JPH06301990A - 光ピックアップ - Google Patents

光ピックアップ

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JPH06301990A
JPH06301990A JP5084871A JP8487193A JPH06301990A JP H06301990 A JPH06301990 A JP H06301990A JP 5084871 A JP5084871 A JP 5084871A JP 8487193 A JP8487193 A JP 8487193A JP H06301990 A JPH06301990 A JP H06301990A
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light
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circuit
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JP5084871A
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Haruo Tanaka
治夫 田中
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Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/13Optical detectors therefor
    • G11B7/131Arrangement of detectors in a multiple array
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B7/0903Multi-beam tracking systems

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  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Head (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 戻り光によるLDの発振状態の変化を検出し
てODの記録信号を読み出す光ピックアップにおいて
も、トラッキングサーボおよびフォーカスサーボ用の信
号を正確に検出できる光ピックアップを提供する。 【構成】 レーザビームを発生させる少なくとも3個の
発光部LDおよび該LDへの光ディスクからの反射光に
よる前記LDの変化を検出するための光検出部PD1〜
PD3を有し、前記各々の光検出部PD1〜PD3には
それぞれコンデンサ11a〜11cおよび増幅回路12a〜12
cが順次接続され、前記光検出部PD1〜PD3の少な
くとも2個には増幅回路12a〜12cのあとにさらに整流
回路13a〜13cが接続されて直流成分信号とされ、該直
流成分信号の2個の比較によりトラッキングサーボ機構
および/またはフォーカスサーボ機構が駆動される構成
になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ピックアップに関す
る。さらに詳しくは、高価な光学部品を使用せず、小型
でトラッキングエラーやフォーカスエラーを精度よく補
正できる光ピックアップに関する。
【0002】
【従来の技術】レーザ光による書込み、読出しは原理的
には波長程度のスポット上に集光して行え、高密度記録
が可能である。そのため、情報の記録媒体として光ディ
スク(以下、ODという)が用いられ、そのODへの書
込みおよび読出し方法として半導体レーザ装置を用いた
光ピックアップが用いられている。
【0003】ODの信号を記録したピットは0.9 μm程
度の大きさであり、そのピットの列(トラック)は1.6
μm程度の狭いピッチで並んでいるため、実際の光ピッ
クアップにおいてはトラックと垂直方向の変位やODの
回転ブレによるフォーカスのずれを補正しながらピット
の検出を行わなければならない。
【0004】従来用いられている光ピックアップは、ハ
ーフミラーやホログラムなどの光学素子をビームスプリ
ッタとして用い、ODからの反射光を分離し、検出して
いる。このばあい、ODのトラックと垂直方向の変位
は、たとえば光源として1個のレーザダイオード(以
下、LDという)の光を回折格子で3分割した光を用い
る3ビーム法などにより補正し、フォーカスエラーの検
出はシリンドリカルレンズを用いた非点収差法などが用
いられている。
【0005】一方、上述の検出方法において用いられる
ビームスプリッタやシリンドリカルレンズなどの光学部
品を削減し、コストを低く抑え、また精密な位置調整を
簡易化することを目的として、たとえば特開平3-72688
号公報に開示されているように、ODからの反射光をL
Dに戻らせ(以下、この光を戻り光という)、その戻り
光によるLDの発振状態の変化を利用して信号検出を行
うスクープ(SCOOP:Self Coupled Optical Pickup )法
が考えられている。
【0006】このスクープ法による検出は、たとえば図
7に示すように5個のLD41〜45が直線状に配置され、
中央のRF信号検出用LD43の両側にトラッキングエラ
ー信号用のLD42、44が1個ずつ、さらにその両側に1
個ずつのフォーカスエラー信号用LD41、45が配置さ
れ、フォーカスエラー信号用LD41、45はそれぞれ光軸
方向に沿って逆方向にずらして配置されている。これら
のエラー信号用LDにより、トラッキングエラー信号、
フォーカスエラー信号を検出している。この信号を検出
するのに、図7に示すように、トラッキングエラー信号
用LDおよびフォーカスエラー信号用LDのそれぞれ2
個の検出信号を直接差動増幅回路で比較し、その出力に
よりトラッキングエラー信号およびフォーカスエラー信
号をえ、それぞれの信号によりサーボ機構を駆動してい
る。
【0007】図8において、LDチップ30から発せられ
たレーザ光31(図では1個の発光部からの光のみが示さ
れている)がレンズホルダ34に固定された対物レンズ32
を経てOD33の記録面で反射された光によるLDの発振
状態を検出する検出部(図示せず)の2個づつの検出信
号をそれぞれ差動増幅回路38、39で比較して増幅し、そ
れぞれトラッキングエラー用信号TE、フォーカスエラ
ー用信号FEとし、またODでの記録信号RFは直接信
号処理回路に送られる。トラッキングエラー用信号T
E、フォーカスエラー用信号FEにより駆動されるサー
ボ機構により、電磁コイル35とケース37に設けられた永
久磁石36の組合せにより、対物レンズの位置が調整され
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のスクープ法によ
る検出部の信号はLDの定常の発光状態に対して戻り光
による僅かの変化を検出する必要がある。たとえば検出
部をLDの発光量をフォトダイオード(以下、PDとい
う)により検出するばあい、PDの出力が 200μA(LD
の定常状態の発光量)に対し、変化分は2〜50μA 程度
と非常に小さい。そのため、PDによる検出部の電圧を
比較するばあい精度のよい差動増幅回路が必要となり、
そのような増幅回路を使用しても僅かなノイズで誤信号
を発生し易いという問題がある。
【0009】本発明はこのような問題を解決し、戻り光
によるLDの発振状態の変化を検出してODの記録信号
を読み出す光ピックアップにおいてもトラッキングサー
ボおよびフォーカスサーボ用の信号を正確に検出できる
光ピックアップを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の光ピックアップ
は、レーザビームを発生させる少なくとも3個の発光部
を有し、該発光部への光ディスクからの反射光による前
記発光部の変化が検出部により検出され、該検出部の信
号によりトラッキングサーボ機構およびフォーカスサー
ボ機構が駆動されて前記レーザビームの位置が補正さ
れ、光ディスク上の記録信号を読みとる光ピックアップ
であって、前記各々の検出部にはそれぞれコンデンサお
よび増幅回路が順次接続され、前記検出部の少なくとも
2個には前記増幅回路のあとにさらに整流回路が接続さ
れて直流成分信号とされ、該直流成分信号の2個の比較
によりトラッキングサーボ機構および/またはフォーカ
スサーボ機構が駆動されていることを特徴とする。
【0011】また、本発明の光ピックアップは、前記発
光部および検出部の組が3組からなり、第1の検出部と
第2の検出部の前記直流成分信号の比較によりトラッキ
ングサーボ信号が形成され、第1の検出部と第3の検出
部の前記直流成分信号の比較によりフォーカスサーボ信
号が形成され、第1の検出部の増幅回路の出力から光デ
ィスクの記録信号であるRF信号がとり出されているこ
とが発光部および検出部の組を最小にすることができる
点から好ましい。
【0012】さらに本発明の光ピックアップは、前記発
光部および検出部の組が少なくとも3組からなり、少な
くとも第2の検出部の増幅回路の出力に分岐して第2の
検出信号の時間軸を第1の検出信号の時間軸と合わせる
時間軸補正回路と、該時間軸補正回路により補正された
第2の検出信号を第1の検出信号と加算する加算回路と
が設けられ、該加算回路の出力から光ディスクの記録信
号であるRF信号がとり出されていることが検出信号の
ノイズを低減させる点から好ましい。
【0013】
【作用】本発明によれば、トラッキングエラー用信号や
フォーカスエラー用信号が、ピットの繰り返しによる高
周波で変調されることを利用して、ODの記録面からの
戻り光によるLDの変化状態の高周波成分のみをとり出
して増幅し、その増幅された信号の振幅の大きさを直流
成分に再度変換して比較しているため、僅かのLDの変
化状態を正確に検出することができ、確実にトラッキン
グサーボやフォーカスサーボをすることができる。
【0014】なお、ODに記録された信号の読みとり
は、高周波成分の増幅回路の出力から直接とり出して信
号処理することができ、記録信号の読出しであるRF信
号用の発光部および検出部の組をトラッキングエラー信
号用およびフォーカスエラー信号用の一方として用いる
ことができる。
【0015】また、トラッキングエラー信号用およびフ
ォーカスエラー用信号の発光部と検出部の組も、RF信
号用の発光部および検出部の組と一緒にトラックを走査
するため、発光部の間隔に基づく時間的なずれがあるの
みで、時間軸の補正をして足し合わせることにより、R
F信号を強くすることができ、ノイズを足しあわせる数
nにより1/n1/2 に減らすことができる。
【0016】
【実施例】つぎに図面を参照しながら本発明について説
明する。図1は本発明の光ピックアップの光検出器の出
力を信号処理するための回路の一実施例を示す図、図2
〜3は本発明の光ピックアップの一実施例の信号処理部
のブロック図、図4は本発明の光ピックアップの一実施
例に使用される半導体レーザ装置のチップを示す平面説
明図および等価回路図、図5は戻り光によりLD部分で
受ける変化の様子を説明する概念図、図6はフォトダイ
オード(以下、PDという)で検出される一般的な信号
を表す図である。
【0017】図4(a)は本発明の光ピックアップの一
実施例に使用される半導体レーザ装置の一例を示す平面
説明図である。1はたとえばGaAsなどからなる半導
体基板で、LD1〜LD3はそれぞれLDなどからなる
発光部で本実施例では紙面に垂直方向にpn接合部が形
成され、紙面内の上方に向けてレーザビームが発射さ
れ、LD1はODのピット状態を検出するRF検出用の
LDである。LD1とLD2は紙面に垂直方向に段差が
設けられ、両者の検出信号によりトラッキングエラー信
号を検出できるようにされている。さらにLD3は図4
(a)に示されるように発光面BがLD1やLD2の発
光面Aよりレーザビームの方向より下げて形成され、L
D1と共にフォーカスエラー信号検出用に用いられる。
LD3はLD1と同一高さ(トラック方向と垂直方向の
ずれがない位置)にある。
【0018】各LDのビーム発射面A、Bと反対側には
導光路4a、4b、4cを経て光検出部としてのPD
1、PD2、PD3がそれぞれ設けられ、それぞれのL
Dのビーム発射面と反対側に漏れる光を検出できるよう
にされている。このPDはLDのプロセスで形成された
pn接合を利用することにより形成され、導光路はエッ
チングにより凹部を形成することにより設けられてい
る。5a、5b、5cはそれぞれLD1、LD2、LD
3に電圧を印加するための電極に配線8で接続された電
極パッド、6a、6b、6cは同じくPD1、PD2、
PD3の電極パッドで、7は共通電極用の電極パッドで
ある。このダイオードの関係を等価回路図で表わすと図
4(b)のようになる。各LD間や導光路4間、PD間
は水素イオンやボロンイオンなど打ち込まれて各素子間
全域に分離部が形成されている。この分離部はボロンや
水素イオンなどのイオン注入のほかに、メサ形状にされ
てもよい。
【0019】本実施例のように、たとえば3個の発光部
を有する半導体レーザ装置の前面に1個の対物レンズが
配置され、たとえば図8に示されるように、対物レンズ
32はレンズホルダ34により保持され、後述するトラッキ
ングサーボ機構とフォーカスサーボ機構による電磁コイ
ル35の駆動などにより、その位置が制御される。
【0020】本発明においては、トラッキングエラー信
号の検出およびフォーカスエラー信号の検出を効率よ
く、かつ、正確に行えるようにするため、エラー信号が
ピットの繰り返しである高周波により変調されているの
を利用して、その高周波成分のみをとり出し、増幅した
のち、検波してエラー信号の検出をするようにしたもの
である。
【0021】まずトラッキングエラー信号の検出法の基
本的な考え方について説明する。図4に示されるような
3個のLDが形成された半導体レーザ装置のばあいに
は、LD1とLD2の2個を用いてトラッキングエラー
信号を検出する。戻り光によるLDの発振状態の変化を
検出するには、LDの端子電圧などの変化を検出するE
−SCOOP法とLDから後方に放射される光をPDな
どの光検出器により検出するL−SCOOP法とがある
が、いずれのばあいでもDC成分に重畳されたRF成分
を利用するもので考え方は同じてある。ここではPDを
使用した光検出器により検出するL−SCOOP法の例
について説明する。
【0022】LDからの光がODにスポットを形成する
とき、図5(a)においてaで示すように、ODに記録
されたピットP上にスポットが当るときは反射率が小さ
く戻り光も小さいが、図5(a)においてdで示すよう
にピットP上にLDビームのスポットが形成されないと
きは、反射率は大きく戻り光も大きい。図5(a)にお
いてb、cで示すように、一部がピットP上にかかり、
一部がピットP上にないときは、ビームスポットがピッ
トP上にない面積に応じて戻り光の量が変化する。戻り
光が多いとLDのキャビティ内の光密度が増加し、発光
出力が増加する。そのため、LDの発光量をモニタする
PDの出力を見ると、図5(b)〜(d)にトラック方
向と垂直方向にビームスポットの中心が偏位したときの
PDの出力を示すように、ビームスポットの位置に応じ
てPDの出力が変わる。
【0023】したがって、戻り光により発振状態が変化
したLD1とLD2の発光量をPD1とPD2とで検出
することにより、図5(b)において、PD1の出力a
0 とPD2の出力b0 の差h0 が一定範囲内にあれば、
LD1とLD2のスポット位置が正常で、トラッキング
エラーは発生していないことを示している。一方図5
(c)に示すように、PD1の出力がa1 でPD2の出
力がb1 であればa1 −b1 の値が負となり、その絶対
値が規定値より大きく、スポットの位置を図5(a)で
右側に補正しなければならないことを示しており、直結
したサーボモータを駆動することによりトラッキングエ
ラーを補正することができる。さらに、図5(d)に示
すように、PD1の出力がa2 で、PD2の出力がb2
のときはa2 −b2 の値が正となり、その絶対値が規定
値より大きくなり、スポット位置を前述と反対方向に補
正しなければならないことを示し、サーボモータにより
補正することができる。
【0024】フォーカスエラー信号はLD1とDL3の
2個のLDを用いることにより、それらのPD1とPD
3の出力によりトラッキングエラーを同様に補正するこ
とができる。すなわち焦点が合っていないとキャビティ
に戻る光量が小さくなり、PDの出力が小さくなるた
め、2個のLDが正か負かで方向を知ることができ、そ
の差が予め定められた値の範囲に入るように、サーボモ
ータで補正をすることができる。
【0025】これらのPDの出力は、図6に示すよう
に、連続したピットの繰り返しによりほぼ周期的に現わ
れる、交流成分に前述の戻り光が重畳され、戻り光の量
に応じて交流成分の振幅の大きさが変動する。そのた
め、通常のLDの発光出力の上に戻り光による変動がピ
ットの繰り返しに伴う変動として現われ、位置ずれなど
によるPDの出力の変化はたとえば 200μA 程度の直流
上に2〜50μA 程度の変動として現われる。本発明で
は、この電流を電圧に変換してその交流成分のみを取り
出して増幅し、さらに直流に変換して比較することによ
り、より正確に、かつ、簡単に比較することができる。
なおE−SCOOPのばあいにはLDの電圧変化を検出
するため、電流電圧変換の必要はなく、直接交流成分の
みを取り出して増幅する。
【0026】すなわち、ODの記録面はトラック方向に
対し0.86〜3.15μm程度の長さのピットが連続的に形成
されており、ピット上にレーザ光が当たると反射光は小
さく、LDの発振状態が余り変化しないが、ピットでな
いところにレーザ光が当たると反射光は大きく、LDの
発光量はキャビティ内の光密度が増加するため増加し、
この変化がピットの繰り返しにより繰り返され、検出部
による検出信号は図6に示すように、LDの一定の発光
量であるDC成分上にピットの繰り返しによる高周波成
分が重畳された形になっている。
【0027】いま発光部からのレーザビームのスポット
が、トラック幅から大きくずれていると、戻り光が大き
くなりLDの発光量も大きくなり、ピットの部分では戻
り光が少し低下し、ピットのないところでは戻り光が大
きいため、検出値は全体に高く振幅が小さい変化(図6
(a)参照)となる。
【0028】一方、レーザビームのスポットがトラック
の中央に位置しているばあいに、ピット上にレーザビー
ムが照射されているときは、戻り光が小さくLDの発光
量は余り変化せず、低い状態にあり、ピットの切れ目で
は戻り光が大きくなるため、PDによる検出出力が大き
くなり、大きな振幅(図6(b)参照)になる。
【0029】つぎに、この原理を利用してトラッキング
エラー用信号およびフォーカスエラー用信号を効果的に
処理する本発明の光ピックアップの信号処理部の実施例
について説明する。
【0030】図1(a)は光検出量であるPDの出力か
ら交流成分のみをとり出し、増幅してピットの繰り返し
によるRF信号を作り出す回路の一実施例で、図1
(b)はRF信号を整流してRF信号の振幅の大きさに
比例した直流成分にする回路の一実施例を示すブロック
図、図2は発光部と光検出器の組が3組のときの信号処
理部の一実施例のブロック図、図3は発光部などが5組
のときの信号処理部の一実施例のブロック図である。
【0031】図1および図2〜3において、11(11a〜
11e)は直流成分カット用のコンデンサ、12(12a〜12
e)は増幅回路、13(13a〜13e)は整流回路、14(14
a〜14e)は平滑回路、15a、15bは差を求める演算回
路、R1 は電流電圧変換のための抵抗である。前述のよ
うにPDからえられる信号は図6に示すように、直流成
分上に高周波成分が重畳されているため、コンデンサ11
により直流成分をカットして高周波成分のみをとり出
す。その高周波成分を増幅回路12により電圧に変換して
RF成分とする。本実施例ではPDの電流成分を抵抗R
1 により電圧に変換してから交流成分を取り出して増幅
したが、電流の交流成分を取り出してから電圧に変換し
てもよい。
【0032】トラッキングサーボ用信号およびフォーカ
スサーボ用信号とするため、図1(b)に示すように、
RF成分の振幅の大きさを整流回路13で直流化して2個
の大きさを比較できるようにDC成分とする。このばあ
い、整流回路13のみで完全なDC成分とならないとき
は、整流回路のあとにさらに平滑回路14が接続される。
【0033】図2に示すように3組の発光部と光検出器
で形成されるばあいは、トラッキングエラー信号用のP
D2のDC成分とRF信号用のPD1のDC成分とを演
算回路15aで引算をして前述の関係よりトラッキングサ
ーボモータへ駆動信号を送る。同様にPD1のDC成分
とPD3のDC成分とを演算回路15bにより引算をして
フォーカスサーボモータへ駆動信号を送る。このばあい
記録情報のRF信号はPD1の増幅回路12bの出力側か
らとり出す。発光部などが5組からなるばあいには、図
3に示すように、記録情報のRF信号用とは別の2個の
PDの組合せからそれぞれトラッキングサーボ用および
フォーカスサーボ用信号をうることができる。
【0034】本発明によれば、各PD部の検出信号は同
じように高周波成分のみをとり出して増幅しているた
め、トラッキングエラー信号用LD2、4やフォーカス
エラー信号用LD3、5はRF信号用LD1とトラック
方向にずれている分位相のずれが生じているだけである
ため、各PD部の増幅回路12の後段のRF出力を時間軸
を補正することにより位相を合わせ足し合わせれば、R
F信号として大きな信号がえられ、n個たし合わせれば
ノイズは1/n1/2 となる。
【0035】前記実施例では、LDおよびそれらの出力
信号の検出用PDがそれぞれ3個のばあいで説明した
が、記録を読みとるRF信号用のLD1の他にトラッキ
ングエラー信号用として独立に2個のLDを設け2個の
LDのビームスポットを図7に示すように、ピットPの
両側縁部に当たるようにして、両出力が等しくなるよう
に制御することもできる。またフォーカスエラー用とし
ても同様に独自に2個のLDを設け、両者の出力が等し
くなるようにして制御することもできる。
【0036】前記実施例では、光検出部としてPDの例
で説明したが、LDと同じプロセスで形成したpn接合
を利用したPD以外にイオン打込みで形成されたpn接
合を利用したPDまたは抵抗層などの光を検出できるも
のであれば何でもよい。さらに、LDの発光量を検出し
ないで、LDの電圧変化を読みとるE−SCOOPのば
あいには、APC動作のために必要とする以外は、トラ
ッキングエラー信号やフォーカスエラー信号用としては
光検出部は不要であることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、スクープ法を用いた光
ピックアップにおいても、トラッキングエラーやフォー
カスエラーが重畳された高周波成分のみとり出して増幅
し、信号処理できるため、正確に、しかも簡単に信号処
理をすることができるため、正確で高速の検出ができ
る。また検出装置の簡略化を行うことができ、最近の光
ディスクの小型化、高速化に対応できる小型で高品質、
かつ、安価な光ピックアップをうることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ピックアップの光検出器の出力を信
号処理するための回路の一実施例で、(a) は高周波成分
をとり出す回路のブロック図、(b) は該高周波成分をD
C化する回路のブロック図である。
【図2】本発明の光ピックアップの一実施例を示す信号
処理部のブロック図である。
【図3】本発明の光ピックアップの他の実施例を示す信
号処理部のブロック図である。
【図4】(a) は本発明の光ピックアップの一実施例に使
用される半導体レーザ装置の平面図で、(b) はその等価
回路図である。
【図5】戻り光によりLD部分で受ける変化の様子を説
明する図である。
【図6】PDにより検出された出力信号の波形の例を示
す図である。
【図7】従来のスクープ法に用いる半導体レーザ装置の
構造例を示す図である。
【図8】光ピックアップの一例を示す説明図である。
【符号の説明】 LD1 RF信号検出用発光部 LD2 トラックエラー信号用発光部 LD3 フォーカスエラー信号用発光部 PD1 光検出部 PD2 光検出部 PD3 光検出部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザビームを発生させる少なくとも3
    個の発光部を有し、該発光部への光ディスクからの反射
    光による前記発光部の変化が検出部により検出され、該
    検出部の信号によりトラッキングサーボ機構およびフォ
    ーカスサーボ機構が駆動されて前記レーザビームの位置
    が補正され、光ディスク上の記録信号を読みとる光ピッ
    クアップであって、前記各々の検出部にはそれぞれコン
    デンサおよび増幅回路が順次接続され、前記検出部の少
    なくとも2個には前記増幅回路のあとにさらに整流回路
    が接続されて直流成分信号とされ、該直流成分信号の2
    個の比較によりトラッキングサーボ機構および/または
    フォーカスサーボ機構が駆動されてなる光ピックアッ
    プ。
  2. 【請求項2】 前記発光部および検出部の組が3組から
    なり、第1の検出部と第2の検出部の前記直流成分信号
    の比較によりトラッキングサーボ信号が形成され、第1
    の検出部と第3の検出部の前記直流成分信号の比較によ
    りフォーカスサーボ信号が形成され、第1の検出部の増
    幅回路の出力から光ディスクの記録信号であるRF信号
    がとり出されてなる請求項1記載の光ピックアップ。
  3. 【請求項3】 前記発光部および検出部の組が少なくと
    も3組からなり、少なくとも第2の検出部の増幅回路の
    出力に分岐して第2の検出信号の時間軸を第1の検出信
    号の時間軸と合わせる時間軸補正回路と、該時間軸補正
    回路により補正された第2の検出信号を第1の検出信号
    と加算する加算回路とが設けられ、該加算回路の出力か
    ら光ディスクの記録信号であるRF信号がとり出されて
    なる請求項1記載の光ピックアップ。
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