JPH06302495A - アライメント方法 - Google Patents
アライメント方法Info
- Publication number
- JPH06302495A JPH06302495A JP5086066A JP8606693A JPH06302495A JP H06302495 A JPH06302495 A JP H06302495A JP 5086066 A JP5086066 A JP 5086066A JP 8606693 A JP8606693 A JP 8606693A JP H06302495 A JPH06302495 A JP H06302495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- reticle
- stage
- mask stage
- alignment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/70216—Mask projection systems
- G03F7/70358—Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スリットスキャン露光方式の投影露光装置に
おいて、レチクルのアライメントを高速且つ高精度に行
う。 【構成】 レチクルアーム23Aでレチクル微小駆動ス
テージ11上にレチクル12を載置した際に、レチクル
12のパターンの描画領域PAのレチクル座標系に対す
る回転角φ1 が許容値より大きいときに、レチクル12
を取り外してレチクル微小駆動ステージ11をその回転
角φ1 の方向に機構上の限界角φ2 だけ回転する。そし
て、レチクル微小駆動ステージ11上に再びレチクル1
2を載置した後に、レチクル微小駆動ステージ11を逆
方向に回転して元の状態に戻す。
おいて、レチクルのアライメントを高速且つ高精度に行
う。 【構成】 レチクルアーム23Aでレチクル微小駆動ス
テージ11上にレチクル12を載置した際に、レチクル
12のパターンの描画領域PAのレチクル座標系に対す
る回転角φ1 が許容値より大きいときに、レチクル12
を取り外してレチクル微小駆動ステージ11をその回転
角φ1 の方向に機構上の限界角φ2 だけ回転する。そし
て、レチクル微小駆動ステージ11上に再びレチクル1
2を載置した後に、レチクル微小駆動ステージ11を逆
方向に回転して元の状態に戻す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばスリットスキャ
ン露光方式の投影露光装置でレチクルの位置決めを行う
場合に適用して好適なアライメント方法に関する。
ン露光方式の投影露光装置でレチクルの位置決めを行う
場合に適用して好適なアライメント方法に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子、液晶表示素子又は薄膜磁気
ヘッド等をフォトリソグラフィ工程で製造する際に、フ
ォトマスク又はレチクル(以下、「レチクル」と総称す
る)のパターンを感光材が塗布された基板(ウエハ、ガ
ラスプレート等)上に転写する投影露光装置が使用され
ている。従来の投影露光装置としては、ウエハの各ショ
ット領域を順次投影光学系の露光フィールド内に移動さ
せて、各ショット領域に順次レチクルのパターン像を露
光するというステップ・アンド・リピート方式の縮小投
影型露光装置(ステッパー)が多く使用されていた。
ヘッド等をフォトリソグラフィ工程で製造する際に、フ
ォトマスク又はレチクル(以下、「レチクル」と総称す
る)のパターンを感光材が塗布された基板(ウエハ、ガ
ラスプレート等)上に転写する投影露光装置が使用され
ている。従来の投影露光装置としては、ウエハの各ショ
ット領域を順次投影光学系の露光フィールド内に移動さ
せて、各ショット領域に順次レチクルのパターン像を露
光するというステップ・アンド・リピート方式の縮小投
影型露光装置(ステッパー)が多く使用されていた。
【0003】図9は従来のステッパーの要部を示し、こ
の図9において、ウエハステージWSの上にウエハWが
載置され、このウエハWの近傍のウエハステージWS上
に基準マーク板FMが固定されている。そして、図示省
略された照明光学系からの露光光ELのもとで、レチク
ルステージRS上に保持されたレチクルR上のパターン
の像が投影光学系PLを介して、ステップ・アンド・リ
ピート方式でウエハW上の各ショット領域に投影露光さ
れる。この際、ウエハステージWSは、ウエハWを投影
光学系PLの光軸に垂直な面(この直交座標系をX軸及
びY軸とする)内で位置決めするXYステージ、ウエハ
Wを投影光学系PLの光軸に平行なZ方向に位置決めす
るZステージ及びウエハWを回転させる回転ステージ
(θステージ)等より構成されている。ウエハステージ
WS上には、外部のレーザー干渉計74からの測長用の
レーザービームを反射するための移動鏡73が取り付け
られ、レーザー干渉計74は、ウエハステージWSのX
座標、Y座標及び回転角θを計測し、これらの計測結果
が主制御系75に供給される。
の図9において、ウエハステージWSの上にウエハWが
載置され、このウエハWの近傍のウエハステージWS上
に基準マーク板FMが固定されている。そして、図示省
略された照明光学系からの露光光ELのもとで、レチク
ルステージRS上に保持されたレチクルR上のパターン
の像が投影光学系PLを介して、ステップ・アンド・リ
ピート方式でウエハW上の各ショット領域に投影露光さ
れる。この際、ウエハステージWSは、ウエハWを投影
光学系PLの光軸に垂直な面(この直交座標系をX軸及
びY軸とする)内で位置決めするXYステージ、ウエハ
Wを投影光学系PLの光軸に平行なZ方向に位置決めす
るZステージ及びウエハWを回転させる回転ステージ
(θステージ)等より構成されている。ウエハステージ
WS上には、外部のレーザー干渉計74からの測長用の
レーザービームを反射するための移動鏡73が取り付け
られ、レーザー干渉計74は、ウエハステージWSのX
座標、Y座標及び回転角θを計測し、これらの計測結果
が主制御系75に供給される。
【0004】また、レチクルRのパターン領域の近傍に
は対向するように2個のアライメントマーク(レチクル
マーク)RM1及びRM2が形成され、これらレチクル
マークRM1及びRM2の投影光学系PLによる投影像
とほぼ同じ間隔で、基準マーク板FM上には、それぞれ
基準マークFM1及びFM2が形成されている。一般に
レチクルRのパターンをウエハW上に露光する際には、
予めウエハステージレチクルRをレチクルステージRS
上に位置決めする必要があるが、そのために、レチクル
RのレチクルマークRM1及びRM2の上にはそれぞれ
アライメント装置76L及び76Rが配置されている。
は対向するように2個のアライメントマーク(レチクル
マーク)RM1及びRM2が形成され、これらレチクル
マークRM1及びRM2の投影光学系PLによる投影像
とほぼ同じ間隔で、基準マーク板FM上には、それぞれ
基準マークFM1及びFM2が形成されている。一般に
レチクルRのパターンをウエハW上に露光する際には、
予めウエハステージレチクルRをレチクルステージRS
上に位置決めする必要があるが、そのために、レチクル
RのレチクルマークRM1及びRM2の上にはそれぞれ
アライメント装置76L及び76Rが配置されている。
【0005】そのようなアライメント装置76L及び7
6Rを用いて、レチクルR上のレチクルマークRM1,
RM2をおおまかにアライメントする手法につきを説明
する。先ず、一方のアライメント装置76Lに関して、
不図示の照明光学系からの露光光ELは、ハーフミラー
77Lを介してレチクルRを照明し、レチクルRを透過
した露光光は、投影光学系PLを介して、基準マーク板
FM上にレチクルマークRM1の像を結像する。しか
し、基準マーク板FM上はガラス面になっており、光は
反射せず拡散してしまうため、基準マーク板FMからの
反射光はアライメント装置76Lには戻らない。それに
対して、ハーフミラー77Lを透過してレチクルRに達
した露光光の内で、レチクルマークRM1で反射された
露光光は、ハーフミラー77Lによって反射された後、
レンズ78L、ミラー79L及びレンズ80Lを経て振
動スリット板81Lのスリット上に、レチクルマークR
M1の像を結像する。
6Rを用いて、レチクルR上のレチクルマークRM1,
RM2をおおまかにアライメントする手法につきを説明
する。先ず、一方のアライメント装置76Lに関して、
不図示の照明光学系からの露光光ELは、ハーフミラー
77Lを介してレチクルRを照明し、レチクルRを透過
した露光光は、投影光学系PLを介して、基準マーク板
FM上にレチクルマークRM1の像を結像する。しか
し、基準マーク板FM上はガラス面になっており、光は
反射せず拡散してしまうため、基準マーク板FMからの
反射光はアライメント装置76Lには戻らない。それに
対して、ハーフミラー77Lを透過してレチクルRに達
した露光光の内で、レチクルマークRM1で反射された
露光光は、ハーフミラー77Lによって反射された後、
レンズ78L、ミラー79L及びレンズ80Lを経て振
動スリット板81Lのスリット上に、レチクルマークR
M1の像を結像する。
【0006】レチクルマークRM1の像は図9の紙面に
垂直な方向に長いパターンを含み、振動スリット板81
Lは図9の紙面に平行な方向に振動する。振動スリット
板81Lを透過した露光光は、第1リレーレンズ82
L、ミラー83L及び第2リレーレンズ84Lを経て、
受光系85Lで光電変換され、受光系85Lからの光電
変換信号はアライメント装置86に供給される。アライ
メント装置86は、その光電変換信号を振動スリット板
81Lの振動周波数と同じ周波数の信号で同期検波し、
この結果得られたアライメント信号を主制御系75に供
給する。主制御系75では、そのアライメント信号が所
定の値(例えば0)になるように、レチクルステージR
Sを介してレチクルRの位置を調整する。これにより、
レチクルRの一方のレチクルマークRM1のX方向の位
置が、振動スリット板81Lのスリットの基準位置(例
えば振動中心)に設定される。
垂直な方向に長いパターンを含み、振動スリット板81
Lは図9の紙面に平行な方向に振動する。振動スリット
板81Lを透過した露光光は、第1リレーレンズ82
L、ミラー83L及び第2リレーレンズ84Lを経て、
受光系85Lで光電変換され、受光系85Lからの光電
変換信号はアライメント装置86に供給される。アライ
メント装置86は、その光電変換信号を振動スリット板
81Lの振動周波数と同じ周波数の信号で同期検波し、
この結果得られたアライメント信号を主制御系75に供
給する。主制御系75では、そのアライメント信号が所
定の値(例えば0)になるように、レチクルステージR
Sを介してレチクルRの位置を調整する。これにより、
レチクルRの一方のレチクルマークRM1のX方向の位
置が、振動スリット板81Lのスリットの基準位置(例
えば振動中心)に設定される。
【0007】また、他方のアライメント装置76Rは、
上述のアライメント装置76Lを構成するレンズ77L
〜受光系85Lと対称に配置されたレンズ77R〜受光
系85Rより構成され、アライメント装置76Rの受光
系85Rからの光電変換信号がアライメント装置86に
供給される。アライメント装置86は、その光電変換信
号を同期検波して得たアライメント信号(レチクルRの
他方のレチクルークRM2と他方の振動スリット板81
Rのスリットとの位置ずれ量に対応する信号)を主制御
系75に供給する。主制御系75は、レチクルRの他方
のレチクルマークRM2のX方向の位置が、振動スリッ
ト板81Rのスリットの基準位置に設定される。
上述のアライメント装置76Lを構成するレンズ77L
〜受光系85Lと対称に配置されたレンズ77R〜受光
系85Rより構成され、アライメント装置76Rの受光
系85Rからの光電変換信号がアライメント装置86に
供給される。アライメント装置86は、その光電変換信
号を同期検波して得たアライメント信号(レチクルRの
他方のレチクルークRM2と他方の振動スリット板81
Rのスリットとの位置ずれ量に対応する信号)を主制御
系75に供給する。主制御系75は、レチクルRの他方
のレチクルマークRM2のX方向の位置が、振動スリッ
ト板81Rのスリットの基準位置に設定される。
【0008】また、レチクルR上にはレチクルRのY方
向及び回転方向(θ方向)の位置を計測するためのレチ
クルマークも形成され、これらY方向及びθ方向用のレ
チクルマーク上にもそれぞれアライメント装置が配置さ
れている。そして、レチクルステージRSを介して例え
ばレチクルRをX軸及びY軸に対して斜めに走査し、X
方向、Y方向又はθ方向のレチクルマークの内の検出さ
れたマークから、アライメント信号を用いてクローズド
・ループのサーボ系によりそのマークの位置を固定(ロ
ック)し、順次それら全てのレチクルマークの位置を固
定することにより、レチクルRのX方向、Y方向及びθ
方向のおおまかなアライメントが行われる。
向及び回転方向(θ方向)の位置を計測するためのレチ
クルマークも形成され、これらY方向及びθ方向用のレ
チクルマーク上にもそれぞれアライメント装置が配置さ
れている。そして、レチクルステージRSを介して例え
ばレチクルRをX軸及びY軸に対して斜めに走査し、X
方向、Y方向又はθ方向のレチクルマークの内の検出さ
れたマークから、アライメント信号を用いてクローズド
・ループのサーボ系によりそのマークの位置を固定(ロ
ック)し、順次それら全てのレチクルマークの位置を固
定することにより、レチクルRのX方向、Y方向及びθ
方向のおおまかなアライメントが行われる。
【0009】この場合、予め基準マーク板FM上の基準
マークFM1,FM2及び他の基準マークを底部から露
光光と同じ波長の光で照明し、それらの共役像をそれぞ
れ振動スリット板81L,81R及び他の振動スリット
板上に投影することにより、振動スリット板81L,8
1R及び他の振動スリット板のスリットの位置決めをし
ておく。従って、振動スリット板81L,81R及び他
の振動スリット板に対してレチクルRの位置決めを行う
ことにより、基準マーク板FMに対してレチクルRのア
ライメントを行うことができる。
マークFM1,FM2及び他の基準マークを底部から露
光光と同じ波長の光で照明し、それらの共役像をそれぞ
れ振動スリット板81L,81R及び他の振動スリット
板上に投影することにより、振動スリット板81L,8
1R及び他の振動スリット板のスリットの位置決めをし
ておく。従って、振動スリット板81L,81R及び他
の振動スリット板に対してレチクルRの位置決めを行う
ことにより、基準マーク板FMに対してレチクルRのア
ライメントを行うことができる。
【0010】また、従来のステッパーにおいては、レチ
クルRと基準マーク板FMとの間でアライメントが終了
すれば、レチクルRを再び動かす必要がない。そこで、
レチクルRのアライメント時には、レチクルRのX方
向、Y方向及びθ方向への駆動ストロークを大きくとる
構造を採用することができる。
クルRと基準マーク板FMとの間でアライメントが終了
すれば、レチクルRを再び動かす必要がない。そこで、
レチクルRのアライメント時には、レチクルRのX方
向、Y方向及びθ方向への駆動ストロークを大きくとる
構造を採用することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体素子等に
おいてはパターンが微細化しているため、投影光学系の
解像力を高めることが求められている。解像力を高める
ための手法には、露光光の波長の短波長化、又は投影光
学系の開口数の増大等の手法があるが、何れの手法を用
いる場合でも、従来例と同じ程度の露光フィールドを確
保しようとすると、露光フィールドの全面で結像性能
(ディストーション、像面湾曲等)を所定の精度に維持
することが困難になってきている。そこで現在見直され
ているのが、所謂スリットスキャン露光方式の投影露光
装置である。
おいてはパターンが微細化しているため、投影光学系の
解像力を高めることが求められている。解像力を高める
ための手法には、露光光の波長の短波長化、又は投影光
学系の開口数の増大等の手法があるが、何れの手法を用
いる場合でも、従来例と同じ程度の露光フィールドを確
保しようとすると、露光フィールドの全面で結像性能
(ディストーション、像面湾曲等)を所定の精度に維持
することが困難になってきている。そこで現在見直され
ているのが、所謂スリットスキャン露光方式の投影露光
装置である。
【0012】このスリットスキャン露光方式の投影露光
装置では、矩形状又は円弧状等の照明領域(以下、「ス
リット状の照明領域」という)に対してレチクル及びウ
エハを相対的に同期して走査しながら、そのレチクルの
パターンがウエハ上に露光される。従って、ステッパー
方式と同じ面積のパターンをウエハ上に露光するとすれ
ば、スリットスキャン露光方式では、ステッパー方式に
比べて投影光学系の露光フィールドを小さくすることが
でき、露光フィールド内での結像性能の精度が向上する
可能性がある。更に、投影光学系の製造コストを抑える
事ができ、この面でもスリットスキャン露光方式が有利
である。
装置では、矩形状又は円弧状等の照明領域(以下、「ス
リット状の照明領域」という)に対してレチクル及びウ
エハを相対的に同期して走査しながら、そのレチクルの
パターンがウエハ上に露光される。従って、ステッパー
方式と同じ面積のパターンをウエハ上に露光するとすれ
ば、スリットスキャン露光方式では、ステッパー方式に
比べて投影光学系の露光フィールドを小さくすることが
でき、露光フィールド内での結像性能の精度が向上する
可能性がある。更に、投影光学系の製造コストを抑える
事ができ、この面でもスリットスキャン露光方式が有利
である。
【0013】このようなスリットスキャン露光方式の投
影露光装置においても、レチクルを交換した場合にはレ
チクルのアライメントを行う必要がある。しかしなが
ら、露光中にレチクルを所定の方向に高精度で駆動する
スリットスキャン露光方式においては、レチクルの位置
を高精度にモニターするためのレチクル干渉計を搭載す
る必要があるので、レチクルのアライメント時に、レチ
クルのX方向、Y方向及び回転方向の駆動ストロークを
大きくとることが難しい。従って、従来のステッパーで
使用されていたアライメント方法をそのままスリットス
キャン露光方式の投影露光装置に適用することが困難で
あるという不都合があった。
影露光装置においても、レチクルを交換した場合にはレ
チクルのアライメントを行う必要がある。しかしなが
ら、露光中にレチクルを所定の方向に高精度で駆動する
スリットスキャン露光方式においては、レチクルの位置
を高精度にモニターするためのレチクル干渉計を搭載す
る必要があるので、レチクルのアライメント時に、レチ
クルのX方向、Y方向及び回転方向の駆動ストロークを
大きくとることが難しい。従って、従来のステッパーで
使用されていたアライメント方法をそのままスリットス
キャン露光方式の投影露光装置に適用することが困難で
あるという不都合があった。
【0014】また、一般にレチクルの外形に対するレチ
クルマークの電子ビームによる描画誤差は±0.5mm
〜±1mm程度であるが、その場合にレチクルを外形基
準でレチクルステージ上に位置決めすると、レチクルの
外形に対してパターン描画領域が最大の傾斜角で傾斜す
ると、レチクル干渉計のレーザービームの横ずれ量が干
渉計のレシーバでの横ずれ量の許容値を超えてしまう。
従って、レチクル干渉計の計測誤差を生ずることなく、
従来のアライメント方法でレチクルの描画誤差を全て補
正することは困難であった。
クルマークの電子ビームによる描画誤差は±0.5mm
〜±1mm程度であるが、その場合にレチクルを外形基
準でレチクルステージ上に位置決めすると、レチクルの
外形に対してパターン描画領域が最大の傾斜角で傾斜す
ると、レチクル干渉計のレーザービームの横ずれ量が干
渉計のレシーバでの横ずれ量の許容値を超えてしまう。
従って、レチクル干渉計の計測誤差を生ずることなく、
従来のアライメント方法でレチクルの描画誤差を全て補
正することは困難であった。
【0015】更に、この様なレチクル干渉計を搭載した
装置は、オープンループ制御により、レチクルを任意の
位置に高精度で位置決めすることが可能である。そこ
で、従来のような同期検波によるクローズド・ループ制
御に対して、オープンループ制御でレチクルマーク位置
を高速に検出するアライメント方法を開発する必要性が
生じている。
装置は、オープンループ制御により、レチクルを任意の
位置に高精度で位置決めすることが可能である。そこ
で、従来のような同期検波によるクローズド・ループ制
御に対して、オープンループ制御でレチクルマーク位置
を高速に検出するアライメント方法を開発する必要性が
生じている。
【0016】本発明は斯かる点に鑑み、スリットスキャ
ン露光方式の投影露光装置において、レチクル(マス
ク)のアライメントを高速且つ高精度に行えるアライメ
ント方法を提供することを目的とする。
ン露光方式の投影露光装置において、レチクル(マス
ク)のアライメントを高速且つ高精度に行えるアライメ
ント方法を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明による第1のアラ
イメント方法は、照明光で所定形状の照明領域(32)
を照明し、所定形状の照明領域(32)に対して相対的
にマスクステージ(10,11)を介して転写用のパタ
ーンが形成されたマスク(12)を走査し、マスク(1
2)の走査と同期して所定形状の照明領域(32)に対
して相対的に基板(5)を走査することにより、マスク
(12)上のパターンを順次基板(5)上に露光するた
めの前処理として、マスクステージ(10,11)側の
座標系(x,y)に対してマスク(12)を位置決めす
る方法であって、マスク(12)として、それぞれ2本
の互いに交差する直線状パターンを有する第1及び第2
の位置決め用マーク(28,27)が形成されたマスク
(12)をマスクステージ(10,11)上に載置する
第1工程を有する。
イメント方法は、照明光で所定形状の照明領域(32)
を照明し、所定形状の照明領域(32)に対して相対的
にマスクステージ(10,11)を介して転写用のパタ
ーンが形成されたマスク(12)を走査し、マスク(1
2)の走査と同期して所定形状の照明領域(32)に対
して相対的に基板(5)を走査することにより、マスク
(12)上のパターンを順次基板(5)上に露光するた
めの前処理として、マスクステージ(10,11)側の
座標系(x,y)に対してマスク(12)を位置決めす
る方法であって、マスク(12)として、それぞれ2本
の互いに交差する直線状パターンを有する第1及び第2
の位置決め用マーク(28,27)が形成されたマスク
(12)をマスクステージ(10,11)上に載置する
第1工程を有する。
【0018】更に、本発明は、撮像手段(20)の観察
領域(20Ref)をマスク(12)上の第1の位置決め
用マーク(28)上でそれら2本の直線状パターンにそ
れぞれ交差する方向に移動させて、得られた画像データ
を処理することにより、それら2本の直線状パターンの
交点(28a)のマスクステージ側の座標系(x,y)
での座標を求める第2工程と、撮像手段(19)の観察
領域をマスク(12)上の第2の位置決め用マーク(2
7)上でそれら2本の直線状パターンにそれぞれ交差す
る方向に相対的に移動させて、得られた画像データを処
理することにより、それら2本の直線状パターンの交点
のマスクステージ側の座標系(x,y)での座標を求め
る第3工程と、第1の位置決め用マーク(28)の2本
の直線状パターンの交点(28a)の座標及び第2の位
置決め用マーク(27)の2本の直線状パターンの交点
(27a)の座標に基づいてマスクステージ(10,1
1)側の座標系に対してマスク(12)の位置合わせを
行う第4工程とを有するものである。
領域(20Ref)をマスク(12)上の第1の位置決め
用マーク(28)上でそれら2本の直線状パターンにそ
れぞれ交差する方向に移動させて、得られた画像データ
を処理することにより、それら2本の直線状パターンの
交点(28a)のマスクステージ側の座標系(x,y)
での座標を求める第2工程と、撮像手段(19)の観察
領域をマスク(12)上の第2の位置決め用マーク(2
7)上でそれら2本の直線状パターンにそれぞれ交差す
る方向に相対的に移動させて、得られた画像データを処
理することにより、それら2本の直線状パターンの交点
のマスクステージ側の座標系(x,y)での座標を求め
る第3工程と、第1の位置決め用マーク(28)の2本
の直線状パターンの交点(28a)の座標及び第2の位
置決め用マーク(27)の2本の直線状パターンの交点
(27a)の座標に基づいてマスクステージ(10,1
1)側の座標系に対してマスク(12)の位置合わせを
行う第4工程とを有するものである。
【0019】また、本発明による第2のアライメント方
法は、照明光で所定形状の照明領域(32)を照明し、
所定形状の照明領域(32)に対して相対的にマスクス
テージ(10,11)を介して転写用のパターンが形成
されたマスク(12)を走査し、マスク(12)の走査
と同期して所定形状の照明領域(12)に対して相対的
に基板(5)を走査することにより、マスク(12)上
のパターンを順次基板(5)上に露光するための前処理
として、マスクステージ(10,11)側の座標系
(x,y)に対してマスク(12)を位置決めする方法
であって、マスク(12)として位置決め用マーク(2
8)が形成されたマスク(12)をマスクステージ(1
0,11)に載置する第1工程(図8(a))と、位置
決め用マーク(28)の座標を求めることにより、マス
クステージ(10,11)側の座標系(x,y)に対す
るマスク(12)の回転角φ1 を求める第2工程(図8
(b))とを有する。
法は、照明光で所定形状の照明領域(32)を照明し、
所定形状の照明領域(32)に対して相対的にマスクス
テージ(10,11)を介して転写用のパターンが形成
されたマスク(12)を走査し、マスク(12)の走査
と同期して所定形状の照明領域(12)に対して相対的
に基板(5)を走査することにより、マスク(12)上
のパターンを順次基板(5)上に露光するための前処理
として、マスクステージ(10,11)側の座標系
(x,y)に対してマスク(12)を位置決めする方法
であって、マスク(12)として位置決め用マーク(2
8)が形成されたマスク(12)をマスクステージ(1
0,11)に載置する第1工程(図8(a))と、位置
決め用マーク(28)の座標を求めることにより、マス
クステージ(10,11)側の座標系(x,y)に対す
るマスク(12)の回転角φ1 を求める第2工程(図8
(b))とを有する。
【0020】そして、この第2工程で求められた回転角
φ1 が所定の許容値を超えた場合に更に、マスク(1
2)をマスクステージ(10,11)から取り出す第3
工程(図8(b))と、マスクステージ(10,11)
をその第2工程で求められた回転角の方向に所定回転角
φ2 だけ回転する第4工程(図8(c))と、マスクス
テージ(10,11)にマスク(12)を再び載置して
からマスクステージ(10,11)をその第4工程での
回転方向と逆方向に回転させる第5工程(図8(e))
とを実行するものである。
φ1 が所定の許容値を超えた場合に更に、マスク(1
2)をマスクステージ(10,11)から取り出す第3
工程(図8(b))と、マスクステージ(10,11)
をその第2工程で求められた回転角の方向に所定回転角
φ2 だけ回転する第4工程(図8(c))と、マスクス
テージ(10,11)にマスク(12)を再び載置して
からマスクステージ(10,11)をその第4工程での
回転方向と逆方向に回転させる第5工程(図8(e))
とを実行するものである。
【0021】尚、この第2のアライメント方法では、マ
スク(12)をマスクステージ(10,11)から取り
出した後に、第4工程でマスクステージ(10,11)
を回転させているが、マスクステージ(10,11)を
回転させた後にマスク(12)をマスクステージ(1
0,11)から取り出す動作でも同様にアライメントを
行うことができる。これが本発明の第3のアライメント
方法である。但し、このようにマスクステージ(10,
11)を回転させた後にマスク(12)をマスクステー
ジ(10,11)から取り出す場合には、第3工程及び
第5工程でのマスクステージ(10,11)の回転方向
がそれぞれ第2のアライメント方法における第4工程及
び第5工程での回転方向と逆になる。更に、第5工程に
おいても、第3のアライメント方法ではマスクステージ
(10,11)を回転させた後に、マスク(12)をマ
スクステージ(10,11)に載置することになる。
スク(12)をマスクステージ(10,11)から取り
出した後に、第4工程でマスクステージ(10,11)
を回転させているが、マスクステージ(10,11)を
回転させた後にマスク(12)をマスクステージ(1
0,11)から取り出す動作でも同様にアライメントを
行うことができる。これが本発明の第3のアライメント
方法である。但し、このようにマスクステージ(10,
11)を回転させた後にマスク(12)をマスクステー
ジ(10,11)から取り出す場合には、第3工程及び
第5工程でのマスクステージ(10,11)の回転方向
がそれぞれ第2のアライメント方法における第4工程及
び第5工程での回転方向と逆になる。更に、第5工程に
おいても、第3のアライメント方法ではマスクステージ
(10,11)を回転させた後に、マスク(12)をマ
スクステージ(10,11)に載置することになる。
【0022】
【作用】斯かる本発明の第1のアライメント方法におい
て、マスク(12)をマスクステージ(10,11)に
対して例えば外形基準で載置すると、撮像手段(20,
19)の観察領域が第1及び第2の位置決め用マーク
(28,27)のそれぞれの交点の近傍に設置される。
その後、マスクステージ(10,11)を駆動して第1
及び第2の位置決め用マーク(28,27)の直線状パ
ターンに交差する方向にマスクをステッピング的に走査
すると、図4に示すように、撮像手段(20,19)の
観察領域を、それぞれ第1及び第2の位置決め用マーク
(28,27)の直線状パターンが横切るため、その観
察領域内の画像データを処理することにより、第1及び
第2の位置決め用マーク(28,27)のそれぞれの直
線状パターンの交点の座標が検出される。これら交点の
座標よりマスク(12)内に描画されたパターンとマス
クステージ(10,11)側の座標系(x,y)との位
置関係を求め、その位置関係に基づいてマスク(12)
のアライメントを行う。
て、マスク(12)をマスクステージ(10,11)に
対して例えば外形基準で載置すると、撮像手段(20,
19)の観察領域が第1及び第2の位置決め用マーク
(28,27)のそれぞれの交点の近傍に設置される。
その後、マスクステージ(10,11)を駆動して第1
及び第2の位置決め用マーク(28,27)の直線状パ
ターンに交差する方向にマスクをステッピング的に走査
すると、図4に示すように、撮像手段(20,19)の
観察領域を、それぞれ第1及び第2の位置決め用マーク
(28,27)の直線状パターンが横切るため、その観
察領域内の画像データを処理することにより、第1及び
第2の位置決め用マーク(28,27)のそれぞれの直
線状パターンの交点の座標が検出される。これら交点の
座標よりマスク(12)内に描画されたパターンとマス
クステージ(10,11)側の座標系(x,y)との位
置関係を求め、その位置関係に基づいてマスク(12)
のアライメントを行う。
【0023】また、第2のアライメント方法によれば、
位置決め用マーク(28)の座標から求めたマスクステ
ージ(10,11)側の座標系(x,y)に対するマス
ク(12)の回転角φ1 が所定の許容値を超えた場合に
は、一旦マスク(12)をマスクステージ(10,1
1)から取り外す。そして、例えばマスクステージ(1
0,11)をその回転角φ1 の方向に、回転限度角等の
回転角φ2 だけ回転した後、再びそのマスクステージ
(10,11)上にマスク(12)を載置する。そし
て、マスクステージ(10,11)を逆方向に回転角φ
2 だけ回転した後、再びマスク(12)のマスクステー
ジ(10,11)に対する回転角を計測する。
位置決め用マーク(28)の座標から求めたマスクステ
ージ(10,11)側の座標系(x,y)に対するマス
ク(12)の回転角φ1 が所定の許容値を超えた場合に
は、一旦マスク(12)をマスクステージ(10,1
1)から取り外す。そして、例えばマスクステージ(1
0,11)をその回転角φ1 の方向に、回転限度角等の
回転角φ2 だけ回転した後、再びそのマスクステージ
(10,11)上にマスク(12)を載置する。そし
て、マスクステージ(10,11)を逆方向に回転角φ
2 だけ回転した後、再びマスク(12)のマスクステー
ジ(10,11)に対する回転角を計測する。
【0024】その回転角がまだ許容値を超えている場合
には、マスク(12)を取り外してマスクステージ(1
0,11)を回転する動作を繰り返し、その回転角が許
容値内である場合には、マスクステージ(10,11)
を介してマスク(12)の描画領域の方向をマスクステ
ージ側の座標系(x,y)に合わせる。これにより、ス
リットスキャン露光方式でマスクステージ(10,1
1)の走査方向と直交する方向の移動量や回転角を大き
くすることができない場合でも、マスク(12)のアラ
イメントを高精度に行うことができる。なお、マスク
(12)をマスクステージ(10,11)から取り外し
た後に、マスクステージ(10,11)側を回転する代
わりにマスク(12)を保持するマスクローダ側を回転
させても同様である。
には、マスク(12)を取り外してマスクステージ(1
0,11)を回転する動作を繰り返し、その回転角が許
容値内である場合には、マスクステージ(10,11)
を介してマスク(12)の描画領域の方向をマスクステ
ージ側の座標系(x,y)に合わせる。これにより、ス
リットスキャン露光方式でマスクステージ(10,1
1)の走査方向と直交する方向の移動量や回転角を大き
くすることができない場合でも、マスク(12)のアラ
イメントを高精度に行うことができる。なお、マスク
(12)をマスクステージ(10,11)から取り外し
た後に、マスクステージ(10,11)側を回転する代
わりにマスク(12)を保持するマスクローダ側を回転
させても同様である。
【0025】また、第3のアライメント方法によれば、
先ず第3工程でマスク(12)をマスクステージ(1
0,11)に載置した状態でマスクステージ(10,1
1)を逆方向に回転した後、マスク(12)を取り出
す。これによりマスク(12)の回転角はほぼ許容回転
角になる。その後、マスクステージ(10,11)の回
転角をほぼ元の回転角に戻した後、マスク(12)がマ
スクステージ(10,11)上に載置される。
先ず第3工程でマスク(12)をマスクステージ(1
0,11)に載置した状態でマスクステージ(10,1
1)を逆方向に回転した後、マスク(12)を取り出
す。これによりマスク(12)の回転角はほぼ許容回転
角になる。その後、マスクステージ(10,11)の回
転角をほぼ元の回転角に戻した後、マスク(12)がマ
スクステージ(10,11)上に載置される。
【0026】
【実施例】以下、本発明によるアライメント方法の一実
施例につき図面を参照して説明する。本実施例は、スリ
ットスキャン露光方式の投影露光装置でレチクルをレチ
クルステージ上に位置決めする場合に、本発明を適用し
たものである。図1は本実施例の投影露光装置を示し、
この図1において、図示省略された照明光学系からの露
光光ELによる矩形の照明領域(以下、「スリット状の
照明領域」という)によりレチクル12上のパターンが
照明され、そのパターンの像が投影光学系8を介してウ
エハ5上に投影露光される。この際に、露光光ELのス
リット状の照明領域に対して、レチクル12が図1の紙
面に対して前方向(又は後方向)に一定速度Vで走査さ
れるのに同期して、ウエハ5は図1の紙面に対して後方
向(又は前方向)に一定速度V/β(1/βは投影光学
系8の縮小倍率)で走査される。
施例につき図面を参照して説明する。本実施例は、スリ
ットスキャン露光方式の投影露光装置でレチクルをレチ
クルステージ上に位置決めする場合に、本発明を適用し
たものである。図1は本実施例の投影露光装置を示し、
この図1において、図示省略された照明光学系からの露
光光ELによる矩形の照明領域(以下、「スリット状の
照明領域」という)によりレチクル12上のパターンが
照明され、そのパターンの像が投影光学系8を介してウ
エハ5上に投影露光される。この際に、露光光ELのス
リット状の照明領域に対して、レチクル12が図1の紙
面に対して前方向(又は後方向)に一定速度Vで走査さ
れるのに同期して、ウエハ5は図1の紙面に対して後方
向(又は前方向)に一定速度V/β(1/βは投影光学
系8の縮小倍率)で走査される。
【0027】レチクル12及びウエハ5の駆動系につい
て説明するに、レチクル支持台9上にY軸方向(図1の
紙面に垂直な方向)に駆動自在なレチクルY駆動ステー
ジ10が載置され、このレチクルY駆動ステージ10上
にレチクル微小駆動ステージ11が載置され、レチクル
微小駆動ステージ11上にレチクル12が真空チャック
等により保持されている。レチクル微小駆動ステージ1
1は、投影光学系8の光軸に垂直な面内で図1の紙面に
平行なX方向、Y方向及び回転方向(θ方向)にそれぞ
れ微小量だけ且つ高精度にレチクル12の位置制御を行
う。レチクル微小駆動ステージ11上には移動鏡21が
配置され、レチクル支持台9上に配置された干渉計14
によって、常時レチクル微小駆動ステージ11のX方
向、Y方向及びθ方向の位置がモニターされている。干
渉計14により得られた位置情報S1が主制御系22A
に供給されている。
て説明するに、レチクル支持台9上にY軸方向(図1の
紙面に垂直な方向)に駆動自在なレチクルY駆動ステー
ジ10が載置され、このレチクルY駆動ステージ10上
にレチクル微小駆動ステージ11が載置され、レチクル
微小駆動ステージ11上にレチクル12が真空チャック
等により保持されている。レチクル微小駆動ステージ1
1は、投影光学系8の光軸に垂直な面内で図1の紙面に
平行なX方向、Y方向及び回転方向(θ方向)にそれぞ
れ微小量だけ且つ高精度にレチクル12の位置制御を行
う。レチクル微小駆動ステージ11上には移動鏡21が
配置され、レチクル支持台9上に配置された干渉計14
によって、常時レチクル微小駆動ステージ11のX方
向、Y方向及びθ方向の位置がモニターされている。干
渉計14により得られた位置情報S1が主制御系22A
に供給されている。
【0028】一方、ウエハ支持台1上には、Y軸方向に
駆動自在なウエハY軸駆動ステージ2が載置され、その
上にX軸方向に駆動自在なウエハX軸駆動ステージ3が
載置され、その上にZθ軸駆動ステージ4が設けられ、
このZθ軸駆動ステージ4上にウエハ5が真空吸着によ
って保持されている。Zθ軸駆動ステージ4上にも移動
鏡7が固定され、外部に配置された干渉計13により、
Zθ軸駆動ステージ4のX方向、Y方向及びθ方向の位
置がモニターされ、干渉計13により得られた位置情報
も主制御系22Aに供給されている。主制御系22A
は、ウエハ駆動装置22B等を介してウエハY軸駆動ス
テージ2〜Zθ軸駆動ステージ4の位置決め動作を制御
すると共に、装置全体の動作を制御する。
駆動自在なウエハY軸駆動ステージ2が載置され、その
上にX軸方向に駆動自在なウエハX軸駆動ステージ3が
載置され、その上にZθ軸駆動ステージ4が設けられ、
このZθ軸駆動ステージ4上にウエハ5が真空吸着によ
って保持されている。Zθ軸駆動ステージ4上にも移動
鏡7が固定され、外部に配置された干渉計13により、
Zθ軸駆動ステージ4のX方向、Y方向及びθ方向の位
置がモニターされ、干渉計13により得られた位置情報
も主制御系22Aに供給されている。主制御系22A
は、ウエハ駆動装置22B等を介してウエハY軸駆動ス
テージ2〜Zθ軸駆動ステージ4の位置決め動作を制御
すると共に、装置全体の動作を制御する。
【0029】また、ウエハ側の干渉計13によって計測
される座標により規定されるウエハ座標系と、レチクル
側の干渉計14によって計測される座標により規定され
るレチクル座標系の対応をとるために、Zθ軸駆動ステ
ージ4上のウエハ5の近傍に基準マーク板6が固定され
ている。この基準マーク板6上にはアライメント用の各
種基準マークが形成されている。これらの基準マークの
中にはZθ軸駆動ステージ4側に導かれた照明光により
裏側から照明されている基準マーク、即ち発光性の基準
マークがある。
される座標により規定されるウエハ座標系と、レチクル
側の干渉計14によって計測される座標により規定され
るレチクル座標系の対応をとるために、Zθ軸駆動ステ
ージ4上のウエハ5の近傍に基準マーク板6が固定され
ている。この基準マーク板6上にはアライメント用の各
種基準マークが形成されている。これらの基準マークの
中にはZθ軸駆動ステージ4側に導かれた照明光により
裏側から照明されている基準マーク、即ち発光性の基準
マークがある。
【0030】本例のレチクル12の上方には、基準マー
ク板6上の基準マークとレチクル12上のマークとを同
時に観察するためのレチクルアライメント顕微鏡19及
び20が装備されている。この場合、レチクル12から
の検出光をそれぞれレチクルアライメント顕微鏡19及
び20に導くための偏向ミラー15及び16が移動自在
に配置され、露光シーケンスが開始されると、主制御系
22Aからの指令のもとで、ミラー駆動装置17及び1
8によりそれぞれ偏向ミラー15及び16は待避され
る。更に、投影光学系8のY方向の側面部に、ウエハ5
上のアライメントマーク(ウエハマーク)を観察するた
めのオフ・アクシスのアライメント装置34が配置され
ている。
ク板6上の基準マークとレチクル12上のマークとを同
時に観察するためのレチクルアライメント顕微鏡19及
び20が装備されている。この場合、レチクル12から
の検出光をそれぞれレチクルアライメント顕微鏡19及
び20に導くための偏向ミラー15及び16が移動自在
に配置され、露光シーケンスが開始されると、主制御系
22Aからの指令のもとで、ミラー駆動装置17及び1
8によりそれぞれ偏向ミラー15及び16は待避され
る。更に、投影光学系8のY方向の側面部に、ウエハ5
上のアライメントマーク(ウエハマーク)を観察するた
めのオフ・アクシスのアライメント装置34が配置され
ている。
【0031】次に、本例の投影露光装置において、ウエ
ハ5及びレチクル12をロードしてからアライメントを
終了するまでのシーケンスにつき説明する。先ずレチク
ルローダー(後述)上にて外形基準でレチクル12のプ
リアライメントを行う。図2は、図1のレチクル微小駆
動ステージ11上にレチクル12を搬送する為のレチク
ルローダ系を示し、この図2のレチクルローダーは、2
個のレチクルアーム23A及び23Bと、これらレチク
ルアーム23A,23Bに連結されたアーム回転軸25
と、このアーム回転軸25を回転させる回転機構26と
より構成されている。レチクルアーム23A及び23B
のレチクル載置面にはそれぞれ真空吸着用の溝24A及
び24Bが形成されており、レチクルアーム23A及び
23Bはアーム回転軸25を介してそれぞれ独立に回転
できるように支持されている。
ハ5及びレチクル12をロードしてからアライメントを
終了するまでのシーケンスにつき説明する。先ずレチク
ルローダー(後述)上にて外形基準でレチクル12のプ
リアライメントを行う。図2は、図1のレチクル微小駆
動ステージ11上にレチクル12を搬送する為のレチク
ルローダ系を示し、この図2のレチクルローダーは、2
個のレチクルアーム23A及び23Bと、これらレチク
ルアーム23A,23Bに連結されたアーム回転軸25
と、このアーム回転軸25を回転させる回転機構26と
より構成されている。レチクルアーム23A及び23B
のレチクル載置面にはそれぞれ真空吸着用の溝24A及
び24Bが形成されており、レチクルアーム23A及び
23Bはアーム回転軸25を介してそれぞれ独立に回転
できるように支持されている。
【0032】レチクル12のロード時には、位置A3で
他のレチクル搬送機構(不図示)よりレチクル12がレ
チクルアーム23A上に受け渡される。この際に他方の
レチクルアーム23Bは、例えば前工程で使用されたレ
チクルの搬出に使用されている。次に位置A3の近傍に
設置されたレチクル外形プリアライメント機構(不図
示)によって、レチクルアーム23A上でレチクル12
が外形基準で一定の精度にアライメントされた後、レチ
クル12はレチクルアーム23A上に真空吸着される。
次に、回転機構26がアーム回転軸25を介してレチク
ルアーム23Aを回転させて、Y方向(図1のレチクル
微小駆動ステージ11の方向)の位置B3までレチクル
12を搬送する。
他のレチクル搬送機構(不図示)よりレチクル12がレ
チクルアーム23A上に受け渡される。この際に他方の
レチクルアーム23Bは、例えば前工程で使用されたレ
チクルの搬出に使用されている。次に位置A3の近傍に
設置されたレチクル外形プリアライメント機構(不図
示)によって、レチクルアーム23A上でレチクル12
が外形基準で一定の精度にアライメントされた後、レチ
クル12はレチクルアーム23A上に真空吸着される。
次に、回転機構26がアーム回転軸25を介してレチク
ルアーム23Aを回転させて、Y方向(図1のレチクル
微小駆動ステージ11の方向)の位置B3までレチクル
12を搬送する。
【0033】このとき、真空吸着用の溝24Aは、レチ
クル微小駆動ステージ11上の吸着位置と直交した方向
で、且つレチクル12のパターン領域外の位置にあるの
で、レチクル微小駆動ステージ11が走査方向であるy
方向の前部に移動した状態で、レチクルアーム23Aは
レチクル微小駆動ステージ11上にレチクル12を自由
に出し入れできるようになっている。レチクル微小駆動
ステージ11(図1参照)上にレチクル12が達する
と、アーム回転軸25は−Z方向に下がり、レチクル微
小駆動ステージ11上の真空吸着面にレチクル12が載
置され、レチクル12の受け渡し完了後にレチクルアー
ム23Aが退避する。その後、レチクル微小駆動ステー
ジ11が位置C3の方向にレチクル12を搬送して行
く。この際に、レチクルアーム23Aと23Bとは独立
に駆動され、例えばそれぞれがレチクルロードとレチク
ルアンロードとを同時に行うことで、レチクル交換速度
が向上している。
クル微小駆動ステージ11上の吸着位置と直交した方向
で、且つレチクル12のパターン領域外の位置にあるの
で、レチクル微小駆動ステージ11が走査方向であるy
方向の前部に移動した状態で、レチクルアーム23Aは
レチクル微小駆動ステージ11上にレチクル12を自由
に出し入れできるようになっている。レチクル微小駆動
ステージ11(図1参照)上にレチクル12が達する
と、アーム回転軸25は−Z方向に下がり、レチクル微
小駆動ステージ11上の真空吸着面にレチクル12が載
置され、レチクル12の受け渡し完了後にレチクルアー
ム23Aが退避する。その後、レチクル微小駆動ステー
ジ11が位置C3の方向にレチクル12を搬送して行
く。この際に、レチクルアーム23Aと23Bとは独立
に駆動され、例えばそれぞれがレチクルロードとレチク
ルアンロードとを同時に行うことで、レチクル交換速度
が向上している。
【0034】次にレチクル12のアライメントを行う
が、そのための機構及び動作につき説明する。図3
(a)はレチクル12上のアライメントマーク(レチク
ルマーク)の配置を示し、図3(b)はレチクル上で投
影光学系の有効露光フィールドと共役な領域33R内で
の、スリット状の照明領域明32等を示す。走査方向を
y方向として、y方向に垂直な方向をx方向とする。図
3(a)において、レチクル12上の中央部の被転写パ
ターンが形成された領域の周囲には遮光部31が形成さ
れ、この遮光部31の外側に形成されているレチクルマ
ークは、ラフサーチ用アライメントマーク27及び28
と、ファインアライメントマーク29A〜29D及び3
0A〜30Dとに分けられる。右辺側のラフサーチ用ア
ライメントマーク27は、走査方向であるy方向に沿っ
て長い直線状パターンと、この直線状パターンの両端部
に形成された十字パターンとより形成され、y方向の両
端に交点27a及び27bが形成されている。左辺側の
ラフサーチ用アライメントマーク28は、右辺側のラフ
サーチ用アライメントマーク27と対称的に構成され、
y方向の両端に交点28a及び28bが形成されてい
る。
が、そのための機構及び動作につき説明する。図3
(a)はレチクル12上のアライメントマーク(レチク
ルマーク)の配置を示し、図3(b)はレチクル上で投
影光学系の有効露光フィールドと共役な領域33R内で
の、スリット状の照明領域明32等を示す。走査方向を
y方向として、y方向に垂直な方向をx方向とする。図
3(a)において、レチクル12上の中央部の被転写パ
ターンが形成された領域の周囲には遮光部31が形成さ
れ、この遮光部31の外側に形成されているレチクルマ
ークは、ラフサーチ用アライメントマーク27及び28
と、ファインアライメントマーク29A〜29D及び3
0A〜30Dとに分けられる。右辺側のラフサーチ用ア
ライメントマーク27は、走査方向であるy方向に沿っ
て長い直線状パターンと、この直線状パターンの両端部
に形成された十字パターンとより形成され、y方向の両
端に交点27a及び27bが形成されている。左辺側の
ラフサーチ用アライメントマーク28は、右辺側のラフ
サーチ用アライメントマーク27と対称的に構成され、
y方向の両端に交点28a及び28bが形成されてい
る。
【0035】また、右辺側の遮光部31とラフサーチ用
アライメントマーク27の一方の十字パターンとの間
に、y方向に近接してファインアライメントマーク29
A,29Bが形成され、右辺側の遮光部31とラフサー
チ用アライメントマーク27の他方の十字パターンとの
間に、y方向に近接してファインアライメントマーク2
9C,29Dが形成されている。これらファインアライ
メントマーク29A〜29Dと対称的に左辺側にファイ
ンアライメントマーク30A〜30Dが形成されてお
り、これらファインアライメントマーク29A〜29D
及び30A〜30Dは、それぞれ図3(c)に示すよう
に、3本の直線状パターンをx方向に所定間隔で2組配
列すると共に、3本の直線状パターンをy方向に所定間
隔で2組配列したものである。
アライメントマーク27の一方の十字パターンとの間
に、y方向に近接してファインアライメントマーク29
A,29Bが形成され、右辺側の遮光部31とラフサー
チ用アライメントマーク27の他方の十字パターンとの
間に、y方向に近接してファインアライメントマーク2
9C,29Dが形成されている。これらファインアライ
メントマーク29A〜29Dと対称的に左辺側にファイ
ンアライメントマーク30A〜30Dが形成されてお
り、これらファインアライメントマーク29A〜29D
及び30A〜30Dは、それぞれ図3(c)に示すよう
に、3本の直線状パターンをx方向に所定間隔で2組配
列すると共に、3本の直線状パターンをy方向に所定間
隔で2組配列したものである。
【0036】そして、レチクル12がレチクル微小駆動
ステージ11上に載置された後に、図3(a)の左辺側
のラフサーチ用アライメントマーク28を図1のレチク
ルアライメント顕微鏡(以下、「RA顕微鏡」という)
20で検出する。図3(b)は、この場合のRA顕微鏡
19及び20のレチクル12上での観察領域19R及び
20Rを示し、レチクル12のおおまかなサーチ(ラフ
サーチ)を行う際には、ラフサーチ用アライメントマー
ク27及び28は、それぞれ観察領域19R及び20R
よりも外側であり、且つ有効露光フィールドと共役な領
域33Rよりも外側にある。これは、ラフサーチの為に
ラフサーチ用アライメントマーク27,28は大きくし
ておく必要があるが、それに合わせて投影光学系の露光
フィールドを大きくすると、コストアップになる為であ
る。そこで本例でラフサーチを行う際の手順につき図4
を参照して説明する。
ステージ11上に載置された後に、図3(a)の左辺側
のラフサーチ用アライメントマーク28を図1のレチク
ルアライメント顕微鏡(以下、「RA顕微鏡」という)
20で検出する。図3(b)は、この場合のRA顕微鏡
19及び20のレチクル12上での観察領域19R及び
20Rを示し、レチクル12のおおまかなサーチ(ラフ
サーチ)を行う際には、ラフサーチ用アライメントマー
ク27及び28は、それぞれ観察領域19R及び20R
よりも外側であり、且つ有効露光フィールドと共役な領
域33Rよりも外側にある。これは、ラフサーチの為に
ラフサーチ用アライメントマーク27,28は大きくし
ておく必要があるが、それに合わせて投影光学系の露光
フィールドを大きくすると、コストアップになる為であ
る。そこで本例でラフサーチを行う際の手順につき図4
を参照して説明する。
【0037】図4(a)は、ラフサーチ用アライメント
マーク28の一方の十字パターンの近傍の拡大図、図4
(b)は図4(a)を縮小した図であり、この図4
(a)及び(b)において、RA顕微鏡20の正方形の
有効視野20Refのx方向及びy方向の幅をWとして、
レチクル12の外形に対するパターンの描画誤差と設置
誤差との和の設計値をΔRとする。従って、図4(b)
に示すように、幅ΔRの正方形の領域内にラフサーチ用
アライメントマーク28の一方の十字パターンの交点2
8aが必ず含まれている。検出対象はその十字パターン
の交点28aのx座標及びy座標であるが、本例ではそ
のアライメントマーク28の交点28aを通る2直線に
対して45°で交差する方向に、レチクル微小駆動ステ
ージ11を介してレチクル12をステッピングさせるこ
とにより、その交点28aの近傍で相対的にx軸及びy
軸に斜めにその幅Wの有効視野20Refを走査する。そ
して、その斜め走査の際にその交点28aを通る2直線
がその有効視野20Ref内の基準点を横切ったときのレ
チクル微小駆動ステージ11のx座標及びy座標とし
て、その交点28aのx座標及びy座標を求める。
マーク28の一方の十字パターンの近傍の拡大図、図4
(b)は図4(a)を縮小した図であり、この図4
(a)及び(b)において、RA顕微鏡20の正方形の
有効視野20Refのx方向及びy方向の幅をWとして、
レチクル12の外形に対するパターンの描画誤差と設置
誤差との和の設計値をΔRとする。従って、図4(b)
に示すように、幅ΔRの正方形の領域内にラフサーチ用
アライメントマーク28の一方の十字パターンの交点2
8aが必ず含まれている。検出対象はその十字パターン
の交点28aのx座標及びy座標であるが、本例ではそ
のアライメントマーク28の交点28aを通る2直線に
対して45°で交差する方向に、レチクル微小駆動ステ
ージ11を介してレチクル12をステッピングさせるこ
とにより、その交点28aの近傍で相対的にx軸及びy
軸に斜めにその幅Wの有効視野20Refを走査する。そ
して、その斜め走査の際にその交点28aを通る2直線
がその有効視野20Ref内の基準点を横切ったときのレ
チクル微小駆動ステージ11のx座標及びy座標とし
て、その交点28aのx座標及びy座標を求める。
【0038】そのためには、正の実数aの整数部をIN
T(a)で表すものとして、その幅ΔRの正方形の領域
を幅Wの有効視野20Refで走査する最低の回数である
サーチ画面数は、{INT(ΔR/W)+1}となる。
このサーチ画面数を予め求めておく。そして、図4
(b)に示す有効視野B5をほぼ中心としたその幅ΔR
の正方形の領域に、x軸及びy軸に対して45°の方向
に端部が少しずつ重なるように、それぞれ幅Wの{IN
T(ΔR/W)+1}個の有効視野A5,B5,C5,
‥‥を設定し、図1のレチクル微小駆動ステージ11を
オープン・ループ制御でステッピング方式で駆動して、
各有効視野を順次図5(a)の有効視野20Ref内に設
定しながら、各有効視野内の画像をサンプリングする。
T(a)で表すものとして、その幅ΔRの正方形の領域
を幅Wの有効視野20Refで走査する最低の回数である
サーチ画面数は、{INT(ΔR/W)+1}となる。
このサーチ画面数を予め求めておく。そして、図4
(b)に示す有効視野B5をほぼ中心としたその幅ΔR
の正方形の領域に、x軸及びy軸に対して45°の方向
に端部が少しずつ重なるように、それぞれ幅Wの{IN
T(ΔR/W)+1}個の有効視野A5,B5,C5,
‥‥を設定し、図1のレチクル微小駆動ステージ11を
オープン・ループ制御でステッピング方式で駆動して、
各有効視野を順次図5(a)の有効視野20Ref内に設
定しながら、各有効視野内の画像をサンプリングする。
【0039】図4(b)に示すように、少なくとも幅Δ
R×ΔRのサーチ範囲中にサーチ対象のアライメントマ
ーク28の交点28aは存在し、サーチ範囲に対して十
分にアライメントマーク28が大きい。従って、このア
ライメントマーク28に対して斜め方向に有効視野をス
テップ送りすれば、最小の画面数で、アライメントマー
ク28の交点28aの座標を検出できることが分かる。
そのときの画像処理は、撮像された画面内の全ラインの
走査線を加算して得られる画像信号に対する一次元画像
処理でよい。
R×ΔRのサーチ範囲中にサーチ対象のアライメントマ
ーク28の交点28aは存在し、サーチ範囲に対して十
分にアライメントマーク28が大きい。従って、このア
ライメントマーク28に対して斜め方向に有効視野をス
テップ送りすれば、最小の画面数で、アライメントマー
ク28の交点28aの座標を検出できることが分かる。
そのときの画像処理は、撮像された画面内の全ラインの
走査線を加算して得られる画像信号に対する一次元画像
処理でよい。
【0040】図5は、そのように全ラインの走査線を加
算して得られた種々の画像信号を示し、図5(a)及び
(d)は図4(b)の有効視野A5で得られるx方向及
びy方向に沿う画像信号、図5(b)及び(e)は図4
(b)の有効視野B5で得られるx方向及びy方向に沿
う画像信号、図5(c)及び(f)は図4(b)の有効
視野C5で得られるx方向及びy方向に沿う画像信号で
ある。図5(b)の画像信号から交点28aのx座標が
求められ、図5(f)の画像信号から交点28aのy座
標が求められる。同様に、RA顕微鏡20により、図3
(a)に示すラフサーチ用アライメントマーク28の他
方の十字パターンの交点28bのx座標及びy座標が検
出される。
算して得られた種々の画像信号を示し、図5(a)及び
(d)は図4(b)の有効視野A5で得られるx方向及
びy方向に沿う画像信号、図5(b)及び(e)は図4
(b)の有効視野B5で得られるx方向及びy方向に沿
う画像信号、図5(c)及び(f)は図4(b)の有効
視野C5で得られるx方向及びy方向に沿う画像信号で
ある。図5(b)の画像信号から交点28aのx座標が
求められ、図5(f)の画像信号から交点28aのy座
標が求められる。同様に、RA顕微鏡20により、図3
(a)に示すラフサーチ用アライメントマーク28の他
方の十字パターンの交点28bのx座標及びy座標が検
出される。
【0041】この様にしてアライメントマーク28の両
端の十字パターンの交点28a,28bの2次元座標を
検出した後に、今度はRA顕微鏡19の観察領域にラフ
サーチ用アライメントマーク27を移動して、同様にそ
のアライメントマーク27の両端の十字パターンの交点
27a,27bの2次元座標を検出する。但し、この場
合、図1の基準マーク板6のパターンの無い部分を投影
光学系8の露光フィールド内に移動して、そのパターン
の無い部分を底部から照明しておく。このように基準マ
ーク板6から射出される照明光により、それらラフサー
チ用アライメントマーク27及び28を裏面側から照明
する。
端の十字パターンの交点28a,28bの2次元座標を
検出した後に、今度はRA顕微鏡19の観察領域にラフ
サーチ用アライメントマーク27を移動して、同様にそ
のアライメントマーク27の両端の十字パターンの交点
27a,27bの2次元座標を検出する。但し、この場
合、図1の基準マーク板6のパターンの無い部分を投影
光学系8の露光フィールド内に移動して、そのパターン
の無い部分を底部から照明しておく。このように基準マ
ーク板6から射出される照明光により、それらラフサー
チ用アライメントマーク27及び28を裏面側から照明
する。
【0042】以上のシーケンスで、図3(b)のRA顕
微鏡19及び20の観察領域19R及び20Rに対する
ラフサーチ用アライメントマーク27及び28の位置関
係、及びレチクル座標系に対するアライメントマーク2
7,28のおおまかな位置関係を求めることができる。
また、RA顕微鏡の観察領域19R及び20Rとウエハ
座標系との大まかな対応付けは、図1の基準マーク板6
上の基準マークをRA顕微鏡19及び20で計測するこ
とにより行うことができる。これにより、ファインアラ
イメントマーク29A〜29D及び30A〜30Dと、
基準マーク板6上の基準マーク(後述)とが重ならない
程度の、大まかなアライメント(ラフアライメント)が
終了する。
微鏡19及び20の観察領域19R及び20Rに対する
ラフサーチ用アライメントマーク27及び28の位置関
係、及びレチクル座標系に対するアライメントマーク2
7,28のおおまかな位置関係を求めることができる。
また、RA顕微鏡の観察領域19R及び20Rとウエハ
座標系との大まかな対応付けは、図1の基準マーク板6
上の基準マークをRA顕微鏡19及び20で計測するこ
とにより行うことができる。これにより、ファインアラ
イメントマーク29A〜29D及び30A〜30Dと、
基準マーク板6上の基準マーク(後述)とが重ならない
程度の、大まかなアライメント(ラフアライメント)が
終了する。
【0043】但し、本例では、投影光学系8のレンズ径
を小さくするために、レチクル12上のアライメントマ
ークをラフサーチ用アライメントマークとファインアラ
イメントマークとに分けているが、投影光学系8のレン
ズ径を大きくしても良い場合は、それらラフサーチ用ア
ライメントマークとファインアライメントマークとを共
通マークにすることができる。この場合でも、図4に示
したように、斜め方向にステップ送りしてアライメント
マークをサーチする手法は流用でき、RA顕微鏡19及
び20でアライメントマークのサーチを同時に行うこと
もできる。
を小さくするために、レチクル12上のアライメントマ
ークをラフサーチ用アライメントマークとファインアラ
イメントマークとに分けているが、投影光学系8のレン
ズ径を大きくしても良い場合は、それらラフサーチ用ア
ライメントマークとファインアライメントマークとを共
通マークにすることができる。この場合でも、図4に示
したように、斜め方向にステップ送りしてアライメント
マークをサーチする手法は流用でき、RA顕微鏡19及
び20でアライメントマークのサーチを同時に行うこと
もできる。
【0044】次に、ファインアライメントのシーケンス
について説明するが、その前にウエハステージ及びレチ
クルステージの詳細な構成につき説明する。図6(a)
はウエハステージの平面図であり、この図6(a)にお
いて、Zθ軸駆動ステージ4の上にウエハ5及び基準マ
ーク板6が配置されている。また、Zθ軸駆動ステージ
4上には、X軸用移動鏡7X及びY軸用移動鏡7Yが固
定され、ウエハ5上で図3(b)のスリット状の照明領
域32に対応するスリット状の照明領域32Wが露光光
で照明され、観察領域19W及び20Wがそれぞれ図3
(b)の観察領域19R及び20Rと共役である。
について説明するが、その前にウエハステージ及びレチ
クルステージの詳細な構成につき説明する。図6(a)
はウエハステージの平面図であり、この図6(a)にお
いて、Zθ軸駆動ステージ4の上にウエハ5及び基準マ
ーク板6が配置されている。また、Zθ軸駆動ステージ
4上には、X軸用移動鏡7X及びY軸用移動鏡7Yが固
定され、ウエハ5上で図3(b)のスリット状の照明領
域32に対応するスリット状の照明領域32Wが露光光
で照明され、観察領域19W及び20Wがそれぞれ図3
(b)の観察領域19R及び20Rと共役である。
【0045】移動鏡7Xには、X軸に平行で且つそれぞ
れ投影光学系の光軸及びアライメント装置34の基準点
を通る光路に沿って間隔ILでレーザービームLWX及
びLWofが照射され、移動鏡7Yには、Y軸に平行な光
路に沿って間隔ILで2本のレーザービームLWY1及
びLWY2が照射されている。露光時には、Zθ軸駆動
ステージ4のX座標として、レーザービームLWXを用
いる干渉計で計測された座標値が使用され、Y座標とし
てレーザービームLWY1及びLWY2をそれぞれ用い
る干渉計で計測された座標値Y1 及びY2 の平均値(Y
1+Y2)/2が用いられる。また、例えば座標値Y1 と
Y2 との差分からZθ軸駆動ステージ4の回転方向(θ
方向)の回転量が計測される。それらの座標に基づい
て、Zθ軸駆動ステージ4のXY平面の位置及び回転角
が制御される。
れ投影光学系の光軸及びアライメント装置34の基準点
を通る光路に沿って間隔ILでレーザービームLWX及
びLWofが照射され、移動鏡7Yには、Y軸に平行な光
路に沿って間隔ILで2本のレーザービームLWY1及
びLWY2が照射されている。露光時には、Zθ軸駆動
ステージ4のX座標として、レーザービームLWXを用
いる干渉計で計測された座標値が使用され、Y座標とし
てレーザービームLWY1及びLWY2をそれぞれ用い
る干渉計で計測された座標値Y1 及びY2 の平均値(Y
1+Y2)/2が用いられる。また、例えば座標値Y1 と
Y2 との差分からZθ軸駆動ステージ4の回転方向(θ
方向)の回転量が計測される。それらの座標に基づい
て、Zθ軸駆動ステージ4のXY平面の位置及び回転角
が制御される。
【0046】特に、走査方向であるY方向は2個の干渉
計の計測結果の平均値を用いて、走査時の傾き等による
精度劣化を防いでいる。また、オフ・アクシスのアライ
メント装置34を使用する場合のX軸方向の位置は、所
謂アッベ誤差が生じない様に、レーザービームLWofを
使用する専用干渉計の計測値に基づいて制御する構成で
ある。
計の計測結果の平均値を用いて、走査時の傾き等による
精度劣化を防いでいる。また、オフ・アクシスのアライ
メント装置34を使用する場合のX軸方向の位置は、所
謂アッベ誤差が生じない様に、レーザービームLWofを
使用する専用干渉計の計測値に基づいて制御する構成で
ある。
【0047】図6(b)は、レチクルステージの平面図
であり、この図6(b)において、レチクルY駆動ステ
ージ10上にレチクル微小駆動ステージ11が載置さ
れ、その上にレチクル12が保持されている。また、レ
チクル微小駆動ステージ11にはx軸用の移動鏡21x
及びy軸用の2個の移動鏡21y1,21y2が固定さ
れ、移動鏡21xにはx軸に平行に2本のレーザービー
ムLRxが照射され、移動鏡21y1,21y2にはそ
れぞれy軸に平行にレーザービームLRy1,LRy2
が照射されている。
であり、この図6(b)において、レチクルY駆動ステ
ージ10上にレチクル微小駆動ステージ11が載置さ
れ、その上にレチクル12が保持されている。また、レ
チクル微小駆動ステージ11にはx軸用の移動鏡21x
及びy軸用の2個の移動鏡21y1,21y2が固定さ
れ、移動鏡21xにはx軸に平行に2本のレーザービー
ムLRxが照射され、移動鏡21y1,21y2にはそ
れぞれy軸に平行にレーザービームLRy1,LRy2
が照射されている。
【0048】ウエハステージと同様に、レチクル微小駆
動ステージ11のy方向の座標は、レーザービームLR
y1及びLRy2を使用する2個の干渉計で計測された
座標値y1 及びy2 の平均値(y1+y2)/2が用いら
れる。また、x方向の座標は、レーザービームLRxを
使用する干渉計で計測された座標値が使用される。ま
た、例えば座標値y1 とy2 との差分からレチクル微小
駆動ステージ11の回転方向(θ方向)の回転量が計測
される。
動ステージ11のy方向の座標は、レーザービームLR
y1及びLRy2を使用する2個の干渉計で計測された
座標値y1 及びy2 の平均値(y1+y2)/2が用いら
れる。また、x方向の座標は、レーザービームLRxを
使用する干渉計で計測された座標値が使用される。ま
た、例えば座標値y1 とy2 との差分からレチクル微小
駆動ステージ11の回転方向(θ方向)の回転量が計測
される。
【0049】この場合、走査方向であるy方向の移動鏡
21y1,21y2としてはコーナキューブ型の反射要
素が使用されており、移動鏡21y1,21y2で反射
されたレーザービームLRy1,LRy2はそれぞれ反
射ミラー39,38で反射されて戻されている。即ち、
そのレチクル用のy軸用の干渉計はダブルパス干渉計で
あり、これによって、レチクル微小駆動ステージ11の
回転によるレーザービームの位置ずれが生じない構成に
なっている。また、ウエハステージ上と同様に、レチク
ル12上にスリット状の照明領域32及びRA顕微鏡1
9,20の観察領域19R,20Rが配置されている。
そして、観察領域19R及び20Rだけから、レチクル
12と図6(a)のZθ軸駆動ステージ4を観察できる
様になっている。この様にレチクル12とZθ軸駆動ス
テージ4との関係を計測して露光時のアライメント精度
及びレチクル12とウエハ5との回転精度を向上させる
ことができる。
21y1,21y2としてはコーナキューブ型の反射要
素が使用されており、移動鏡21y1,21y2で反射
されたレーザービームLRy1,LRy2はそれぞれ反
射ミラー39,38で反射されて戻されている。即ち、
そのレチクル用のy軸用の干渉計はダブルパス干渉計で
あり、これによって、レチクル微小駆動ステージ11の
回転によるレーザービームの位置ずれが生じない構成に
なっている。また、ウエハステージ上と同様に、レチク
ル12上にスリット状の照明領域32及びRA顕微鏡1
9,20の観察領域19R,20Rが配置されている。
そして、観察領域19R及び20Rだけから、レチクル
12と図6(a)のZθ軸駆動ステージ4を観察できる
様になっている。この様にレチクル12とZθ軸駆動ス
テージ4との関係を計測して露光時のアライメント精度
及びレチクル12とウエハ5との回転精度を向上させる
ことができる。
【0050】また、図6(a)に示すように、Zθ軸駆
動ステージ4上の基準マーク板6には、図3(a)に示
すレチクル12のファインアライメントマーク29A〜
29D及び30A〜30Dに対応する基準マークが形成
されている。そして、基準マーク板6上の基準マークと
対応するレチクル12のファインアライメントマークと
をRA顕微鏡19,20で観察することにより両マーク
の位置ずれ量が求められ、この位置ずれ量に基づいてレ
チクル12の高精度なアライメント(ファインアライメ
ント)が行われる。
動ステージ4上の基準マーク板6には、図3(a)に示
すレチクル12のファインアライメントマーク29A〜
29D及び30A〜30Dに対応する基準マークが形成
されている。そして、基準マーク板6上の基準マークと
対応するレチクル12のファインアライメントマークと
をRA顕微鏡19,20で観察することにより両マーク
の位置ずれ量が求められ、この位置ずれ量に基づいてレ
チクル12の高精度なアライメント(ファインアライメ
ント)が行われる。
【0051】次に、本例のレチクル12をレチクル微小
駆動ステージ11上に載置した場合の回転角の許容値に
つき検討する。そのため、図6(b)に示すようにレチ
クル12が載置されるレチクル微小駆動ステージ11の
x方向の座標を計測するための干渉計の構成の一部につ
き図7を参照して説明する。図7(a)に示すように、
x軸用の干渉計(図示省略)から偏光ビームスプリッタ
ー70に対してP偏光のレーザービームLRxが照射さ
れる。このレーザービームLRxは、偏光ビームスプリ
ッター70の接合面70aを透過した後、1/4波長板
71を通過して円偏光の状態でx軸用の移動鏡21xに
入射する。そして、移動鏡21xで反射されたレーザー
ビームLRxは、1/4波長板71を経てS偏光の状態
で偏光ビームスプリッター70の接合面70aで反射さ
れて、コーナーキューブ72に向かう。このコーナーキ
ューブ72で反射されたレーザービームLRxは、偏光
ビームスプリッター70の接合面70aで反射され、1
/4波長板71を経て円偏光の状態で移動鏡21xに入
射する。
駆動ステージ11上に載置した場合の回転角の許容値に
つき検討する。そのため、図6(b)に示すようにレチ
クル12が載置されるレチクル微小駆動ステージ11の
x方向の座標を計測するための干渉計の構成の一部につ
き図7を参照して説明する。図7(a)に示すように、
x軸用の干渉計(図示省略)から偏光ビームスプリッタ
ー70に対してP偏光のレーザービームLRxが照射さ
れる。このレーザービームLRxは、偏光ビームスプリ
ッター70の接合面70aを透過した後、1/4波長板
71を通過して円偏光の状態でx軸用の移動鏡21xに
入射する。そして、移動鏡21xで反射されたレーザー
ビームLRxは、1/4波長板71を経てS偏光の状態
で偏光ビームスプリッター70の接合面70aで反射さ
れて、コーナーキューブ72に向かう。このコーナーキ
ューブ72で反射されたレーザービームLRxは、偏光
ビームスプリッター70の接合面70aで反射され、1
/4波長板71を経て円偏光の状態で移動鏡21xに入
射する。
【0052】その後、移動鏡21xで反射されたレーザ
ービームLRxは、1/4波長板71を経てP偏光の状
態で偏光ビームスプリッター70の接合面70aに入射
し、接合面70aを透過したレーザービームLRxが不
図示のx軸用の干渉計のレシーバに戻される。即ち、移
動鏡21xがx方向にΔxだけ変位すると、レーザービ
ームLRxの光路長は4・Δxだけ変化するため、この
レチクル側のx軸用の干渉計も、ダブルパス干渉計とし
て動作する。この場合、その干渉計から射出されるレー
ザービームLRxとその干渉計に戻されるレーザービー
ムLRxとのy方向の中点と、コーナーキューブ72の
頂点とのy方向の間隔をLa、移動鏡21xからコーナ
ーキューブ72の頂点までのx方向の間隔をLbとする
と、移動鏡21xで反射されてから偏光ビームスプリッ
ター70の接合面70aを透過するまでにレーザービー
ムLRxが通過する距離LT は、次式のようになる。 LT =La+Lb (1)
ービームLRxは、1/4波長板71を経てP偏光の状
態で偏光ビームスプリッター70の接合面70aに入射
し、接合面70aを透過したレーザービームLRxが不
図示のx軸用の干渉計のレシーバに戻される。即ち、移
動鏡21xがx方向にΔxだけ変位すると、レーザービ
ームLRxの光路長は4・Δxだけ変化するため、この
レチクル側のx軸用の干渉計も、ダブルパス干渉計とし
て動作する。この場合、その干渉計から射出されるレー
ザービームLRxとその干渉計に戻されるレーザービー
ムLRxとのy方向の中点と、コーナーキューブ72の
頂点とのy方向の間隔をLa、移動鏡21xからコーナ
ーキューブ72の頂点までのx方向の間隔をLbとする
と、移動鏡21xで反射されてから偏光ビームスプリッ
ター70の接合面70aを透過するまでにレーザービー
ムLRxが通過する距離LT は、次式のようになる。 LT =La+Lb (1)
【0053】この際、図7(b)に示すように、入射す
るレーザービームLRxに垂直な面に対して、移動鏡2
1xの反射面が図7(b)に垂直な軸を中心として角度
θで大きく回転すると、干渉計に戻されるレーザービー
ムLRxのy方向の位置は、角度θが0の場合に対して
間隔ΔLだけ横ずれする。その間隔ΔLは、上記の距離
LT を用いて次のように表すことができる。 ΔL≒4・LT ・θ (2)
るレーザービームLRxに垂直な面に対して、移動鏡2
1xの反射面が図7(b)に垂直な軸を中心として角度
θで大きく回転すると、干渉計に戻されるレーザービー
ムLRxのy方向の位置は、角度θが0の場合に対して
間隔ΔLだけ横ずれする。その間隔ΔLは、上記の距離
LT を用いて次のように表すことができる。 ΔL≒4・LT ・θ (2)
【0054】従って、移動鏡21xの回転角θが許容値
θ1 を超えると、干渉計のレシーバに入射するレーザー
ビームLRxの横ずれ量ΔLが所定の許容量を超えて、
レファレンスビームと測長用のレーザービームLRxと
が十分に重ならなくなり、干渉計の測長エラーとなって
しまう。この場合、干渉計エラーとならない回転角の許
容値θ1 を予め求めておき、レチクル12のラフアライ
メント時にレチクル12の回転誤差がその許容値θ1 を
超えないようにする必要がある。また、移動鏡21xが
回転する場合とは、レチクル12のパターンの描画領域
が、レチクル側の干渉計の計測値で規定されるレチクル
座標系に対して回転している際に、レチクル微小駆動ス
テージ11をその回転角を相殺する方向に回転すること
により生じる。従って、移動鏡21xの回転角θを許容
値θ1 以下に収めるためには、レチクル12のラフアラ
イメント時に、レチクルR12のパターンの描画領域の
レチクル座標系に対する回転角をその許容値θ1 以下に
収める必要がある。
θ1 を超えると、干渉計のレシーバに入射するレーザー
ビームLRxの横ずれ量ΔLが所定の許容量を超えて、
レファレンスビームと測長用のレーザービームLRxと
が十分に重ならなくなり、干渉計の測長エラーとなって
しまう。この場合、干渉計エラーとならない回転角の許
容値θ1 を予め求めておき、レチクル12のラフアライ
メント時にレチクル12の回転誤差がその許容値θ1 を
超えないようにする必要がある。また、移動鏡21xが
回転する場合とは、レチクル12のパターンの描画領域
が、レチクル側の干渉計の計測値で規定されるレチクル
座標系に対して回転している際に、レチクル微小駆動ス
テージ11をその回転角を相殺する方向に回転すること
により生じる。従って、移動鏡21xの回転角θを許容
値θ1 以下に収めるためには、レチクル12のラフアラ
イメント時に、レチクルR12のパターンの描画領域の
レチクル座標系に対する回転角をその許容値θ1 以下に
収める必要がある。
【0055】本例では、レチクル12をレチクル微小駆
動ステージ11上に載置する際に、レチクル12のパタ
ーンの描画領域の回転角をその許容値θ1 以下に収める
ようにしているが、以下でその手法につき図8を参照し
て説明する。先ず、図8(a)に示すようにレチクルの
ローディングの初期状態では、レチクルアーム23A上
にレチクル12が外形基準で位置決めされて真空吸着さ
れている。説明の便宜上、レチクル12の外形に対して
パターンの描画領域PAを大きく傾けてある。この場
合、図6(b)のレーザービームLRxに平行な方向に
x軸を、レーザービームLRy1及びLRy2に平行な
方向にy軸を取り、これらx軸及びy軸によりレチクル
座標系を形成する。そして、その描画領域PAの傾き
を、一方のラフサーチ用アライメントマーク27の両端
の2つの交点27a及び27bを通る直線(又は他方の
ラフサーチ用アライメントマーク28の両端の2つの交
点28a及び28bを通る直線)とレチクル座標系のy
軸との交差角で表す。また、この初期状態において、x
軸及びy軸に対してそれぞれ平行にレチクル微小駆動ス
テージ11上にxRS軸及びyRS軸を取る。
動ステージ11上に載置する際に、レチクル12のパタ
ーンの描画領域の回転角をその許容値θ1 以下に収める
ようにしているが、以下でその手法につき図8を参照し
て説明する。先ず、図8(a)に示すようにレチクルの
ローディングの初期状態では、レチクルアーム23A上
にレチクル12が外形基準で位置決めされて真空吸着さ
れている。説明の便宜上、レチクル12の外形に対して
パターンの描画領域PAを大きく傾けてある。この場
合、図6(b)のレーザービームLRxに平行な方向に
x軸を、レーザービームLRy1及びLRy2に平行な
方向にy軸を取り、これらx軸及びy軸によりレチクル
座標系を形成する。そして、その描画領域PAの傾き
を、一方のラフサーチ用アライメントマーク27の両端
の2つの交点27a及び27bを通る直線(又は他方の
ラフサーチ用アライメントマーク28の両端の2つの交
点28a及び28bを通る直線)とレチクル座標系のy
軸との交差角で表す。また、この初期状態において、x
軸及びy軸に対してそれぞれ平行にレチクル微小駆動ス
テージ11上にxRS軸及びyRS軸を取る。
【0056】その後、図8(b)に示すように、レチク
ルアーム23Aによりレチクル微小駆動ステージ11上
にレチクル12を搭載した後、位置B3にレチクルアー
ム23Aを待避させる。この状態で、上述のラフアライ
メントをアライメントマーク27及び28に対して実行
し、レチクル12の描画領域PAのレチクル座標系のy
軸に対する回転角(回転誤差)φ1 を計測する。その回
転角φ1 は、例えばアライメントマーク27の両側の交
点27a及び27bを結ぶ直線とy軸とがなす角度とし
て求められる。説明の便宜上、描画領域PAは、y軸に
対して時計方向に回転しているものとする。
ルアーム23Aによりレチクル微小駆動ステージ11上
にレチクル12を搭載した後、位置B3にレチクルアー
ム23Aを待避させる。この状態で、上述のラフアライ
メントをアライメントマーク27及び28に対して実行
し、レチクル12の描画領域PAのレチクル座標系のy
軸に対する回転角(回転誤差)φ1 を計測する。その回
転角φ1 は、例えばアライメントマーク27の両側の交
点27a及び27bを結ぶ直線とy軸とがなす角度とし
て求められる。説明の便宜上、描画領域PAは、y軸に
対して時計方向に回転しているものとする。
【0057】そして、回転角φ1 が許容値θ1 を超えて
いる場合には、図8(c)に示すように、レチクルアー
ム23Aを用いてレチクル微小駆動ステージ11からレ
チクル12を一度取り外す。次に、その回転角φ1 の方
向に、機構上の回転角の限界角φ2 だけレチクル微小駆
動ステージ11を回転する。即ち、レチクル微小駆動ス
テージ11上のyRS軸はy軸に対して時計方向に限界角
φ2 だけ回転する。その後、図8(d)に示すように、
レチクルアーム23Aを用いて再びレチクル微小駆動ス
テージ11上にレチクル12を搭載する。そこで、レチ
クル微小駆動ステージ11を、y軸に対して反時計方向
に限界角φ2 だけ回転して、元の位置に戻す。これによ
り、図8(e)に示すように、レチクル12の描画領域
PAのレチクル座標系のy軸に対する角度は、許容値θ
1 より小さくなる。
いる場合には、図8(c)に示すように、レチクルアー
ム23Aを用いてレチクル微小駆動ステージ11からレ
チクル12を一度取り外す。次に、その回転角φ1 の方
向に、機構上の回転角の限界角φ2 だけレチクル微小駆
動ステージ11を回転する。即ち、レチクル微小駆動ス
テージ11上のyRS軸はy軸に対して時計方向に限界角
φ2 だけ回転する。その後、図8(d)に示すように、
レチクルアーム23Aを用いて再びレチクル微小駆動ス
テージ11上にレチクル12を搭載する。そこで、レチ
クル微小駆動ステージ11を、y軸に対して反時計方向
に限界角φ2 だけ回転して、元の位置に戻す。これによ
り、図8(e)に示すように、レチクル12の描画領域
PAのレチクル座標系のy軸に対する角度は、許容値θ
1 より小さくなる。
【0058】なお、図8(e)の状態でもレチクル12
の描画領域PAのレチクル座標系のy軸に対する角度が
許容値θ1 を超えている場合には、再び図8(c)〜
(e)の動作を繰り返せばよい。レチクル微小駆動ステ
ージ11を1回転させる動作により、許容値θ1 の2倍
の回転誤差をもつレチクルまでその回転誤差を許容値θ
1 以内にすることができる。更に、レチクル微小駆動ス
テージ11を回転させて元に戻す動作をn回(nは2以
上の整数)繰り返すことにより、レチクル12の初期状
態の回転誤差が如何に大きくとも、最終的にレチクル1
2の描画領域PAの回転誤差を許容値θ1 以内に収める
ことができる。その後、上述のファインアライメントを
行うことにより、レチクル12のアライメントが完了す
る。
の描画領域PAのレチクル座標系のy軸に対する角度が
許容値θ1 を超えている場合には、再び図8(c)〜
(e)の動作を繰り返せばよい。レチクル微小駆動ステ
ージ11を1回転させる動作により、許容値θ1 の2倍
の回転誤差をもつレチクルまでその回転誤差を許容値θ
1 以内にすることができる。更に、レチクル微小駆動ス
テージ11を回転させて元に戻す動作をn回(nは2以
上の整数)繰り返すことにより、レチクル12の初期状
態の回転誤差が如何に大きくとも、最終的にレチクル1
2の描画領域PAの回転誤差を許容値θ1 以内に収める
ことができる。その後、上述のファインアライメントを
行うことにより、レチクル12のアライメントが完了す
る。
【0059】なお、レチクル12の描画領域PAの回転
角φ1 が、θ1 <φ1 ≦φ2 を満足する場合には、レチ
クル微小駆動ステージ11を機構上の限界角φ2 だけ回
転する代わりに、その描画領域PAの回転角φ1 分だけ
回転するようにしても良い。上述のように本例において
は、レチクル12を斜め方向にステッピングさせて、画
像処理系を用いてレチクルマークの位置検出を行うの
で、スリットスキャン露光方式の投影露光装置のレチク
ルのラフアライメント時の計測が可能となる。更に、本
例ではファインアライメント用の画像処理系をラフアラ
イメント用にも兼用して、図9のような同期検波方式の
アライメント系に必要なサーボ制御系を取り外したの
で、構成が単純化され、製造コストを低減できる。ま
た、レチクル12の描画領域の回転角が許容値外だった
場合に、レチクル12をレチクル微小駆動ステージ11
から取り外し、レチクル微小駆動ステージ11を回転さ
せてから再びレチクル12を搭載するシーケンスを取り
入れたことにより、レチクルアライメントができないと
いう不都合が解消されている。
角φ1 が、θ1 <φ1 ≦φ2 を満足する場合には、レチ
クル微小駆動ステージ11を機構上の限界角φ2 だけ回
転する代わりに、その描画領域PAの回転角φ1 分だけ
回転するようにしても良い。上述のように本例において
は、レチクル12を斜め方向にステッピングさせて、画
像処理系を用いてレチクルマークの位置検出を行うの
で、スリットスキャン露光方式の投影露光装置のレチク
ルのラフアライメント時の計測が可能となる。更に、本
例ではファインアライメント用の画像処理系をラフアラ
イメント用にも兼用して、図9のような同期検波方式の
アライメント系に必要なサーボ制御系を取り外したの
で、構成が単純化され、製造コストを低減できる。ま
た、レチクル12の描画領域の回転角が許容値外だった
場合に、レチクル12をレチクル微小駆動ステージ11
から取り外し、レチクル微小駆動ステージ11を回転さ
せてから再びレチクル12を搭載するシーケンスを取り
入れたことにより、レチクルアライメントができないと
いう不都合が解消されている。
【0060】なお、上述実施例では、図8(b)及び
(c)に示すように、レチクル12をレチクル微小駆動
ステージ11から取り出した後に、レチクル微小駆動ス
テージ11を回転角φ2 だけ回転しているが、予めレチ
クル微小駆動ステージ11を−φ2 だけ回転した後に、
レチクル12を取り出すようにしても良い。この場合に
は、図8(d)及び(e)に対応する動作として、レチ
クル微小駆動ステージ11を回転角φ2 だけ回転させて
元の状態にした後、このレチクル微小駆動ステージ11
上にレチクル12を再び載置する。この方法でも、レチ
クル12の描画領域の回転角を許容値内に収めることが
できる。
(c)に示すように、レチクル12をレチクル微小駆動
ステージ11から取り出した後に、レチクル微小駆動ス
テージ11を回転角φ2 だけ回転しているが、予めレチ
クル微小駆動ステージ11を−φ2 だけ回転した後に、
レチクル12を取り出すようにしても良い。この場合に
は、図8(d)及び(e)に対応する動作として、レチ
クル微小駆動ステージ11を回転角φ2 だけ回転させて
元の状態にした後、このレチクル微小駆動ステージ11
上にレチクル12を再び載置する。この方法でも、レチ
クル12の描画領域の回転角を許容値内に収めることが
できる。
【0061】また、上述実施例では、図8に示すよう
に、レチクル12のパターンの描画領域PAのレチクル
座標系に対する回転角が許容値を超えた場合に、レチク
ル微小駆動ステージ11側を回転させているが、レチク
ル12を取り外したレチクルアーム23A側で、そのレ
チクル12をその回転角と逆方向に回転させても良い。
そのためには、レチクル12をレチクルアーム23A上
で回転させるための回転機構を別途設けてもよい。
に、レチクル12のパターンの描画領域PAのレチクル
座標系に対する回転角が許容値を超えた場合に、レチク
ル微小駆動ステージ11側を回転させているが、レチク
ル12を取り外したレチクルアーム23A側で、そのレ
チクル12をその回転角と逆方向に回転させても良い。
そのためには、レチクル12をレチクルアーム23A上
で回転させるための回転機構を別途設けてもよい。
【0062】また、外形基準に対する同じ傾向のレチク
ル描画誤差を持つレチクルに対して、予めそのレチクル
描画誤差に起因する回転誤差を記憶しておき、その回転
誤差で定まる軸の方向にレチクル微小駆動ステージ11
を駆動するようにしても良い。これにより、レチクルの
レチクル微小駆動ステージ11上への載せ直しを行う必
要がなくなる。更に、回転誤差に起因してスリットスキ
ャン露光時に非スキャン方向に少しずつ移動鏡21xを
ずらしていくことによる追従誤差を減少することができ
る。
ル描画誤差を持つレチクルに対して、予めそのレチクル
描画誤差に起因する回転誤差を記憶しておき、その回転
誤差で定まる軸の方向にレチクル微小駆動ステージ11
を駆動するようにしても良い。これにより、レチクルの
レチクル微小駆動ステージ11上への載せ直しを行う必
要がなくなる。更に、回転誤差に起因してスリットスキ
ャン露光時に非スキャン方向に少しずつ移動鏡21xを
ずらしていくことによる追従誤差を減少することができ
る。
【0063】このように、本発明は上述実施例に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得る。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取
り得る。
【0064】
【発明の効果】本発明の第1のアライメント方法によれ
ば、撮像手段の観察領域に対してマスクステージを駆動
してマスクを斜めに走査することにより、オープン・ル
ープ制御でマスク上の位置決め用マークの2本の直線状
パターンの交点の座標を計測することができる。従っ
て、マスクのアライメントを高速且つ高精度に行える利
点がある。
ば、撮像手段の観察領域に対してマスクステージを駆動
してマスクを斜めに走査することにより、オープン・ル
ープ制御でマスク上の位置決め用マークの2本の直線状
パターンの交点の座標を計測することができる。従っ
て、マスクのアライメントを高速且つ高精度に行える利
点がある。
【0065】また、本発明の第2又は第3のアライメン
ト方法によれば、スリットスキャン露光方式のマスクス
テージを用いる際に問題となるマスクの回転誤差に対し
て、マスクのマスクステージ上への載せ直しを行うこと
によって、マスクのアライメントを高速且つ高精度に行
うことができる。また、レチクルステージのアライメン
ト時のストロークを大きくする必要がなくなり、測長手
段に対して補正機構を設ける必要もなくなる。
ト方法によれば、スリットスキャン露光方式のマスクス
テージを用いる際に問題となるマスクの回転誤差に対し
て、マスクのマスクステージ上への載せ直しを行うこと
によって、マスクのアライメントを高速且つ高精度に行
うことができる。また、レチクルステージのアライメン
ト時のストロークを大きくする必要がなくなり、測長手
段に対して補正機構を設ける必要もなくなる。
【図1】本発明の一実施例の投影露光装置を示す構成図
である。
である。
【図2】レチクルローダー系を示す斜視図である。
【図3】(a)はレチクル上のアライメントマークの配
置図、(b)は投影光学系の有効視野と共役な領域での
アライメントマーク等を示す配置図、(c)はファイン
アライメントマーク29A〜30Dを示す拡大図であ
る。
置図、(b)は投影光学系の有効視野と共役な領域での
アライメントマーク等を示す配置図、(c)はファイン
アライメントマーク29A〜30Dを示す拡大図であ
る。
【図4】(a)はレチクルの大まかなアライメントを行
う場合の説明図、(b)は図4(a)を縮小した図であ
る。
う場合の説明図、(b)は図4(a)を縮小した図であ
る。
【図5】レチクルの大まかなアライメントを行うときに
撮像素子から得られる種々の撮像信号を示す波形図であ
る。
撮像素子から得られる種々の撮像信号を示す波形図であ
る。
【図6】(a)はウエハ側のステージの平面図、(b)
はレチクル側のステージの平面図である。
はレチクル側のステージの平面図である。
【図7】(a)はレチクルステージ側のx軸用の干渉計
と移動鏡21xとの間のレーザービームの状態を示す光
路図、(b)は図7(a)の状態から移動鏡21xが回
転した場合を示す光路図である。
と移動鏡21xとの間のレーザービームの状態を示す光
路図、(b)は図7(a)の状態から移動鏡21xが回
転した場合を示す光路図である。
【図8】レチクル12のパターンの描画領域PAがレチ
クル座標系に対して傾斜している場合に、レチクル微小
駆動ステージ11を回転してレチクル12を載せ直す動
作の説明に供する図である。
クル座標系に対して傾斜している場合に、レチクル微小
駆動ステージ11を回転してレチクル12を載せ直す動
作の説明に供する図である。
【図9】従来のステッパー用のアライメント系を構成図
である。
である。
4 Zθ軸駆動ステージ 5 ウエハ 6 基準マーク板 7 ウエハ側の移動鏡 8 投影光学系 11 レチクル微小駆動ステージ 12 レチクル 19,20 レチクルアライメント顕微鏡(RA顕微
鏡) 21 レチクル側の移動鏡 23A,23B レチクルアーム 27,28 ラフサーチ用アライメントマーク 29A〜29D,30A〜30D ファインアライメン
トマーク
鏡) 21 レチクル側の移動鏡 23A,23B レチクルアーム 27,28 ラフサーチ用アライメントマーク 29A〜29D,30A〜30D ファインアライメン
トマーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/31 M 8947−5D
Claims (3)
- 【請求項1】 照明光で所定形状の照明領域を照明し、
前記所定形状の照明領域に対して相対的にマスクステー
ジを介して転写用のパターンが形成されたマスクを走査
し、該マスクの走査と同期して前記所定形状の照明領域
に対して相対的に基板を走査することにより、前記マス
ク上のパターンを順次前記基板上に露光するための前処
理として、前記マスクステージ側の座標系に対して前記
マスクを位置決めする方法であって、 前記マスクとして、それぞれ2本の互いに交差する直線
状パターンを有する第1及び第2の位置決め用マークが
形成されたマスクを前記マスクステージ上に載置する第
1工程と、 撮像手段の観察領域に対し前記マスク上の前記第1の位
置決め用マーク上で前記2本の直線状パターンをそれぞ
れ交差する方向に相対的に移動させて、得られた画像デ
ータを処理することにより、該2本の直線状パターンの
交点の前記マスクステージ側の座標系での座標を求める
第2工程と、 撮像手段の観察領域に対し前記マスク上の前記第2の位
置決め用マーク上で前記2本の直線状パターンをそれぞ
れ交差する方向に相対的に移動させて、得られた画像デ
ータを処理することにより、該2本の直線状パターンの
交点の前記マスクステージ側の座標系での座標を求める
第3工程と、 前記第1の位置決め用マークの前記2本の直線状パター
ンの交点の座標及び前記第2の位置決め用マークの前記
2本の直線状パターンの交点の座標に基づいて前記マス
クステージ側の座標系に対して前記マスクの位置合わせ
を行う第4工程と、を有することを特徴とするアライメ
ント方法。 - 【請求項2】 照明光で所定形状の照明領域を照明し、
前記所定形状の照明領域に対して相対的にマスクステー
ジを介して転写用のパターンが形成されたマスクを走査
し、該マスクの走査と同期して前記所定形状の照明領域
に対して相対的に基板を走査することにより、前記マス
ク上のパターンを順次前記基板上に露光するための前処
理として、前記マスクステージ側の座標系に対して前記
マスクを位置決めする方法であって、 前記マスクとして位置決め用マークが形成されたマスク
を前記マスクステージに載置する第1工程と、 前記位置決め用マークの座標を求めることにより、前記
マスクステージ側の座標系に対する前記マスクの回転角
を求める第2工程とを有し、該第2工程で求められた回
転角が所定の許容値を超えた場合に更に、 前記マスクを前記マスクステージから取り出す第3工程
と、 前記マスクステージを前記第2工程で求められた回転角
の方向に所定回転角だけ回転する第4工程と、 前記マスクステージに前記マスクを再び載置してから前
記マスクステージを前記第4工程での回転方向と逆方向
に回転させる第5工程と、を実行することを特徴とする
アライメント方法。 - 【請求項3】 照明光で所定形状の照明領域を照明し、
前記所定形状の照明領域に対して相対的にマスクステー
ジを介して転写用のパターンが形成されたマスクを走査
し、該マスクの走査と同期して前記所定形状の照明領域
に対して相対的に基板を走査することにより、前記マス
ク上のパターンを順次前記基板上に露光するための前処
理として、前記マスクステージ側の座標系に対して前記
マスクを位置決めする方法であって、 前記マスクとして位置決め用マークが形成されたマスク
を前記マスクステージに載置する第1工程と、 前記位置決め用マークの座標を求めることにより、前記
マスクステージ側の座標系に対する前記マスクの回転角
を求める第2工程とを有し、該第2工程で求められた回
転角が所定の許容値を超えた場合に更に、 前記マスクステージを前記第2工程で求められた回転角
と逆の方向に所定回転角だけ回転する第3工程と、 前記マスクを前記マスクステージから取り出す第4工程
と、 前記マスクステージを前記第3工程での回転方向と逆方
向に回転させた後に、再び前記マスクを前記マスクステ
ージに載置する第5工程と、を実行することを特徴とす
るアライメント方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08606693A JP3360744B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | アライメント方法、及び走査型露光装置 |
| US08/217,841 US5464715A (en) | 1993-04-02 | 1994-03-25 | Method of driving mask stage and method of mask alignment |
| KR1019940006880A KR100289275B1 (ko) | 1993-04-02 | 1994-04-01 | 주사노광방법, 주사형 노광장치 및 소자제조방법 |
| US09/276,465 USRE38113E1 (en) | 1993-04-02 | 1999-03-25 | Method of driving mask stage and method of mask alignment |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08606693A JP3360744B2 (ja) | 1993-04-13 | 1993-04-13 | アライメント方法、及び走査型露光装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06302495A true JPH06302495A (ja) | 1994-10-28 |
| JP3360744B2 JP3360744B2 (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=13876334
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP08606693A Expired - Fee Related JP3360744B2 (ja) | 1993-04-02 | 1993-04-13 | アライメント方法、及び走査型露光装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3360744B2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5959721A (en) * | 1995-06-19 | 1999-09-28 | Nikon Corporation | Projection exposure apparatus and projection exposure method |
| EP1124162A3 (en) * | 2000-02-10 | 2004-09-08 | ASML Netherlands B.V. | Method of positioning an object in a lithographic projection apparatus |
| JP2005340315A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Nikon Corp | 位置合わせ装置、露光装置、位置合わせ方法及び露光方法、並びにデバイス製造方法及び較正用(工具)レチクル |
| KR100525521B1 (ko) * | 1996-10-21 | 2006-01-27 | 가부시키가이샤 니콘 | 노광장치및노광방법 |
| US7397940B2 (en) | 2000-02-10 | 2008-07-08 | Asml Netherlands B.V. | Object positioning method for a lithographic projection apparatus |
| CN106875841A (zh) * | 2017-04-26 | 2017-06-20 | 武汉华星光电技术有限公司 | 一种基板、用于基板定位的对位标记以及对位方法 |
| JP2018032825A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | 株式会社ディスコ | 被加工物のアライメント方法 |
| CN112947005A (zh) * | 2019-11-26 | 2021-06-11 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 一种载物台位置的测量装置及光刻机 |
| CN111505907B (zh) * | 2019-01-31 | 2021-06-18 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 一种工件台定位误差的校准方法 |
| CN117724308A (zh) * | 2023-12-26 | 2024-03-19 | 新毅东(上海)科技有限公司 | 基于异步状态机实现的光刻机对准控制方法 |
-
1993
- 1993-04-13 JP JP08606693A patent/JP3360744B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5959721A (en) * | 1995-06-19 | 1999-09-28 | Nikon Corporation | Projection exposure apparatus and projection exposure method |
| US6727978B2 (en) | 1995-06-19 | 2004-04-27 | Nikon Corporation | Projection exposure apparatus and projection exposure method |
| KR100525521B1 (ko) * | 1996-10-21 | 2006-01-27 | 가부시키가이샤 니콘 | 노광장치및노광방법 |
| EP1124162A3 (en) * | 2000-02-10 | 2004-09-08 | ASML Netherlands B.V. | Method of positioning an object in a lithographic projection apparatus |
| US7397940B2 (en) | 2000-02-10 | 2008-07-08 | Asml Netherlands B.V. | Object positioning method for a lithographic projection apparatus |
| JP2005340315A (ja) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Nikon Corp | 位置合わせ装置、露光装置、位置合わせ方法及び露光方法、並びにデバイス製造方法及び較正用(工具)レチクル |
| JP2018032825A (ja) * | 2016-08-26 | 2018-03-01 | 株式会社ディスコ | 被加工物のアライメント方法 |
| CN106875841A (zh) * | 2017-04-26 | 2017-06-20 | 武汉华星光电技术有限公司 | 一种基板、用于基板定位的对位标记以及对位方法 |
| CN111505907B (zh) * | 2019-01-31 | 2021-06-18 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 一种工件台定位误差的校准方法 |
| CN112947005A (zh) * | 2019-11-26 | 2021-06-11 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 一种载物台位置的测量装置及光刻机 |
| CN112947005B (zh) * | 2019-11-26 | 2023-02-21 | 上海微电子装备(集团)股份有限公司 | 一种载物台位置的测量装置及光刻机 |
| CN117724308A (zh) * | 2023-12-26 | 2024-03-19 | 新毅东(上海)科技有限公司 | 基于异步状态机实现的光刻机对准控制方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3360744B2 (ja) | 2002-12-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100289275B1 (ko) | 주사노광방법, 주사형 노광장치 및 소자제조방법 | |
| US6498352B1 (en) | Method of exposing and apparatus therefor | |
| US6400445B2 (en) | Method and apparatus for positioning substrate | |
| JP3590916B2 (ja) | 位置決め方法 | |
| JP3880155B2 (ja) | 位置決め方法及び位置決め装置 | |
| JP3360744B2 (ja) | アライメント方法、及び走査型露光装置 | |
| JP3316706B2 (ja) | 投影露光装置、及び該装置を用いる素子製造方法 | |
| JPH0936202A (ja) | 位置決め方法 | |
| JP3303386B2 (ja) | 投影露光装置及び方法 | |
| USRE38113E1 (en) | Method of driving mask stage and method of mask alignment | |
| JP2000228347A (ja) | 位置決め方法及び露光装置 | |
| JPH11219999A (ja) | 基板の受け渡し方法、及び該方法を使用する露光装置 | |
| JP3254704B2 (ja) | 露光装置および露光方法 | |
| JP4400214B2 (ja) | マーク検出方法、露光方法、位置情報検出方法、露光装置、デバイス製造方法、マーク | |
| JP3285105B2 (ja) | ステージ駆動方法、及び走査露光方法 | |
| JPH10275850A (ja) | 露光装置 | |
| JP2004328014A (ja) | 投影露光装置、及び該投影露光装置を用いたパターン形成方法 | |
| JP3460984B2 (ja) | 投影露光方法及び露光装置 | |
| JP3326455B2 (ja) | 走査型露光装置 | |
| JP3412760B2 (ja) | 走査露光方法及び走査型露光装置 | |
| JP3339630B2 (ja) | 走査型露光装置 | |
| JPH08339959A (ja) | 位置合わせ方法 | |
| JPH06177009A (ja) | 投影露光装置 | |
| JPH08241845A (ja) | 投影露光方法 | |
| US6456360B1 (en) | Projection exposure apparatus and method |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020919 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |