JPH06305419A - プラグドア装置 - Google Patents
プラグドア装置Info
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- JPH06305419A JPH06305419A JP5120793A JP12079393A JPH06305419A JP H06305419 A JPH06305419 A JP H06305419A JP 5120793 A JP5120793 A JP 5120793A JP 12079393 A JP12079393 A JP 12079393A JP H06305419 A JPH06305419 A JP H06305419A
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Abstract
工数が少なくて済むプラグドア装置を提供する。 【構成】 車体1の乗降口2に設けられた扉3を車体1
の側に押し出すと共に、車体1の側面に沿って開閉させ
るプラグドア装置であって、上レール4と、戸先レール
5及びこれと並列に車体1の側面に延びる戸尻レール6
とを有し、前記上レール4が戸先側上部と連結部9を介
して係合されると共に、前記戸先レール5及び戸尻レー
ル6が戸先側下部及び戸尻側下部と案内具7,8を介し
て係合され、前記連結部9が駆動部10に接続すること
により、戸先側上部及び下部と戸尻側下部とが案内支持
されて扉3を開閉させる。前記連結部9はA点の球面軸
受を介して上レール4と係合するようにし、戸尻側案内
具8と戸尻レール6との間には横向きV溝と円錐形状の
ローラによる上方向規制部が設けられ、板金加工に起因
する傾斜誤差を吸収すると共に、戸尻側下部の浮き上が
りを防止する。
Description
降口に設けられた扉を車体側に押し出すと共に、車体側
面に沿って開閉させるプラグドア装置に関する。
許1482981に開示されるものが知られている。扉
を車体側面に沿って開閉させるために、昇降口の上方に
上レールが設けられ、昇降口の下方に戸先レールが設け
られ、この戸先レールと並列に戸尻側から車体側面に沿
った戸尻レールが設けられている。そして、扉を車体側
に押し出すために、上レールと戸先レールは戸尻側が戸
先側に向かって昇降口に近づくように傾斜配置され、戸
尻レールの戸先側は昇降口に向かう湾曲部を有してい
る。この上レールに戸先側上部がローラ等の連結部を介
して係合され、戸先レールに戸先側下部がローラ等の案
内具を介して係合され、戸尻レールに戸尻側下部がロー
ラ等の案内具を介して係合されている。また、扉を開閉
駆動するために、上記連結部がドアエンジン等の駆動部
に接続されている。
は、車体側面から乗降口に向かう扉閉の最終工程で、上
レール、戸先レール及び戸尻レールに案内された扉は車
体側に押し出され、シール部材を介して乗降口に密着す
る構造となっている。そのため、一般に戸袋が不要で気
密性が良いドア装置として知られている。
に、上レールと戸先レールと戸尻レールが設けられ、扉
に、上レールに係合する連結部と戸先レールと係合する
案内具と戸尻レールと係合する案内具が設けられ、扉
は、連結部と戸先側案内具と戸尻側案内具の3点で支持
され開閉可能に案内されている。ところで、扉と車体は
共に板金加工で成形されたものであり、両者間には相当
の寸法誤差が生じる。そのため、特に駆動部と接続され
る連結部ではこの寸法誤差を吸収できる構造が求められ
る。
た英国特許1482981に開示されるプラグドア装置
では、図11の如き連結部であって、上下、左右、前後
の寸法誤差は吸収できても、上下、左右、前後の傾きを
吸収することが困難な構造となっている。すなわち、扉
101にブラケット110がボルト締付部111で固設
され、ブラケット110の上向き第1延在部110aに
ローラ110が垂直面内で回転自在であるように軸支さ
れ、ブラケット110の上向き第2延在部110bにロ
ーラ113が水平面内で回転自在であるように軸支され
ている。そして、断面がコの字型の上レール115が車
体104に固設され、ローラ112が上レール115の
上面115aを走行し、ローラ113が上レール115
の内面115bを走行するようになっている。したがっ
て、上下、左右、前後の寸法誤差はブラケット110の
ボルト締結部111の長穴等で吸収できるが、上下、左
右、前後の傾斜を吸収することができず、ローラ11
2,113が上レール115に対して傾斜した状態での
走行を余儀無くされ、開閉がスムースではなくなる恐れ
があるという問題点を有していた。また、この上下、左
右、前後の傾斜を扉の板金加工の修正で吸収しようとす
ると、組立工数が多くなるという問題点もあった。
ものであり、その目的とするところは、扉の開閉がスム
ースであって扉の車体へ組立工数が少なくて済むプラグ
ドア装置を提供することにある。
に、本発明のプラグドア装置は、車体の乗降口に設けら
れた扉を車体側に押し出すと共に、車体側面に沿って開
閉させるプラグドア装置であって、前記乗降口の上方に
設けられる上レールと、下方に設けられる戸先レール及
びこの戸先レールと並列に前記扉の戸尻側より車体側面
に延びる戸尻レールとを有し、前記上レールが扉の戸先
側上部と連結部を介して係合されると共に、前記戸先レ
ール及び戸尻レールが扉の戸先側下部及び戸尻側下部と
案内具を介して係合され、前記連結部が駆動部に接続す
ることにより、扉の戸先側上部及び下部と戸尻側下部と
が案内支持されて扉を開閉させるプラグドア装置におい
て、前記連結部は球面軸受を介して上レールと係合する
ようにし、戸尻側案内具と戸尻レールとの間には上方向
規制部が設けられているものである。
いるため、連結部は上レールに対して360°のどの方
向にも傾斜可能であり、扉や車体の板金加工に起因する
傾斜誤差を上レールの全長にわたって球面軸受が吸収す
る。また、戸尻側案内具と戸尻レールとの間には上方向
規制部が設けられてため、扉に人又は荷物が挟まり、扉
が戸先側上部の球面軸受を中心にして回転モーメントを
受け、扉の戸尻側下部が浮き上がろうとするのがこの上
方向規制部で規制される。
明する。図1は本発明のプラグドア装置の正面図であ
り、図2は図1のA−A断面図である。まず図1及び図
2によりプラグドアの全体を説明し、ついで各部の詳細
を説明する。
は扉、4は上レール、5は戸先レール、6は戸尻レー
ル、7は戸先側下部の案内具、8は戸尻側下部の案内
具、9は連結部、10は駆動部、11は戸尻側の上部引
込装置、12は戸尻側の下部引込装置である。
第1プーリ21と第2プーリ22とに巻回されたベルト
23に接続され、第1プーリ21と同軸の第3プーリ2
4と第4プーリ25とに巻回されたベルト26に連結部
9を接続した構成である。ドアエンジン20が伸長する
と、第1プーリ21と第3プーリ24の径比で増速され
たベルト26が連結部9を上レールに沿って走行させ、
扉3が開く。
レール4に係合し、戸先側下部の案内具7で戸先レール
5に係合し、戸尻側下部の案内具8で戸尻側レール6に
係合し、連結部9に接続されたドアエンジン10によっ
て実線の閉位置(乗降口2を塞ぐ位置)から二点鎖線の
開位置(車体1の側面の位置)との間を開閉する。図2
に明瞭に示されるように、閉位置の扉3は車体1の側に
押し込まれているが、開位置の扉は車体1から飛び出し
ており車体1の側面に位置している。
す戸先レール5及びその案内具7と戸尻レール6及びそ
の案内具8の構造を図3乃至図5により説明する。図3
において、戸先レール5は車体1の乗降口2に相当する
位置に設けられ、全体が直線状であって、戸先側が車体
1の内に入った傾斜角度αを有している。戸尻レール6
は扉3の戸尻側から車体1の側面に延びるように設けら
れ、直線部6aと湾曲部6bを有している。すなわち、
扉3の戸先側は戸先レール5に沿って徐々に車体1側に
押し込まれるが、扉3の戸尻側は戸閉の最終工程で戸尻
レール6の湾曲部6aに沿って急速に押し込まれる。
下部枠体30の横向き凹部内に固設されており、上側案
内凹溝31と下側案内傾斜面32とを有している。戸先
側案内具7は、扉3内に埋設された補強部材33の横向
き突出部33aの先端に、上ローラ34と下ローラ35
を回転自在に軸支したものである。上ローラ34は上側
案内凹溝31に入って図面の左右方向で規制され案内さ
れる。下ローラ35は円錐部35aを有しており、この
円錐部35aが下側案内傾斜面32に当たって扉3の垂
れ下りを防止している。
下部枠体36の横向き凹部内に固設されており、上側案
内凹溝37と下側案内V溝38とを有している。戸先側
案内具8は、扉3内に埋設された補強部材39の横向き
突出部39aの先端に、上ローラ40と下ローラ41を
回転自在に軸支したものである。上ローラ40は上側案
内凹溝37に入って図面の左右方向で規制され案内され
る。下ローラ41は上円錐部41aと下円錐部41bと
を有しており、この上下円錐部41a,41bが下側案
内V溝38に入って図面の上下方向で規制され案内され
る。
造を図6及び図7により説明する。図6において、上レ
ール4はスライドレールであり、図3の戸先レール5と
同様に、戸先側が車体1内に入った傾斜角度αを有して
設けられている。図7において、上レール4は車体1内
の枠体45に固設されている。連結部9は、側面視でL
字型のブラケット46と、球面軸受47と、スライド部
材48とを主要部分としてなっている。ブラケット46
は扉3の上部内側に固設され、球面軸受47は可動球面
部47aと固定球面座部47bとからなり、ブラケット
46の先端部分に設けられた横孔46aに嵌入され、球
面部47aは当板49aで段付軸48aに固定され、球
面座部47bは当板49bでブラケット46に固定され
ている。スライド部材48は上レール5に嵌合し図面厚
み方向にスライド自在であり、横向きに突出する段付軸
48aが球面軸受47の球面部47aの貫通孔47cに
嵌入され、ナット50で固定されている。また、ナット
50と当板49aの間に第2ブラケット51が挟まれ、
その上端水平部が駆動部のベルト26に連結されてい
る。
組立手順を以下に説明する。図1において、車体1の上
部に上レール4と駆動部10が取り付けられ、車体1の
下部に戸先レール5と戸尻レール6が取り付けられる。
そして、扉3に取り付けられた案内具7,8を戸先レー
ル5と戸尻レール6に嵌め込む。つぎに、図1の連結部
9を組み立てる。図7の球面軸受47が嵌入されたブラ
ケット46をスライド部材48の段付軸48aに差し込
む。車体1及び扉3は板金加工されており、寸法精度は
其ほど良くない。高さ方向、前後方向、左右方向の寸法
差は、ブラケット46のボルト締め部c,dの長穴で吸
収可能であるが、高さ方向、前後方向、左右方向の傾斜
はこのボルト締め部c,dでは吸収できない。しかし、
球面軸受47でA点を中心にしてブラケット46はどの
方向にも傾斜できる。そのため、車体1及び扉3の板金
修正を最小限にした組立が可能となり、組立工数が削減
できる。また、スライドレールとしての上レール4とス
ライド部材48のスライド走行において無理な力が生じ
ず、スムースな走行が確保される。
ア装置の開閉作動を図1により説明する。ドアエンジン
20が図面左方向に伸長すると、ベルト26の図面右方
向に走行し、連結部9も上レール4に沿って図面右方向
にスライド移動する。また、戸先側下部の案内具7が戸
先レール5に沿って案内され、戸尻側下部の案内具8も
戸尻レール6に沿って案内される。図3のように、戸尻
レール6は湾曲部6aを有しており、扉3の戸尻側は戸
開の初期段階で車体1と反対側に押し出される。図3の
戸先レール及び図6の上レールは角度αで傾斜している
ので、戸開動作の全工程で徐々に車体1の反対側に押し
出され、最終的に車体1の側面に沿った二点鎖線の位置
となる。
先側下部の案内具7及び戸尻側下部の案内具8における
上側案内凹溝31と上ローラ34及び上側案内凹溝37
と上ローラ40によって扉3の図面左右方向のガタが規
制されている。また、下側案内V溝38と下ローラ41
の下円錐部41bによって扉3の下方向への自重による
下がりが規制されている。これらの規制により、扉3は
ガタなくスムースに開閉する。
又は荷物が扉3と車体1の乗降口2の間に挟まれること
がある。ところで、連結部9には図7の如き球面軸受4
7が設けられているため、図1のA点を中心にして扉3
を反時計方向に回転させようとするモーメントが発生す
る。そのため、扉3の戸尻側下部が浮き上がろうとす
る。戸尻側下部が浮き上がると、扉3がこじられたよう
になって閉動作が停止する恐れがある。しかし、図5の
如く、戸尻レール6は下側案内V溝38を有し、戸尻側
下部の案内具8における下ローラ41の上円錐部41a
と下側案内V溝38の係合により扉3の浮き上がりが規
制されているため、図1の連結部9に球面軸受を用いた
場合で扉3に人や荷物が挟まれたとしても、扉3が浮き
上がってこじることがなくなる。
結部9と戸先側下部の案内具7と戸尻側下部の案内具8
の3点で支持されているため、フリーな戸尻側上部でガ
タが発生する恐れがある。そこで、戸尻側に上部引込装
置11が設けられている。この上部引込装置11を図8
により説明する。
図、同図(c)は作動図である。同図(a)(b)にお
いて、上部引込装置11は、基台55、回転軸56、引
込カム57、タイミングカム58、切換弁59、速調弁
60、引込シリンダ61とを主要部分としてなってお
り、車体1の乗降口2の縁にあるフレーム枠側面に固設
されている。また、扉3の戸尻側上部で引込カム57と
相対する位置に凹み62が形成され、凹み62を上下に
横切るようにピン63が架設されている。
れ、この回転軸56にタイミングカム58と引込カム5
9が嵌入固定されている。タイミングカム58には切換
弁59のレバー59aの先端ローラ59bが当接状態に
付勢されている。先端ローラ59bがタイミングカム5
8の小径部58aから大径部58bに移動すると、レバ
ー59aが時計方向に揺動し、切換弁59が切り換わ
り、速調弁60を介して引込シリンダ61の短縮方向に
圧力空気を供給する。
7bを有し、爪57a,57bの反対側の腕57cは引
込シリンダ61のロッド61a先端にピン連結されてい
る。戸閉の最終工程で戸尻先端は同図(c)の矢印eの
如く湾曲移動し、扉3のピン63も矢印fの如く湾曲移
動し、第2爪57bより長い第1爪57aが最初にピン
63に当たる。同図(a)の第2爪57bの先端は回転
軸56の周方向反時計回りに屈折した鉤状になってお
り、引込シリンダ61が引込カム57を時計方向に回転
付勢すると、同図(c)のようにピン63を車体1側に
引き込む。
バネが内蔵されており、ロッド側室が大気に連通してい
る状態では、バネによりロッド61aが伸長し、引込カ
ム57は同図(a)の実線の解除状態となる。切換弁5
9により圧力空気が速調弁60を介してロッド側室に供
給されると、ロッド61aが短縮し、引込カム57は同
図(c)の実線の作動状態となる。
説明する。同図(a)の戸開状態において、引込シリン
ダ61のロッド側室は大気に連通しており、図外のバネ
によってロッド61aは伸長している。扉3が閉まる最
終工程で、同図(c)のように、ピン63は矢印f方向
に湾曲移動する。扉3のピン63が引込カム57の第1
爪57aに当たると、引込カム57は反時計方向に回転
する。すると、引込カム57と同軸の同図(a)のタン
ミングカム58も回転し、レバー59aが時計方向に揺
動し切換弁59が切り換わり、引込シリンダ61のロッ
ド側室に圧力空気が供給される。そして、同図(c)の
引込レバー57は二点鎖線位置の解除状態から実線位置
の作動位置まで回転し、第2爪57bがピン63を車体
1側に強く引き込み、戸尻側上部も車体1に密閉する。
すなわち、図1の扉3は戸先側上下と戸尻側上下の4点
で支持されるため、高速走行時の高圧においても、扉3
がガタガタすることがない。そして、図8(c)の扉3
が開く場合には、引込シリンダ61の空気圧力が排気さ
れることによりバネ力が作用して、引込カム57は時計
方向に回転する。やがて同図(a)の切換弁59が切り
換わり、引込シリンダ61のロッド側室が大気に連通
し、ロッド61aはシリンダ側室に内蔵される図外のバ
ネで伸長し、引込カム57は元の解除状態に戻る。
3は4隅で支持されるが、本実施例では、扉3の引込を
確実なものとするために、戸尻側下部にも下部引込装置
12が設けられている。この下部引込装置12の構造を
図9により説明する。図9(a)は上面図、同図(b)
は側面図である。同図(a)(b)において、引込装置
12は、基台65、軸66、引込カム57′、引込シリ
ンダ61′、ロック装置67とを主要部分としてなって
おり、車体1の乗降口2の縁にあるフレーム枠側面に固
設されている。また、扉3の戸尻側下部で引込カム5
7′と相対する位置に凹み62′が形成され、凹み6
2′を上下に横切るようにピン63′が架設されてい
る。
ド67b、手動バー67c、バネ67dとから成り、ロ
ッド先端67eが引込カム57′の切り欠き57dに入
り、引込カム57′の時計方向回転を阻止し、作動状態
を保持する。シリンダ67aのシリンダ側室67fに内
蔵されたバネ67dでロッド先端67eは突出方向に付
勢されており、シリンダ67aのロッド側室67gに圧
力空気が供給されると、ロッド先端67eは引込カム5
7′から外れる。レバー67cはバネ67dの付勢力に
打ち勝って強制的にロッド先端67eを引込カム57′
から外すためのものである。ところで、引込シリンダ6
1′の切換は図8の切換弁61を共用して行われる。そ
のため、図9の下部引込装置12には切換弁や速調弁が
設けられておらず、その代わりにロック装置67が設け
られる構造となっている。
を以下に説明する。引込カム57′と引込シリンダ6
1′の作動は図8で説明したものと同様である。引込カ
ム57′が図9(a)のように、ピン63′を引き込ん
だ状態で、ロック装置67が作動し、引込カム57′の
作動位置をロックする。すなわち、引込カム57′がピ
ン63′を引き込むまでは、シリンダ67aのロッド側
室67gに圧力空気が供給され、ロッド先端67eは引
込カム57′から外れている。引込カム57′がピン6
3′を引き込み、車体1が時速10km以上で走行する
ようになると、シリンダ67aのロッド側室67gが大
気に連通し、バネ67dによってロッド先端67eが引
込カム57′を機械的にロックし、その作動状態を維持
する。しかし、車体1が時速10km未満になると、シ
リンダ67aのロッド側室67gに圧力空気が供給さ
れ、ロッド先端67eは後退し、引込カム57′のロッ
クが解除される。また、圧力空気の空気源の圧力が消失
した場合には、ロッド先端67eが進出したままであり
扉3が開く恐れはない。さらに、車庫等で停電されてい
るときに、手動でレバー67cを上げると、ロッド先端
67eは後退し、引込カム57′のロックが解除され、
扉3を手動で開くことができる。なお、図9のロック装
置67を図8の上部引込装置11に設けることもでき
る。
側の上部引込装置11、戸尻側の下部引込装置12に対
する空気回路図を図10により説明する。70は乗降口
上部に設けられる上部ユニット、11は戸尻側の乗降口
縁部上部に設けられる上部引込装置、12は戸尻側の乗
降口縁部下部に設けられる下部引込装置である。また、
車体の適所に、ドアコック71、床下ドアコック72、
空気源73が設けられる。
ット70に入り、フィルタ75、戸開電磁弁76を経て
ドアエンジン20に接続される。戸開電磁弁76はパイ
ロット切換弁76aとパイロット弁76bからなり、遠
隔操作されるパイロット弁76bでパイロット切換弁7
6aを切り換える。パイロット切換弁76aが第1ポジ
ション76cであると、通路77に圧力空気が供給さ
れ、ドアエンジン20のシリンダ20aが図面右方に短
縮し扉が閉まる。また、通路78を経て上部引込装置1
1にも圧力空気が供給される。パイロット切換弁76a
が第2ポジション76dであると、通路79に圧力空気
が供給され、ドアエンジン20のシリンダ20aが図面
左方に伸長し扉が開く。この時、通路77、78は大気
に連通している。
とする逆止弁80とバイロット電磁弁76側を順方向と
するバネ付逆止弁81とが並列接続されている。更に、
これら逆止弁80,81とドアエンジン10の間からの
バイパス通路82が吐出方向を順方向とする逆止弁83
を経てドアコック71に接続されいる。
置11に接続されている。上部引込装置11は切換弁5
9と速調弁60と引込シリンダ61の直列接続である。
速調弁60と引込シリンダ61の間からの分岐通路86
は外部通路87を経て下部引込装置12に接続され、引
込シリンダ61′に至る。また、空気源73と床下ドア
コック72との間からの分岐通路88は上部ユニット7
0内のロック用電磁弁89に至る。ロック用電磁弁89
は外部通路90を経て引込装置12に接続され、圧力空
気はロック装置67に至る。このロック用電磁弁89は
車体の走行時速が5km以上でポジション89bに切り
換わり、走行時速が10km未満であると、ポジション
89aのままである。
作を説明する。図示の状態は扉が閉まり、走行時速が5
km未満の走行状態を示している。すなわち、パイロッ
ト弁76bが遠隔操作され、パイロット切換弁76aは
第1ポジション76cに切り換えられている。空気源7
3の圧力空気は通路77を経てシリンダ20aのロッド
側室20cに入り、ドアエンジン20が扉閉方向に作動
する。また、通路78、外部通路85を経て圧力空気が
上部引込装置11にも供給されており、戸閉の最終工程
で図示のポジションに切り換わった切換弁59と速調弁
60を経て引込シリンダのロッド側室61aに圧力空気
が導入され、図8の引込カム57でピン63を引き込ん
でいる。同時に、図10の外部通路87を経て下部引込
装置12の引込シリンダ61′のロッド側室61aにも
圧力空気が導入され、図9の引込カム57でピン63を
引き込んでいる。
図10のロック用電磁弁89がポジション89bに切り
換わり、外部通路90を経てロック装置67のロッド側
室67gが大気に連通し、バネ67dでロッド先端67
eが突出し、引込シリンダ61′の作動位置をロックす
る。したがって、引込シリンダ61′の圧力空気が抜け
ても扉の引込が解除されることがない。なお、上下部の
引込装置11,12における引込シリンダ61,61′
に至る通路85にも電磁弁を設け、例えば走行時速が4
km以上になると引込シリンダ61,61′作動すると
いう構成にすることもできる。この場合、図8及び図9
の引込カム57,57′の第1爪57aと切換弁60は
不要となる。
は荷物が挟まれることがある。このとき、ドアエンジン
20のシリンダ20aのロッド側室20cの圧力が上昇
し、人又は荷物が扉から外れると、シリンダ20aが急
に戸閉方向に短縮し、扉が急に閉まるという不都合が生
じる。この場合、バネ付逆止弁81のバネ力に相当する
分だけ、シリンダ20aのシリンダ側室20bの圧力が
上昇しており、シリンダ20aが急に戸閉方向に短縮す
るのを防止している。しかし、このバネ付逆止弁81の
存在によって、シリンダ20aのシリンダ側室20bに
残圧が残ることになる。そのため、車庫入れ時等で電源
及び空気源を無くした状態で、扉を手動で開閉させるの
が困難になる。しかし、車庫入れ時にドアコック71を
開くと、通路82及び逆止弁83を通って、シリンダ側
室20bの残圧が大気放出され、扉の手動開閉が簡単に
できる。
bを遠隔操作してパイロット切換弁76aを第2ポジシ
ョン76dに切り換える。空気源73の圧力空気は通路
79を経てシリンダ20aのシリンダ側室20bに入
り、ドアエンジン20が扉開方向に作動する。この時、
ロック用電磁弁89はポジション89aに切り換わって
おり、ロック装置67は図示の解除状態になっている。
また、上部引込装置11の切換弁59も図示のポジショ
ンから切り換わり、引込シリンダ61による引込カムの
作動も解除される。同様に、下部引込装置12の引込シ
リンダ61′による引込カムの作動も解除される。した
がって、扉は上下部の引込装置11,12から開放され
た状態となって開く。
面軸受を介して上レールと係合するようにし、戸尻側案
内具と戸尻レールとの間には上方向規制部が設けられて
いるものであり、扉や車体の板金加工に起因する傾斜誤
差を上レールの全長にわたって球面軸受が吸収するの
で、上レールの全長における扉のスムースな開閉が確保
され、扉の車体への組立も容易に行え、また、戸尻側案
内具と戸尻レールとの間には上方向規制部が設けられて
ため、扉に人又は荷物が挟まり、扉が戸先側上部の球面
軸受を中心にして回転モーメントを受け、扉の戸尻側下
部が浮き上がろうとするのがこの上方向規制部で規制さ
れるので、球面軸受を採用したことによる不利も解消さ
れる。
側面の断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 車体の乗降口に設けられた扉を車体側に
押し出すと共に、車体側面に沿って開閉させるプラグド
ア装置であって、前記乗降口の上方に設けられる上レー
ルと、下方に設けられる戸先レール及びこの戸先レール
と並列に前記扉の戸尻側より車体側面に延びる戸尻レー
ルとを有し、前記上レールが扉の戸先側上部と連結部を
介して係合されると共に、前記戸先レール及び戸尻レー
ルが扉の戸先側下部及び戸尻側下部と案内具を介して係
合され、前記連結部が駆動部に接続することにより、扉
の戸先側上部及び下部と戸尻側下部とが案内支持されて
扉を開閉させるプラグドア装置において、 前記連結部は球面軸受を介して上レールと係合するよう
にし、戸尻側案内具と戸尻レールとの間には上方向規制
部が設けられていることを特徴とするプラグドア装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5120793A JP2695595B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | プラグドア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5120793A JP2695595B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | プラグドア装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06305419A true JPH06305419A (ja) | 1994-11-01 |
| JP2695595B2 JP2695595B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=14795141
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5120793A Expired - Lifetime JP2695595B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | プラグドア装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2695595B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006199196A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | ホーム柵装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04198578A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-17 | Nabco Ltd | プラグドア装置及びその制御装置 |
| JP3088915U (ja) * | 2002-03-28 | 2002-10-04 | 徳堂 黄 | 排気管の銘板固定構造 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5120793A patent/JP2695595B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04198578A (ja) * | 1990-11-28 | 1992-07-17 | Nabco Ltd | プラグドア装置及びその制御装置 |
| JP3088915U (ja) * | 2002-03-28 | 2002-10-04 | 徳堂 黄 | 排気管の銘板固定構造 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006199196A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Mitsubishi Electric Corp | ホーム柵装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2695595B2 (ja) | 1997-12-24 |
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