JPH0630416A - 表示拡大機能付きテレビドアホン - Google Patents

表示拡大機能付きテレビドアホン

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Publication number
JPH0630416A
JPH0630416A JP30109192A JP30109192A JPH0630416A JP H0630416 A JPH0630416 A JP H0630416A JP 30109192 A JP30109192 A JP 30109192A JP 30109192 A JP30109192 A JP 30109192A JP H0630416 A JPH0630416 A JP H0630416A
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JP
Japan
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image data
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moving
image
unit
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Application number
JP30109192A
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English (en)
Inventor
Hisayoshi Takii
久好 滝井
Shogo Yugawa
正吾 湯川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】カメラ部によって得られた画像データ上での動
領域を抽出して拡大した画像をモニタに表示する表示拡
大機能付きテレビドアホンにおいて、腕や手の部分を頭
部と誤判定することを防止する。 【構成】呼び出しスイッチ29が操作されてから所定時
間をカウントするタイマ手段31を備え、タイマ手段3
1が所定時間をカウントアップするまでの間において
は、抽出拡大処理を一時停止してカメラ部による画像デ
ータと同一の画像データをモニタに出力させるように構
成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住居の門扉の付近に取
り付けた子機と室内に取り付けた親機とが電気的に接続
され、来訪者が子機を操作することで親機に呼び出し音
を発生させ、子機と親機との間で通話を可能にするとと
もに、子機側で撮影した来訪者の姿を親機側で表示させ
て確認することができ、特に来訪者の確認を明確に行う
ために必要な部分を拡大表示することも可能であるよう
に構成された表示拡大機能付きテレビドアホンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】テレビドアホンは、屋外の映像をカメラ
で撮影することを機能の一つとして有しており、カメラ
部を備えたテレビドアホン子機の設置場所としては、玄
関先であるとか門柱であるとか、住居の状況やユーザー
の希望などによって様々に異なるものであり、必ずしも
来訪者がテレビドアホン子機の正面にくるような条件下
で設置されるとは限っていない。また、子機の操作後に
来訪者が位置を変える場合もある。
【0003】そこで、設置時においてテレビドアホン子
機でのカメラ部の取り付け角度を調整するように構成し
たり、あるいは、リモートコントロールによりカメラ部
の撮像アングルをモータなどで可変するように構成する
対策が考えられるのであるが、一般的には、カメラ部の
レンズとして広角レンズを用いて視野を広くとり、来訪
者が視野内に入りやすくなるように対応している。
【0004】しかし、カメラ部に広角レンズを用いたテ
レビドアホンにあっては、視野角は広くなる反面、来訪
者の映っているエリアが小さなものとなるため、撮影し
た画像のうち必要な部分を選択して、その選択領域を拡
大表示するように構成することで来訪者を確認しやすい
ように工夫している。
【0005】本出願人は、すでにそのような対策を施し
た従来例を特開平2−114786号公報として提案し
ている。以下、この従来技術を図11を用いて説明す
る。
【0006】テレビドアホン子機のカメラ部で撮影した
入力映像信号SINをA/D変換器1でディジタルの画像
データに変換し、入力側画像メモリ2に記憶させる。入
力側画像メモリ2に記憶された画像データは、拡大変換
部3によってメモリ内容の読み出しタイミングを制御す
るなどの方法により、画像の一部分を抽出して拡大変換
する状態で読み出され、その拡大画像データは出力側画
像メモリ4に記憶される。出力側画像メモリ4から読み
出された拡大画像データは、D/A変換器5によってア
ナログの出力映像信号SOUT として出力され、テレビド
アホン親機におけるモニタに映し出される。
【0007】拡大変換部3が入力側画像メモリ2の画像
データにおいて拡大する抽出領域は、使用者(居住者)
がテレビドアホン親機に設けられている拡大表示位置選
択スイッチ6の操作に基づいて選択される。
【0008】例えば、来訪者が移動したとか、来訪者の
身長が相当に高いとかのために、来訪者の頭部(顔面)
がテレビドアホン子機のカメラ部の丁度正面中央には位
置していない場合が生じたり、正面中央に位置していて
も遠くに離れているために頭部の画像サイズが小さかっ
たりして、来訪者の確認が不明確であるとき、使用者
は、その来訪者の頭部に相当する画面上の位置を拡大表
示位置選択スイッチ6のマニュアル操作によって選択指
定し、来訪者の頭部を見やすい状態に拡大表示させるの
である。
【0009】別の従来例として、画像内の動きを基準に
して来訪者の頭部位置を検出し、その検出した頭部位置
を含む領域を拡大すべき抽出領域として自動的に拡大変
換する方式のテレビドアホンが提案されている。例え
ば、THPM14.5『AUTOMATIC VIEWING RANGE TRAC
ING METHOD FOR COMMUNICATION EQUIPMENT』(通話装置
における自動表示範囲追尾方法):CH2978-5/91/0000-0
204 $1.00 1991 IEEE )を挙げることができる。以下、
この従来技術を図12を用いて説明する。
【0010】図において、11はA/D変換器、12は
入力側画像メモリ、13は拡大変換部、14は出力側画
像メモリ、15はD/A変換器、16は動領域抽出部、
17は動物体位置検出部、SINは入力映像信号、SOUT
は出力映像信号である。
【0011】テレビドアホン子機のカメラ部で撮影した
入力映像信号SINをA/D変換器11でディジタルの画
像データに変換して入力側画像メモリ12に記憶させ、
拡大変換部13で読み出しタイミングを制御するなどし
て入力側画像メモリ12から画像の一部分を抽出して拡
大変換するように読み出し、その拡大画像データを出力
側画像メモリ14に記憶させ、この出力側画像メモリ1
4から読み出した拡大画像データをD/A変換器15に
よってアナログの出力映像信号SOUT に変換し、テレビ
ドアホン親機におけるモニタに映し出す。
【0012】動領域抽出部16は、入力側画像メモリ1
2から読み出した前回フレームの画像データとA/D変
換器11から入力した今回フレームの画像データとの差
分を演算することにより動領域を抽出する。動物体位置
検出部17は、動領域抽出部16から入力した動領域情
報に基づいて動物体の位置(来訪者の頭部位置)を検出
し、その検出した動物体位置情報によって拡大すべき抽
出領域を決定し、これを拡大抽出領域情報として拡大変
換部13に与える。拡大変換部13は、与えられた拡大
抽出領域情報に基づいて入力側画像メモリ12から動物
体を含む部分の画像データを抽出し拡大して出力側画像
メモリ14に転送格納する。
【0013】このような処理により、例えば図13の左
側画面に示すように来訪者がテレビドアホン子機のカメ
ラ部の正面におらず、端の方にいる場合でも、その来訪
者の頭部位置を抽出しかつ拡大して、右側画面に示すよ
うにテレビドアホン親機側のモニタに来訪者の頭部を自
動的に正しく映し出すことができるのである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、図
11の従来例の場合、テレビドアホン親機のモニタ画面
を見ながら来訪者の頭部(顔面)を確認しやすい状態に
拡大表示するに当たって、拡大表示位置選択スイッチ6
をマニュアルで操作しなければならないが、このことは
使用者にとってかなり面倒なことである。特に、老人や
子供あるいはメカに弱い人にとっては非常にむずかしい
ものとなる。
【0015】 また、図12の従来例の場合、動物体
位置検出部17は、動領域抽出部16が抽出した動領域
を来訪者の頭部を含む領域とみなしているため、特に、
図14の左側画面に示すように、来訪者がテレビドアホ
ン子機の呼び出しスイッチを押した瞬間からある一定の
時間内では、カメラ部には腕や手の動きが強調されて映
し出されるために、動物体位置検出部17が腕部分を来
訪者の頭部と誤判定してしまい、右側画面に示すように
腕部分を抽出拡大する結果、頭部が画面からはみ出し、
来訪者が誰であるか判らなくなってしまうおそれがあっ
た。
【0016】 さらに、図12の従来例の場合、来訪
者の状態のいかんにかかわらず、来訪者の頭部(顔面)
として検出される動物体の領域を常に必ず抽出して拡大
するようになっているので、入力側画像メモリ2上では
来訪者の状態が正常であるときは、その強制拡大のため
に出力側画像メモリ4上で不都合な状態になってしまう
という問題がある。
【0017】すなわち、例えば図15の(a)の左側画
面に示すように、カメラ部の正面に来訪者が適正な大き
さで映し出されているときであっても、強制拡大によっ
て右側画面のように拡大し過ぎるため、かえって来訪者
の判別がつきにくくなってしまう。
【0018】また、図15の(b)の左側画面に示すよ
うに、来訪者が複数ある場合において、強制拡大のため
に右側画面のように例えば一人しか映し出されず、来訪
者の正しい人数が不明になってしまったり、来訪者の全
員を正しく認識できないという欠点があった。また、一
部分しか映し出されないので、室内の使用者が現在の通
話対象である来訪者を映像で確認できない場合が生じる
という不都合もあった。
【0019】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、図11の従来例のように抽出拡大す
べき領域の選択のために使用者がいちいち面倒なマニュ
アル操作をしなくてもよいようにすることを第1の目的
とする。また、図12の従来例のように動物体であれば
何でも強制拡大するといった融通のなさを解消して、来
訪者による呼び出しスイッチの操作時の画面処理を適正
化し、従来例のような誤判定を防止することを第2の目
的とする。さらに、画面上での来訪者の頭部サイズや人
数のファクターを考慮した適正な画面表示を可能にする
ことを第3の目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】〔1〕本発明に係る第1
の表示拡大機能付きテレビドアホンは、テレビドアホン
子機のカメラ部によって得られた画像データを画像メモ
リに一時記憶させ、その画像データ上での動領域を抽出
して拡大した画像をテレビドアホン親機のモニタに表示
するように構成した表示拡大機能付きテレビドアホンで
あって、テレビドアホン子機の呼び出しスイッチが操作
されてからの経過時間をカウントするタイマ手段と、こ
のタイマ手段が所定時間をカウントアップするまでの間
において画像データから抽出した動領域を腕動き領域と
する腕動き領域判定手段と、その腕動き領域から来訪者
頭部位置を判定する手段と、前記画像データから前記来
訪者頭部位置を含む領域を抽出して拡大する手段とを備
えたことを特徴とするものである。
【0021】〔2〕本発明に係る第2の表示拡大機能付
きテレビドアホンは、テレビドアホン子機のカメラ部に
よって得られた画像データを画像メモリに一時記憶さ
せ、その画像データ上での動領域を抽出して拡大した画
像をテレビドアホン親機のモニタに表示するように構成
した表示拡大機能付きテレビドアホンであって、テレビ
ドアホン子機の呼び出しスイッチが操作されてからの経
過時間をカウントするタイマ手段と、このタイマ手段が
所定時間をカウントアップするまでの間においては、上
記の抽出拡大の処理を一時停止して前記カメラ部による
画像データと同一の画像データをモニタに出力させる手
段を備えたことを特徴とするものである。
【0022】〔3〕本発明に係る第3の表示拡大機能付
きテレビドアホンは、テレビドアホン子機のカメラ部に
よって得られた画像データを画像メモリに一時記憶さ
せ、その画像データ上での動領域を抽出して拡大した画
像をテレビドアホン親機のモニタに表示するように構成
した表示拡大機能付きテレビドアホンであって、テレビ
ドアホン子機の呼び出しスイッチが操作されてからの経
過時間をカウントするタイマ手段と、このタイマ手段が
所定時間をカウントアップするまでの間においては、上
記の抽出拡大位置判定の処理を一時停止して呼び出しス
イッチの操作直前の拡大位置情報を保持したままモニタ
に出力させる手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0023】〔4〕本発明に係る第4の表示拡大機能付
きテレビドアホンは、テレビドアホン子機のカメラ部に
よって得られた画像データを画像メモリに一時記憶さ
せ、その画像データ上での動領域を抽出して拡大した画
像をテレビドアホン親機のモニタに表示するように構成
した表示拡大機能付きテレビドアホンであって、テレビ
ドアホン子機の呼び出しスイッチが操作されてからの経
過時間をカウントするタイマ手段と、このタイマ手段が
所定時間をカウントアップするまでの間においては、来
訪者の手が呼び出しスイッチ上にあるとしたとき来訪者
の頭部がくると推定される所定の領域の画像データを抽
出拡大してモニタに出力させる手段を備えたことを特徴
とするものである。
【0024】〔5〕本発明に係る第5の表示拡大機能付
きテレビドアホンは、テレビドアホン子機のカメラ部に
よって得られた画像データを画像メモリに一時記憶さ
せ、その画像データ上での動領域を抽出して拡大した画
像をテレビドアホン親機のモニタに表示するように構成
した表示拡大機能付きテレビドアホンであって、画像デ
ータから抽出した動領域のサイズが所定値を超えている
か否かを判定する手段と、超えているときに前記画像デ
ータからの動領域の抽出拡大を停止し画像データをその
ままのサイズで出力させる手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0025】〔6〕本発明に係る第6の表示拡大機能付
きテレビドアホンは、テレビドアホン子機のカメラ部に
よって得られた画像データを画像メモリに一時記憶さ
せ、その画像データ上での動領域を抽出して拡大した画
像をテレビドアホン親機のモニタに表示するように構成
した表示拡大機能付きテレビドアホンであって、得られ
た画像データの平均輝度を算出する手段と、その平均輝
度が所定値を下回っているときに前記画像データからの
動領域の抽出拡大を停止し画像データをそのままのサイ
ズで出力させる手段とを備えたことを特徴とするもので
ある。
【0026】〔7〕本発明に係る第7の表示拡大機能付
きテレビドアホンは、テレビドアホン子機のカメラ部に
よって得られた画像データを画像メモリに一時記憶さ
せ、その画像データ上での動領域を抽出して拡大した画
像をテレビドアホン親機のモニタに表示するように構成
した表示拡大機能付きテレビドアホンであって、画像デ
ータから抽出した動領域の個数が複数か単数かを判定す
る手段と、複数であるときに前記画像データからの動領
域の抽出拡大を停止し画像データをそのままのサイズで
出力させる手段とを備えたことを特徴とするものであ
る。
【0027】〔8〕本発明に係る第8の表示拡大機能付
きテレビドアホンは、テレビドアホン子機のカメラ部に
よって得られた画像データを画像メモリに一時記憶さ
せ、その画像データ上での動領域を抽出して拡大した画
像をテレビドアホン親機のモニタに表示するように構成
した表示拡大機能付きテレビドアホンであって、画像デ
ータから抽出した動領域の個数が複数か単数か否か複数
のときにその個数を判定する手段と、抽出した複数の動
領域を1領域ずつ所定の切り換え周期でサイクリックに
抽出拡大して出力させる手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0028】
〔9〕本発明に係る第9の表示拡大機能付
きテレビドアホンは、上記第8のテレビドアホンにおい
て、複数の動領域についての切り換え周期を可変する手
段を備えたことを特徴とするものである。
【0029】〔10〕本発明に係る第10の表示拡大機
能付きテレビドアホンは、上記第8または第9のテレビ
ドアホンにおいて、複数の動領域についてのサイクリッ
クな抽出拡大を停止し任意の1つの動領域の抽出拡大状
態をロックする手段を備えたことを特徴とするものであ
る。
【0030】〔11〕本発明に係る第11の表示拡大機
能付きテレビドアホンは、上記第8ないし第10のいず
れかのテレビドアホンにおいて、抽出した動領域の個数
を拡大画像にスーパーインポーズする手段を備えたこと
を特徴とするものである。
【0031】
【作用】第1の表示拡大機能付きテレビドアホンによれ
ば、来訪者は呼び出しスイッチを操作するものであると
いう特性と、そのスイッチが操作されてから所定時間内
の動きは来訪者の腕の動きであると見なしてよいという
特性を利用するもので、その所定時間内に画像データか
ら抽出した動領域を腕動き領域とし、その腕動き領域か
ら来訪者頭部位置を判定し、その来訪者頭部位置に基づ
いて画像データを抽出して拡大するから、来訪者の頭部
(顔面)は確認しやすい状態でモニタに拡大表示され、
しかも、以上の動作は自動的に行われる。
【0032】第2の表示拡大機能付きテレビドアホンに
よれば、呼び出しスイッチが操作されてから所定時間が
経過するまでは、抽出拡大処理は行わず、カメラ部が撮
影した画像データと同一の画像データをモニタに表示す
るので、来訪者の腕や手の部分を拡大表示するといった
誤動作はなくなる。
【0033】第3の表示拡大機能付きテレビドアホンに
よれば、呼び出しスイッチが操作されてから所定時間が
経過するまでは、抽出拡大位置判定処理は行わず、スイ
ッチが操作される直前に拡大されていた位置情報を保持
するから、来訪者の腕や手の部分を拡大表示するといっ
た誤動作はなくなる。
【0034】第4の表示拡大機能付きテレビドアホンに
よれば、呼び出しスイッチが操作されてから所定時間が
経過するまでは、呼び出しスイッチ上に来訪者の手があ
るときに推定される頭部位置を抽出領域として定め、そ
の抽出領域から画像データを拡大して表示させるので、
来訪者の腕や手の部分を拡大表示するといった誤動作は
なくなる。
【0035】第5の表示拡大機能付きテレビドアホンに
よれば、来訪者がカメラ部に近寄り過ぎているときは、
動領域のサイズが所定値を超えることになり、画像デー
タからの動領域の抽出拡大機能が停止されるから、来訪
者の頭部(顔面)を過剰に拡大することがない。
【0036】第6の表示拡大機能付きテレビドアホンに
よれば、入力画像の明るさの条件が悪いために動領域の
判定を誤る可能性のあるときは、動領域の拡大抽出機能
を停止して、カメラ部がとらえた画像全体をモニタに映
し出す。
【0037】第7の表示拡大機能付きテレビドアホンに
よれば、複数の来訪者がカメラ部に映っているときは、
動領域の個数が複数となり、画像データからの動領域の
抽出拡大機能が停止されるから、複数の来訪者の全員が
モニタに映し出されることになる。
【0038】第8の表示拡大機能付きテレビドアホンに
よれば、動領域(来訪者)が複数であると判定したとき
には、その複数の来訪者の頭部(顔面)が一人ずつ順番
に切り換えられてモニタに拡大表示される。
【0039】第9の表示拡大機能付きテレビドアホンに
よれば、その順番に切り換える周期を変えることで、一
人ずつについて拡大表示時間を調整することができる。
【0040】第10の表示拡大機能付きテレビドアホン
によれば、複数の来訪者の頭部(顔面)を一人ずつ順番
に切り換えながらモニタに拡大表示している状態で、希
望するある一人について拡大表示状態をロックすること
が可能となる。
【0041】第11の表示拡大機能付きテレビドアホン
によれば、複数の来訪者の拡大表示を一人ずつ順番に切
り換えていても、それら来訪者の人数を常に拡大画面に
表示するので、来訪者の人数をいちいち数えなくても正
確かつ容易に把握することができる。
【0042】
【実施例】以下、本発明に係る表示拡大機能付きテレビ
ドアホンの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0043】第1実施例 図1は第1実施例に係る表示拡大機能付きテレビドアホ
ンの電気的構成を示すブロック線図である。
【0044】図において、SINはテレビドアホン子機の
カメラ部の撮影によって得られた入力映像信号、21は
入力映像信号SINをディジタルの画像データに変換する
A/D変換器、22はその画像データを一時的に記憶す
る入力側画像メモリ、23は入力側画像メモリ22から
画像データを読み出すときに読み出しタイミングを制御
するなどの方法により画像の一部分を抽出して拡大変換
する状態で読み出す拡大変換部、24は拡大変換部23
による拡大画像データを一時的に記憶する出力側画像メ
モリ、25は出力側画像メモリ24から読み出された画
像データをアナログの出力映像信号SOUT に変換するD
/A変換器である。26は入力側画像メモリ22から読
み出した前回フレームの画像データとA/D変換器21
から入力した今回フレームの画像データとの差分を演算
することにより動領域を抽出する動領域抽出部、27は
動領域抽出部26から入力した動領域情報に基づいて動
物体の位置(来訪者の頭部位置)を検出する動物体位置
検出部、28は動物体位置検出部27から入力した動物
体位置情報に基づいて拡大すべき抽出領域を決定し拡大
変換部23に与える拡大位置判定部である。以上の構成
については、図12の従来例とほぼ同様である。なお、
カメラ部は広角レンズを使用し、視野角を大きくとるよ
うにしてある。
【0045】テレビドアホン子機のカメラ部で撮影した
入力映像信号SINをA/D変換器21でディジタルの画
像データに変換して入力側画像メモリ22に記憶させ、
拡大変換部23で読み出しタイミングを制御するなどし
て入力側画像メモリ22から画像の一部分を抽出して拡
大変換するように読み出し、その拡大画像データを出力
側画像メモリ24に記憶させ、この出力側画像メモリ2
4から読み出した拡大画像データをD/A変換器25に
よってアナログの出力映像信号SOUT に変換し、テレビ
ドアホン親機におけるモニタに映し出す。
【0046】動領域抽出部26は、入力側画像メモリ2
2から読み出した前回フレームの画像データとA/D変
換器21から入力した今回フレームの画像データとの差
分を演算することにより動領域を抽出する。動物体位置
検出部27は、動領域抽出部26から入力した動領域情
報に基づいて動物体の位置(来訪者の頭部位置)を検出
し、その検出した動物体位置情報を拡大位置判定部28
に与える。拡大位置判定部28は、その動物体位置情報
によって拡大すべき抽出領域を決定し、これを拡大抽出
領域情報として拡大変換部23に与える。拡大変換部2
3は、与えられた拡大抽出領域情報に基づいて入力側画
像メモリ22から動物体を含む部分の画像データを抽出
し拡大して出力側画像メモリ24に転送格納する。
【0047】したがって、原則的には、出力側画像メモ
リ24から読み出されD/A変換器25によって変換さ
れた出力映像信号SOUT によりテレビドアホン親機のモ
ニタに映し出される画像は、たとえ、来訪者がテレビド
アホン子機のカメラ部の正面におらず、端の方にいる場
合でも、その来訪者の頭部位置を抽出しかつ拡大して、
モニタのほぼ中央に大きく映し出すことができる。
【0048】さて、図において、29はテレビドアホン
子機に設けられ来訪者が押し操作することでテレビドア
ホン親機において呼び出し音を発生させるとともにテレ
ビドアホン子機におけるカメラ部の撮影動作を開始させ
るための呼び出しスイッチ、30は呼び出しスイッチ2
9のON/OFF状態を検出するための子機呼び出しス
イッチ検知部、31は子機呼び出しスイッチ検知部30
が呼び出しON信号を検知したときにカウントをスター
トし所定時間の経過後にカウントアップするタイマ手
段、32はタイマ手段31がスタートしてからカウント
アップするまでの時間内において動領域抽出部26から
の動領域情報に基づき動き量,位置,大きさなどから来
訪者の腕の部分の領域を判定する腕動き領域判定手段、
33は腕動き領域判定手段32からの腕動き領域情報に
基づいて来訪者の頭部位置を判定する頭部位置判定手段
である。この頭部位置判定手段33は、頭部位置情報を
拡大位置判定部28に与えることで、拡大変換部23が
入力側画像メモリ22から抽出して拡大すべき領域を、
動領域抽出部26からの動領域情報に基づいて決定する
代わりに頭部位置情報に基づいて決定させるようにす
る。
【0049】次に、腕動き領域判定手段32による腕動
き領域の判定と、頭部位置判定手段33による頭部位置
の判定の手法の具体例を説明する。
【0050】図2に示すように、水平座標での各座標点
ごとに動領域の総和を求めると、動物体すなわち腕の動
きの大きさがその総和の山の面積量として現れる。そし
て、図の(a)の場合は頭部位置が中央であると判定
し、図の(b)の場合は頭部位置が左側であると判定
し、図の(c)の場合は頭部位置が右側であると判定す
る。
【0051】あるいは、図3に示すように、動物体の動
きの変化方向(腕の動領域が水平方向で時間的にどちら
の方向に推移していくか)により、抽出拡大すべき領域
を決定する。この図例の場合は、動領域が時間経過とと
もに、A1 →A2 →A3 のように右側に変位しているこ
とから、頭部位置が右側であると判定する。
【0052】なお、以上では水平方向(左右方向)につ
いてのみの説明であったが、垂直方向(上下方向)につ
いても同様に処理するものとする。
【0053】図4に、腕動き領域の判定と頭部位置の判
定に係るフローチャートを示しておく。呼び出しスイッ
チ29が押し操作されると、腕動き領域を求めて、それ
から来訪者頭部位置を判定し、その位置で抽出拡大処理
を行うので、来訪者の頭部(顔面)をモニタ上で適正な
位置に拡大表示することが自動的に行われる。使用者
(居住者)は面倒なマニュアル操作をしなくてもすむ。
【0054】第2実施例 図5は第2実施例に係る表示拡大機能付きテレビドアホ
ンの電気的構成を示すブロック線図である。図5におい
て、第1実施例に係る図1におけるのと同一符号は、第
2実施例においても同一部分または同一手段を示す。
【0055】図において、符号の34は、呼び出しスイ
ッチ29が押し操作された直後から所定時間が経過する
までの間、すなわち、タイマ手段31がタイムアップす
るまでの間において、動領域抽出部26による動領域の
抽出処理を一時的に停止させる動領域抽出処理停止手段
である。
【0056】なお、この動領域抽出処理停止手段34に
代えて、拡大変換部23による入力側画像メモリ22か
らの抽出拡大の処理を一時停止させる拡大変換停止手段
35を用いてもよい。
【0057】動領域抽出処理停止手段34または拡大変
換停止手段35が動作すると、拡大変換部23は拡大変
換を行わず、入力側画像メモリ22の画像データをその
まま出力側画像メモリ24に転送する。したがって、テ
レビドアホン親機のモニタにはカメラ部で撮影したその
ままの画像が映し出されることになる。
【0058】あるいは、抽出拡大領域非変更手段36を
用いて、タイマ手段31がカウントアップするまでは拡
大位置判定部28の判定結果を固定し、タイマ手段31
のスタート直前、すなわち、呼び出しスイッチ29が押
し操作される直前の拡大位置情報を用いて拡大変換部2
3は入力側画像メモリ22の画像データを拡大変換して
出力側画像メモリ24に記憶するように構成してもよ
い。この場合の動作を図6のフローチャートに示す。
【0059】あるいはまた、頭部位置推定手段37を用
いて、タイマ手段31がカウントアップするまでは、来
訪者の手が呼び出しスイッチ29上にあるとしたときに
来訪者の頭部がくると推定される所定の位置情報を拡大
位置判定部28に与え、その情報に基づいて入力側画像
メモリ22からの抽出拡大処理を行うように構成しても
よい。
【0060】動領域抽出処理停止手段34,拡大変換停
止手段35,抽出拡大領域非変更手段36,頭部位置推
定手段37のいずれを用いても、図14で説明した来訪
者の腕や手の部分を頭部と誤判定して拡大表示してしま
う欠点を解消することができる。
【0061】第3実施例 図7は第3実施例の表示拡大機能付きテレビドアホンの
電気的構成を示すブロック線図である。図7において、
第1実施例に係る図1におけるのと同一符号は、第3実
施例においても同一部分または同一手段を示す。
【0062】図において、38は動領域抽出部26が抽
出した動領域のサイズ(面積)が所定値を超えているか
どうかを判定する動領域サイズ判定手段、39は動領域
抽出部26が抽出した動領域の個数が複数か単数かを判
定する動領域個数判定手段、40は入力映像信号SIN
平均輝度を算出する平均輝度算出手段、41は動領域サ
イズ判定手段38,動領域個数判定手段39および平均
輝度算出手段40からの信号に基づいて拡大変換部23
を動作状態と不動作状態とに切り換える拡大変換ON/
OFF判定部である。
【0063】すなわち、動領域サイズ判定手段38は、
動領域サイズが所定値以下のときはON信号を拡大変換
ON/OFF判定部41に出力するが、所定値を超える
ときはOFF信号を出力する。また、動領域個数判定手
段39は、動領域の個数が単数のときはON信号を拡大
変換ON/OFF判定部41に出力するが、複数のとき
はOFF信号を出力する。そして、平均輝度算出手段4
0は、算出した平均輝度が所定値以上であるときはON
信号を拡大変換ON/OFF判定部41に出力するが、
所定値を下回っているとOFF信号を出力する。
【0064】拡大変換ON/OFF判定部41は、ON
信号を入力したときは、通常の抽出拡大処理を実行する
ように拡大変換部23を制御するが、OFF信号を入力
したときは、抽出拡大処理を行わせずに、入力側画像メ
モリ22の画像データをそのまま出力側画像メモリ24
に転送するように拡大変換部23を制御する。後者の場
合は、テレビドアホン親機のモニタにはカメラ部で撮影
したそのままの画像が映し出されることになる。
【0065】第3実施例の動作を図8のフローチャート
に示す。この実施例によれば、図13の(a)のように
来訪者の頭部(顔面)を過剰に拡大することもなく、ま
た、(b)のように人数が不明になることもない。さら
に、夜間など動領域の判定を誤る程度に薄暗い場合に
は、動領域の抽出拡大を行うと外部の様子が全体として
判らなくなってしまうが、このようなときにも抽出拡大
処理を停止してカメラ部が撮影した画像全体をモニタに
映し出す。
【0066】第4実施例 図9は第4実施例の表示拡大機能付きテレビドアホンの
電気的構成を示すブロック線図である。図9において、
第1実施例に係る図1におけるのと同一符号は、第4実
施例においても同一部分または同一手段を示す。すなわ
ち、SINは図示しないテレビドアホン子機に備えられた
カメラ部の撮影によって得られた入力映像信号、SOUT
は図示しないテレビドアホン親機に備えられたモニタへ
送出される出力映像信号、21は入力映像信号SINをデ
ィジタルの画像データに変換するA/D変換器、22は
その画像データを一時記憶する入力側画像メモリ、23
は入力側画像メモリ22に対する読み出しタイミングを
制御するなどして画像の一部分を抽出して拡大変換する
機能と拡大せずにそのまま単純に読み出す機能を有する
拡大変換部、24は拡大変換部23から送出されてきた
画像データを一時記憶する出力側画像メモリ、25は出
力側画像メモリ24から読み出した画像データをアナロ
グの出力映像信号SOUT に変換するD/A変換器であ
る。
【0067】また、26は入力側画像メモリ22から読
み出した前回フレームの画像データとA/D変換器21
から入力した今回フレームの画像データとの差分を演算
することにより単数または複数の動領域を抽出する動領
域抽出部、27は動領域抽出部26から入力した動領域
情報に基づいて画像拡大すべき単数または複数の動物体
の位置(来訪者の頭部位置)を検出する動物体位置検出
部である。
【0068】50は動物体位置検出部27で得られた単
数または複数の動物体位置情報を記憶する動物体位置記
憶部、51は動領域抽出部26において抽出された動領
域情報に基づいて動領域の個数が単数か複数かどうか、
複数のときはその個数を判定する動領域個数判定手段、
52は動領域個数判定手段51からの動領域個数情報に
個別の番号を付して記憶しその動領域番号情報をサイク
リックに切り換えて前記の動物体位置記憶部50に送出
するとともに、動領域個数のデータを後述する合成画像
データ作成部56に送出する動物体選択手段である。5
3は動物体選択手段52がサイクリックに送出する動領
域番号情報の切り換えタイミング信号を動物体選択手段
52に送出する切り換えタイミング制御手段、54は切
り換え周期を設定入力する切り換え周期設定部、55は
動物体選択手段52における動領域番号情報のサイクリ
ックな送出を停止し拡大表示したい動領域の番号を設定
入力することによりその1つの動領域番号情報を固定化
する拡大画像指定部である。56は動物体選択手段52
から送られてきた動領域個数のデータに対応した数字画
像データを作成し出力側画像メモリ24内の拡大画像デ
ータの一部分(画面の角隅に相当するデータ)と置き換
えさせる合成画像データ作成部(キャラクタジェネレー
タ)である。
【0069】動領域抽出部26が抽出した単数または複
数の動領域の情報が動物体位置検出部27に送られ、動
物体位置検出部27はその単数または複数の動物体位置
(来訪者頭部位置)を検出し、その動物体位置情報が動
物体位置記憶部50に記憶される。一方、動領域個数判
定手段51は動領域抽出部26からの動領域情報に基づ
いて動領域の個数を判定し、その動領域個数情報を動物
体選択手段52に送出する。
【0070】動物体選択手段52は複数の動領域個数情
報ごとに個別の番号を付して動領域番号情報として記憶
する。切り換えタイミング制御手段53は、切り換え周
期設定部54により設定入力された切り換え周期に対応
したタイミングで切り換えタイミング信号を動物体選択
手段52に送出する。動物体選択手段52は、切り換え
タイミング信号を入力するたびに、つまり、一定周期ご
とに、動領域番号情報をサイクリックに切り換えて、動
物体位置記憶部50に送出する。動領域個数のデータは
合成画像データ作成部56に送出され、記憶される。
【0071】動物体選択手段52から動領域番号情報を
入力した動物体位置記憶部50は、内部に記憶している
複数の動物体位置情報のうちから入力した動領域番号情
報に対応するある1つの動物体位置情報を検索し、その
検索した動物体位置情報を拡大変換部23に送出する。
すると、拡大変換部23は、入力した動物体位置情報に
基づいて該当する領域の画像データを入力側画像メモリ
22から読み出して拡大変換する。そして、その拡大画
像データを出力側画像メモリ24に送出する。
【0072】一方、動物体選択手段52から動領域個数
のデータを入力した合成画像データ作成部56は、その
動領域個数のデータに対応した数字画像データ(数値キ
ャラクタ)を作成し、その数字画像データを入力側画像
メモリ22に送出する。この結果、入力側画像メモリ2
2には、動領域番号情報に対応した領域の拡大画像デー
タに対して、その拡大画像データの角隅に相当する部分
に数字画像データが上書き状態で記憶されることにな
る。この数字画像データ入りの拡大画像データがD/A
変換器25でアナログの出力映像信号SOUT に変換さ
れ、図示しないテレビドアホン親機におけるモニタに表
示される。その表示画像は、該当する動領域番号に対応
した動領域の拡大画像であり、それの角隅に、来訪者人
数がスーパーインポーズされた状態となっている。これ
で、複数ある拡大表示すべき動領域の1つがモニタに表
示されたことになる。すなわち、来訪者が複数あるとき
に、そのうちの一人の頭部(顔面)の拡大画像が表示さ
れたことになる。
【0073】切り換えタイミング制御手段53が設定さ
れた切り換え周期で切り換えタイミング信号を動物体選
択手段52に送出するから、動物体位置記憶部50から
拡大変換部23に送出される動物体位置情報がサイクリ
ックに切り換えられ、出力側画像メモリ24に転送され
る拡大画像データが同期して切り換えられる。その切り
換えに同期して合成画像データ作成部56からの数字画
像データ(これは同じもの)が再度入力側画像メモリ2
2に送出され、前記の切り換えられた拡大画像データに
対して上書き状態で入力側画像メモリ22に書き込まれ
る。したがって、複数の来訪者の頭部(顔面)を一人ず
つ順番にモニタに拡大表示することになる。このような
順番の拡大表示がサイクリックに繰り返される。ただ
し、スーパーインポーズされる来訪者人数は同一シーン
に対しては同一である。これにより、来訪者の正確な人
数が判るとともに、一人ひとりの頭部(顔面)の拡大画
像を順次的にモニタに映し出して正確に確認することが
できる。
【0074】このような拡大画像のサイクリックな切り
換え状態において、使用者が切り換え周期設定部54か
らの入力操作により切り換え周期を変更すると、その変
更後の切り換え周期で切り換えタイミング制御手段53
から動物体選択手段52に切り換えタイミング信号が出
力されることになるので、拡大画像のサイクリックな切
り換え周期を自由に変更することができる。つまり、一
人分の拡大画像の表示時間を調整することができる。
【0075】さらに、使用者が拡大画像指定部55にお
いて、継続して拡大表示したい動領域の番号を入力する
と、動物体選択手段52は動領域番号情報のサイクリッ
クな送出を停止し、拡大画像指定部55から入力されて
きた1つの動領域番号の情報のみを送出する状態にロッ
クされる。その結果、モニタには使用者が選択した一人
の来訪者の拡大画像が継続して表示されることになる。
【0076】第4実施例の動作を図10のフローチャー
トに示す。この実施例によれば、来訪者が複数のとき
に、その人数を正確に把握することができるとともに、
来訪者一人ひとりの拡大画像をモニタにサイクリックに
映し出して確認することができる。また、そのサイクリ
ック表示の周期を任意に調整することも可能であるし、
サイクリック表示を停止して希望する特定の一人の拡大
画像の連続表示の状態に切り換えることもできる。
【0077】なお、本発明の動物体位置の検出方法につ
いては赤外光やレーザ光線を利用した物体位置センサを
用いて来訪者の頭部位置を割り出すようにすることも考
えられる。
【0078】
【発明の効果】〔1〕本発明に係る第1の表示拡大機能
付きテレビドアホンによれば、呼び出しスイッチの操作
から所定時間内の動領域を腕動き領域とし、腕動き領域
から来訪者頭部位置を判定して画像データからの抽出拡
大領域を指定するように構成したので、モニタ上で来訪
者の頭部(顔面)を適正な位置に拡大表示することがで
き、しかも、この動作を自動的に行うので使用者(居住
者)は従来例のようにテレビドアホン親機側でのわずら
わしいマニュアル操作をしなくてもすみ、使用者に対す
る負担を軽減することができる。
【0079】〔2〕本発明に係る第2の表示拡大機能付
きテレビドアホンによれば、テレビドアホン子機の呼び
出しスイッチの操作直後から所定時間の間は、抽出拡大
処理は行わずに、カメラ部による画像データそのものを
モニタに表示するように構成したので、来訪者の腕や手
の部分を頭部(顔面)と誤判定して拡大表示することが
防止され、多少は小さくても来訪者の頭部が判るように
表示させることができる。
【0080】〔3〕本発明に係る第3の表示拡大機能付
きテレビドアホンによれば、テレビドアホン子機の呼び
出しスイッチの操作直後から所定時間の間は、抽出拡大
位置検出処理はせずに、呼び出しスイッチが操作される
直前の拡大位置情報をそのまま保持する状態でモニタに
表示するように構成したので、来訪者の腕や手の部分を
頭部(顔面)と誤判定して拡大表示することが防止さ
れ、来訪者の頭部(顔面)の動きに対して多少拡大位置
がずれる面はあるが、来訪者の頭部の拡大画面を表示さ
せることができる。
【0081】〔4〕本発明に係る第4の表示拡大機能付
きテレビドアホンによれば、テレビドアホン子機の呼び
出しスイッチの操作直後から所定時間の間は、呼び出し
スイッチを操作するときの来訪者の手と頭部との相対的
な位置関係が予想できることから、頭部がくると推定さ
れる所定の領域で画像データを抽出拡大するように構成
したので、来訪者の腕や手の部分を頭部(顔面)と誤判
定して拡大表示することが防止され、少しのずれはあっ
ても来訪者の頭部の拡大画面を表示させることができ
る。
【0082】〔5〕本発明に係る第5の表示拡大機能付
きテレビドアホンによれば、来訪者がカメラ部の近くに
いて、それ以上の拡大表示が必要でないとき、動領域の
サイズを判断してそれが所定値を超えるようになること
で画像データからの抽出拡大を停止するように構成して
あるから、来訪者の頭部(顔面)が過剰に拡大表示され
ることがなく、適正な大きさで表示させることができ、
来訪者が誰であるのかを明確に認識することができる。
【0083】〔6〕本発明に係る第6の表示拡大機能付
きテレビドアホンによれば、動領域の判定を誤る程度に
画像が全体的に暗いときは、特定の動物体のみを拡大表
示するのではなく、カメラ部が撮影した画像全体をモニ
タに映し出すため、外部の様子をより的確に把握するこ
とができる。
【0084】〔7〕本発明に係る第7の表示拡大機能付
きテレビドアホンによれば、来訪者が単数か複数かを判
定し、複数のときは画像データからの抽出拡大を停止す
るように構成したので、複数来訪者の全員を映し出すこ
とができ、来訪者の人数を正しく把握することができ
る。
【0085】〔8〕本発明に係る第8の表示拡大機能付
きテレビドアホンによれば、来訪者が複数であると判定
したときには、その複数の来訪者の頭部(顔面)を一人
ずつ順番に切り換えてモニタに拡大表示するように構成
したので、来訪者が複数であるにもかかわらず、一人ひ
とりについてそれが誰であるのかを明確に確認すること
ができる。
【0086】
〔9〕本発明に係る第9の表示拡大機能付
きテレビドアホンによれば、複数の来訪者につき順番に
切り換える周期を可変できるように構成したので、一人
ずつについて拡大表示時間を長くしたり短くしたり、あ
るいは切り換えの速度を速くしたり短くしたりといった
具合に拡大表示の状態を来訪者の状況や使用者(居住
者)の希望に合わせて任意に調整でき、使い勝手を向上
することができる。
【0087】〔10〕本発明に係る第10の表示拡大機
能付きテレビドアホンによれば、複数の来訪者の拡大表
示を一人ずつ順番に切り換えている状態で、希望するあ
る一人について拡大表示状態をロック可能に構成したの
で、例えば主となる通話相手を選択してその人のみを拡
大表示して通話し続けるというように使い勝手が向上す
る。
【0088】〔11〕本発明に係る第11の表示拡大機
能付きテレビドアホンによれば、複数の来訪者の拡大表
示を一人ずつ順番に切り換えていても、それら来訪者の
人数を常に拡大画面に表示するように構成したので、繰
り返し画面数をいちいち数えなくても来訪者の人数を常
に正確かつ容易に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る表示拡大機能付きテ
レビドアホンの電気的構成を示すブロック線図である。
【図2】第1実施例において腕動き領域の判定と頭部位
置判定の方式を示す説明図である。
【図3】第1実施例において腕動き領域の判定と頭部位
置判定の別の方式を示す説明図である。
【図4】第1実施例の動作説明に供するフローチャート
である。
【図5】本発明の第2実施例に係る表示拡大機能付きテ
レビドアホンの電気的構成を示すブロック線図である。
【図6】第2実施例の動作説明に供するフローチャート
である。
【図7】本発明の第3実施例に係る表示拡大機能付きテ
レビドアホンの電気的構成を示すブロック線図である。
【図8】第3実施例の動作説明に供するフローチャート
である。
【図9】本発明の第4実施例に係る表示拡大機能付きテ
レビドアホンの電気的構成を示すブロック線図である。
【図10】第4実施例の動作説明に供するフローチャー
トである。
【図11】第1の従来例に係る表示拡大機能付きテレビ
ドアホンのブロック線図である。
【図12】第2の従来例に係る表示拡大機能付きテレビ
ドアホンのブロック線図である。
【図13】第2の従来例による強制拡大を説明する画面
表示図である。
【図14】第2の従来例の場合の腕部拡大の場合の画面
表示図である。
【図15】第2の従来例の場合の拡大し過ぎの場合と人
数不明となる場合の画面表示図である。
【符号の説明】
IN ……入力映像信号 SOUT ……出力映像信号 21……A/D変換器 22……入力側画像メモリ 23……拡大変換部 24……出力側画像メモリ 25……D/A変換器 26……動領域抽出部 27……動物体位置検出部 28……拡大位置判定部 29……呼び出しスイッチ 30……子機呼び出しスイッチ検知部 31……タイマ手段 32……腕動き領域判定手段 33……頭部位置判定手段 34……動領域抽出処理停止手段 35……拡大変換停止手段 36……抽出拡大領域非変更手段 37……頭部位置推定手段 38……動領域サイズ判定手段 39……動領域個数判定手段 40……平均輝度算出手段 41……拡大変換ON/OFF判定部 50……動物体位置記憶部 51……動領域個数判定手段 52……動物体選択手段 53……切り換えタイミング制御手段 54……切り換え周期設定部 55……拡大画像指定部 56……合成画像データ作成部

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビドアホン子機のカメラ部によって
    得られた画像データを画像メモリに一時記憶させ、その
    画像データ上での動領域を抽出して拡大した画像をテレ
    ビドアホン親機のモニタに表示するように構成した表示
    拡大機能付きテレビドアホンであって、テレビドアホン
    子機の呼び出しスイッチが操作されてからの経過時間を
    カウントするタイマ手段と、このタイマ手段が所定時間
    をカウントアップするまでの間において画像データから
    抽出した動領域を腕動き領域とする腕動き領域判定手段
    と、その腕動き領域から来訪者頭部位置を判定する手段
    と、前記画像データから前記来訪者頭部位置を含む領域
    を抽出して拡大する手段とを備えたことを特徴とする表
    示拡大機能付きテレビドアホン。
  2. 【請求項2】 テレビドアホン子機のカメラ部によって
    得られた画像データを画像メモリに一時記憶させ、その
    画像データ上での動領域を抽出して拡大した画像をテレ
    ビドアホン親機のモニタに表示するように構成した表示
    拡大機能付きテレビドアホンであって、テレビドアホン
    子機の呼び出しスイッチが操作されてからの経過時間を
    カウントするタイマ手段と、このタイマ手段が所定時間
    をカウントアップするまでの間においては、上記の抽出
    拡大の処理を一時停止して前記カメラ部による画像デー
    タと同一の画像データをモニタに出力させる手段を備え
    たことを特徴とする表示拡大機能付きテレビドアホン。
  3. 【請求項3】 テレビドアホン子機のカメラ部によって
    得られた画像データを画像メモリに一時記憶させ、その
    画像データ上での動領域を抽出して拡大した画像をテレ
    ビドアホン親機のモニタに表示するように構成した表示
    拡大機能付きテレビドアホンであって、テレビドアホン
    子機の呼び出しスイッチが操作されてからの経過時間を
    カウントするタイマ手段と、このタイマ手段が所定時間
    をカウントアップするまでの間においては、上記の抽出
    拡大位置判定の処理を一時停止して呼び出しスイッチの
    操作直前の拡大位置情報を保持したままモニタに出力さ
    せる手段を備えたことを特徴とする表示拡大機能付きテ
    レビドアホン。
  4. 【請求項4】 テレビドアホン子機のカメラ部によって
    得られた画像データを画像メモリに一時記憶させ、その
    画像データ上での動領域を抽出して拡大した画像をテレ
    ビドアホン親機のモニタに表示するように構成した表示
    拡大機能付きテレビドアホンであって、テレビドアホン
    子機の呼び出しスイッチが操作されてからの経過時間を
    カウントするタイマ手段と、このタイマ手段が所定時間
    をカウントアップするまでの間においては、来訪者の手
    が呼び出しスイッチ上にあるとしたとき来訪者の頭部が
    くると推定される所定の領域の画像データを抽出拡大し
    てモニタに出力させる手段を備えたことを特徴とする表
    示拡大機能付きテレビドアホン。
  5. 【請求項5】 テレビドアホン子機のカメラ部によって
    得られた画像データを画像メモリに一時記憶させ、その
    画像データ上での動領域を抽出して拡大した画像をテレ
    ビドアホン親機のモニタに表示するように構成した表示
    拡大機能付きテレビドアホンであって、画像データから
    抽出した動領域のサイズが所定値を超えているか否かを
    判定する手段と、超えているときに前記画像データから
    の動領域の抽出拡大を停止し画像データをそのままのサ
    イズで出力させる手段とを備えたことを特徴とする表示
    拡大機能付きテレビドアホン。
  6. 【請求項6】 テレビドアホン子機のカメラ部によって
    得られた画像データを画像メモリに一時記憶させ、その
    画像データ上での動領域を抽出して拡大した画像をテレ
    ビドアホン親機のモニタに表示するように構成した表示
    拡大機能付きテレビドアホンであって、得られた画像デ
    ータの平均輝度を算出する手段と、その平均輝度が所定
    値を下回っているときに前記画像データからの動領域の
    抽出拡大を停止し画像データをそのままのサイズで出力
    させる手段とを備えたことを特徴とする表示拡大機能付
    きテレビドアホン。
  7. 【請求項7】 テレビドアホン子機のカメラ部によって
    得られた画像データを画像メモリに一時記憶させ、その
    画像データ上での動領域を抽出して拡大した画像をテレ
    ビドアホン親機のモニタに表示するように構成した表示
    拡大機能付きテレビドアホンであって、画像データから
    抽出した動領域の個数が複数か単数かを判定する手段
    と、複数であるときに前記画像データからの動領域の抽
    出拡大を停止し画像データをそのままのサイズで出力さ
    せる手段とを備えたことを特徴とする表示拡大機能付き
    テレビドアホン。
  8. 【請求項8】 テレビドアホン子機のカメラ部によって
    得られた画像データを画像メモリに一時記憶させ、その
    画像データ上での動領域を抽出して拡大した画像をテレ
    ビドアホン親機のモニタに表示するように構成した表示
    拡大機能付きテレビドアホンであって、画像データから
    抽出した動領域の個数が複数か単数か判定し、複数のと
    きにその個数を判定する手段と、抽出した複数の動領域
    を1領域ずつ所定の切り換え周期でサイクリックに抽出
    拡大して出力させる手段とを備えたことを特徴とする表
    示拡大機能付きテレビドアホン。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の表示拡大機能付きテレ
    ビドアホンであって、複数の動領域についての切り換え
    周期を可変する手段を備えたことを特徴とする表示拡大
    機能付きテレビドアホン。
  10. 【請求項10】 請求項8または請求項9に記載の表示
    拡大機能付きテレビドアホンであって、複数の動領域に
    ついてのサイクリックな抽出拡大を停止し任意の1つの
    動領域の抽出拡大状態をロックする手段を備えたことを
    特徴とする表示拡大機能付きテレビドアホン。
  11. 【請求項11】 請求項8ないし請求項10のいずれか
    1項に記載の表示拡大機能付きテレビドアホンであっ
    て、抽出した動領域の個数を拡大画像にスーパーインポ
    ーズする手段を備えたことを特徴とする表示拡大機能付
    きテレビドアホン。
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