JPH0630419Y2 - 射出成形用金型のインサート着床検出装置 - Google Patents
射出成形用金型のインサート着床検出装置Info
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- JPH0630419Y2 JPH0630419Y2 JP7717188U JP7717188U JPH0630419Y2 JP H0630419 Y2 JPH0630419 Y2 JP H0630419Y2 JP 7717188 U JP7717188 U JP 7717188U JP 7717188 U JP7717188 U JP 7717188U JP H0630419 Y2 JPH0630419 Y2 JP H0630419Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、射出成形用金型において、交換される成形品
成形用インサートがインサート受け部材に着床したこと
を検出するための装置に関する。
成形用インサートがインサート受け部材に着床したこと
を検出するための装置に関する。
従来の射出成形用金型において、金型交換時に金型全体
を交換するものではなく、一部の部品のみを交換すれば
足りるものとし、これにより交換作業の簡単化、金型コ
ストの低減、金型ストックスペースの減少等を図ること
が行われている。
を交換するものではなく、一部の部品のみを交換すれば
足りるものとし、これにより交換作業の簡単化、金型コ
ストの低減、金型ストックスペースの減少等を図ること
が行われている。
以上のように一部の部品、具体的には例えば成形品成形
用インサートだけを交換するようにした場合、交換され
たインサートがインサート受け部材に着床したこと、す
なわちインサートが型本体に装着されたことを確認して
から射出成形作業を行う必要がある。
用インサートだけを交換するようにした場合、交換され
たインサートがインサート受け部材に着床したこと、す
なわちインサートが型本体に装着されたことを確認して
から射出成形作業を行う必要がある。
また、例えば成形中のインサートの温度は所定温度とし
なければならないためインサートに温調流体を流通させ
る流通溝を設ける場合があり、この流通溝が前記インサ
ート受け部材に当接するインサートの端面に形成される
ことがある。このようにインサート受け部材に当接する
インサートの端面に温調流体流通溝を形成した場合、温
調流体は圧力が与えられて流通せしめられるため、この
圧力によりインサートがインサート受け部材から分離し
ないようになっていることが求められる。
なければならないためインサートに温調流体を流通させ
る流通溝を設ける場合があり、この流通溝が前記インサ
ート受け部材に当接するインサートの端面に形成される
ことがある。このようにインサート受け部材に当接する
インサートの端面に温調流体流通溝を形成した場合、温
調流体は圧力が与えられて流通せしめられるため、この
圧力によりインサートがインサート受け部材から分離し
ないようになっていることが求められる。
このように射出成形作業を始めるに当り、インサートが
インサート受け部材に単に着床したことを確認するだけ
ではなく、インサートがインサート受け部材に温調流体
の圧力で分離しないように大きな力で着床せしめられ、
これにより流通溝に温調流体を流通させた場合にインサ
ートがインサート受け部材から分離しない状態になって
いることを確認しなければならない。
インサート受け部材に単に着床したことを確認するだけ
ではなく、インサートがインサート受け部材に温調流体
の圧力で分離しないように大きな力で着床せしめられ、
これにより流通溝に温調流体を流通させた場合にインサ
ートがインサート受け部材から分離しない状態になって
いることを確認しなければならない。
本考案の目的は、インサート受け部材へのインサートの
着床と、この着床が大きな力で行われていることの両方
を確認してから射出成形作業を開始できるようにした射
出成形用金型のインサート着床検出装置を提供するとこ
ろにある。
着床と、この着床が大きな力で行われていることの両方
を確認してから射出成形作業を開始できるようにした射
出成形用金型のインサート着床検出装置を提供するとこ
ろにある。
このため本考案に係る射出成形用金型のインサート着床
検出装置は、内部にキャビティが形成されて少なくとも
2つに分割自在であり、かつ、少なくとも1個のインサ
ートを含んで構成された射出成形用金型において、前記
インサートの端面に温調流体流通溝を形成するととも
に、この端面を油圧シリンダの油圧でインサート受け部
材に当接させてこのインサート受け部材に前記インサー
トを着床自在とし、このインサートの着床をインサート
着床検出手段で検出し、かつ、前記油圧シリンダの油圧
を油圧検出手段で検出し、これらのインサート着床検出
手段および油圧検出手段からの検出信号により射出成形
機を駆動制御するコントローラのインターロックを解除
することを特徴とするものである。
検出装置は、内部にキャビティが形成されて少なくとも
2つに分割自在であり、かつ、少なくとも1個のインサ
ートを含んで構成された射出成形用金型において、前記
インサートの端面に温調流体流通溝を形成するととも
に、この端面を油圧シリンダの油圧でインサート受け部
材に当接させてこのインサート受け部材に前記インサー
トを着床自在とし、このインサートの着床をインサート
着床検出手段で検出し、かつ、前記油圧シリンダの油圧
を油圧検出手段で検出し、これらのインサート着床検出
手段および油圧検出手段からの検出信号により射出成形
機を駆動制御するコントローラのインターロックを解除
することを特徴とするものである。
インサートがインサート受け部材に着床するとインサー
ト着床検出手段で検出され、またインサートの前記端面
がインサート受け部材に温調流体の圧力で分離しないよ
うに大きな力で当接しているか否か、言い換えると、イ
ンサートがインサート受け部材に大きな力で着床してい
るか否かは油圧シリンダの油圧を検出する油圧検出手段
によって検出され、インサートがインサート受け部材に
着床し、しかもこの着床が大きな力で行われているとき
に前記両検出手段からの信号により前記コントローラの
インターロックが解除され、射出成形機による射出成形
作業を行なえる状態になる。
ト着床検出手段で検出され、またインサートの前記端面
がインサート受け部材に温調流体の圧力で分離しないよ
うに大きな力で当接しているか否か、言い換えると、イ
ンサートがインサート受け部材に大きな力で着床してい
るか否かは油圧シリンダの油圧を検出する油圧検出手段
によって検出され、インサートがインサート受け部材に
着床し、しかもこの着床が大きな力で行われているとき
に前記両検出手段からの信号により前記コントローラの
インターロックが解除され、射出成形機による射出成形
作業を行なえる状態になる。
図面は本考案の実施例に係る装置が適用された射出成形
用金型を示し、この射出成形用金型はPMMA(ポリメ
チルメタクリレート)やPC(ポリカーボネート)等の
熱可塑性樹脂を溶融樹脂としてレンズを成形することが
できるものである。なお、ここでいう金型とは、金属だ
けではなくガラス、セラミックス等の他の材料で作られ
たすべての型を含むものである。
用金型を示し、この射出成形用金型はPMMA(ポリメ
チルメタクリレート)やPC(ポリカーボネート)等の
熱可塑性樹脂を溶融樹脂としてレンズを成形することが
できるものである。なお、ここでいう金型とは、金属だ
けではなくガラス、セラミックス等の他の材料で作られ
たすべての型を含むものである。
また本実施例に係る射出成形用金型は、第1図の通り、
上型1と下型2との間に2個のキャビティ3が形成され
たレンズ2個取り用のものであり、上型1と下型2は水
平なパーティングラインPLにおいて型分離する。上型
1の型本体4はインサートガイド部材5、型板6、型板
7からなり、また下型2の型本体8はインサートガイド
部材9、型板10からなる。上型1と下型2のインサー
ト11,12は垂直に配置された円筒形のインサートガ
イド部材5,9の内部のインサート嵌合部13,14に
摺動自在に配置され、これらのインサート11,12は
パーティングラインPLと直角方向に移動可能である。
上型1と下型2との間に2個のキャビティ3が形成され
たレンズ2個取り用のものであり、上型1と下型2は水
平なパーティングラインPLにおいて型分離する。上型
1の型本体4はインサートガイド部材5、型板6、型板
7からなり、また下型2の型本体8はインサートガイド
部材9、型板10からなる。上型1と下型2のインサー
ト11,12は垂直に配置された円筒形のインサートガ
イド部材5,9の内部のインサート嵌合部13,14に
摺動自在に配置され、これらのインサート11,12は
パーティングラインPLと直角方向に移動可能である。
下型2は固定型であり、下型2の型本体8は型取付部材
15に固設されている。可動型である上型1の型本体4
は上部材16Aと下部材16Bからなる型取付部材16
に第2図で示すボルト17で連結され、型本体4と型取
付部材16との間にはボルト17の外周に配置された皿
ばね17Aが介入されている。本実施例に係る射出成形
用金型の型締め装置は直圧式であるため、型取付部材1
6には図示しない型締めシリンダの下向き型締め力が直
接的に作用するようになっている。また、本実施例に係
る射出成形用金型は射出圧縮成形用のものとなっている
ため、第2図の通り上型1の型本体4と型取付部材16
との間には隙間Sが設けられるようになっており、上型
1の型本体4と型取付部材16はガイドピン18でガイ
ドされながら隙間S分だけ上下に開閉するようになって
いる。従ってこの射出成形用金型は合計3つに型分割さ
れるものとなっている。下型2の型本体8の型取付部材
15の下方には図示しないシリンダが配置され、このシ
リンダにより型取付部材16が型締めシリンダの型締め
力に抗して押し上げられることにより、隙間Sが形成さ
れるようになっている。
15に固設されている。可動型である上型1の型本体4
は上部材16Aと下部材16Bからなる型取付部材16
に第2図で示すボルト17で連結され、型本体4と型取
付部材16との間にはボルト17の外周に配置された皿
ばね17Aが介入されている。本実施例に係る射出成形
用金型の型締め装置は直圧式であるため、型取付部材1
6には図示しない型締めシリンダの下向き型締め力が直
接的に作用するようになっている。また、本実施例に係
る射出成形用金型は射出圧縮成形用のものとなっている
ため、第2図の通り上型1の型本体4と型取付部材16
との間には隙間Sが設けられるようになっており、上型
1の型本体4と型取付部材16はガイドピン18でガイ
ドされながら隙間S分だけ上下に開閉するようになって
いる。従ってこの射出成形用金型は合計3つに型分割さ
れるものとなっている。下型2の型本体8の型取付部材
15の下方には図示しないシリンダが配置され、このシ
リンダにより型取付部材16が型締めシリンダの型締め
力に抗して押し上げられることにより、隙間Sが形成さ
れるようになっている。
第1図の通り型取付部材16には油圧シリンダ19が下
向きに設けられ、このシリンダ19のピストン20のピ
ストンロッド21はシリンダ19の下面に固設されたパ
ックインサート22を貫通し、その下端にT字クランプ
部材23が取り付けられる。このT字クランプ部材23
は前記インサート11に形成されたT字溝24に係合可
能である。第4図の通りこのT字溝24の一方の端部は
インサート11の外周面に開口した開口端部24Aとな
っており、この開口端部24AからT字クランプ部材2
3をT字溝24に係合できる。この係合を行った後、油
圧シリンダ19に油を給排してピストンロッド21を上
下動させることにより、上型1、下型2の型分割時にイ
ンサート11を前記型本体4のインサート嵌合部13に
挿抜きさせることができ、T字溝24が形成されたイン
サート11の上端面がバックインサート22の下面に当
接することにより、インサート11はクランプ状態とな
る。
向きに設けられ、このシリンダ19のピストン20のピ
ストンロッド21はシリンダ19の下面に固設されたパ
ックインサート22を貫通し、その下端にT字クランプ
部材23が取り付けられる。このT字クランプ部材23
は前記インサート11に形成されたT字溝24に係合可
能である。第4図の通りこのT字溝24の一方の端部は
インサート11の外周面に開口した開口端部24Aとな
っており、この開口端部24AからT字クランプ部材2
3をT字溝24に係合できる。この係合を行った後、油
圧シリンダ19に油を給排してピストンロッド21を上
下動させることにより、上型1、下型2の型分割時にイ
ンサート11を前記型本体4のインサート嵌合部13に
挿抜きさせることができ、T字溝24が形成されたイン
サート11の上端面がバックインサート22の下面に当
接することにより、インサート11はクランプ状態とな
る。
以上のように油圧シリンダ19、ピストン20のピスト
ンロッド21、バックインサート22、T字クランプ部
材23、T字溝24により、インサート11をクランプ
するための上型インサートクランプ手段25が構成さ
れ、このうち、油圧シリンダ19、ピストン20のピス
トンロッド21は、インサート11をパーティングライ
ンPLと直角方向に移動させてインサート嵌合部13に
挿抜きさせる上型インサート移動手段25Aを構成して
おり、また、バックインサート22はインサート11の
上端面が当接してインサート11を受けるためインサー
ト受け部材となっている。
ンロッド21、バックインサート22、T字クランプ部
材23、T字溝24により、インサート11をクランプ
するための上型インサートクランプ手段25が構成さ
れ、このうち、油圧シリンダ19、ピストン20のピス
トンロッド21は、インサート11をパーティングライ
ンPLと直角方向に移動させてインサート嵌合部13に
挿抜きさせる上型インサート移動手段25Aを構成して
おり、また、バックインサート22はインサート11の
上端面が当接してインサート11を受けるためインサー
ト受け部材となっている。
下型2のインサート12にも以上と同様な構造のものが
設けられ、型取付部材15には油圧シリンダ26が上向
きに固設され、このシリンダ26のピストン27のピス
トンロッド28は型取付部材15を貫通し、その上端に
T字クランプ部材29が取り付けられ、このT字クラン
プ部材29はインサート12の下端面に形成されたT字
溝30に係合する。これらの油圧シリンダ26、ピスト
ン27のピストンロッド28、T字クランプ部材29、
T字溝30、型取付部材15により、下型インサートク
ランプ手段31が構成され、このうち、油圧シリンダ2
6、ピストン27のピストンロッド28は、インサート
12をパーティングラインPLと直角方向に移動させて
インサート嵌合部14に挿抜させる下型インサート移動
手段31Aを構成し、また型取付部材15はインサート
12の下端面が当接してインサート12を受けるインサ
ート受け部材となっている。
設けられ、型取付部材15には油圧シリンダ26が上向
きに固設され、このシリンダ26のピストン27のピス
トンロッド28は型取付部材15を貫通し、その上端に
T字クランプ部材29が取り付けられ、このT字クラン
プ部材29はインサート12の下端面に形成されたT字
溝30に係合する。これらの油圧シリンダ26、ピスト
ン27のピストンロッド28、T字クランプ部材29、
T字溝30、型取付部材15により、下型インサートク
ランプ手段31が構成され、このうち、油圧シリンダ2
6、ピストン27のピストンロッド28は、インサート
12をパーティングラインPLと直角方向に移動させて
インサート嵌合部14に挿抜させる下型インサート移動
手段31Aを構成し、また型取付部材15はインサート
12の下端面が当接してインサート12を受けるインサ
ート受け部材となっている。
以上において油圧シリンダ19にはこのシリンダ19内
の油が漏れてインサート11に達するのを防止する必要
なシール構造が設けられ、またインサート11,12の
上下の厚さ寸法は、インサート11,12が所定温度ま
で昇温されてもT字溝24,30のためにインサート1
1,12に非対称の熱歪みが発生することがないものに
設定される。
の油が漏れてインサート11に達するのを防止する必要
なシール構造が設けられ、またインサート11,12の
上下の厚さ寸法は、インサート11,12が所定温度ま
で昇温されてもT字溝24,30のためにインサート1
1,12に非対称の熱歪みが発生することがないものに
設定される。
前記油圧シリンダ19は型取付部材16に上下摺動自在
に配置され、この油圧シリンダ19の上端にはエジェク
ト用の受圧部材32が固設され、型取付部材16に形成
された孔33から図示しないエジェクトロッドが挿入さ
れて受圧部材32が押し下げられることにより、油圧シ
リンダ19、バックインサート22、インサート11も
押し下げられ、前記キャビティ3で成形されたレンズが
上型1、下型2の型分割時に突き出されるようになって
いる。
に配置され、この油圧シリンダ19の上端にはエジェク
ト用の受圧部材32が固設され、型取付部材16に形成
された孔33から図示しないエジェクトロッドが挿入さ
れて受圧部材32が押し下げられることにより、油圧シ
リンダ19、バックインサート22、インサート11も
押し下げられ、前記キャビティ3で成形されたレンズが
上型1、下型2の型分割時に突き出されるようになって
いる。
従って、エジェクトロッド、受圧部材32、油圧シリン
ダ19、バックインサート22、インサート11、さら
にはインサート11をバックインサート22に固定する
ためのピストン20のピストンロッド21、T字クラン
プ部材23、T字溝24によりエジェクト手段34が構
成され、油圧シリンダ19、バックインサート22、ピ
ストン20のピストンロッド21、T字クランプ部材2
3、T字溝24は前記上型インサートクランプ手段25
の構成部品になっているとともにこのエジェクト手段3
4の構成部品にもなっており、ピストンロッド21が両
手段25,34の内部中心に組み込まれた構造になって
いる。
ダ19、バックインサート22、インサート11、さら
にはインサート11をバックインサート22に固定する
ためのピストン20のピストンロッド21、T字クラン
プ部材23、T字溝24によりエジェクト手段34が構
成され、油圧シリンダ19、バックインサート22、ピ
ストン20のピストンロッド21、T字クランプ部材2
3、T字溝24は前記上型インサートクランプ手段25
の構成部品になっているとともにこのエジェクト手段3
4の構成部品にもなっており、ピストンロッド21が両
手段25,34の内部中心に組み込まれた構造になって
いる。
第1図の通り射出成形用金型の中央部にもエジェクトピ
ン35が上下摺動自在に配置され、このエジェクトピン
35の上端に固設された受圧部材36が型取付部材16
の孔37から挿入されるエジェクトロッドで押し下げら
れることにより、エジェクトピン35の押し下げが行わ
れる。
ン35が上下摺動自在に配置され、このエジェクトピン
35の上端に固設された受圧部材36が型取付部材16
の孔37から挿入されるエジェクトロッドで押し下げら
れることにより、エジェクトピン35の押し下げが行わ
れる。
第2図、第3図の通り以上の受圧部材32,36にはエ
ジェクトリターンピン38,39の外周に巻回されたば
ね40,41のばね力が作用し、従ってエジェクトロッ
ドが上昇すれば受圧部材32,36等も上昇して旧位に
復帰するようになっている。
ジェクトリターンピン38,39の外周に巻回されたば
ね40,41のばね力が作用し、従ってエジェクトロッ
ドが上昇すれば受圧部材32,36等も上昇して旧位に
復帰するようになっている。
第1図の通り上型1には筒状ケース60が固設され、こ
のケース60に挿入された検出ロッド61がガイド部材
62でガイドされながら水平方向に摺動自在となってお
り、ばね63でインサート11側に常時付勢されている
検出ロッド61の先端は前記インサートガイド部材5を
貫通してインサート11のガイド傾斜面64に当接す
る。インサート11がバックインサート22から離れて
下降した場合の検出ロッド61の前進は、検出ロッド6
1の係止部61Aがケース60の内部前端に当接するこ
とによって規制される。検出ロッド61の背後にはリミ
ットスイッチまたは近接スイッチによる検出器65が図
示しないブラケットで上型1に取り付けられて配置さ
れ、インサート11が上昇して前記バックインサート2
2に当接した場合、言い換えると、インサート11がバ
ックインサート22に着床した場合、インサート11の
ガイド傾斜面64で後退した検出ロッド61が検出器6
5を作動させるようになっている。
のケース60に挿入された検出ロッド61がガイド部材
62でガイドされながら水平方向に摺動自在となってお
り、ばね63でインサート11側に常時付勢されている
検出ロッド61の先端は前記インサートガイド部材5を
貫通してインサート11のガイド傾斜面64に当接す
る。インサート11がバックインサート22から離れて
下降した場合の検出ロッド61の前進は、検出ロッド6
1の係止部61Aがケース60の内部前端に当接するこ
とによって規制される。検出ロッド61の背後にはリミ
ットスイッチまたは近接スイッチによる検出器65が図
示しないブラケットで上型1に取り付けられて配置さ
れ、インサート11が上昇して前記バックインサート2
2に当接した場合、言い換えると、インサート11がバ
ックインサート22に着床した場合、インサート11の
ガイド傾斜面64で後退した検出ロッド61が検出器6
5を作動させるようになっている。
以上のケース60、検出ロッド61、ガイド部材62、
ばね63、検出器65により、インサート11の着床を
検出する上型インサート着床検出手段66が構成され
る。
ばね63、検出器65により、インサート11の着床を
検出する上型インサート着床検出手段66が構成され
る。
下型2のインサート12にもこれと同様の構造の下型イ
ンサート着床検出手段73が設けられ、この下型インサ
ート着床検出手段73はケース67、係止部68Aを有
する検出ロッド68、ガイド部材69、ばね70、検出
器72により構成され、インサート12には検出ロッド
68の先端が当接するガイド傾斜面71が設けられてい
る。
ンサート着床検出手段73が設けられ、この下型インサ
ート着床検出手段73はケース67、係止部68Aを有
する検出ロッド68、ガイド部材69、ばね70、検出
器72により構成され、インサート12には検出ロッド
68の先端が当接するガイド傾斜面71が設けられてい
る。
以上の上型、下型インサート着床検出手段66,73は
インサート11,12が配置される前記2個のキャビテ
ィ3のそれぞれについて設けられる。
インサート11,12が配置される前記2個のキャビテ
ィ3のそれぞれについて設けられる。
第7図はこれらのインサート着床検出手段66,73の
検出器65,72以降の制御ブロック図であり、検出器
65,72からのインサート着床検出信号は信号処理装
置74に入力し、この信号処理装置74には油圧検出手
段76の検出器75からの信号も入力する。この検出器
75は、前記油圧シリンダ19,26の油圧回路の油圧
を検出することによって油圧シリンダ19,26に供給
されている油圧の大きさを検出するものであり、この油
圧の大きさを検出することにより、インサート11,1
2がバックインサート22、型取付部材15に当接して
いる力の大きさ、言い換えると、バックインサート2
2、型取付部材15に対するインサート11,12の着
床力の大きさが検出され、この着床力が所定以上の大き
さに達しているときに油圧検出器75は信号処理装置7
4に信号を出力する。
検出器65,72以降の制御ブロック図であり、検出器
65,72からのインサート着床検出信号は信号処理装
置74に入力し、この信号処理装置74には油圧検出手
段76の検出器75からの信号も入力する。この検出器
75は、前記油圧シリンダ19,26の油圧回路の油圧
を検出することによって油圧シリンダ19,26に供給
されている油圧の大きさを検出するものであり、この油
圧の大きさを検出することにより、インサート11,1
2がバックインサート22、型取付部材15に当接して
いる力の大きさ、言い換えると、バックインサート2
2、型取付部材15に対するインサート11,12の着
床力の大きさが検出され、この着床力が所定以上の大き
さに達しているときに油圧検出器75は信号処理装置7
4に信号を出力する。
信号処理装置74は例えばAND回路やそれ以外の論理
回路により構成され、全てのインサート着床検出手段6
6,73の検出器65,72と油圧検出手段76の検出
器75とから信号が入力すると、信号処理装置74はコ
ントローラ77に信号を出力する。
回路により構成され、全てのインサート着床検出手段6
6,73の検出器65,72と油圧検出手段76の検出
器75とから信号が入力すると、信号処理装置74はコ
ントローラ77に信号を出力する。
このコントローラ77は射出成形機78をプログラムに
従って駆動制御するものである。またこのコントローラ
77による射出成形機78の駆動制御はコントローラ7
7に所定の信号が入力するまでインターロックされるよ
うになっている。ここで所定の信号とは、射出成形用金
型が次の射出成形作業を行なえる状態になったことを示
す信号であり、その信号のうちの1つが信号処理装置7
4からの信号である。
従って駆動制御するものである。またこのコントローラ
77による射出成形機78の駆動制御はコントローラ7
7に所定の信号が入力するまでインターロックされるよ
うになっている。ここで所定の信号とは、射出成形用金
型が次の射出成形作業を行なえる状態になったことを示
す信号であり、その信号のうちの1つが信号処理装置7
4からの信号である。
第7図では信号処理装置74とコントローラ77は別に
なっているが、コントローラ77の一部として信号処理
装置74を設けることも勿論可能である。
なっているが、コントローラ77の一部として信号処理
装置74を設けることも勿論可能である。
第2図にも示されている通りインサート11,12は大
径部11A,12A、小径部11B,12Bを有する段
付き状となっており、かつ、これらの大径部11A,1
2Aが小径部11B,12Bとの間はガイドテーパ面1
1C,12Cとなっており、このようにインサート1
1,12の全周側面に設けられたガイドテーパ面11
C,12Cは、インサート11,12が前記インサート
嵌合部13,14に嵌合されるとき、嵌合方向に向かっ
て先細り状テーパ面となるように傾いている。本実施例
に係る射出成形用金型は前述の通りレンズ成形用のため
のものであるため、インサート11,12、インサート
嵌合部13,14は共に丸型に形成され、また、インサ
ート嵌合部13,14の直径寸法はインサート11,1
2の大径部11A,12Aよりも微小量(例えば数十μ
m程度)だけ大きめに設定され、従ってインサート嵌合
部13,14はインサート11,12と適合した形状、
寸法に形成されている。
径部11A,12A、小径部11B,12Bを有する段
付き状となっており、かつ、これらの大径部11A,1
2Aが小径部11B,12Bとの間はガイドテーパ面1
1C,12Cとなっており、このようにインサート1
1,12の全周側面に設けられたガイドテーパ面11
C,12Cは、インサート11,12が前記インサート
嵌合部13,14に嵌合されるとき、嵌合方向に向かっ
て先細り状テーパ面となるように傾いている。本実施例
に係る射出成形用金型は前述の通りレンズ成形用のため
のものであるため、インサート11,12、インサート
嵌合部13,14は共に丸型に形成され、また、インサ
ート嵌合部13,14の直径寸法はインサート11,1
2の大径部11A,12Aよりも微小量(例えば数十μ
m程度)だけ大きめに設定され、従ってインサート嵌合
部13,14はインサート11,12と適合した形状、
寸法に形成されている。
第6図の通りインサート11の上端面には流通溝42が
C字状に形成され、この流通溝42は、例えば蒸気、
水、空気等の温調流体を流通させて例えば成形前、成形
中、さらには成形後にインサート11の温度を所定値と
するための温調流体流通溝であり、前記バックインサー
ト22の内部にはこの流通溝42に温調流体を流入出さ
せる通路43,44が設けられている。
C字状に形成され、この流通溝42は、例えば蒸気、
水、空気等の温調流体を流通させて例えば成形前、成形
中、さらには成形後にインサート11の温度を所定値と
するための温調流体流通溝であり、前記バックインサー
ト22の内部にはこの流通溝42に温調流体を流入出さ
せる通路43,44が設けられている。
前述の通りインサート11の上端面がバックインサート
22に当接したとき、バックインサート22の下面に開
口している通路43の流入口43A、通路44の流出口
44Aと流通溝42の両端部42A,42Bとが一致す
るようになっており、この一致を行わせるための位置決
め部材45がバックインサート22の下面に固設されて
いる。この位置決め部材45は前記T字溝24の前記開
口端部24Aに近い部分、すなわち前記T字クランプ部
材23との係合位置から外れた部分に挿入されてインサ
ート11を位置決めするようになっている。具体的に
は、位置決め部材45の下部はインサート11に向かっ
て先細り状となった円錐状テーパ面45Aとなってお
り、位置決め部材45が挿入されるT字溝24の部分に
は位置決め部材45に向かって拡開した傾斜面24Bが
形成されている。
22に当接したとき、バックインサート22の下面に開
口している通路43の流入口43A、通路44の流出口
44Aと流通溝42の両端部42A,42Bとが一致す
るようになっており、この一致を行わせるための位置決
め部材45がバックインサート22の下面に固設されて
いる。この位置決め部材45は前記T字溝24の前記開
口端部24Aに近い部分、すなわち前記T字クランプ部
材23との係合位置から外れた部分に挿入されてインサ
ート11を位置決めするようになっている。具体的に
は、位置決め部材45の下部はインサート11に向かっ
て先細り状となった円錐状テーパ面45Aとなってお
り、位置決め部材45が挿入されるT字溝24の部分に
は位置決め部材45に向かって拡開した傾斜面24Bが
形成されている。
位置決め部材45には下面から突出した状態で熱電対に
よる温度センサ46が取り付けられ、第4図の通りT字
溝24の底面にはこの温度センサ46を挿入するための
小径穴47が設けられている。温度センサ46はインサ
ート11の成形面近くの温度を検出するためのものであ
る。
よる温度センサ46が取り付けられ、第4図の通りT字
溝24の底面にはこの温度センサ46を挿入するための
小径穴47が設けられている。温度センサ46はインサ
ート11の成形面近くの温度を検出するためのものであ
る。
インサート12についても以上と同様の構造のものが設
けられ、すなわち、第2図の通りインサート12の下端
面には温調流体流通溝48が形成され、インサート12
の下端面が型取付部材15に当接したとき、流通溝48
の両端部と型取付部材15の内部に設けられている図示
しない温調流体通路の流入出口とを一致させるための位
置決め部材49が型取付部材15に固設され、この位置
決め部材49にはテーパ面49Aが、またT字溝30に
は傾斜面30Bがそれぞれ設けられている。位置決め部
材49には温度センサ50が取り付けられ、T字溝30
の底面には温度センサ50を挿入するための小径穴51
が設けられている。
けられ、すなわち、第2図の通りインサート12の下端
面には温調流体流通溝48が形成され、インサート12
の下端面が型取付部材15に当接したとき、流通溝48
の両端部と型取付部材15の内部に設けられている図示
しない温調流体通路の流入出口とを一致させるための位
置決め部材49が型取付部材15に固設され、この位置
決め部材49にはテーパ面49Aが、またT字溝30に
は傾斜面30Bがそれぞれ設けられている。位置決め部
材49には温度センサ50が取り付けられ、T字溝30
の底面には温度センサ50を挿入するための小径穴51
が設けられている。
第1図の通り上型1、下型2の型本体4,8の内部にも
温調流体流通通路52,53,54,55が設けられ、
これらの型本体4,8の温度を所定値とするようになっ
ている。
温調流体流通通路52,53,54,55が設けられ、
これらの型本体4,8の温度を所定値とするようになっ
ている。
以上において、レンズは曲率の異なるものが多数成形さ
れるため、上下で一対をなすインサート11,12は異
なる曲率のレンズ成形面を有するものが多数用意され
る。
れるため、上下で一対をなすインサート11,12は異
なる曲率のレンズ成形面を有するものが多数用意され
る。
次に作用について述べる。
インサート11,12の交換が行われるときには、型取
付部材16を含む上型1は上昇して上型1と下型2はパ
ーティングラインPLから型分割しており、また油圧シ
リンダ19のピストンロッド21は下降し、油圧シリン
ダ26のピストンロッド28は上昇し、これらのピスト
ンロッド21,28の先端に取り付けられたT字クラン
プ部材23,29はインサート嵌合部13,14から突
出している。新たに上型1、下型2の型本体4,8に装
着されるインサート11,12は図示しないロボットの
アームで保持されて第2図中左から右へ水平に移送さ
れ、これによりT字クランプ部材23,29はインサー
ト11,12のT字溝24,30にこれらのT字溝2
4,30の開口端部から係合し始め、インサート11,
12の中央部まで達しているT字溝24,30の終端部
と係合する。この状態が第8図に示されている。
付部材16を含む上型1は上昇して上型1と下型2はパ
ーティングラインPLから型分割しており、また油圧シ
リンダ19のピストンロッド21は下降し、油圧シリン
ダ26のピストンロッド28は上昇し、これらのピスト
ンロッド21,28の先端に取り付けられたT字クラン
プ部材23,29はインサート嵌合部13,14から突
出している。新たに上型1、下型2の型本体4,8に装
着されるインサート11,12は図示しないロボットの
アームで保持されて第2図中左から右へ水平に移送さ
れ、これによりT字クランプ部材23,29はインサー
ト11,12のT字溝24,30にこれらのT字溝2
4,30の開口端部から係合し始め、インサート11,
12の中央部まで達しているT字溝24,30の終端部
と係合する。この状態が第8図に示されている。
この後、油圧シリンダ19のピストンロッド21を上昇
させてインサート11を引き上げ、また油圧シリンダ2
6のピストンロッド28を下降させてインサート12を
引き下げる。これによりインサート11,12はインサ
ート11,12と適合した形状、寸法のインサート嵌合
部13,14に嵌合されることになるが、インサート1
1,12の側面には前述の通り嵌合方向に向かって先細
り状となったガイドテーパ面11C,12Cが設けられ
ているため、これらのガイドテーパ面11C,12Cの
ガイド作用によりインサート11,12はインサート嵌
合部13,14に無理なく円滑に挿入されることにな
る。
させてインサート11を引き上げ、また油圧シリンダ2
6のピストンロッド28を下降させてインサート12を
引き下げる。これによりインサート11,12はインサ
ート11,12と適合した形状、寸法のインサート嵌合
部13,14に嵌合されることになるが、インサート1
1,12の側面には前述の通り嵌合方向に向かって先細
り状となったガイドテーパ面11C,12Cが設けられ
ているため、これらのガイドテーパ面11C,12Cの
ガイド作用によりインサート11,12はインサート嵌
合部13,14に無理なく円滑に挿入されることにな
る。
このようにインサート11,12はパーティングライン
PLと直角方向に移動せしめられることにより、インサ
ート11,12はインサート11,12と適合した形
状、寸法のインサート嵌合部13,14に挿入されるこ
とになり、この挿入完了後、インサート11,12はイ
ンサート嵌合部13,14に対して正確な位置決め状態
で配置され、インサート11,12は上型1、下型2の
型本体4,8に所定の位置決め精度で装着される。
PLと直角方向に移動せしめられることにより、インサ
ート11,12はインサート11,12と適合した形
状、寸法のインサート嵌合部13,14に挿入されるこ
とになり、この挿入完了後、インサート11,12はイ
ンサート嵌合部13,14に対して正確な位置決め状態
で配置され、インサート11,12は上型1、下型2の
型本体4,8に所定の位置決め精度で装着される。
また、インサート11,12がインサート嵌合部13,
14に挿入し始めた後、前記位置決め部材45,49の
テーパ面45A,49AがT字溝24,30の傾斜面2
4B,30Bに係合するため、インサート11,12は
これらのテーパ面45A,49A、傾斜面24B,30
Bのガイド作用により円周方向に位置決めされ、従って
インサート11の上端面がパックインサート22に当接
してインサート11がクランプされたとき、インサート
11の第6図で示す流通溝42の両端部42A,42B
は前記流入口43A、流出口44Aと正確に一致する。
インサート12の下端面が型取付部材15に当接してイ
ンサート12がクランプされたときも、以上と同様に流
通溝48の両端部と図示しない流入口、流出口とが一致
する。このときには前記温度センサ46,50は前記小
径穴47,51に挿入されている。
14に挿入し始めた後、前記位置決め部材45,49の
テーパ面45A,49AがT字溝24,30の傾斜面2
4B,30Bに係合するため、インサート11,12は
これらのテーパ面45A,49A、傾斜面24B,30
Bのガイド作用により円周方向に位置決めされ、従って
インサート11の上端面がパックインサート22に当接
してインサート11がクランプされたとき、インサート
11の第6図で示す流通溝42の両端部42A,42B
は前記流入口43A、流出口44Aと正確に一致する。
インサート12の下端面が型取付部材15に当接してイ
ンサート12がクランプされたときも、以上と同様に流
通溝48の両端部と図示しない流入口、流出口とが一致
する。このときには前記温度センサ46,50は前記小
径穴47,51に挿入されている。
なお、インサート11,12の直径方向の位置決めは、
前述の通りT字クランプ部材23,29がT字溝24,
30の終端部に係合したときに行われている。
前述の通りT字クランプ部材23,29がT字溝24,
30の終端部に係合したときに行われている。
以上のように油圧シリンダ19のピストンロッド21の
上昇によりインサート11の上端面がバックインサート
22に当接してインサート11の着床が行われ、また油
圧シリンダ26のピストンロッド28の下降によりイン
サート12の下端面が型取付部材15に当接してインサ
ート12の着床が行われると、これらのインサート1
1,12のガイド傾斜面64,71で前記インサート着
床検出手段66,73の検出ロッド61,68は後退す
るため、検出器65,72は作動して前記信号処理装置
74にインサート着床検出信号を出力する。また、油圧
シリンダ19,26に供給されている油圧が所定以上の
大きさになっていて、インサート11,12の着床力が
十分に大きくなっていると、これが前記油圧検出手段7
6の検出器75で検出され、検出器75は信号処理装置
74に検出信号を出力する。
上昇によりインサート11の上端面がバックインサート
22に当接してインサート11の着床が行われ、また油
圧シリンダ26のピストンロッド28の下降によりイン
サート12の下端面が型取付部材15に当接してインサ
ート12の着床が行われると、これらのインサート1
1,12のガイド傾斜面64,71で前記インサート着
床検出手段66,73の検出ロッド61,68は後退す
るため、検出器65,72は作動して前記信号処理装置
74にインサート着床検出信号を出力する。また、油圧
シリンダ19,26に供給されている油圧が所定以上の
大きさになっていて、インサート11,12の着床力が
十分に大きくなっていると、これが前記油圧検出手段7
6の検出器75で検出され、検出器75は信号処理装置
74に検出信号を出力する。
このように全てのインサート着床検出手段66,73の
検出器65,72からの信号と油圧検出手段76の検出
器75からの信号とが信号処理装置74に入力すると、
信号処理装置74はコントローラ77に信号を出力し、
これにより、コントローラ77に信号処理装置74以外
からの前記所定の信号が入力することを条件に、インサ
ート11,12の交換作業開始時に行われていた射出成
形機78のコントローラ77のインターロックが解除さ
れ、射出成形機78における射出成形作業の準備が整
う。
検出器65,72からの信号と油圧検出手段76の検出
器75からの信号とが信号処理装置74に入力すると、
信号処理装置74はコントローラ77に信号を出力し、
これにより、コントローラ77に信号処理装置74以外
からの前記所定の信号が入力することを条件に、インサ
ート11,12の交換作業開始時に行われていた射出成
形機78のコントローラ77のインターロックが解除さ
れ、射出成形機78における射出成形作業の準備が整
う。
以上において、インサート11,12とバックインサー
ト22、型取付部材15との間に異物が侵入している場
合は、油圧検出手段76の検出器75から信号が出力さ
れてもインサート着床検出手段66,73の検出器6
5,72から信号は出力されない。一方、油圧シリンダ
19,26の油圧が油圧回路の油漏れ等により低下して
いる場合には、インサート着床検出手段66,73の検
出器65,72からの信号が出力されても油圧検出手段
76の検出器75から信号は出力されない。このため、
インサート着床検出手段66,73と油圧検出手段76
の両方を設けることによって、射出成形用金型における
射出成形作業の準備の確認を正確に行なえることにな
る。
ト22、型取付部材15との間に異物が侵入している場
合は、油圧検出手段76の検出器75から信号が出力さ
れてもインサート着床検出手段66,73の検出器6
5,72から信号は出力されない。一方、油圧シリンダ
19,26の油圧が油圧回路の油漏れ等により低下して
いる場合には、インサート着床検出手段66,73の検
出器65,72からの信号が出力されても油圧検出手段
76の検出器75から信号は出力されない。このため、
インサート着床検出手段66,73と油圧検出手段76
の両方を設けることによって、射出成形用金型における
射出成形作業の準備の確認を正確に行なえることにな
る。
次いで前記型締めシリンダにより上型1を下降させ、第
2図で示すガイドピン18および位置決めピン56で位
置合せしながら上型1と下型2を型締めし、前記隙間S
もなくす。この後、前述の通りインターロックが解除さ
れたコントローラ77で駆動制御しながら射出成形機7
8のノズルからスプルーブッシュ57に溶融樹脂の射出
を行い、この溶融樹脂をスプルー58、ランナ59を流
通させて前記キャビティ3に充填する。このときには前
記図示しないシリンダにより型取付部材16を型締めシ
リンダの型締め力に抗して隙間S分だけ上昇させ、これ
によりキャビティ3の上下寸法を大きくしておく。ま
た、上型1、下型2の温度を流通溝42,48、および
前記流通通路52,53,54,55に流通させた温調
流体で必要温度としておき、インサート11,12の成
形面近くの温度を温度センサ46,50で検出する。
2図で示すガイドピン18および位置決めピン56で位
置合せしながら上型1と下型2を型締めし、前記隙間S
もなくす。この後、前述の通りインターロックが解除さ
れたコントローラ77で駆動制御しながら射出成形機7
8のノズルからスプルーブッシュ57に溶融樹脂の射出
を行い、この溶融樹脂をスプルー58、ランナ59を流
通させて前記キャビティ3に充填する。このときには前
記図示しないシリンダにより型取付部材16を型締めシ
リンダの型締め力に抗して隙間S分だけ上昇させ、これ
によりキャビティ3の上下寸法を大きくしておく。ま
た、上型1、下型2の温度を流通溝42,48、および
前記流通通路52,53,54,55に流通させた温調
流体で必要温度としておき、インサート11,12の成
形面近くの温度を温度センサ46,50で検出する。
この際、前述の通りインサート11,12はバックイン
サート22、型取付部材15に大きな力で着床し、前記
温調流体流通溝42,48が形成されたインサート11
の上端面、インサート12の下端面はバックインサート
22、型取付部材15に強く当接しているため、これら
の流通溝42,48に圧力が与えられた温調流体を流通
させてもインサート11,12がバックインサート2
2、型取付部材15から分離することはなく、従って温
調流体を所定通り流通させることができる。これと同じ
作用効果は、インサート11,12の昇温や降温のた
め、成形開始前や成形終了後に高圧の温調流体を流通溝
42,48に流通させた場合も得られる。
サート22、型取付部材15に大きな力で着床し、前記
温調流体流通溝42,48が形成されたインサート11
の上端面、インサート12の下端面はバックインサート
22、型取付部材15に強く当接しているため、これら
の流通溝42,48に圧力が与えられた温調流体を流通
させてもインサート11,12がバックインサート2
2、型取付部材15から分離することはなく、従って温
調流体を所定通り流通させることができる。これと同じ
作用効果は、インサート11,12の昇温や降温のた
め、成形開始前や成形終了後に高圧の温調流体を流通溝
42,48に流通させた場合も得られる。
キャビティ3内の溶融樹脂は次第に固化し、この固化は
型締めシリンダの型締め力によるインサート11の加圧
力を溶融樹脂が受けながら行われ、固化に伴う溶融樹脂
の収縮にインサート11は追従し、圧縮代分だけインサ
ート11は下降する。
型締めシリンダの型締め力によるインサート11の加圧
力を溶融樹脂が受けながら行われ、固化に伴う溶融樹脂
の収縮にインサート11は追従し、圧縮代分だけインサ
ート11は下降する。
キャビティ3内で溶融樹脂が固化した後、型締めシリン
ダで型取付部材16を含む上型1を上昇させて上型1と
下型2を型分割するとともに、前記孔33,37から挿
入したエジェクトロッドで受圧部材32,36を押し下
げることにより、ピストンロッド21を含む油圧シリン
ダ19、バックインサート22、インサート11、さら
にはエジェクトピン35を下降させ、インサート11、
エジェクトピン35により成形品をキャビティ3から突
き出す。エジェクトロッドによる受圧部材32,36の
押し下げを解除すれば、インサート11等は前記ばね4
0,41で旧位に復帰する。
ダで型取付部材16を含む上型1を上昇させて上型1と
下型2を型分割するとともに、前記孔33,37から挿
入したエジェクトロッドで受圧部材32,36を押し下
げることにより、ピストンロッド21を含む油圧シリン
ダ19、バックインサート22、インサート11、さら
にはエジェクトピン35を下降させ、インサート11、
エジェクトピン35により成形品をキャビティ3から突
き出す。エジェクトロッドによる受圧部材32,36の
押し下げを解除すれば、インサート11等は前記ばね4
0,41で旧位に復帰する。
以上の射出成形を繰り返し、必要個数のレンズを成形し
た後、次のレンズを成形するためにインサート11,1
2を交換する場合には、上型1、下型2を型分割した
後、油圧シリンダ19のピストンロッド21を下降さ
せ、油圧シリンダ26のピストンロッド28を上昇さ
せ、これにより使用済みのインサート11,12をイン
サート嵌合部13,14から突出させる。この後、ロボ
ットのアームでインサート11,12を保持し、インサ
ート11,12を第2図中右から左に水平に移動させる
ことによりT字溝24,30からT字クランプ部材2
3,29は外れ、インサート11,12の取り外しが行
われる。新たなインサート11,12をロボットアーム
で保持して第2図中左から右に水平に移動させることに
より、前述と同様にこのインサート11,12のT字溝
24,30にT字クランプ部材23,29が係合する。
た後、次のレンズを成形するためにインサート11,1
2を交換する場合には、上型1、下型2を型分割した
後、油圧シリンダ19のピストンロッド21を下降さ
せ、油圧シリンダ26のピストンロッド28を上昇さ
せ、これにより使用済みのインサート11,12をイン
サート嵌合部13,14から突出させる。この後、ロボ
ットのアームでインサート11,12を保持し、インサ
ート11,12を第2図中右から左に水平に移動させる
ことによりT字溝24,30からT字クランプ部材2
3,29は外れ、インサート11,12の取り外しが行
われる。新たなインサート11,12をロボットアーム
で保持して第2図中左から右に水平に移動させることに
より、前述と同様にこのインサート11,12のT字溝
24,30にT字クランプ部材23,29が係合する。
以上述べたように本実施例によれば、インサート11,
12を交換した場合におけるインサート11,12のバ
ックインサート22、型取付部材15への着床はインサ
ート着床検出手段66,73で検出され、またインサー
ト11,12の着床力が所定以上の大きさに達している
ときにはこれが油圧検出手段76で検出され、これらの
検出手段66,73,76からの検出信号により射出成
形機78のコントローラ77のインターロックを解除す
るようにしたため、インサート11,12を交換した後
にインサート11,12の流通溝42,48に圧力が与
えられた温調流体を流通させて行う射出成形作業を射出
成形用金型の準備を確実に確認してから行なえることに
なる。
12を交換した場合におけるインサート11,12のバ
ックインサート22、型取付部材15への着床はインサ
ート着床検出手段66,73で検出され、またインサー
ト11,12の着床力が所定以上の大きさに達している
ときにはこれが油圧検出手段76で検出され、これらの
検出手段66,73,76からの検出信号により射出成
形機78のコントローラ77のインターロックを解除す
るようにしたため、インサート11,12を交換した後
にインサート11,12の流通溝42,48に圧力が与
えられた温調流体を流通させて行う射出成形作業を射出
成形用金型の準備を確実に確認してから行なえることに
なる。
以上の実施例のインサート着床検出手段66,73は検
出ロッド61,68、検出器65,72等によって構成
されていたが、この構成は任意であり、以上の実施例の
ものに限定されず、要すればインサートの着床を検出で
きるものであればよい。
出ロッド61,68、検出器65,72等によって構成
されていたが、この構成は任意であり、以上の実施例の
ものに限定されず、要すればインサートの着床を検出で
きるものであればよい。
また以上の実施例の金型は射出圧縮成形用のものであっ
たが、本考案は圧縮代が設けられない通常の射出成形用
の金型にも適用できる。また本考案はレンズ成形用の金
型以外のものにも適用でき、さらにインサートが上型、
下型のいずれか一方だけに設けられている場合にも適用
でき、さらにまた本考案はパーティングラインが垂直方
向となっている金型にも適用できる。
たが、本考案は圧縮代が設けられない通常の射出成形用
の金型にも適用できる。また本考案はレンズ成形用の金
型以外のものにも適用でき、さらにインサートが上型、
下型のいずれか一方だけに設けられている場合にも適用
でき、さらにまた本考案はパーティングラインが垂直方
向となっている金型にも適用できる。
本考案によれば、インサートがインサート受け部材に着
床していることと、この着床が温調流体の圧力によりイ
ンサートがインサート受け部材から分離しない大きな力
で行われていることとを確認してから射出成形作業を開
始できるようになり、従って低圧から高圧の温調流体を
インサートに流通させても射出成形作業を行なえる。
床していることと、この着床が温調流体の圧力によりイ
ンサートがインサート受け部材から分離しない大きな力
で行われていることとを確認してから射出成形作業を開
始できるようになり、従って低圧から高圧の温調流体を
インサートに流通させても射出成形作業を行なえる。
第1図は射出成形用金型の正断面図、第2図は第1図の
II−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線断面図、
第4図はインサートの断面図、第5図は第4図のV−V
線断面図、第6図はインサートと位置決め部材との位置
関係を示す斜視図、第7図はインサート着床検出手段お
よび油圧検出手段以降を示す制御ブロック図、第8図は
型分割時を示す一部断面図である。 1…上型、2…下型、3…キャビティ、4,8…型本
体、11,12…インサート、13,14…インサート
嵌合部、15…インサート受け部材である型取付部材、
19,26…油圧シリンダ、22…インサート受け部材
であるバックインサート、42,48…温調流体流通
溝、66,73…インサート着床検出手段、76…油圧
検出手段、77…コントローラ、78…射出成形機。
II−II線断面図、第3図は第1図のIII−III線断面図、
第4図はインサートの断面図、第5図は第4図のV−V
線断面図、第6図はインサートと位置決め部材との位置
関係を示す斜視図、第7図はインサート着床検出手段お
よび油圧検出手段以降を示す制御ブロック図、第8図は
型分割時を示す一部断面図である。 1…上型、2…下型、3…キャビティ、4,8…型本
体、11,12…インサート、13,14…インサート
嵌合部、15…インサート受け部材である型取付部材、
19,26…油圧シリンダ、22…インサート受け部材
であるバックインサート、42,48…温調流体流通
溝、66,73…インサート着床検出手段、76…油圧
検出手段、77…コントローラ、78…射出成形機。
Claims (1)
- 【請求項1】内部にキャビティが形成されて少なくとも
2つに分割自在であり、かつ、少なくとも1個のインサ
ートを含んで構成された射出成形用金型において、前記
インサートの端面に温調流体流通溝を形成するととも
に、この端面を油圧シリンダの油圧でインサート受け部
材に当接させてこのインサート受け部材に前記インサー
トを着床自在とし、このインサートの着床をインサート
着床検出手段で検出し、かつ、前記油圧シリンダの油圧
を油圧検出手段で検出し、これらのインサート着床検出
手段および油圧検出手段からの検出信号により射出成形
機を駆動制御するコントローラのインターロックを解除
することを特徴とする射出成形用金型のインサート着床
検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7717188U JPH0630419Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 射出成形用金型のインサート着床検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7717188U JPH0630419Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 射出成形用金型のインサート着床検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01178922U JPH01178922U (ja) | 1989-12-21 |
| JPH0630419Y2 true JPH0630419Y2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=31302166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7717188U Expired - Lifetime JPH0630419Y2 (ja) | 1988-06-09 | 1988-06-09 | 射出成形用金型のインサート着床検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0630419Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3546348B2 (ja) * | 1998-12-17 | 2004-07-28 | 株式会社ニイガタマシンテクノ | 成形作業確認装置 |
-
1988
- 1988-06-09 JP JP7717188U patent/JPH0630419Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01178922U (ja) | 1989-12-21 |
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