JPH0630138A - 会議システム - Google Patents
会議システムInfo
- Publication number
- JPH0630138A JPH0630138A JP5087631A JP8763193A JPH0630138A JP H0630138 A JPH0630138 A JP H0630138A JP 5087631 A JP5087631 A JP 5087631A JP 8763193 A JP8763193 A JP 8763193A JP H0630138 A JPH0630138 A JP H0630138A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- microphone
- speaker
- microphone signal
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R3/00—Circuits for transducers
- H04R3/02—Circuits for transducers for preventing acoustic reaction, i.e. acoustic oscillatory feedback
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M9/00—Arrangements for interconnection not involving centralised switching
- H04M9/08—Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic
- H04M9/082—Two-way loud-speaking telephone systems with means for conditioning the signal, e.g. for suppressing echoes for one or both directions of traffic using echo cancellers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 中央ユニットに結合された複数の話者ユニッ
ト12を具えた会議システムである。話者ユニット12
は比較的短い持続時間のインパルス応答を有する比較的
簡単なアダプティブフィルタ38を有するエコーキャン
セラ20を具える。参加者が話していない状態ではその
話者ユニットのスピーカ18に共通受話信号LSが供給
される。このときマイクロホン16でピックアップされ
る音のうちスピーカから直接及び近接物体から反射され
て間接的に到達する音は比較的短いインパルス応答を有
するので前記エコーキャンセラで補償される。会議場の
壁から反射されてマイクロホンに到達する他の音(長い
インパルス応答を有する)は全てのスピーカユニットに
対し同一であるので自動話者検出のためにエコー消去す
る必要はない。この場合、自動話者検出を、エコーキャ
ンセラからの補償マイクロホン信号の信号強度が全スピ
ーカユニットの平均信号強度を越えるか否かに基づいて
実行することができる。 【効果】 簡単な自動話者検出が得られる。
ト12を具えた会議システムである。話者ユニット12
は比較的短い持続時間のインパルス応答を有する比較的
簡単なアダプティブフィルタ38を有するエコーキャン
セラ20を具える。参加者が話していない状態ではその
話者ユニットのスピーカ18に共通受話信号LSが供給
される。このときマイクロホン16でピックアップされ
る音のうちスピーカから直接及び近接物体から反射され
て間接的に到達する音は比較的短いインパルス応答を有
するので前記エコーキャンセラで補償される。会議場の
壁から反射されてマイクロホンに到達する他の音(長い
インパルス応答を有する)は全てのスピーカユニットに
対し同一であるので自動話者検出のためにエコー消去す
る必要はない。この場合、自動話者検出を、エコーキャ
ンセラからの補償マイクロホン信号の信号強度が全スピ
ーカユニットの平均信号強度を越えるか否かに基づいて
実行することができる。 【効果】 簡単な自動話者検出が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、会議場内に配置された
複数の話者ユニットと、これら話者ユニットに結合され
た中央ユニットとを具え、これら話者ユニットの少なく
とも一つのユニットが、− マイクロホン信号を発生す
るマイクロホンと、− マイクロホン信号に応答して送
話信号を中央ユニットに供給する送話信号出力端子と、
− 中央ユニットからの共通受話信号を受信する受話信
号入力端子と、− 共通受話信号の音響再生用スピーカ
と、を具えている会議システムに関するものである。
複数の話者ユニットと、これら話者ユニットに結合され
た中央ユニットとを具え、これら話者ユニットの少なく
とも一つのユニットが、− マイクロホン信号を発生す
るマイクロホンと、− マイクロホン信号に応答して送
話信号を中央ユニットに供給する送話信号出力端子と、
− 中央ユニットからの共通受話信号を受信する受話信
号入力端子と、− 共通受話信号の音響再生用スピーカ
と、を具えている会議システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】このようなシステムは欧州特許出願(E
P)0191492号から既知である。このような会議
システム(コングレスシステム、ミーティングシステム
又はディスカッションシステムとも称されている)は一
つの会場、例えば会議室又はホールで開かれている会議
の参加者のスピーチの理解を向上させるものである。こ
の目的のために、参加者は話者ユニットの近くに坐り、
話者ユニットのマイクロホンに向かって話す。マイクロ
ホン信号が話者ユニットの送話信号出力端子に得られ
る。これら話者ユニットは中央ユニットに結合され、中
央ユニットにおいて話者ユニットからの送話信号を選択
して加え合わせて共通受話信号を形成し、それぞれの話
者ユニットのスピーカに転送することができる。最大シ
ステム利得を得るために、話している参加者からの送話
信号のみを選択して加え合わせ、更にこれら参加者のス
ピーカへの共通受話信号の転送は音響帰還を阻止するた
めに遮断する。従来の会議システムではこの選択を話者
ユニットの押ボタンにより発生される指示信号に基づい
て行っている。しかし、参加者が押ボタンを押すのをし
ばしば忘れるために自動話者検出システムが必要とされ
るている。
P)0191492号から既知である。このような会議
システム(コングレスシステム、ミーティングシステム
又はディスカッションシステムとも称されている)は一
つの会場、例えば会議室又はホールで開かれている会議
の参加者のスピーチの理解を向上させるものである。こ
の目的のために、参加者は話者ユニットの近くに坐り、
話者ユニットのマイクロホンに向かって話す。マイクロ
ホン信号が話者ユニットの送話信号出力端子に得られ
る。これら話者ユニットは中央ユニットに結合され、中
央ユニットにおいて話者ユニットからの送話信号を選択
して加え合わせて共通受話信号を形成し、それぞれの話
者ユニットのスピーカに転送することができる。最大シ
ステム利得を得るために、話している参加者からの送話
信号のみを選択して加え合わせ、更にこれら参加者のス
ピーカへの共通受話信号の転送は音響帰還を阻止するた
めに遮断する。従来の会議システムではこの選択を話者
ユニットの押ボタンにより発生される指示信号に基づい
て行っている。しかし、参加者が押ボタンを押すのをし
ばしば忘れるために自動話者検出システムが必要とされ
るている。
【0003】中央ユニットにおいて全ての送話信号の信
号レベルを平均送話信号レベルと比較することができ
る。参加者の送話信号のレベルが平均レベルより高いと
きこの参加者は話者であると検出する。話していない話
者ユニットのスピーカとマイクロホンとの間の直接音響
結合の結果としてこの平均レベルはかなり高くなる。こ
の高い平均レベルのため及び所要の裕度のために平均レ
ベルを越えるためには送話信号はかなり大きくなければ
ならない。この結果として、特に文や単語の頭が失われ
てしまう。
号レベルを平均送話信号レベルと比較することができ
る。参加者の送話信号のレベルが平均レベルより高いと
きこの参加者は話者であると検出する。話していない話
者ユニットのスピーカとマイクロホンとの間の直接音響
結合の結果としてこの平均レベルはかなり高くなる。こ
の高い平均レベルのため及び所要の裕度のために平均レ
ベルを越えるためには送話信号はかなり大きくなければ
ならない。この結果として、特に文や単語の頭が失われ
てしまう。
【0004】他の話者検出方法は拡声電話システムから
既知である。この場合話者ユニットはそれぞれ異なる場
所にある。このような電話会議システムもいわゆるボイ
ススイッチを制御して音響帰還を阻止するために話者検
出を必要とする。この検出は、受話信号をマイクロホン
の推定信号に変換するフィルタを具えるエコーキャンセ
ラにより行われる。マイクロホン信号とその推定信号を
互いに減算する。話者の音声がマイクロホン信号に寄与
する結果として実際のマイクロホン信号が推定信号から
相違するとき話していると検出される。フィルタは多く
の場合、話者ユニットが位置する場所の音響インパルス
応答に対応するインパルス応答を有するアダプティブフ
ィルタである。この音響インパルス応答は未知であり変
化し得る。従って、可能な全動作状態の下で正しい動作
を得るには長いインパルス応答を有する極めて複雑なア
ダプティブフィルタが必要になる。この点に関しては、
W. Armbruster, "High Quality Hands-free Telephony
using Voice Switchingoptimised with Echo Cancella
tion", Signal Processing IV: Theories andApplicati
ons, Elsevier, EURASIP, 1988.を参照されたい。そし
て、会議システムにおいて話者検出のために既知のエコ
ーキャンセラを使用すると複雑なアダプティブフィルタ
が必要になり、チップに集積する場合にかなり大きなチ
ップ面積を必要とする欠点がある。
既知である。この場合話者ユニットはそれぞれ異なる場
所にある。このような電話会議システムもいわゆるボイ
ススイッチを制御して音響帰還を阻止するために話者検
出を必要とする。この検出は、受話信号をマイクロホン
の推定信号に変換するフィルタを具えるエコーキャンセ
ラにより行われる。マイクロホン信号とその推定信号を
互いに減算する。話者の音声がマイクロホン信号に寄与
する結果として実際のマイクロホン信号が推定信号から
相違するとき話していると検出される。フィルタは多く
の場合、話者ユニットが位置する場所の音響インパルス
応答に対応するインパルス応答を有するアダプティブフ
ィルタである。この音響インパルス応答は未知であり変
化し得る。従って、可能な全動作状態の下で正しい動作
を得るには長いインパルス応答を有する極めて複雑なア
ダプティブフィルタが必要になる。この点に関しては、
W. Armbruster, "High Quality Hands-free Telephony
using Voice Switchingoptimised with Echo Cancella
tion", Signal Processing IV: Theories andApplicati
ons, Elsevier, EURASIP, 1988.を参照されたい。そし
て、会議システムにおいて話者検出のために既知のエコ
ーキャンセラを使用すると複雑なアダプティブフィルタ
が必要になり、チップに集積する場合にかなり大きなチ
ップ面積を必要とする欠点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は自動話
者検出手段を具えた比較的安価な会議システムを提供す
ることにある。
者検出手段を具えた比較的安価な会議システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は頭書に記載した
タイプの会議システムにおいて、話者ユニットはエコー
キャンセラを具え、該エコーキャンセラは、− マイク
ロホン信号を受信する第1入力端子及び補償信号を受信
する第2入力端子と、送話信号出力端子に結合されマイ
クロホン信号と補償信号との差に対応する補償されたマ
イクロホン信号を出力する出力端子とを有する差動段
と、− 共通通話信号を受信する信号入力端子と、補償
マイクロホン信号を受信する制御入力端子と、補償信号
を出力する信号出力端子とを有するアダプティブフィル
タとを具え、− このアダプティブフィルタは、当該話
者ユニットのスピーカとマイクロホンとの間の直接音響
結合及び当該話者ユニット近くの物体を介する当該話者
ユニットのスピーカとマイクロホンとの間の間接音響結
合の結果として生ずる短いエコー路のインパルス応答の
推定であるインパルス応答を有し、この推定インパルス
応答では会議場の境界面を介する全ての話者ユニットの
全てのスピーカと当該話者ユニットのマイクロホンとの
間の音響結合の結果として生ずる長いエコー路のインパ
ルス応答が無視されていることを特徴とする。
タイプの会議システムにおいて、話者ユニットはエコー
キャンセラを具え、該エコーキャンセラは、− マイク
ロホン信号を受信する第1入力端子及び補償信号を受信
する第2入力端子と、送話信号出力端子に結合されマイ
クロホン信号と補償信号との差に対応する補償されたマ
イクロホン信号を出力する出力端子とを有する差動段
と、− 共通通話信号を受信する信号入力端子と、補償
マイクロホン信号を受信する制御入力端子と、補償信号
を出力する信号出力端子とを有するアダプティブフィル
タとを具え、− このアダプティブフィルタは、当該話
者ユニットのスピーカとマイクロホンとの間の直接音響
結合及び当該話者ユニット近くの物体を介する当該話者
ユニットのスピーカとマイクロホンとの間の間接音響結
合の結果として生ずる短いエコー路のインパルス応答の
推定であるインパルス応答を有し、この推定インパルス
応答では会議場の境界面を介する全ての話者ユニットの
全てのスピーカと当該話者ユニットのマイクロホンとの
間の音響結合の結果として生ずる長いエコー路のインパ
ルス応答が無視されていることを特徴とする。
【0007】各話者ユニットのマイクロホンでピックア
ップされる音は、そのスピーカから直接音響結合によ
り、又は近くの物体からの反射による間接音響結合によ
りそのマイクロホンに到達する音から成る近接音と、会
議場の壁から反射されてくる全てのスピーカからの音か
ら成る背景音とを含む。本発明は、複数の話者ユニット
が一空間内に配置されている場合の自動話者検出に対し
てはマイクロホンに到達する近接音に対してのみエコー
消去を行えば十分であるという事実の認識に基づくもの
である。この場合には、電話会議システムの場合と異な
り、背景音が全ての話者ユニットに対し同一になり、話
者識別は当該話者ユニットからの送話信号のレベルが背
景レベルを越えるか否かを決定することにより可能にな
る。この場合にはエコーキャンセラ内のアダプティブフ
ィルタは会議場の残響時間の約1/3の持続時間を有す
る長いインパルス応答を必要とせず、著しく短い持続時
間のインパルス応答で十分になる。その結果アダプティ
ブフィルタの設計が著しく簡単になり、このフィルタを
一層小形にすることができるのみならずその適応制御を
一層高速にすることができる。
ップされる音は、そのスピーカから直接音響結合によ
り、又は近くの物体からの反射による間接音響結合によ
りそのマイクロホンに到達する音から成る近接音と、会
議場の壁から反射されてくる全てのスピーカからの音か
ら成る背景音とを含む。本発明は、複数の話者ユニット
が一空間内に配置されている場合の自動話者検出に対し
てはマイクロホンに到達する近接音に対してのみエコー
消去を行えば十分であるという事実の認識に基づくもの
である。この場合には、電話会議システムの場合と異な
り、背景音が全ての話者ユニットに対し同一になり、話
者識別は当該話者ユニットからの送話信号のレベルが背
景レベルを越えるか否かを決定することにより可能にな
る。この場合にはエコーキャンセラ内のアダプティブフ
ィルタは会議場の残響時間の約1/3の持続時間を有す
る長いインパルス応答を必要とせず、著しく短い持続時
間のインパルス応答で十分になる。その結果アダプティ
ブフィルタの設計が著しく簡単になり、このフィルタを
一層小形にすることができるのみならずその適応制御を
一層高速にすることができる。
【0008】本発明会議シテスムの一実施例では、話者
ユニット12が、更に、− 当該話者ユニットに送話状
態又は受話状態を信号するステータス信号を中央ユニッ
トから受信するステータス信号入力端子と、− ステー
タス信号が送話状態を示すとき送話信号出力端子をマイ
クロホン信号に結合させ、ステータス信号が受話状態を
示すとき送話信号出力端子を補償マイクロホン信号に結
合させる第1結合手段とを具えていることを特徴とす
る。
ユニット12が、更に、− 当該話者ユニットに送話状
態又は受話状態を信号するステータス信号を中央ユニッ
トから受信するステータス信号入力端子と、− ステー
タス信号が送話状態を示すとき送話信号出力端子をマイ
クロホン信号に結合させ、ステータス信号が受話状態を
示すとき送話信号出力端子を補償マイクロホン信号に結
合させる第1結合手段とを具えていることを特徴とす
る。
【0009】話者が識別されると、その話者ユニットが
補償マイクロホン信号から直接マイクロホン信号へ切り
換える。後者のマイクロホン信号は前者のものより高品
質で、アダプティブフィルタにより影響されていないも
のである。第1結合手段にはエコーキャンセラを更に簡
単にすることができる利点も有している。
補償マイクロホン信号から直接マイクロホン信号へ切り
換える。後者のマイクロホン信号は前者のものより高品
質で、アダプティブフィルタにより影響されていないも
のである。第1結合手段にはエコーキャンセラを更に簡
単にすることができる利点も有している。
【0010】この目的のために、本発明会議システムの
他の実施例では、エコーキャンセラがマイクロホン信号
及び共通受話信号の帯域幅より狭い帯域幅を有する信号
を処理するようにする。本例では、送話信号は極めて高
い了解度を与えるために、例えば15KHzの広い帯域
幅を有するものとするが、エコーキャンセラは例えばた
った3.5 KHzの狭い信号帯域幅で動作するものとする
ことができる。話者検出のためにはこの狭い帯域幅で十
分である。その理由は音声エネルギーはこの帯域に集中
するためである。更に他の実施例では、会議システムが
送話信号及び共通受話信号を第1サンプリングレートで
ディジタル信号処理するよう構成され、話者ユニットが
アナログマイクロホン信号を第1サンプリングレートを
有するマイクロホン信号に変換するアナログ−ディジタ
ル変換器及び共通受話信号をアナログ共通受話信号に変
換するディジタル−アナログ変換器を具え、且つ話者ユ
ニットが、更に、− マイクロホン信号の第1サンプリ
ングレートをこの第1サンプリングレートより所定のデ
シメーション率だけ低い第2サンプリングレートにデシ
メートし、デシメートされたマイクロホン信号を差動段
の第1入力端子に供給する第1デシメータと、− 共通
受話信号の第1サンプリングレートを第2サンプリング
レートにデシメートし、デシメートされた共通受話信号
をアダプティブフィルタの信号入力端子に供給する第2
デシメータと、− 差動段の出力端子の補償マイクロホ
ン信号の第2サンプリングレートを増大させて第1サン
プリングレートを有する補償マイクロホン信号を出力す
る補間器とを具えていることを特徴とする。
他の実施例では、エコーキャンセラがマイクロホン信号
及び共通受話信号の帯域幅より狭い帯域幅を有する信号
を処理するようにする。本例では、送話信号は極めて高
い了解度を与えるために、例えば15KHzの広い帯域
幅を有するものとするが、エコーキャンセラは例えばた
った3.5 KHzの狭い信号帯域幅で動作するものとする
ことができる。話者検出のためにはこの狭い帯域幅で十
分である。その理由は音声エネルギーはこの帯域に集中
するためである。更に他の実施例では、会議システムが
送話信号及び共通受話信号を第1サンプリングレートで
ディジタル信号処理するよう構成され、話者ユニットが
アナログマイクロホン信号を第1サンプリングレートを
有するマイクロホン信号に変換するアナログ−ディジタ
ル変換器及び共通受話信号をアナログ共通受話信号に変
換するディジタル−アナログ変換器を具え、且つ話者ユ
ニットが、更に、− マイクロホン信号の第1サンプリ
ングレートをこの第1サンプリングレートより所定のデ
シメーション率だけ低い第2サンプリングレートにデシ
メートし、デシメートされたマイクロホン信号を差動段
の第1入力端子に供給する第1デシメータと、− 共通
受話信号の第1サンプリングレートを第2サンプリング
レートにデシメートし、デシメートされた共通受話信号
をアダプティブフィルタの信号入力端子に供給する第2
デシメータと、− 差動段の出力端子の補償マイクロホ
ン信号の第2サンプリングレートを増大させて第1サン
プリングレートを有する補償マイクロホン信号を出力す
る補間器とを具えていることを特徴とする。
【0011】本発明会議システムの更に他の実施例で
は、話者ユニットが、更に、ステータス信号が送話状態
を示すとき差動段の第1入力端子への信号供給を遮断す
る手段を具えていることを特徴とする。これによりアダ
プティブフィルタの調整が話者からの強いマイクロホン
信号により乱されることが防止できる。
は、話者ユニットが、更に、ステータス信号が送話状態
を示すとき差動段の第1入力端子への信号供給を遮断す
る手段を具えていることを特徴とする。これによりアダ
プティブフィルタの調整が話者からの強いマイクロホン
信号により乱されることが防止できる。
【0012】本発明会議システムの更に他の実施例で
は、話者ユニットが、更に、マイクロホン信号の電力値
を補償マイクロホン信号の電力値と比較し、補償マイク
ロホン信号の電力値がマイクロホン信号の電力値を越え
る場合にスイッチング信号を発生する比較器と、このス
イッチング信号に応答して補償マイクロホン信号をマイ
クロホン信号と切り換える第2結合手段(92)とを具
えていることを特徴とする。
は、話者ユニットが、更に、マイクロホン信号の電力値
を補償マイクロホン信号の電力値と比較し、補償マイク
ロホン信号の電力値がマイクロホン信号の電力値を越え
る場合にスイッチング信号を発生する比較器と、このス
イッチング信号に応答して補償マイクロホン信号をマイ
クロホン信号と切り換える第2結合手段(92)とを具
えていることを特徴とする。
【0013】話者が話し始めても、同時に選択された送
話信号の数が最大数に達したためにこの話者の送話信号
が中央ユニットでまだ選択されないことが起り得る。こ
の場合には強いマイクロホン信号がアダプティブフィル
タの調整を、補償マイクロホン信号が直接マイクロホン
信号より大きくなるように妨害することが起り得る。前
記比較器及び第2結合手段は、補償マイクロホン信号を
アダプティブフィルタが満足な程度に調整されるまで直
接マイクロホン信号と置き替えてこの不所望な状態が生
じないようにする。
話信号の数が最大数に達したためにこの話者の送話信号
が中央ユニットでまだ選択されないことが起り得る。こ
の場合には強いマイクロホン信号がアダプティブフィル
タの調整を、補償マイクロホン信号が直接マイクロホン
信号より大きくなるように妨害することが起り得る。前
記比較器及び第2結合手段は、補償マイクロホン信号を
アダプティブフィルタが満足な程度に調整されるまで直
接マイクロホン信号と置き替えてこの不所望な状態が生
じないようにする。
【0014】本発明は会議システムに用いる話者ユニッ
トにも関するものである。
トにも関するものである。
【0015】
【実施例】図1は会議システムを略図示したものであ
る。複数の話者ユニット12が会議場10内に配置さ
れ、中央ユニット14に結合される。中央ユニット14
は会議場10の内部又は外部の任意の位置に配置するこ
とができる。会議の各参加者は自分の席に話者ユニット
12を有し、この話者ユニットはマイクロホン16及び
スピーカ18を具えている。会議システムは自動話者検
出を行う。参加者が話し始めると、その声が他の参加者
の話者ユニット12のスピーカ18により増幅される。
る。複数の話者ユニット12が会議場10内に配置さ
れ、中央ユニット14に結合される。中央ユニット14
は会議場10の内部又は外部の任意の位置に配置するこ
とができる。会議の各参加者は自分の席に話者ユニット
12を有し、この話者ユニットはマイクロホン16及び
スピーカ18を具えている。会議システムは自動話者検
出を行う。参加者が話し始めると、その声が他の参加者
の話者ユニット12のスピーカ18により増幅される。
【0016】図2は本発明話者ユニット12の一実施例
を示すブロック図である。マイクロホン16はマイクロ
ホン信号MCを発生し、この信号は補償されたマイクロ
ホン信号MCCSを出力するエコーキャンセラ20に供
給される。送話信号出力端子22はマイクロホン信号M
C又は補償マイクロホン信号MCCSから成る送話信号
SPを中央ユニット14に供給する。両信号間の選択は
第1結合手段24により行われる。スピーカ18は遮断
器26を経て、中央ユニット14により供給される共通
受話信号LSを受信する受話信号入力端子28に結合す
る。エコーキャンセラ20は、マイクロホン信号MCが
供給される第1入力端子32と、補償信号CSが供給さ
れる第2入力端子34と、補償マイクロホン信号MCC
Sを出力する出力端子36とを有する差動段30を具え
ている。エコーキャンセラ20は、更に、受話信号入力
端子28に接続され共通受話信号LSを受信する信号入
力端子40と、補償信号CSを差動段の第2入力端子3
4に供給する信号出力端子42と、差動段30の出力端
子36に接続され補償マイクロホン信号MCCSを受信
する制御入力端子44とを有するアダプティブフィルタ
38を具えている。話者ユニット12は、更に、中央ユ
ニット14からのステータス信号STを受信するステー
タス信号入力端子45を具えている。ステータス信号S
Tは話者ユニットを送話状態又は受話状態にセットし、
この目的のためにこの信号STは第1結合手段24及び
遮断器26を駆動する。送話状態では遮断器26がスピ
ーカ18への共通受話信号LSの供給を遮断してスピー
カ18とマイクロホン16との間の音響帰還を阻止す
る。受話状態では第1結合手段24が送話信号出力端子
22を差動段30の出力端子36に結合して送話信号S
Pを補償マイクロホン信号MCCSから成るものとし、
送話状態では結合手段24がこの送話信号出力端子22
をマイクロホン16に接続して送話信号SPをマイクロ
ホン信号MCから成るものとする。第1結合手段24は
オプションであり、出力端子36と送話信号出力端子2
2との間を直接接続することもできる。しかし、第1結
合手段24は後に述べるようにいくつかの利点をもたら
す。
を示すブロック図である。マイクロホン16はマイクロ
ホン信号MCを発生し、この信号は補償されたマイクロ
ホン信号MCCSを出力するエコーキャンセラ20に供
給される。送話信号出力端子22はマイクロホン信号M
C又は補償マイクロホン信号MCCSから成る送話信号
SPを中央ユニット14に供給する。両信号間の選択は
第1結合手段24により行われる。スピーカ18は遮断
器26を経て、中央ユニット14により供給される共通
受話信号LSを受信する受話信号入力端子28に結合す
る。エコーキャンセラ20は、マイクロホン信号MCが
供給される第1入力端子32と、補償信号CSが供給さ
れる第2入力端子34と、補償マイクロホン信号MCC
Sを出力する出力端子36とを有する差動段30を具え
ている。エコーキャンセラ20は、更に、受話信号入力
端子28に接続され共通受話信号LSを受信する信号入
力端子40と、補償信号CSを差動段の第2入力端子3
4に供給する信号出力端子42と、差動段30の出力端
子36に接続され補償マイクロホン信号MCCSを受信
する制御入力端子44とを有するアダプティブフィルタ
38を具えている。話者ユニット12は、更に、中央ユ
ニット14からのステータス信号STを受信するステー
タス信号入力端子45を具えている。ステータス信号S
Tは話者ユニットを送話状態又は受話状態にセットし、
この目的のためにこの信号STは第1結合手段24及び
遮断器26を駆動する。送話状態では遮断器26がスピ
ーカ18への共通受話信号LSの供給を遮断してスピー
カ18とマイクロホン16との間の音響帰還を阻止す
る。受話状態では第1結合手段24が送話信号出力端子
22を差動段30の出力端子36に結合して送話信号S
Pを補償マイクロホン信号MCCSから成るものとし、
送話状態では結合手段24がこの送話信号出力端子22
をマイクロホン16に接続して送話信号SPをマイクロ
ホン信号MCから成るものとする。第1結合手段24は
オプションであり、出力端子36と送話信号出力端子2
2との間を直接接続することもできる。しかし、第1結
合手段24は後に述べるようにいくつかの利点をもたら
す。
【0017】図3は本発明会議システムに用いる中央ユ
ニット14を示すブロック図である。一例として3つの
話者ユニットに対する構成を示す。他の数の話者ユニッ
トを使用することもできること勿論である。話者ユニッ
トへ共通受話信号を供給する出力端子46、接続された
話者ユニットから送話信号SP−1,SP−2及びSP
−3を受信する入力端子48,50及び52、及びそれ
ぞれのステータス信号ST−1,ST−2及びST−3
を出力する出力端子54,56及び58が設けられてい
る。選択手段60が選択信号発生器62により供給され
る関連する選択信号SL−1,SL−2及びSL−3に
応答して送話信号SP−1,SP−2及びSP−3の選
択を行う。選択された送話信号SPSL−1,SPSL
2及びSPSL−3を加算手段64で加算して共通受話
信号LSを形成する。選択信号発生器62はレベル信号
発生器66を具え、ここで送話信号SP−1,SP−2
及びSP−3の信号強度を測定し、それぞれの信号強度
の測定値であるレベル信号PS−1,PS−2及びPS
−3に変換する。選択信号発生器62は比較手段68も
具え、ここでレベル信号PS−1,PS−2及びPS−
3を基準信号源70からの基準信号RFと比較する。基
準信号RFは全送話信号の瞬時強度の平均に比例させる
のが好ましい。一つ又はそれ以上のレベル信号が基準信
号RFを越えるとき選択信号発生器62が関連する選択
信号SL−1,SL−2又はSL−3をアクティブにす
る。このとき選択手段60が関連する送話信号SP−
1,SP−2又はSP−3を選択して加算手段64に転
送する。選択信号SL−1,SL−2又はSL−3はス
テータス信号発生器72にも供給され、この発生器が接
続された各話者ユニットに対するステータス信号ST−
1,ST−2及びST−3を発生する。送話信号が選択
された話者ユニットのステータス信号には送話状態に対
応する値が割当てられ、他のステータス信号には受話状
態に対応する値が割当てられる。レベル信号PS−1,
PS−2及びPS−3を話者ユニット内で局部的に発生
させ、これら信号を話者ユニットから中央ユニットに供
給するようにすることもできる。
ニット14を示すブロック図である。一例として3つの
話者ユニットに対する構成を示す。他の数の話者ユニッ
トを使用することもできること勿論である。話者ユニッ
トへ共通受話信号を供給する出力端子46、接続された
話者ユニットから送話信号SP−1,SP−2及びSP
−3を受信する入力端子48,50及び52、及びそれ
ぞれのステータス信号ST−1,ST−2及びST−3
を出力する出力端子54,56及び58が設けられてい
る。選択手段60が選択信号発生器62により供給され
る関連する選択信号SL−1,SL−2及びSL−3に
応答して送話信号SP−1,SP−2及びSP−3の選
択を行う。選択された送話信号SPSL−1,SPSL
2及びSPSL−3を加算手段64で加算して共通受話
信号LSを形成する。選択信号発生器62はレベル信号
発生器66を具え、ここで送話信号SP−1,SP−2
及びSP−3の信号強度を測定し、それぞれの信号強度
の測定値であるレベル信号PS−1,PS−2及びPS
−3に変換する。選択信号発生器62は比較手段68も
具え、ここでレベル信号PS−1,PS−2及びPS−
3を基準信号源70からの基準信号RFと比較する。基
準信号RFは全送話信号の瞬時強度の平均に比例させる
のが好ましい。一つ又はそれ以上のレベル信号が基準信
号RFを越えるとき選択信号発生器62が関連する選択
信号SL−1,SL−2又はSL−3をアクティブにす
る。このとき選択手段60が関連する送話信号SP−
1,SP−2又はSP−3を選択して加算手段64に転
送する。選択信号SL−1,SL−2又はSL−3はス
テータス信号発生器72にも供給され、この発生器が接
続された各話者ユニットに対するステータス信号ST−
1,ST−2及びST−3を発生する。送話信号が選択
された話者ユニットのステータス信号には送話状態に対
応する値が割当てられ、他のステータス信号には受話状
態に対応する値が割当てられる。レベル信号PS−1,
PS−2及びPS−3を話者ユニット内で局部的に発生
させ、これら信号を話者ユニットから中央ユニットに供
給するようにすることもできる。
【0018】このように中央ユニット14において入送
話信号の信号強度が全送話信号の平均信号レベルの測定
値である基準信号RFと比較される。話者の声は、中央
ユニット内で自動話者検出されるためにはこの平均信号
レベルより高い信号レベルを発生する必要がある。話者
が黙っている間、その話者ユニット12のマイクロホン
16はあらゆる種類の音をピックアップする。これを図
4に示す。これらの音は、第1にスピーカ18からマイ
クロホンに直接到達する音a、第2にスピーカ18から
話者及びそのすぐ近くの物体で反射して到達する音b、
第3にスピーカ18から会議場10の壁で反射して到達
する音c、及び第4に他のスピーカから壁で反射して到
達する音dを含む。音a及びbは短いエコー路を辿り、
比較的短い持続時間のインパルス応答h(t)を有する短い
エコー信号を形成する。音c及びdは長いエコー路を辿
り、比較的長い持続時間のインパルス応答h(t)を有する
長いエコー信号を形成する。総合インパルス応答を図5
に示す。話者ユニット1内のエコーキャンセラ20は音
a〜dがマイクロホン16により発生されるマイクロホ
ン信号MCに与える影響を最低にするよう作用する。こ
の場合のマイクロホン信号MCの平均値は小さいため、
話者は話者検出のために自分の声を大きくする必要は殆
どない。消去又は補償作用はアダプティブフィルタ38
により得られ、このフィルタ38は話者が黙っていると
きマイクロホン16により発生されるマイクロホン信号
MCの推定信号を発生する。このときスピーカ18は共
通受話信号LSを再生する。アダプティブフィルタ38
は補償信号CSを発生し、この信号がマイクロホン信号
MCと比較される。差MCCSがアダプティブフィルタ
38の制御入力端子44に帰還され、この差MCCSが
最小になるまでそのフィルタ係数が適応制御される。
話信号の信号強度が全送話信号の平均信号レベルの測定
値である基準信号RFと比較される。話者の声は、中央
ユニット内で自動話者検出されるためにはこの平均信号
レベルより高い信号レベルを発生する必要がある。話者
が黙っている間、その話者ユニット12のマイクロホン
16はあらゆる種類の音をピックアップする。これを図
4に示す。これらの音は、第1にスピーカ18からマイ
クロホンに直接到達する音a、第2にスピーカ18から
話者及びそのすぐ近くの物体で反射して到達する音b、
第3にスピーカ18から会議場10の壁で反射して到達
する音c、及び第4に他のスピーカから壁で反射して到
達する音dを含む。音a及びbは短いエコー路を辿り、
比較的短い持続時間のインパルス応答h(t)を有する短い
エコー信号を形成する。音c及びdは長いエコー路を辿
り、比較的長い持続時間のインパルス応答h(t)を有する
長いエコー信号を形成する。総合インパルス応答を図5
に示す。話者ユニット1内のエコーキャンセラ20は音
a〜dがマイクロホン16により発生されるマイクロホ
ン信号MCに与える影響を最低にするよう作用する。こ
の場合のマイクロホン信号MCの平均値は小さいため、
話者は話者検出のために自分の声を大きくする必要は殆
どない。消去又は補償作用はアダプティブフィルタ38
により得られ、このフィルタ38は話者が黙っていると
きマイクロホン16により発生されるマイクロホン信号
MCの推定信号を発生する。このときスピーカ18は共
通受話信号LSを再生する。アダプティブフィルタ38
は補償信号CSを発生し、この信号がマイクロホン信号
MCと比較される。差MCCSがアダプティブフィルタ
38の制御入力端子44に帰還され、この差MCCSが
最小になるまでそのフィルタ係数が適応制御される。
【0019】図6はアダプティブフィルタ38のブロッ
ク図を示す。このフィルタは慣用されているトランスバ
ーサル型である。実際にはこのフィルタは一般にディジ
タルフィルタであり、場合によりアナログ−ディジタル
変換及びその逆変換を必要とする。これらの変換は図6
に示してない。アダプティブフィルタ38は共通受話信
号LSを遅延し遅延した出力信号を口出しタップから出
力する一連の遅延素子74を具え、それらの遅延出力信
号を可変加重増幅器76を経て加算段78に供給し、こ
の加算段が補償信号CSを出力する。補償マイクロホン
信号MCCSが制御ユニット80の制御入力端子44に
供給され、この制御ユニットが特定のアルゴリズムに従
って加重増幅器76の係数を計算し補正する。このタイ
プのフィルタのインパルス応答時間は最大で個々の遅延
素子74の遅延時間の和に等しい。総合エコー消去には
会議場10の残響時間T60(音のレベルが60dB減少
するまでの時間)の1/3にほぼ等しい持続時間のイン
パルス応答h(t)を有するアダプティブフィルタ38が必
要とされる。実際には、この時間は約0.2〜0.5秒であ
り、音c及びdが含まれる。この場合のアダプティブフ
ィルタのインパルス応答h(t)は 0.2/3〜0.5/3秒で
ある。このことは、32KHzのサンプリングレートに
おいて遅延素子の数がN=6400/3〜16000/
3になることを意味する。このようなトランススバーサ
ルフィルタは大形になると共に複雑になり、且つN個の
係数の各々を推定するために制御ユニット80において
実行すべき多数の反復計算のために適応制御がかなり低
速になる。これに関しては文献、特に「Adaptive Signa
l Processing」,Bernard Widrow and Samuel D.Stearn
s,Prentice Hall Signal Processing Series, ISBNO-13
-00402901, を参照されたい。
ク図を示す。このフィルタは慣用されているトランスバ
ーサル型である。実際にはこのフィルタは一般にディジ
タルフィルタであり、場合によりアナログ−ディジタル
変換及びその逆変換を必要とする。これらの変換は図6
に示してない。アダプティブフィルタ38は共通受話信
号LSを遅延し遅延した出力信号を口出しタップから出
力する一連の遅延素子74を具え、それらの遅延出力信
号を可変加重増幅器76を経て加算段78に供給し、こ
の加算段が補償信号CSを出力する。補償マイクロホン
信号MCCSが制御ユニット80の制御入力端子44に
供給され、この制御ユニットが特定のアルゴリズムに従
って加重増幅器76の係数を計算し補正する。このタイ
プのフィルタのインパルス応答時間は最大で個々の遅延
素子74の遅延時間の和に等しい。総合エコー消去には
会議場10の残響時間T60(音のレベルが60dB減少
するまでの時間)の1/3にほぼ等しい持続時間のイン
パルス応答h(t)を有するアダプティブフィルタ38が必
要とされる。実際には、この時間は約0.2〜0.5秒であ
り、音c及びdが含まれる。この場合のアダプティブフ
ィルタのインパルス応答h(t)は 0.2/3〜0.5/3秒で
ある。このことは、32KHzのサンプリングレートに
おいて遅延素子の数がN=6400/3〜16000/
3になることを意味する。このようなトランススバーサ
ルフィルタは大形になると共に複雑になり、且つN個の
係数の各々を推定するために制御ユニット80において
実行すべき多数の反復計算のために適応制御がかなり低
速になる。これに関しては文献、特に「Adaptive Signa
l Processing」,Bernard Widrow and Samuel D.Stearn
s,Prentice Hall Signal Processing Series, ISBNO-13
-00402901, を参照されたい。
【0020】本発明では、話者検出のために話者ユニッ
ト12にエコーキャンセラ20を含める。このエコーキ
ャンセラは音a及びbのみを補償するのに適切な比較的
短い持続時間のインパルス応答を有するアダプティブフ
ィルタを有するものとする。実験の結果、この場合には
約23〜32ミリ秒の持続時間が適切であることが判明
した。このことは、遅延素子の数を3〜5分の1(N=
720〜1024)に減少させることができることを意
味し、ハードウエアのかなりのコスト低減が得られ、更
にアダプティブフィルタが簡単且つ高速になる。このよ
うに補償されたマイクロホン信号MCCSは音c及びd
により発生された信号を依然として含む。これらの音c
及びdは、全ての話者ユニット12が同じ会議場合10
内に配置されるために全ての話者ユニットに対しほぼ同
一の背景音を形成する。従って、この場合には中央ユニ
ット4の選択信号発生器62における話者検出は、背景
音c及びdのみの測定値である送話信号SP−1,SP
−2及びSP−3のレベル信号PS−1,PS−2及び
PS−3を基準にして行われることになる。この場合、
話者の声はこの背景レベルより大きければ検出されるは
ずである。これは満足な話者検出を与えると共にかなり
簡単なエコーキャンセラの使用を可能にする。
ト12にエコーキャンセラ20を含める。このエコーキ
ャンセラは音a及びbのみを補償するのに適切な比較的
短い持続時間のインパルス応答を有するアダプティブフ
ィルタを有するものとする。実験の結果、この場合には
約23〜32ミリ秒の持続時間が適切であることが判明
した。このことは、遅延素子の数を3〜5分の1(N=
720〜1024)に減少させることができることを意
味し、ハードウエアのかなりのコスト低減が得られ、更
にアダプティブフィルタが簡単且つ高速になる。このよ
うに補償されたマイクロホン信号MCCSは音c及びd
により発生された信号を依然として含む。これらの音c
及びdは、全ての話者ユニット12が同じ会議場合10
内に配置されるために全ての話者ユニットに対しほぼ同
一の背景音を形成する。従って、この場合には中央ユニ
ット4の選択信号発生器62における話者検出は、背景
音c及びdのみの測定値である送話信号SP−1,SP
−2及びSP−3のレベル信号PS−1,PS−2及び
PS−3を基準にして行われることになる。この場合、
話者の声はこの背景レベルより大きければ検出されるは
ずである。これは満足な話者検出を与えると共にかなり
簡単なエコーキャンセラの使用を可能にする。
【0021】図2に示す第1結合手段24はステータス
信号STが送話状態を示すと同時に補償マイクロホン信
号MCCSから直接マイクロホン信号MCへ切り換わ
る。送話状態ではスピーカ18が信号を受信しないた
め、エコーキャンセラ20の効果は最小になると共に、
エコーキャンセラの調整が話者からの比較的強いマイク
ロホン信号により乱され得る。従って、この場合には補
償マイクロホン信号MCCSの代わりに直接マイクロホ
ン信号MCを選択するのが遙に有利である。
信号STが送話状態を示すと同時に補償マイクロホン信
号MCCSから直接マイクロホン信号MCへ切り換わ
る。送話状態ではスピーカ18が信号を受信しないた
め、エコーキャンセラ20の効果は最小になると共に、
エコーキャンセラの調整が話者からの比較的強いマイク
ロホン信号により乱され得る。従って、この場合には補
償マイクロホン信号MCCSの代わりに直接マイクロホ
ン信号MCを選択するのが遙に有利である。
【0022】第1結合手段24によって、更に、エコー
キャンセラ20を会議システムの残部の帯域幅より小さ
い周波数帯域幅を有する信号に対し動作させることがで
きる。エコーキャンセラ20は話者検出を改善する働き
をする。送話信号の帯域幅は話者が黙っているときは主
として0〜3.5 KHzの帯域幅に集中していることが確
かめられている。従って正しい話者検出を達成するには
この帯域幅を有するエコーキャンセラの使用で十分であ
る。従って、会議システムを例えば15KHzの帯域幅を
有する高品質広帯域信号に対し動作させることができる
と共に、エコーキャンセラを例えば3.5KHzの比較的
狭い帯域幅の信号に対し動作させることができる。この
場合、前記トランスバーサルフィルタのサンプリングレ
ートfcを4分の1の8KHzに減少させることができ、
これにより遅延素子の数を更に減少させることができる
(N=180〜256)。
キャンセラ20を会議システムの残部の帯域幅より小さ
い周波数帯域幅を有する信号に対し動作させることがで
きる。エコーキャンセラ20は話者検出を改善する働き
をする。送話信号の帯域幅は話者が黙っているときは主
として0〜3.5 KHzの帯域幅に集中していることが確
かめられている。従って正しい話者検出を達成するには
この帯域幅を有するエコーキャンセラの使用で十分であ
る。従って、会議システムを例えば15KHzの帯域幅を
有する高品質広帯域信号に対し動作させることができる
と共に、エコーキャンセラを例えば3.5KHzの比較的
狭い帯域幅の信号に対し動作させることができる。この
場合、前記トランスバーサルフィルタのサンプリングレ
ートfcを4分の1の8KHzに減少させることができ、
これにより遅延素子の数を更に減少させることができる
(N=180〜256)。
【0023】図7はディジタル信号処理動作する話者ユ
ニット12を示す。マイクロホン信号MCは、例えば第
1サンプリングレート(システムサンプリングレート)
fc=32KHz及び16ビットシステム語長を有するア
ナログ‐ディジタル変換器82により供給される。スピ
ーカ18には同一のサンプリングレート及び信号語長を
有するディジタル‐アナログ変換器84によりアナログ
信号が供給される。中央ユニット14もディジタル信号
処理用に構成されるが、動作は図3につき述べたものと
同一である。マイクロホン信号MCのサンプリングレー
トを第1デジメータ86により1/4に減少させて8K
Hzの第2サンプリングレートを得る。デシメートされ
たマイクロホン信号MCDCを、ここでは8KHzのサ
ンプリングレートで動作するエコーキャンセラ20の差
動段30の第1入力端子32に遮断器88を介して供給
する。共通受話信号LSのサンプリングレートも第2デ
シメータ90により1/4に減少させ、デシメートされ
た受話信号LSDCをアダプティブフィルタ38の第2
入力端子40に供給する。補償マイクロホン信号MCC
Sを第2結合手段92を経て補間器94に供給し、この
補間器で8KHzの第2サンプリングレートを4倍に増
大させて32KHzのシステムサンプリングレートにす
る。32KHzから8KHzへのデシメーションは2段
階で行う。第1段階で16KHzのデシメーションを6
点有限インパルス応答(FIR)フィルタにより実行
し、次いで32点FIRフィルタにより8KHzへのデ
シメーションを実行する。補間器94は入サンプルを繰
り返す簡単なリピータとすることができる。正確な補間
は自動話者検出には必要ない。デシメータ、補間器及び
FIRフィルタの理論については“Discrete-Time Sign
al Processing",A.Vander Enden & N.Verhoeckx,
Prentice Hall,を参照されたい。ステータス信号ST
が送話状態を示すとき、ステータス信号STの制御の下
で遮断器88がエコーキャンセラ20への信号供給を停
止する。これはアダプティブフィルタ38の調整が話者
により発生される強い信号により妨害されるのを阻止す
る。話者が既に話しているのに中央ユニット14がその
話者ユニット12にステータス信号STによって依然と
して受話状態を割当てることが起こり得る。これは、例
えば中央ユニットが同時に最大数の送話信号を選択した
場合に生ずる。この場合にはデシメートされたマイクロ
ホン信号MCDCがエコーキャンセラに到達する。この
ときエコーキャンセラはこの信号を最適な程度までキャ
ンセルするよう試みるが、補償マイクロホン信号MCC
Sの信号レベルがデシメートされたマイクロホン信号M
CDCの信号レベルより大きくなることがあり得る。こ
の場合、中央ユニット14内における誤った話者検出を
阻止するこめに、第2結合手段92により補償マイクロ
ホン信号MCCSを、この信号のレベルが適度に減少す
るまでデシメートされたマイクロホン信号MCDCと切
り換えるようにする。この目的のために、第2結合手段
92を、デシメートされたマイクロホン信号MCDCの
信号レベルを補償マイクロホン信号MCCSと比較する
比較器96により供給されるスイッチング信号SWによ
り制御する。遮断器88、第2結合手段92及び比較器
96は図2に示す(アナログ)話者ユニットに用いるこ
ともできる。
ニット12を示す。マイクロホン信号MCは、例えば第
1サンプリングレート(システムサンプリングレート)
fc=32KHz及び16ビットシステム語長を有するア
ナログ‐ディジタル変換器82により供給される。スピ
ーカ18には同一のサンプリングレート及び信号語長を
有するディジタル‐アナログ変換器84によりアナログ
信号が供給される。中央ユニット14もディジタル信号
処理用に構成されるが、動作は図3につき述べたものと
同一である。マイクロホン信号MCのサンプリングレー
トを第1デジメータ86により1/4に減少させて8K
Hzの第2サンプリングレートを得る。デシメートされ
たマイクロホン信号MCDCを、ここでは8KHzのサ
ンプリングレートで動作するエコーキャンセラ20の差
動段30の第1入力端子32に遮断器88を介して供給
する。共通受話信号LSのサンプリングレートも第2デ
シメータ90により1/4に減少させ、デシメートされ
た受話信号LSDCをアダプティブフィルタ38の第2
入力端子40に供給する。補償マイクロホン信号MCC
Sを第2結合手段92を経て補間器94に供給し、この
補間器で8KHzの第2サンプリングレートを4倍に増
大させて32KHzのシステムサンプリングレートにす
る。32KHzから8KHzへのデシメーションは2段
階で行う。第1段階で16KHzのデシメーションを6
点有限インパルス応答(FIR)フィルタにより実行
し、次いで32点FIRフィルタにより8KHzへのデ
シメーションを実行する。補間器94は入サンプルを繰
り返す簡単なリピータとすることができる。正確な補間
は自動話者検出には必要ない。デシメータ、補間器及び
FIRフィルタの理論については“Discrete-Time Sign
al Processing",A.Vander Enden & N.Verhoeckx,
Prentice Hall,を参照されたい。ステータス信号ST
が送話状態を示すとき、ステータス信号STの制御の下
で遮断器88がエコーキャンセラ20への信号供給を停
止する。これはアダプティブフィルタ38の調整が話者
により発生される強い信号により妨害されるのを阻止す
る。話者が既に話しているのに中央ユニット14がその
話者ユニット12にステータス信号STによって依然と
して受話状態を割当てることが起こり得る。これは、例
えば中央ユニットが同時に最大数の送話信号を選択した
場合に生ずる。この場合にはデシメートされたマイクロ
ホン信号MCDCがエコーキャンセラに到達する。この
ときエコーキャンセラはこの信号を最適な程度までキャ
ンセルするよう試みるが、補償マイクロホン信号MCC
Sの信号レベルがデシメートされたマイクロホン信号M
CDCの信号レベルより大きくなることがあり得る。こ
の場合、中央ユニット14内における誤った話者検出を
阻止するこめに、第2結合手段92により補償マイクロ
ホン信号MCCSを、この信号のレベルが適度に減少す
るまでデシメートされたマイクロホン信号MCDCと切
り換えるようにする。この目的のために、第2結合手段
92を、デシメートされたマイクロホン信号MCDCの
信号レベルを補償マイクロホン信号MCCSと比較する
比較器96により供給されるスイッチング信号SWによ
り制御する。遮断器88、第2結合手段92及び比較器
96は図2に示す(アナログ)話者ユニットに用いるこ
ともできる。
【0024】アダプティブフィルタは図6に示すトラン
スバーサルフィルタとすることができる。制御ユニット
80で実行されるアルゴリズムは前述したWidrow & Ste
arnsの本から既知の公知の正規化最小平均二乗原理に従
うものとする。このアルゴリズムの主要な式は次の通り
である。
スバーサルフィルタとすることができる。制御ユニット
80で実行されるアルゴリズムは前述したWidrow & Ste
arnsの本から既知の公知の正規化最小平均二乗原理に従
うものとする。このアルゴリズムの主要な式は次の通り
である。
【数1】 ここで、CSK は瞬時t=kにおけるトランスバーサル
フィルタの出力であり、MCCSK は瞬時t=kにおけ
る補償マイクロホン信号であり、
フィルタの出力であり、MCCSK は瞬時t=kにおけ
る補償マイクロホン信号であり、
【外1】 はN次元の列ベクトル(N=遅延素子74の数)であっ
てそれぞれ瞬時t=kにおけるフィルタ係数及びタップ
値を示す。式(1)中の大文字“T”は列ベクトルの転
置を表わす。PLSは正規化されたパワーであり、αは更
新ファクタであり、0と1との間の値を有する。実際の
値は1/8である。正規化パワーは付加最小値を示す。
従って、弱い入力信号に対する制御速度が減少し、雑音
がわずらわしくなくなることが達成される。
てそれぞれ瞬時t=kにおけるフィルタ係数及びタップ
値を示す。式(1)中の大文字“T”は列ベクトルの転
置を表わす。PLSは正規化されたパワーであり、αは更
新ファクタであり、0と1との間の値を有する。実際の
値は1/8である。正規化パワーは付加最小値を示す。
従って、弱い入力信号に対する制御速度が減少し、雑音
がわずらわしくなくなることが達成される。
【図1】複数の話者ユニットと1つの中央ユニットとを
具える会議システムを示す図である。
具える会議システムを示す図である。
【図2】本発明会議システムに使用する話者ユニットを
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】本発明会議システムに使用する中央ユニットを
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】本発明を説明するための図である。
【図5】本発明を説明するためのインパルス応答を示す
図である。
図である。
【図6】本発明会議システムの話者ユニットに用いるア
ダプティブフィルタを示す図である。
ダプティブフィルタを示す図である。
【図7】本発明会議システムに用いる話者ユニットの他
の実施例を示すブロック図である。 10 会議場 12 話者ユニット 14 中央ユニット 16 マイクロホン 18 スピーカ 20 エコーキャンセラ 22 送話信号出力端子 24 第1結合手段 26 遮断器 28 共通受話信号出力端子 30 差動段 38 アダプティブフィルタ 45 ステータス信号入力端子 60 選択手段 62 選択信号発生器 66 レベル信号発生器 68 比較手段 70 基準信号発生源 72 ステータス信号発生器
の実施例を示すブロック図である。 10 会議場 12 話者ユニット 14 中央ユニット 16 マイクロホン 18 スピーカ 20 エコーキャンセラ 22 送話信号出力端子 24 第1結合手段 26 遮断器 28 共通受話信号出力端子 30 差動段 38 アダプティブフィルタ 45 ステータス信号入力端子 60 選択手段 62 選択信号発生器 66 レベル信号発生器 68 比較手段 70 基準信号発生源 72 ステータス信号発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヨハネス マリア メイヤー オランダ国 ブレダ カピテルウェッハ 10
Claims (17)
- 【請求項1】 会議場(10)内に配置された複数の話
者ユニット(12)と、これら話者ユニット(12)に
結合された中央ユニット(14)とを具え、これら話者
ユニットの少なくとも一つのユニット(12)が、 − マイクロホン信号(MC)を発生するマイクロホン
(16)と、 − マイクロホン信号(MC)に応答して送話信号(S
P)を中央ユニット(14)に供給する送話信号出力端
子(22)と、 − 中央ユニット(14)からの共通受話信号(LS)
を受信する受話信号入力端子(28)と、 − 共通受話信号(LS)の音響再生用スピーカ(1
8)と、 を具えている会議システムににおいて、話者ユニット
(12)はエコーキャンセラ(20)を具え、該エコー
キャンセラ(20)は、 − マイクロホン信号(MC)を受信する第1入力端子
(32)及び補償信号(CS)を受信する第2入力端子
(34)と、送話信号出力端子(22)に結合されマイ
クロホン信号(MC)と補償信号(CS)との差に対応
する補償されたマイクロホン信号(MCCS)を出力す
る出力端子(36)とを有する差動段(32)と、 − 共通通話信号(LS)を受信する信号入力端子(4
0)と、補償マイクロホン信号(MCCS)を受信する
制御入力端子(44)と、補償信号(CS)を出力する
信号出力端子(42)とを有するアダプティブフィルタ
(38)とを具え、 − このアダプティブフィルタ(38)は、当該話者ユ
ニット(12)のスピーカ(18)とマイクロホン(1
6)との間の直接音響結合及び当該話者ユニット(1
2)近くの物体を介する当該話者ユニット(12)のス
ピーカ(18)とマイクロホン(16)との間の間接音
響結合の結果として生ずる短いエコー路のインパルス応
答の推定であるインパルス応答を有し、この推定インパ
ルス応答では会議場(10)の境界面を介する全ての話
者ユニットの全てのスピーカと当該話者ユニットのマイ
クロホン(16)との間の音響結合の結果として生ずる
長いエコー路のインパルス応答が無視されていることを
特徴とする会議システム。 - 【請求項2】 話者ユニット(12)が、更に、 − 当該話者ユニット(12)に送話状態又は受話状態
を信号するステータス信号(ST)を中央ユニット(1
4)から受信するステータス信号入力端子(45)と、 − ステータス信号(ST)が送話状態を示すとき送話
信号出力端子(22)をマイクロホン信号(MC)に結
合させ、ステータス信号(ST)が受話状態を示すとき
送話信号出力端子(22)を補償マイクロホン信号(M
CCS)に結合させる第1結合手段(24)とを具えて
いることを特徴とする請求項1記載の会議システム。 - 【請求項3】 エコーキャンセラ(20)がマイクロホ
ン信号(MC)及び共通受話信号(LS)の帯域幅より
狭い帯域幅を有する信号を処理するようにしたことを特
徴とする請求項2記載の会議システム。 - 【請求項4】 会議システムが送話信号(SP)及び共
通受話信号(LS)を第1サンプリングレートでディジ
タル信号処理するよう構成され、話者ユニット(12)
がアナログマイクロホン信号を第1サンプリングレート
を有するマイクロホン信号(MC)に変換するアナログ
−ディジタル変換器(82)及び共通受話信号(LS)
をアナログ共通受話信号に変換するディジタル−アナロ
グ変換器(84)を具え、且つ話者ユニット(12)
が、更に、 − マイクロホン信号(MC)の第1サンプリングレー
トをこの第1サンプリングレートより所定のデシメーシ
ョン率だけ低い第2サンプリングレートにデシメートし
、デシメートされたマイクロホン信号(MCCD)を
差動段(30)の第1入力端子(32)に供給する第1
デシメータ(86)と、 − 共通受話信号(LS)の第1サンプリングレートを
第2サンプリングレートにデシメートし、デシメートさ
れた共通受話信号(LSDC)をアダプティブフィルタ
(38)の信号入力端子(40)に供給する第2デシメ
ータ(90)と、 − 差動段(30)の出力端子(36)の補償マイクロ
ホン信号(MCCS)の第2サンプリングレートを増大
させて第1サンプリングレートを有する補償マイクロホ
ン信号を出力する補間器(94)とを具えていることを
特徴とする請求項3記載の会議システム。 - 【請求項5】 補間器(94)が入力サンプルを反復さ
せるリピータであることを特徴とする請求項4記載の会
議システム。 - 【請求項6】 第1サンプリングレートがほぼ32KH
zであり、デシメーション率が1/4であり、アダプテ
ィブフィルタ(38)が180〜256個の直列接続の
遅延素子(74)を具え、それらの出力信号を個別に調
整し得る可重利得係数を有する可重増幅器(76)を介
して加算(78)して補償信号(CS)を形成し、可重
利得係数の調整を正規化最小平均二乗アルゴリズムに従
って行うことを特徴とする請求項4又は5記載の会議シ
ステム。 - 【請求項7】 話者ユニット(12)が、更に、ステー
タス信号(ST)が送話状態を示すとき差動段(30)
の第1入力端子(32)への信号供給を遮断する手段
(88)を具えていることを特徴とする請求項1〜6の
何れかに記載の会議システム。 - 【請求項8】 話者ユニット(12)が、更に、マイク
ロホン信号(MC)の電力値を補償マイクロホン信号
(MCCS)の電力値と比較し、補償マイクロホン信号
(MCCS)の電力値がマイクロホン信号(MC)の電
力値を越える場合にスイッチング信号(SW)を発生す
る比較器(96)と、 このスイッチング信号(SW)に応答して補償マイクロ
ホン信号(MCCS)をマイクロホン信号(MC)と切
り換える第2結合手段(92)とを具えていることを特
徴とする請求項7記載の会議システム。 - 【請求項9】 中央処理ユニット(14)が、 − 各話者ユニットからの送話信号(SP−1,SP−
2,SP−3)を受信する手段(48,50,52)
と、 − 各話者ユニットの送話信号を選択信号(SL−1,
SL−2,SL−3)に応答して選択した送話信号(S
PSL−1,SPSL−2,SPSL−3)を送出する
選択手段(60)と、 − 選択された送話信号(SPSL−1,SPSL−
2,SPSL−3)を加算して共通受話信号(LS)を
送出する加算手段(64)と、 − 共通受話信号(LS)を各話者ユニットに伝送する
手段(46)と、 − 選択信号(SL−1,SL−2,SL−3)に応答
して各話者ユニットに対するステータス信号(ST−
1,ST−2,ST−3)を発生するステータス信号発
生器(72)と、 − ステータス信号(ST−1,ST−2,ST−3)
を各話者ユニットに伝送する手段(54,56,58)
と、 − 選択信号(SL−1.SL−2,SL−3)を発生
する選択信号発生器(62)とを具え、この選択信号発
生器は、 − 各話者ユニットの送話信号(SP−1,SP−2,
SP−3)に応答してこれら信号の信号強度の測定値で
あるレベル信号(PS−1,PS−2,PS−3)を発
生するレベル信号発生器(66)と、 − これらレベル信号(PS−1,PS−2,PS−
3)を基準信号(RF)と比較しこれらレベル信号が基
準信号を越えるときこれに応答して選択信号(SL−
1,SL−2,SL−3)を発生する比較手段(68)
とを具えていることを特徴とする請求項1〜8の何れか
に記載の会議システム。 - 【請求項10】 会議場内に配置された複数の話者ユニ
ットと、これら話者ユニットを結合させることができる
中央ユニットとを具えた請求項1〜8の会議システムに
用いる話者ユニットであって、 − マイクロホン信号(MC)を発生するマイクロホン
(16)と、 − マイクロホン信号(MC)に応答して送話信号(S
P)を中央ユニット(14)に供給する送話信号出力端
子(22)と、 − 中央ユニット(14)からの共通受話信号(LS)
を受信する受話信号入力端子(28)と、 − エコーキャンセラ(20)と、 を具え、このエコーキャンセラ(20)は、− マイク
ロホン信号(MC)を受信する第1入力端子(32)及
び補償信号( CS)を受信する第2入力端子(34)
と、送話信号出力端子(22)に結合 されマイクロホ
ン信号(MC)と補償信号(CS)との差に対応する補
償され たマイクロホン信号(MCCS)を出力する出
力端子(36)とを有する差動 段(32)と、 − 共通通話信号(LS)を受信する信号入力端子(4
0)と、補償マイクロホン信号(MCCS)を受信する
制御入力端子(44)と、補償信号(CS)を出力する
信号出力端子(42)とを有するアダプティブフィルタ
(38)とを具え、 − このアダプティブフィルタ(38)は、当該話者ユ
ニット(12)のスピーカ(18)とマイクロホン(1
6)との間の直接音響結合及び当該話者ユニット(1
2)近くの物体を介する当該話者ユニット(12)のス
ピーカ(18)とマイクロホン(16)との間の間接音
響結合の結果として生ずる短いエコー路のインパルス応
答の推定であるインパルス応答を有し、この推定インパ
ルス応答では会議場(10)の境界面を介する全ての話
者ユニットのマイクロホン(16)との間の音響結合の
結果として生ずる長いエコー路のインパルス応答が無視
されていることを特徴とする話者ユニット。 - 【請求項11】 話者ユニット(12)が、更に、 − 当該話者ユニット(12)に送話状態又は受話状態
を信号するステータス信号(ST)を中央ユニット(1
4)から受信するステータス信号入力端子(45)と、 − ステータス信号(ST)が送話状態を示すとき送話
信号出力端子(22)をマイクロホン信号(MC)に結
合させ、ステータス信号(ST)が受話状態を示すとき
送話信号出力端子(22)を補償マイクロホン信号(M
CCS)に結合させる第1結合手段(24)とを具えて
いることを特徴とする請求項10記載の話者ユニット。 - 【請求項12】 エコーキャンセラ(20)がマイクロ
ホン信号(MC)及び共通受話信号(LS)の帯域幅よ
り狭い帯域幅を有する信号を処理するようにしたことを
特徴とする請求項11記載の話者ユニット。 - 【請求項13】 話者ユニット(12)が 送話信号
(SP)及び共通受話信号(LS)を第1サンプリング
レートでディジタル信号処理するよう構成され、話者ユ
ニット(12)がアナログマイクロホン信号を第1サン
プリングレートを有するマイクロホン信号(MC)に変
換するアナログ−ディジタル変換器(82)及び共通受
話信号(LS)をアナログ共通受話信号に変換するディ
ジタル−アナログ変換器(84)を具え、且つ話者ユニ
ット(12)が、更に、 − マイクロホン信号(MC)の第1サンプリングレー
トをこの第1サンプリングレートより所定のデシメーシ
ョン率だけ低い第2サンプリングレートにデシメートし
、デシメートされたマイクロホン信号(MCCD)を
差動段(30)の第1入力端子(32)に供給する第1
デシメータ(86)と、 − 共通受話信号(LS)の第1サンプリングレートを
第2サンプリングレートにデシメートし、デシメートさ
れた共通受話信号(LSDC)をアダプティブフィルタ
(38)の信号入力端子(40)に供給する第2デシメ
ータ(90)と、 − 差動段(30)の出力端子(36)の補償マイクロ
ホン信号(MCCS)の第2サンプリングレートを増大
させて第1サンプリングレートを有する補償マイクロホ
ン信号を出力する補間器(94)とを具えていることを
特徴とする請求項12記載の話者ユニット。 - 【請求項14】 補間器(94)が入力サンプルを反復
させるリピータであることを特徴とする請求項13記載
の話者ユニット。 - 【請求項15】 第1サンプリングレートがほぼ32K
Hzであり、デシメーション率が1/4であり、アダプ
ティブフィルタ(38)が180〜256個の直列接続
の遅延素子(74)を具え、それらの出力信号を個別に
調整し得る可重利得係数を有する可重増幅器(76)を
介して加算(78)して補償信号(CS)を形成し、可
重利得係数の調整を正規化最小平均二乗アルゴリズムに
従って行うことを特徴とする請求項13又は14記載の
話者ユニット。 - 【請求項16】 話者ユニット(12)が、更に、ステ
ータス信号(ST)が送話状態を示すとき差動段(3
0)の第1入力端子(32)への信号供給を遮断する手
段(88)を具えていることを特徴とする請求項10〜
15の何れかに記載の話者ユニット。 - 【請求項17】 話者ユニット(12)が、更に、マイ
クロホン信号(MC)の電力値を補償マイクロホン信号
(MCCS)の電力値と比較し、補償マイクロホン信号
(MCCS)の電力値がマイクロホン信号(MC)の電
力値を越える場合にスイッチング信号(SW)を発生す
る比較器(96)と、 このスイッチング信号(SW)に応答して補償マイクロ
ホン信号(MCCS)をマイクロホン信号(MC)と切
り換える第2結合手段(92)とを具えていることを特
徴とする請求項項16記載の話者ユニット。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| EP92201095 | 1992-04-16 | ||
| NL92201095:4 | 1992-04-16 |
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|---|---|
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5087631A Pending JPH0630138A (ja) | 1992-04-16 | 1993-04-14 | 会議システム |
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