JPH06302268A - カラー受像管の製造方法 - Google Patents
カラー受像管の製造方法Info
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- JPH06302268A JPH06302268A JP8498093A JP8498093A JPH06302268A JP H06302268 A JPH06302268 A JP H06302268A JP 8498093 A JP8498093 A JP 8498093A JP 8498093 A JP8498093 A JP 8498093A JP H06302268 A JPH06302268 A JP H06302268A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 シャドウマスク5 のマスクフレーム12に、パ
ネル2 の内面に設けられたスタッドピン14に嵌合係止す
る係止孔の形成された複数個の第1弾性支持体と、スタ
ッドピンに遊嵌する開孔20の形成された少なくとも1個
の第2弾性支持体13b とを溶接し、その第1弾性支持体
をスタッドピンに嵌合係止してシャドウマスクをパネル
に仮支持するとともに、スタッドピンに嵌合係止する係
止孔の形成された座金22をスタッドピンに嵌合係止し、
この座金と第2弾性支持体とを密着させて溶接するカラ
ー受像管の製造方法において、密着した座金と第2弾性
支持体とのパネル開口側の端縁にレーザ光を照射して溶
接するようにした。 【効果】 シャドウマスクの位置ずれによる特性劣化の
少ないカラー受像管を容易に製造することができる。
ネル2 の内面に設けられたスタッドピン14に嵌合係止す
る係止孔の形成された複数個の第1弾性支持体と、スタ
ッドピンに遊嵌する開孔20の形成された少なくとも1個
の第2弾性支持体13b とを溶接し、その第1弾性支持体
をスタッドピンに嵌合係止してシャドウマスクをパネル
に仮支持するとともに、スタッドピンに嵌合係止する係
止孔の形成された座金22をスタッドピンに嵌合係止し、
この座金と第2弾性支持体とを密着させて溶接するカラ
ー受像管の製造方法において、密着した座金と第2弾性
支持体とのパネル開口側の端縁にレーザ光を照射して溶
接するようにした。 【効果】 シャドウマスクの位置ずれによる特性劣化の
少ないカラー受像管を容易に製造することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー受像管の製造
方法に係り、特にパネルにシャドウマスクを位置ずれし
ないように装着するカラー受像管の製造方法に関する。
方法に係り、特にパネルにシャドウマスクを位置ずれし
ないように装着するカラー受像管の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にカラー受像管は、図4に示すよう
に、周辺部にスカート部1 が設けられたほぼ矩形状のパ
ネル2 とこのパネル2 に一体に接合された漏斗状のファ
ンネル3 とからなる外囲器を有し、そのパネル2 の内面
に、ドット状あるいはストライプ状の3色蛍光体層から
なる蛍光体スクリーン4 が形成され、この蛍光体スクリ
ーン4 に対向して、その内側にほぼ矩形状のシャドウマ
スク5 が装着されている。一方、ファンネル3 のネック
6 内に、3電子ビーム7 を放出する電子銃8 が配設され
ている。そして、この電子銃8 から放出される3電子ビ
ーム7 をファンネル3 の外側に装着された偏向ヨーク9
の発生する磁界により偏向し、上記シャドウマスク5 を
介して蛍光体スクリーン4 を水平、垂直走査することに
より、カラー画像を表示する構造に形成されている。
に、周辺部にスカート部1 が設けられたほぼ矩形状のパ
ネル2 とこのパネル2 に一体に接合された漏斗状のファ
ンネル3 とからなる外囲器を有し、そのパネル2 の内面
に、ドット状あるいはストライプ状の3色蛍光体層から
なる蛍光体スクリーン4 が形成され、この蛍光体スクリ
ーン4 に対向して、その内側にほぼ矩形状のシャドウマ
スク5 が装着されている。一方、ファンネル3 のネック
6 内に、3電子ビーム7 を放出する電子銃8 が配設され
ている。そして、この電子銃8 から放出される3電子ビ
ーム7 をファンネル3 の外側に装着された偏向ヨーク9
の発生する磁界により偏向し、上記シャドウマスク5 を
介して蛍光体スクリーン4 を水平、垂直走査することに
より、カラー画像を表示する構造に形成されている。
【0003】上記シャドウマスク5 は、3電子ビーム7
がそれぞれ所定の3色蛍光体層に正しくランディングす
るように選別するためのものであり、多数の電子ビーム
通過孔が所定の配列で形成されたマスク本体11と、この
マスク本体11の周辺部に取付けられたマスクフレーム12
とからなる。このマスクフレーム12は、管軸(z軸)に
平行な側壁の一端に内側張出部が設けられた断面L字形
に形成されている。シャドウマスク5 は、このマスクフ
レーム12の側壁に取付けられた複数個の弾性支持体13
を、パネル2 のスカート部1 に設けられた複数個のスタ
ッドピン14に係止することによりパネル2 の内側に装着
されている。
がそれぞれ所定の3色蛍光体層に正しくランディングす
るように選別するためのものであり、多数の電子ビーム
通過孔が所定の配列で形成されたマスク本体11と、この
マスク本体11の周辺部に取付けられたマスクフレーム12
とからなる。このマスクフレーム12は、管軸(z軸)に
平行な側壁の一端に内側張出部が設けられた断面L字形
に形成されている。シャドウマスク5 は、このマスクフ
レーム12の側壁に取付けられた複数個の弾性支持体13
を、パネル2 のスカート部1 に設けられた複数個のスタ
ッドピン14に係止することによりパネル2 の内側に装着
されている。
【0004】上記シャドウマスク5 の支持構造として、
従来より、図5に示すように、ほぼ矩形状のマスクフレ
ーム12の各辺の側壁の中央部に帯板状の弾性支持体13の
一端固定部を溶接し、他端係止部に設けられた係止孔を
対向するスタッドピン14に嵌合係止することにより、パ
ネル2 の内側に装着したものがある。
従来より、図5に示すように、ほぼ矩形状のマスクフレ
ーム12の各辺の側壁の中央部に帯板状の弾性支持体13の
一端固定部を溶接し、他端係止部に設けられた係止孔を
対向するスタッドピン14に嵌合係止することにより、パ
ネル2 の内側に装着したものがある。
【0005】またこの帯板状の弾性支持体13とは別に、
図6に示すように、ほぼ矩形状のマスクフレーム12の四
隅部の側壁にくさび状の弾性支持体13a ,13b を溶接し
たものがある。すなわち、マスクフレーム12の3隅部に
は、図7に示すように、マスクフレームに溶接される固
定部16と、スタッドピンに嵌合係止する係止孔17が設け
られた係止部18とがほぼ平行に対向し、これら固定部16
と係止部18が傾斜した連結部19により連結された構造の
弾性支持体13a が溶接され、他の1隅部には、図8に示
すように、ほぼ同一構造であるが、特に係止部18に、ス
タッドピンに遊嵌する開孔20が設けられ、この係止部18
のパネルのスカート部側の側面に、スタッドピンに嵌合
係止する係止孔21が形成された座金22が溶接された弾性
支持体13b が溶接されている。その係止部18と座金22と
の溶接は、板面に垂直な方向の複数の溶接点23でおこな
われている。
図6に示すように、ほぼ矩形状のマスクフレーム12の四
隅部の側壁にくさび状の弾性支持体13a ,13b を溶接し
たものがある。すなわち、マスクフレーム12の3隅部に
は、図7に示すように、マスクフレームに溶接される固
定部16と、スタッドピンに嵌合係止する係止孔17が設け
られた係止部18とがほぼ平行に対向し、これら固定部16
と係止部18が傾斜した連結部19により連結された構造の
弾性支持体13a が溶接され、他の1隅部には、図8に示
すように、ほぼ同一構造であるが、特に係止部18に、ス
タッドピンに遊嵌する開孔20が設けられ、この係止部18
のパネルのスカート部側の側面に、スタッドピンに嵌合
係止する係止孔21が形成された座金22が溶接された弾性
支持体13b が溶接されている。その係止部18と座金22と
の溶接は、板面に垂直な方向の複数の溶接点23でおこな
われている。
【0006】このように係止部18にスタッドピンに遊嵌
する開孔20を設け、その係止部18に座金22を溶接してシ
ャドウマスク5 を支持する理由は、マスクフレーム12に
取付けられた弾性支持体13a ,13b のうち、スタッドピ
ンに嵌合係止する係止孔17が設けられた弾性支持体13a
でシャドウマスク5 を仮支持した状態で、パネル内面と
シャドウマスク5 との間隔を調整したのち、スタッドピ
ンに遊嵌する開孔20が設けられた弾性支持体13b に座金
22を溶接することにより、パネルに対してシャドウマス
ク5 を精度よく装着するするためである。
する開孔20を設け、その係止部18に座金22を溶接してシ
ャドウマスク5 を支持する理由は、マスクフレーム12に
取付けられた弾性支持体13a ,13b のうち、スタッドピ
ンに嵌合係止する係止孔17が設けられた弾性支持体13a
でシャドウマスク5 を仮支持した状態で、パネル内面と
シャドウマスク5 との間隔を調整したのち、スタッドピ
ンに遊嵌する開孔20が設けられた弾性支持体13b に座金
22を溶接することにより、パネルに対してシャドウマス
ク5 を精度よく装着するするためである。
【0007】ところで、従来、上記弾性支持体13b と座
金22との溶接は、図9に示すように、弾性支持体13b の
係止部18とスタッドピン14に嵌合係止した座金22とを溶
接電極24で挟持し、加圧接触させて溶接する抵抗溶接が
おこなわれているため、係止部18と座金22とにずれが生
じたまま溶接され、そのためにシャドウマスク5 が不安
定な状態でスタッドピン14に支持されることがある。こ
のように不安定な状態で支持されたシャドウマスク5 に
落下などによる衝撃や振動などが加わると、スタッドピ
ン14に対する弾性支持体13b の係止状態が変化し、パネ
ル2 に対してシャドウマスク5 が位置ずれし、3色蛍光
体層に対する電子ビーム7 のランディングがずれ、画面
の色純度が劣化するという問題がある。
金22との溶接は、図9に示すように、弾性支持体13b の
係止部18とスタッドピン14に嵌合係止した座金22とを溶
接電極24で挟持し、加圧接触させて溶接する抵抗溶接が
おこなわれているため、係止部18と座金22とにずれが生
じたまま溶接され、そのためにシャドウマスク5 が不安
定な状態でスタッドピン14に支持されることがある。こ
のように不安定な状態で支持されたシャドウマスク5 に
落下などによる衝撃や振動などが加わると、スタッドピ
ン14に対する弾性支持体13b の係止状態が変化し、パネ
ル2 に対してシャドウマスク5 が位置ずれし、3色蛍光
体層に対する電子ビーム7 のランディングがずれ、画面
の色純度が劣化するという問題がある。
【0008】また、溶接電極24により挟んで溶接する方
法では、パネル1 のスカート部1 内面と弾性支持体13b
の係止部18および座金22との間隔が狭い場合に溶接電極
24の挿入が困難になるという問題がある。
法では、パネル1 のスカート部1 内面と弾性支持体13b
の係止部18および座金22との間隔が狭い場合に溶接電極
24の挿入が困難になるという問題がある。
【0009】このような抵抗溶接による問題点を解決す
るために、弾性支持体の係止部と座金とをレーザ溶接に
より溶接する方法が提案されている。しかしレーザ溶接
でも、係止部と座金とを板面に垂直な方向から溶接しよ
うとすると、この方向には、パネルのスカート部やスタ
ッドピンがあるため、レーザ光の照射がいちじるしくむ
つかしく、複雑なレーザ照射機構が必要となるという問
題がある。
るために、弾性支持体の係止部と座金とをレーザ溶接に
より溶接する方法が提案されている。しかしレーザ溶接
でも、係止部と座金とを板面に垂直な方向から溶接しよ
うとすると、この方向には、パネルのスカート部やスタ
ッドピンがあるため、レーザ光の照射がいちじるしくむ
つかしく、複雑なレーザ照射機構が必要となるという問
題がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来よ
りほぼ矩形状のシャドウマスクのマスクフレームの四隅
部にくさび状の弾性支持体を取付け、このくさび状の弾
性支持体のうち、3隅部にパネルに設けられたスタッド
ピンに嵌合係止する係止孔が設けられた弾性支持体を配
置し、1隅部にスタッドピンに遊嵌する開孔が設けられ
た弾性支持体を配置し、この1隅部の弾性支持体にスタ
ッドピンに嵌合係止する係止孔が形成された座金を溶接
して、これら弾性支持体によりシャドウマスクをパネル
の内側に装着したカラー受像管がある。
りほぼ矩形状のシャドウマスクのマスクフレームの四隅
部にくさび状の弾性支持体を取付け、このくさび状の弾
性支持体のうち、3隅部にパネルに設けられたスタッド
ピンに嵌合係止する係止孔が設けられた弾性支持体を配
置し、1隅部にスタッドピンに遊嵌する開孔が設けられ
た弾性支持体を配置し、この1隅部の弾性支持体にスタ
ッドピンに嵌合係止する係止孔が形成された座金を溶接
して、これら弾性支持体によりシャドウマスクをパネル
の内側に装着したカラー受像管がある。
【0011】従来、上記シャドウマスクの支持は、マス
クフレームの四隅部に各弾性支持体を取付けておき、そ
のうち、3隅部に取付けられたスタッドピンに嵌合係止
する係止孔の設けられた弾性支持体によりシャドウマス
クを仮支持した状態で、パネル内面とシャドウマスクと
の間隔を調整したのち、スタッドピンに遊嵌する開孔が
設けられ弾性支持体とスタッドピンに嵌合係止した座金
とを、溶接電極で挟持し、加圧接触させて板面に垂直な
方向に複数の溶接点で抵抗溶接により溶接することによ
りおこなわれている。
クフレームの四隅部に各弾性支持体を取付けておき、そ
のうち、3隅部に取付けられたスタッドピンに嵌合係止
する係止孔の設けられた弾性支持体によりシャドウマス
クを仮支持した状態で、パネル内面とシャドウマスクと
の間隔を調整したのち、スタッドピンに遊嵌する開孔が
設けられ弾性支持体とスタッドピンに嵌合係止した座金
とを、溶接電極で挟持し、加圧接触させて板面に垂直な
方向に複数の溶接点で抵抗溶接により溶接することによ
りおこなわれている。
【0012】しかしこのように弾性支持体と座金とを溶
接電極で挟み抵抗溶接により溶接すると、弾性支持体の
スタッドピンに遊嵌する開孔の設けられている係止部と
座金とにずれが生じたまま溶接され、シャドウマスク
は、不安定な状態で支持され、そのため、シャドウマス
クに落下などによる衝撃や振動などが加わると、スタッ
ドピンに対する弾性支持体の係止状態が変化し、パネル
とシャドウマスクとの相対位置が変化し、3色蛍光体層
に対する電子ビームのランディングがずれ、画面の色純
度が劣化するという問題がある。また、溶接電極により
挟んで溶接する方法では、パネルのスカート部内面と弾
性支持体の係止部および座金との間隔が狭い場合に、溶
接電極の挿入が困難になるという問題がある。
接電極で挟み抵抗溶接により溶接すると、弾性支持体の
スタッドピンに遊嵌する開孔の設けられている係止部と
座金とにずれが生じたまま溶接され、シャドウマスク
は、不安定な状態で支持され、そのため、シャドウマス
クに落下などによる衝撃や振動などが加わると、スタッ
ドピンに対する弾性支持体の係止状態が変化し、パネル
とシャドウマスクとの相対位置が変化し、3色蛍光体層
に対する電子ビームのランディングがずれ、画面の色純
度が劣化するという問題がある。また、溶接電極により
挟んで溶接する方法では、パネルのスカート部内面と弾
性支持体の係止部および座金との間隔が狭い場合に、溶
接電極の挿入が困難になるという問題がある。
【0013】このような抵抗溶接による問題点を解決す
るために、弾性支持体の係止部と座金とをレーザ溶接に
より溶接する方法が提案されているが、係止部と座金と
を板面に垂直な方向からレーザ溶接しようとすると、こ
の溶接方向には、パネルのスカート部やスタッドピンが
あるため、レーザ光の照射がいちじるしくむつかしく、
複雑なレーザ照射機構が必要になるという問題がある。
るために、弾性支持体の係止部と座金とをレーザ溶接に
より溶接する方法が提案されているが、係止部と座金と
を板面に垂直な方向からレーザ溶接しようとすると、こ
の溶接方向には、パネルのスカート部やスタッドピンが
あるため、レーザ光の照射がいちじるしくむつかしく、
複雑なレーザ照射機構が必要になるという問題がある。
【0014】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
ものであり、スタッドピンに遊嵌する開孔の設けられて
いる弾性支持体の係止部と座金とをずれが生じないよう
に容易に溶接することが可能なカラー受像管の製造方法
を得ることを目的とする。
ものであり、スタッドピンに遊嵌する開孔の設けられて
いる弾性支持体の係止部と座金とをずれが生じないよう
に容易に溶接することが可能なカラー受像管の製造方法
を得ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】多数の電子ビーム通過孔
の形成されたマスク本体の周辺部に取付けられたシャド
ウマスクのマスクフレームに、パネルの内面に設けられ
たスタッドピンに嵌合係止する係止孔の形成された複数
個の第1弾性支持体と、スタッドピンに遊嵌する開孔の
形成された少なくとも1個の第2弾性支持体とを溶接
し、このマスクフレームに溶接された第1弾性支持体を
スタッドピンに嵌合係止してシャドウマスクをパネルに
仮支持するとともに、スタッドピンに嵌合係止する係止
孔の形成された座金をスタッドピンに嵌合係止してこの
座金と第2弾性支持体とを密着させ、この密着した座金
と第2弾性支持体とを溶接するカラー受像管の製造方法
において、密着した座金と第2弾性支持体とのパネル開
口側の端縁の接触部にレーザ光を照射して溶接するよう
にした。
の形成されたマスク本体の周辺部に取付けられたシャド
ウマスクのマスクフレームに、パネルの内面に設けられ
たスタッドピンに嵌合係止する係止孔の形成された複数
個の第1弾性支持体と、スタッドピンに遊嵌する開孔の
形成された少なくとも1個の第2弾性支持体とを溶接
し、このマスクフレームに溶接された第1弾性支持体を
スタッドピンに嵌合係止してシャドウマスクをパネルに
仮支持するとともに、スタッドピンに嵌合係止する係止
孔の形成された座金をスタッドピンに嵌合係止してこの
座金と第2弾性支持体とを密着させ、この密着した座金
と第2弾性支持体とを溶接するカラー受像管の製造方法
において、密着した座金と第2弾性支持体とのパネル開
口側の端縁の接触部にレーザ光を照射して溶接するよう
にした。
【0016】
【作用】上記のように、密着した座金と第2弾性支持体
とのパネル開口側の端縁の接触部にレーザ光を照射して
溶接すると、座金と第2弾性支持体とにずれが生じない
ように精度よくかつ容易に溶接することができ、しかも
マスクフレームに与える歪応力も小さくなり、落下など
の衝撃や振動に対してシャドウマスクの位置ずれをおこ
しにくいカラー受像管を製造することができる。
とのパネル開口側の端縁の接触部にレーザ光を照射して
溶接すると、座金と第2弾性支持体とにずれが生じない
ように精度よくかつ容易に溶接することができ、しかも
マスクフレームに与える歪応力も小さくなり、落下など
の衝撃や振動に対してシャドウマスクの位置ずれをおこ
しにくいカラー受像管を製造することができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0018】図1に示すように、ほぼ矩形状シャドウマ
スク5 のマスクフレーム12の四隅部のうち、3隅部の側
面に、それぞれパネルのスカート部の内面に設けられた
スタッドピンに嵌合係止する係止孔17の形成されたくさ
び状の弾性支持体13a (第1弾性支持体)を溶接すると
ともに、1隅部の側面に、パネルのスカート部の内面に
設けられたスタッドピンに遊嵌する開孔20の形成された
くさび状の弾性支持体13b (第2弾性支持体)を溶接す
る。
スク5 のマスクフレーム12の四隅部のうち、3隅部の側
面に、それぞれパネルのスカート部の内面に設けられた
スタッドピンに嵌合係止する係止孔17の形成されたくさ
び状の弾性支持体13a (第1弾性支持体)を溶接すると
ともに、1隅部の側面に、パネルのスカート部の内面に
設けられたスタッドピンに遊嵌する開孔20の形成された
くさび状の弾性支持体13b (第2弾性支持体)を溶接す
る。
【0019】つぎに図2に示すように、上記シャドウマ
スク5 の3隅部に取付けられた弾性支持体13a をパネル
2 のスカート部1 に設けられたスタッドピン14に嵌合係
止して、シャドウマスク5 をパネル2 の内側に仮支持す
る。この場合、シャドウマスク5 の1隅部に取付けられ
た弾性支持体13b は、対向するスタッドピン14に遊嵌
し、この弾性支持体13b の取付けられたシャドウマスク
5 の1隅部は、パネル2に対して比較的自由に動かしう
る状態となっている。
スク5 の3隅部に取付けられた弾性支持体13a をパネル
2 のスカート部1 に設けられたスタッドピン14に嵌合係
止して、シャドウマスク5 をパネル2 の内側に仮支持す
る。この場合、シャドウマスク5 の1隅部に取付けられ
た弾性支持体13b は、対向するスタッドピン14に遊嵌
し、この弾性支持体13b の取付けられたシャドウマスク
5 の1隅部は、パネル2に対して比較的自由に動かしう
る状態となっている。
【0020】つぎに図3に示すように、上記パネル2 の
内側に仮支持されたシャドウマスク5 の弾性支持体13b
の開孔20の形成されている係止部21をマスクフレーム12
側に撓めてスタッドピン14から引離し、このスタッドピ
ン14に嵌合係止する係止孔の形成された座金22を上記ス
タッドピン14に嵌合係止したのち、係止部21の撓みを解
除して、弾性支持体13b の係止部21のパネル2 のスカー
ト部1 側の面に座金22を密着させる。そしてこの弾性支
持体13b の取付けられているシャドウマスク5の1隅部
を動かして、パネル2 の内面とシャドウマスク5 との間
隔を調整する。その後、上記密着している座金22と弾性
支持体13b の係止部21とのパネル2 の開口側の端縁の接
触部30に、レーザ装置(図示せず)から放出されるレー
ザ光を光学系31により集光して照射して、そのパネル2
の開口側の端縁の接触部30を複数の溶接点で溶接する。
内側に仮支持されたシャドウマスク5 の弾性支持体13b
の開孔20の形成されている係止部21をマスクフレーム12
側に撓めてスタッドピン14から引離し、このスタッドピ
ン14に嵌合係止する係止孔の形成された座金22を上記ス
タッドピン14に嵌合係止したのち、係止部21の撓みを解
除して、弾性支持体13b の係止部21のパネル2 のスカー
ト部1 側の面に座金22を密着させる。そしてこの弾性支
持体13b の取付けられているシャドウマスク5の1隅部
を動かして、パネル2 の内面とシャドウマスク5 との間
隔を調整する。その後、上記密着している座金22と弾性
支持体13b の係止部21とのパネル2 の開口側の端縁の接
触部30に、レーザ装置(図示せず)から放出されるレー
ザ光を光学系31により集光して照射して、そのパネル2
の開口側の端縁の接触部30を複数の溶接点で溶接する。
【0021】なお、この座金22と弾性支持体13b の係止
部21との溶接固定を強化するために、その後、図8
(b)に示したように、抵抗溶接などにより座金および
係止部の板面に垂直な方向に追加溶接することは任意で
ある。
部21との溶接固定を強化するために、その後、図8
(b)に示したように、抵抗溶接などにより座金および
係止部の板面に垂直な方向に追加溶接することは任意で
ある。
【0022】ところで、上記のように座金22と弾性支持
体13b とを密着して、そのパネル2の開口側の端縁の接
触部30にレーザ光を照射して溶接すると、従来の抵抗溶
接と異なり、非接触で座金22と弾性支持体13b を溶接す
るので、パネル2 の内面とシャドウマスク5 との間隔を
調整したのち、位置ずれをおこさないように溶接固定す
ることができる。したがってシャドウマスク5 を安定に
支持することができ、落下などの衝撃や振動が加わって
も、パネル2 に対するシャドウマスク5 の位置変化が少
なく、電子ビームのランディングずれによる色純度の劣
化をおこしにくいカラー受像管とすることができる。ま
た上記のように非接触で溶接するので、パネル2 のスカ
ート部1 内面と弾性支持体13b および座金22との間隔が
狭い場合でも、容易に溶接することができる。
体13b とを密着して、そのパネル2の開口側の端縁の接
触部30にレーザ光を照射して溶接すると、従来の抵抗溶
接と異なり、非接触で座金22と弾性支持体13b を溶接す
るので、パネル2 の内面とシャドウマスク5 との間隔を
調整したのち、位置ずれをおこさないように溶接固定す
ることができる。したがってシャドウマスク5 を安定に
支持することができ、落下などの衝撃や振動が加わって
も、パネル2 に対するシャドウマスク5 の位置変化が少
なく、電子ビームのランディングずれによる色純度の劣
化をおこしにくいカラー受像管とすることができる。ま
た上記のように非接触で溶接するので、パネル2 のスカ
ート部1 内面と弾性支持体13b および座金22との間隔が
狭い場合でも、容易に溶接することができる。
【0023】また座金22と弾性支持体13b とのパネル2
の開口側の端縁の接触部30をレーザ溶接するので、座金
および係止部の板面に垂直な方向に溶接する従来のレー
ザ溶接にくらべて、同じレーザ溶接でも容易に溶接で
き、かつ簡単なレーザ照射機構で溶接することができ
る。
の開口側の端縁の接触部30をレーザ溶接するので、座金
および係止部の板面に垂直な方向に溶接する従来のレー
ザ溶接にくらべて、同じレーザ溶接でも容易に溶接で
き、かつ簡単なレーザ照射機構で溶接することができ
る。
【0024】
【発明の効果】多数の電子ビーム通過孔の形成されたマ
スク本体の周辺部に取付けられたシャドウマスクのマス
クフレームに、パネルの内面に設けられたスタッドピン
に嵌合係止する係止孔の形成された複数個の第1弾性支
持体と、スタッドピンに遊嵌する開孔の形成された少な
くとも1個の第2弾性支持体とを溶接し、マスクフレー
ムに溶接された第1弾性支持体をスタッドピンに嵌合係
止してシャドウマスクをパネルに仮支持するとともに、
スタッドピンに嵌合係止する係止孔の形成された座金を
スタッドピンに嵌合係止し、この座金と第2弾性支持体
とを密着させ、この密着した座金と第2弾性支持体とを
溶接するカラー受像管の製造方法において、密着した座
金と第2弾性支持体とのパネル開口側の端縁にレーザ光
を照射して溶接するようにすると、座金と第2弾性支持
体とにずれが生じないように精度よくかつ容易に溶接す
ることができる。したがってシャドウマスクを安定に支
持し、落下などの衝撃や振動に対してシャドウマスクの
位置ずれをおこしにくくすることができ、特性の劣化の
少ないカラー受像管を容易に製造することができる。
スク本体の周辺部に取付けられたシャドウマスクのマス
クフレームに、パネルの内面に設けられたスタッドピン
に嵌合係止する係止孔の形成された複数個の第1弾性支
持体と、スタッドピンに遊嵌する開孔の形成された少な
くとも1個の第2弾性支持体とを溶接し、マスクフレー
ムに溶接された第1弾性支持体をスタッドピンに嵌合係
止してシャドウマスクをパネルに仮支持するとともに、
スタッドピンに嵌合係止する係止孔の形成された座金を
スタッドピンに嵌合係止し、この座金と第2弾性支持体
とを密着させ、この密着した座金と第2弾性支持体とを
溶接するカラー受像管の製造方法において、密着した座
金と第2弾性支持体とのパネル開口側の端縁にレーザ光
を照射して溶接するようにすると、座金と第2弾性支持
体とにずれが生じないように精度よくかつ容易に溶接す
ることができる。したがってシャドウマスクを安定に支
持し、落下などの衝撃や振動に対してシャドウマスクの
位置ずれをおこしにくくすることができ、特性の劣化の
少ないカラー受像管を容易に製造することができる。
【図1】図1(a)はこの発明の一実施例におけるシャ
ドウマスクのマスクフレームに弾性支持体を取付ける工
程を説明するための図、図1(b)はそのB−B断面
図、図1(c)はそのC−C断面図である。
ドウマスクのマスクフレームに弾性支持体を取付ける工
程を説明するための図、図1(b)はそのB−B断面
図、図1(c)はそのC−C断面図である。
【図2】図2(a)は同じく弾性支持体の取付けられた
シャドウマスクをパネルに仮支持する工程を説明するた
めの図、図2(b)はそのB−B断面図、図2(c)は
そのC−C断面図である。
シャドウマスクをパネルに仮支持する工程を説明するた
めの図、図2(b)はそのB−B断面図、図2(c)は
そのC−C断面図である。
【図3】同じくパネルに仮支持されたシャドウマスクの
弾性支持体に座金を溶接する工程を説明するための図で
ある。
弾性支持体に座金を溶接する工程を説明するための図で
ある。
【図4】カラー受像管の構成を示す図である。
【図5】従来のカラー受像管のシャドウマスクの帯板状
弾性支持体による支持構造を示す図である。
弾性支持体による支持構造を示す図である。
【図6】従来のカラー受像管のシャドウマスクのくさび
状弾性支持体による支持構造を示す図である。
状弾性支持体による支持構造を示す図である。
【図7】くさび状弾性支持体の構造を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】図8(a)はくさび状弾性支持体と溶接される
座金とを分解して示す斜視図、図8(b)はくさび状弾
性支持体と座金との溶接された状態を示す斜視図であ
る。
座金とを分解して示す斜視図、図8(b)はくさび状弾
性支持体と座金との溶接された状態を示す斜視図であ
る。
【図9】従来のくさび状弾性支持体と座金との溶接方法
を示す図である。
を示す図である。
1 …スカート部 2 …パネル 5 …シャドウマスク 12…マスクフレーム 13a …スタッドピンに嵌合係止する係止孔が形成された
弾性支持体 13b …スタッドピンに遊嵌する開孔が形成された弾性支
持体 14…スタッドピン 20…開孔 22…座金
弾性支持体 13b …スタッドピンに遊嵌する開孔が形成された弾性支
持体 14…スタッドピン 20…開孔 22…座金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿光 信彦 埼玉県深谷市幡羅町一丁目9番2号 株式 会社東芝深谷電子工場内
Claims (1)
- 【請求項1】 多数の電子ビーム通過孔の形成されたマ
スク本体の周辺部に取付けられたシャドウマスクのマス
クフレームに、パネルの内面に設けられたスタッドピン
に嵌合係止する係止孔が形成された複数個の第1弾性支
持体と、上記スタッドピンに遊嵌する開孔が形成された
少なくとも1個の第2弾性支持体とを溶接する工程と、 上記マスクフレームに溶接された第1弾性支持体を上記
スタッドピンに嵌合係止して上記シャドウマスクを上記
パネルに仮支持するとともに、上記スタッドピンに嵌合
係止する係止孔の形成された座金を上記スタッドピンに
嵌合係止してこの座金と上記第2弾性支持体とを密着さ
せる工程と、 上記密着した座金と第2弾性支持体とのパネル開口側の
端縁の接触部にレーザ光を照射して溶接する工程とを有
することを特徴とするカラー受像管の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8498093A JPH06302268A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | カラー受像管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8498093A JPH06302268A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | カラー受像管の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06302268A true JPH06302268A (ja) | 1994-10-28 |
Family
ID=13845767
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8498093A Pending JPH06302268A (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | カラー受像管の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06302268A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100528255B1 (ko) * | 1998-02-06 | 2006-02-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 수상관의 마스크 프레임의 체결요소 결합방법 및 장치 |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP8498093A patent/JPH06302268A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100528255B1 (ko) * | 1998-02-06 | 2006-02-13 | 삼성에스디아이 주식회사 | 수상관의 마스크 프레임의 체결요소 결합방법 및 장치 |
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