JPH0630347A - 自動車用tvアンテナ装置 - Google Patents

自動車用tvアンテナ装置

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Publication number
JPH0630347A
JPH0630347A JP4206087A JP20608792A JPH0630347A JP H0630347 A JPH0630347 A JP H0630347A JP 4206087 A JP4206087 A JP 4206087A JP 20608792 A JP20608792 A JP 20608792A JP H0630347 A JPH0630347 A JP H0630347A
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JP
Japan
Prior art keywords
variable capacitance
impedance matching
resonance circuit
television signal
circuit
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Pending
Application number
JP4206087A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Yoshida
一明 吉田
Shinya Niizaki
信也 新居崎
Hirofumi Natsume
弘文 夏目
Harunori Murakami
治憲 村上
Hitoshi Kakizawa
均 柿沢
Yuji Baba
祐司 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 強電界地区で発生する画像信号や音声信号の
歪み、及びTV帯以外のFM放送信号等によって妨害さ
れることのない装置を提供する。 【構成】 テレビジョン放送を受信して信号S1 〜S4
を出力するアンテナ11〜14と、アンテナ11〜14
に接続されるインピーダンス整合モジュール17〜20
と、インピーダンス整合モジュール17〜20から出力
される信号の中で最適なものをTV16に供給するダイ
バーシチ回路31とを備え、各インピーダンス整合モジ
ュール17〜20は、TV16にて発生されるバンド切
換信号Bsに応じて、複数の出力端子の内の何れか一つ
を導通させ、その出力端子から信号S1 を出力するRF
スイッチ21〜23と、上記複数の出力端子のそれぞれ
に接続され、アンテナ11〜14とTV16とのインピ
ーダンスの整合性を持たせるとともに、信号S1 〜S4
に対して周波数選択を行う複数のインピーダンス整合回
路24〜26とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビジョン放送をダ
イバーシチ受信するための自動車用TVアンテナ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車用TVアンテナ装置として
は、図1に示すように、自動車のリアガラス10に、テ
レビジョン放送受信用の4本のアンテナ11,12,1
3,14を配設したものがある。符号15はヒータ線で
ある。
【0003】各アンテナ11〜14で受信されたテレビ
ジョン信号はそれぞれTVアンプ7に供給される。トラ
ンジスタ等の非線形増幅素子を内蔵したTVアンプ7
は、4つのテレビジョン信号のそれぞれに対して増幅処
理を行い、4つのテレビジョン信号をダイバーシチユニ
ット8が処理するに十分なレベルにまで増幅して出力す
る。ダイバーシチユニット8は、例えば4つのテレビジ
ョン信号の中で最も信号のSN比レベルが高いものを選
択してTV16に供給する。したがって、TV16は、
4つのテレビジョン信号の中で常に最も受信状態の良好
なテレビジョン信号の供給を受けることとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の自動
車用TVアンテナ装置では、TVアンプ7中の増幅回路
に用いられている非線形増幅素子の非直線性によって歪
みが生じるだけでなく、強電界地区において外部から上
記非線形増幅素子に電磁力が作用すると非線形増幅素子
の動作点が移動して予め想定した以上の歪みが、画像信
号や音声信号に生じることがある。
【0005】また、TVアンプ7は周波数選択機能を持
たないために、TV帯以外の電波例えばFM放送信号等
がそのままTV16に入力されてしまい、これによって
テレビジョン信号の受信が妨害されることがある。
【0006】上記課題を解決するために、本発明は、強
電界地区で発生する画像信号や音声信号の歪み、及びT
V帯以外のFM放送信号等によって妨害されることのな
い自動車用TVアンテナ装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本発明の自動車用TVアンテナ装置は、テレビジョ
ン放送を受信してテレビジョン信号を出力するアンテナ
と、TVにて発生されるバンド切換信号に応じて、複数
の出力端子の内の何れか一つを導通させ、その出力端子
から上記テレビジョン信号を出力する切換スイッチと、
上記複数の出力端子のそれぞれに接続され、上記アンテ
ナと上記TVとのインピーダンスの整合性を持たせると
ともに、上記テレビジョン信号に対して周波数選択を行
う複数のインピーダンス整合回路とを備えるようにして
ある。
【0008】また、各々がテレビジョン放送を受信して
テレビジョン信号を出力する複数のアンテナと、各アン
テナに接続される複数のインピーダンス整合モジュール
と、この複数のインピーダンス整合モジュールから出力
される複数のテレビジョン信号の中で最適なものをTV
に供給するダイバーシチ回路とを備え、上記各インピー
ダンス整合モジュールは、上記TVにて発生されるバン
ド切換信号に応じて、複数の出力端子の内の何れか一つ
を導通させ、その出力端子から上記テレビジョン信号を
出力する切換スイッチと、上記複数の出力端子のそれぞ
れに接続され、上記アンテナと上記TVとのインピーダ
ンスの整合性を持たせるとともに、上記テレビジョン信
号に対して周波数選択を行う複数のインピーダンス整合
回路とを有するようにして自動車用TVアンテナ装置を
構成してもよい。
【0009】さらに、上記請求項1及び請求項2の自動
車用アンテナ装置に用いるインピーダンス整合回路の構
成としては、次の3つのものが有効である。上記インピ
ーダンス整合回路は、第1,第2の可変容量ダイオード
のカソードを接続し、これら第1,第2の可変容量ダイ
オードのアノードを第1のコイルを介して接続すること
によって構成された第1の可変容量共振回路と、第3,
第4の可変容量ダイオードのカソードを接続し、これら
第3,第4の可変容量ダイオードのアノードを第2のコ
イルを介して接続することによって構成された第2の可
変容量共振回路とを備え、上記第1,第2の可変容量ダ
イオードのカソード及び上記第3,第4の可変容量ダイ
オードのカソードに選局電圧を印加することにより周波
数選択を行うようにする。
【0010】また、上記インピーダンス整合回路は、第
5の可変容量ダイオードに対して第3のコイルを並列に
接続することにより形成された第3の可変容量共振回路
と、第6の可変容量ダイオードに対して第4のコイルを
並列に接続することにより形成された第4の可変容量共
振回路とを備え、上記第5,第6の可変容量ダイオード
のカソードに選局電圧を印加することにより周波数選択
を行うようにしてもよい。さらに、上記インピーダンス
整合回路は、第7の可変容量ダイオード及び第5のコイ
ルを構えた第5の可変容量共振回路と、第8の可変容量
ダイオード及び第6のコイルを備えた第6の可変容量共
振回路と、第9の可変容量ダイオード及び第7のコイル
を備えた第7の可変容量共振回路と、この第7の可変容
量共振回路と上記第6の可変容量共振回路とを接続する
コンデンサとを備え、上記第7,第8,第9の可変容量
ダイオードのカソードに選局電圧を印加することにより
周波数選択を行うようにしてもよい。
【0011】
【作用】上記請求項1によれば、インピーダンス整合回
路はその構成上テレビジョン信号の全周波数帯域にわた
って周波数選択作用等を持たせることは困難であるた
め、テレビジョン信号の全周波数帯域を幾つかに分け
て、その数だけのインピーダンス整合回路が用意され、
それぞれのインピーダンス整合回路を構成する各定数は
その整合回路が処理する周波数帯域に対応して設定され
る。そして、切換スイッチの各出力端子が上記インピー
ダンス整合回路に接続される。TVから発生されるバン
ド切換信号に応じて、複数の出力端子の内の何れか一つ
が導通状態になされると、その出力端子を介してテレビ
ジョン信号がインピーダンス整合回路に供給される。イ
ンピーダンス整合回路は周波数選択性を持ち、選択され
た周波数のテレビジョン信号はほぼ損失なく通過させる
が、その他の周波数についてはインピーダンス損失を発
生する。
【0012】また、請求項2によれば、複数のインピー
ダンス整合モジュールとダイバーシチ回路を設けた場合
には、選択された周波数のテレビジョン信号が、インピ
ーダンス整合モジュールの数だけダイバーシチ回路に供
給される。インピーダンス整合モジュールの数はアンテ
ナ数は同数若しくはアンテナ数より少なく設定される。
ダイバーシチ回路は入力されたテレビジョン信号の中で
最適なものを選択してTVに供給する。
【0013】さらに、上記請求項1,2のインピーダン
ス整合回路として、請求項3の整合回路を用いた場合に
は、第1,第2の可変容量ダイオードのカソード及び上
記第3,第4の可変容量ダイオードのカソードに選局電
圧を印加することにより、第1,第2の可変容量共振回
路がそれぞれ同じ周波数のテレビジョン信号を選択す
る。この整合回路は、アンテナのリアクタンス成分及び
TVのリアクタンス成分を打ち消すとともに、アンテナ
側とTV側のインピーダンスを変換する。
【0014】また、請求項4,5に記載した第3〜第7
の可変容量共振回路はそれぞれに周波数選択を行う点で
請求項3と同様であるが、上記第7の可変容量共振回路
と上記第5の可変容量共振回路とを接続するコンデンサ
は、第9の可変容量ダイオードを逆バイアスするための
選局電圧(直流電圧)をカットすることにより、この選
局電圧が第8の可変容量ダイオードを順バイアスするこ
とを防止するために配設される。他方、第7及び第8の
可変容量ダイオードのカソードにも選局電圧が印加され
る。以下、本発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。ただし、図1に示した従来例と同一部品につ
いては同一の符号を付して説明を省略する。
【0015】
【実施例】図2において、リアガラス10上には4つの
アンテナ11,12,13,14が配設されており、ア
ンテナ11〜14はそれぞれVHF帯,UHF帯の全て
のTV帯に属するテレビジョン信号の他、FM放送信号
等も含んだテレビジョン信号S1 ,S2 ,S3 ,S4
出力する。アンテナ11〜14から出力された信号S1
〜S4 はそれぞれインピーダンス整合モジュール17,
18,19,20に供給される。インピーダンス整合モ
ジュール17は、入力端子33を介して信号S1 の入力
を受ける3つのRFスイッチ21,22,23と、これ
らのRFスイッチ21〜23の出力端子に接続されたイ
ンピーダンス整合回路24,25,26とから構成され
ている。
【0016】上記インピーダンス整合回路24はVHF
−H用であり、インピーダンス整合回路25はVHF−
L用であり、インピーダンス整合回路26はUHF用で
ある。コンデンサ27,28,29は直流カットおよび
各整合回路24〜26の一部を兼ねており、図2では説
明の都合上、各整合回路とは別に記載した。上記コンデ
ンサ27が、各整合回路24〜26の出力端子から周波
数選択されたテレビジョン信号を取り出すとともに、各
整合回路24〜26の制御端子に選局電圧Vs(直流電
圧)を印加する。インピーダンス整合モジュール18,
19,20は上記インピーダンス整合モジュール17と
同様な構成を有している。ダイバーシチ回路31は、各
インピーダンス整合モジュール17〜20から供給され
るテレビジョン信号の内、例えばSN比レベルが最も高
いものを選択してTV16に供給する。
【0017】上記RFスイッチ21〜23は、例えば図
3に示すように構成されている。それぞれRFスイッチ
21,22,23の主体を成すPINダイオード34,
35,36にはバイアス用の抵抗38,39,40が接
続され、その接続点を介してコンデンサ42,43,4
4の一方の電極が接続されている。コンデンサ42〜4
4の他方の電極は出力端子46,47,48を介して上
記インピーダンス整合回路24,25,26に接続され
ている。PINダイオード34〜36の入力側には、コ
ンデンサ49を介してアンテナ11からテレビジョン信
号S1 の供給を受ける上記入力端子33が設けられてい
る。また、コンデンサ49とPINダイオード34〜3
6の間には、接地抵抗51が設けられている。上記のよ
うにRFスイッチ21〜23を用いてテレビジョン信号
の周波数帯域を3つに分割したのは、テレビジョン信号
の全周波数帯域はVHF帯からUHF帯にかけて90M
Hz〜770MHzと大きく、また、VHF帯とUHF
帯の間には数百MHzのテレビジョン信号の空白があ
り、VHF−H帯とVHF−L帯との間にも数十MHz
の空白が存在するため、上記のように分割するのが最も
合理的だからである。これにより、分割した各周波数帯
域について精度の良い処理を行うことができる。
【0018】チャンネル操作に応じてTV16から発生
されるバンド切換信号Bs (直流電圧)がRFスイッチ
21〜23に択一的に供給される。上記バンド切換信号
sは、そのチャンネルの周波数の属する周波数帯がV
HF−H帯であればPINダイオード34に供給され、
VHF−L帯であればPINダイオード35に供給さ
れ、UHF帯であればPINダイオード36に供給され
る。各PINダイオード34〜36はバンド切換信号B
s の供給を受けることにより導通状態となる。なお、バ
ンド切換信号Bs として選局電圧Vs を用いることもで
きる。その場合、上記整合回路24〜26の制御端子に
はそれぞれ対応するバンド切換信号Bs のための配線か
ら引き出された線が接続される。また、最低レベルの選
局電圧が印加された場合でも、PINダイオード34〜
36が導通状態に切り換わることができるように、各素
子の定数が設定される必要がある。
【0019】VHF−H用の上記インピーダンス整合回
路24は、例えば図4に示すような構成を有している。
入力端子52はRFスイッチの出力端子46に接続され
ており、出力端子53はダイバーシチ回路31に接続さ
れている。この出力端子53はインピーダンス整合回路
24で選択された特定周波数のテレビジョン信号の出力
端子である。制御端子55には上記選局電圧Vs が印加
される。上記入力端子52にはコンデンサ54を介して
第1のコイル56,コンデンサ57,第1,第2の可変
容量ダイオード58,59が接続されている。これらの
可変容量ダイオード58,59と上記コイル56とコン
デンサ54,57とから第1の可変容量共振回路61が
構成されている。
【0020】第1の可変容量共振回路61と同様に第2
のコイル62,コンデンサ27,63,及び第2,第3
の可変容量ダイオード64,65から構成される第2の
可変容量共振回路67が、可変容量共振回路61の右側
に接続されている。可変容量共振回路61と可変容量共
振回路67とは同じ共振周波数を持つように設定されて
いる。上記可変容量ダイオード58,59のカソードは
抵抗68を介して制御端子55に接続される。同様に可
変容量ダイオード64,65のカソードは抵抗71を介
して制御端子55に接続される。上記可変容量共振回路
61に接続された抵抗68は、可変容量ダイオード5
8,59に対して所定のバイアスを与えるために設けら
れており、抵抗71は可変容量ダイオード64,65に
対して所定のバイアスを与えるために設けられている。
また、可変容量共振回路61はコンデンサ72,抵抗7
3を介して接地されている。このように2つの可変容量
ダイオード64,65を逆方向に接続した場合、ノイズ
を減少させることができるので好ましい。
【0021】上記可変容量共振回路61及び67からな
る整合回路24は、アンテナ11のリアクタンス成分及
びTV16のリアクタンス成分を打ち消すと共にアンテ
ナ11側とTV16側のインピーダンスを変換する。こ
れにより、選局電圧Vs によって選択された周波数のテ
レビジョン信号は殆どインピーダンス損失無しで出力端
子53から出力されるが、その他の周波数のテレビジョ
ン信号やFM放送信号等はインピーダンス損失を生じ
る。
【0022】上記VHF−L用,UHF用のインピーダ
ンス整合回路25,26は上記インピーダンス整合回路
24と同様な構成を有している。ただし、各素子の定数
はそれぞれVHF−L帯,UHF帯の周波数に合致する
ように選定されている。インピーダンス整合回路24〜
26には増幅素子を用いていないので、強電界地区にお
いて、上記伝送系に誘導される歪みを増幅することがな
く従来の装置よりこの種の歪みを軽減することができ
る。以下、上記のような構成からなる本実施例の作用に
ついて説明する。
【0023】先ず、TV16のチャンネル操作を行って
VHF−H帯に属する周波数fX1のテレビジョン信号を
選択すると、TV16から発生されるバンド切換信号B
s はPINダイオード34を導通状態とする。このとき
他のPINダイオード35,36はバンド切換信号Bs
が供給されないので、非導通状態を維持する。したがっ
て、アンテナ11から出力された信号S1 はPINダイ
オード34,出力端子46を介して上記インピーダンス
整合回路24の入力端子52に送出される。
【0024】インピーダンス整合回路24の可変容量ダ
イオード58,59並びに64,65は、それぞれ抵抗
68,71を介して選局電圧Vs を印加されることによ
りバイアス電圧が変化するので、その接合容量が変化し
て信号S1 の中から周波数fX1のテレビジョン信号のみ
を選択する。このテレビジョン信号は殆どインピーダン
ス損失無しで出力端子53から出力されが、その他の周
波数のテレビジョン信号やFM放送信号に対してはイン
ピーダンス損失が生じる。これにより、TV帯以外のF
M放送信号等のレベルは低減され、これらの信号による
妨害の発生を抑制できる。同様に、インピーダンス整合
モジュール18〜20からも周波数fX1のテレビジョン
信号だけがインピーダンス損失無しで出力され、ダイバ
ーシチ回路31に供給される。
【0025】上記周波数fX1の4つのテレビジョン信号
の供給を受けたダイバーシチ回路31は、4つのテレビ
ジョン信号の中で例えばSN比の最も高いテレビジョン
信号を選択してTV16に送出する。これによって、T
V16は従来に比べて遙に雑音や歪みの少ない良好な受
信を行うことができる。なお、従来の装置に比べてTV
アンプ7を用いていないために、ダイバーシチ回路31
に供給されるテレビジョン信号のレベルは全体に低下し
ているが、周波数選択が行われているために、選択した
周波数fX1のテレビジョン信号とその他の周波数の信号
とのレベル差は著しく大きいので、ダイバーシチ回路3
1内での処理は却って容易である。
【0026】上記では、VHF−H帯に属する周波数f
X1のテレビジョン信号を選択したが、VHF−L帯又は
UHF帯に属する周波数のテレビジョン信号を選択した
場合には、それぞれPINダイオード35又は36が導
通され、他のPINダイオードは非導通状態を維持す
る。そのあと、上記と同様にして良好な受信が行われる
ものである。
【0027】上記整合回路24の変形例として、図5に
示す回路構成をとることもできる。図5中で図4の整合
回路と対応する部品には同一の符号を付してある。第5
の可変容量ダイオード80と、これに並列に接続された
第3のコイル81およびコンデンサ54から第3の可変
容量共振回路82が構成されている。また、第6の可変
容量ダイオード83と、これに並列に接続された第4の
コイル84およびコンデンサ27とから第4の可変容量
共振回路86が構成されている。制御端子55に対して
選局電圧Vs が印加されると、選局電圧Vs は抵抗89
を介して可変容量ダイオード80,83のカソードに印
加され、可変容量ダイオード80,83を逆バイアスす
る。なお、コンデンサ91,92は上記選局電圧Vs
可変容量ダイオード80,83を逆バイアスするために
配設されている。また、可変容量ダイオード83への逆
バイアスを可能にするために抵抗93が配設される。
【0028】上記整合回路24のもう一つの変形例とし
て図6に示す回路構成をとることもできる。第5の可変
容量共振回路95は第5のコイル96と第7の可変容量
ダイオード97およびコンデンサ54,111を備えて
おり、第6の可変容量共振回路98は第8の可変容量ダ
イオード99と第6のコイル100およびコンデンサ1
04を備えており、第7の可変容量共振回路101は第
9の可変容量ダイオード102と第7のコイル103お
よびコンデンサ27を備えている。可変容量共振回路1
01と98とはコンデンサ104を介して接続され、可
変容量共振回路98と95との接続点には接地コンデン
サ106が設けられている。また、可変容量ダイオード
97,99,100に対する逆バイアスを行うためにコ
ンデンサ107,108,109が設けられている。な
お、可変容量共振回路101には接地コンデンサ112
が設けられている。上記では一つののインピーダンス整
合モジュール17中に3つの整合回路24〜26を設け
たが、TVアンテナ及びラジオの持つインピーダンスに
よっては、一つのインピーダンス整合モジュール内のイ
ンピーダンス整合回路の数を2つに減らして構成を簡略
化することができる。
【0029】また、上記実施例では4つのアンテナ11
〜14を配設するようにしたが、アンテナの数は2つ以
上であればよく、特に4つに限定する必要性は無い。さ
らに、可変容量ダイオード58,59,64,65等
は、非直線性及び増幅作用を発揮しないような回路構成
にて用いることのできる他の可変リアクタンス素子に置
き換えてもよい。
【0030】なお、テレビジョン信号の善し悪しを判定
するための指標は、上記SN比に限定する必要はなく単
なる信号レベルの高さを基準とする等種々の方法を用い
ることができる。また、図2においては、バンド切換信
号Bs を送出するための配線を各インピーダンス整合モ
ジュール17〜20毎に描いたのでバンド切換のために
TV16から引き出される配線は12本必要となった
が、これを3本まで減少することができる。図7に示す
ように、3本の配線をTV16から引き出しておき、こ
れら3本をインピーダンス整合モジュール17〜20の
近くで4本に枝分かれさせて、それぞれを各インピーダ
ンス整合モジュール17〜20内の対応するRFスイッ
チに接続するとよい。これにより、TV16から引き出
される配線の数は、選局電圧Vs を出力するとともにテ
レビジョン信号を入力するための一本のケーブルと、上
記3本のバンド切換のための配線とを合算した4本とな
る。ダイバーシチ回路31及びインピーダンス整合モジ
ュール17〜20をリアガラス10上若しくはその近傍
に配設するとともにTV16だけをリアガラス10から
離れた場所に配置する形態をとる場合には、図7のよう
な配線を行うことによって大幅に配線を簡略化できる。
【0031】
【発明の効果】以上に詳説したように、本発明によれ
ば、インピーダンス整合モジュールを設けるようにした
ので、アンテナとTVとの間の伝送系の入出力インピー
ダンスが整合していないことによる損失の発生を防止す
ることができるとともに、選択している周波数のテレビ
ジョン信号以外のFM放送信号等による妨害を軽減する
ことができる。また、従来の装置のようにTVアンプを
用いていないため、アンテナとTVとの間に非線形増幅
素子が存在しない。このため非線形増幅素子による歪み
の発生が無いとともに、強電界地帯において誘導された
歪みを増幅することもないので、全体として歪みの影響
を軽減できる。さらに、ダイバーシチ回路を設けた場合
には、インピーダンス整合回路によって周波数選択され
た複数の信号の中から最適なものを選択してTVに供給
することができる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の自動車用TVアンテナ装置を示す概略図
である。
【図2】本発明の一実施例に係る自動車用TVアンテナ
装置を示す概略図である。
【図3】図2に示した実施例のRFスイッチ21〜23
の一例を示す回路図である。
【図4】図2に示した実施例のインピーダンス整合回路
24の一例を示す回路図である。
【図5】図4の他のインピーダンス整合回路を示す回路
図である。
【図6】図4の他のインピーダンス整合回路を示す回路
図である。
【図7】バンド切換信号Bs を送出するための配線パタ
ーンを示す概略説明図である。
【符号の説明】
11〜14 アンテナ 16 TV 17〜20 インピーダンス整合モジュール 21〜23 RFスイッチ 24〜26 インピーダンス整合回路 31 ダイバーシチ回路 46〜48 出力端子 56,62,81,84,96,100,103 コ
イル 58,59,64,65,80,83,97,99,1
02 可変容量ダイオード 61,67,82,86,95,98,101 可変
容量共振回路 104 コンデンサ S1 〜S4 テレビジョン信号 Bs バンド切換信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 夏目 弘文 茨城県つくば市北原6 住友化学工業株式 会社内 (72)発明者 村上 治憲 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 柿沢 均 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内 (72)発明者 馬場 祐司 大阪府大阪市中央区道修町3丁目5番11号 日本板硝子株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビジョン放送を受信してテレビジョン
    信号を出力するアンテナと、 TVにて発生されるバンド切換信号に応じて、複数の出
    力端子の内の何れか一つを導通させ、その出力端子から
    上記テレビジョン信号を出力する切換スイッチと、 上記複数の出力端子のそれぞれに接続され、上記アンテ
    ナと上記TVとのインピーダンスの整合性を持たせると
    ともに、上記テレビジョン信号に対して周波数選択を行
    う複数のインピーダンス整合回路とを備えたことを特徴
    とする自動車用TVアンテナ装置。
  2. 【請求項2】各々がテレビジョン放送を受信してテレビ
    ジョン信号を出力する複数のアンテナと、 各アンテナに接続される複数のインピーダンス整合モジ
    ュールと、 この複数のインピーダンス整合モジュールから出力され
    る複数のテレビジョン信号の中で最適なものをTVに供
    給するダイバーシチ回路とを備え、 上記各インピーダンス整合モジュールは、上記TVにて
    発生されるバンド切換信号に応じて、複数の出力端子の
    内の何れか一つを導通させ、その出力端子から上記テレ
    ビジョン信号を出力する切換スイッチと、上記複数の出
    力端子のそれぞれに接続され、上記アンテナと上記TV
    とのインピーダンスの整合性を持たせるとともに、上記
    テレビジョン信号に対して周波数選択を行う複数のイン
    ピーダンス整合回路とを備えたことを特徴とする自動車
    用TVアンテナ装置。
  3. 【請求項3】上記インピーダンス整合回路は、 第1,第2の可変容量ダイオードのカソードを接続し、
    これら第1,第2の可変容量ダイオードのアノードを第
    1のコイルを介して接続することによって構成された第
    1の可変容量共振回路と、 第3,第4の可変容量ダイオードのカソードを接続し、
    これら第3,第4の可変容量ダイオードのアノードを第
    2のコイルを介して接続することによって構成された第
    2の可変容量共振回路とを備え、 上記第1,第2の可変容量ダイオードのカソード及び上
    記第3,第4の可変容量ダイオードのカソードに選局電
    圧を印加することにより周波数選択を行うことを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載した自動車用TVアン
    テナ装置。
  4. 【請求項4】上記インピーダンス整合回路は、 第5の可変容量ダイオードに対して第3のコイルを並列
    に接続することにより形成された第3の可変容量共振回
    路と、 第6の可変容量ダイオードに対して第4のコイルを並列
    に接続することにより形成された第4の可変容量共振回
    路とを備え、 上記第5,第6の可変容量ダイオードのカソードに選局
    電圧を印加することにより周波数選択を行うことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載した自動車用TVア
    ンテナ装置。
  5. 【請求項5】上記インピーダンス整合回路は、 第7の可変容量ダイオード及び第5のコイルを構えた第
    5の可変容量共振回路と、 第8の可変容量ダイオード及び第6のコイルを備えた第
    6の可変容量共振回路と、 第9の可変容量ダイオード及び第7のコイルを備えた第
    7の可変容量共振回路と、 この第7の可変容量共振回路と上記第6の可変容量共振
    回路とを接続するコンデンサとを備え、 上記第7,第8,第9の可変容量ダイオードのカソード
    に選局電圧を印加することにより周波数選択を行うこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載した自動車用
    TVアンテナ装置。
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