JPH06304902A - ひき回し鋸機械用の締付け装置 - Google Patents

ひき回し鋸機械用の締付け装置

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JPH06304902A
JPH06304902A JP10867893A JP10867893A JPH06304902A JP H06304902 A JPH06304902 A JP H06304902A JP 10867893 A JP10867893 A JP 10867893A JP 10867893 A JP10867893 A JP 10867893A JP H06304902 A JPH06304902 A JP H06304902A
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Boris Langhoff
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 特に操作部材が鋸刃の正確な締付けにも拘ら
ず鋸刃の運動に加わらないようにして,ひき回し鋸の操
作を改善し,使用者にとつて負傷の危険を減少させかつ
ひき回し鋸の操作可能性及び鋸刃のはめ込み又は交換の
際の操作部材の操作可能性を改善する。 【構成】 ひき回し鋸機械用の締付け装置において,締
付け端部5が差込み可能な心合わせスリーブ7と鋸刃4
を引き離すための操作部材とが設けられており,鋸刃4
が,ひき回し鋸機械のハウジング内で鋸往復行程で駆動
される突き棒2により縦軸線Lに対して平行に移動可能
でありかつ締付け端部5に2つの突出部6を持つてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,締付け端部が差込み可
能な心合わせスリーブと鋸刃を引き離すための操作部材
とを持ち,ひき回し鋸機械のハウジング内で鋸往復行程
で駆動される突き棒により縦軸線に対して平行に移動可
能でありかつ締付け端部に2つの突出部を持つている,
手で案内されるひき回し鋸機械の鋸刃用の締付け装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】このような締付け装置はドイツ連邦共和
国特許出願公開第3245359号明細書に記載されて
いる。そこでは鋸刃の締付けのやり方が不満足であり,
不正確な切断を引き起こす。これは,特に鋸刃の厚さが
異なる場合に起こる。鋸刃を押し付けるために板ばねが
設けられているが,しかしこの板ばねは,荷重が一層大
きくかつ鋸刃の厚さが異なる場合に,鋸刃の安定した中
心案内を保証することができない。鋸刃を引き離すため
の操作部材として摺動体がハウジングのスリツトに支持
されている。鋸刃を引き離すために,摺動体が鋸刃を心
合わせスリーブから引き離すことができる位置を見つけ
出さなけれはならない。更に,鋸刃の締付け位置は自動
的には得られない。このために,むしろ摺動体の操作も
必要である。
【0003】米国特許第3823473号明細書に,ひ
き回し鋸の鋸刃用の締付け装置が記載されている。しか
しこれらの締付け装置は上述の鋸刃と異なる鋸刃用に,
即ち穴で案内されるような鋸刃用に設けられている。そ
こでも,鋸刃の厚さが異なる場合は,はまり合い結合に
よる正確なはまり具合が保証されていない。
【0004】鋸刃端部が,外側から手の届く操作部材に
よつて突き棒で締付け可能又は釈放可能であるようにな
つている,ひき回し鋸用の締付け装置が,ドイツ連邦共
和国特許出願公開第3006299号明細書に記載され
ている。これによつて,鋸刃は速やかにかつ補助工具な
しに交換可能である。しかし鋸刃の厚さが異なる場合は
突き棒の縦軸線と鋸刃の縦軸線の間にずれが生じ,この
ずれが鋸切断の正確さに不利に作用する。
【0005】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4102
011号明細書に,ひき回し鋸用の締付け装置が記載さ
れている。この締付け装置では,鋸切断の正確さは心合
わせスリーブにより改善されており,この心合わせスリ
ーブ内に鋸刃の締付け端部が締付けスリーブによつて締
付け可能である。操作部材は締付けスリーブにより軸線
方向に固定されておりかつこの締付けスリーブに対して
回転可能である。操作部材は鋸往復行程に加わりかつ場
合によつては,振り子ひき回し鋸においては,振り子運
動にも加わる。これは,ひき回し鋸の操作に望ましくな
く,ある程度の負傷の危険を含んでいる。
【0006】ドイツ連邦共和国特許出願公開第4102
011号明細書による心合わせスリーブ内に,1つの部
分から成る,ばね荷重を受けた心合わてピンが支持され
ており,この心合わせピンは鋸刃の締付け端部の端部範
囲を支持する。心合わせピンと心合わせスリーブの間
に,必然的に遊びが生ずる。これは,鋸刃の好ましくな
い側方運動を生ぜしめる。このような側方運動は鋸切断
の正確さを低下させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は,特に
操作部材が鋸刃の正確な締付けにも拘らず鋸刃の運動に
加わらないようにして,ひき回し鋸の操作を改善する,
冒頭に挙げた種類の締付け装置を提案することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によればこの課題
は,冒頭に挙げた種類の締付け装置において,縦軸線を
中心に回転可能に支持された締付けスリーブが設けられ
ており,この締付けスリーブが斜面及びばねによつて,
締付け端部の突出部を心合わせスリーブ内に締付ける軸
線方向運動を行い,操作部材によつて締付けスリーブが
締付け位置からばねの力に抗して釈放位置へ回転可能で
あり,操作部材が,ハウジング内でほぼ縦軸線を中心に
揺動可能に,軸線方向に移動不可能に支持された切換え
スリーブにより形成されており,切換えスリーブの握り
部材がハウジングの穴から突き出ており,切換えスリー
ブがストツパ縁を形成し,このストツパ縁が軸線方向に
少なくとも鋸往復行程と同じ長さであり,このストツパ
縁が締付けスリーブの操作カムに対向しておりかつ握り
部材の操作の際に締付けスリーブを締付け位置から釈放
位置へ回転させることによつて解決される。
【0009】そのことによつて,操作部材が,従つて切
換えスリーブもこの切換えスリーブの握り部材も,鋸刃
の運動に加わることが回避される。切換えスリーブはの
こ引き動作中,締付けスリーブに対して遊離しておりか
つ止まつている。これは負傷の危険を減少させかつひき
回し鋸の操作可能性及び鋸刃のはめ込み又は交換の際の
操作部材の操作可能性を改善する。
【0010】本発明には,鋸刃が,厚さの異なる場合に
も,はまり合い結合により中心に案内されているという
別の利点がある。これは,ひき回し鋸機械の切断正確さ
を著しく改善する。
【0011】振り子−ひき回し鋸機械において,本発明
の拡張は,切換えスリーブが内壁範囲を持つており,こ
の内壁範囲がその他の壁部分より締付けスリーブの近く
にあり,この内壁範囲が切換えスリーブの操作の際に振
り子運動可能な締付けスリーブを振り子振幅の終端点へ
押し付けることに存する。そのことによつて,鋸刃のは
め込みのために心合わせスリーブ及び締付けスリーブ
を,鋸刃が容易にはめ込まれ得る,鋸往復行程の規定位
置へ移すことができる。
【0012】
【実施例】本発明のそれ以外の有利な構成は,従属請求
項及び実施例の以下の説明から明らかになる。
【0013】手で案内されるひき回し鋸機械はハウジン
グ1を持つている。このハウジング内に,電動駆動され
る突き棒2が設けられている。この突き棒2に締付け装
置3が設けられており,この締付け装置は突き棒2によ
り鋸往復行程Sで,場合によつては付加的に振り子運動
で,駆動される。締付け装置3に鋸刃4が締付け端部5
で固定可能である。締付け端部5に2つの突出部6が設
けられている。図2及び3に鋸刃4が2点鎖線で示され
ている。
【0014】締付け端部5を受入れるために,心合わせ
スリーブ7が突き棒2に設けられ又はこの突き棒自体に
構成されている。心合わせスリーブ7は雄ねじ8を持つ
ており,この雄ねじに雌ねじ9を介して締付けスリーブ
10が支持されている。これらのねじ8,9は斜面を形
成し,この斜面によつて締付けスリーブ10は縦軸線L
の方向に軸線方向に心合わせスリーブ7に対して移動可
能である。心合わせスリーブ7と締付けスリーブ10の
間にねじりばね11が設けられている。
【0015】心合わせスリーブ7は下側端部に,突出部
6を案内するための楔状斜面12を備えている(図3参
照)。締付けスリーブ10は下側縁13を持つており,
この縁は鋸刃4の締付けの際に突出部6を斜面12へ押
し付ける。
【0016】鋸刃4の上側端部範囲14も確実に支持す
るために,心合わせスリーブ7内に,圧縮ばね15によ
り荷重をかけられた心合わせピンが支持されており,こ
のピンは2つの心合わせ片16,17により形成されて
おり,これらの心合わせ片に,圧縮ばね15により荷重
をかけられた挿入部18が接触している。この挿入部1
8は心合わせ片16,17のそれぞれの斜面19を押圧
し,その際,心合わせ片16,17は外側へ押し付けら
れる。心合わせ片16,17は案内面20を持つてお
り,これらの案内面は心合わせスリーブ7の扁平部21
に接触している。そのことによつて,心合わせ片16,
17は心合わせスリーブ7内に縦軸線Lを中心に回転不
可能に支持されている。挿入部18を介して斜面19に
作用する圧縮ばね15により,案内面20は心合わせス
リーブ7内に遊びなしに案内されている。
【0017】端部範囲14を支持するために,両方の心
合わせ片16,17に別の斜面22が設けられており,
これらの斜面は,厚さの異なる鋸刃もそれらの間に受入
れることができる。心合わせ片16,17の楔状切欠き
23(図2参照)は,締付け端部5の端部範囲14を受
入れるために使われる。
【0018】両方の心合わせ片16,17を軸線方向に
互いに動かないようにするために,一方の心合わせ片1
6,17は隆起24を介して他方の心合わせ片17,1
6の切欠き25に係合する。心合わせ片16,17のフ
ランジ26はこれらの心合わせ片の軸線方向運動を制限
する。突起16’,17’は心合わせスリーブ7内の心
合わせ片16,17の案内及びこれらの心合わせ片1
6,17の間への鋸刃4の端部範囲14の差込みを助長
する。
【0019】ハウジング1内に,締付けスリーブ10用
の操作部材として切換えスリーブ27が回転可能に設け
られている。この切換えスリーブの回転軸線Dは縦軸線
Lに対して少し偏心して位置しており,この縦軸線に対
して平行している(図4参照)。切換えスリーブ27に
握り部材28が形成されており,この握り部材は穴29
を通つてハウジング1の端面から突き出ている。
【0020】切換えスリーブ27は切欠き30を持つて
おり,この切欠きの一方の端壁はストツパ縁31を形成
している。このストツパ縁31は縦軸線Lに対して平行
に,鋸往復行程Sより長い区間にわたつて延びている。
ストツパ縁31に締付けスリーブ10の操作カム32が
対向している。
【0021】切換えスリーブ27に引張ばね33が作用
する。切換えスリーブ27の壁34は長円形に形成され
ているので,切換えスリーブ27の内部で締付けスリー
ブ10は,この締付けスリーブが鋸往復行程に加えて振
り子運動も行う場合でも,自由に移動することができ
る。これは,図4に2点鎖線で示されている。壁34の
内壁範囲35は振り子運動行程の範囲にある壁34より
も締付けスリーブ10の近くにある。
【0022】上述した装置の動作のやり方はほぼ次の通
りである。図2及び3に,締付けスリーブ10が締付け
位置で示されている。この位置で締付けスリーブはねじ
りばね11によつてねじ8,9で上方へねじられるの
で,締付けスリーブの縁13は鋸刃4の突出部6を上方
へ斜面12へ押し付ける。それによつて鋸刃4は厚さに
関係なく確実に締付けられている。鋸刃4の端部範囲1
4は心合わせ片16,17により半径方向に遊びなしに
保持されており,これらの心合わせ片は半径方向に遊び
なしに心合わせスリーブ7内で案内されている。それに
よつて鋸刃4の端部範囲14は切断の際の鋸刃4の横荷
重でも偏位しない。これは切断の正確さを改善する。の
こ引き動作中,切換えスリーブ27は,操作されない位
置にある(図4参照)。この位置において,締付けスリ
ーブ10又はこの締付けスリーブの操作カム32は,縦
軸線Lの方向に行われる鋸往復行程においても,付加的
な振り子運動行程においても切換えスリーブ27に接触
しない。切換えスリーブ27は引張ばね33によりこの
位置に保持され,その際,握り部材28は穴29の縁に
当たる。
【0023】鋸刃4を取替えようとする場合は,握り部
材28が矢印Aの方向に揺動される(図4参照)。その
際,切換えスリーブ27は引張ばね33の力に抗して回
転軸線Dを中心に回転する。この回転運動の際,ストツ
パ縁31は,操作カム32の鋸往復行程Sがどの位置に
あるかに関係なく,操作カム32に当たり,それによつ
て,図5に示されているように,締付けスリーブ10を
ねじりばね11の力に抗して釈放位置へ回転させる。切
換えスリーブ27の回転の際,この切換えスリーブの内
壁範囲35は穴29とは反対側で締付けスリーブ10の
周囲に当たるので,この締付けスリーブは必然的に,穴
29に近い,振り子振幅の前側終端点へ移動せしめられ
る。
【0024】締付けスリーブ10の釈放位置において,
縁13は鋸刃4の突出部6から離れているので,鋸刃4
は簡単に引き出せる。握り部材28を離すと,この握り
部材は動き,それと共に切換えスリーブ27は図4に示
した位置へ戻る。ねじりばね11の作用を受けて締付け
スリーブ10は動き,それと共に操作カム32は図4に
示した位置へひとりでに戻る。
【0025】新たに鋸刃4をはめ込もうとする場合は,
握り部材28によつて切換えスリーブ27が再び回転せ
しめられるので,締付けスリーブ10は再び釈放位置に
来る。それにより鋸刃4が心合わせスリーブ7へ差込め
る。この鋸刃の端部範囲14は心合わせ片16,17の
間に達し,この鋸刃の突出部6は斜面12に当たる。そ
の後,握り部材28は離されるので,切換えスリーブ2
7のストツパ縁31は引張ばね33の作用を受けて操作
カム32から離れる。切換えスリーブ27はねじりばね
11の作用を受けて回転して縁13が突出部6の下へ来
て,これらの突出部を軸線方向に斜面12へ締付ける。
それによつて鋸機械は再び動作準備ができている。鋸刃
4の厚さは,切欠き30内のストツパ縁31に対する操
作カム32の回転角度位置を決める。
【0026】心合わせ片16,17を一体に形成するこ
とも可能である。これらの心合わせ片16,17の結合
部は,外側へ向く予荷重により弾性的である。
【0027】それぞれの鋸刃4は厚さに関係なく突出部
6を斜面12の間の中心に位置決めされている。締付け
端部5の上側端部範囲14に鋸刃4は付加的に,ばね荷
重を受けた心合わせ片16,17又はこれらの心合わせ
片の斜面22に保持されている。この鋸刃は縦軸線Lを
中心に回転不可能に,遊びなしに保持されている。
【0028】鋸刃4の位置決めには,ねじりばね11の
保持力が摩擦抵抗により助長されていることも有利であ
る。従つてねじりばね11は,鋸刃4の所望の締付けを
達成するために,比較的僅かなトルクを加えさえすれば
よい。
【0029】使用者にとつて負傷の危険がなく切換えス
リーブが鋸刃の各行程位置において操作できかつ難なく
確実な出発位置に戻ることも有利である。原則的には,
突き棒2がまだ移動する限り,鋸刃4は釈放され得る。
【0030】図6及び7による実施例には切換えスリー
ブが示されていない。図1ないし4による実施例の場合
と同様に,締付けスリーブ10の操作カム32は切換え
スリーブの切欠きに係合する。図1ないし4に対応する
部分は,同じ符号を付けられている。
【0031】心合わせ片16,17はピン36に支持さ
れておりかつ心合わせスリーブ7内で回転不可能に案内
されている。ピン36は両端において心合わせスリーブ
7の開口37を通つて締付けスリーブ10の環状通路3
8に係合する。各心合わせ片16,17は斜面22を持
つており,この斜面は鋸刃4の締付け端部5の端部範囲
14を受入れるために楔状に延びている。それによつて
心合わせ片16,17は厚さの異なる鋸刃をそれらの間
に保持することができる(図7参照)。鋸刃4の突出部
6を支持するための楔状斜面12は,心合わせスリーブ
7の下部に形成されている。
【0032】図6,7による実施例の動作のやり方は大
体次の通りである。動作中,鋸刃4はその厚さに関係な
く心合わせされ,遊びなしにはまり合い結合してかつ縦
軸線Lを中心に回転不可能に,しつかり締付けられてい
る。締付けられた状態で締付けスリーブ10はねじりば
ね11の作用を受けてねじ8,9に沿つて心合わせスリ
ーブ7に対して回転せしめられている。その際,環状通
路38の上縁はピン36を下方へ押し付け,このピンは
縦方向Lに心合わせ片16,17の斜面22を心合わせ
片16,17の楔状切欠き23の中にある締付け端部5
へ押し付ける。それによつて突出部6は心合わせスリー
ブ7の楔状斜面12の間へ押し込まれている。締付け端
部5に作用する締付け力に対する反作用で,両方の心合
わせ片16,17は心合わせスリーブ7の内側に遊びな
しに接触する。
【0033】鋸刃4を取替えようとする場合は,図1な
いし4による実施例において説明されたように,締付け
スリーブ10を心合わせスリーブ7に対して回転させ
る。この締付けスリーブはねじ8,9に沿つてねじりば
ね11の作用に抗して縦方向Lに上昇しかつ環状通路3
8の下縁によりピン36を連行し,このピンは心合わせ
片16,17を締付け端部5の端部範囲14から引き出
す。鋸刃4は今や斜面12からそして約90゜の回転後
に心合わせスリーブ7から取り出せる。それから別の鋸
刃をはめ込むことができ,この鋸刃は一層厚いか又は一
層薄いかに関係なく,再び前述のやり方でねじりばね1
1の作用を受けてはまり合い結合され,心合わせされ,
遊びなしに締付けられる。
【0034】図1ないし7による実施例において,握り
部材28はハウジング1に鋸刃4の比較的近くにある
(図1参照)。それに対して,図8,9による実施例で
は,切換えスリーブ27及びこの切換えスリーブの握り
部材28が鋸刃4から一層離れてハウジング1に設けら
れている。心合わせスリーブ7はハウジング1内にずつ
と上方へ延びている。突き棒2による駆動のために,心
合わせスリーブ7の外側に突起39が取り付けられてい
る。
【0035】締付けスリーブ10はねじ8,9によつて
心合わせスリーブ7の上側端部に支持されている。締付
けスリーブ10の延長部40は心合わせスリーブ7内に
下方へ延びておりかつ鋸刃4の締付け端部5の楔状端部
範囲14用の受入れ頭部41を持つている。この受入れ
頭部41に,端部範囲14の楔形に合わされた,漏斗状
の円錐形凹所42が形成されている。
【0036】受入れ頭部41は密封環43により心合わ
せスリーブ7内に支持されている。心合わせスリーブ7
は,突出部6を支持するための楔状斜面12を持つてい
る。ねじりばね11は受入れ頭部41及び心合わせスリ
ーブ7に作用する。
【0037】動作中,受入れ頭部41の凹所42はねじ
りばね11及びねじ8,9の作用を受けて締付け端部5
へ押し付けられている。この締付け端部ははまり合い結
合により固定されている。それによつて突出部6も斜面
12の間へ押し付けられている。
【0038】鋸刃4を取替えるために,切換えスリーブ
27は回転せしめられ,その際,この切換えスリーブは
締付けスリーブ10を連行する。それによつて受入れ頭
部41は締付け端部から離れるので,鋸刃4は上述した
ように取替え可能である。
【0039】図10,11による実施例において,上述
した部分に対応する部分は同じ符号を付けられている。
心合わせスリーブ7内に設けられた圧縮ばね15は心合
わせピンを押圧し,この心合わせピンは両方の心合わせ
片16,17を形成し,これらの心合わせ片は,締付け
端部5の上側端部範囲14を締付けるための斜面22を
持つている。
【0040】心合わせスリーブ7に横ピン44が設けら
れており,この横ピンに2つの腕45,46が揺動可能
に支持されている。各腕45,46は,横ピン44とは
反対側の端部に,鋸刃4の突出部6のそれぞれに対する
締付け片47を持つている。これらの締付け片47は内
側に突出部6用の受入れ部48を持つておりかつ外側に
湾曲部49を備えている。これらの湾曲部49に締付け
スリーブ10の円錐状内壁50が対応している。
【0041】腕45,46の,締付け片47とは反対側
の端部に斜面51が設けられており,これらの斜面へ圧
縮ばね52が押圧し,この圧縮ばねは心合わせピンのフ
ランジ53に支持される。
【0042】図10,11による実施例の動作のやり方
は大体次の通りである。締付け位置(図10,11参
照)において,円錐状内壁50は突出部6を介して締付
け片47の受入れ部48を押し付け,これらの突出部6
はそれによつて遊びなしに保持されている。圧縮ばね1
5は,上述したように,心合わせ片16,17の斜面2
2を締付け端部5の端部範囲14へ押し付ける。それに
よつて鋸刃4は所望通りに遊びなしにかつ回転不可能に
締付けられている。
【0043】鋸刃4を取替えるために,締付けスリーブ
10はばね11の力に抗して上方へ移動せしめられる。
その際,円錐状内壁50は締付け片47を釈放する。斜
面51に作用する圧縮ばね52により腕45,46は外
側へ揺動するので,締付け片47はひとりでに突出部6
から離れる。今や,回転なしに,鋸刃4を取り出し又は
取替えることができる。その他の点では,上述の説明が
参照される。
【0044】上述した実施例において挙げた部分特徴の
組合わせにより得られる別の実施例も本発明の範囲内に
ある。例えば,ばね11はねじりばねである必要はな
い。ばねは圧縮ばねでもよい。この場合,締付けスリー
ブ又は切換えスリーブは手で締付け位置へ移され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】締付け装置の範囲を切欠いて示したひき回し鋸
機械の説明図である。
【図2】図1より拡大された,締付け装置の縦断面図で
ある。
【図3】図2のIII−III線に沿う縦断面図であ
る。
【図4】切換えスリーブの操作されない位置における,
図2のIV−IV線に沿う横断面図である。
【図5】切換えスリーブの操作される位置における,図
4に対応する横断面図である。
【図6】別の実施例の縦断面図である。
【図7】図6のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】別の実施例の縦断面図である。
【図9】図8のIX−IX線に沿う部分断面図である。
【図10】別の実施例の縦断面図である。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 突き棒 4 鋸刃 5 締付け端部 6 突出部 7 心合わせスリーブ 8 雄ねじ 9 雌ねじ 10 締付けスリーブ 11 ねじりばね 27 切換えスリーブ 28 握り部材 29 穴 31 ストツパ縁 32 操作カム L 縦軸線 S 鋸往復行程

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 締付け端部(5)が差込み可能な心合わ
    せスリーブ(7)と鋸刃(4)を引き離すための操作部
    材とを持ち,ひき回し鋸機械のハウジング内で鋸往復行
    程で駆動される突き棒(2)により縦軸線(L)に対し
    て平行に移動可能でありかつ締付け端部(5)に2つの
    突出部(6)を持つている,手で案内されるひき回し鋸
    機械の鋸刃(4)用の締付け装置において,縦軸線
    (L)を中心に回転可能に支持された締付けスリーブ
    (10)が設けられており,この締付けスリーブが斜面
    (8,9)及びばね(11)によつて,締付け端部
    (5)の突出部を心合わせスリーブ(7)内に締付ける
    軸線方向運動を行い,操作部材によつて締付けスリーブ
    (10)が締付け位置からばね(11)の力に抗して釈
    放位置へ回転可能であり,操作部材が,ハウジング
    (1)内でほぼ縦軸線(L)を中心に揺動可能に,軸線
    方向に移動不可能に支持された切換えスリーブ(27)
    により形成されており,切換えスリーブ(27)の握り
    部材(28)がハウジング(1)の穴(29)から突き
    出ており,切換えスリーブ(27)がストツパ縁(3
    1)を形成し,このストツパ縁が軸線方向に少なくとも
    鋸往復行程(S)と同じ長さであり,このストツパ縁
    (31)が締付けスリーブ(10)の操作カム(32)
    に対向しておりかつ握り部材(28)の操作の際に締付
    けスリーブ(10)を締付け位置から釈放位置へ回転さ
    せることを特徴とする,手で案内されるひき回し鋸機械
    の鋸刃用の締付け装置。
  2. 【請求項2】 切換えスリーブ(27)の回転軸線
    (D)が縦軸線(L)に対して平行であることを特徴と
    する,請求項1に記載の締付け装置。
  3. 【請求項3】 切換えスリーブ(27)に復帰ばね(3
    3)が作用することを特徴とする,請求項1又は2に記
    載の締付け装置。
  4. 【請求項4】 復帰ばね(33)が切換えスリーブ(2
    7)を不作動位置へ移し,この位置においてストツパ縁
    (31)が操作カム(32)から離されていることを特
    徴とする,請求項3に記載の締付け装置。
  5. 【請求項5】 切換えスリーブ(27)が内壁範囲(3
    5)を持つており,この内壁範囲がその他の壁部分より
    締付けスリーブ(10)の近くにあり,この内壁範囲
    (35)が切換えスリーブ(27)の操作の際に振り子
    運動可能な締付けスリーブ(10)を振り子振幅の終端
    点へ押し付けることを特徴とする,請求項1ないし4の
    うち1つに記載の締付け装置。
  6. 【請求項6】 切換えスリーブ(27)の壁の横断面が
    長円形であることを特徴とする,請求項5に記載の締付
    け装置。
  7. 【請求項7】 回転軸線(D)が縦軸線(L)と内壁範
    囲(35)の間にあることを特徴とする,請求項2ない
    し6のうち1つに記載の締付け装置。
  8. 【請求項8】 鋸刃(4)の締付け端部(5)の端部範
    囲(14)が,心合わせスリーブ(7)内に弾性的に支
    持されている心合わせピンに係合し,この心合わせピン
    が2つの心合わせ片(16,17)から成り,これらの
    心合わせ片がばね(15)により心合わせスリーブ
    (7)へ遊びなしに押し付けられていることを特徴とす
    る,請求項1ないし7のうち1つに記載の締付け装置。
  9. 【請求項9】 心合わせ片(16,17)が心合わせス
    リーブ(7)内で縦軸線(L)を中心に回転不可能に案
    内されていることを特徴とする,請求項8に記載の締付
    け装置。
  10. 【請求項10】 心合わせ片(16,17)が1つの部
    分から成り,この結合部が弾性的であり,これらの心合
    わせ片(16,17)が外方への予荷重により組み込ま
    れていることを特徴とする,請求項8に記載の締付け装
    置。
  11. 【請求項11】 締付けスリーブ(10)と心合わせス
    リーブ(7)の間に作用するばねがねじりばね(11)
    であることを特徴とする,請求項1ないし10のうち1
    つに記載の締付け装置。
  12. 【請求項12】 締付けスリーブ(10)が移動の際に
    締付け端部(5)の端部範囲(14)用の2つの心合わ
    せ片(16,17)を軸線方向に連行することを特徴と
    する,請求項1ないし11のうち1つに記載の締付け装
    置。
  13. 【請求項13】 締付けスリーブ(10)が,締付け端
    部(5)の楔状端部範囲(14)を受入れるための漏斗
    状凹所(42)を持つ受入れ頭部(41)を持つている
    ことを特徴とする,請求項1ないし12のうち1つに記
    載の締付け装置。
  14. 【請求項14】 心合わせスリーブ(7)内に締付け片
    (47)を持つ腕(45,46)が揺動可能に支持され
    ており,これらの締付け片(47)が締付けスリーブ
    (10)によつて突出部(6)に押圧可能であることを
    特徴とする,請求項1ないし13のうち1つに記載の締
    付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021024066A (ja) * 2019-08-08 2021-02-22 株式会社マキタ 往復動切断工具

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