JPH0630209B2 - 開閉器 - Google Patents
開閉器Info
- Publication number
- JPH0630209B2 JPH0630209B2 JP16939884A JP16939884A JPH0630209B2 JP H0630209 B2 JPH0630209 B2 JP H0630209B2 JP 16939884 A JP16939884 A JP 16939884A JP 16939884 A JP16939884 A JP 16939884A JP H0630209 B2 JPH0630209 B2 JP H0630209B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arc
- electrode
- contact
- fixed
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Breakers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、開閉器に関するものであり、もう少し詳し
くいうと、少なくとも1対の接触子が、アークを冷却す
る消弧板とともに、絶縁体でなる包囲体に収納され、か
つ、固定接触子にアークランナが取付けられてなる開閉
器に関するものである。
くいうと、少なくとも1対の接触子が、アークを冷却す
る消弧板とともに、絶縁体でなる包囲体に収納され、か
つ、固定接触子にアークランナが取付けられてなる開閉
器に関するものである。
第1図および第2図は従来のこの種の開閉器を示し、対
向配置された固定電極1および可動電極2に、それぞれ
固定接点3および可動接点4が取着されていて、1対の
接触子を構成している。操作機構部5には可動電極2の
基端が結合されていて、可動電極2が回動動作される。
電極1,2の近傍には、接点3,4間に生じるアークを
冷却するための消弧板6が配設されている。包囲体7は
絶縁体でなり、開閉器の動作部分を収納している。包囲
体7には、アークあるいはホツトガスの排出口8が設け
られている。固定電極1にはアークランナ9が取付けら
れている。
向配置された固定電極1および可動電極2に、それぞれ
固定接点3および可動接点4が取着されていて、1対の
接触子を構成している。操作機構部5には可動電極2の
基端が結合されていて、可動電極2が回動動作される。
電極1,2の近傍には、接点3,4間に生じるアークを
冷却するための消弧板6が配設されている。包囲体7は
絶縁体でなり、開閉器の動作部分を収納している。包囲
体7には、アークあるいはホツトガスの排出口8が設け
られている。固定電極1にはアークランナ9が取付けら
れている。
以上の構成により、いま、可動接点4が固定接点3に接
触していると、電力は、電源から固定電極1→固定接点
3→可動接点4→可動電極2と経由し、負荷側へ供給さ
れる。この状態のとき、短絡電流のような大電流が接触
子間に流れると、操作機構部5が動作して可動接点4を
固定接点3から開離させる。このとき、固定接点3と可
動接点4との間にはアークが発生し、固定接点3と可動
接点4にアーク電圧があらわれる。このアーク電圧は、
固定接点3に対する可動接点4の開離距離が増大するに
伴つて上昇する。また、同時に、アークAは消弧板6側
へ磁気力によつて引付けられて伸長するので、アーク電
圧はさらに上昇する。そうして、アーク電流の電流零点
を迎えてアークAが消弧され、電流が遮断される。
触していると、電力は、電源から固定電極1→固定接点
3→可動接点4→可動電極2と経由し、負荷側へ供給さ
れる。この状態のとき、短絡電流のような大電流が接触
子間に流れると、操作機構部5が動作して可動接点4を
固定接点3から開離させる。このとき、固定接点3と可
動接点4との間にはアークが発生し、固定接点3と可動
接点4にアーク電圧があらわれる。このアーク電圧は、
固定接点3に対する可動接点4の開離距離が増大するに
伴つて上昇する。また、同時に、アークAは消弧板6側
へ磁気力によつて引付けられて伸長するので、アーク電
圧はさらに上昇する。そうして、アーク電流の電流零点
を迎えてアークAが消弧され、電流が遮断される。
以上の動作をさらに詳しく考察すると、可動電極2は、
第3図に示すように、回動動作して開極する。この開極
動作において、可動電極2と固定電極1の間の空間的距
離は、可動電極2の腹部2aと固定電極1の先端部1a
間の距離がもつても短い。一方、可動接点4と固定接点
3の間に生じたアークは、固定電極1を流れる電流と可
動電極2を流れる電流から電磁力を受け、その合成力の
方向の力を受ける。しかし、この電磁力は、電極構造
が、閉成時に電流が直線状に流れるものであるため比較
的小さく、したがつて、一般には、アークAは可動電極
2の開極動作に伴い、可動接点4と固定接点3の間の位
置から、可動電極2の腹部2aと固定電極1の先端部1
aの間の短い距離の位置に移動し、そこで停滞する。そ
のため。図において、接点3,4よりも右側に位置する
消弧板6にアークAが接触せず、アークAが冷却されな
いこととなり、所望の遮断性能が得られないという問題
があった。
第3図に示すように、回動動作して開極する。この開極
動作において、可動電極2と固定電極1の間の空間的距
離は、可動電極2の腹部2aと固定電極1の先端部1a
間の距離がもつても短い。一方、可動接点4と固定接点
3の間に生じたアークは、固定電極1を流れる電流と可
動電極2を流れる電流から電磁力を受け、その合成力の
方向の力を受ける。しかし、この電磁力は、電極構造
が、閉成時に電流が直線状に流れるものであるため比較
的小さく、したがつて、一般には、アークAは可動電極
2の開極動作に伴い、可動接点4と固定接点3の間の位
置から、可動電極2の腹部2aと固定電極1の先端部1
aの間の短い距離の位置に移動し、そこで停滞する。そ
のため。図において、接点3,4よりも右側に位置する
消弧板6にアークAが接触せず、アークAが冷却されな
いこととなり、所望の遮断性能が得られないという問題
があった。
また、上述したような、特に腹部2aと先端部1a間の
距離が短いものでなくても、固定接点3と可動接点4の
間の距離がもつとも短い構造のものが多く、この場合は
アークが接点3,4間に停滞する。そうして、アークは
消弧板6による冷却は受けられても、接点上のアークの
停滞による接点消耗が助長され、開閉器遮断容量の格上
げに関して重大な支障を来たしていた。
距離が短いものでなくても、固定接点3と可動接点4の
間の距離がもつとも短い構造のものが多く、この場合は
アークが接点3,4間に停滞する。そうして、アークは
消弧板6による冷却は受けられても、接点上のアークの
停滞による接点消耗が助長され、開閉器遮断容量の格上
げに関して重大な支障を来たしていた。
以上の問題を解消するため、本発明者らは第4図に示す
ような固定接触子を提案した。すなわち、ほぼ横U字状
をなし中央部に切欠き溝19cが形成されたアークラン
ナ19を固定電極11に固定し、固定電極11に取着さ
れた固定接点13を切欠き溝19cに臨ませてなるもの
である。
ような固定接触子を提案した。すなわち、ほぼ横U字状
をなし中央部に切欠き溝19cが形成されたアークラン
ナ19を固定電極11に固定し、固定電極11に取着さ
れた固定接点13を切欠き溝19cに臨ませてなるもの
である。
かかる構成になるものの動作を第5図〜第7図により説
明する。第5図は電極閉成時を示し、可動接点14が取
着された可動電極12の先端部12aが可動接点14の
位置よりも延出されてアークホーンを形成しており、先
端部12aの一部がアークランナ19の切欠き溝19c
に臨んでいる。第6図は電流遮断動作における開極初期
の状態を示し、開極とともに固定接点13と可動接点1
4との間に発生したアークAは、暫時この位置に膠着し
ている。開極が進行し、接点13と14間の距離よりも
アークランナ19の一部と可動電極12の先端部12a
との間の距離が短くなると、第7図に示すように、アー
クAは即座に、接点13,14間からアークランナ19
と先端部12a間に転移する。このとき、先端部12a
がアークホーンとして作用し、アークAは転移により可
動接点14からの距離が大となるので可動接点14の消
耗が著しく軽減される。また、アークAは接点の右方に
ある消弧板に強く押し付けられ冷却されるので、電流遮
断性能も向上される。
明する。第5図は電極閉成時を示し、可動接点14が取
着された可動電極12の先端部12aが可動接点14の
位置よりも延出されてアークホーンを形成しており、先
端部12aの一部がアークランナ19の切欠き溝19c
に臨んでいる。第6図は電流遮断動作における開極初期
の状態を示し、開極とともに固定接点13と可動接点1
4との間に発生したアークAは、暫時この位置に膠着し
ている。開極が進行し、接点13と14間の距離よりも
アークランナ19の一部と可動電極12の先端部12a
との間の距離が短くなると、第7図に示すように、アー
クAは即座に、接点13,14間からアークランナ19
と先端部12a間に転移する。このとき、先端部12a
がアークホーンとして作用し、アークAは転移により可
動接点14からの距離が大となるので可動接点14の消
耗が著しく軽減される。また、アークAは接点の右方に
ある消弧板に強く押し付けられ冷却されるので、電流遮
断性能も向上される。
この発明は、以上の構成でなるものをさらに改善し、ア
ークの転移の時期を極端に早めて接点の消耗を極少にす
ることを目的とするもので、電極閉成時に可動電極の先
端部に対向する転移面を、アークランナの切欠き溝に形
成してなる開閉器を提供するものである。
ークの転移の時期を極端に早めて接点の消耗を極少にす
ることを目的とするもので、電極閉成時に可動電極の先
端部に対向する転移面を、アークランナの切欠き溝に形
成してなる開閉器を提供するものである。
第8図〜第11図はこの発明の一実施例を示し、第8図
〜第10図において、固定接点13が取着された固定電
極11に取付けられるアークランナ19は、ほぼ横U字
状をなし、その中央部に切欠き溝19cが形成されてい
る。さらに、切欠き溝19cの底部前縁は固定電極11
の側へ切り起こされて、アークの足が転移してくるアー
ク転移面20を形成している。このアーク転移面20
は、第11図に示すように、電極閉成時に可動電極12の
先端部部12bに対向する位置をとる。その他の構成は
従来のものと同様である。
〜第10図において、固定接点13が取着された固定電
極11に取付けられるアークランナ19は、ほぼ横U字
状をなし、その中央部に切欠き溝19cが形成されてい
る。さらに、切欠き溝19cの底部前縁は固定電極11
の側へ切り起こされて、アークの足が転移してくるアー
ク転移面20を形成している。このアーク転移面20
は、第11図に示すように、電極閉成時に可動電極12の
先端部部12bに対向する位置をとる。その他の構成は
従来のものと同様である。
次に動作について説明する。可動電極12が回動して開
極動作が開始されると、固定接点13と可動接点14と
の間にアークが生じるが、このアークは、その周辺空間
に導電性の高温ガスを放出する。この高温ガスが可動電
極12の先端部12aとアークランナ19に設けたアー
ク転移面20との間に充満すると、この部位に絶縁破壊
を生じ、アークAは、第12図に示すように先端部12
aとアーク転移面20との間に転位する。かかる現象に
おいて、アーク転移面20を設けたことにより、転移面
積が増大されているので、確率的に絶縁破壊が易に起
り、それだけアーク転移の生起する時期が早くなる。し
たがつて、接点13,14間にアークが膠着している時
間が短くなり、接点の消耗が著しく軽減される。
極動作が開始されると、固定接点13と可動接点14と
の間にアークが生じるが、このアークは、その周辺空間
に導電性の高温ガスを放出する。この高温ガスが可動電
極12の先端部12aとアークランナ19に設けたアー
ク転移面20との間に充満すると、この部位に絶縁破壊
を生じ、アークAは、第12図に示すように先端部12
aとアーク転移面20との間に転位する。かかる現象に
おいて、アーク転移面20を設けたことにより、転移面
積が増大されているので、確率的に絶縁破壊が易に起
り、それだけアーク転移の生起する時期が早くなる。し
たがつて、接点13,14間にアークが膠着している時
間が短くなり、接点の消耗が著しく軽減される。
第13図および第14図は他の実施例を示し、アークラ
ンナ19の切欠き溝19cの底部前縁を、固定電極11
の反対側に切り起こしてアーク転移面20aを形成して
なるものである。
ンナ19の切欠き溝19cの底部前縁を、固定電極11
の反対側に切り起こしてアーク転移面20aを形成して
なるものである。
かような構造においても、可動電極12の先端部12a
に対向するアーク転移面20aの面積が大きいことか
ら、アークの早期転移が達成され、同様の効果を得るこ
とができる。
に対向するアーク転移面20aの面積が大きいことか
ら、アークの早期転移が達成され、同様の効果を得るこ
とができる。
なお、接触子は、1対に限らず複数対のものでも同様で
ある。
ある。
〔発明の効果〕 この発明は、アークランナの切欠き溝の底部に、電極閉
成時に可動電極の先端部に対向するアーク転移面を設け
るという簡単な構造により、電流遮断性能の向上に加
え、アークによる電極の消耗を極少とすることができ
る。
成時に可動電極の先端部に対向するアーク転移面を設け
るという簡単な構造により、電流遮断性能の向上に加
え、アークによる電極の消耗を極少とすることができ
る。
第1図〜第7図は従来の開閉器を示し、第1図は一部断
面平面図、第2図は第1図のII−II線に沿う平面での断
面図、第3図は動作状態を示す一部断面側面図、第4図
は一部斜視図、第5図〜第7図はそれぞれ動作状態を示
す要部側面図である。 第8図〜第12図はこの発明の一実施例を示し、第8図
は一部側面図、第9図は一部平面図、第10図は一部斜
視図、第11図は要部側面図、第12図は動作状態を示
す要部側面図である。 第13図と第14図は他の実施例を示し、第13図は一
部斜視図、第14図は要部側面図である。 7……包囲体、11……固定電極、12……可動電極、
13……固定接点、14……可動接点、19……アーク
ランナ、19c……切欠き溝、20,20a……アーク
転移面。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
面平面図、第2図は第1図のII−II線に沿う平面での断
面図、第3図は動作状態を示す一部断面側面図、第4図
は一部斜視図、第5図〜第7図はそれぞれ動作状態を示
す要部側面図である。 第8図〜第12図はこの発明の一実施例を示し、第8図
は一部側面図、第9図は一部平面図、第10図は一部斜
視図、第11図は要部側面図、第12図は動作状態を示
す要部側面図である。 第13図と第14図は他の実施例を示し、第13図は一
部斜視図、第14図は要部側面図である。 7……包囲体、11……固定電極、12……可動電極、
13……固定接点、14……可動接点、19……アーク
ランナ、19c……切欠き溝、20,20a……アーク
転移面。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】固定電極と可回動の可動電極とでなる接触
子と、消弧板と、前記固定電極に取着された中央部に切
欠き溝が形成されたアークランナと、前記切欠き溝の底
部前縁に形成され電極閉成時に前記可動電極の先端部に
対向するアーク転移面とを備えてなる開閉器。 - 【請求項2】切欠き溝の底部前縁を切り起こして形成さ
れたアーク転移面を備えた特許請求の範囲第1項記載の
開閉器。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16939884A JPH0630209B2 (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 開閉器 |
| FR858506594A FR2569304B1 (fr) | 1984-08-15 | 1985-04-30 | Interrupteur de circuit |
| US06/732,071 US4642428A (en) | 1984-08-15 | 1985-05-09 | Circuit interrupter |
| CH2096/85A CH677045A5 (ja) | 1984-08-15 | 1985-05-15 | |
| GB08514651A GB2163293B (en) | 1984-08-15 | 1985-06-10 | Circuit-breaker arc control |
| IT5351385U IT8553513V0 (it) | 1984-08-15 | 1985-06-14 | Interruttore per circuiti elettrici a bassa tensione |
| IT67560/85A IT1199890B (it) | 1984-08-15 | 1985-06-14 | Interruttore per circuiti elettrici a bassa tensione |
| KR1019850004257A KR890003377B1 (ko) | 1984-08-15 | 1985-06-15 | 회로차단기(circuit interrupter) |
| DE19853528196 DE3528196A1 (de) | 1984-08-15 | 1985-08-06 | Trennschalter |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16939884A JPH0630209B2 (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 開閉器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6149345A JPS6149345A (ja) | 1986-03-11 |
| JPH0630209B2 true JPH0630209B2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=15885857
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16939884A Expired - Lifetime JPH0630209B2 (ja) | 1984-08-15 | 1984-08-15 | 開閉器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630209B2 (ja) |
-
1984
- 1984-08-15 JP JP16939884A patent/JPH0630209B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6149345A (ja) | 1986-03-11 |
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