JPH0630003A - 多重伝送装置 - Google Patents

多重伝送装置

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JPH0630003A
JPH0630003A JP4207362A JP20736292A JPH0630003A JP H0630003 A JPH0630003 A JP H0630003A JP 4207362 A JP4207362 A JP 4207362A JP 20736292 A JP20736292 A JP 20736292A JP H0630003 A JPH0630003 A JP H0630003A
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裕昭 坂本
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秀己 中園
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 データ内容の変化をハードウェア回路で直ち
に検出してその変化内容を他ノードに通知できるように
する。 【構成】 送信回路において、ラッチ14,15はデー
タ変化検出手段と、有効/無効領域に設定する有効/無
効情報を保持するとともに、変化した伝送データに対応
する有効/無効情報をその伝送データに変化があったこ
とを示す「有効」にする有効/無効設定手段と、データ
領域に設定する伝送データを保持するとともに、その変
化した伝送データの内容をその変化に応じて書き換える
データ保持手段を有し、送信制御手段18は、その変化
した伝送データの内容を含みその伝送データに対応した
有効/無効情報を「有効」にしたメッセージを作成して
送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車等に搭載される多
重伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の多重伝送装置は、自動車の電子
制御化に伴う信号線の肥大化を防ぐなどの目的で導入さ
れており、自動車の各種補器類の状態信号等を車両各部
に配置されたノードにそれぞれ収容し、これらのノード
間を多重伝送路で接続して時分割方式で信号の送受を行
うものであり、これにより信号送受のために必要な配線
の本数を大幅に削減している。かかる多重伝送装置とし
ては例えば特開平2−1649号に開示されたものがあ
る。
【0003】図5には多重伝送装置の全体的構成の例が
示される。図示のごとく、フロント多重ノードFN、コ
ンビネーションスイッチ多重ノードCS、メータ多重ノ
ードMT、リヤ多重ノードRNなどが多重バスMBで相
互に接続されている。各多重ノードにはそれぞれの近傍
にある補器類やスイッチなどのON/OFF信号等が収
容されている。また、これらの多重ノード間では多重バ
スMBを介してメッセージを互いに送受している。
【0004】図4には多重ノード間で送受されるメッセ
ージのフレームフォーマットの例が示される。図4に示
すごとく、メッセージは、メッセージ開始符号SOM、
メッセージプライオリティMP、ネットワーク識別コー
ドNID、データ識別コードDID、データフィールド
DF、エラーチェック符号ER、データ終了符号EO
D、ネットワーク制御用肯定応答領域ANK、メッセー
ジ終了符号EOMなどからなる。
【0005】ここで、メッセージ開始符号SOMはメッ
セージの始まりを示す符号、メッセージプライオリティ
MPはメッセージの優先順位を表す符号、ネットワーク
識別コードNIDはネットワークを識別する符号、デー
タ識別コードDIDは次に続くデータフィールドDFの
内容を識別するためのものであって受信側のノードが多
重バスMB上のメッセージを自由に取捨選択できるよう
にする符号である。受信側のノードはこのデータ識別コ
ードDIDをチェックしてそのメッセージが自ノードに
必要であるか否かを判定し、必要であれば取り込む。
【0006】データフィールドDFは4バイトの固定長
をしており、有効/無効指定領域V/Iとデータ領域D
Tとからなる。データ領域DTは2バイト(=16ビッ
ト)からなり、このデータDT領域には例えばメッセー
ジを発したノードに収容される補器類のON/OFF状
態を示すデータなどの各種データが記入される。
【0007】有効/無効指定領域V/IはデータDTと
同じく2バイトからなり、その各ビットは下位2バイト
のデータ領域DT中の各データにそれぞれ対応してそれ
ら各データの有効、無効をビット毎に指定する指定コー
ドとなる。この有効/無効指定領域V/Iは、データD
T中の各データの有効/無効を各車種別に指定すること
により全車種に共通に使える信号体系を構築するために
導入されたものである。なお、有効/無効指定コードを
用いない場合にはデータフィールドDFの全領域(=4
バイト)を全てデータ領域DTとして使用できる。
【0008】エラーチェック符号ERはCRC等による
エラーチェックを行うコード、データ終了符号EODは
CRCコードを含むデータの終了を表すコード、肯定応
答領域ANCはネットワークに接続される全てのノード
の受信応答信号ACKの返送領域、メッセージ終了符号
EOMはメッセージの終了を表示するコードである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】マイクロプロセッサ等
に制御される通信ICを用いた多重伝送装置では、各ノ
ードはメッセージを送信するにあたって、自ノードに収
容している各種補器類等のON/OFF状態を調べてそ
れらのデータをメッセージのデータ領域DTに記入し送
信している。このため、メッセージの作成に時間を要
し、メッセージ送信にあたっての処理時間が長くなる。
また、通常このようなメッセージ作成をマイクロプロセ
ッサによるソフトウェア処理によって行っているので、
ソフトウェアの処理負担が大きい。
【0010】一方、補器類のオン/オフデータはそれら
の内容が変化したときにその変化したデータについてだ
け他のノードに対して通知してやれば足りると考えられ
るので、データ変化時にその変化内容を、ソフトウェア
の助けなしにハードウェア回路によって自動的に他ノー
ドに対して迅速に通知できることが望まれる。
【0011】本発明は上述のような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、多重伝送装置
において、データ内容に変化があったときにそれをハー
ドウェア回路で直ちに検出してその変化内容を他ノード
に通知できるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明の多重伝送装置の送信回路は、各種伝送デ
ータを記入するデータ領域と該データ領域中の各伝送デ
ータ対応にその有効/無効情報を記入する有効/無効領
域とを含むメッセージをノード間で送受する多重伝送装
置の送信回路であって、伝送データの変化を検出するデ
ータ変化検出手段と、有効/無効領域に設定する有効/
無効情報を保持するとともに、データ変化検出手段によ
り伝送データの変化が検出されたときにその変化した伝
送データに対応する有効/無効情報をその伝送データに
変化があったことを示す「有効」にする有効/無効設定
手段と、データ領域に設定する伝送データを保持すると
ともに、データ変化検出手段により伝送データの変化が
検出されたときにその変化した伝送データの内容をその
変化に応じて書き換えるデータ保持手段と、データ変化
検出手段により伝送データの変化が検出されると、有効
/無効設定手段とデータ保持手段の内容に基づいて、そ
の変化した伝送データの内容を含みその伝送データに対
応した有効/無効情報を「有効」にしたメッセージを作
成して送信する送信制御手段とを備えたものである。
【0013】また本発明の多重伝送装置の受信回路は、
各種伝送データを記入するデータ領域と該データ領域中
の各伝送データ対応にその有効/無効情報を記入する有
効/無効領域とを含むメッセージをノード間で送受する
多重伝送装置の受信回路であって、受信したメッセージ
中の有効/無効領域の有効/無効情報を保持する有効/
無効情報保持手段と、受信したメッセージ中のデータ領
域の伝送データを保持するデータ保持手段と、有効/無
効情報保持手段の有効/無効情報とデータ保持手段の伝
送データとが入力され、有効/無効情報が「有効」のも
のをそれに対応する伝送データの内容に変化があったも
のと判定してその伝送データを選択し出力する有効/無
効判定手段とを備えたものである。
【0014】
【作用】送信回路では、伝送データに変化が生じると、
それをデータ変化検出手段で検出し、有効/無効設定手
段はその変化があった伝送データに対応する有効/無効
情報をその伝送データに変化があったことを示す「有
効」にする。またデータ保持手段はその変化した伝送デ
ータの内容をその変化に応じて書き換える。送信制御手
段は、これらの内容に基づいて、その変化した伝送デー
タの内容を含みその伝送データに対応した有効/無効情
報を「有効」にしたメッセージを作成して、これを送信
する。
【0015】このメッセージを受信した受信回路では、
有効/無効保持手段が受信メッセージ中の有効/無効領
域の有効/無効情報を保持し,またデータ保持手段が受
信メッセージ中のデータ領域の伝送データを保持し、有
効/無効判定手段がそれらの有効/無効情報のうちの
「有効」のものをそれに対応する伝送データの内容に変
化があったものと判定してその伝送データを選択し出力
する。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図3には本発明の一実施例としての多重伝送装置
の多重ノードの構成例が示され、図1にはこの実施例の
多重ノードにおける送信回路の有効/無効制御に係わる
回路部分の構成例が、また図2にはこの実施例の多重ノ
ードにおける受信回路の有効/無効制御に係わる回路部
分の構成例が示される。
【0017】図3において、多重ノードは送信回路1、
受信回路2、ノード内で使用するクロックを発生するク
ロック発生器3、送受信の全体的制御を司る送受信制御
部4、バスインタフェース部5等を含み構成される。送
信回路は16個の入力ポートPA0〜PA7、PB0〜
PB7を有し、これらの入力ポートPA0〜PA7、P
B0〜PB7には各種補器類等のON/OFF信号が入
力されるものとする。また受信回路2は16個の出力ポ
ートPC0〜PC7、PD0〜PD7を有し、これらに
は各種補器類等の駆動回路が接続される。バスインタフ
ェース部5は多重バスに接続されて他ノード間とのメッ
セージの送受をインタフェースする。
【0018】図1の送信回路において、A、Bの2群か
らなる16個のスイッチSW0〜SW7はそれぞれに対
応する補器類等のON/OFF状態を示すためのスイッ
チであって、対応する補器類等がOFFからON、ある
いはONからOFFへと状態変化するとその切換え時だ
け接地される接点信号を出力する。これらのスイッチS
W0〜SW7はそれぞれ雑音除去用のアナログ低域フィ
ルタ11a0 〜11a6 、11b0 〜11b6 を介して
送信回路1の入力ポートPA0〜PA7、PB0〜PB
7に入力される。
【0019】各入力ポートPA0〜PA7、PB0〜P
B7に入力された信号は、さらにディジタル低域フィル
タ12a0 〜12a6 、12b0 〜12b6 を介してパ
ルス変換器13a0 〜13a6 、13b0 〜13b6
それぞれ入力される。これらのパルス変換器13a0
13a6 、13b0 〜13b6 は対応するスイッチSW
から接点信号が入力されると、一定パルス幅のパルスを
生成して出力するように動作する。
【0020】14a、14bは、メッセージ中の16ビ
ットの有効/無効指定領域V/Iの各ビットのコードを
生成するためのラッチであり、ラッチ14aは有効/無
効指定領域の上位1バイト、ラッチ14bはその下位1
バイトのコードを生成し、それぞれ8ビット並列の入力
端子と出力端子を持つ。ラッチ14aの各入力ビットに
はパルス変換器13a0 〜13a6 からの出力パルス
が、またラッチ14bの各入力ビットにはパルス変換器
13b0 〜13b6 からの出力パルスがそれぞれ入力さ
れる。このラッチ14a、14bの各ビットは初期状態
では“0”であるが、対応するパルス変換器からの出力
パルスが入力されると“1”が設定され、一方、クリア
信号CLRが入力されると全ビットが“0”にクリアさ
れるよう動作する。
【0021】15a、15bは、メッセージ中の16ビ
ットのデータ領域DTの各ビットのデータを生成するた
めのラッチであり、ラッチ15aはデータ領域DTの上
位1バイト、ラッチ15bはその下位1バイトのデータ
を生成し、それぞれ8ビット並列の入力端子と出力端子
を持つ。ラッチ15aの各入力ビットにはパルス変換器
13a0 〜13a6 からの出力パルスが、またラッチ1
5bの各入力ビットにはパルス変換器13b0 〜13b
6 からの出力パルスがそれぞれ入力される。このラッチ
15a、15bの各ビットはトグルフリップフロップ等
からなり、対応するパルス変換器から出力パルスが入力
されると、その入力の度にそのビットの出力を“0”と
“1”との間で交互に切り換えるよう動作する。
【0022】これらラッチ14a、14b、15a、1
5bの8ビット並列出力は送信シフトレジスタ16にそ
れぞれ入力される。送信シフトレジスタ16は8ビット
並列入力を持ち、それをセットパルスSP4が入力され
ると直列データに並直列変換して出力するよう動作す
る。また各ラッチ14a、14b、15a、15bはそ
れぞれセットパルスSP0、SP1、SP2、SP3が
入力されると、自己の保持データをシフトレジスタ16
に送出するようになっている。
【0023】ORゲート17aには各パルス変換器13
0 〜13a6 からの出力パルスが入力され、またOR
ゲート17bには各パルス変換器13b0 〜13b6
らの出力パルスが入力される。これらのORゲート17
a、17bの出力信号は送信要求パルスとして送信制御
部18に入力される。送信制御部18は送信要求パルス
を受けるとタイミング発生部19にタイミング生成のた
めの制御信号を与えるように動作する。
【0024】またタイミング発生部19はこれらの制御
信号に基づいて、ラッチ14a、14b、14a、14
b、送信シフトレジスタ16へのセットパルスSP0〜
SP4、ラッチ14a、14bへのクリア信号CLR、
送信シフトレジスタ16への動作クロックCK0、ディ
ジタル低域フィルタ12a0 〜12a6 、12b0 〜1
2b6 への動作クロックCK1をそれぞれ生成して送出
するよう動作する。
【0025】図2の受信回路において、多重バスから入
力されたメッセージはバスインタフェース部を介して受
信シフトレジスタ21に入力される。この受信シフトレ
ジスタ21は入力された直列データを8ビット並列出力
に直並列変換するよう動作する。受信シフトレジスタ2
1の並列出力ビットはデータラッチ23a、23b、2
4a、24bに並列にそれぞれ8ビット並列入力され
る。ここでデータラッチ23a、23bはメッセージ中
の有効/無効指定領域V/Iのコードをラッチするため
のもので、データラッチ23aはその上位1バイト、デ
ータラッチ23bはその下位1バイトをラッチする。ま
たデータラッチ24a、24bはメッセージ中のデータ
領域DTのデータをラッチするためのもので、データラ
ッチ24aはその上位1バイト、データラッチ24bは
その下位1バイトをラッチする。
【0026】各データラッチ23a、23b、24a、
24bはそれぞれ8ビット並列出力であり、データラッ
チ23a、24aの並列出力信号は有効/無効判定部2
5aにそれぞれ別々に入力され、またデータラッチ23
b、24bの並列出力信号は有効/無効判定部25bに
それぞれ別々に入力される。
【0027】有効/無効判定部25a、25bは8ビッ
ト並列出力を持ち、各出力ビットは、スリーステートゲ
ート等と同じように高レベル状態(論理1)、低レベル
状態(論理0)、高インピーダンス状態(論理1でも0
でもない)の3状態をとることができ、データラッチ2
3a、23bからの有効/無効コードが“1”のものだ
け、その有効/無効コードに対応するデータ(データラ
ッチ24a、24bからの出力ビット値)に応じて、自
身の対応する出力ビットを“0”または“1”にし、有
効/無効コードが“0”のものはその出力ビットを高イ
ンピーダンス状態とする。
【0028】有効/無効判定部25a、25bからの各
ビットの出力信号はそれぞれバッファアンプ26a0
26a6 、26b0 〜26b6 を介して出力ポートPC
0〜PC7、PD0〜PD7に送出される。
【0029】タイミング発生器22はシステムクロック
やコントロール信号等に基づいて、ラッチ23a、23
b、24a、24bに対してデータラッチタイミングを
与えるタイミング信号RP0〜RP3を生成したり、有
効/無効判定部25a、25bに対して出力タイミング
を与えるポート出力パルスを生成してそれぞれ出力す
る。
【0030】以下、この実施例回路の動作を説明する。
いま、送信回路1側において、A群のスイッチSW0に
対応する補器類がOFFからONに状態変化したものと
する。すると、スイッチSW0がその変化時点だけ接点
信号を発生してそれをアナログ低域フィルタ11a0
ディジタル低域フィルタ12a0 を経てパルス変換器1
3a0 に送り、これによりパルス変換器13a0 は一定
パルス幅のパルスを出力する。
【0031】このパルス変換器13a0 の出力パルスが
ラッチ15aに入力されると、このラッチ15aの8ビ
ットデータ中の第1ビット目が“1”になる。これは上
記スイッチSW0に対応するデータ領域DTの上位側1
バイトの第1ビット目のデータを、「ON」を示す
“1”にしたことに相当する。このように、ラッチ15
a、15bはその保持データの各ビットに対応するスイ
ッチSWから切換え信号が入力される毎にそのビットの
内容を反転し、それにより各スイッチSWに対応する補
器類等のON/OFF状態を保持データの各ビットの状
態により表示することができるものである。
【0032】またパルス変換器13a0 の出力パルスが
ラッチ14aに入力されると、このラッチ14aの8ビ
ットデータ中の第1ビット目のコードが“1”になる。
ラッチ14a、14bの他のビットは全て“0”となっ
ているので、この第1ビット目のコードの“1”への変
化は、ラッチ15aの第1ビット目(すなわちスイッチ
SW0に対応するデータ領域DTの上位側1バイトの第
1ビット目のデータ)に状態変化があったことを表示す
ることになる。
【0033】またパルス変換器13a0 の出力パルスは
ORゲート17aを介して送信制御部18に入力され
る。すると、送信制御部18はメッセージを多重バスに
出力するための制御を開始し、タイミング発生器19に
制御信号を送り、これによりタイミング発生器19はセ
ットパルス等の各種信号を生成し出力する。
【0034】まず、ラッチ14a、14b、15a、1
5bの内容の書換えが終了したタイミングでセットパル
スSP0が生成され、それによりラッチ14aの内容が
送信シフトレジスタ16に入力され、次のタイミングで
セットパルスSP4が生成されてラッチ14aの内容が
送信シフトレジスタ16から直列データとして送出さ
れ、次のタイミングでセットパルスSP1が生成されて
ラッチ14bの内容が送信シフトレジスタ16に入力さ
れ、次のタイミングでセットパルスSP4が生成されて
その内容が直列データとして送出され、次のタイミング
でセットパルスSP2が生成されてラッチ15aの内容
が送信シフトレジスタ16に入力され、次のタイミング
でセットパルスSP4が生成されてその内容が直列デー
タとして送出され、次のタイミングでセットパルスSP
3が生成されてラッチ15bの内容が送信シフトレジス
タ16に入力され、次のタイミングでセットパルスSP
4が生成されてその内容が直列データとして送出され
る。
【0035】これによりメッセージ中のデータフィール
ドDF中の2バイトの有効/無効領域V/Iと2バイト
のデータ領域DTの内容がその順で逐次に送出され、こ
れに他のコード等を多重化してメッセージが組み立てら
れ、これが多重バスに送出されることになる。このメッ
セージの送出が終了したら、タイミング発生器19はク
リア信号CLRを発生し、それによりラッチ14a、1
4bはその内容が全て“0”にクリアされる。
【0036】一方、受信回路2側においては、受信され
たメッセージのデータフィールドDFの内容は、タイミ
ング発生器22の発生するタイミング信号RP0〜RP
3によって、そのうちの有効/無効指定領域V/Iの上
位1バイトはデータラッチ23aに、その下位1バイト
はデータラッチ23bにラッチされ、またデータ領域D
Tの上位1バイトはデータラッチ24aに、その下位1
バイトはデータラッチ24bにラッチされる。
【0037】各データのラッチが終了したら、タイミン
グ発生器22はポート出力パルスを出力する。これによ
り有効/無効判定部25a、25bは、有効/無効デー
タラッチ23a、23bの並列出力ビット(有効/無効
指定ビット)のうち“1”が立っているビットを探し、
データラッチ24a、24bの並列出力ビット(データ
ビット)のうち対応する有効/無効指定ビットが“1”
のビットの値(“0”または“1”)を出力ポートに出
力する。また対応する有効/無効指定ビットが“0”の
データビットの出力は高インピーダンス状態とし、それ
により受信回路側の出力ポートに接続されている補器類
の駆動回路の従前の状態に影響を与えないようにする。
【0038】以上のようにすることで、送信回路側で
は、補器類等に状態変化があったときだけ、その補器類
の状態変化情報(ONかOFFかの情報)とその補器類
に状態変化があったことを示す有効/無効指定コードを
メッセージ化して送出し、受信回路側では、そのメッセ
ージに基づいてどの補器類に状態変化があったかを認識
してそれに対応した処理を的確に行うことができる。
【0039】このように、本発明では、車種の変更等に
対応できるように導入された有効/無効指定領域V/I
のコードを、補器類等の状態変化が生じたことを表示す
るコードとして利用し、制御を行っているものである。
【0040】なお、上述の実施例では送信側が持つデー
タ領域DTのデータを全てメッセージ化して送信した
が、本発明はこれに限られるものではなく、本発明の原
理からも分かるように、データ領域DT中における変化
データ以外のデータには何らかのダミーデータを挿入し
てメッセージを作成し送信するものであってもよい。
【0041】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、多重伝送装置において、データ内容に変化があった
ときにそれをハードウェア回路で直ちに検出してその変
化内容を他ノードに通知できるようになる。これにより
マイクロプロセッサの負担を軽減でき、よってマイクロ
プロセッサとして高性能ものが必要なくなってコストダ
ウンを図ることができる。またメッセージ作成処理にソ
フトウェア処理の時間をかけずにハードウェア処理だけ
でも送信ができるので、通信速度を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての多重伝送装置の多重
ノードの構成例を示す図である。
【図2】この実施例の多重ノードにおける送信回路の有
効/無効制御に係わる回路部分の構成例を示す図であ
る。
【図3】この実施例の多重ノードにおける受信回路の有
効/無効制御に係わる回路部分の構成例を示す図であ
る。
【図4】多重伝送装置のノード間で送受されるメッセー
ジのフレームフォーマットを示す図である。
【図5】多重伝送装置の全体的構成の例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 送信回路 2 受信回路 3 クロック発生器 4 送受信制御部 5 バスインタフェース部 11a0 〜11a6 、11b0 〜11b6 アナログ低
域フィルタ 12a0 〜12a6 、12b0 〜12b6 ディジタル
低域フィルタ 13a0 〜13a6 、13b0 〜13b6 パルス変換
器 14a、14b、15a、15b ラッチ 16 送信シフトレジスタ 17a、17b ORゲート 18 送信制御部 19 タイミング発生器 21 シフトレジスタ 22 タイミング発生器 23a、23b 有効/無効データラッチ 24a、24b データラッチ 25a、25b 有効/無効判定部 バッファアンプ26a0 〜26a6 、26b0 〜26b
6

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種伝送データを記入するデータ領域と
    該データ領域中の各伝送データ対応にその有効/無効情
    報を記入する有効/無効領域とを含むメッセージをノー
    ド間で送受する多重伝送装置の送信回路であって、 伝送データの変化を検出するデータ変化検出手段と、 該有効/無効領域に設定する有効/無効情報を保持する
    とともに、該データ変化検出手段により伝送データの変
    化が検出されたときにその変化した伝送データに対応す
    る有効/無効情報をその伝送データに変化があったこと
    を示す「有効」にする有効/無効設定手段と、 該データ領域に設定する伝送データを保持するととも
    に、該データ変化検出手段により伝送データの変化が検
    出されたときにその変化した伝送データの内容をその変
    化に応じて書き換えるデータ保持手段と、 該データ変化検出手段により伝送データの変化が検出さ
    れると、該有効/無効設定手段と該データ保持手段の内
    容に基づいて、その変化した伝送データの内容を含みそ
    の伝送データに対応した有効/無効情報を「有効」にし
    たメッセージを作成して送信する送信制御手段とを備え
    た多重伝送装置の送信回路。
  2. 【請求項2】 各種伝送データを記入するデータ領域と
    該データ領域中の各伝送データ対応にその有効/無効情
    報を記入する有効/無効領域とを含むメッセージをノー
    ド間で送受する多重伝送装置の受信回路であって、 受信したメッセージ中の有効/無効領域の有効/無効情
    報を保持する有効/無効情報保持手段と、 受信したメッセージ中のデータ領域の伝送データを保持
    するデータ保持手段と、 該有効/無効情報保持手段の有効/無効情報と該データ
    保持手段の伝送データとが入力され、有効/無効情報が
    「有効」のものをそれに対応する伝送データの内容に変
    化があったものと判定してその伝送データを選択し出力
    する有効/無効判定手段とを備えた多重伝送装置の受信
    回路。
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