JPH06300833A - 超音波式距離検出装置 - Google Patents
超音波式距離検出装置Info
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- JPH06300833A JPH06300833A JP5086425A JP8642593A JPH06300833A JP H06300833 A JPH06300833 A JP H06300833A JP 5086425 A JP5086425 A JP 5086425A JP 8642593 A JP8642593 A JP 8642593A JP H06300833 A JPH06300833 A JP H06300833A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】対地高さ検出等の距離計測を超音波センサ7に
て実行する場合、外的原因による受信感度レベルの低下
による誤検出動作を防止して計測精度を向上させる。 【構成】超音波センサ7の発信器7aから発射され、被
検出物にて反射された超音波を受信器7bで受信した受
信信号を、超音波発信時からの時間の経過に伴って受信
増幅度が増大するようにした時間的感度調節回路11を
介してCPU10に入力する。これにより、超音波セン
サ7に近い位置の被検出物からの反射波の受信信号は増
幅されず、遠い位置にある被検出物からの反射波の受信
信号は増幅されて、距離計測のための時間値の演算を正
確に実行することができる。
て実行する場合、外的原因による受信感度レベルの低下
による誤検出動作を防止して計測精度を向上させる。 【構成】超音波センサ7の発信器7aから発射され、被
検出物にて反射された超音波を受信器7bで受信した受
信信号を、超音波発信時からの時間の経過に伴って受信
増幅度が増大するようにした時間的感度調節回路11を
介してCPU10に入力する。これにより、超音波セン
サ7に近い位置の被検出物からの反射波の受信信号は増
幅されず、遠い位置にある被検出物からの反射波の受信
信号は増幅されて、距離計測のための時間値の演算を正
確に実行することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバインにおける刈
取前処理装置の対地高さの検出や、トラクタに牽引され
る耕うん作業機の対地高さ検出、建設機械の作業車の対
地高さ検出のため、これらの走行機体に装着した発信器
から発射した超音波を被検出物にて反射させた反射波を
受信器に受信して、その受信信号から制御部において被
検出物までの距離を測定するための超音波式距離検出装
置に関するものである。
取前処理装置の対地高さの検出や、トラクタに牽引され
る耕うん作業機の対地高さ検出、建設機械の作業車の対
地高さ検出のため、これらの走行機体に装着した発信器
から発射した超音波を被検出物にて反射させた反射波を
受信器に受信して、その受信信号から制御部において被
検出物までの距離を測定するための超音波式距離検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来多用されていたコンバインにおける
刈取り高さ検出装置として、地面に対して接触する接触
部を備えた機械式センサでは、その接触部に穀稈の株元
部異物が当たって破損しやすいという欠点があった。こ
れに対して、最近では、特開昭58−142279号公
報に開示されているように、非接触式の超音波センサを
使用することが多くなった。
刈取り高さ検出装置として、地面に対して接触する接触
部を備えた機械式センサでは、その接触部に穀稈の株元
部異物が当たって破損しやすいという欠点があった。こ
れに対して、最近では、特開昭58−142279号公
報に開示されているように、非接触式の超音波センサを
使用することが多くなった。
【0003】そして、特公昭63−32410号公報で
は、超音波センサに近い位置にある機械の支持部材等
に、発信器からの超音波が反射して、受信器で受信して
しまい、被検出物からの受信波と混同することがあり、
制御誤動作の原因となり得るので、受信器の出力側に、
超音波の発信時からの時間経過に伴って感知レベルが小
さくなるように変化するコンパレータ(信号比較器)を
設けることを提案している。
は、超音波センサに近い位置にある機械の支持部材等
に、発信器からの超音波が反射して、受信器で受信して
しまい、被検出物からの受信波と混同することがあり、
制御誤動作の原因となり得るので、受信器の出力側に、
超音波の発信時からの時間経過に伴って感知レベルが小
さくなるように変化するコンパレータ(信号比較器)を
設けることを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この構成によるときに
は、基準値発生器から出力される一定電圧の基準信号
と、被検出物での反射波を受信する受信器からの検出信
号との大小を前記コンパレータにて比較し、前記検出信
号が基準信号の値より大きいもののみを、コンパレータ
から出力する。換言すると、前記基準値発生器とコンパ
レータとは検出信号に対する一種のフィルタ装置という
べきものであり、前記基準値はしきい値であって、この
しきい値が超音波の発信時からの時間経過に伴って小さ
くなるように変化するものである。
は、基準値発生器から出力される一定電圧の基準信号
と、被検出物での反射波を受信する受信器からの検出信
号との大小を前記コンパレータにて比較し、前記検出信
号が基準信号の値より大きいもののみを、コンパレータ
から出力する。換言すると、前記基準値発生器とコンパ
レータとは検出信号に対する一種のフィルタ装置という
べきものであり、前記基準値はしきい値であって、この
しきい値が超音波の発信時からの時間経過に伴って小さ
くなるように変化するものである。
【0005】しかしながら、前記先行技術のように単に
しきい値を時間経過に従って感度レベルを小さくしただ
けあると、例えば超音波センサが地面に近い箇所に設け
られて、発信から受信迄の時間が短い場合には、しきい
値が大きい箇所で判別しなければならないから、感度レ
ベルの大きい受信器を使用しなければ、検出できない。
また、固い土面から柔らかい土面に移動する等して圃場
面の状態変動があった場合のように、受信器によって受
信される検出信号の感度レベルが低く(高く)変動した
場合には、超音波正回転から地面迄の高さが同じ高さで
あっても前記のしきい値を越える箇所が異なることにな
り、対地高さの計測結果に誤差が生じ、刈高さ制御に際
して誤判断を下すことになるという問題があった。
しきい値を時間経過に従って感度レベルを小さくしただ
けあると、例えば超音波センサが地面に近い箇所に設け
られて、発信から受信迄の時間が短い場合には、しきい
値が大きい箇所で判別しなければならないから、感度レ
ベルの大きい受信器を使用しなければ、検出できない。
また、固い土面から柔らかい土面に移動する等して圃場
面の状態変動があった場合のように、受信器によって受
信される検出信号の感度レベルが低く(高く)変動した
場合には、超音波正回転から地面迄の高さが同じ高さで
あっても前記のしきい値を越える箇所が異なることにな
り、対地高さの計測結果に誤差が生じ、刈高さ制御に際
して誤判断を下すことになるという問題があった。
【0006】換言すると、何らかの外的原因で、受信器
での受信信号のレベルが低下(上昇)すると、被検出物
までの距離検出に誤差が発生するという問題があった。
本発明では、前記先行技術とは逆に、受信器からの出力
信号(検出信号)を増幅してから被検出物の有無を判断
するものであり、その増幅度を超音波の発信時では小さ
くし、時間経過に伴って増幅度を増大させることによ
り、外的原因の影響を受けず、且つ、発信器から近い位
置にあるものからの反射波の検出信号の悪影響を除去し
て、被検出物までの距離測定の誤判断を無くすること
を、解決すべき技術的課題とするものである。
での受信信号のレベルが低下(上昇)すると、被検出物
までの距離検出に誤差が発生するという問題があった。
本発明では、前記先行技術とは逆に、受信器からの出力
信号(検出信号)を増幅してから被検出物の有無を判断
するものであり、その増幅度を超音波の発信時では小さ
くし、時間経過に伴って増幅度を増大させることによ
り、外的原因の影響を受けず、且つ、発信器から近い位
置にあるものからの反射波の検出信号の悪影響を除去し
て、被検出物までの距離測定の誤判断を無くすること
を、解決すべき技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、作業車の走行機体に装着した発信器から
発射した超音波を被検出物にて反射させた反射波を受信
器に受信して、その受信信号から制御部にて被検出物ま
での距離を測定するための超音波式距離検出装置におい
て、前記受信器からの受信信号を、超音波発信時からの
時間の経過に伴って受信増幅度が増大するようにした時
間的感度調節回路を介して前記制御部に入力するように
構成したものである。
め、本発明は、作業車の走行機体に装着した発信器から
発射した超音波を被検出物にて反射させた反射波を受信
器に受信して、その受信信号から制御部にて被検出物ま
での距離を測定するための超音波式距離検出装置におい
て、前記受信器からの受信信号を、超音波発信時からの
時間の経過に伴って受信増幅度が増大するようにした時
間的感度調節回路を介して前記制御部に入力するように
構成したものである。
【0008】
【実施例】次に本発明を具体化した実施例について説明
すると、図1はコンバインの側面図、図2は正面図を示
し、コンバインの走行機体1の前部には、図5に示す油
圧シリンダ9を介して刈取前処理装置2を昇降動可能に
装着されており、刈取前処理装置2は下端を前方に上端
を後方に傾斜配置させた穀稈引き起こし装置3と、その
下端前方の分草体4と、穀稈引き起こし装置3の下部後
方の刈取刃5と、穀稈搬送装置6とからなる。
すると、図1はコンバインの側面図、図2は正面図を示
し、コンバインの走行機体1の前部には、図5に示す油
圧シリンダ9を介して刈取前処理装置2を昇降動可能に
装着されており、刈取前処理装置2は下端を前方に上端
を後方に傾斜配置させた穀稈引き起こし装置3と、その
下端前方の分草体4と、穀稈引き起こし装置3の下部後
方の刈取刃5と、穀稈搬送装置6とからなる。
【0009】本実施例の超音波式距離検出装置における
超音波センサ7は、前記穀稈引き起こし装置3の裏面側
に設けたブラケット(図示せず)に配置し、図3等に示
すように、超音波センサ7における発信器7aの発信部
(ホーン部)と受信器7bの受信部とを地面8に向ける
ように配置する。図3は、本発明の超音波式検出装置と
その制御部との実施例を示し、符号10は超音波式距離
検出装置における制御部としての中央処理装置(CP
U)で、図示しないが制御プログラムを記憶させた読み
出し専用メモリ(ROM)や、各種の検出値、データ等
を一時的に記憶させる随時読み書き可能メモリ(RA
M)やインターフェイス、バスなどを備え、超音波セン
サ7における発信器7aにはCPU10からの指令によ
り、発信回路15を介して適宜時間間隔T1にて超音波
を発信し、被検出物等にて反射された反射波は受信器7
bで受信し、その検出信号は本発明の時間的感度調節回
路11を介してCPU10に入力する。
超音波センサ7は、前記穀稈引き起こし装置3の裏面側
に設けたブラケット(図示せず)に配置し、図3等に示
すように、超音波センサ7における発信器7aの発信部
(ホーン部)と受信器7bの受信部とを地面8に向ける
ように配置する。図3は、本発明の超音波式検出装置と
その制御部との実施例を示し、符号10は超音波式距離
検出装置における制御部としての中央処理装置(CP
U)で、図示しないが制御プログラムを記憶させた読み
出し専用メモリ(ROM)や、各種の検出値、データ等
を一時的に記憶させる随時読み書き可能メモリ(RA
M)やインターフェイス、バスなどを備え、超音波セン
サ7における発信器7aにはCPU10からの指令によ
り、発信回路15を介して適宜時間間隔T1にて超音波
を発信し、被検出物等にて反射された反射波は受信器7
bで受信し、その検出信号は本発明の時間的感度調節回
路11を介してCPU10に入力する。
【0010】また、前記CPU10に対して別の上位中
央処理装置(CPU)12を接続し、CPU10では、
前記演算された距離に応じて出力信号を上位CPU12
に入力し、該上位CPU12から所定の昇降指令信号を
駆動回路13に出力し、該駆動回路13からの出力に応
じて油圧切換弁14の電磁ソレノイドを作動させて、刈
取前処理装置2の昇降のための油圧シリンダ9を作動さ
せるのである。
央処理装置(CPU)12を接続し、CPU10では、
前記演算された距離に応じて出力信号を上位CPU12
に入力し、該上位CPU12から所定の昇降指令信号を
駆動回路13に出力し、該駆動回路13からの出力に応
じて油圧切換弁14の電磁ソレノイドを作動させて、刈
取前処理装置2の昇降のための油圧シリンダ9を作動さ
せるのである。
【0011】なお、この上位CPU12は、コンバイン
における他のセンサや制御用スイッチからの信号も受
け、車速や脱穀負荷等に応じて刈取前処理装置の駆動制
御も司る。次に、CPU10及び時間感度調節回路11
での制御について説明すると、CPU10から出る駆動
パルスP1(図4参照)にて駆動回路11を作動させて
発信器7aから所定の時間間隔T1ごとに、デューティ
区間T2の発信波P2を出力する。受信器7bでは、前
記発信器7aからの発信波P2が地面8に反射して受信
波P3を出力する。
における他のセンサや制御用スイッチからの信号も受
け、車速や脱穀負荷等に応じて刈取前処理装置の駆動制
御も司る。次に、CPU10及び時間感度調節回路11
での制御について説明すると、CPU10から出る駆動
パルスP1(図4参照)にて駆動回路11を作動させて
発信器7aから所定の時間間隔T1ごとに、デューティ
区間T2の発信波P2を出力する。受信器7bでは、前
記発信器7aからの発信波P2が地面8に反射して受信
波P3を出力する。
【0012】受信器7bからの出力信号P3を時間感度
調節回路11に入力すると、ここでは、図5に示すよう
に、発信波P2の発射開始時点Toからの時間経過に伴
って増幅度が増大するような時間経過増幅特性曲線X1
にて入力信号(検出信号)を増幅させてからCPU10
に出力する。なお、図5において横軸は時間(msec.)で
あり、縦軸は増幅度(dB)、また、横軸の下側の尺度は常
温(20 ℃) での距離(cm)換算である。さらに、環境温度
を温度センサ16にて検出し、適宜温度区間に応じて増
幅度の異なる時間経過増幅特性曲線に切換えて適用させ
るようにして良いのである。
調節回路11に入力すると、ここでは、図5に示すよう
に、発信波P2の発射開始時点Toからの時間経過に伴
って増幅度が増大するような時間経過増幅特性曲線X1
にて入力信号(検出信号)を増幅させてからCPU10
に出力する。なお、図5において横軸は時間(msec.)で
あり、縦軸は増幅度(dB)、また、横軸の下側の尺度は常
温(20 ℃) での距離(cm)換算である。さらに、環境温度
を温度センサ16にて検出し、適宜温度区間に応じて増
幅度の異なる時間経過増幅特性曲線に切換えて適用させ
るようにして良いのである。
【0013】このように、受信器7bからの出力信号P
3を時間感度調節回路11を介して検出信号P4として
出力すると、発信器7aに近い位置にある障害物、例え
ば、刈取前処理装置2のフレーム等で反射した反射波が
受信器7bで受信する迄の時間が短いため、殆ど増幅さ
れない検出信号P4の大きさとなり、地面等の刈高さ検
出に必要な被検出物の箇所から反射した反射波が、受信
器7bで受信するまでの時間T3は長いから、時間感度
調節回路11にて充分に増幅されて検出信号P4として
出力することができる。
3を時間感度調節回路11を介して検出信号P4として
出力すると、発信器7aに近い位置にある障害物、例え
ば、刈取前処理装置2のフレーム等で反射した反射波が
受信器7bで受信する迄の時間が短いため、殆ど増幅さ
れない検出信号P4の大きさとなり、地面等の刈高さ検
出に必要な被検出物の箇所から反射した反射波が、受信
器7bで受信するまでの時間T3は長いから、時間感度
調節回路11にて充分に増幅されて検出信号P4として
出力することができる。
【0014】図6は、地面8での乱反射が少ないため、
時間感度調節回路11からの検出信号曲線P4が1つの
ピーク値を有するような場合であって、この場合、検出
信号P4が一定レベル(しきい値)H以上となる箇所
は、T4,T5の二つの時点であるので、超音波センサ
7から地面までの距離を測定するための時間値Tmとし
ては、Tm=((T5−T4)/2)+T4の演算をC
PU10にて実行するのである。
時間感度調節回路11からの検出信号曲線P4が1つの
ピーク値を有するような場合であって、この場合、検出
信号P4が一定レベル(しきい値)H以上となる箇所
は、T4,T5の二つの時点であるので、超音波センサ
7から地面までの距離を測定するための時間値Tmとし
ては、Tm=((T5−T4)/2)+T4の演算をC
PU10にて実行するのである。
【0015】なお、従来では、検出信号P4が、最初に
一定レベル(しきい値)H以上になる時点をもって、距
離に対応する時間値としていたが、このように判断する
ときには、地面からの反射でなくてピーク値が大きく鋭
い鋸歯状の検出信号であっても、これを地面と誤判断す
ることがあるため、前記(T5−T4)の時間差がT6
以内(実施例ではT6=0.8msec.) のとき、前述のTm
の平均値演算を実行する。
一定レベル(しきい値)H以上になる時点をもって、距
離に対応する時間値としていたが、このように判断する
ときには、地面からの反射でなくてピーク値が大きく鋭
い鋸歯状の検出信号であっても、これを地面と誤判断す
ることがあるため、前記(T5−T4)の時間差がT6
以内(実施例ではT6=0.8msec.) のとき、前述のTm
の平均値演算を実行する。
【0016】また、図7に示すように、検出信号曲線P
5がふたこぶ状等ピーク値が2つ以上ある場合や、高原
状の高いレベルの検出器信号が続く場合には、一般的に
しきい値H以上の区間(T5−T4)の時間間隔が前記
のT6×2(実施例では、T6×2=1.6msec.以上と考
えられるので、超音波センサ7から地面までの距離を測
定するための時間値Tmとしては、Tm=T4+T6
(検出信号曲線P5がしきい値Hを最初に越えた時点か
ら適宜時間(ダミー時間)T6を加えた時間)とするよ
うな演算を実行するのである。
5がふたこぶ状等ピーク値が2つ以上ある場合や、高原
状の高いレベルの検出器信号が続く場合には、一般的に
しきい値H以上の区間(T5−T4)の時間間隔が前記
のT6×2(実施例では、T6×2=1.6msec.以上と考
えられるので、超音波センサ7から地面までの距離を測
定するための時間値Tmとしては、Tm=T4+T6
(検出信号曲線P5がしきい値Hを最初に越えた時点か
ら適宜時間(ダミー時間)T6を加えた時間)とするよ
うな演算を実行するのである。
【0017】前述のように、時間感度調節回路11から
出力された検出信号のうち、被検出物までの距離に換算
するものとしての時間値を一定の大きさのしきい値Hに
より判別するように制御すると、しきい値設定及びその
変更のデジタルが至極容易にできるという効果を有す
る。さらに、CPU10では、受信器7bでの誤信号の
受信による場合や超音波センサ7から被検出物迄の距離
が近すぎる場合に検出対象と誤判断するのを防止するた
め、図8のフローチャートに示すように、絶対値(T4
−T5)がT6以内の場合及び最初にしきい値Hを越え
る時間が前記時間経過増幅特性曲線X1における適宜増
幅度の小さい時間帯にある場合(T4≦T9)には(ス
テップS2,no)、CPU12に対してセンサ異常であ
る旨の信号を出力する(ステップS3)。この場合には
他の処理を実行し(ステップS4)その他の場合には、
前記の時間値Tmの演算を実行し(ステップS5)、そ
の結果をCPU12に出力するのである。
出力された検出信号のうち、被検出物までの距離に換算
するものとしての時間値を一定の大きさのしきい値Hに
より判別するように制御すると、しきい値設定及びその
変更のデジタルが至極容易にできるという効果を有す
る。さらに、CPU10では、受信器7bでの誤信号の
受信による場合や超音波センサ7から被検出物迄の距離
が近すぎる場合に検出対象と誤判断するのを防止するた
め、図8のフローチャートに示すように、絶対値(T4
−T5)がT6以内の場合及び最初にしきい値Hを越え
る時間が前記時間経過増幅特性曲線X1における適宜増
幅度の小さい時間帯にある場合(T4≦T9)には(ス
テップS2,no)、CPU12に対してセンサ異常であ
る旨の信号を出力する(ステップS3)。この場合には
他の処理を実行し(ステップS4)その他の場合には、
前記の時間値Tmの演算を実行し(ステップS5)、そ
の結果をCPU12に出力するのである。
【0018】そして、この演算した時間値Tmと距離と
の関係を予め実験により関係式等のルックアップテーブ
ルとしてROMに記憶させておき、前記CPU12で
は、前記時間値Tmとルックアップテーブルとから距離
Lを演算する。実施例では、刈取前処理装置2の下端面
と地面8との間上下距離、または刈取刃5から地面8ま
での上下距離が制御に必要な距離である。
の関係を予め実験により関係式等のルックアップテーブ
ルとしてROMに記憶させておき、前記CPU12で
は、前記時間値Tmとルックアップテーブルとから距離
Lを演算する。実施例では、刈取前処理装置2の下端面
と地面8との間上下距離、または刈取刃5から地面8ま
での上下距離が制御に必要な距離である。
【0019】CPU12では、前記演算された距離に応
じて、所定の昇降指令信号を駆動回路13に出力し、該
駆動回路13からの出力に応じて油圧切換弁14の電磁
ソレノイドを作動させて、刈取前処理装置2の昇降のた
めの油圧シリンダ9を作動させるのである。
じて、所定の昇降指令信号を駆動回路13に出力し、該
駆動回路13からの出力に応じて油圧切換弁14の電磁
ソレノイドを作動させて、刈取前処理装置2の昇降のた
めの油圧シリンダ9を作動させるのである。
【0020】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、本発明に
よれば、作業車の走行機体に装着した発信器から発射し
た超音波を被検出物にて反射させた反射波を受信器に受
信して、その受信信号から制御部にて被検出物までの距
離を測定するための超音波式距離検出装置において、前
記受信器からの受信信号を、超音波発信時からの時間の
経過に伴って受信増幅度が増大するようにした時間的感
度調節回路を介して前記制御部に入力するように構成し
たものであるから、受信器からの出力信号(検出信号)
を増幅してから被検出物の有無を判断するものであり、
その増幅度を超音波の発信時では小さくし、時間経過に
伴って増幅度を増大させることにより、圃場面の状態変
動等の外的原因からの影響を受けず、且つ、発信器から
近い位置にあるものからの反射波の検出信号の悪影響を
除去して、被検出物までの距離測定の誤判断を無くする
ことができて、常時の精度良く距離検出を行うことがで
きる効果を奏する。
よれば、作業車の走行機体に装着した発信器から発射し
た超音波を被検出物にて反射させた反射波を受信器に受
信して、その受信信号から制御部にて被検出物までの距
離を測定するための超音波式距離検出装置において、前
記受信器からの受信信号を、超音波発信時からの時間の
経過に伴って受信増幅度が増大するようにした時間的感
度調節回路を介して前記制御部に入力するように構成し
たものであるから、受信器からの出力信号(検出信号)
を増幅してから被検出物の有無を判断するものであり、
その増幅度を超音波の発信時では小さくし、時間経過に
伴って増幅度を増大させることにより、圃場面の状態変
動等の外的原因からの影響を受けず、且つ、発信器から
近い位置にあるものからの反射波の検出信号の悪影響を
除去して、被検出物までの距離測定の誤判断を無くする
ことができて、常時の精度良く距離検出を行うことがで
きる効果を奏する。
【図1】コンバインの側面視である。
【図2】コンバインの正面図である。
【図3】制御手段の機能ブロック図である。
【図4】超音波センサの発信波及び受信波のタイムチャ
ートである。
ートである。
【図5】時間感度調節回路における時間経過増幅特性曲
線図である。
線図である。
【図6】時間感度調節回路からの出力信号の説明図であ
る。
る。
【図7】他の時間感度調節回路からの出力信号の説明図
である。
である。
【図8】制御のフローチャートである。
1 走行機体 2 刈取前処理装置 3 穀稈引き起こし装置 4 分草体 5 刈取刃 7 超音波センサ 7a 発信器 7b 受信器 9 油圧シリンダ 10 CPU 11 時間感度調節回路 12 上位CPU 13 増幅回路 14 油圧切換弁
Claims (1)
- 【請求項1】 作業車の走行機体に装着した発信器から
発射した超音波を被検出物にて反射させた反射波を受信
器に受信して、その受信信号から制御部にて被検出物ま
での距離を測定するための超音波式距離検出装置におい
て、前記受信器からの受信信号を、超音波発信時からの
時間の経過に伴って受信増幅度が増大するようにした時
間的感度調節回路を介して前記制御部に入力するように
構成したことを特徴とする超音波式距離検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08642593A JP3183998B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | 超音波式距離検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|---|
| WO2014061192A1 (ja) * | 2012-10-19 | 2014-04-24 | 株式会社デンソー | 距離検出装置、距離検出方法、およびそのための持続的有形コンピュータ読み取り媒体 |
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-
1993
- 1993-04-13 JP JP08642593A patent/JP3183998B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2014061192A1 (ja) * | 2012-10-19 | 2014-04-24 | 株式会社デンソー | 距離検出装置、距離検出方法、およびそのための持続的有形コンピュータ読み取り媒体 |
| CN119179067A (zh) * | 2024-10-29 | 2024-12-24 | 深圳市飞易通科技有限公司 | 蓝牙测距方法、控制装置及测距设备 |
| CN119179067B (zh) * | 2024-10-29 | 2025-10-03 | 长沙市飞易通科技有限公司 | 蓝牙测距方法、控制装置及测距设备 |
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