JPH06300039A - 直動案内軸受 - Google Patents
直動案内軸受Info
- Publication number
- JPH06300039A JPH06300039A JP8235493A JP8235493A JPH06300039A JP H06300039 A JPH06300039 A JP H06300039A JP 8235493 A JP8235493 A JP 8235493A JP 8235493 A JP8235493 A JP 8235493A JP H06300039 A JPH06300039 A JP H06300039A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- bearing
- guide bearing
- rollers
- linear motion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 5
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 同一軌道内にローラ部材を複数条列配設して
スキュー、微小振動の発生を抑制する。 【構成】 軸受本体25の軸受凹部26に2条列のロー
ラコロ27a、27bをそれぞれ無限循環させるように
した軌道28a、28b並びに軌道29a、29bを形
成し、軸21と軸受本体25とを互いに直動運動可能に
構成する。前記2条列のローラコロ27a、27bは、
軌道28a、28b並びに軌道29a、29bにおいて
条列毎に互いにローラコロ27a、27bの半径分ずら
して配置し、互いに独立して自在に移動可能な構成であ
る。 【効果】 スキューの発生を抑えることができ、ローラ
部材が負荷領域に出入りする際の通過間隔が狭まり、微
妙な振動を緩和することができる。
スキュー、微小振動の発生を抑制する。 【構成】 軸受本体25の軸受凹部26に2条列のロー
ラコロ27a、27bをそれぞれ無限循環させるように
した軌道28a、28b並びに軌道29a、29bを形
成し、軸21と軸受本体25とを互いに直動運動可能に
構成する。前記2条列のローラコロ27a、27bは、
軌道28a、28b並びに軌道29a、29bにおいて
条列毎に互いにローラコロ27a、27bの半径分ずら
して配置し、互いに独立して自在に移動可能な構成であ
る。 【効果】 スキューの発生を抑えることができ、ローラ
部材が負荷領域に出入りする際の通過間隔が狭まり、微
妙な振動を緩和することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は大型の超精密加工機械や
超精密測定機器に適用可能な直動案内軸受に関するもの
である。
超精密測定機器に適用可能な直動案内軸受に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ローラ部材、すなわちローラコロを無限
循環させる直動案内軸受は、数値制御工作機械、自動制
御機器等の機能、位置決め精度に大きな影響を与える重
要な機械要素の一つである。図6に示すように、直動案
内軸受1は、単列のローラコロ2と、ローラコロ2を介
して負体を支持する本体3と、本体3の両端で負荷領域
との間にローラコロ2を方向転換させるローラコロ旋回
部4とを備えた構造を有している。かかる直動案内軸受
1においては、自転軸に対して傾くスキューを防ぐため
に、ローラコロ2の幅を直径とほぼ同寸法として、両端
面をクラウニング加工している。そして、このローラコ
ロ2の端部を大きく面取りし、この面取部eを抑えてロ
ーラコロ2の脱落を防止している(図7参照)。
循環させる直動案内軸受は、数値制御工作機械、自動制
御機器等の機能、位置決め精度に大きな影響を与える重
要な機械要素の一つである。図6に示すように、直動案
内軸受1は、単列のローラコロ2と、ローラコロ2を介
して負体を支持する本体3と、本体3の両端で負荷領域
との間にローラコロ2を方向転換させるローラコロ旋回
部4とを備えた構造を有している。かかる直動案内軸受
1においては、自転軸に対して傾くスキューを防ぐため
に、ローラコロ2の幅を直径とほぼ同寸法として、両端
面をクラウニング加工している。そして、このローラコ
ロ2の端部を大きく面取りし、この面取部eを抑えてロ
ーラコロ2の脱落を防止している(図7参照)。
【0003】さらに、直動案内軸受5には、図8に示す
ように、軸受本体6に形成された軸受凹部7に軌道8を
形成して多数のローラコロ9を無限循環させるようにし
た構造のものがある。この直動案内軸受5は、軸10に
おける凹溝11の斜面部12に、軸受凹部7における軌
道8の多数のローラコロ9を当接させつつ軌道8を無限
循環させることで軸10に対して軸方向に移動自在に構
成している。
ように、軸受本体6に形成された軸受凹部7に軌道8を
形成して多数のローラコロ9を無限循環させるようにし
た構造のものがある。この直動案内軸受5は、軸10に
おける凹溝11の斜面部12に、軸受凹部7における軌
道8の多数のローラコロ9を当接させつつ軌道8を無限
循環させることで軸10に対して軸方向に移動自在に構
成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
直動案内軸受1、後者の直動案内軸受5のいずれにして
も、荷重の位置、方向によってはローラコロ2、ローラ
コロ9の接触面にかかる荷重が偏在してしまう。前者の
直動案内軸受1において、図9に示すように、ローラコ
ロ2にかかる荷重の差は、ローラコロ2の左右端でAと
なる。この荷重、すなわち、負荷の差によってスキュー
が生じ、摩擦力が増加して負体の円滑な運動が阻害され
る。一方、後者の直動案内軸受5では、ローラコロ9
は、軸10における凹溝11の斜面部12を接触面とし
ているので、斜面部12にかかる荷重は偏在してしま
う。
直動案内軸受1、後者の直動案内軸受5のいずれにして
も、荷重の位置、方向によってはローラコロ2、ローラ
コロ9の接触面にかかる荷重が偏在してしまう。前者の
直動案内軸受1において、図9に示すように、ローラコ
ロ2にかかる荷重の差は、ローラコロ2の左右端でAと
なる。この荷重、すなわち、負荷の差によってスキュー
が生じ、摩擦力が増加して負体の円滑な運動が阻害され
る。一方、後者の直動案内軸受5では、ローラコロ9
は、軸10における凹溝11の斜面部12を接触面とし
ているので、斜面部12にかかる荷重は偏在してしま
う。
【0005】前記スキューは、ローラコロ2、ローラコ
ロ9と案内面の接触点のそれぞれの表面状態、及びこの
点における荷重分布の状態等によって、起こると考えら
れているので、対策として、ローラコロ2、ローラコロ
9と、案内面の表面をできるだけ滑らかに、且つ均一に
加工することが重要であるが、荷重分布は前述したよう
に、各使用条件によって変化するので、如何に加工精度
が高くとも解決にはならない。また、図10に示すよう
に、ローラコロ2が無負荷領域Fから負荷領域Lに出入
りする度毎に、ローラコロ2はわずかに(1ミクロン程
度の振幅で)振動する。この振動は、前記ローラコロ2
が、相互にほぼ接して並んでいるので、ローラコロ2が
K点を通過する度に、ローラコロ2の直径ピッチで発生
し、その振幅は、コロの荷重に比例して大きくなるので
問題がある。本発明は以上のような不都合を改善するた
めに、スキュー、微小振動の発生を抑制した直動案内軸
受を提供することを目的とするものである。
ロ9と案内面の接触点のそれぞれの表面状態、及びこの
点における荷重分布の状態等によって、起こると考えら
れているので、対策として、ローラコロ2、ローラコロ
9と、案内面の表面をできるだけ滑らかに、且つ均一に
加工することが重要であるが、荷重分布は前述したよう
に、各使用条件によって変化するので、如何に加工精度
が高くとも解決にはならない。また、図10に示すよう
に、ローラコロ2が無負荷領域Fから負荷領域Lに出入
りする度毎に、ローラコロ2はわずかに(1ミクロン程
度の振幅で)振動する。この振動は、前記ローラコロ2
が、相互にほぼ接して並んでいるので、ローラコロ2が
K点を通過する度に、ローラコロ2の直径ピッチで発生
し、その振幅は、コロの荷重に比例して大きくなるので
問題がある。本発明は以上のような不都合を改善するた
めに、スキュー、微小振動の発生を抑制した直動案内軸
受を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本発明は軸を移動自在に支持するようにする
か、又は軸に、軸方向に移動自在に装着した直動案内軸
受において、この直動案内軸受は、軸受凹部を形成した
軸受本体を有し、前記軸受凹部に、多数のローラ部材を
無限循環させるようにした軌道を形成して、前記多数の
ローラ部材を軸表面に対して当接するようにし、前記多
数のローラ部材を、一軌道に対して複数条列配設したこ
とを特徴とする。前述の構成において、ローラ部材を各
条列毎に独立して自在に移動可能に構成することができ
る。
ために、本発明は軸を移動自在に支持するようにする
か、又は軸に、軸方向に移動自在に装着した直動案内軸
受において、この直動案内軸受は、軸受凹部を形成した
軸受本体を有し、前記軸受凹部に、多数のローラ部材を
無限循環させるようにした軌道を形成して、前記多数の
ローラ部材を軸表面に対して当接するようにし、前記多
数のローラ部材を、一軌道に対して複数条列配設したこ
とを特徴とする。前述の構成において、ローラ部材を各
条列毎に独立して自在に移動可能に構成することができ
る。
【0007】
【作用】直動案内軸受は、軸受本体の軸受凹部と軸と
が、多数のローラ部材を介して互いに移動自在に接触し
ている。すなわち、軸と軸受本体とは、軸表面に、軸受
本体の軸受凹部における軌道の複数条列のローラ部材を
当接させ、軌道においてローラ部材を無限循環させるこ
とで、互いに移動自在に構成することができる。その
際、同一軌道内にローラ部材が複数条列配設されてお
り、ローラ部材は径に比較して幅が狭であり、その軌道
における複数条列のローラ部材にかかる荷重が各条列の
ローラ部材に分割される。従って、荷重が偏在していて
も、各条列におけるローラ部材にかかる荷重の偏差は分
割された小さなものとなり、しかも、ローラ部材は各条
列ごとに独立して動くので、荷重の偏差による影響は抑
制されスキューは起きにくい。また、各条列ごとに独立
して動くのでローラ部材は無作為に並び、各条列のロー
ラ部材が横一列に並ぶ確率は極めて低く、ローラ部材が
無負荷領域に出入りする際の微妙な振動は緩和される。
が、多数のローラ部材を介して互いに移動自在に接触し
ている。すなわち、軸と軸受本体とは、軸表面に、軸受
本体の軸受凹部における軌道の複数条列のローラ部材を
当接させ、軌道においてローラ部材を無限循環させるこ
とで、互いに移動自在に構成することができる。その
際、同一軌道内にローラ部材が複数条列配設されてお
り、ローラ部材は径に比較して幅が狭であり、その軌道
における複数条列のローラ部材にかかる荷重が各条列の
ローラ部材に分割される。従って、荷重が偏在していて
も、各条列におけるローラ部材にかかる荷重の偏差は分
割された小さなものとなり、しかも、ローラ部材は各条
列ごとに独立して動くので、荷重の偏差による影響は抑
制されスキューは起きにくい。また、各条列ごとに独立
して動くのでローラ部材は無作為に並び、各条列のロー
ラ部材が横一列に並ぶ確率は極めて低く、ローラ部材が
無負荷領域に出入りする際の微妙な振動は緩和される。
【0008】
【実施例】次に、本発明にかかる直動案内軸受の一実施
例を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。図1に
直動案内軸受20を示し、この直動案内軸受20は、軸
21をガイドとして移動自在に構成するか、又は軸21
を軸21方向に直線移動自在に支持する構成としたもの
である。前記軸21は、長手方向両側面に、軸方向に沿
った凹溝22a、22bを有するものである。かかる凹
溝22aは、両側壁を互いに90度をなすように形成し
た、斜面部23d、23uを有している。また、凹溝2
2bの両側壁も、同様に相対角度が90度をなすように
形成した、斜面部24d、24uを有している。
例を挙げ、添付の図面を参照しながら説明する。図1に
直動案内軸受20を示し、この直動案内軸受20は、軸
21をガイドとして移動自在に構成するか、又は軸21
を軸21方向に直線移動自在に支持する構成としたもの
である。前記軸21は、長手方向両側面に、軸方向に沿
った凹溝22a、22bを有するものである。かかる凹
溝22aは、両側壁を互いに90度をなすように形成し
た、斜面部23d、23uを有している。また、凹溝2
2bの両側壁も、同様に相対角度が90度をなすように
形成した、斜面部24d、24uを有している。
【0009】前記直動案内軸受20において、直動案内
軸受20を構成する軸受本体25には、前記軸21の外
周に沿うような軸受凹部26が形成されている。この軸
受凹部26には、軸21における凹溝22aの斜面部2
3d、23uに対してそれぞれ鉛直状に対峙するよう
に、2条列のローラコロ27a、27bをそれぞれ無限
循環させるようにした一対の軌道28a、28bが形成
されている。さらに、凹溝22bの斜面部24d、24
uに対してもそれぞれ鉛直状に対峙するように、2条列
のローラコロ27a、27bをそれぞれ無限循環させる
ようにした一対の軌道29a、29bが形成されてい
る。これら一対の軌道28a、28bはそれぞれ直角状
に交叉するように形成されている。また、一対の軌道2
9a、29bもそれぞれ直角状に交叉するように形成さ
れている。前記2条列のローラコロ27a、27bは、
軌道28a、28b並びに軌道29a、29bにおいて
条列毎に互いにローラコロ27a、27bの半径分ずら
して配置され、互いに独立して自在に移動可能な構成で
ある(図2参照)。
軸受20を構成する軸受本体25には、前記軸21の外
周に沿うような軸受凹部26が形成されている。この軸
受凹部26には、軸21における凹溝22aの斜面部2
3d、23uに対してそれぞれ鉛直状に対峙するよう
に、2条列のローラコロ27a、27bをそれぞれ無限
循環させるようにした一対の軌道28a、28bが形成
されている。さらに、凹溝22bの斜面部24d、24
uに対してもそれぞれ鉛直状に対峙するように、2条列
のローラコロ27a、27bをそれぞれ無限循環させる
ようにした一対の軌道29a、29bが形成されてい
る。これら一対の軌道28a、28bはそれぞれ直角状
に交叉するように形成されている。また、一対の軌道2
9a、29bもそれぞれ直角状に交叉するように形成さ
れている。前記2条列のローラコロ27a、27bは、
軌道28a、28b並びに軌道29a、29bにおいて
条列毎に互いにローラコロ27a、27bの半径分ずら
して配置され、互いに独立して自在に移動可能な構成で
ある(図2参照)。
【0010】かかる構成の直動案内軸受20において
は、2条列のローラコロ27a、27bの脱落防止手段
として、鋼球30を採用している。すなわち、前述の軌
道28a、28b並びに軌道29a、29bに、鋼球3
0の移動溝(図示省略)を形成する一方、ローラコロ2
7a、27bの中央部に鋼球30の外周に対応した凹部
(図示省略)を形成し、鋼球30を移動溝と凹部間に介
在させてローラコロ27a、27bを保持する構造であ
る。
は、2条列のローラコロ27a、27bの脱落防止手段
として、鋼球30を採用している。すなわち、前述の軌
道28a、28b並びに軌道29a、29bに、鋼球3
0の移動溝(図示省略)を形成する一方、ローラコロ2
7a、27bの中央部に鋼球30の外周に対応した凹部
(図示省略)を形成し、鋼球30を移動溝と凹部間に介
在させてローラコロ27a、27bを保持する構造であ
る。
【0011】次に、本発明にかかる直動案内軸受20の
作用を説明する。軸21の凹溝22aの斜面部23d、
23uに、軸受凹部26における軌道28a、28bの
2条列のローラコロ27a、27bが当接する一方、凹
溝22bの斜面部24d、24uに、軸受凹部26にお
ける軌道29a、29bの2条列のローラコロ27a、
27bが当接し、これら2条列のローラコロ27a、2
7bを軌道28a、28b、29a、29bにおいて無
限循環させることで、軸受本体25と軸21とは軸21
方向に互いに移動自在な構造とすることができる。
作用を説明する。軸21の凹溝22aの斜面部23d、
23uに、軸受凹部26における軌道28a、28bの
2条列のローラコロ27a、27bが当接する一方、凹
溝22bの斜面部24d、24uに、軸受凹部26にお
ける軌道29a、29bの2条列のローラコロ27a、
27bが当接し、これら2条列のローラコロ27a、2
7bを軌道28a、28b、29a、29bにおいて無
限循環させることで、軸受本体25と軸21とは軸21
方向に互いに移動自在な構造とすることができる。
【0012】軸21と直動案内軸受20とが相対的に移
動していくと、軌道28a、28b、29a、29bに
おける2条列のローラコロ27a、27bは、軸受本体
25の軌道28a、28b、29a、29bに沿って、
矢印V方向に移動する。すなわち、ローラコロ27a、
27bは軌道28a、28b、29a、29bに沿っ
て、無負荷領域Fから負荷領域L、そして無負荷領域F
へ循環移動する(図3参照)。
動していくと、軌道28a、28b、29a、29bに
おける2条列のローラコロ27a、27bは、軸受本体
25の軌道28a、28b、29a、29bに沿って、
矢印V方向に移動する。すなわち、ローラコロ27a、
27bは軌道28a、28b、29a、29bに沿っ
て、無負荷領域Fから負荷領域L、そして無負荷領域F
へ循環移動する(図3参照)。
【0013】ところで、負荷領域Lにおいてローラコロ
27a、27bは、荷重を受けるわけであるが、例え
ば、図4に示すような偏在した荷重がかかった場合、2
条列のローラコロ27a、27bの負荷面において幅方
向左右の負荷の差はBである。これら2条列のローラコ
ロ27a、27b双方の左右の負荷の差は2Bであるの
で、各条列のローラコロ27a、27bにおける負荷の
差はおおよそ半分に分割されたことになる。従って、各
条列のローラコロ27a、27bは、荷重の差による影
響が小さくなり、しかも、ローラコロ27a、27bは
各条列毎、互いに独立して動くので、ローラ相互間に速
度の差ができてもスキューが起きにくい。また、同一軌
道28a、28b、29a、29b内の2条列のローラ
コロ27a、27bは、その前後位置が1/2ピッチず
れていて、各条列ごとに独立して動くのでローラコロ2
7a、27bは無作為に並び、各条列のローラコロ27
a、27bが横一列に並ぶ確率は極めて低い。従って、
各ローラコロ27a、27bが、負荷領域Lと、無負荷
領域Fの境界Kを通過する度に発生する振動は、直径の
1/2ピッチで起こり、1条列のローラコロの軸受に比
較して振動の振幅が小さくなり、一層平均化されるの
で、スムーズな動きが得られる(図5参照)。
27a、27bは、荷重を受けるわけであるが、例え
ば、図4に示すような偏在した荷重がかかった場合、2
条列のローラコロ27a、27bの負荷面において幅方
向左右の負荷の差はBである。これら2条列のローラコ
ロ27a、27b双方の左右の負荷の差は2Bであるの
で、各条列のローラコロ27a、27bにおける負荷の
差はおおよそ半分に分割されたことになる。従って、各
条列のローラコロ27a、27bは、荷重の差による影
響が小さくなり、しかも、ローラコロ27a、27bは
各条列毎、互いに独立して動くので、ローラ相互間に速
度の差ができてもスキューが起きにくい。また、同一軌
道28a、28b、29a、29b内の2条列のローラ
コロ27a、27bは、その前後位置が1/2ピッチず
れていて、各条列ごとに独立して動くのでローラコロ2
7a、27bは無作為に並び、各条列のローラコロ27
a、27bが横一列に並ぶ確率は極めて低い。従って、
各ローラコロ27a、27bが、負荷領域Lと、無負荷
領域Fの境界Kを通過する度に発生する振動は、直径の
1/2ピッチで起こり、1条列のローラコロの軸受に比
較して振動の振幅が小さくなり、一層平均化されるの
で、スムーズな動きが得られる(図5参照)。
【0014】このように同一軌道内に2条列のローラコ
ロ27a、27bを配設するようにすると、ローラコロ
27a、27bは径に比較して幅が狭であり、その軌道
におけるローラコロ27a、27bにかかる荷重が各条
列のローラコロ27a、27bに分割され、全体的な負
荷容量が減少することはない。その際、軸21長手方向
両側面の凹溝22aの斜面部23d、23uがローラコ
ロ27a、27bとの接触面であることから荷重が偏在
しても、各条列におけるローラコロ27a、27bにか
かる荷重の偏差は分割された小さなものとなり、しか
も、ローラコロ27a、27bは各条列ごとに独立して
動くので、荷重の偏差による影響は抑制されスキューは
起きにくい。また、各条列ごとに独立して動くのでロー
ラコロ27a、27bは無作為に並び、各条列のローラ
コロ27a、27bが横一列に並ぶ確率は極めて低く、
ローラコロ27a、27bが無負荷領域に出入りする際
の微妙な振動は緩和される。
ロ27a、27bを配設するようにすると、ローラコロ
27a、27bは径に比較して幅が狭であり、その軌道
におけるローラコロ27a、27bにかかる荷重が各条
列のローラコロ27a、27bに分割され、全体的な負
荷容量が減少することはない。その際、軸21長手方向
両側面の凹溝22aの斜面部23d、23uがローラコ
ロ27a、27bとの接触面であることから荷重が偏在
しても、各条列におけるローラコロ27a、27bにか
かる荷重の偏差は分割された小さなものとなり、しか
も、ローラコロ27a、27bは各条列ごとに独立して
動くので、荷重の偏差による影響は抑制されスキューは
起きにくい。また、各条列ごとに独立して動くのでロー
ラコロ27a、27bは無作為に並び、各条列のローラ
コロ27a、27bが横一列に並ぶ確率は極めて低く、
ローラコロ27a、27bが無負荷領域に出入りする際
の微妙な振動は緩和される。
【0015】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、同一軌道
内にローラ部材を複数条列配設したので、その軌道にお
ける複数条列のローラ部材にかかる荷重が各条列のロー
ラ部材に分割され、全体的な負荷容量が減少することは
ない。その際、複数条列のローラ部材の当接面にかかる
荷重が偏在しても、各条列におけるローラ部材にかかる
荷重の偏差は分割された小さなものとなり、しかも、ロ
ーラ部材は各条列ごとに独立して動くので、荷重の偏差
による影響は抑制されスキューは起きにくく、各条列の
ローラ部材が横一列に並ぶ確率は極めて低く、ローラ部
材が無負荷領域に出入りする際の微妙な振動はより緩和
され、円滑な直動運動をもたらすことができる。
内にローラ部材を複数条列配設したので、その軌道にお
ける複数条列のローラ部材にかかる荷重が各条列のロー
ラ部材に分割され、全体的な負荷容量が減少することは
ない。その際、複数条列のローラ部材の当接面にかかる
荷重が偏在しても、各条列におけるローラ部材にかかる
荷重の偏差は分割された小さなものとなり、しかも、ロ
ーラ部材は各条列ごとに独立して動くので、荷重の偏差
による影響は抑制されスキューは起きにくく、各条列の
ローラ部材が横一列に並ぶ確率は極めて低く、ローラ部
材が無負荷領域に出入りする際の微妙な振動はより緩和
され、円滑な直動運動をもたらすことができる。
【0016】
【図1】本発明にかかる直動案内軸受の一実施例を示す
一部横断面説明図である。
一部横断面説明図である。
【図2】図1に示す直動案内軸受の概略斜視説明図であ
る。
る。
【図3】図1に示す直動案内軸受の一軌道を、軌道を含
む平面に沿って切断して見た断面説明図である。
む平面に沿って切断して見た断面説明図である。
【図4】図1に示す直動案内軸受のローラ部材にかかる
荷重分布を示した要部断面説明図である。
荷重分布を示した要部断面説明図である。
【図5】図3に示す一軌道において、ローラ部材の挙動
を説明するための要部拡大断面説明図である。
を説明するための要部拡大断面説明図である。
【図6】従来における直動案内軸受の一例を示す概略縦
断面説明図である。
断面説明図である。
【図7】図6に示す直動案内軸受の概略横断面説明図で
ある。
ある。
【図8】従来における直動案内軸受の別例を示す一部横
断面説明図である。
断面説明図である。
【図9】図6に示す直動案内軸受のローラ部材にかかる
荷重分布を示す要部断面説明図である。
荷重分布を示す要部断面説明図である。
【図10】図6に示す直動案内軸受の要部拡大縦断面説
明図である。
明図である。
20 直動案内軸受 21 軸 22a、22b 凹溝 23d、23u 斜面部 24d、24u 斜面部 25 軸受本体 26 軸受凹部 27a、27b ローラコロ 28a、28b 軌道 29a、29b 軌道 30 鋼球 F 無負荷領域 L 負荷領域 K 境界
Claims (2)
- 【請求項1】 軸を移動自在に支持するようにする
か、又は軸に、軸方向に移動自在に装着した直動案内軸
受において、この直動案内軸受は、軸受凹部を形成した
軸受本体を有し、前記軸受凹部に、多数のローラ部材を
無限循環させるようにした軌道を形成して、前記多数の
ローラ部材を軸表面に対して当接するようにし、前記多
数のローラ部材を、一軌道に対して複数条列配設したこ
とを特徴とする直動案内軸受。 - 【請求項2】 請求項1記載のローラ部材を各条列毎
に独立して自在に移動可能に構成したことを特徴とする
直動案内軸受。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08235493A JP3219170B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 直動案内軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08235493A JP3219170B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 直動案内軸受 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06300039A true JPH06300039A (ja) | 1994-10-25 |
| JP3219170B2 JP3219170B2 (ja) | 2001-10-15 |
Family
ID=13772245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08235493A Expired - Fee Related JP3219170B2 (ja) | 1993-04-09 | 1993-04-09 | 直動案内軸受 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3219170B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6939279B2 (en) | 2001-05-01 | 2005-09-06 | Ten Cate Enbi | Tire for skew reducing roller |
| EP4707626A1 (de) | 2024-09-09 | 2026-03-11 | Schneeberger Holding AG | Lineare rollen-profilschienenführung mit mehreren parallel zueinander zirkulierenden reihen von rollen zur reduktion von hubpulsationen |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6329364B2 (ja) | 2013-12-06 | 2018-05-23 | 日本トムソン株式会社 | 転動体間にセパレータを配設した直動案内ユニット |
-
1993
- 1993-04-09 JP JP08235493A patent/JP3219170B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6939279B2 (en) | 2001-05-01 | 2005-09-06 | Ten Cate Enbi | Tire for skew reducing roller |
| EP4707626A1 (de) | 2024-09-09 | 2026-03-11 | Schneeberger Holding AG | Lineare rollen-profilschienenführung mit mehreren parallel zueinander zirkulierenden reihen von rollen zur reduktion von hubpulsationen |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3219170B2 (ja) | 2001-10-15 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4118101A (en) | Double slide way bearing including recirculating ball bearings | |
| EP0846880B1 (en) | Slide guide and its roller chain with ends | |
| KR890002294B1 (ko) | 직선운동 로울러 베어링 | |
| JP4515589B2 (ja) | ローラ用リテーナ及びこれを用いた直動案内装置並びにローラねじ | |
| JPS6227287B2 (ja) | ||
| JPH0225051B2 (ja) | ||
| JPH0131050B2 (ja) | ||
| US4952075A (en) | Linear motion ball bearing assembly | |
| CN113892003B (zh) | 滚珠丝杠机构和直线移动装置 | |
| JPH0599225A (ja) | 直動転がり案内ユニツト | |
| JPH05280537A (ja) | 転がり案内ユニット | |
| JPH06300039A (ja) | 直動案内軸受 | |
| WO1994023219A1 (fr) | Guide de deplacement lineaire | |
| WO2020110754A1 (ja) | 運動案内装置 | |
| US4579396A (en) | Guiding assembly for translatorily or rotatively carrying a moving element | |
| JP3226059B2 (ja) | 直動案内軸受 | |
| JP2856964B2 (ja) | 直線摺動用ベアリング | |
| JP4651794B2 (ja) | 転がり案内装置及びその製造方法並びに転がり案内装置を含む駆動装置 | |
| JP2742012B2 (ja) | 直動案内軸受 | |
| US3336090A (en) | Machine assembly | |
| JP4372320B2 (ja) | ローラの組合せ及びこの組合せを用いたローラねじ並びに転がり案内装置 | |
| JPS6222006B2 (ja) | ||
| JP2649743B2 (ja) | 直線運動案内装置及びその組立て方法 | |
| JP3646248B2 (ja) | ローラ連結体及びローラ案内装置 | |
| JPH0545801B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |