JPH0630430Y2 - 回転式ブロー成形機 - Google Patents

回転式ブロー成形機

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JPH0630430Y2
JPH0630430Y2 JP8623890U JP8623890U JPH0630430Y2 JP H0630430 Y2 JPH0630430 Y2 JP H0630430Y2 JP 8623890 U JP8623890 U JP 8623890U JP 8623890 U JP8623890 U JP 8623890U JP H0630430 Y2 JPH0630430 Y2 JP H0630430Y2
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満夫 山之井
正之 秋元
厚史 杉山
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パリソンより洗剤の容器,化粧瓶等をブロー
成形する回転式ブロー成形機に関する。
〔従来の技術〕
例えば、熱可塑性樹脂からなるパリソンを垂直下方に押
出す押出機の下方に、該パリソンを挟持してブロー成形
させる一対の開閉金型を複数組載置するターンテーブル
を配設し、上記パリソンを各一対の開閉金型内に供給す
る時にターンテーブルを押出機側まで上昇させると共に
パリソン供給後元の位置まで下降させ、上記ターンテー
ブルに設けられた環状の従動ギヤに噛合する駆動ギアを
備えたモータにより上記ターンテーブルを間欠的に回転
させて樹脂製の中空品を連続的に成形するようにした回
転式ブロー成形機がある(この類似構造は、例えば特開
昭63−256420号公報に示されている)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の回転式ブロー成形機では、ターン
テーブル側に該ターンテーブルを回転させるモータ等か
ら成る駆動機構の他に、パリソン供給時にターンテーブ
ルを押出機側に上昇させる型上下機構を設置する必要が
あるため、ターンテーブル側の成形機の構造が複雑にな
ると共に、重量が重くなる欠点があった。
そこで、本考案は、上記問題点を解決することができる
回転式ブロー成形機を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
パリソンを押出す押出機の下方に、上記パリソンを挟持
してブロー成形させる金型を複数組載置するターンテー
ブルを回転自在に配設した回転式ブロー成形機におい
て、上記押出機が、ベースと、このベース上に設けら
れ、上下駆動機構により上下方向に移動して下降時に上
記金型内に上記パリソンを供給する押出機本体とを備え
ている。
〔作用〕
押出機側に上下駆動機構を設けてパリソンと金型の干渉
を避けるようにしたので、ターンテーブル側の成形機の
構造は簡単になり、且つ軽量になる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面と共に詳述する。
第1図において、1は回転式ブロー成形機であり、熱可
塑性樹脂からなるチューブ状の溶融パリソン2を垂直方
向下方に押出す押出機10を有している。この押出機1
0に併設されたベース5上に支軸6(第8図参照)を介
して回転自在に支持されたターンテーブル7に、上記溶
融パリソン2を挟持してブロー成形させる一対の開閉金
型8,8′を各台板9を介して6組それぞれ載置してあ
り、この6組の各一対の開閉金型8,8′が第1図に示
すステーションAからステーションFまでの区間を間欠
回転して順次一回りすることにより、上記溶融パリソン
2を、例えば、洗剤の容器,化粧瓶等になる成形品2′
(第11図参照)に連続的にブロー成形することができ
るようになっている。
上記押出機10は、第1〜4図に示すように、下ベース
11と、この下ベース11上に旋回駆動機構20により
該下ベース11に対して水平方向に旋回自在に設けられ
た上ベース12と、この上ベース12上に、上下駆動機
構30により上下方向に往復移動して下降時に上記一対
の開閉金型8,8′内に溶融パリソン2を供給する押出
機本体13とで大略構成されている。
この押出機本体13は、第1〜4図に示すように、その
上後部側にペレット状の熱可塑性樹脂(原料)を投入す
るホッパ14を有していると共に、このホッパ14の下
部に、モータ15等により回転するスクリュ16を内蔵
して外側を図示しない加熱器で加熱されるシリンダ18
を有している。このシリンダ18内で加熱溶融された熱
可塑性樹脂は該シリンダ18の先端に設けられた管状押
込みダイヘッド19により3本のチューブ状の溶融パリ
ソン2,2,2として垂直下方の一対の開閉金型8,
8′内に形成された3つの同一形状の各キャビティ内に
それぞれ同時に押し出されて供給されるようになってい
る。尚、押出機本体13から押し出される溶融パリソン
2は3本に限定されず、1本,2本、或いは4本以上で
もよい。
上記旋回駆動機構20は、第1〜4図に示すように、上
記下ベース11の上面の4隅に固定された各ガイド21
と、上記上ベース12の下面の4隅に固定されて上記各
ガイド21に対してスライド自在に設けられた各ガイド
22と、内周面に内歯23aを有した旋回輪軸受(内ベ
アリング)23を上記下ベース11の上面に固定し、軸
部26aに固定された駆動ギヤ27が上記内ベアリング
23の内歯23aに噛合するモータ26とで構成されて
いる。
前記上下駆動機構30は、第2〜4図に示すように、上
ベース12の後部と押出機本体13の後部との間に設け
られた一対のヒンジ31,31と、上ベース12の前部
と押出機本体13の前部との間に介在された一対のショ
ックアブソーバ32,32と、上ベース12の上面の前
側に起立した一対のブラケット33,33間に一端が軸
支された一対のリンク34,34と、押出機本体13の
下面の前側に垂下した一対のブラケット35,35に一
端が軸支されたリンク36と、上ベース12の上面に起
立したブラケット37に上下方向に揺動自在に軸支さ
れ、ロッド38aの先端のコ字部に上記一対のリンク3
4,34の他端及び上記リンク36の他端を挟持するよ
うにピン枢支した油圧シリンダ38とで大略構成されて
いる。
また、前記パリソン切断装置40は、第5,7図に示す
ように、上記ダイヘッド19の下方に配設されて上記一
対の開閉金型8,8′内に供給された3本の溶融パリソ
ン2,2,2の上端2a,2a,2aが該一対の開閉金
型8,8′の上面より少し突出するようにそれぞれ一定
長に切断するものである。このパリソン切断装置40
は、上記押出機本体13に固定されて上記シリンダ18
の前部の下方に水平に延びるベースプレート41と、こ
のベースプレート41の基部上に支軸43等を介して左
右方向に揺動自在に支持されたエアシリンダ(アクチュ
エータ)42と、軸部44aの中央を上記ベースプレー
ト41の先端の下面にボルト45で固定されたワンウェ
イクラッチ46に嵌合させ、上記エアシリンダ42のロ
ッド42aの先端がピン枢支されて該ロッド42aの進
退往復動により一方向(時計方向)に回転する回転板4
4と、この回転板44の軸部44aの下端に固定された
取付板47と、この取付板47の前部上面に複数本のボ
ルト49等を介して取付けられた先端が三角形状のカッ
ター48と、上記ベースプレート41上にエアシリンダ
42及び回転板44に併設され、上記カッター48の切
断開始位置(回転始点位置)を決めるカッター位置決め
機構50とで構成されている。そして、上記カッター4
8は、往復動せず、一方向に回転することによって、各
溶融パリソン2,2,2の上端2a,2a,2aを切断
するようになしてあるので、各溶融パリソン2,2,2
をそれぞれ常に一定の状態、例えば一定長に切断するこ
とができる。尚、この各溶融パリソン2の上端2aはブ
ロー成形後に成形品2′の上部に上バリ2a′(口部の
バリ)として残るようになっている。
上記カッター位置決め機構50は、第5,6図に示すよ
うに、ベースプレート41にエアシリンダ42と略平行
に並ぶように固定された小型のエアシリンダ51と、上
記ベースプレート41上に支軸53と介してベースプレ
ート41の凹部41a上に揺動自在に支持された一対の
リンク52,52と、両端を上記一対のリンク52,5
2の中央と上記エアシリンダ51のロッドの先端51a
にそれぞれピン枢支した中間リンク54と、上記一対の
リンク52,52の先端間に支軸56を介して回転自在
に支持されると共に、前記回転板44の外周に形成され
た円弧状の切欠部44bに当接,離反自在にして上記カ
ッター48の切断開始位置(回転始点位置)を決めるロ
ーラ55とで構成されている。
前記ベース5上に支軸6を介して回転自在に支持された
ターンテーブル7の下面周縁は該ベース5に立設した多
数のベアリング60に載置してあると共に、該ターンテ
ーブル7の外周には、環状の従動ギヤ61を固定してあ
る。この従動ギヤ61には、上記ベース5上に立設され
た各支軸63を介して回転自在に支持された一対のアイ
ドルギヤ62,62を噛合してある。また、この一対の
アイドルギヤ62,62は上記ベース5上のACサーボ
モータ64の減速機65に取付られた駆動ギヤ66に噛
合している。この駆動ギヤ66と上記ターンテーブル7
の外周の従動ギヤ61との間に一対のアイドルギヤ6
2,62を介在したので、上記各ギヤ間のバックラッシ
ュを除去することができ、該ターンテーブル7の間欠回
転,停止時の位置決めを高精度で行うことができるよう
になっている。
また、第1,8図に示すように、上記ベース5上のター
ンテーブル7のステーションBの位置からステーション
Eの位置にかけて該ターンテーブル7を跨ぐように 状の門枠67を立設してある。また、上記ベース5上の
ターンテーブル7のステーションFの位置には取り出さ
れた成形品2′を収納する成形品収納器68及びシュー
ト69を立設してある。そして、上記門枠67のターン
テーブル7のステーションBの位置には一対の開閉金型
8,8′の上面の上方に突出した固化前の溶融パリソン
2の上端2aを偏平起立状態に修正させるバリ形状修正
機構70を配設してある。また、上記成形品収納器68
のターンテーブル7の上方に突出した上フレーム68a
と中フレーム68b間には、中空成形後の上記一対の開
閉金型8,8′の開時に、成形品2′の上バリ2a′を
把持して上昇させた後、該成形品2′の上バリ2a′を
吸着,胴体2b′を把持しながら取り出す成形り品取出
装置80を設けてある。
上記バリ形状修正機構70は、第8〜10図に示すよう
に、上記門枠67のターンテーブル7のステーションB
の一対の開閉金型8,8′の中間上方に固定されたブラ
ケット71に先端部を各ナット72により固定し垂下し
た4本のガイドボルト73,…と、この各ガイドボルト
73の下端に取付けられた 字型の取付プレート74と、この取付プレート74の両
側部74a,74aに架け渡された一対のガイド軸7
5,75を貫通,摺動して一対の開閉金型8,8′の上
面の上方に突出した固化前の各溶融パリソン2,2,2
の上端2a,2a,2aをクランプして偏平起立状態に
修正させる一対のクランパ76,76と、上記取付プレ
ート74の両側部74a,74aの外側中央に取付けら
れ、各ロッド77aの先端を上記各クランパ76の中央
に固定して各クランパ76を当接,離反させる一対のエ
アシリンダ77,77とで構成されている。
また、前記成形品取出装置80は、第11図に示すよう
に、前記成形品収納器68の上フレーム68aに配設さ
れ、ブロー成形後の一対の開閉金型8,8′の開時に、
各成形品2′の上バリ2a′を把持して上昇させる上バ
リ把持取出機構81と、上記成形品収納器68の中フレ
ーム68bに配設され、上記上バリ把持取出機構81に
より上昇して来た各成形品2′の上バリ2a′を吸着す
ると共に、その胴体2b′を把持して180°回転して
上記成形品収納器68内に成形品2′を収納する吸着把
持搬送機構90とで構成されている。
上記上バリ把持取出機構81は、第11〜14図に示す
ように、上記成形品収納器68の上フレーム68a上の
先端側に立設したエアシリンダ82と、このエアシリン
ダ82のロッド82aの先端に固定され、該ロッド82
aの伸縮により上下方向に移動する略 字型の取付プレート83と、この取付プレート83の両
側部83a,83bに架け渡された一対のガイド軸8
4,84を貫通,摺動して開時の一対の開閉金型8,
8′内より成形品2′の上バリ2a′を把持する一対の
チャック85,86と、上記取付プレート83の一側部
83aの内面中央に取付けられ、ロッド87aの先端を
一方のチャック86の中央に固定したエアシリンダ87
と、上記取付プレート83の一側部83aの外面両側に
取付けられ、各ロッド88aの先端を上記他方のチャッ
ク85の両側にそれぞれ固定して該他方のチャック85
の3つのチャック片89と上記一方のチャック86を当
接,離反させる一対のエアシリンダ88,88とで構成
されている。そして、上記各エアシリンダ87,88の
ロッド87a,88aの進動により一方のチャック85
の3つのチャック片89と他方のチャック86とで成形
品2′の上バリ2a′を上端を把持して、エアシリンダ
82のロッド82aの退動により成形品2′を開時の一
対の開閉金型8,8より取り出して前記成形品収納器6
8の上フレーム68aの下方の所定位置まで上昇させる
ようになっている。
上記吸着把持搬送機構90は、第11,15〜17図に
示すように、成形品収納器68の中フレーム68b上に
立設したモータ92により180°毎回転する一対のア
ーム91,91と、この各アーム91の前端の両側部に
それぞれ設けられた一対のガイド軸93,93に沿って
前後方向にスライド自在に設けられたスライド枠94
と、このスライド枠94にロッド95aの先端が固定さ
れ、該ロッド95aの進退動により上記スライド枠94
を前後方向に往復移動させるエアシリンダ95と、上記
スライド枠94の上部前面に等距離隔てて取付けられ、
成形品2′の上バリ2a′をバキューム吸着する3個の
吸着パッド96と、上記スライド枠94の下部前面側に
等距離隔てて取付けられ、各エアシリンダ98により成
形品2′の胴体2b′を把持したり、把持を解除する3
組の各一対の把持片97,97とで構成されている。
尚、第11図中符号99は近接スイッチであり、この各
近接スイッチ99により上記一対アーム91,91の各
前端にそれぞれ設けられた上記各吸着パッド96及び各
一対の把持片97,97が、開いた一対の開閉金型8,
8′上及び成形品収納器68のシュータ69上にそれぞ
れ来るように該一対のアーム91,91の回転位置をそ
れぞれ決めるようになっている。
前記ターンテーブル7上に6枚の台板9を介して60°
おきに配設された6組の前記各一対の開閉金型8,8′
は、第8,18図に示す型締装置100により開閉自在
にしてある。この型締装置100は、上記台板9上の中
央に等距離隔てて起立した3個の各支持ブロック102
を介して水平方向に平行になるように固定された一対の
ガイド軸101,101と、この一対のガイド軸10
1,101にスライド自在に設けられ、対向する面に上
記各金型8,8′をそれぞれ固定した一対の可動板10
3,103′と、この各可動板103,103′の背面
側に一端が固定され、上記各金型8,8′を当接,離反
させる一対のクランプロッド104,104′と、上記
台板9の一端(外側)に立設したブラケット106に上
記各ガイド軸101,101の高さより下方に位置する
枢軸107を介して揺動自在に支持され、上端に上記一
方のクランプロッド104′の他端を中間リンク108
を介してピン枢支すると共に下端部を上記台板9の上面
より開口部9aを経て下方に突出させた揺動レバー10
5と、上記台板9の下方に一対のブロック109,10
9を介してスライド自在に支持され、一端が中間リンク
111を介して上記揺動レバー105の上記クランプロ
ッド104′の他端にピン枢支された中間リンク108
の他端と枢軸107間の距離と等距離隔てた下端にピン
枢支されたスライドロッド110と、上記台板9の開口
部9bを経て上記スライドロッド110及び上記他方の
クランプロッド104の各他端をそれぞれ連結すると共
に、上記台板9の他端(内側)に起立したブラケット1
13に沿ってスライドする連結板112と、門枠67の
ステーションA,Fに対応する位置に垂下された一対の
油圧シリンダ(アクチュエータ)114,115により
上記連結板112を往復移動自在にさせ、この一方の油
圧シリンダ114により該連結板112を往動させて上
記一対の開閉金型8,8′を閉じると共に、他方の油圧
シリンダ115により該連結板112を復動させて該一
対の開閉金型8,8′を開いてそれらの状態を保持する
トグル機構120とで構成されている。
このトグル機構120は、台板9の他端(内側)に起立
したブラケット113に支軸122を介して上下方向に
回動自在に支持され、一端が上記他方の油圧シリンダ1
15に押圧された他端が上方に撥ね上がる第1のリンク
121と、中途部が上記第1のリンク121の他端にピ
ン枢支され、他端が上記連結板112にピン枢支されて
いると共に上記ブラケット113の開口部113aに沿
ってスライドされ、上記第1のリンク121の他端が上
方に撥ね上がった時に連結板112を復動させると共
に、一端に回転自在に支持されたローラ124が上記一
方の油圧シリンダ114に押圧されて該連結板112を
往動させる第2のリンク123とで構成されている。
以上実施例の回転式ブロー成形機1により、各一対の開
閉金型8,8′をステーションAからステーションFへ
間欠回転させて溶融パリソン2をブロー成形する手順を
説明する。
まず、ステーションFで第18図に示すように開かれ、
成形品取出装置80により各成形品2′を取り出した一
対の開閉金型8,8′がステーションAに回転してく
る。そこで、ACサーボモータ64を停止させ、上記一
対の開閉金型8,8′がステーションAで停留すると、
上記一対の開閉金型8,8′は、既に所定の長さに押し
出されている各溶融パリソン2,2,2を挟持するよう
に型締装置100により閉じられる。即ち、上記型締装
置100の第2のリンク123のローラ124が油圧シ
リンダ114により下方に押圧され、連結板112が台
板9上を外側(ターンテーブル7の半径方向外側)に向
けて移動(往動)する。この連結板112の往動によ
り、一方のクランプロッド104が一方の金型8を閉じ
る方向に押すと共に、他方のクランプロッド104′が
スライドロッド110,中間リンク111,揺動レバー
105,中間リンク108を介して上記一方のクランプ
ロッド104と反対方向に移動して他方の金型8′を閉
じる方向に押す。これにより、上記一対の開閉金型8,
8′は3本の溶融パリソン2,2,2を挟持するように
して瞬時に閉じられる。この一対の金型8,8′の型締
めと略同時にパリソン切断装置40のエアシリンダ42
のロッド42aの進退動によりカッター48が第5図の
矢印の一方向(時計方向)に高速回転し、上記3本の溶
融パリソン2,2,2を瞬時にそれぞれ切断する。上記
カッター48はワンウェイクラッチ46により一方向に
回転して各溶融パリソン2,2,2を切断するので、各
溶融パリソン2,2,2をそれぞれ常に一定の状態、例
えば常に同じ一定長に切断することができる。これによ
り、各溶融パリソン2,2,2の切断長さの監視やその
データ処理によるフィドバック制御が容易にできる。ま
た、カッター48の切断開始位置は、カッター位置決め
機構50により第5図の実線で示す位置に常に位置決め
されるので、各溶融パリソン2,2,2を常に同じ一定
長に切断する効果が促進される。
この各溶融パリソン2,2,2の切断と略同時に、上記
押出機10の押出機本体13のダイヘッド19側は、第
2図に示すように、上下駆動機構30により一対のヒン
ジ31,31を中心として上方に回転して上昇する。こ
れにより、一対の開閉金型8,8′が次のステーション
Bへ回転する際に、上記一対の開閉金型8,8′とダイ
ヘッド19より押し出し中の各溶融パリソン2,2,2
とが干渉することがない。一対の開閉金型8,8′と押
し出し中の各溶融パリソン2,2,2とが干渉しない位
置に回転すると、押出機10の押出機本体13のダイヘ
ッド19側が、第2図に示すように、一対のヒンジ3
1,31を中心として上下駆動機構30の油圧シリンダ
38のロッド38aの退動により下方に回転して下降す
ると共に、次の一対の開閉金型8,8′がステーション
Aに停留する時に各溶融パリソン2,2,2が所定の長
さに押し出されているように、ダイヘッド19より3本
の溶融パリソン2,2,2を連続的に押し出し続ける。
次に、前記ACサーボモータ64を駆動させて上記一対
の開閉金型8,8′が閉じられた状態で、ステーション
BからステーションEまで60°毎に順次間欠回転,停
止を繰り返すことにより、上記一対の開閉金型8,8′
に内蔵された図示しないブローニードルにより一対の開
閉金型8,8′内に挟持された上記各溶融パリソン2の
中に圧縮空気が吹き込まれて所定形状に中空状にブロー
成形され、成形後は一対の開閉金型8,8′内で成形品
2′を冷却する。
この一対の開閉金型8,8′では、圧縮空気の吹込み装
置がブローピンではなく、ブローニードルであるため、
ブローピンでの成形品2′の取り出しができない。よっ
て、上記ステーションBにおいて、上記一対の開閉金型
8,8′の上面より少し突出している固化前の各溶融パ
リソン2,2,2の上端2a,2a,2aをバリ形状修
正機構70の一対のクランパ76,76によりそれぞれ
クランプして各溶融パリソン2,2,2の上端2a,2
a,2aを偏平起立状態に修正し、後述する成形品取出
装置80により上記一対の開閉金型8,8′内から成形
品2′を取り出し易くしている。
また、上記ステーションAからステーションFまでの各
区間を、大径(例えば2700mm)で高重量(約10ト
ン)のターンテーブル7は、ACサーボモータ64,駆
動ギヤ66,一対のアイドルギヤ62,62,従動ギヤ
61等から成るターンテーブル駆動装置により高速(例
えば2.5秒)でそれぞれ間欠回転して(例えば60°
の区間を1.6秒で回転移動した後0.9秒停止す
る)、上記一対の開閉金型8,8′を順次間欠回転させ
る。また、上記ターンテーブル7の外周に固定された管
状の従動ギヤ61とACサーボモータ64の回転を伝達
する駆動ギヤ66との間に一対のアイドルギヤ62,6
2を介在したので、各ギヤ間のバックラッシュを除去す
ることができる。これにより、上記ターンテーブル7の
回転,停止時の位置決めをより高精度で行うことができ
る。
上記一対の開閉金型8,8′がステーションFに来る
と、成形品取出装置80の上バリ把持取出機構81の一
対のチャック85,86が既に下降しているので、上記
一対の開閉金型8,8′の上面より突出してバリ形状修
正機構70により偏平起立状態に修正された成形品2′
の上バリ2a′を上記チャック85の各チャック片89
とチャック86で把持する。この把持と略同時に油圧シ
リンダ115により前記型締装置100を作動させて上
記一対の開閉金型8,8′を開く。そして、上バリ把持
取出機構81のエアシリンダ82のロッド82aの退動
により上記一対のチャック85,86を吸着把持搬送機
構90まで上昇させる。上記成形品2′が上バリ把持取
出機構81により上昇し終ると、今度は、第11図に示
すように、吸着把持搬送機構90の一方のアーム91に
設けられた各吸着パッド96が上記成形品2′の上バリ
2a′の上記一対のチャック85,86の直下部を確実
にバキューム吸着すると共に、その胴体2b′を各一対
の把持片97,97により該成形品2′が振れることな
く確実に保持する。次に、上記アーム91がモータ92
により180°回転して、上記吸着及び把持状態を解除
することにより、出来上がった各成形品2′は成形品収
納器68内にそれぞれ収納される。
上記型締装置100による一対の開閉金型8,8′の型
開きは、前記型締めと逆方向に連結板112を移動(復
動)させることにより行われる。この型締装置100の
揺動レバー105の枢軸107は、一対のガイド軸10
1,101の高さより下方に位置し、且つ、この枢軸1
07からクランプロッド104′の他端の中間リンク1
08のピン枢支点までの距離と、枢軸107からスライ
ドロッド110の中間リンク111のピン枢支点までの
距離を等距離にすると共に、一対のガイド軸101の位
置と台板9の上面との位置の中間に上記枢軸107を設
けたので、型締装置100の型締力を、一対のガイド軸
101,101と台板9とで均等に分けることができ、
台板9等に無理な負荷がかかることがない。また、上記
一対の開閉金型8,8′の開閉状態は、第1のリンク1
21,第2のリンク123等から成る簡単な構造のトグ
ル機構120により確実に保持することができる。
また、回転式ブロー成形機1によるブロー成形終了後
に、押出機10のスクリュ16を清掃するために抜き出
す場合に、第1図の2点鎖線に示すように、ターテーブ
ル7に対して押出機10の押出機本体13が旋回駆動機
構20により所定角度旋回させることができる。これに
より、型締装置100等に押出機本体13が干渉するこ
とがなく、上記スクリュ16等の清掃を容易にすること
ができる。また、押出機本体13を旋回式にしたので、
回転式ブロー成形機1の設置スペースは省スペースで済
む。さらに、押出機本体13を上下駆動機構30により
上下動させて、供給前の各溶融パリソン2,2,2と各
一対の開閉金型8,8′の干渉を避けるようにしたの
で、ターンテーブル7側の成形機の構造を簡単にするこ
とができ、且つ、軽量化をより一段と図ることができ
る。
尚、前記実施例によれば、回転式ブロー成形機1の押出
機10を上下駆動機構30により一対のヒンジ31,3
1を中心として上下動自在に設けたが、押出機10はこ
れに限られず、第19図に示す他の実施例の押出機1
0′のように、一対のヒンジ31′,31′の位置を逆
V字型のフレーム3を介してダイヘッド19の高さと略
同一高さ(同一水平面上)にしても良い。これにより、
ダイヘッド19の振動やパリソン2の芯ズレ等を確実に
解決することができる。尚、他の構成は前記実施例と同
様であるので、同一符号を付して詳細な説明は省略す
る。
〔考案の効果〕 以上のように、本考案によれば、回転式ブロー成形機に
おいて、ターンテーブルに載置された複数の金型にパリ
ソンを供給する押出機を、ベースと、このベース上に設
けられ、上下駆動機構により上下方向に移動して下降時
に上記金型内に上記パリソンを供給する押出機本体とで
構成したので、ターンテーブル側の成形機の構造を簡単
にすることができると共に、軽量にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す回転式ブロー成形機の
平面図、第2図は同ブロー成形機の押出機の側面図、第
3図は同押出機の正面図、第4図は同押出機の背面図、
第5図は同ブロー成形機のパリソン切断装置の平面図、
第6図は第5図中VI−VI線に沿う断面図、第7図は同パ
リソン切断装置の一部を断面で示す側面図、第8図は同
ブロー成形機の型締装置の側面図、第9図は同ブロー成
形機のバリ形状修正機構の正面図、第10図は同バリ形
状修正機構の平面図、第11図は同ブロー成形機の成形
品取出装置の側面図、第12図は同ブロー成形機の成形
品取出装置の上バリ把持取出機構の側面図、第13図は
第12図中XIII−XIII線に沿う断面図、第14図は同上
バリ把持取出機構の正面図、第15図は同成形品取出装
置の吸着把持搬送機構の平面図、第16図は同吸着把持
搬送機構の側面図、第17図は同吸着把持搬送機構の正
面図、第18図は同ブロー成形機の型締装置の拡大側面
図、第19図は他の実施例の押出機の側面図である。 1……回転式ブロー成形機、2……(溶融)パリソン、
7……ターンテーブル、8,8′……(一対の開閉)金
型、10……押出機、12……(上)ベース、13……
押出機械本体、30……上下駆動機構。
フロントページの続き (72)考案者 杉山 厚史 東京都江戸川区東葛西6―45―5 ドーミ ー葛西▲III▼210号 (56)参考文献 特開 昭63−256420(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パリソンを押出す押出機の下方に、上記パ
    リソンを挟持してブロー成形させる金型を複数組載置す
    るターンテーブルを回転自在に配設した回転式ブロー成
    形機において、上記押出機が、ベースと、このベース上
    に設けられ、上下駆動機構により上下方向に移動して下
    降時に上記金型内に上記パリソンを供給する押出機本体
    とを備えることを特徴とする回転式ブロー成形機。
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