタ
リングされる。そしてこのスパッタリングにより、該タ
ーゲット4の表面からアルミニウム原子が放出される。
このアルミニウム原子は、その大半が電気的に中性であ
るが、種々の方向から上記コリメータ7まで飛来する。
飛来したアルミニウム原子のうち、特に基板6に対して
垂直方向を有するものは、コリメータ7を通過して該基
板6に到達する。この場合、基板6に対する入射角度は
ほぼ垂直であるから、これによりコンタクトホール内へ
の良好な埋込み特性を得ることができる。
【0019】ところで、コリメータ7に対しては、陽極
5よりも負電位に設定され、即ち基板6側が該コリメー
タ7に対して正電位になっている。これにより、正に帯
電しているプラズマ中のアルゴンイオンが、陰極3側か
らコリメータ7を通過しても、そのアルゴンイオンが基
板6と衝突するのを極力抑制し、該基板6上に堆積され
るべき薄膜に損傷を与えるのを有効に防止することがで
きる。更にまた、コリメータ7及び陽極5の間隔を、3
〜5mm以下に設定することにより、前述のようにそれ
らの間にはプラズマが発生しないようにすることがで
き、この点でも、陽極5に設けた基板6上に堆積する薄
膜を保護することができる。
【0020】なお上記コリメータ7に対して正の電位を
付与するようにしてもよく、また上記実施例において直
流スパッタリング装置の場合を説明したが、陰極3及び
コリメータ7間に高周波電力を印加するようにしてもよ
く、この場合にも上記実施例と同様な作用効果を得るこ
とができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種のスパッタリング装置において、特にコリメータに
対して陽極よりも負電位に設定し、また両者の間隔を、
プラズマが発生しないように設定したことにより、基板
上に堆積される薄膜の損傷を抑制して、これにより低ダ
メージ成膜を実現することができる等の利点を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスパッタリング装置の一実施例による
概略構成を示す図である。
【図2】本発明のスパッタリング装置における陰極及び
陽極間における電位分布の例を示す図である。
【図3】従来のスパッタリング装置の概略構成を示す図
である。
【符号の説明】
1 真空チャンバ 2 真空ポンプ 3 陰極 4 ターゲット 5 陽極 6 基板 7 コリメータ 8 直流電源 9 直流電源 10 ガス導入管

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空チャンバ内に対向配置されたターゲ
    ット用陰極及び基板用陽極と、これら両電極間に挿入さ
    れたコリメータとを備えたスパッタリング装置におい
    て、上記ターゲット用陰極に負電位を付与すると共に、
    上記基板用陽極にアース電位を付与し、上記コリメータ
    に上記陰極及び陽極双方の電位とは異なる電位を付与す
    るようにしたことを特徴とするスパッタリング装置。
  2. 【請求項2】 上記コリメータは、直径1〜2mm程度
    の多数の穴が規則的に配列されていることを特徴とする
    請求項1に記載のスパッタリング装置。
  3. 【請求項3】 上記コリメータと上記陽極の間隔が、3
    〜5mm以下に設定されていることを特徴とする請求項
    1に記載のスパッタリング装置。
  4. 【請求項4】 上記コリメータに対して、上記陽極より
    も負電位に設定することを特徴とする請求項1に記載の
    スパッタリング装置。
JP11001193A 1993-04-13 1993-04-13 スパッタリング装置 Pending JPH06299346A (ja)

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JP11001193A JPH06299346A (ja) 1993-04-13 1993-04-13 スパッタリング装置

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ID=14524861

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JP (1) JPH06299346A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07211640A (ja) * 1993-12-01 1995-08-11 Hyundai Electron Ind Co Ltd 半導体素子製造用スパッターリング装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07211640A (ja) * 1993-12-01 1995-08-11 Hyundai Electron Ind Co Ltd 半導体素子製造用スパッターリング装置

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