JPH06301618A - 遠隔手続き呼び出し方法 - Google Patents

遠隔手続き呼び出し方法

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JPH06301618A
JPH06301618A JP5088311A JP8831193A JPH06301618A JP H06301618 A JPH06301618 A JP H06301618A JP 5088311 A JP5088311 A JP 5088311A JP 8831193 A JP8831193 A JP 8831193A JP H06301618 A JPH06301618 A JP H06301618A
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JP
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JP5088311A
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Takashi Yuasa
敬 湯浅
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マルチスレッドのクライアントが遠隔手続き
呼び出しを行う機構によって、サーバーのプログラムを
変えずクライアントプログラムの指定だけによって過去
型、未来型の呼び出しを実現することを目的とする。 【構成】 クライアントプロセス101において、スレ
ッド生成装置114によりスレッド分岐し、子スレッド
がサーバーに対して遠隔手続き呼び出しを行い、結果を
貰った後スレッド消滅装置123によって消滅し、親プ
ロセスは分岐後別の処理を行う。これによりサーバーは
現在型のように結果を返しても、クライアントプログラ
ムからみれば結果を取らない過去型の呼び出しを行った
ようにプログラミングができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセス間の通信を行
なうシステム、特にネットワークを介してデータ通信を
行なうシステムにおいて、複数の遠隔手続き呼び出しの
形式を、メッセージパッシングの形式を許すプログラミ
ングモデル一般に広く応用することができるスレッドを
用いた遠隔手続き呼び出し方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】クライアントとサーバーのプロセス間の
遠隔手続き呼び出しの形式を過去型(クライアントが結
果を必要としない)、現在型(クライアントがサーバー
からの結果をその場で待つ)、未来型(クライアントが
別の処理をして、後で結果を得る)の3種類に分類でき
る。従来技術ではそれぞれの呼び出し形式に対して、ク
ライアント側とサーバー側の双方で対応したプログラミ
ングを行なう必要がある。以下図面を参照て従来技術に
ついて説明する。
【0003】図9、図10は従来技術における遠隔手続
き呼び出しの一般的な方法を示した概念図である。遠隔
手続き呼び出しはクライアントとサーバーの2つのプロ
セスの間で行なわれる。クライアントが遠隔手続きを呼
び出す起動メッセージパケットをサーバーに送信する
と、サーバーがそれに対応した手続きを実行し、その結
果を返り値メッセージとしてクライアントに送信する。
【0004】図9(a)において901は遠隔手続き呼
び出しに対するメッセージパケットの構造で、起動メッ
セージであることを示すメッセージ識別子(902)、
処理の名前を示す手続き識別子(903)、コード化さ
れた引数(904)からなる。
【0005】905はサーバ側から返される返り値メッ
セージの構造で、返り値であることを示すメッセージ識
別子(906)とコード化された返り値(907)から
なる。
【0006】図9(b)において、908はクライアン
トが遠隔手続きを行なう際に、サーバ側からの返答を受
けるまで、処理が中断されるような呼び出し形式(以
下、現在型呼び出しという)のフローチャートを示す。
909から処理が始まる。910では、現在呼び出しに
対応した901の形式の起動メッセージパケットがサー
バに送信されることを示す。起動メッセージパケットは
936で示される。その後911でサーバ側からの返答
を待ち、返答があれば912で905の形式からなる応
答パケットを受信し、913で処理が終了する。
【0007】914は現在型呼び出しに対応するサーバ
ーのフローチャートである。サーバーは915から処理
が始まり、916から919の間の処理を繰り返す。9
16では、クライアント側からの送られた起動メッセー
ジパケットの受信を行なう部分である。917では起動
メッセージパケット内の手続き識別子に応じて処理の分
岐が行なわれる。
【0008】起動メッセージパケット936は、917
を経由してサーバ内に定義された対応する手続き918
への処理になる。手続きが終了したらその結果を返り値
メッセージ(937)としてクライアントに送信するこ
とが919で行なわれ、916の処理が繰り返される。
【0009】920は、クライアントが遠隔手続きをお
こなうが、その結果を得るまでに、つまり遠隔手続きと
並行して他の処理を行ない、その後でサーバからの応答
を待つ呼びだし形式(以下、未来型呼びだしと呼ぶ)を
行なうときのクライアント側のフローチャートである。
【0010】処理は921から始まる。この呼びだし形
式では、起動メッセージを送信922後、返答をまたず
に別の処理923が行なわれる。この処理が終了後92
4でサーバーからの返り値を受信する。未来型呼び出し
に対するサーバのフローチャートは、現在型呼びだしと
同じく914で示される。つまり、クライアントが送信
した起動メッセージパケット938は、916で受け付
けられ、対応する処理が行なわれ、返り値939が92
4で受信される。
【0011】図10において、1026は、遠隔手続き
呼び出しでクライアントが処理結果を必要としない呼び
出し形式(以下、過去型呼び出しという)を行なう時の
クライアントのフローチャートである。処理は1027
から始まり、1040に示される起動メッセージパケッ
トを1028で起動メッセージを送信した後には、結果
を受信しないで1029では他の処理が行なわれる。
【0012】過去型呼びだしに対応するサーバ側のフロ
ーチャートは1031に示されている。サーバーは10
32から処理をはじめ、1033で起動メッセージを受
信し、メッセージの手続き識別子に応じて1034で分
岐が行なわれ、1035にある手続きが実行される。こ
の場合は、結果はクライアントに送信する必要がないの
で、1033以降の処理が繰り返される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では以下のような問題点がある。即ち、第1
に、現在型(または未来型)と過去型でそれぞれクライ
アントとサーバの対応が固定されてしまうことである。
現在型のクライアント908と過去型のサーバ1031
は対応できない。なぜなら1031は返り値メッセージ
を送信しないので、クライアントは911の返答待ちか
ら抜けることができない。
【0014】また過去型のクライアント1026の相手
が現在型のサーバー914であってはならない。なぜな
ら、1026は返り値メッセージを受信しないので、9
19で送信した返り値メッセージがクライアントのメッ
セージキューに溜ってしまう。
【0015】このように、サーバとクライアントの間で
遠隔手続き呼びだしのタイプに関して合意がとれている
必要がある。
【0016】第2に、従来の構成では未来型と現在型の
遠隔手続き呼び出しが混在したときに問題が生じる。図
11は図9(b)の未来型クライアント920におい
て、他の処理923の一例として、同一のサーバに対し
て現在型遠隔手続き呼び出しを行なう場合を示す。11
01で未来型呼び出しの起動メッセージを送信し、11
06で返り値メッセージを受信する前に同じサーバに対
して現在型遠隔手続き呼び出しを行なう。つまり、11
03で現在型の起動メッセージを送信後、1104で返
答を待つことがおこなわれる。ところがサーバは起動メ
ッセージの到着順に、メッセージに対応した手続きを実
行してその返り値メッセージをクライアントに返すの
で、1103に対する現在型の返り値メッセージよりも
先に、1101の未来型の返り値メッセージがクライア
ントに来てしまう。従って図11のクライアントは正し
く動作できない。
【0017】本発明は、上記従来技術の課題を解決する
ためのもので、第1にサーバーを同一の構成にしたま
ま、クライアントの側で呼び出し形式を決めるだけで異
なる遠隔手続き呼び出しが実現できる方法を提供するこ
とである。
【0018】第2に、クライアント中に過去型、現在
型、未来型の遠隔手続き呼び出しが混在する場合、それ
ぞれの起動メッセージとその返り値メッセージを正しく
認識する方法を提供することである。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明による遠隔手続き呼び出し方法は、第1にスレ
ッド生成手段によりスレッドを2つに分岐し、前記スレ
ッド生成手段により分岐された一方のスレッドに過去型
遠隔手続き呼び出しを実行させ、前記一方のスレッドが
サーバーより返り値を受信した後に、スレッド消滅手段
により前記一方のスレッドを消滅させることである。
【0020】第2に、スレッド生成手段によりスレッド
を2つに分岐し、前記スレッド生成手段により分岐され
た一方のスレッドに遠隔手続き呼び出しを実行させ、前
記一方のスレッドがサーバーより返り値を受信した後
に、スレッド結合手段により前記一方のスレッドと他方
のスレッドとの同期をとることである。
【0021】さらに、第1、第2の方法において、スレ
ッドとサーバーが同一のメッセージ生成番号を付与した
メッセージパケットを介して遠隔手続き呼び出し処理を
行うようにしたものである。
【0022】
【作用】上記の構成により、スレッド生成手段によりス
レッドを生成し、スレッド消滅手段およびスレッド結合
手段を用いることによりサーバーを同一の構成にしたま
ま、クライアントの側で呼び出し形式を決めるだけで異
なる遠隔手続き呼び出しが実現できる。
【0023】また、メッセージ生成番号の付与により、
クライアント中に過去型、現在型、未来型の遠隔手続き
呼び出しが混在する場合でも、それぞれの起動メッセー
ジとその返り値メッセージを正しく認識することが可能
となる。
【0024】
【実施例】
(実施例)以下、本発明の一実施例について図面を用い
て説明する。図1は一般的なマルチスレッドの環境とそ
れを利用した本発明の構成要素を示すものである。
【0025】プロセス101は、複数のスレッド(10
2)、データ領域(103)、複数のポートチャンネル
(104)、スレッドを管理するスレッド管理装置(1
13)からなる。
【0026】ポートは他プロセスとの通信リンクを作る
ものである。遠隔手続き呼び出しを行なう場合はポート
の1つ(107)からリンク(109)を用いてサーバ
プロセス(110)につなぐことで、二つのプロセスの
間でメッセージの送受信が可能となる。
【0027】また各ポートから読み出されたメッセージ
を一時蓄えておくための通信用バッファ(105)は、
データ領域内に作成される。ここに、メッセージは一時
的に格納されることになる。複数のスレッドが、ポー
ト、バッファを、同時にアクセスするとそこの格納され
たデータの一貫性が保てない。そこで105には通信用
バッファの相互排除装置106を、107にはポート用
の相互排除装置108を設ける。
【0028】遠隔手続き呼び出しを構成する起動メッセ
ージは図2(a)、返り値メッセージは図2(b)で示
される。201は、図9(a)の902のメッセージ識
別子に、203は、903の手続き識別子に、204は
904の引数に対応する。202は、メッセージの生成
番号を識別するためのものである。
【0029】返り値メッセージで205は、図9(a)
の906のメッセージ識別子に、207は907の返り
値に対応する。206は、メッセージ番号であり、サー
バは起動メッセージに含まれるメッセージ番号202と
同じものを、返り値メッセージのメッセージ番号として
使用する。
【0030】起動メッセージ生成ではメッセージ番号を
新しくつけるので、そのための番号を管理する装置11
1をデータ領域内に設置し、複数スレッドがこれに同時
にアクセスするのを防ぐために相互排除装置112を付
ける。
【0031】スレッド102は、スレッド管理装置内
(113)内にある動的スレッド生成装置114、スレ
ッド合流装置118、スレッド消滅装置123で管理さ
れる。動的スレッド生成装置114はあるスレッドが別
のスレッドを生成することが行なわれる。これによって
1つのスレッドが2つに分岐する。親スレッド115が
生成装置に入ることにより、子スレッド117ができ
る。116は親スレッドである。
【0032】スレッド合流装置118は2つのスレッド
の同期を取る。119と120の2つのスレッドがここ
に入るとき、両者がともにこの装置に入るまで先に入っ
たスレッドをブロックする。2つともここに到達した場
合にブロックが解除され、元のスレッドはそれぞれ12
1、122となり、以後の処理がなされる。
【0033】スレッド消滅装置123はスレッドの実行
を止めるものである。スレッド124が123に到達し
た時には、スレッド内で使われていた資源を解放するこ
とも行なわれる。
【0034】図3は本発明を用いた場合の型遠隔手続き
呼び出しのフローチャートを示したものである。サーバ
側のフローチャート(311)は図9(b)の914と
同じであるが、332で受信した起動メッセージ中に格
納されたメッセージ番号を覚えておき、335ではその
メッセージ番号を返り値メッセージの一部として、全体
の返り値メッセージを作成し、それを送信する。
【0035】クライアント側のフローチャート(31
0)はマルチスレッドに対応している。まず314でメ
ッセージ番号を得るために、メッセージ番号管理装置に
アクセスして番号を1増やす。この操作の競合を避ける
ため、313では、相互排除用のための命令が、また3
15では、その解除が行なわれる。これは、111のメ
ッセージ番号管理装置についている相互排除機構を用い
て行なう。
【0036】得られた番号から起動メッセージを作って
サーバーに送信する(316)。次に返り値を待つが、
他のスレッドがすでに受信している可能性があるので、
まずバッファに対する相互排除して(317)、バッフ
ァを見る(318)。自分が送信したのと同じメッセー
ジ番号を持つ返り値メッセージがバッファ内にすでに存
在するかを319でチェックする。もし存在すれば、そ
れを遠隔手続き呼び出しの結果として読み出し(32
0)、バッファの相互排除を解除する(321)。
【0037】同じメッセージ番号がバッファ内に存在し
ない場合は、336でバッファに対する相互排除を解除
し、サーバとの通信チャネルとして使用されているポー
トから受信324をおこなう。このときも、323、3
25でポートに対する相互排除開始と解除が行なわれ
る。
【0038】この時、受信した返り値メッセージのメッ
セージ番号が自分が起動メッセージに付与したメッセー
ジ番号と同一であるかどうかが326でチェックされ、
同一の場合は返り値メッセージを遠隔手続き呼び出しの
結果として読む(322)。
【0039】一致しない場合は、他の起動メッセージに
対応した返り値であるのでバッファ内に格納する必要が
ある。このためバッファを相互排除し(327)、返り
値メッセージをバッファに書き込み(328)、319
に戻る。
【0040】以下、図3の全体をRPC処理、その内の
クライアントのフローチャート(310)をRPCクラ
イアント処理、サーバ側のフローチャート(311)を
RPCサーバ処理と呼ぶ。
【0041】図4は1図の本発明の構成図と図3で示さ
れるメッセージ送受信のフローチャートを用いて、過去
型遠隔手続き呼び出しを実現する装置を説明するもので
ある。クライアントプロセスの中で動的スレッド生成装
置114によって、スレッドを2つに分岐する(40
1)。親スレッドは分岐後別の処理を行なう(40
2)。子スレッドはRPC処理に入り(403)、サー
バープロセスの手続きを遠隔呼び出しする。サーバーか
らの返り値メッセージを受けとった後スレッド消滅装置
123によって消滅する(404)。
【0042】図5は図1の本発明の構成図と第3図で示
されるメッセージ送受信のフローチャートを用いて、未
来型遠隔手続き呼び出しを実現する装置を説明するもの
である。クライアントプロセス内で動的スレッド生成装
置114によりスレッドを2つに分岐する(501)。
親スレッドは分岐後別の処理を行ない(502)、必要
になったところでスレッド合流装置118に入る。子ス
レッドはRPC処理(503)に入り、サーバー内の手
続きを遠隔呼び出しする(506)。サーバーからの返
り値メッセージを受信した後、スレッド合流管理装置1
18に入り、親と合流する(504)。ここで共有デー
タ領域に子スレッドが遠隔手続き呼び出しの結果を書き
込めば、親スレッドが遠隔手続き呼び出しの結果を得る
ことができる。その後スレッド消滅装置123により消
滅する(505)。
【0043】図6、図7はサーバーに定義された同一の
手続きを現在型、過去型、未来型で遠隔呼び出しをする
例を示す。図6(a)はサーバー側に定義された遠隔手
続きfooである。この手続きは引数として整数を1つ
とり、返り値として整数を返す。これを現在型で呼び出
すプログラムが図6(b)で、fooを引数xで呼び出
し、結果をyに得る。これを実現するには図3のRPC
処理をそのまま行う。
【0044】図6(c)はfooを過去型で呼び出すプ
ログラムで、601でfooを引数xで呼び出した後、
結果をとらずに次の手続きAを実行する(602)。こ
れを実現したのが図6(d)である。
【0045】動的スレッド生成装置114で子スレッド
を作り(603)、RPC処理に入る。fooの返り値
を受信したらスレッド消滅装置123により消滅する。
親スレッドはスレッド生成後602でAを実行する。過
去型呼び出しであるにも関わらずサーバーは返り値メッ
セージを返す。しかしそのメッセージは子スレッドが処
理するので親スレッドには無関係である。
【0046】図7(a)はfooを未来型で呼び出すプ
ログラムである。未来型呼び出しを実現するためにプロ
グラム上ではfutureという型を導入し、変数yを
この型で宣言しておく(814)。702で未来型呼び
出しを行ない、別の処理B(703)をした後、704
でfutureの中身を取り出して、先に進む(70
5)。これを実現するのが図7(b)である。親スレッ
ドは子スレッド生成後(706)、処理Bを行ない(7
07)、809で子スレッドと合流する。711で子ス
レッドが受けとった結果を取りだし、次に進む(71
2)。
【0047】図8は同じサーバーに対して未来型と現在
型の呼び出しが混在する例である。図8(a)におい
て、future型aを宣言し(801)、802で未
来型で呼び出し、次に同じ手続きを現在型で呼び出す
(803)。その後に802で呼び出したfuture
の同期をとる(804)。
【0048】図8(a)の処理は図8(b)のように実
現される。802の未来型手続き呼び出しは805で起
動メッセージを送信し、806で返り値メッセージを受
信する。803の現在型呼び出しは807で起動メッセ
ージを送信し、808で返り値メッセージを受信する。
805と807、806と808の実行される順番は非
決定的であるため、805で出したメッセージ8ー9に
対する返り値メッセージ811が必ず806で受信され
るかどうかは分からない。
【0049】しかし各メッセージにメッセージ番号をつ
けることにより、この問題を回避できる。例えば802
の呼び出しが先に起動されたとすると809のメッセー
ジ番号は1番なのでメッセージ番号に1と書かれ、80
3の呼び出しでは起動メッセージ810にはメッセージ
番号2がつく。サーバープロセスは起動メッセージの順
に手続きを実行するため、809に対しては811、8
10に対しては812の返り値メッセージをこの順番に
送信する。806が808よりも先に実行される場合
は、806が正しく811を受信し、次に808が81
2を受信できる。
【0050】もしも806よりも808が先に実行され
た場合は808が811を受信してしまうが、その場合
811をバッファに格納し、次の返り値メッセージ81
2を読み出すことができる。その後806が実行される
とまずバッファを見にいくので、811を取り出すこと
ができる。
【0051】以上のように本実施例によればRPC処理
は、過去型であれ、未来型であれそれは同一の形とな
る。つまり、もしクライアント側の呼びだし形式を未来
型から過去型に変更しても、クライアント側の修正だけ
で充分であり、従来のように、サーバ側の修正を伴わな
い。また各スレッドが独立にメッセージ番号をつけて管
理しているため、起動メッセージを送信した順番に関わ
らず、対応する返り値メッセージを受けとることができ
る。そのため従来の手法で解決できなかった問題も解決
できる。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、クライア
ント−サーバー型プログラムにおいて、過去型及び、未
来型手続き呼び出しを、クライアントプログラム側の文
法を変更するだけで実現することが可能になる。その際
サーバー側プログラムの動作は、遠隔手続き呼び出し
が、現在型、過去型、未来型のどの形式であっても不変
である。特に過去型呼び出しについては、通常手続き実
行後クライアントに対して結果を返す必要がないが、本
発明によればクライアント側の子スレッドが結果を受信
してくれるので、サーバー側では過去型であることを意
識しなくてもよい。また、クライアント側で同じサーバ
ーに対する未来型、過去型、現在型の遠隔手続き呼び出
しを混在させた場合にも、必ず対応する結果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における遠隔手続き呼び出し
方法の構成を示す概念図
【図2】本発明の一実施例における遠隔手続き呼び出し
を構成するメッセージ図
【図3】本発明の一実施例における型遠隔手続き呼び出
処理のフローチャート
【図4】本発明の一実施例における過去型遠隔手続き呼
び出し処理の構成を示す概念図
【図5】本発明の一実施例における未来型遠隔手続き呼
び出し処理の構成を示す概念図
【図6】本発明の一実施例における過去型遠隔手続き呼
び出し処理の実施図
【図7】本発明の一実施例における未来型遠隔手続き呼
び出し処理の実施図
【図8】本発明の一実施例における未来型と現在型の混
在処理の実施図
【図9】従来技術における未来型および現在型の遠隔手
続き呼び出し処理の構成を示す概念図
【図10】従来技術における過去型遠隔手続き呼び出し
処理の構成を示す概念図
【図11】従来技術における未来型と現在型の混在処理
のフローチャート
【符号の説明】
101 プロセス 102 スレッド群 103 データ領域 104 ポートチャンネル群 105 通信用バッファ 106 相互排除装置 107 ポートチャンネル 108 相互排除装置 109 リンク 110 サーバープロセス 111 メッセージ番号管理装置 112 相互排除装置 113 スレッド管理装置 114 動的スレッド生成装置 115 親スレッド 116 親スレッド 117 子スレッド 118 スレッド合流装置 123 スレッド消滅装置 201 メッセージ識別子 202 メッセージ番号 203 手続き識別子 204 引数 205 メッセージ識別子 206 メッセージ番号 207 返り値 310 RPCクライアント処理 311 RPCサーバ処理

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント側でスレッド生成手段によ
    りスレッドを生成して遠隔手続き呼び出しを行なうクラ
    イアントのスタブコードの生成を行うことを特徴とする
    遠隔手続き呼び出し方法。
  2. 【請求項2】 スレッド生成手段によりスレッドを2つ
    に分岐し、前記スレッド生成手段により分岐された一方
    のスレッドに過去型遠隔手続き呼び出しを実行させ、前
    記一方のスレッドがサーバーより返り値を受信した後
    に、スレッド消滅手段により前記一方のスレッドを消滅
    させることを特徴とする遠隔手続き呼び出し方法。
  3. 【請求項3】 スレッド生成手段によりスレッドを2つ
    に分岐し、前記スレッド生成手段により分岐された一方
    のスレッドに遠隔手続き呼び出しを実行させ、前記一方
    のスレッドがサーバーより返り値を受信した後に、スレ
    ッド結合手段により前記一方のスレッドと他方のスレッ
    ドとの同期をとることを特徴とする遠隔手続き呼び出し
    方法。
  4. 【請求項4】 スレッドとサーバーが同一のメッセージ
    生成番号を付与したメッセージパケットを介して遠隔手
    続き呼び出し処理を行うことを特徴とする請求項1から
    3のいずれかに記載の遠隔手続き呼び出し方法。
JP5088311A 1993-04-15 1993-04-15 遠隔手続き呼び出し方法 Pending JPH06301618A (ja)

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