JPH06304241A - 抗菌性コラーゲン膜 - Google Patents

抗菌性コラーゲン膜

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JPH06304241A
JPH06304241A JP5117562A JP11756293A JPH06304241A JP H06304241 A JPH06304241 A JP H06304241A JP 5117562 A JP5117562 A JP 5117562A JP 11756293 A JP11756293 A JP 11756293A JP H06304241 A JPH06304241 A JP H06304241A
Authority
JP
Japan
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collagen
film
silver
collagen film
ceramics
Prior art date
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Pending
Application number
JP5117562A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiminori Atsumi
公則 渥美
Keijiro Fujita
恵二郎 藤田
Tsutomu Ishizaki
勉 石崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sangi Co Ltd
Original Assignee
Sangi Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sangi Co Ltd filed Critical Sangi Co Ltd
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Priority to CA002121192A priority patent/CA2121192A1/en
Priority to EP94302748A priority patent/EP0621044A3/en
Priority to AU60588/94A priority patent/AU678211B2/en
Publication of JPH06304241A publication Critical patent/JPH06304241A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 コラーゲン膜中にコラーゲンに対し重量で0.
1〜50%の銀担持セラミックスを分散担持させたコラ
ーゲン膜。 【効果】 長期間抗菌性を示し、安全に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚や骨などの治療用
材料として用いるコラーゲン膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】火傷、外傷などによる皮膚の治療、歯周
病などによる歯槽骨欠損部の治療、セメント質歯根膜の
再生、骨折部位の治療などにコラーゲン膜を使用するこ
とは既に知られている。然しながらコラーゲン膜を使用
する場合、創傷面や埋入部での細菌感染が重大な問題と
なる。このため治療期間中にコラーゲン膜の上から抗生
物質や抗菌剤などの薬剤を塗って細菌感染を抑えたり、
特公昭58−41054号公報に教示されたように、コ
ラーゲン膜の表面に抗生物質を固定化して使用するなど
の方法が行われている。然しながら、コラーゲン膜の上
から薬剤を塗ったのでは薬剤の浸透性の問題があり、コ
ラーゲン膜に抗生物質を固定化した場合は抗菌期間が短
かかったり、耐生菌の問題などで、充分な抑制効果がえ
られない場合が応々にして発生する。又特開平3−18
2262号公報は、銀イオン含有アルミノケイ酸塩を含
有する樹脂コート層をコラーゲンなどの生体適合材料シ
ートに付着させて使用する人工皮膚を開示している。又
コラーゲン膜は強度が弱いため、単独では使用しにくい
ので特公昭58−52662号公報はコラーゲンを通気
性を有する基布に付着させて使用することを教示してい
る。然しながら特開平3−182262号公報の方法
は、皮膚と直接接する面が樹脂層であるので安全性に問
題が生じる可能性があり、加えてコラーゲン膜の強度的
な問題から他の基材にコラーゲンを付着させて使用する
必要が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来使用されているコ
ラーゲン膜は上述したような問題点を含んでいる。これ
らの問題点を解決し、抗菌効果が持続して、安全に使用
できるコラーゲン膜を提供することを本発明は課題とし
ている。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め種々検討した結果、コラーゲン膜中に銀を担持させた
セラミックスを分散担持させることにより、安全で抗菌
効果を持つコラーゲン膜がえられることを認めた。
【0005】本出願人はコラーゲン膜の強度を増加させ
る方法について検討した結果先に「強化コラーゲン線維
膜及びその調製法」を特許出願した(特願平3−292
000号)。この方法でえられる線維状コラーゲン及び
強化線維状コラーゲン膜は勿論、通常使用されているゲ
ル状コラーゲンを製膜化したコラーゲン・ゲル膜でも銀
担持セラミックを分散担持させるのに使用することがで
き、又コラーゲン・ゲルに銀担持セラミックを分散担持
させた後膜化して銀担持セラミック分散担持コラーゲン
膜をえることもできる。
【0006】これらコラーゲンに、銀担持セラミックス
を分散担持させるには、コラーゲンを蒸留水または緩衝
液中に懸濁させ、微細に粉砕した銀担持セラミックスを
添加し、激しく攪拌してコラーゲンに吸着担持させる。
コラーゲンは蛋白質であるためこれらセラミックスを強
く担持し、洗浄してもセラミックスを脱離することはな
い。セラミックスの粒子が微細である程好ましいが、1
00μm以下の粒子であれば充分吸着担持されるので使
用可能である。然しながら少量の添加で高い抗菌性をえ
るためには、20μm以下の粒子の使用が好ましい。担
持量は使用するセラミックスの粒度量及び攪拌時間を調
整することにより調整することができ、その抗菌性はコ
ラーゲンのセラミックスの担持量に比例するが、担持量
が多すぎるとえられるコラーゲン膜が硬くなり、しなや
かさがなくなり、膜として使用し難く少なすぎると抗菌
力が弱くなるので、コラーゲンへのセラミックスの担持
量は、コラーゲンに対し0.1〜50重量%、好ましくは
0.5〜30重量%とする。
【0007】銀担持セラミックスは、特開平5−154
号公報で開示された方法により容易に作成することがで
きる。即ち水溶性銀塩をセラミックスに吸着及び/又は
イオン交換により担持させた後、銀の融点以上の温度で
焼成することによってえられる。銀を担持させるセラミ
ックスとしては、リン酸3カルシウム、水酸アパタイ
ト、リン酸ジルコニウム、ゼオライト、酸化亜鉛、アル
ミナなど安全なものを使用するが、特に生体親和性がよ
く、安全性の高いリン酸3カルシウム、水酸アパタイト
を用いることにより、安全で皮膚や骨などと密着性のよ
いコラーゲン膜がえられる。このようにしてえられた銀
担持セラミックスは、銀がセラミックスから脱離するこ
とがなく安全に使用できる。
【0008】本発明のコラーゲン膜には、他の治療用と
しての薬剤や、骨形成タンパク質、顔料、安定剤、香
料、潤滑剤などを配合することも可能であり、又銀担持
セラミックスを分散させたコラーゲン膜を常法により、
線維状コラーゲン膜や、通気性を有する膜に含浸又はコ
ーティングなどにより密着、積層させて使用してもよ
い。通気性を有する膜としては、木綿、パルプ、紙など
の天然線維、又はポリウレタン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどの合成樹脂を素材とした不織布あるいは織
編物などが使用できる。
【0009】以下に実施例を示して本発明を具体的に説
明するが、実施例で使用した銀担持セラミックスはいず
れも特開平5−154号公報で開示された方法により作
成したものであり、線維状コラーゲン、線維状コラーゲ
ン膜は特願平3−292000号の方法により作成した
ものである。
【実施例1】ゲル状コラーゲン中に、銀2%担持したリ
ン酸3カルシウムを添加し、凍結乾燥して銀担持リン酸
3カルシウムを1%含有した抗菌性コラーゲン膜を得
た。
【0010】
【実施例2】ゲル状コラーゲン中に、銀3%担持した酸
化亜鉛を添加し、凍結乾燥して銀担持酸化亜鉛を1%含
有した抗菌性線維状コラーゲン膜を得た。
【0011】
【実施例3】銀を0.1%担持した水酸アパタイトを20
%含有するコラーゲンを線維状コラーゲン膜に塗り、凍
結乾燥して積層させた抗菌性コラーゲン膜を得た。
【0012】
【実施例4】銀を5%担持したゼオライトをゲル状コラ
ーゲンに20%含有させ、木綿に含浸させた。
【0013】
【実施例5】銀を1%担持したリン酸ジルコニウムを2
0%含有するコラーゲンを通気性を有するポリウレタン
フィルムにコーティングして抗菌性コラーゲン膜を得
た。
【0014】
【実施例6】実施例で得たそれぞれのコラーゲン膜を5
×4cmに裁断し、黄色ブドウ球菌の1×105 個/mlの
溶液10ml中に入れて37℃で24時間振とう後、菌数
測定を行なった。比較として実施例1と同様で抗菌性セ
ラミックス無添加のコラーゲン膜(比較例1)について
も同様の試験を行なった。その結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】
【実施例7】実施例1及び2で得られたコラーゲン膜を
ラットの足に作った骨折部位に巻いて治癒経過を観察し
た。比較として実施例2と同様で抗菌性セラミックス無
添加のコラーゲン膜(比較例2)についても同様の試験
を行なった。その結果実施例1で得たコラーゲン膜では
4週、実施例2で得たコラーゲン膜では3.5週、比較例
2で得たコラーゲン膜では5.5週で治癒した。
【0017】
【実施例8】外科的に作成したSDラットの背部皮膚全
層欠損創(1×1cm)に傷口と同一の大きさの実施例3
〜5で得られたコラーゲン膜をメッシュタイプのテープ
で密着固定して、時間経過に伴う傷の治癒状況を観察し
た。又、比較として実施例5と同様で抗菌性セラミック
ス無添加のコラーゲン膜(比較例3)についても同様の
試験を行なった。その結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】
【発明の効果】本発明によるコラーゲン膜は、銀を遊離
することがなく安全であるとともに、強い抗菌性を長期
間保持するのでコラーゲン膜として有効に使用できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61L 2/16 A 9163−4C C08L 89/00 LSE 7415−4J

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コラーゲン膜中に銀担持セラミックスを
    含有させたことを特徴とするコラーゲン膜。
  2. 【請求項2】 線維状コラーゲン膜と、銀担持セラミッ
    クスを含有するコラーゲンを密着、積層させたことを特
    徴とするコラーゲン膜。
  3. 【請求項3】 銀を担持したセラミックスを含有するコ
    ラーゲンを通気性を有する膜に含浸、又はコーティング
    したことを特徴とするコラーゲン膜。
  4. 【請求項4】 セラミックスが、リン酸3カルシウム、
    水酸アパタイト、リン酸ジルコニウム、ゼオライト、酸
    化亜鉛である請求項1〜3のコラーゲン膜。
  5. 【請求項5】 通気性を有する膜の素材が木綿、パル
    プ、紙などの天然繊維、又は合成樹脂を素材とした不織
    布あるいは織編物である請求項3のコラーゲン膜。
JP5117562A 1993-04-21 1993-04-22 抗菌性コラーゲン膜 Pending JPH06304241A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5117562A JPH06304241A (ja) 1993-04-22 1993-04-22 抗菌性コラーゲン膜
CA002121192A CA2121192A1 (en) 1993-04-21 1994-04-13 Collagen membranes
EP94302748A EP0621044A3 (en) 1993-04-21 1994-04-18 Collagen membrane.
AU60588/94A AU678211B2 (en) 1993-04-21 1994-04-20 Collagen membranes

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111655301A (zh) * 2018-02-09 2020-09-11 普罗米米克公司 用于植入物和其他基材的锆和钛磷酸盐涂层
JP2022500146A (ja) * 2018-09-14 2022-01-04 オーソセル・リミテッド ナノ粒子被覆コラーゲン移植物
CN114425104A (zh) * 2021-12-21 2022-05-03 中国人民解放军空军军医大学 一种载药骨引导/诱导复合结构及其制备方法和应用

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